JPH07332A - 食器洗浄機における給湯機構 - Google Patents
食器洗浄機における給湯機構Info
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- JPH07332A JPH07332A JP14321893A JP14321893A JPH07332A JP H07332 A JPH07332 A JP H07332A JP 14321893 A JP14321893 A JP 14321893A JP 14321893 A JP14321893 A JP 14321893A JP H07332 A JPH07332 A JP H07332A
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- Washing And Drying Of Tableware (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】業務用等の大型の食器洗浄機の設置スペースを
小さくし、厨房室環境を向上すると共に操作の自動化を
図り、また洗浄に適用できる食器の種類を多くする。 【構成】洗浄用ノズル104とすすぎ用ノズル105を設けた
食器洗浄室102の下方の収納室103内に洗浄湯槽107とす
すぎ湯槽108を収納した洗浄機本体101と、高温のすすぎ
湯に対応する湯の供給が可能な湯沸器121とから構成
し、この湯沸器121の給湯側と給水側から湯水定温混合
バルブ122を経て、夫々洗浄湯槽107、すすぎ湯槽108に
至る第1、第2の給湯経路138,139を構成すると共に、
第1、第2の給湯経路138,139の夫々に開閉弁140,141を
設け、前記湯水定温混合バルブ122には設定温度変更用
の駆動機構を設置した、食器洗浄機における給湯機構で
ある。
小さくし、厨房室環境を向上すると共に操作の自動化を
図り、また洗浄に適用できる食器の種類を多くする。 【構成】洗浄用ノズル104とすすぎ用ノズル105を設けた
食器洗浄室102の下方の収納室103内に洗浄湯槽107とす
すぎ湯槽108を収納した洗浄機本体101と、高温のすすぎ
湯に対応する湯の供給が可能な湯沸器121とから構成
し、この湯沸器121の給湯側と給水側から湯水定温混合
バルブ122を経て、夫々洗浄湯槽107、すすぎ湯槽108に
至る第1、第2の給湯経路138,139を構成すると共に、
第1、第2の給湯経路138,139の夫々に開閉弁140,141を
設け、前記湯水定温混合バルブ122には設定温度変更用
の駆動機構を設置した、食器洗浄機における給湯機構で
ある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は食器洗浄機、特に業務用
等の大型の食器洗浄機における給湯機構に関するもので
ある。
等の大型の食器洗浄機における給湯機構に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】食器洗浄機は、ラック等を用いて食器洗
浄室内に収納した食器に、洗浄用ノズルから洗浄湯を噴
射して洗浄を行った後、すすぎ用ノズルからすすぎ湯を
噴射してすすぎを行う構成である。この際、洗浄湯の温
度は、タンパク質に対する洗浄力の低下を防ぐために余
り高くしないで60〜65℃程度にしているが、すすぎ湯の
温度は、殺菌と余熱による乾燥を行うために80〜85℃程
度の高温としている。また洗浄湯は洗浄湯槽に溜めたも
のを循環使用すると共に、すすぎ湯は高温の湯を溜める
すすぎ湯槽の湯を1回のみ使用し、洗浄湯槽を経て捨て
ている。従って食器洗浄機では少なくとも2種類の温度
の湯が必要である。
浄室内に収納した食器に、洗浄用ノズルから洗浄湯を噴
射して洗浄を行った後、すすぎ用ノズルからすすぎ湯を
噴射してすすぎを行う構成である。この際、洗浄湯の温
度は、タンパク質に対する洗浄力の低下を防ぐために余
り高くしないで60〜65℃程度にしているが、すすぎ湯の
温度は、殺菌と余熱による乾燥を行うために80〜85℃程
度の高温としている。また洗浄湯は洗浄湯槽に溜めたも
のを循環使用すると共に、すすぎ湯は高温の湯を溜める
すすぎ湯槽の湯を1回のみ使用し、洗浄湯槽を経て捨て
ている。従って食器洗浄機では少なくとも2種類の温度
の湯が必要である。
【0003】従来の食器洗浄機、特に業務用等の大型の
食器洗浄機では、洗浄湯槽は食器洗浄室の下方に設けた
収納室内にポンプ等の機材と共に収納し、ここに一般給
湯用として厨房に設置されている湯沸器からの湯を供給
するように構成している。この一般給湯用の湯沸器の湯
はそのままではすすぎ湯として使用するには温度が低い
ので、すすぎ湯槽は別体として構成したブースタに収納
し、湯沸器から供給された湯をガスバーナ等により昇温
してすすぎ用ノズルに供給するように構成している。従
って、従来の食器洗浄機は洗浄機本体と、ブースタと、
一般給湯用の湯沸器を構成要素としている。
食器洗浄機では、洗浄湯槽は食器洗浄室の下方に設けた
収納室内にポンプ等の機材と共に収納し、ここに一般給
湯用として厨房に設置されている湯沸器からの湯を供給
するように構成している。この一般給湯用の湯沸器の湯
はそのままではすすぎ湯として使用するには温度が低い
ので、すすぎ湯槽は別体として構成したブースタに収納
し、湯沸器から供給された湯をガスバーナ等により昇温
してすすぎ用ノズルに供給するように構成している。従
って、従来の食器洗浄機は洗浄機本体と、ブースタと、
一般給湯用の湯沸器を構成要素としている。
【0004】図4、図5はこのような食器洗浄機の従来
例を示すもので、符号1は洗浄機本体、2はブースタ、
3は一般給湯用として設置されている湯沸器である。洗
浄機本体1は上部の食器洗浄室4と下部の収納室5とか
ら構成しており、食器洗浄室4には上部及び下部位置の
夫々に洗浄用ノズル6とすすぎ用ノズル7を設置してい
る。また収納室5には上部が開口している洗浄湯槽8を
設置して食器洗浄室4から落下してくる湯を受ける構成
としており、この洗浄湯槽8内には電気ヒータ9とオー
バーフロー管10を設けている。そして洗浄湯槽8と洗
浄用ノズル6とを配管で接続し、適所に洗浄用ポンプ1
1を設置している。また収納室5内にはすすぎ用ポンプ
12を設置し、このすすぎ用ポンプ12の吐出側を配管
を介してすすぎ用ノズル7に接続すると共に、吸込側を
配管を介してブースタ2に設けたすすぎ湯槽13に接続
している。すすぎ用ポンプ12の吐出側の配管には、リ
ンス、洗剤供給装置14,15からの配管を合流させ、
洗剤供給装置14は、配管を介して洗浄湯槽8に接続し
ている。そしてリンス、洗剤供給装置14,15は夫々
配管を介してリンス容器16、洗剤容器17に接続する
構成としている。
例を示すもので、符号1は洗浄機本体、2はブースタ、
3は一般給湯用として設置されている湯沸器である。洗
浄機本体1は上部の食器洗浄室4と下部の収納室5とか
ら構成しており、食器洗浄室4には上部及び下部位置の
夫々に洗浄用ノズル6とすすぎ用ノズル7を設置してい
る。また収納室5には上部が開口している洗浄湯槽8を
設置して食器洗浄室4から落下してくる湯を受ける構成
としており、この洗浄湯槽8内には電気ヒータ9とオー
バーフロー管10を設けている。そして洗浄湯槽8と洗
浄用ノズル6とを配管で接続し、適所に洗浄用ポンプ1
1を設置している。また収納室5内にはすすぎ用ポンプ
12を設置し、このすすぎ用ポンプ12の吐出側を配管
を介してすすぎ用ノズル7に接続すると共に、吸込側を
配管を介してブースタ2に設けたすすぎ湯槽13に接続
している。すすぎ用ポンプ12の吐出側の配管には、リ
ンス、洗剤供給装置14,15からの配管を合流させ、
洗剤供給装置14は、配管を介して洗浄湯槽8に接続し
ている。そしてリンス、洗剤供給装置14,15は夫々
配管を介してリンス容器16、洗剤容器17に接続する
構成としている。
【0005】一方、ブースタ2にはすすぎ湯槽13内の
湯を昇温するバーナ18を設置すると共にすすぎ湯槽1
3の湯入口にはボールタップ19を設け、このボールタ
ップ19は湯沸器3の出湯部に第1弁20を介して配管
に接続している。またこの第1弁20の下流側と上記洗
浄湯槽8を第2弁21を介して配管で接続している。ま
たすすぎ湯槽13には湯温センサ23を備えた湯温調節
装置を設け、湯温が所定の温度以下に低下した場合にバ
ーナ18を自動的にONとするように制御を行ってい
る。尚、符号22は排気筒である。
湯を昇温するバーナ18を設置すると共にすすぎ湯槽1
3の湯入口にはボールタップ19を設け、このボールタ
ップ19は湯沸器3の出湯部に第1弁20を介して配管
に接続している。またこの第1弁20の下流側と上記洗
浄湯槽8を第2弁21を介して配管で接続している。ま
たすすぎ湯槽13には湯温センサ23を備えた湯温調節
装置を設け、湯温が所定の温度以下に低下した場合にバ
ーナ18を自動的にONとするように制御を行ってい
る。尚、符号22は排気筒である。
【0006】以上の構成に於ける運転動作を次に説明す
る。まず運転開始時には、湯沸器3に点火した後、第1
弁20を開とすることにより湯沸器3の通常の温度、例
えば40〜60℃の湯をボールタップ19を介してすすぎ湯
槽13に供給して所定量を溜める。次いで第2弁21を
開とすることにより湯沸器3の湯を洗浄湯槽8に供給
し、所定量溜ったら第2弁21を閉とする。次いで操作
スイッチをONとすることによりブースタ2のバーナ1
8に点火してすすぎ湯槽13内の湯を所定温度、例えば
80〜85℃程度まで昇温する動作を開始すると共に、湯温
調節装置により、洗浄湯槽8内の湯を所定温度、例えば
60〜65℃程度に保温または昇温する動作が開始し、以上
により運転開始時の初期動作が完了する。尚、この初期
動作に於いては、適量の洗剤を手動にて洗浄湯槽8内に
供給する。
る。まず運転開始時には、湯沸器3に点火した後、第1
弁20を開とすることにより湯沸器3の通常の温度、例
えば40〜60℃の湯をボールタップ19を介してすすぎ湯
槽13に供給して所定量を溜める。次いで第2弁21を
開とすることにより湯沸器3の湯を洗浄湯槽8に供給
し、所定量溜ったら第2弁21を閉とする。次いで操作
スイッチをONとすることによりブースタ2のバーナ1
8に点火してすすぎ湯槽13内の湯を所定温度、例えば
80〜85℃程度まで昇温する動作を開始すると共に、湯温
調節装置により、洗浄湯槽8内の湯を所定温度、例えば
60〜65℃程度に保温または昇温する動作が開始し、以上
により運転開始時の初期動作が完了する。尚、この初期
動作に於いては、適量の洗剤を手動にて洗浄湯槽8内に
供給する。
【0007】このように初期動作が完了した状態に於い
て、食器洗浄室4の扉を開いて食器を装着したラックを
所定位置に設置し、扉を閉じると洗浄用ポンプ11がO
Nとなって洗浄動作が開始する。洗浄動作の開始によ
り、洗浄湯槽8内の湯は洗浄用ポンプ11により昇圧さ
れて洗浄用ノズル6から噴出し、食器の汚れを除去して
落下してフィルタを通って洗浄湯槽8に回収され、循環
使用される。
て、食器洗浄室4の扉を開いて食器を装着したラックを
所定位置に設置し、扉を閉じると洗浄用ポンプ11がO
Nとなって洗浄動作が開始する。洗浄動作の開始によ
り、洗浄湯槽8内の湯は洗浄用ポンプ11により昇圧さ
れて洗浄用ノズル6から噴出し、食器の汚れを除去して
落下してフィルタを通って洗浄湯槽8に回収され、循環
使用される。
【0008】このようにして所定の洗浄時間が経過する
と洗浄用ポンプ11がOFFとなり、所定の休止時間経
過後、すすぎ用ポンプ12がONとなり、今度はすすぎ
湯槽13内の高温の湯、例えば80〜85℃の湯がすすぎ用
ノズル7から噴出して所定時間すすぎ動作が行われる。
このすすぎ動作に於いては、リンス、洗剤供給装置1
4,15によりリンスや洗剤が適宜供給される。このす
すぎ動作に於ける高温の湯により食器は殺菌され、すす
ぎ動作が停止して所定時間が経過すると食器は余熱によ
り乾燥される。そしてすすぎ用ノズル7から噴出してす
すぎに供された湯は、洗浄湯槽8に回収され、増えた湯
はオーバーフロー管10を経て排出される。またすすぎ
湯槽8内には、すすぎ用ポンプ12で排出される分の湯
がボールタップ19を介して湯沸器3から補充される。
と洗浄用ポンプ11がOFFとなり、所定の休止時間経
過後、すすぎ用ポンプ12がONとなり、今度はすすぎ
湯槽13内の高温の湯、例えば80〜85℃の湯がすすぎ用
ノズル7から噴出して所定時間すすぎ動作が行われる。
このすすぎ動作に於いては、リンス、洗剤供給装置1
4,15によりリンスや洗剤が適宜供給される。このす
すぎ動作に於ける高温の湯により食器は殺菌され、すす
ぎ動作が停止して所定時間が経過すると食器は余熱によ
り乾燥される。そしてすすぎ用ノズル7から噴出してす
すぎに供された湯は、洗浄湯槽8に回収され、増えた湯
はオーバーフロー管10を経て排出される。またすすぎ
湯槽8内には、すすぎ用ポンプ12で排出される分の湯
がボールタップ19を介して湯沸器3から補充される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の食
器洗浄機では次のような課題がある。 すすぎ湯槽とバーナを装置したブースタは洗浄機本
体とは別体に構成して隣接して設置するようにしている
ので、設置スペースが大きい。 放熱源となるブースタが洗浄機の足元にあるため作
業に際して暑く、室内環境を悪くしている。 ブースタの操作が面倒である。 初期動作時に於ける洗浄湯槽及びすすぎ湯槽への給
湯は、給湯弁を手動操作により開閉して行うため面倒で
ある。 一般給湯用の湯沸器を他の設備と共用して用いるた
め、給湯温度が変動しやすく、所定の洗浄湯温が得られ
ないことも多く、安定した洗浄性能が得られない。 上記の理由から、すすぎ湯槽への給湯温度も変動し
やすく、しかも湯温調節装置の制御精度が一般的に悪い
ことから、給湯温度によってすすぎ湯槽内の湯温が変動
するため、安定したすすぎ性能が得られない。 すすぎ湯の温度が80〜85℃程度と高温であるので、
陶磁器製の食器には使用できるが、ガラス製や塗物の食
器に使用することができない。 本発明は、このような課題を解決することを目的とする
ものである。
器洗浄機では次のような課題がある。 すすぎ湯槽とバーナを装置したブースタは洗浄機本
体とは別体に構成して隣接して設置するようにしている
ので、設置スペースが大きい。 放熱源となるブースタが洗浄機の足元にあるため作
業に際して暑く、室内環境を悪くしている。 ブースタの操作が面倒である。 初期動作時に於ける洗浄湯槽及びすすぎ湯槽への給
湯は、給湯弁を手動操作により開閉して行うため面倒で
ある。 一般給湯用の湯沸器を他の設備と共用して用いるた
め、給湯温度が変動しやすく、所定の洗浄湯温が得られ
ないことも多く、安定した洗浄性能が得られない。 上記の理由から、すすぎ湯槽への給湯温度も変動し
やすく、しかも湯温調節装置の制御精度が一般的に悪い
ことから、給湯温度によってすすぎ湯槽内の湯温が変動
するため、安定したすすぎ性能が得られない。 すすぎ湯の温度が80〜85℃程度と高温であるので、
陶磁器製の食器には使用できるが、ガラス製や塗物の食
器に使用することができない。 本発明は、このような課題を解決することを目的とする
ものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明では、洗浄用ノズルとすすぎ用ノズルを
設けた食器洗浄室の下方の収納室内に洗浄湯槽とすすぎ
湯槽を収納した洗浄機本体と、すすぎ湯に対応する高温
の湯の供給が可能な湯沸器とから構成し、この湯沸器の
給湯側と給水側から湯水定温混合バルブを経て、夫々洗
浄湯槽、すすぎ湯槽に至る第1、第2の給湯経路を構成
すると共に、第1、第2の給湯経路の夫々に開閉弁を設
け、前記湯水定温混合バルブには設定温度変更用の駆動
機構を設置した構成の食器洗浄機の給湯機構を提案す
る。
ために、本発明では、洗浄用ノズルとすすぎ用ノズルを
設けた食器洗浄室の下方の収納室内に洗浄湯槽とすすぎ
湯槽を収納した洗浄機本体と、すすぎ湯に対応する高温
の湯の供給が可能な湯沸器とから構成し、この湯沸器の
給湯側と給水側から湯水定温混合バルブを経て、夫々洗
浄湯槽、すすぎ湯槽に至る第1、第2の給湯経路を構成
すると共に、第1、第2の給湯経路の夫々に開閉弁を設
け、前記湯水定温混合バルブには設定温度変更用の駆動
機構を設置した構成の食器洗浄機の給湯機構を提案す
る。
【0011】そして本発明は、この構成において湯水定
温混合バルブは駆動機構により、洗浄湯に対応する温度
と、高温のすすぎ湯に対応する温度に設定する構成とす
ることを提案する。
温混合バルブは駆動機構により、洗浄湯に対応する温度
と、高温のすすぎ湯に対応する温度に設定する構成とす
ることを提案する。
【0012】
【作用】湯水定温混合バルブを低温側に設定して第1の
給湯経路の開閉弁のみを開とすることにより洗浄に適す
る温度の湯を洗浄湯槽に供給することができる。
給湯経路の開閉弁のみを開とすることにより洗浄に適す
る温度の湯を洗浄湯槽に供給することができる。
【0013】また湯水定温混合バルブを高温側に設定し
て第2の給湯経路の開閉弁のみを開とすることにより、
陶磁器製の食器等のすすぎに適する温度の湯をすすぎ湯
槽に供給することができる。
て第2の給湯経路の開閉弁のみを開とすることにより、
陶磁器製の食器等のすすぎに適する温度の湯をすすぎ湯
槽に供給することができる。
【0014】そして湯水定温混合バルブを低温側に設定
して第2の給湯経路の開閉弁を開とすることにより、ガ
ラス製や塗物の食器のすすぎに適する温度の湯をすすぎ
湯槽に供給することができる。このようにすすぎ湯槽に
供給する湯の温度が低温側の場合には、第1の給湯経路
を通しての洗浄湯槽への湯の供給と同時に行うことがで
きる。
して第2の給湯経路の開閉弁を開とすることにより、ガ
ラス製や塗物の食器のすすぎに適する温度の湯をすすぎ
湯槽に供給することができる。このようにすすぎ湯槽に
供給する湯の温度が低温側の場合には、第1の給湯経路
を通しての洗浄湯槽への湯の供給と同時に行うことがで
きる。
【0015】このように湯沸器から洗浄湯槽及びすすぎ
湯槽への湯の供給は、湯水定温混合バルブにより所定の
温度にしてから行うので、自動化が容易である。
湯槽への湯の供給は、湯水定温混合バルブにより所定の
温度にしてから行うので、自動化が容易である。
【0016】
【実施例】次に本発明の実施例を図1,図2,図3につ
いて説明する。図に於いて、符号101は洗浄機本体で、
この洗浄機本体101は食器洗浄室102と、その下方の収納
室103とから構成している。食器洗浄室102には上部及び
下部位置の夫々に洗浄用ノズル104とすすぎ用ノズル105
を設置している。また収納室103には、上部106を横方向
に突出させて広い開口部を構成した洗浄湯槽107を設置
して食器洗浄室102から落下してくる湯を受ける構成と
すると共に、この横方向に突出した上部106の下方にす
すぎ湯槽108を設置しており、すすぎ湯槽108は適宜の保
温構造としている。
いて説明する。図に於いて、符号101は洗浄機本体で、
この洗浄機本体101は食器洗浄室102と、その下方の収納
室103とから構成している。食器洗浄室102には上部及び
下部位置の夫々に洗浄用ノズル104とすすぎ用ノズル105
を設置している。また収納室103には、上部106を横方向
に突出させて広い開口部を構成した洗浄湯槽107を設置
して食器洗浄室102から落下してくる湯を受ける構成と
すると共に、この横方向に突出した上部106の下方にす
すぎ湯槽108を設置しており、すすぎ湯槽108は適宜の保
温構造としている。
【0017】洗浄湯槽107には電気ヒータ109と湯温セン
サ110を備えた湯温調節装置を設けると共に、排水のた
めのオーバーフロー管111と底部排水口112を設け、これ
らは排水管113に接続している。尚、底部排水口112から
の排水管には排水弁114を設けている。更に洗浄湯槽107
には水位検出手段としての液面スイッチ115を設けてい
る。
サ110を備えた湯温調節装置を設けると共に、排水のた
めのオーバーフロー管111と底部排水口112を設け、これ
らは排水管113に接続している。尚、底部排水口112から
の排水管には排水弁114を設けている。更に洗浄湯槽107
には水位検出手段としての液面スイッチ115を設けてい
る。
【0018】すすぎ湯槽108には、洗浄湯槽107と同様
に、電気ヒータ116と湯温センサ117を備えた湯温調節装
置を設けると共に、所定の貯留量に対応する水位検出手
段としての液面スイッチ118を設けている。
に、電気ヒータ116と湯温センサ117を備えた湯温調節装
置を設けると共に、所定の貯留量に対応する水位検出手
段としての液面スイッチ118を設けている。
【0019】洗浄湯槽107と洗浄用ノズル104とは洗浄用
ポンプ119を備えた配管で接続すると共に、すすぎ湯槽1
08とすすぎ用ノズル105とをすすぎ用ポンプ120を設けた
配管で接続している。また図示は省略しているが、洗浄
機本体101の適所には、従来の洗浄機と同様に適宜のリ
ンス、洗剤供給装置を設置している。
ポンプ119を備えた配管で接続すると共に、すすぎ湯槽1
08とすすぎ用ノズル105とをすすぎ用ポンプ120を設けた
配管で接続している。また図示は省略しているが、洗浄
機本体101の適所には、従来の洗浄機と同様に適宜のリ
ンス、洗剤供給装置を設置している。
【0020】符号121は湯沸器であり、この湯沸器121
は、流水を検知してバーナに点火することにより高温の
すすぎ湯に対応する温度、例えば80〜85℃程度の温度に
設定された湯を給湯配管を介して供給可能に構成してい
る。
は、流水を検知してバーナに点火することにより高温の
すすぎ湯に対応する温度、例えば80〜85℃程度の温度に
設定された湯を給湯配管を介して供給可能に構成してい
る。
【0021】符号122は湯水定温混合バルブであり、こ
の湯水定温混合バルブ122は、夫々の入口から流入する
湯と水を混合することにより、設定した温度の湯を出口
から流出させるもので、例えば図2に示すような構成の
ものを適用することができる。
の湯水定温混合バルブ122は、夫々の入口から流入する
湯と水を混合することにより、設定した温度の湯を出口
から流出させるもので、例えば図2に示すような構成の
ものを適用することができる。
【0022】即ち、図2において符号123は筒状のバル
ブ器体であり、このバルブ器体123の側面には、軸方向
に隣接した湯と水の流入口124,125と、混合湯の流出口
126を設けている。バルブ器体123内には、混合筒127を
軸方向に移動可能に支持しており、この混合筒127の一
端側、図中下側に筒状の弁体128を設けている。この弁
体128の両側の端縁は、夫々湯と水の流入口124,125に
対応している。そして水の流入口125と混合湯の流出口1
26は連通孔129,130を介して混合筒127内と連通させ、
また湯の流入口124は弁体128の端縁を介して混合筒127
内と連通するように構成している。
ブ器体であり、このバルブ器体123の側面には、軸方向
に隣接した湯と水の流入口124,125と、混合湯の流出口
126を設けている。バルブ器体123内には、混合筒127を
軸方向に移動可能に支持しており、この混合筒127の一
端側、図中下側に筒状の弁体128を設けている。この弁
体128の両側の端縁は、夫々湯と水の流入口124,125に
対応している。そして水の流入口125と混合湯の流出口1
26は連通孔129,130を介して混合筒127内と連通させ、
また湯の流入口124は弁体128の端縁を介して混合筒127
内と連通するように構成している。
【0023】そして混合筒127内の同軸状にはワックス
等の熱膨張物質を内蔵した棒状のエレメント131を設置
しており、このエレメント131は、混合筒127を湯の流入
口124方向に押す構成としている。そしてエレメント131
の一側、即ち弁体128から離れた側には熱膨張物質の膨
張、収縮に応じて軸方向の長さlが伸縮する温度応動部
132が設けられており、この温度応動部132の端部は、湯
温設定用の作動体133に当接して支持されている。そし
て、この作動体133はサーボモータ等の駆動源134や手動
操作によりバルブ器体123の軸方向に移動して支持位置
の位置決めを行い、この支持位置により設定温度を変更
する構成としている。また混合筒127の一端側とバルブ
器体123間には圧縮コイルばね135を介装していて、エレ
メント131が押す方向とは逆方向に混合筒127を押すよう
に構成している。
等の熱膨張物質を内蔵した棒状のエレメント131を設置
しており、このエレメント131は、混合筒127を湯の流入
口124方向に押す構成としている。そしてエレメント131
の一側、即ち弁体128から離れた側には熱膨張物質の膨
張、収縮に応じて軸方向の長さlが伸縮する温度応動部
132が設けられており、この温度応動部132の端部は、湯
温設定用の作動体133に当接して支持されている。そし
て、この作動体133はサーボモータ等の駆動源134や手動
操作によりバルブ器体123の軸方向に移動して支持位置
の位置決めを行い、この支持位置により設定温度を変更
する構成としている。また混合筒127の一端側とバルブ
器体123間には圧縮コイルばね135を介装していて、エレ
メント131が押す方向とは逆方向に混合筒127を押すよう
に構成している。
【0024】以上の構成の動作を説明する。まず混合湯
の温度が設定温度に維持されている図2の状態におい
て、湯の圧力が高くなったり、湯沸器121の給湯温度が
高くなったりして、混合筒127内の湯の温度が設定温度
よりも高くなると、エレメント131内の熱膨張物質が上
昇温度に応じて膨張するため、温度応動部132の長さl
が長くなる。この場合、温度応動部132の端部は作動体1
33により設定位置に支持されているのでエレメント131
は下側に移動し、よって混合筒127、従って弁体128も下
側に移動する。このため弁体128の端縁と湯の流入口124
間の間隔b、即ち湯側の通路が狭くなると同時に、弁体
128の端縁と水の流入口125の間隔a、即ち水側の通路が
広くなり、湯の混合比率が下がるため、混合湯の温度が
低下する。
の温度が設定温度に維持されている図2の状態におい
て、湯の圧力が高くなったり、湯沸器121の給湯温度が
高くなったりして、混合筒127内の湯の温度が設定温度
よりも高くなると、エレメント131内の熱膨張物質が上
昇温度に応じて膨張するため、温度応動部132の長さl
が長くなる。この場合、温度応動部132の端部は作動体1
33により設定位置に支持されているのでエレメント131
は下側に移動し、よって混合筒127、従って弁体128も下
側に移動する。このため弁体128の端縁と湯の流入口124
間の間隔b、即ち湯側の通路が狭くなると同時に、弁体
128の端縁と水の流入口125の間隔a、即ち水側の通路が
広くなり、湯の混合比率が下がるため、混合湯の温度が
低下する。
【0025】逆に水圧が高くなったり、湯沸器121の給
湯温度が下がって混合湯の温度が低下した場合には、上
述と逆の動作により、水側の通路が狭められると同時に
湯側の通路が広くなって、水の混合比率が下がるため、
混合湯の温度が上昇する。
湯温度が下がって混合湯の温度が低下した場合には、上
述と逆の動作により、水側の通路が狭められると同時に
湯側の通路が広くなって、水の混合比率が下がるため、
混合湯の温度が上昇する。
【0026】以上の動作により、混合湯の温度は作動体
133の位置に対応した設定温度に自動的に調節される。
そして設定温度は、駆動源134により作動体133を図中上
下方向に移動させて温度応動部132の上端の支持位置を
変更することにより調節することができる。即ち、駆動
源134により作動体133を図中下側の第1の設定位置に移
動すれば、設定温度を低温側の温度、例えば65℃とする
ことができ、逆に図中上側の第2の設定位置に移動すれ
ば設定温度を高温側の温度、例えば80℃とすることがで
きる。
133の位置に対応した設定温度に自動的に調節される。
そして設定温度は、駆動源134により作動体133を図中上
下方向に移動させて温度応動部132の上端の支持位置を
変更することにより調節することができる。即ち、駆動
源134により作動体133を図中下側の第1の設定位置に移
動すれば、設定温度を低温側の温度、例えば65℃とする
ことができ、逆に図中上側の第2の設定位置に移動すれ
ば設定温度を高温側の温度、例えば80℃とすることがで
きる。
【0027】以上の湯水定温混合バルブ122の湯流入口1
24に湯沸器121からの給湯配管136を接続すると共に給水
配管137を水流入口125に接続している。そして湯水定温
混合バルブ122の混合湯流出口126に接続した給湯配管を
分岐させ、洗浄湯槽107に至る第1の給湯経路138とすす
ぎ湯槽108に至る第2の給湯経路139を構成している。そ
してこれら第1、第2の給湯経路138,139には夫々開閉
弁140,141を設けている。
24に湯沸器121からの給湯配管136を接続すると共に給水
配管137を水流入口125に接続している。そして湯水定温
混合バルブ122の混合湯流出口126に接続した給湯配管を
分岐させ、洗浄湯槽107に至る第1の給湯経路138とすす
ぎ湯槽108に至る第2の給湯経路139を構成している。そ
してこれら第1、第2の給湯経路138,139には夫々開閉
弁140,141を設けている。
【0028】上記開閉弁140,141は電磁弁や電動弁で構
成することができ、前者の場合にはウオーターハンマー
を防止するために圧力吸収装置を必要に応じて経路に設
置する。
成することができ、前者の場合にはウオーターハンマー
を防止するために圧力吸収装置を必要に応じて経路に設
置する。
【0029】次に図2の構成の運転動作例を説明する。
陶磁器製等の通常の食器の洗浄においては、運転開始時
に、まず駆動源134を動作させて作動体133を低温側の設
定位置に移動し、こうして湯水定温混合バルブ122の設
定温度を低温側に設定した後、第1の給湯経路138の開
閉弁140のみを開とする。この状態においては湯沸器121
から出湯される高温、例えば85℃の湯は湯水定温混合バ
ルブ122において水と混合されて洗浄に適する温度、例
えば65℃に低下して第1の給湯経路138を経て洗浄湯槽1
07に供給される。そして所定の水位まで供給されると液
面スイッチ115が信号を発して開閉弁140を閉とする。こ
うして洗浄湯槽107への所定量の洗浄湯の供給を自動化
することができる。
陶磁器製等の通常の食器の洗浄においては、運転開始時
に、まず駆動源134を動作させて作動体133を低温側の設
定位置に移動し、こうして湯水定温混合バルブ122の設
定温度を低温側に設定した後、第1の給湯経路138の開
閉弁140のみを開とする。この状態においては湯沸器121
から出湯される高温、例えば85℃の湯は湯水定温混合バ
ルブ122において水と混合されて洗浄に適する温度、例
えば65℃に低下して第1の給湯経路138を経て洗浄湯槽1
07に供給される。そして所定の水位まで供給されると液
面スイッチ115が信号を発して開閉弁140を閉とする。こ
うして洗浄湯槽107への所定量の洗浄湯の供給を自動化
することができる。
【0030】このように洗浄湯槽107への洗浄湯の供給
が完了して開閉弁140が閉となったら、再び駆動源134を
動作させて湯水定温混合バルブ122の設定温度を高温側
に変更し、そして第2の給湯経路139の開閉弁141のみを
開とする。この状態では、湯水定温混合バルブ122から
高温、例えば80℃の湯が第2の給湯経路139を経てすす
ぎ湯槽108に供給される。そして所定量が供給され、液
面スイッチ118の動作により開閉弁141を閉として給湯が
完了する。
が完了して開閉弁140が閉となったら、再び駆動源134を
動作させて湯水定温混合バルブ122の設定温度を高温側
に変更し、そして第2の給湯経路139の開閉弁141のみを
開とする。この状態では、湯水定温混合バルブ122から
高温、例えば80℃の湯が第2の給湯経路139を経てすす
ぎ湯槽108に供給される。そして所定量が供給され、液
面スイッチ118の動作により開閉弁141を閉として給湯が
完了する。
【0031】このように洗浄湯槽107及びすすぎ湯槽108
に供給された湯は、上述した従来の洗浄機と同様な動に
より食器の洗浄とすすぎに供される。
に供給された湯は、上述した従来の洗浄機と同様な動に
より食器の洗浄とすすぎに供される。
【0032】次にガラス製や塗物の食器の洗浄に使用す
る場合には、上述したように第2の給湯経路139を経て
すすぎ湯槽108に給湯する際、湯水定温混合バルブ122の
設定温度は低温側とする。こうすることによりガラス製
や塗物の食器のすすぎに適する温度、例えば65℃の温度
の湯もすすぎ湯槽108に自動的に供給することができ
る。このようにすすぎ湯槽108に供給する湯の温度が低
温側の場合には、このすすぎ湯槽108への湯の供給を、
第1の給湯経路138を通しての洗浄湯槽107への湯の供給
と同時に行うことができる。
る場合には、上述したように第2の給湯経路139を経て
すすぎ湯槽108に給湯する際、湯水定温混合バルブ122の
設定温度は低温側とする。こうすることによりガラス製
や塗物の食器のすすぎに適する温度、例えば65℃の温度
の湯もすすぎ湯槽108に自動的に供給することができ
る。このようにすすぎ湯槽108に供給する湯の温度が低
温側の場合には、このすすぎ湯槽108への湯の供給を、
第1の給湯経路138を通しての洗浄湯槽107への湯の供給
と同時に行うことができる。
【0033】
【発明の効果】本発明は以上の通りであるので、以下に
示すような効果がある。 ブースタを必要とせず、すすぎ湯槽を洗浄機本体の
収納室内に収納することができるので、洗浄機の設置ス
ペースを大幅に低減することができる。 湯沸器は設置に自由度があり、洗浄機本体近傍の足
元に設置する必要がないので作業に際して暑くなく、屋
外に設置すれば厨房室内への放熱がなくなるので、室内
環境を改善することができると共に、室内への燃料ガス
の配管や排気筒が不要となるので、施工性が向上する。 給湯のための弁を開とするだけで点火動作が行える
瞬間湯沸器を用いることにより、ブースタのような点火
操作が不要となるばかりでなく、洗浄湯槽及びすすぎ湯
槽への給湯を自動的に行うことができ、操作が非常に簡
単で省力化になる。 すすぎ湯槽には、陶磁器製の食器のすすぎに適する
温度の湯の他、ガラス製や塗物の食器に適する温度の湯
を選択的に供給することができるので、適用できる食器
の種類が多い。 一般給湯用とは独立した専用の湯沸器と、湯水定温
混合バルブを用いることにより給湯温度が安定してお
り、安定した洗浄性能及び乾燥性能を得ることができ
る。
示すような効果がある。 ブースタを必要とせず、すすぎ湯槽を洗浄機本体の
収納室内に収納することができるので、洗浄機の設置ス
ペースを大幅に低減することができる。 湯沸器は設置に自由度があり、洗浄機本体近傍の足
元に設置する必要がないので作業に際して暑くなく、屋
外に設置すれば厨房室内への放熱がなくなるので、室内
環境を改善することができると共に、室内への燃料ガス
の配管や排気筒が不要となるので、施工性が向上する。 給湯のための弁を開とするだけで点火動作が行える
瞬間湯沸器を用いることにより、ブースタのような点火
操作が不要となるばかりでなく、洗浄湯槽及びすすぎ湯
槽への給湯を自動的に行うことができ、操作が非常に簡
単で省力化になる。 すすぎ湯槽には、陶磁器製の食器のすすぎに適する
温度の湯の他、ガラス製や塗物の食器に適する温度の湯
を選択的に供給することができるので、適用できる食器
の種類が多い。 一般給湯用とは独立した専用の湯沸器と、湯水定温
混合バルブを用いることにより給湯温度が安定してお
り、安定した洗浄性能及び乾燥性能を得ることができ
る。
【図1】本発明の給湯機構を適用した食器洗浄機の実施
例の外観を示す斜視図である。
例の外観を示す斜視図である。
【図2】本発明の給湯機構を適用した食器洗浄機の全体
構成の実施例を示す系統図である。
構成の実施例を示す系統図である。
【図3】本発明の給湯機構に適用する湯水定温混合バル
ブの実施例の構成を示す縦断面図である。
ブの実施例の構成を示す縦断面図である。
【図4】従来の食器洗浄機の一例の外観を示す斜視図で
ある。
ある。
【図5】従来の食器洗浄機の一例の外観を示す系統図で
ある。
ある。
101 洗浄機本体 102 食器洗浄室 103 収納室 104 洗浄用ノズル 105 すすぎ用ノズル 106 上部 107 洗浄湯槽 108 すすぎ湯槽 109,116 電気ヒータ 110,117 湯温センサ 111 オーバーフロー管 112 底部排水口 113 排水管 114 排水弁 115,118 液面スイッチ 119 洗浄用ポンプ 120 すすぎ用ポンプ 121 湯沸器 122 湯水定温混合バルブ 123 バルブ器体 124 湯の流入口 125 水の流入口 126 混合湯の流出口 127 混合筒 128 弁体 129,130 連通孔 131 エレメント 132 温度応動部 133 作動体 134 駆動源 135 圧縮コイルばね 136 給湯配管 137 給水配管 138 第1の給湯経路 139 第2の給湯経路 140、141 開閉弁
Claims (2)
- 【請求項1】 洗浄用ノズルとすすぎ用ノズルを設けた
食器洗浄室の下方の収納室内に洗浄湯槽とすすぎ湯槽を
収納した洗浄機本体と、高温のすすぎ湯に対応する湯の
供給が可能な湯沸器とから構成し、この湯沸器の給湯側
と給水側から湯水定温混合バルブを経て、夫々洗浄湯
槽、すすぎ湯槽に至る第1、第2の給湯経路を構成する
と共に、第1、第2の給湯経路の夫々に開閉弁を設け、
前記湯水定温混合バルブには設定温度変更用の駆動機構
を設置したことを特徴とする食器洗浄機における給湯機
構 - 【請求項2】 請求項1の給湯機構において、湯水定温
混合バルブは駆動機構により、洗浄湯に対応する低温側
の温度と、高温のすすぎ湯に対応する高温側の温度に設
定する構成としたことを特徴とする食器洗浄機における
給湯機構
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14321893A JPH07332A (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 食器洗浄機における給湯機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14321893A JPH07332A (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 食器洗浄機における給湯機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07332A true JPH07332A (ja) | 1995-01-06 |
Family
ID=15333642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14321893A Pending JPH07332A (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 食器洗浄機における給湯機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07332A (ja) |
-
1993
- 1993-06-15 JP JP14321893A patent/JPH07332A/ja active Pending
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