JPH07293210A - エンジンの可変バルブタイミング装置 - Google Patents
エンジンの可変バルブタイミング装置Info
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- JPH07293210A JPH07293210A JP8876194A JP8876194A JPH07293210A JP H07293210 A JPH07293210 A JP H07293210A JP 8876194 A JP8876194 A JP 8876194A JP 8876194 A JP8876194 A JP 8876194A JP H07293210 A JPH07293210 A JP H07293210A
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- cam shaft
- transmission member
- timing
- intake
- exhaust cam
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B75/22—Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エンジンが大型化することのない可変バルブ
タイミング装置を提供する。 【構成】 複数の気筒をVバンクをなすように配設し、
吸気カム軸7を上記Vバンク内側に、排気カム軸8を上
記Vバンク外側に配設したエンジンの可変バルブタイミ
ング装置20において、上記排気カム軸8に設けられた
排気カムスプロケット14と上記吸気カム軸7に設けら
れた吸気カムスプロケット12とを連結し、上記排気カ
ム軸8に相対回転可能に装着されたタイミングスプロケ
ット16とクランク軸に設けられたクランクスプロケッ
トとを連結し、上記排気カム軸8と上記タイミングスプ
ロケット16とを相対的に回転させることによりバルブ
タイミングを変化させる可変機構21を上記タイミング
スプロケット16の軸方向投影面内に位置するように上
記排気カム軸8に配設する。
タイミング装置を提供する。 【構成】 複数の気筒をVバンクをなすように配設し、
吸気カム軸7を上記Vバンク内側に、排気カム軸8を上
記Vバンク外側に配設したエンジンの可変バルブタイミ
ング装置20において、上記排気カム軸8に設けられた
排気カムスプロケット14と上記吸気カム軸7に設けら
れた吸気カムスプロケット12とを連結し、上記排気カ
ム軸8に相対回転可能に装着されたタイミングスプロケ
ット16とクランク軸に設けられたクランクスプロケッ
トとを連結し、上記排気カム軸8と上記タイミングスプ
ロケット16とを相対的に回転させることによりバルブ
タイミングを変化させる可変機構21を上記タイミング
スプロケット16の軸方向投影面内に位置するように上
記排気カム軸8に配設する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、V型エンジンにおいて
吸気弁,排気弁の開閉タイミングを変化させる可変バル
ブタイミング装置に関する。
吸気弁,排気弁の開閉タイミングを変化させる可変バル
ブタイミング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】吸気弁,排気弁の開閉タイミングを、エ
ンジンの回転速度,負荷に応じて変化させるようにした
可変バルブタイミング装置が提案されている。このよう
な可変バルブタイミング装置として、従来例えば、タイ
ミングギヤとカム軸とをヘリカルギヤ付きピストンを介
して連結し、該ピストンを油圧でカム軸方向に移動させ
ることにより、カム軸とタイミングギヤとを相対的に回
転させて両者の位相を変化させる可変機構を設け、ソレ
ノイドバルブにより上記油圧の供給,停止の切り替を行
うことにより吸気弁,排気弁の開閉タイミングを変化さ
せるようにしたものがある。
ンジンの回転速度,負荷に応じて変化させるようにした
可変バルブタイミング装置が提案されている。このよう
な可変バルブタイミング装置として、従来例えば、タイ
ミングギヤとカム軸とをヘリカルギヤ付きピストンを介
して連結し、該ピストンを油圧でカム軸方向に移動させ
ることにより、カム軸とタイミングギヤとを相対的に回
転させて両者の位相を変化させる可変機構を設け、ソレ
ノイドバルブにより上記油圧の供給,停止の切り替を行
うことにより吸気弁,排気弁の開閉タイミングを変化さ
せるようにしたものがある。
【0003】ここで上記ソレノイドバルブの装着に当た
っては、このソレノイドバルブを、上記可変機構が装着
されたカム軸の端面に対向するようにカム軸方向に向け
てシリンダヘッドに直接取り付けるのが一般的である。
っては、このソレノイドバルブを、上記可変機構が装着
されたカム軸の端面に対向するようにカム軸方向に向け
てシリンダヘッドに直接取り付けるのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、V型エンジ
ンに上記可変バルブタイミング装置を採用する場合、上
記可変機構,ソレノイドバルブの配置位置,配置方向等
の如何によってエンジンが全体的に見た場合、長さ方向
(クランク軸方向),幅方向(クランク軸直角方向)に
大型化する懸念がある。特に、上記ソレノイドバルブを
カム軸と対向するように配置した場合は、エンジンのク
ランク軸方向長さを短縮できるというV型エンジンの利
点が損なわれる恐れがある。
ンに上記可変バルブタイミング装置を採用する場合、上
記可変機構,ソレノイドバルブの配置位置,配置方向等
の如何によってエンジンが全体的に見た場合、長さ方向
(クランク軸方向),幅方向(クランク軸直角方向)に
大型化する懸念がある。特に、上記ソレノイドバルブを
カム軸と対向するように配置した場合は、エンジンのク
ランク軸方向長さを短縮できるというV型エンジンの利
点が損なわれる恐れがある。
【0005】本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされ
たもので、エンジンが大型化することのない可変バルブ
タイミング装置を提供することを目的としている。
たもので、エンジンが大型化することのない可変バルブ
タイミング装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
の気筒をVバンクをなすように配設し、吸気カム軸を上
記Vバンク内側に、排気カム軸を上記Vバンク外側に配
設したエンジンの可変バルブタイミング装置において、
上記排気カム軸に設けられた排気カム伝動部材と上記吸
気カム軸に設けられた吸気カム伝動部材とを連結し、上
記排気カム軸に相対回転可能に装着されたタイミング伝
動部材とクランク軸に設けられたクランク伝動部材とを
連結し、上記排気カム軸と上記タイミング伝動部材とを
相対的に回転させることによりバルブタイミングを変化
させる可変機構を上記タイミング伝動部材の軸方向投影
面内に位置するように上記排気カム軸に配設したことを
特徴としている。
の気筒をVバンクをなすように配設し、吸気カム軸を上
記Vバンク内側に、排気カム軸を上記Vバンク外側に配
設したエンジンの可変バルブタイミング装置において、
上記排気カム軸に設けられた排気カム伝動部材と上記吸
気カム軸に設けられた吸気カム伝動部材とを連結し、上
記排気カム軸に相対回転可能に装着されたタイミング伝
動部材とクランク軸に設けられたクランク伝動部材とを
連結し、上記排気カム軸と上記タイミング伝動部材とを
相対的に回転させることによりバルブタイミングを変化
させる可変機構を上記タイミング伝動部材の軸方向投影
面内に位置するように上記排気カム軸に配設したことを
特徴としている。
【0007】請求項2の発明は、上記可変機構が、油圧
で駆動されるピストンの軸方向移動により上記タイミン
グ伝動部材と排気カム軸とを相対的に回転させるように
構成されており、上記油圧の供給又は排出の切り替えを
行う切り替え弁が排気カム軸の軸受キャップに装着され
ていることを特徴としており、また請求項3の発明は、
上記切り替え弁が、上記Vバンクの二等分線と略平行に
配設されていることを特徴としている。
で駆動されるピストンの軸方向移動により上記タイミン
グ伝動部材と排気カム軸とを相対的に回転させるように
構成されており、上記油圧の供給又は排出の切り替えを
行う切り替え弁が排気カム軸の軸受キャップに装着され
ていることを特徴としており、また請求項3の発明は、
上記切り替え弁が、上記Vバンクの二等分線と略平行に
配設されていることを特徴としている。
【0008】請求項4の発明は、上記可変バルブタイミ
ング装置において、上記排気カム軸に設けられた排気カ
ム伝動部材と上記吸気カム軸に相対回転可能に装着され
た吸気カム伝動部材とを連結し、上記排気カム軸に設け
られたタイミング伝動部材とクランク軸に設けられたク
ランク伝動部材とを連結し、上記吸気カム軸と上記吸気
カム伝動部材とを相対的に回転させることによりバルブ
タイミングを変化させる可変機構を上記吸気カム軸に配
設したことを特徴としている。
ング装置において、上記排気カム軸に設けられた排気カ
ム伝動部材と上記吸気カム軸に相対回転可能に装着され
た吸気カム伝動部材とを連結し、上記排気カム軸に設け
られたタイミング伝動部材とクランク軸に設けられたク
ランク伝動部材とを連結し、上記吸気カム軸と上記吸気
カム伝動部材とを相対的に回転させることによりバルブ
タイミングを変化させる可変機構を上記吸気カム軸に配
設したことを特徴としている。
【0009】また請求項5の発明は、請求項4の発明に
おいて上記可変機構が、油圧で駆動されるピストンの軸
方向移動により上記吸気カム伝動部材と吸気カム軸とを
相対的に回転させるように構成されており、上記油圧の
供給又は排出の切り替えを行う切り替え弁が吸気カム軸
の軸受キャップに装着されていることを特徴としてい
る。
おいて上記可変機構が、油圧で駆動されるピストンの軸
方向移動により上記吸気カム伝動部材と吸気カム軸とを
相対的に回転させるように構成されており、上記油圧の
供給又は排出の切り替えを行う切り替え弁が吸気カム軸
の軸受キャップに装着されていることを特徴としてい
る。
【0010】
【作用】請求項1の発明によれば、可変バルブタイミン
グ装置をV型エンジンに採用する場合に、Vバンク外側
に配置された排気カム軸にタイミング伝動部材を装着
し、可変機構を径の大きいタイミング伝動部材部分に配
設したので、可変機構をタイミング伝動部材の軸方向投
影面内に位置するように無理なく配置でき、エンジン幅
の拡大を回避できる。ちなみにタイミング伝動部材をV
バンク内側に位置する吸気カム軸に装着した場合は、径
の大きいタイミング伝動部材とVバンク内配置部品との
干渉を回避するためにVバンク角を大きくする等の処置
が必要であり、エンジン幅が拡大する懸念がある。
グ装置をV型エンジンに採用する場合に、Vバンク外側
に配置された排気カム軸にタイミング伝動部材を装着
し、可変機構を径の大きいタイミング伝動部材部分に配
設したので、可変機構をタイミング伝動部材の軸方向投
影面内に位置するように無理なく配置でき、エンジン幅
の拡大を回避できる。ちなみにタイミング伝動部材をV
バンク内側に位置する吸気カム軸に装着した場合は、径
の大きいタイミング伝動部材とVバンク内配置部品との
干渉を回避するためにVバンク角を大きくする等の処置
が必要であり、エンジン幅が拡大する懸念がある。
【0011】また請求項2,5の発明によれば、油圧式
可変機構への油圧の供給又は排出の切り替えを行う切り
替え弁をカム軸軸受の上半部を構成する軸受キャップに
装着したので、エンジンのクランク軸方向長さが切り替
え弁の装着によって長くなる問題を回避できる。
可変機構への油圧の供給又は排出の切り替えを行う切り
替え弁をカム軸軸受の上半部を構成する軸受キャップに
装着したので、エンジンのクランク軸方向長さが切り替
え弁の装着によって長くなる問題を回避できる。
【0012】また切り替え弁を軸受キャップに装着した
ので、切り替え弁をシリンダヘッドに直接取り付けた場
合に比較して切り替え弁の配置スペースを容易に確保で
きるとともに、シール面,固定用ボス等をシリンダヘッ
ド内に設ける必要がない分だけ構造を簡素化できるとと
もに、シリンダヘッドを可変バルブタイミング装置を備
えないシリンダヘッドとの共用化が可能である。
ので、切り替え弁をシリンダヘッドに直接取り付けた場
合に比較して切り替え弁の配置スペースを容易に確保で
きるとともに、シール面,固定用ボス等をシリンダヘッ
ド内に設ける必要がない分だけ構造を簡素化できるとと
もに、シリンダヘッドを可変バルブタイミング装置を備
えないシリンダヘッドとの共用化が可能である。
【0013】さらにまた請求項3の発明では、上記切り
替え弁を上記Vバンクの二等分線方向に向けて配設した
ので、この切り替え弁を上記二等分線方向のエンジン投
影面内に容易に配置でき、この点からもエンジン幅の拡
大を回避できる。
替え弁を上記Vバンクの二等分線方向に向けて配設した
ので、この切り替え弁を上記二等分線方向のエンジン投
影面内に容易に配置でき、この点からもエンジン幅の拡
大を回避できる。
【0014】請求項4の発明によれば、吸気カム軸に相
対回転可能に装着された吸気カム伝動部材を相対回転さ
せる可変機構を吸気カム軸に装着したので、吸気カム軸
のみの位相を変化させることができ、吸気弁のみの開閉
タイミングを変化させることができる。
対回転可能に装着された吸気カム伝動部材を相対回転さ
せる可変機構を吸気カム軸に装着したので、吸気カム軸
のみの位相を変化させることができ、吸気弁のみの開閉
タイミングを変化させることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1ないし図6は請求項1〜3の発明に係る
第1実施例によるエンジンの可変バルブタイミング装置
を説明するための図であり、図1は該エンジンの一部断
面正面図、図2は可変バルブタイミング装置の断面平面
図、図3,図4は図2のIII-III 線,IV-IV線断面図、図
5,図6は動作を説明するための模式図である。
説明する。図1ないし図6は請求項1〜3の発明に係る
第1実施例によるエンジンの可変バルブタイミング装置
を説明するための図であり、図1は該エンジンの一部断
面正面図、図2は可変バルブタイミング装置の断面平面
図、図3,図4は図2のIII-III 線,IV-IV線断面図、図
5,図6は動作を説明するための模式図である。
【0016】これらの図において、1は本実施例装置が
採用された水冷式4サイクルV型多気筒5バルブエンジ
ンであり、該エンジン1は、複数気筒がVバンクAをな
すように形成されたシリンダブロック2の下側合面2a
にオイルパン3(図5,6参照)を装着し、左,右の上
側合面2bにシリンダヘッド4を装着し、該左,右のシ
リンダヘッド4の上側合面4aにヘッドカバー5を被せ
た構成のものである。なお、上記上側合面4aとヘッド
カバー5との間には、ゴム等の弾性体からなるシール材
34が介在しており、これによりヘッドカバー5はいわ
ゆるフローティング支持されている。
採用された水冷式4サイクルV型多気筒5バルブエンジ
ンであり、該エンジン1は、複数気筒がVバンクAをな
すように形成されたシリンダブロック2の下側合面2a
にオイルパン3(図5,6参照)を装着し、左,右の上
側合面2bにシリンダヘッド4を装着し、該左,右のシ
リンダヘッド4の上側合面4aにヘッドカバー5を被せ
た構成のものである。なお、上記上側合面4aとヘッド
カバー5との間には、ゴム等の弾性体からなるシール材
34が介在しており、これによりヘッドカバー5はいわ
ゆるフローティング支持されている。
【0017】また上記VバンクA内にはサージタンク6
a,吸気マニホールド6b等からなる吸気系6が該Vバ
ンクA内を略埋めるように配設されており、上記吸気マ
ニホールド6bの下流端部は、上記シリンダヘッド4の
Vバンク内側壁に形成された吸気ポートの外部接続口4
bに接続されている。なお、6cは燃料噴射弁である。
a,吸気マニホールド6b等からなる吸気系6が該Vバ
ンクA内を略埋めるように配設されており、上記吸気マ
ニホールド6bの下流端部は、上記シリンダヘッド4の
Vバンク内側壁に形成された吸気ポートの外部接続口4
bに接続されている。なお、6cは燃料噴射弁である。
【0018】上記シリンダヘッド4の上側合面4aの、
上記Vバンク内側部分に吸気カム軸7が、Vバンク外側
部分に排気カム軸8がそれぞれ平行に配設されている。
この吸気,排気カム軸7,8の各ジャーナル部7a,8
aは、上記シリンダヘッド4の上側合面4a部分に一体
形成された軸受部4c,及び該軸受部4cにボルト11
で着脱可能に締結された吸気,排気カムキャップ9,1
0によって回転自在に支持されている。
上記Vバンク内側部分に吸気カム軸7が、Vバンク外側
部分に排気カム軸8がそれぞれ平行に配設されている。
この吸気,排気カム軸7,8の各ジャーナル部7a,8
aは、上記シリンダヘッド4の上側合面4a部分に一体
形成された軸受部4c,及び該軸受部4cにボルト11
で着脱可能に締結された吸気,排気カムキャップ9,1
0によって回転自在に支持されている。
【0019】ここで、排気カムキャップ10のうち後述
するタイミングスプロケット側端部(図2下端部)に配
置された排気カムキャップ10には、後述するソレノイ
ドバルブを取り付けるためのボス部10a,及び油圧通
路を形成するためのボス部10bが一体に膨出形成され
ている。なお、7b,8bは吸気,排気カムノーズであ
り、気筒当たり吸気カムノーズ7bは3組、排気カムノ
ーズ8bは2組形成されている。
するタイミングスプロケット側端部(図2下端部)に配
置された排気カムキャップ10には、後述するソレノイ
ドバルブを取り付けるためのボス部10a,及び油圧通
路を形成するためのボス部10bが一体に膨出形成され
ている。なお、7b,8bは吸気,排気カムノーズであ
り、気筒当たり吸気カムノーズ7bは3組、排気カムノ
ーズ8bは2組形成されている。
【0020】上記吸気カム軸7のタイミングスプロケッ
ト側端部(図2下端部)には吸気カムスプロケット12
がキー結合等により該カム軸7と共に回転するように装
着され、かつボルト13で固定されている。この吸気カ
ムスプロケット12は上記排気カム軸8の端部にキー結
合等により該カム軸8と共に回転するように装着された
排気カムスプロケット14に伝動チェン15で連結され
ている。
ト側端部(図2下端部)には吸気カムスプロケット12
がキー結合等により該カム軸7と共に回転するように装
着され、かつボルト13で固定されている。この吸気カ
ムスプロケット12は上記排気カム軸8の端部にキー結
合等により該カム軸8と共に回転するように装着された
排気カムスプロケット14に伝動チェン15で連結され
ている。
【0021】また上記排気カム軸8の排気カムスプロケ
ット14より外側部分にはタイミングスプロケット16
が該排気カム軸8と相対回転可能に装着されている。こ
のタイミングスプロケット16は上記シリンダブロック
2の下部に配置されたクランク軸17にキー結合された
クランクスプロケット18にタイミングチェン19で連
結されている。なお、上記各カム軸,クランク軸の連結
に当たっては歯車を介して連結するようにしても良い。
ット14より外側部分にはタイミングスプロケット16
が該排気カム軸8と相対回転可能に装着されている。こ
のタイミングスプロケット16は上記シリンダブロック
2の下部に配置されたクランク軸17にキー結合された
クランクスプロケット18にタイミングチェン19で連
結されている。なお、上記各カム軸,クランク軸の連結
に当たっては歯車を介して連結するようにしても良い。
【0022】また上記各スプロケット,及びチェン等
は、シリンダヘッド4の端面開口4e,シリンダブロッ
ク2の端面開口2cに着脱可能に装着されたチェンカバ
ー32,及び上記ヘッドカバー5の上方膨出部5aで覆
われており、該チェンカバー32,及び膨出部5aとシ
リンダヘッド4及びシリンダブロック2の端面とで、上
記シリンダヘッド4の上側合面4aとヘッドカバー5と
で囲まれたカム室Dを上記オイルパン3に連通するチェ
ン室Bが形成されている。なお、上記ヘッドカバー5
の、上記チェン室Bを構成する膨出部5a以外の部位に
位置する天壁部5bは、図3に示すように上記吸気,排
気カムキャップ9,10の上面近傍を覆うように形成さ
れており、また排気カムキャップ10のボス部10aに
対向する部分には、該ボス部10aに沿う形状のカバー
部5cが形成されている。
は、シリンダヘッド4の端面開口4e,シリンダブロッ
ク2の端面開口2cに着脱可能に装着されたチェンカバ
ー32,及び上記ヘッドカバー5の上方膨出部5aで覆
われており、該チェンカバー32,及び膨出部5aとシ
リンダヘッド4及びシリンダブロック2の端面とで、上
記シリンダヘッド4の上側合面4aとヘッドカバー5と
で囲まれたカム室Dを上記オイルパン3に連通するチェ
ン室Bが形成されている。なお、上記ヘッドカバー5
の、上記チェン室Bを構成する膨出部5a以外の部位に
位置する天壁部5bは、図3に示すように上記吸気,排
気カムキャップ9,10の上面近傍を覆うように形成さ
れており、また排気カムキャップ10のボス部10aに
対向する部分には、該ボス部10aに沿う形状のカバー
部5cが形成されている。
【0023】そして上記タイミングスプロケット16部
分に、可変バルブタイミング装置20の可変機構21が
装着されている。この可変バルブタイミング装置20
は、上記タイミングスプロケット16と排気カム軸8と
を相対回転させることにより両者の位相を変化させ、も
って排気弁及び吸気弁の開閉タイミングを変化させるた
めのものである。
分に、可変バルブタイミング装置20の可変機構21が
装着されている。この可変バルブタイミング装置20
は、上記タイミングスプロケット16と排気カム軸8と
を相対回転させることにより両者の位相を変化させ、も
って排気弁及び吸気弁の開閉タイミングを変化させるた
めのものである。
【0024】上記可変機構21は、上記排気カム軸8の
外端部に有底筒状のシリンダ部材22をボルト23で固
定し、該シリンダ部材22と上記タイミングスプロケッ
ト16及びこれに一体形成され排気カム軸8を覆う筒状
のボス部16aとで囲まれる空間をシリンダ室Cとし、
該シリンダ室C内にピストン24をカム軸方向にスライ
ド可能に、かつスプリング25によって外方に付勢して
挿入配置した構造のものである。そして上記ピストン2
4の内,外周面にはねじれ方向が逆のヘリカルスプライ
ン24a,24bが形成されており、それぞれ上記ボス
部16aの外周面,上記シリンダ部材22の内周面に形
成されたヘリカルスプラインに噛合している。なお、2
6は上記シリンダ部材22とタイミングギヤ16との摺
動面間をシールするためのカバーである。
外端部に有底筒状のシリンダ部材22をボルト23で固
定し、該シリンダ部材22と上記タイミングスプロケッ
ト16及びこれに一体形成され排気カム軸8を覆う筒状
のボス部16aとで囲まれる空間をシリンダ室Cとし、
該シリンダ室C内にピストン24をカム軸方向にスライ
ド可能に、かつスプリング25によって外方に付勢して
挿入配置した構造のものである。そして上記ピストン2
4の内,外周面にはねじれ方向が逆のヘリカルスプライ
ン24a,24bが形成されており、それぞれ上記ボス
部16aの外周面,上記シリンダ部材22の内周面に形
成されたヘリカルスプラインに噛合している。なお、2
6は上記シリンダ部材22とタイミングギヤ16との摺
動面間をシールするためのカバーである。
【0025】また図5,図6に模式的に示すように、上
記シリンダ室Cには上記排気カム軸8内に穿設された油
圧通路27aの一端が開口しており、該油圧通路27a
の他端は上記外端部の排気カムキャップ10に形成され
た油圧通路27bの一端に連通している。この油圧通路
27bの他端はシリンダブロック2に形成された油圧通
路27cの一端に連通しており、該油圧通路27cは、
オイルフィルタ28,オイルポンプ29,オイルストレ
ーナ30を介して上記オイルパン3内に連通している。
記シリンダ室Cには上記排気カム軸8内に穿設された油
圧通路27aの一端が開口しており、該油圧通路27a
の他端は上記外端部の排気カムキャップ10に形成され
た油圧通路27bの一端に連通している。この油圧通路
27bの他端はシリンダブロック2に形成された油圧通
路27cの一端に連通しており、該油圧通路27cは、
オイルフィルタ28,オイルポンプ29,オイルストレ
ーナ30を介して上記オイルパン3内に連通している。
【0026】上記排気カムキャップ10に形成された油
圧通路27bは、上記ボス部10aに形成されたバルブ
孔10cによって可変機構側部分27b′とポンプ側部
分27b′′に区分けされている。上記バルブ孔10c
の軸線bは、上記VバンクAの二等分線aと平行になっ
ており、また該バルブ孔10cの下端開口は上記シリン
ダヘッド4の上側合面4aに凹設されたオイル溝4dの
上方に位置している。なお、このオイル溝4dは上記バ
ルブ孔10cからの戻り油を上記伝動チェン19が配置
されたチェン室C内に流下させるためのものである。
圧通路27bは、上記ボス部10aに形成されたバルブ
孔10cによって可変機構側部分27b′とポンプ側部
分27b′′に区分けされている。上記バルブ孔10c
の軸線bは、上記VバンクAの二等分線aと平行になっ
ており、また該バルブ孔10cの下端開口は上記シリン
ダヘッド4の上側合面4aに凹設されたオイル溝4dの
上方に位置している。なお、このオイル溝4dは上記バ
ルブ孔10cからの戻り油を上記伝動チェン19が配置
されたチェン室C内に流下させるためのものである。
【0027】そして上記バルブ孔10c内にはソレノイ
ドバルブ31の弁部31aが挿入されている。また上記
弁部31a内には弁体31bが進退可能に配置されてお
り、該弁体31bが上端(図5の位置)に移動すると上
記油圧通路27b′が27b′′に連通し、下端に(図
6の位置)移動すると油圧通路27b′が排出口31d
を介してチェン室Bに連通するようになっている。
ドバルブ31の弁部31aが挿入されている。また上記
弁部31a内には弁体31bが進退可能に配置されてお
り、該弁体31bが上端(図5の位置)に移動すると上
記油圧通路27b′が27b′′に連通し、下端に(図
6の位置)移動すると油圧通路27b′が排出口31d
を介してチェン室Bに連通するようになっている。
【0028】また上記ソレノイドバルブ31のコイル収
容部31cは、上記ヘッドカバー5のカバー部5cを貫
通して外方に位置している。そして上記カバー部5cと
ソレノイドバルブ31との間にはゴム等の弾性体からな
るシール部材33が介設されている(図4参照)。これ
によりヘッドカバー5のフローティング支持を損なうこ
となくシールを行っている。
容部31cは、上記ヘッドカバー5のカバー部5cを貫
通して外方に位置している。そして上記カバー部5cと
ソレノイドバルブ31との間にはゴム等の弾性体からな
るシール部材33が介設されている(図4参照)。これ
によりヘッドカバー5のフローティング支持を損なうこ
となくシールを行っている。
【0029】ここで上記ソレノイドバルブ31の軸線b
は上記Vバンク二等分線aと平行になっており、つまり
このソレノイドバルブ31は垂直に配設されている。ま
た上記ソレノイドバルブ31は上記二等分線方向のエン
ジン投影面内に位置している。
は上記Vバンク二等分線aと平行になっており、つまり
このソレノイドバルブ31は垂直に配設されている。ま
た上記ソレノイドバルブ31は上記二等分線方向のエン
ジン投影面内に位置している。
【0030】また上記ソレノイドバルブ31の弁部31
aが配設されたバルブ孔10cの上端部は、油圧通路全
体で見た場合、最も高い位置、つまり可変機構21のシ
リンダ室Cより高所に位置しており、従って作動油中の
空気はこのバルブ孔10c部分に溜まり易い。また上記
弁部31aからの排出口31dは、カム室D全体で見た
場合、最も低所に位置しており、従って排出口31dか
ら排出された作動油はカム室D内にはほとんど留まるこ
となく直ちにチェン室Bを通ってオイルパン3内に戻る
こととなる。
aが配設されたバルブ孔10cの上端部は、油圧通路全
体で見た場合、最も高い位置、つまり可変機構21のシ
リンダ室Cより高所に位置しており、従って作動油中の
空気はこのバルブ孔10c部分に溜まり易い。また上記
弁部31aからの排出口31dは、カム室D全体で見た
場合、最も低所に位置しており、従って排出口31dか
ら排出された作動油はカム室D内にはほとんど留まるこ
となく直ちにチェン室Bを通ってオイルパン3内に戻る
こととなる。
【0031】次に本実施例装置の作用効果について説明
する。クランク軸17の回転がタイミングチェン19及
びタイミングスプロケット16を介して排気カム軸8に
1/2の回転速度に減速されて伝達され、また排気カム
軸8の回転が排気カムスプロケット14,伝動チェン1
5,及び吸気カムスプロケット12を介して同速で吸気
カム軸7に伝達され、吸気,排気カム軸7,8のカムノ
ーズ7a,8aにより吸気,排気弁が所定の開閉タイミ
ングで開閉される。
する。クランク軸17の回転がタイミングチェン19及
びタイミングスプロケット16を介して排気カム軸8に
1/2の回転速度に減速されて伝達され、また排気カム
軸8の回転が排気カムスプロケット14,伝動チェン1
5,及び吸気カムスプロケット12を介して同速で吸気
カム軸7に伝達され、吸気,排気カム軸7,8のカムノ
ーズ7a,8aにより吸気,排気弁が所定の開閉タイミ
ングで開閉される。
【0032】この場合にバルブ開閉タイミングを変化さ
せるには、可変バルブタイミング装置20のソレノイド
バルブ31をオンにして弁体31bを図5に示すように
上昇させる。すると油圧通路27b′は27b′′に連
通し、かつ排出口31dに対しては遮断される。これに
よりオイルポンプ29から吐出された作動油が油圧通路
27c,27b′′,27b′,及び27aを通って可
変機構21のシリンダ室Cに供給される。この供給され
た油圧がピストン24を図5右方に移動させ、これによ
りタイミングスプロケット16と、排気カム軸8に固定
されたシリンダ部材22とが相対的に回転し、両者の位
相が変化する。またこの相対回転は、伝動チェン15を
介して吸気カム軸7にも伝達される。その結果、排気カ
ム軸8,及び吸気カム軸7の両方のバルブ開閉タイミン
グが変化する。
せるには、可変バルブタイミング装置20のソレノイド
バルブ31をオンにして弁体31bを図5に示すように
上昇させる。すると油圧通路27b′は27b′′に連
通し、かつ排出口31dに対しては遮断される。これに
よりオイルポンプ29から吐出された作動油が油圧通路
27c,27b′′,27b′,及び27aを通って可
変機構21のシリンダ室Cに供給される。この供給され
た油圧がピストン24を図5右方に移動させ、これによ
りタイミングスプロケット16と、排気カム軸8に固定
されたシリンダ部材22とが相対的に回転し、両者の位
相が変化する。またこの相対回転は、伝動チェン15を
介して吸気カム軸7にも伝達される。その結果、排気カ
ム軸8,及び吸気カム軸7の両方のバルブ開閉タイミン
グが変化する。
【0033】またバルブ開閉タイミングを元に戻すに
は、ソレノイドバルブ31をオフにして弁体31bを図
6に示すように下降させる。すると油圧通路27b′は
排出口31dに連通し、油圧通路27b′′は遮断され
る。これにより上記シリンダ室C内の作動油が油圧通路
27a,27b′を通って排出口31dから排出され、
ピストン24がスプリング25の付勢力で元の位置に戻
り、その結果排気カム軸8,タイミングスプロケット1
6の位相差が無くなり、バルブ開閉タイミングは元の状
態に戻る。なお、このとき吸気弁の開閉タイミングも同
様に元に戻る。また上記排出口31dから排出された作
動油はカム室Dの最も低い位置に排出され、オイル溝4
dからチェン室Bを通って直ちにオイルパン3内に戻る
こととなる。
は、ソレノイドバルブ31をオフにして弁体31bを図
6に示すように下降させる。すると油圧通路27b′は
排出口31dに連通し、油圧通路27b′′は遮断され
る。これにより上記シリンダ室C内の作動油が油圧通路
27a,27b′を通って排出口31dから排出され、
ピストン24がスプリング25の付勢力で元の位置に戻
り、その結果排気カム軸8,タイミングスプロケット1
6の位相差が無くなり、バルブ開閉タイミングは元の状
態に戻る。なお、このとき吸気弁の開閉タイミングも同
様に元に戻る。また上記排出口31dから排出された作
動油はカム室Dの最も低い位置に排出され、オイル溝4
dからチェン室Bを通って直ちにオイルパン3内に戻る
こととなる。
【0034】このように動作する本実施例によれば、V
バンクAから見て外側に配設された排気カム軸8に径の
大きいタイミングスプロケット16を装着し、該タイミ
ングスプロケット16部分に可変機構21を配設したの
で、VバンクA側における吸気系等の配置スペースに影
響を与えることなく可変機構21をタイミングスプロケ
ット16のカム軸方向投影面内に無理なく配置でき、エ
ンジン幅の拡大を回避できる。ちなみに、VバンクA側
に配設された吸気カム軸7にタイミングスプロケットを
装着する場合、該タイミングスプロケットの大きな配置
スペースが必要な分だけVバンク内空間が狭くなり、吸
気系,その他の補機類との干渉を回避するためにVバン
ク角を大きくする等の処置が必要であり、エンジン幅が
拡大する懸念がある。
バンクAから見て外側に配設された排気カム軸8に径の
大きいタイミングスプロケット16を装着し、該タイミ
ングスプロケット16部分に可変機構21を配設したの
で、VバンクA側における吸気系等の配置スペースに影
響を与えることなく可変機構21をタイミングスプロケ
ット16のカム軸方向投影面内に無理なく配置でき、エ
ンジン幅の拡大を回避できる。ちなみに、VバンクA側
に配設された吸気カム軸7にタイミングスプロケットを
装着する場合、該タイミングスプロケットの大きな配置
スペースが必要な分だけVバンク内空間が狭くなり、吸
気系,その他の補機類との干渉を回避するためにVバン
ク角を大きくする等の処置が必要であり、エンジン幅が
拡大する懸念がある。
【0035】また排気カム軸8は、その配置構造上、吸
気カム軸7よりオイルパン3に近い位置に配置されてお
り、この排気カム軸8に可変機構21を設けたので、吸
気カム軸7に設けた場合に比較して、油圧通路長、ひい
ては通路容積が小さくて済み、従って油圧の立ち上がり
を早くすることができる。
気カム軸7よりオイルパン3に近い位置に配置されてお
り、この排気カム軸8に可変機構21を設けたので、吸
気カム軸7に設けた場合に比較して、油圧通路長、ひい
ては通路容積が小さくて済み、従って油圧の立ち上がり
を早くすることができる。
【0036】また本実施例では、可変機構21への油圧
の供給又は排出の切り替えを行うソレノイドバルブ31
を排気カムキャップ10に垂直方向に向けて装着したの
で、エンジンのクランク軸方向長さがソレノイドバルブ
31の装着によって長くなる問題を回避できる。ちなみ
にソレノイドバルブをカム軸の端部に装着された可変機
構の外側にカム軸方向に向けて配置した従来装置の場
合、このソレノイドバルブの長さの分だけエンジン全長
が長くなる問題があった。
の供給又は排出の切り替えを行うソレノイドバルブ31
を排気カムキャップ10に垂直方向に向けて装着したの
で、エンジンのクランク軸方向長さがソレノイドバルブ
31の装着によって長くなる問題を回避できる。ちなみ
にソレノイドバルブをカム軸の端部に装着された可変機
構の外側にカム軸方向に向けて配置した従来装置の場
合、このソレノイドバルブの長さの分だけエンジン全長
が長くなる問題があった。
【0037】またソレノイドバルブ31を排気カムキャ
ップ10に装着したので、ソレノイドバルブをシリンダ
ヘッドに直接装着した場合に比較してバルブ配置スペー
スの確保が容易であり、またシリンダヘッドに直接装着
した場合にはシール面,固定用ボス等をシリンダヘッド
内に設ける必要があるが、本実施例の場合にはこのよう
な必要がなく、従って本実施例のシリンダヘッドは、可
変バルブタイミング装置を備えていない通常のシリンダ
ヘッドと略同じ構造であり、部品の共用化を図ることが
できる。
ップ10に装着したので、ソレノイドバルブをシリンダ
ヘッドに直接装着した場合に比較してバルブ配置スペー
スの確保が容易であり、またシリンダヘッドに直接装着
した場合にはシール面,固定用ボス等をシリンダヘッド
内に設ける必要があるが、本実施例の場合にはこのよう
な必要がなく、従って本実施例のシリンダヘッドは、可
変バルブタイミング装置を備えていない通常のシリンダ
ヘッドと略同じ構造であり、部品の共用化を図ることが
できる。
【0038】さらにまた本実施例では、上記ソレノイド
バルブ31を上記VバンクAの2等分線aと平行に配設
したので、このソレノイドバルブ31を上記二等分線a
方向のエンジン投影面内に容易に配置でき、エンジンの
クランク軸直角方向の幅の拡大を回避できる。
バルブ31を上記VバンクAの2等分線aと平行に配設
したので、このソレノイドバルブ31を上記二等分線a
方向のエンジン投影面内に容易に配置でき、エンジンの
クランク軸直角方向の幅の拡大を回避できる。
【0039】また本実施例では、上記ソレノイドバルブ
31の弁部31aが配設されたバルブ孔10cの上端部
を、油圧通路全体で見た場合の最も高い位置に位置させ
たので、作動油中の空気をこのバルブ孔10c部分から
排出することができ、空気抜きを容易確実に行うことが
できる。
31の弁部31aが配設されたバルブ孔10cの上端部
を、油圧通路全体で見た場合の最も高い位置に位置させ
たので、作動油中の空気をこのバルブ孔10c部分から
排出することができ、空気抜きを容易確実に行うことが
できる。
【0040】そしてこのようにソレノイドバルブ31を
高所に配置するにあたって、ソレノイドバルブ31のコ
イル収容部31cをヘッドカバー5の外方に突出させた
ので、コイルの過熱を回避できると共にヘッドカバー5
の大型化を防止できる。また上記コイル収容部31cの
外方突出に当たってヘッドカバー5との間のシールをゴ
ム等の弾性体からなるシール材33で行ったので、ヘッ
ドカバー5のフローティング性が損なわれることはな
い。
高所に配置するにあたって、ソレノイドバルブ31のコ
イル収容部31cをヘッドカバー5の外方に突出させた
ので、コイルの過熱を回避できると共にヘッドカバー5
の大型化を防止できる。また上記コイル収容部31cの
外方突出に当たってヘッドカバー5との間のシールをゴ
ム等の弾性体からなるシール材33で行ったので、ヘッ
ドカバー5のフローティング性が損なわれることはな
い。
【0041】さらにまたソレノイドバルブ31の排出口
31dを、カム室D全体で見た場合の最も低所に位置さ
せたので、該排出口31dから排出された作動油を直ち
にチェン室Bに流下させることができ、作動油の全必要
量を削減できる。
31dを、カム室D全体で見た場合の最も低所に位置さ
せたので、該排出口31dから排出された作動油を直ち
にチェン室Bに流下させることができ、作動油の全必要
量を削減できる。
【0042】上記実施例では、排気弁の開閉タイミング
を変化させると吸気弁の開閉タイミングも共に変化する
ように構成した場合を説明したが、排気弁の開閉タイミ
ングは固定とし、吸気弁の開閉タイミングのみを可変と
することもでき、このようにしたのが請求項4,5の発
明である。
を変化させると吸気弁の開閉タイミングも共に変化する
ように構成した場合を説明したが、排気弁の開閉タイミ
ングは固定とし、吸気弁の開閉タイミングのみを可変と
することもでき、このようにしたのが請求項4,5の発
明である。
【0043】図7〜図9は請求項4,5の発明に係る第
2実施例を説明するための図であり、図1〜図6と同一
符号は同一又は相当部分を示す。排気カム軸8には排気
カムスプロケット14,タイミングスプロケット16が
ピン14aで回り止めして装着され、ボルト13で固定
されている。
2実施例を説明するための図であり、図1〜図6と同一
符号は同一又は相当部分を示す。排気カム軸8には排気
カムスプロケット14,タイミングスプロケット16が
ピン14aで回り止めして装着され、ボルト13で固定
されている。
【0044】また吸気カム軸7には、吸気カムスプロケ
ット12が該吸気カム軸7に対して相対回転可能に装着
されており、該吸気カムスプロケット12のボス部をの
延長部に上述の可変機構20と同様の可変機構20´が
装着されている。またソレノイドバルブ31´は吸気カ
ムキャップ9´のボス部9aにその軸線b´が上記二等
分線aと略直角をなすように、つまり略水平に配設され
ている。また上記吸気カムキャップ9´は吸気カムノー
ズ7b,7b間に配置されたキャップ部10d,10e
と、外端に配置されたキャップ部9eとを一体形成した
ものであり、上記ボス部9aは上記キャップ部10eと
9eとの間のブリッジ状部分に形成されている。これに
より、ソレノイドバルブ31´の支持剛性を上記第1実
施例におけるオーバーハング状の支持構造に比べて向上
できる。
ット12が該吸気カム軸7に対して相対回転可能に装着
されており、該吸気カムスプロケット12のボス部をの
延長部に上述の可変機構20と同様の可変機構20´が
装着されている。またソレノイドバルブ31´は吸気カ
ムキャップ9´のボス部9aにその軸線b´が上記二等
分線aと略直角をなすように、つまり略水平に配設され
ている。また上記吸気カムキャップ9´は吸気カムノー
ズ7b,7b間に配置されたキャップ部10d,10e
と、外端に配置されたキャップ部9eとを一体形成した
ものであり、上記ボス部9aは上記キャップ部10eと
9eとの間のブリッジ状部分に形成されている。これに
より、ソレノイドバルブ31´の支持剛性を上記第1実
施例におけるオーバーハング状の支持構造に比べて向上
できる。
【0045】また、図7に示すように、上記タイミング
スプロケット16と上記可変機構20´のフランジ部2
1aとはその一部がカム軸方向に見て重なるように位置
している。これにより吸気カム軸7と排気カム軸8とを
近接させて配置でき、吸気,排気弁の挟み角を小さくで
き、燃焼室をコンパクト化でき、圧縮比を向上できる。
スプロケット16と上記可変機構20´のフランジ部2
1aとはその一部がカム軸方向に見て重なるように位置
している。これにより吸気カム軸7と排気カム軸8とを
近接させて配置でき、吸気,排気弁の挟み角を小さくで
き、燃焼室をコンパクト化でき、圧縮比を向上できる。
【0046】このように本実施例では、吸気弁の開閉タ
イミングのみを可変とすることができ、上述の第1実施
例とあいまって開閉タイミングのバリエーションを拡大
できる。
イミングのみを可変とすることができ、上述の第1実施
例とあいまって開閉タイミングのバリエーションを拡大
できる。
【0047】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、Vバンク外側
に配置された排気カム軸にタイミング部材を装着したの
で、吸気カム軸側にタイミング部材を配置した場合のよ
うなVバンク内配置部品との干渉の問題を回避でき、ま
た上記タイミング部材と排気カム軸との位相を変化させ
る可変機構を排気カム軸に装着したので、この可変機構
をタイミング部材のカム軸方向投影面内に無理なく配置
することができ、その結果、可変バルブタイミング装置
をV型エンジンに採用する場合のエンジン幅の拡大を回
避できる効果がある。
に配置された排気カム軸にタイミング部材を装着したの
で、吸気カム軸側にタイミング部材を配置した場合のよ
うなVバンク内配置部品との干渉の問題を回避でき、ま
た上記タイミング部材と排気カム軸との位相を変化させ
る可変機構を排気カム軸に装着したので、この可変機構
をタイミング部材のカム軸方向投影面内に無理なく配置
することができ、その結果、可変バルブタイミング装置
をV型エンジンに採用する場合のエンジン幅の拡大を回
避できる効果がある。
【0048】請求項2,5の発明によれば、油圧可変機
構への油圧の供給又は排出の切り替えを行う切り替え弁
をカム軸受を構成する軸受キャップに装着したので、エ
ンジンのクランク軸方向長さが切り替え弁の装着によっ
て長くなる問題を回避できる効果があり、また切り替え
弁をシリンダヘッドに直接取り付けた場合に比較して切
り替え弁の配置スペースを容易に確保できるとともに構
造を簡素化できる効果がある。
構への油圧の供給又は排出の切り替えを行う切り替え弁
をカム軸受を構成する軸受キャップに装着したので、エ
ンジンのクランク軸方向長さが切り替え弁の装着によっ
て長くなる問題を回避できる効果があり、また切り替え
弁をシリンダヘッドに直接取り付けた場合に比較して切
り替え弁の配置スペースを容易に確保できるとともに構
造を簡素化できる効果がある。
【0049】請求項3の発明によれば、上記切り替え弁
を上記Vバンクの二等分線方向に向けて配設したので、
この切り替え弁を上記二等分線方向のエンジン投影面内
に容易に配置でき、切り替え弁を配設したことによるエ
ンジン幅の拡大を回避できる効果がある。
を上記Vバンクの二等分線方向に向けて配設したので、
この切り替え弁を上記二等分線方向のエンジン投影面内
に容易に配置でき、切り替え弁を配設したことによるエ
ンジン幅の拡大を回避できる効果がある。
【0050】請求項4の発明によれば、吸気カム軸に相
対回転可能に装着された吸気カム伝動部材を相対回転さ
せる可変機構を吸気カム軸に装着したので、吸気カム軸
のみの位相を変化させて吸気弁のみの開閉タイミングを
変化させることができる効果がある。
対回転可能に装着された吸気カム伝動部材を相対回転さ
せる可変機構を吸気カム軸に装着したので、吸気カム軸
のみの位相を変化させて吸気弁のみの開閉タイミングを
変化させることができる効果がある。
【図1】図1は請求項1〜3の発明に係る第1実施例に
よる可変バルブタイミング装置を備えたエンジンの一部
断面正面図である。
よる可変バルブタイミング装置を備えたエンジンの一部
断面正面図である。
【図2】上記第1実施例装置の一部断面平面図である。
【図3】上記第1実施例装置の一部断面正面図( 図2の
III-III 線断面図) である。
III-III 線断面図) である。
【図4】上記第1実施例装置の一部断面正面図である
(図2のIV-IV 線断面図) である。
(図2のIV-IV 線断面図) である。
【図5】上記第1実施例装置の動作を説明するための模
式図である。
式図である。
【図6】上記第1実施例装置の動作を説明するための模
式図である。
式図である。
【図7】請求項4,5の発明に係る第2実施例装置の断
面平面図である。
面平面図である。
【図8】上記第2実施例装置の正面図である。
【図9】図8のIX-IX 線断面図である。
1 V型エンジン 7 吸気カム軸 8 排気カム軸 10 排気カムキャップ(軸受キャップ) 12 吸気カムスプロケット(吸気カム伝動部材) 14 排気カムスプロケット(排気カム伝動部材) 16 タイミングスプロケット(タイミング部材) 18 クランクスプロケット(クランク伝動部材) 20 可変バルブタイミング装置 21 可変機構 24 ピストン 31 ソレノイドバルブ(切り替え弁) A Vバンク a 二等分線
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の気筒をVバンクをなすように配設
し、吸気カム軸を上記Vバンク内側に、排気カム軸を上
記Vバンク外側に配設したエンジンの可変バルブタイミ
ング装置において、上記排気カム軸に設けられた排気カ
ム伝動部材と上記吸気カム軸に設けられた吸気カム伝動
部材とを連結し、上記排気カム軸に相対回転可能に装着
されたタイミング伝動部材とクランク軸に設けられたク
ランク伝動部材とを連結し、上記排気カム軸と上記タイ
ミング伝動部材とを相対的に回転させることによりバル
ブタイミングを変化させる可変機構を上記タイミング伝
動部材の軸方向投影面内に位置するように配設したこと
を特徴とするエンジンの可変バルブタイミング装置。 - 【請求項2】 請求項1において、上記可変機構が、油
圧で駆動されるピストンの軸方向移動により上記タイミ
ング伝動部材と排気カム軸とを相対的に回転させるよう
に構成されており、上記油圧の供給又は排出の切り替え
を行う切り替え弁が排気カム軸の軸受キャップに装着さ
れていることを特徴とするエンジンの可変バルブタイミ
ング装置。 - 【請求項3】 請求項2において、上記切り替え弁が、
上記Vバンクの二等分線と略平行に配設されていること
を特徴とするエンジンの可変バルブタイミング装置。 - 【請求項4】 複数の気筒をVバンクをなすように配設
し、吸気カム軸を上記Vバンク内側に、排気カム軸を上
記Vバンク外側に配設したエンジンの可変バルブタイミ
ング装置において、上記排気カム軸に設けられた排気カ
ム伝動部材と上記吸気カム軸に相対回転可能に装着され
た吸気カム伝動部材とを連結し、上記排気カム軸に設け
られたタイミング伝動部材とクランク軸に設けられたク
ランク伝動部材とを連結し、上記吸気カム軸と上記吸気
カム伝動部材とを相対的に回転させることによりバルブ
タイミングを変化させる可変機構を上記吸気カム軸に配
設したことを特徴とするエンジンの可変バルブタイミン
グ装置。 - 【請求項5】 請求項4において、上記可変機構が、油
圧で駆動されるピストンの軸方向移動により上記吸気カ
ム伝動部材と吸気カム軸とを相対的に回転させるように
構成されており、上記油圧の供給又は排出の切り替えを
行う切り替え弁が吸気カム軸の軸受キャップに装着され
ていることを特徴とするエンジンの可変バルブタイミン
グ装置。
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