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JPH07331A - 食器洗浄機における給湯機構 - Google Patents

食器洗浄機における給湯機構

Info

Publication number
JPH07331A
JPH07331A JP14321793A JP14321793A JPH07331A JP H07331 A JPH07331 A JP H07331A JP 14321793 A JP14321793 A JP 14321793A JP 14321793 A JP14321793 A JP 14321793A JP H07331 A JPH07331 A JP H07331A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
water supply
washing
rinsing
supply path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14321793A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Otake
信男 大竹
Osamu Nagata
修 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoshizaki Electric Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoshizaki Electric Co Ltd, Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority to JP14321793A priority Critical patent/JPH07331A/ja
Publication of JPH07331A publication Critical patent/JPH07331A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】業務用等の大型の食器洗浄機の設置スペースを
小さくし、厨房室環境を向上すると共に操作の自動化を
図り、また洗浄に適用できる食器の種類を多くする。 【構成】洗浄用ノズル104とすすぎ用ノズル105を設けた
食器洗浄室102の下方の収納室103内に洗浄湯槽107とす
すぎ湯槽108を収納した洗浄機本体と、すすぎ湯に対応
する高温の湯の供給が可能な湯沸器121とから構成する
と共に、この湯沸器121の給湯側と給水側から湯水定温
混合バルブ122を経て洗浄湯槽107に至る第1の給湯経路
136と、この湯沸器121の給湯側からすすぎ湯槽108に至
る第2の給湯経路138を構成し、夫々の給湯経路136,13
8に開閉弁137,139を設けると共に、第1の給湯経路136
の開閉弁137の下流側と、第2の給湯経路138の開閉弁13
9の上流側間に開閉弁141を設けた第3の給湯経路140を
構成した食器洗浄機における給湯機構である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は食器洗浄機、特に業務用
等の大型の食器洗浄機における給湯機構に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】食器洗浄機は、ラック等を用いて食器洗
浄室内に収納した食器に、洗浄用ノズルから洗浄湯を噴
射して洗浄を行った後、すすぎ用ノズルからすすぎ湯を
噴射してすすぎを行う構成である。この際、洗浄湯の温
度は、タンパク質に対する洗浄力の低下を防ぐために余
り高くしないで60〜65℃程度にしているが、すすぎ湯の
温度は、殺菌と余熱による乾燥を行うために80〜85℃程
度の高温としている。また洗浄湯は洗浄湯槽に溜めたも
のを循環使用すると共に、すすぎ湯は高温の湯を溜める
すすぎ湯槽の湯を1回のみ使用し、洗浄湯槽を経て捨て
ている。従って食器洗浄機では少なくとも2種類の温度
の湯が必要である。
【0003】従来の食器洗浄機、特に業務用等の大型の
食器洗浄機では、洗浄湯槽は食器洗浄室の下方に設けた
収納室内にポンプ等の機材と共に収納し、ここに一般給
湯用として厨房に設置されている湯沸器からの湯を供給
するように構成している。この一般給湯用の湯沸器の湯
はそのままではすすぎ湯として使用するには温度が低い
ので、すすぎ湯槽は別体として構成したブースタに収納
し、湯沸器から供給された湯をガスバーナ等により昇温
してすすぎ用ノズルに供給するように構成している。従
って、従来の食器洗浄機は洗浄機本体と、ブースタと、
一般給湯用の湯沸器を構成要素としている。
【0004】図4、図5はこのような食器洗浄機の従来
例を示すもので、符号1は洗浄機本体、2はブースタ、
3は一般給湯用として設置されている湯沸器である。洗
浄機本体1は上部の食器洗浄室4と下部の収納室5とか
ら構成しており、食器洗浄室4には上部及び下部位置の
夫々に洗浄用ノズル6とすすぎ用ノズル7を設置してい
る。また収納室5には上部が開口している洗浄湯槽8を
設置して食器洗浄室4から落下してくる湯を受ける構成
としており、この洗浄湯槽8内には電気ヒータ9とオー
バーフロー管10を設けている。そして洗浄湯槽8と洗
浄用ノズル6とを配管で接続し、適所に洗浄用ポンプ1
1を設置している。また収納室5内にはすすぎ用ポンプ
12を設置し、このすすぎ用ポンプ12の吐出側を配管
を介してすすぎ用ノズル7に接続すると共に、吸込側を
配管を介してブースタ2に設けたすすぎ湯槽13に接続
している。すすぎ用ポンプ12の吐出側の配管には、リ
ンス、洗剤供給装置14,15からの配管を合流させ、
洗剤供給装置14は、配管を介して洗浄湯槽8に接続し
ている。そしてリンス、洗剤供給装置14,15は夫々
配管を介してリンス容器16、洗剤容器17に接続する
構成としている。
【0005】一方、ブースタ2にはすすぎ湯槽13内の
湯を昇温するバーナ18を設置すると共にすすぎ湯槽1
3の湯入口にはボールタップ19を設け、このボールタ
ップ19は湯沸器3の出湯部に第1弁20を介して配管
に接続している。またこの第1弁20の下流側と上記洗
浄湯槽8を第2弁21を介して配管で接続している。ま
たすすぎ湯槽13には湯温センサ23を備えた湯温調節
装置を設け、湯温が所定の温度以下に低下した場合にバ
ーナ18を自動的にONとするように制御を行ってい
る。尚、符号22は排気筒である。
【0006】以上の構成に於ける運転動作を次に説明す
る。まず運転開始時には、湯沸器3に点火した後、第1
弁20を開とすることにより湯沸器3の通常の温度、例
えば40〜60℃の湯をボールタップ19を介してすすぎ湯
槽13に供給して所定量を溜める。次いで第2弁21を
開とすることにより湯沸器3の湯を洗浄湯槽8に供給
し、所定量溜ったら第2弁21を閉とする。次いで操作
スイッチをONとすることによりブースタ2のバーナ1
8に点火してすすぎ湯槽13内の湯を所定温度、例えば
80〜85℃程度まで昇温する動作を開始すると共に、湯温
調節装置により、洗浄湯槽8内の湯を所定温度、例えば
60〜65℃程度に保温または昇温する動作が開始し、以上
により運転開始時の初期動作が完了する。尚、この初期
動作に於いては、適量の洗剤を手動にて洗浄湯槽8内に
供給する。
【0007】このように初期動作が完了した状態に於い
て、食器洗浄室4の扉を開いて食器を装着したラックを
所定位置に設置し、扉を閉じると洗浄用ポンプ11がO
Nとなって洗浄動作が開始する。洗浄動作の開始によ
り、洗浄湯槽8内の湯は洗浄用ポンプ11により昇圧さ
れて洗浄用ノズル6から噴出し、食器の汚れを除去して
落下してフィルタを通って洗浄湯槽8に回収され、循環
使用される。
【0008】このようにして所定の洗浄時間が経過する
と洗浄用ポンプ11がOFFとなり、所定の休止時間経
過後、すすぎ用ポンプ12がONとなり、今度はすすぎ
湯槽13内の高温の湯、例えば80〜85℃の湯がすすぎ用
ノズル7から噴出して所定時間すすぎ動作が行われる。
このすすぎ動作に於いては、リンス、洗剤供給装置1
4,15によりリンスや洗剤が適宜供給される。このす
すぎ動作に於ける高温の湯により食器は殺菌され、すす
ぎ動作が停止して所定時間が経過すると食器は余熱によ
り乾燥される。そしてすすぎ用ノズル7から噴出してす
すぎに供された湯は、洗浄湯槽8に回収され、増えた湯
はオーバーフロー管10を経て排出される。またすすぎ
湯槽8内には、すすぎ用ポンプ12で排出される分の湯
がボールタップ19を介して湯沸器3から補充される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の食
器洗浄機では次のような課題がある。 すすぎ湯槽とバーナを装置したブースタは洗浄機本
体とは別体に構成して隣接して設置するようにしている
ので、設置スペースが大きい。 放熱源となるブースタが洗浄機の足元にあるため作
業に際して暑く、室内環境を悪くしている。 ブースタの操作が面倒である。 初期動作時に於ける洗浄湯槽及びすすぎ湯槽への所
定量の給湯は、手動操作により給湯弁を開閉して行うた
め面倒である。 一般給湯用の湯沸器を他の設備と共用して用いるた
め、給湯温度が変動しやすく、所定の洗浄湯温が得られ
ないことも多く、安定した洗浄性能が得られない。 上記の理由から、すすぎ湯槽への給湯温度も変動し
やすく、しかも湯温調節装置の制御精度が一般的に悪い
ことから、給湯温度によってすすぎ湯槽内の湯温が変動
するため、安定したすすぎ性能が得られない。 すすぎ湯の温度が80〜85℃程度と高温であるので、
陶磁器製の食器には使用できるが、ガラス製や塗物の食
器に使用することができない。 本発明は、このような課題を解決することを目的とする
ものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明では、洗浄用ノズルとすすぎ用ノズルを
設けた食器洗浄室の下方の収納室内に洗浄湯槽とすすぎ
湯槽を収納した洗浄機本体と、すすぎ湯に対応する高温
の湯の供給が可能な湯沸器とから構成すると共に、この
湯沸器の給湯側と給水側から湯水定温混合バルブを経て
洗浄湯槽に至る第1の給湯経路と、この湯沸器の給湯側
からすすぎ湯槽に至る第2の給湯経路を構成し、夫々の
給湯経路に開閉弁を設けると共に、第1の給湯経路の開
閉弁の下流側と、第2の給湯経路の開閉弁の上流側間に
開閉弁を設けた第3の給湯経路を構成した食器洗浄機の
給湯機構を提案する。
【0011】
【作用】第3の給湯経路の開閉弁を閉とした状態におい
て、第1の給湯経路の開閉弁を開とすると、湯沸器の給
湯側の高温の湯と給水側の水とが湯水定温混合バルブに
より混合され、洗浄に適するように温度が下げられた湯
が第1の給湯経路を経て洗浄湯槽に供給される。また第
2の給湯経路の開閉弁を開とすると湯沸器の給湯側の高
温の湯がそのまま第2の給湯経路を経てすすぎ湯槽に供
給される。
【0012】次に、第2の給湯経路の開閉弁を閉とした
状態において、第3の給湯経路の開閉弁を開とすると、
湯水定温混合バルブにより混合されて温度が下げられた
湯が第1の給湯経路から第3の給湯経路を通って第2の
給湯経路に至り、この経路を経てすすぎ湯槽に供給され
る。
【0013】以上のようにして、洗浄湯槽には、湯水定
温混合バルブにおいて所定の温度まで下げられた湯が供
給可能であると共に、すすぎ湯槽には、湯沸器の給湯側
の高温の湯と湯水定温混合バルブを経た湯が選択的に供
給可能であり、これらの給湯の自動化ができる。
【0014】
【実施例】次に本発明の実施例を図1,図2,図3につ
いて説明する。図1,図2に於いて、符号101は洗浄機
本体で、この洗浄機本体101は食器洗浄室102と、その下
方の収納室103とから構成している。食器洗浄室102には
上部及び下部位置の夫々に洗浄用ノズル104とすすぎ用
ノズル105を設置している。また収納室103には、上部10
6を横方向に突出させて広い開口部を構成した洗浄湯槽1
07を設置して食器洗浄室102から落下してくる湯を受け
る構成とすると共に、この横方向に突出した上部106の
下方にすすぎ湯槽108を設置しており、すすぎ湯槽108は
適宜の保温構造としている。
【0015】洗浄湯槽107には電気ヒータ109と湯温セン
サ110を備えた湯温調節装置を設けると共に、排水のた
めのオーバーフロー管111と底部排水口112を設け、これ
らは排水管113に接続している。尚、底部排水口112から
の排水管には排水弁114を設けている。更に洗浄湯槽107
には水位検出手段としての液面スイッチ115を設けてい
る。
【0016】すすぎ湯槽108には、洗浄湯槽107と同様
に、電気ヒータ116と湯温センサ117を備えた湯温調節装
置を設けると共に、所定の貯留量に対応する水位検出手
段としての液面スイッチ118を設けている。
【0017】洗浄湯槽107と洗浄用ノズル104とは洗浄用
ポンプ119を備えた配管で接続すると共に、すすぎ湯槽1
08とすすぎ用ノズル105とをすすぎ用ポンプ120を設けた
配管で接続している。また図示は省略しているが、洗浄
機本体101の適所には、従来の洗浄機と同様に適宜のリ
ンス、洗剤供給装置を設置している。
【0018】符号121は湯沸器であり、この湯沸器121
は、流水を検知してバーナに点火することにより高温の
すすぎ湯に対応する温度、例えば80〜85℃程度の温度に
設定された湯を給湯配管Bを介して供給可能に構成して
いる。
【0019】符号122は湯水定温混合バルブであり、こ
の湯水定温混合バルブ122は、夫々の入口から流入する
湯と水を混合することにより、設定した温度の湯を出口
から流出させるもので、例えば図3に示すような構成の
ものを適用することができる。
【0020】即ち、図3において符号123は筒状のバル
ブ器体であり、このバルブ器体123の側面には、軸方向
に隣接した湯と水の流入口124,125と、混合湯の流出口
126を設けている。バルブ器体123内には、混合筒127を
軸方向に移動可能に支持しており、この混合筒127の一
端側、図中下側に筒状の弁体128を設けている。この弁
体128の両側の端縁は、夫々湯と水の流入口124,125に
対応している。そして水の流入口125と混合湯の流出口1
26は連通孔129,130を介して混合筒127内と連通させ、
また湯の流入口124は弁体128の端縁を介して混合筒127
内と連通するように構成している。
【0021】そして混合筒127内の同軸状にはワックス
等の熱膨張物質を内蔵した棒状のエレメント131を設置
しており、このエレメント131は、混合筒127を湯の流入
口124方向に押す構成としている。そしてエレメント131
の一側、即ち弁体128から離れた側には熱膨張物質の膨
張、収縮に応じて軸方向の長さlが伸縮する温度応動部
132が設けられており、この温度応動部132の端部は、湯
温設定用の作動体133に当接して支持されている。そし
て、この作動体133はモータ等の駆動源134や手動操作に
よりバルブ器体123の軸方向に移動して支持位置の位置
決めを行う構成としている。また混合筒127の一端側と
バルブ器体123間には圧縮コイルばね135を介装してい
て、エレメント131が押す方向とは逆方向に混合筒127を
押すように構成している。
【0022】以上の構成の動作を説明する。まず混合湯
の温度が設定温度に維持されている図2の状態におい
て、湯の圧力が高くなったり、湯沸器121の給湯温度が
高くなったりして、混合筒127内の湯の温度が設定温度
よりも高くなると、エレメント131内の熱膨張物質が上
昇温度に応じて膨張するため、温度応動部132の長さl
が長くなる。この場合、温度応動部132の端部は作動体1
33により設定位置に支持されているのでエレメント131
は下側に移動し、よって混合筒127、従って弁体128も下
側に移動する。このため弁体128の端縁と湯の流入口124
間の間隔b、即ち湯側の通路が狭くなると同時に、弁体
128の端縁と水の流入口125の間隔a、即ち水側の通路が
広くなり、湯の混合比率が下がるため、混合湯の温度が
低下する。
【0023】逆に水圧が高くなったり、湯沸器121の給
湯温度が下がって混合湯の温度が低下した場合には、上
述と逆の動作により、水側の通路が狭められると同時に
湯側の通路が広くなって、水の混合比率が下がるため、
混合湯の温度が上昇する。
【0024】以上の動作により、混合湯の温度は作動体
133の位置に対応した設定温度に自動的に調節される。
【0025】湯沸器121からの給湯配管Bは、上記湯水
定温混合バルブ122の湯流入口125に至るものと、すすぎ
湯槽108に至るものとに分岐しており、また湯沸器121に
至る給水配管Aから分岐した配管が湯水定温混合バルブ
122の水流入口124に接続されている。
【0026】湯水定温混合バルブ122の混合湯流出口126
に接続した給湯配管Bは洗浄湯槽107にまで至り、この
湯水定温混合バルブ122を経て洗浄湯槽107に至る経路が
上記第1の給湯経路136を構成している。そしてこの第
1の給湯経路136に開閉弁137を設けている。
【0027】一方、湯沸器121の給湯側からすすぎ湯槽1
08に至る給湯配管Bは上記第2の給湯経路138を構成し
ており、この第2の給湯経路138に開閉弁139を設けてい
る。
【0028】そして第1の給湯経路136の開閉弁137の上
流側の配管と、第2の給湯経路138の開閉弁139の下流側
の配管間に、上記第3の給湯経路140を構成する配管を
接続しており、この第3の給湯経路140に開閉弁141を設
けている。
【0029】上記開閉弁137,139,141は電磁弁や電動
弁で構成することができ、前者の場合にはウオーターハ
ンマーを防止するために圧力吸収装置を必要に応じて経
路に設置する。
【0030】次に図2の構成の運転動作を説明する。ま
ず運転開始時には、第3の給湯経路140の開閉弁141を閉
とした状態において、第1の給湯経路136の開閉弁137を
開とすると共に、第2の給湯経路138の開閉弁139を開と
する。
【0031】この状態においては、湯沸器121の給湯側
の高温の湯と給水側の水とが湯水定温混合バルブ122に
より混合され、洗浄に適する温度、例えば65℃に調節さ
れた湯が第1の給湯経路136を経て洗浄湯槽107に供給さ
れる。そして所定の水位まで供給されると液面スイッチ
115が信号を発して開閉弁137を閉とする。こうして洗浄
湯槽107への所定量の洗浄湯の供給を自動化することが
できる。一方、すすぎ湯槽108には湯沸器121からの高
温、例えば80℃の湯がそのまま第2の給湯経路138を経
て供給され、やはり液面スイッチ118の動作により開閉
弁139を制御して所定量が自動的に供給される。そして
このようにこのように洗浄湯槽107及びすすぎ湯槽108に
供給された湯は、上述した従来の動作と同様に食器の洗
浄とすすぎに供される。
【0032】以上の動作は陶磁器製の食器を洗浄する場
合であり、ガラス製や塗物の食器の洗浄に使用する場合
には、すすぎ湯槽108への給湯に際して第2の給湯経路1
38の開閉弁139は閉として、第3の給湯経路140の開閉弁
141を開とする。この状態においては湯水定温混合バル
ブ122により混合されて温度が下げられた湯が第1の給
湯経路136から第3の給湯経路140を通って第2の給湯経
路138に至り、この経路138を経てすすぎ湯槽108に供給
される。従ってガラス製や塗物の食器のすすぎに適する
温度の湯も容易に得られ、自動的に供給することができ
る。
【0033】
【発明の効果】本発明は以上の通りであるので、以下に
示すような効果がある。 ブースタを必要とせず、すすぎ湯槽を洗浄機本体の
収納室内に収納することができるので、洗浄機の設置ス
ペースを大幅に低減することができる。 湯沸器は設置に自由度があり、洗浄機本体近傍の足
元に設置する必要がないので作業に際して暑くなく、屋
外に設置すれば厨房室内への放熱がなくなるので、室内
環境を改善することができると共に、室内への燃料ガス
の配管や排気筒が不要となるので、施工性が向上する。 給湯のための弁を開とするだけで点火動作が行える
瞬間湯沸器を用いることにより、ブースタのような点火
操作が不要となるばかりでなく、洗浄湯槽及びすすぎ湯
槽への給湯を自動的に行うことができ、操作が非常に簡
単で省力化になる。 すすぎ湯槽には、陶磁器製の食器のすすぎに適する
温度の湯の他、ガラス製や塗物の食器に適する温度の湯
を選択的に供給することができるので、適用できる食器
の種類が多い。 一般給湯用とは独立した専用の湯沸器と、湯水定温
混合バルブを用いることにより給湯温度が安定してお
り、安定した洗浄性能及び乾燥性能を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給湯機構を適用した食器洗浄機の実施
例の外観を示す斜視図である。
【図2】本発明の給湯機構を適用した食器洗浄機の全体
構成の実施例を示す系統図である。
【図3】本発明の給湯機構に適用する湯水定温混合バル
ブの実施例の構成を示す縦断面図である。
【図4】従来の食器洗浄機の一例の外観を示す斜視図で
ある。
【図5】従来の食器洗浄機の一例の外観を示す系統図で
ある。
【符号の説明】
101 洗浄機本体 102 食器洗浄室 103 収納室 104 洗浄用ノズル 105 すすぎ用ノズル 106 上部 107 洗浄湯槽 108 すすぎ湯槽 109,116 電気ヒータ 110,117 湯温センサ 111 オーバーフロー管 112 底部排水口 113 排水管 114 排水弁 115,118 液面スイッチ 119 洗浄用ポンプ 120 すすぎ用ポンプ 121 湯沸器 122 湯水定温混合バルブ 123 バルブ器体 124 湯の流入口 125 水の流入口 126 混合湯の流出口 127 混合筒 128 弁体 129,130 連通孔 131 エレメント 132 温度応動部 133 作動体 134 駆動源 135 圧縮コイルばね 136 第1の給湯経路 138 第2の給湯経路 140 第3の給湯経路 137,139,141 開閉弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄用ノズルとすすぎ用ノズルを設けた
    食器洗浄室の下方の収納室内に洗浄湯槽とすすぎ湯槽を
    収納した洗浄機本体と、すすぎ湯に対応する高温の湯の
    供給が可能な湯沸器とから構成すると共に、この湯沸器
    の給湯側と給水側から湯水定温混合バルブを経て洗浄湯
    槽に至る第1の給湯経路と、この湯沸器の給湯側からす
    すぎ湯槽に至る第2の給湯経路を構成し、夫々の給湯経
    路に開閉弁を設けると共に、第1の給湯経路の開閉弁の
    下流側と、第2の給湯経路の開閉弁の上流側間に開閉弁
    を設けた第3の給湯経路を構成したことを特徴とする食
    器洗浄機における給湯機構
JP14321793A 1993-06-15 1993-06-15 食器洗浄機における給湯機構 Pending JPH07331A (ja)

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