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JPH0730003Y2 - 内視境の湾曲装置 - Google Patents

内視境の湾曲装置

Info

Publication number
JPH0730003Y2
JPH0730003Y2 JP5485590U JP5485590U JPH0730003Y2 JP H0730003 Y2 JPH0730003 Y2 JP H0730003Y2 JP 5485590 U JP5485590 U JP 5485590U JP 5485590 U JP5485590 U JP 5485590U JP H0730003 Y2 JPH0730003 Y2 JP H0730003Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bending
tip
guide
endoscope
tube
Prior art date
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Expired - Fee Related
Application number
JP5485590U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0413101U (ja
Inventor
喜久男 岩坂
理 小林
Original Assignee
旭光学工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 旭光学工業株式会社 filed Critical 旭光学工業株式会社
Priority to JP5485590U priority Critical patent/JPH0730003Y2/ja
Publication of JPH0413101U publication Critical patent/JPH0413101U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0730003Y2 publication Critical patent/JPH0730003Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、内視鏡の挿入部の先端に設けられた湾曲部
を任意に屈曲させるための内視鏡の湾曲装置に関する。
〔従来の技術〕
内視鏡の湾曲部は、方向によって最大湾曲(最大屈曲)
角度を変えて設定する場合が少なくない。例えば第5図
に示されるように、上側へ210度、下側へは90度という
ような設定が行われる。
第5図において、51は、内視鏡の挿入部を形成する可撓
管。52は、可撓管51の先端に連結された湾曲部であり、
上側及び下側の操作ワイヤ53a,53bともにその先端が湾
曲部52の先端部分に取着されている。また、可撓管51内
で操作ワイヤ53a,53bをガイドするガイドコイル54a,54b
の先端が、可撓管51と湾曲部52との連結部付近に固着さ
れている。Aはその固着部である。
〔考案が解決しようとする課題〕
湾曲部52は、なるべく先端に近い部分が屈曲するのが望
ましい。しかし、鉗子チャンネルなど各種内蔵物が先端
側に固着されているため、一般には先端に近い部分ほど
曲がりにくい。
そのため、上述のようにガイドコイル54a,54bをすべて
可撓管51と湾曲部52との連結部付近に固着してあると、
第5図に示されるように、最大湾曲角度が小さい下側へ
屈曲させたときには、湾曲部が基部側だけで屈曲してし
まい、内視鏡の誘導性能を損なう欠点がある。
そこで、例えば第6図に示されるように、下側のガイド
コイル54bの先端を湾曲部52の途中に固着することも考
えられる。このようにすると、第7図に示されるよう
に、下側へ屈曲させたときに、湾曲部52の先端側だけを
屈曲させることができる。
ところがこの場合には、第8図に示されるように、上側
に屈曲させたときに下側のガイドコイル54bが引張ら
れ、操作に対する抵抗力が大きくなって充分な屈曲角度
が得られなかったり、操作ワイヤや内部に挿通されてい
る光学繊維束などの耐久性を損なう欠点がある。
この考案は、そのような従来の欠点を解消し、湾曲部の
先端側の部分を無理なくスムーズに屈曲させることがで
きる内視鏡の湾曲装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本考案の内視鏡の湾曲装置
は、内視鏡の挿入部を形成する可撓管の先端に屈曲自在
な湾曲部を設けて、上記湾曲部の先端側に操作ワイヤの
先端を取り付けると共に、上記可撓管内に挿通した可撓
性のガイド管内に上記操作ワイヤを進退自在に挿通し、
上記操作ワイヤを基端側から牽引することにより上記湾
曲部を屈曲させるようにした内視鏡の湾曲装置におい
て、上記可撓管と上記湾曲部との連結部付近に上記ガイ
ド管の途中を固着すると共に、その固着部より先側の上
記ガイド管の先端部分を自由端にして上記湾曲部内まで
突出させたこと特徴とする。
〔作用〕
可撓性のガイド管の先端が可撓管から湾曲部内まで突出
しているので、そのガイド管内の操作ワイヤを基部側へ
牽引すると、湾曲部は主にガイド管の先端より先端側の
部分で屈曲する。
他の操作ワイヤが牽引されて、その操作ワイヤが緩み側
となったときには、ガイド管は湾曲部内で固定されてい
ないので、引張られることもなく、無理な力が加わるよ
うな現象は発生しない。
〔実施例〕
図面を参照して実施例を説明する。
第2図は内視鏡の全体構成を示しており、挿入部を形成
する可撓管1の先端部分には屈曲自在な湾曲部2が連結
され、可撓管1の基端側には操作部3が連結されてい
る。
上下方向湾曲用の一対の操作ワイヤ4a,4bと左右方向湾
曲用の一対の操作ワイヤ4c,4dとは、各々、湾曲部2内
から可撓管1内を通って操作部3内に引き通されてお
り、操作部3に突設された上下湾曲操作ノブ6及び左右
湾曲操作ノブ7を回動することにより、操作ワイヤ4a,4
b,4c,4dが選択的に牽引されて、湾曲部2を所望の方向
に所望の角度だけ屈曲させることができるようになって
いる。
湾曲部2の先端には、図示されていない光学繊維束や鉗
子チャンネルなど各種内蔵物の先端が固着された先端部
本体8が連結されている。
第1図は、湾曲部2付近の構成を略示している。
湾曲部2は、リベット21によって多数の節輪22,23,24,2
5を回動自在に連結して構成されている。そして、先端
の節輪22には、先端部本体8が連結され、基端の節輪25
には、連結環11を介して可撓管1が連結されている。各
操作ワイヤ4a,4b,4c,4dの先端は、各々先端の節輪22の
内面に固着されている。26は、湾曲部2内で操作ワイヤ
4a,4b,4c,4dの走行を案内するために、各節輪23,24の内
面に突設されたワイヤガイドである。
操作ワイヤ4a,4b,4c,4dは、可撓管1内では可撓性の密
巻ガイドコイル(ガイド管)9a,9b,9c,9d内に進退自在
に挿通されている。ガイドコイル9a,9b,9c,9dは可撓管
1内に挿通されていて、その基端側は操作部3内に固定
され、先端側は連結環11の内面に固着されている。B部
がその固着部である。
ただし、下側のガイドコイル9bだけは、コイルの途中が
連結環11に固着され、その固着部Bから先側は、どこに
も固定されない自由端となって湾曲部2内の途中まで突
出されている。そして、そのガイドコイル9bの先端面と
ワイヤガイド26との間に多少の(例えば1mm程度の)隙
間tが形成されている。その他のガイドコイル9a,9c,9d
は先端部分が連結環11に固着されている。
なお、第1図において湾曲部2の先側(図で右側)の半
部は略示されており、また、湾曲部2を外装するゴムチ
ューブなどの図示は省略されている。
第3図は、下側の操作ワイヤ4bを操作部3側から牽引し
たときの状態を略示している。下方向への最大湾曲角度
は、例えば180度である。
このときは、湾曲部2のうち下側のガイドコイル9bが突
出している基部側(E部)は、ガイドコイル9bとワイヤ
ガイド26との間の隙間tがゼロになるところまで屈曲す
る。したがって、tを最初からゼロに設定しておけばE
部は全く屈曲せず、tを大きくとっておくとE部が大き
く屈曲する。この実施例ではtは1mm程度の僅かな隙間
としたので、E部は僅かに屈曲する。
一方、E部が殆ど屈曲しないことにより、ガイドコイル
9bの先端より先端側の部分(F部)は大きく屈曲する。
したがって、湾曲部2全体としては、基部側(E部)が
少し屈曲して先端側(F部)が大きく屈曲する滑らかな
湾曲形状が得られる。
第4図は、上側の操作ワイヤ4aを操作部3側から牽引し
たときの状態を略示している。上方向への最大湾曲角度
は、例えば210度である。
このときは、湾曲部2は、可撓管1に近い基部側(E
部)から曲がり始め、その後先端側(F部)が屈曲して
全体として大きな角度で屈曲する。このとき、下側のガ
イドコイル9bは湾曲部2の外周側に位置するが、湾曲部
2内で固定されていないので、単にワイヤガイド26との
隙間tが大きくなるだけで、どこにも無理な力は加わら
ない。
なお、上記実施例においては、可撓管1内のガイドコイ
ルの先端を延長して湾曲部2内に突出させたが、本考案
はそれに限定されるものではなく、可撓管1内と湾曲部
2内とでは部品上は別のコイルを用いて、それらを固着
部B付近で接続した構成にしてもよい。
また、湾曲部2内に突出させるガイドコイルは、一本だ
けでなく、複数又は総てのガイドコイルを湾曲部2内に
突出させてもよい。そして、湾曲部2内への突出長さ
を、湾曲角度などに応じて各々変えてもよい。
〔考案の効果〕
本考案の内視鏡の湾曲装置によれば、可撓性のガイド管
の自由端を可撓管側から湾曲部内に突出させたことによ
り、湾曲部の最大湾曲角度が方向によって異なっていて
も、湾曲部の先端側の部分をどの方向にも滑らかに屈曲
させて、体腔内等で優れた誘導性能を得ることができる
優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例の内視鏡の湾曲装置の側面断面略示
図、 第2図は、実施例の内視鏡の全体外観図、 第3図及び第4図は、実施例の内視鏡の湾曲装置の屈曲
時の側面断面略示図、 第5図ないし第8図は、従来の内視鏡の湾曲装置の側面
略示図である。 1…可撓管、2…湾曲部、4b…操作ワイヤ、9b…ガイド
コイル(ガイド管)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内視鏡の挿入部を形成する可撓管の先端に
    屈曲自在な湾曲部を設けて、上記湾曲部の先端側に操作
    ワイヤの先端を取り付けると共に、上記可撓管内に挿通
    した可撓性のガイド管内に上記操作ワイヤを進退自在に
    挿通し、上記操作ワイヤを基端側から牽引することによ
    り上記湾曲部を屈曲させるようにした内視鏡の湾曲装置
    において、 上記可撓管と上記湾曲部との連結部付近に上記ガイド管
    の途中を固着すると共に、その固着部より先側の上記ガ
    イド管の先端部分を自由端にして上記湾曲部内まで突出
    させたことを特徴とする内視鏡の湾曲装置。
JP5485590U 1990-05-24 1990-05-24 内視境の湾曲装置 Expired - Fee Related JPH0730003Y2 (ja)

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JPH0413101U JPH0413101U (ja) 1992-02-03
JPH0730003Y2 true JPH0730003Y2 (ja) 1995-07-12

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JPH0413101U (ja) 1992-02-03

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