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JPH07293087A - ワイヤー錠用係止部材及びそのワイヤー錠用係止部材を有する自転車用錠前装置 - Google Patents

ワイヤー錠用係止部材及びそのワイヤー錠用係止部材を有する自転車用錠前装置

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Publication number
JPH07293087A
JPH07293087A JP10611194A JP10611194A JPH07293087A JP H07293087 A JPH07293087 A JP H07293087A JP 10611194 A JP10611194 A JP 10611194A JP 10611194 A JP10611194 A JP 10611194A JP H07293087 A JPH07293087 A JP H07293087A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
wire
lock body
locking
bicycle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10611194A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3205952B2 (ja
Inventor
Toshihiko Mori
敏彦 森
Noboru Yamaguchi
登 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ITSUWA KOGYO KK
Araya Industrial Co Ltd
Original Assignee
ITSUWA KOGYO KK
Araya Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ITSUWA KOGYO KK, Araya Industrial Co Ltd filed Critical ITSUWA KOGYO KK
Priority to JP10611194A priority Critical patent/JP3205952B2/ja
Publication of JPH07293087A publication Critical patent/JPH07293087A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3205952B2 publication Critical patent/JP3205952B2/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】車輪をロックしない走行時に自転車に係止して
おくことができるものであって、その係止した状態から
ワイヤーを捩れさせることなく容易に適宜車輪を走行不
能にロックできるワイヤー錠用係止部材及びそのワイヤ
ー錠用係止部材を有する自転車用錠前装置を提供する。 【構成】ワイヤー錠用係止部材1は、自転車の上ブリッ
ジに固定できるようになされた自転車用取付部2と、筒
状の錠本体係止部3とを備える。又、錠本体係止部3
は、内部に周方向に回動自在にワイヤー錠の錠本体を収
納する錠本体収納部31を、錠本体出し入れ口32と、
係脱片操作用口33とを備え、更に、錠本体出し入れ口
32側に周溝34aを有する前延設片34を備えたもの
とする。ワイヤー錠は、長尺錠のワイヤーと、円柱状の
錠本体と、係脱片とを備える。又、錠本体の外周に、ワ
イヤー錠用係止部材1の周溝34aに沿って摺動し得る
摺動片を設けたものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、自転車の車輪を走行
不能にロックするためのワイヤー錠を適宜自転車に係止
できる自転車用ワイヤー錠係止部材及びその自転車用ワ
イヤー錠係止部材を有する自転車用錠前装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ワイヤー錠は、例えば図7に示すように
長尺状のワイヤーaと、ワイヤーaの一端側に設けられ
た錠本体bと、ワイヤーaの他端側に設けられた係脱片
cとを備え、又、錠本体bには、係脱片cと適宜係合・
係合解除し得る係合部b1を備え、そして、錠本体bの
係合部b1に係脱片cを係合することによりワイヤーa
と錠本体bとで無端環状を呈し、その状態で施錠するも
のである。このようなワイヤー錠は、自転車の車輪を走
行不能にロックし易く、しかも、錠前としての信頼性も
高いことから自転車の錠前装置として従来から広く利用
されている。しかし、ワイヤー錠は自転車に固定されて
いるものではないため、自転車に乗る場合等には、ロッ
ク解除したワイヤー錠を携帯しなければならない。その
場合、ワイヤー錠のワイヤーaが比較的長く環状にした
状態でも全体として嵩張ったものになるため、バッグ等
に収納し難く、又、自転車の一部に掛けておいたので
は、走行中に他のものに引っ掛かる恐れがあり危険であ
る。このようなことから、自転車にワイヤー錠を係止し
ておける係止部を設けておき、施錠しない場合にはその
係止部にワイヤー錠を環状にした状態で係止しておけれ
ば便利なものとなる。ところが、係止部にワイヤー錠を
係止しておけば、自転車を施錠するに際し、ワイヤー錠
自体を係止部から取り外して錠本体bから係脱片cを係
合解除し、そして、ロックしようとする自転車の車輪位
置まで持って行き、係脱片cを車輪に通した後、再度、
係脱片cを錠本体bに係合させなければならない。一
方、車輪からワイヤー錠を外して走行する際にも、上記
と逆の操作をしなければならず、自転車のロック操作が
面倒であるという課題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、以上の実
情に鑑み提案されたもので、車輪をロックしない走行時
に自転車に係止しておくことができるものであって、そ
の係止した状態からワイヤーを捩れさせることなく容易
に適宜車輪を走行不能にロックできるワイヤー錠用係止
部材及びそのワイヤー錠用係止部材を有する自転車用錠
前装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願発明は、以下の特徴
を有するワイヤー錠用係止部材を提供することにより上
記課題を解決する。本願のワイヤー錠用係止部材の発明
は、一端側に自転車Jにおける車輪S近傍の一部Bに取
付けるための自転車用取付部2を備え、他端側にワイヤ
ー錠5の一端側に設けられた錠本体7を係止する錠本体
係止部3を備える。この錠本体係止部3は、錠本体7を
回動自在に係止する係止手段を備えることにより、錠本
体7に接続されたワイヤー錠5のワイヤー6の動きに伴
い錠本体7が錠本体係止部3に対して適宜回動できるよ
うになされる。そして、この錠本体係止部3の係止手段
により、ワイヤー錠5が錠本体係止部3に係止された状
態から適宜車輪Sを走行不能にロックできるようになさ
れたものである。
【0005】又、本願発明は、以下の特徴を有するワイ
ヤー錠用係止部材を有する自転車用錠前装置を提供する
ことにより上記課題を解決する。本願第1のワイヤー錠
用係止部材を有する自転車用錠前装置の発明は、ワイヤ
ー錠5と、ワイヤー錠用係止部材1とを備える。ワイヤ
ー錠5は、長尺状のワイヤー6と、ワイヤー6の一端側
に設けられた錠本体7と、ワイヤー6の他端側に設けら
れた係脱片8とを備える。又、錠本体5が、係脱片8と
適宜係脱して施錠・解錠し得る係合手段76が備えられ
る。ワイヤー錠用係止部材1は、一端側に自転車Jにお
ける車輪S近傍の一部Bに取付けるための自転車用取付
部2を備え、他端側にワイヤー錠5に設けられた錠本体
7を係止する錠本体係止部3を備える。この錠本体係止
部3は、錠本体7を回動自在に係止する係止手段を備え
ることにより、錠本体7に接続されたワイヤー錠5のワ
イヤー6の動きに伴い錠本体7が錠本体係止部3に対し
て自在に回動できるようになされる。そして、この錠本
体係止部3の係止手段により、ワイヤー錠5が錠本体係
止部3に係止された状態から適宜車輪Sを走行不能にロ
ックできるようになされたものである。
【0006】本願第2のワイヤー錠用係止部材を有する
自転車用錠前装置の発明は、本願第1のワイヤー錠用係
止部材を有する自転車用錠前装置の発明に係るワイヤー
錠5の錠本体7又はワイヤー錠用係止部材1の錠本体係
止部3のいずれか一方側に、所定長さの周溝34aが備
えられる。一方、他方側に、周溝34aに嵌まり込む摺
動片72が備えられる。そして、この摺動片72が周溝
34aに沿って摺動することにより、ワイヤー錠用係止
部材1の錠本体係止部3に係止されたワイヤー錠5の錠
本体7が錠本体係止部3に対し周溝34aに沿って回動
できるようになされたものである。
【0007】
【作用】本願発明のワイヤー錠用係止部材においては、
自転車Jにおける車輪S近傍の一部Bに取付けられる自
転車用取付部2と、錠本体係止部3とを備え、又、この
錠本体係止部3に、錠本体7に接続されたワイヤー錠5
のワイヤー6の動きに伴い錠本体7が錠本体係止部3に
対して自在に回動できる係止手段を備えるため、ワイヤ
ー錠5により車輪Sをロックしない場合にはワイヤー錠
5を錠本体係止部3に係止しておくことができる。一
方、車輪Sを走行不能にロックする場合は、錠本体係止
部3に係止した状態からワイヤー錠5のワイヤー6を車
輪Sに通して施錠すれば良い。その際、錠本体収納部3
1に収納されたワイヤー錠5の錠本体7がワイヤー6の
動きに伴い自在に回動するため、ワイヤー6が捩れるよ
うなことがなく、容易に行うことができる。又、車輪S
のロック操作に際してワイヤー6が捩れることなく行う
ことができるため、ワイヤー6の短いワイヤー錠5でも
容易に行うことができる。
【0008】又、本願第1のワイヤー錠用係止部材を有
する自転車用錠前装置の発明においては、ワイヤー6と
錠本体7と係脱片8とを有するワイヤー錠5と、自転車
用取付部2と錠本体係止部3とを有するワイヤー錠用係
止部材1とを備え、又、錠本体係止部3に、錠本体7に
接続されたワイヤー錠5のワイヤー6の動きに伴い錠本
体7が錠本体係止部3に対して自在に回動できる係止手
段を備えるため、このワイヤー錠用係止部材1の自転車
用取付部2を自転車Jにおける車輪S近傍の一部Bに取
付け、ワイヤー錠5の錠本体7を錠本体収納部31に収
納するようにすれば、車輪Sをロックしない場合にはワ
イヤー錠5を錠本体係止部3に係止しておくことがで
き、走行に際して邪魔になるようなことがなくなる。一
方、車輪Sを走行不能にロックする場合は、錠本体係止
部3に係止した状態からワイヤー錠5のワイヤー6を車
輪Sに通して施錠すれば良い。その際、錠本体収納部3
1に収納されたワイヤー錠5の錠本体7がワイヤー6の
動きに伴い自在に回動するため、ワイヤー6が捩れるよ
うなことがなく、容易に行うことができる。又、車輪S
のロック操作に際してワイヤー6が捩れることなく行う
ことができるため、ワイヤー6の短いワイヤー錠5でも
容易に車輪Sをロックすることができる。
【0009】又、本願第2のワイヤー錠用係止部材を有
する自転車用錠前装置の発明においては、ワイヤー錠5
の錠本体7又はワイヤー錠用係止部材1の錠本体係止部
3のいずれか一方側に、所定長さの周溝34aを備え、
他方側に、周溝34aに嵌まり込む摺動片72を備える
ため、錠本体係止部3に係止したワイヤー錠5の錠本体
7をワイヤー6の動きに伴い周溝34aに沿って回動さ
せることができる。これにより、車輪Sのロック操作に
際し、ワイヤー6が錠本体係止部3に当たるようなこと
を防止でき、錠本体7を円滑に回動させることができ
る。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づき、本願発明のワイヤー錠
用係止部材の一実施例を説明する。図1は、本願発明の
一実施例のワイヤー錠用係止部材の斜視図であり、図2
は、その正面図である。
【0011】本願発明のワイヤー錠用係止部材1は、右
方側に設けられた自転車用取付部2と、左方側に設けら
れた錠本体係止部3とを備えている。本実施例では、一
枚の板状片を折り曲げ成形することにより、自転車用取
付部2及び錠本体係止部3を一体的に形成されている。
【0012】自転車用取付部2は、図6に示す自転車J
の一部に取付けるためのものである。この実施例では、
自転車Jの一対の後ホークHの上部に架け渡された上ブ
リッジBに固定できるようになされており、図1及び図
2に示すように下面21と、右側面22とを備えたもの
から構成されている。下面21は、錠本体係止部3の右
下端側から右方に延設されており、略中央にボルト挿通
孔21aが穿設されている。右側面22は、下面21か
ら上方側に折り曲げられることにより形成されており、
この右側面22によって下面21の上方側に、右側面2
2と下面21と錠本体係止部3とで上ブリッジを区画形
成している。又、この上ブリッジ収納部23の幅Vは、
上ブリッジBの径と同程度とされ、上ブリッジ収納部2
3に上ブリッジBを収納後、自転車用取付部2が上ブリ
ッジBに対し左右方向に移動しないようになされてい
る。そして、この自転車用取付部2は、上ブリッジ収納
部23に上ブリッジ収納部23を収納するようにして、
下面21のボルト挿通孔21aから上ブリッジBに穿設
されたネジ孔にボルト11(図5に図示)が締め込まれ
ることにより、上ブリッジBに固定される。尚、この上
ブリッジBに穿設されたネジ孔は、通常、自転車の泥除
けを付設する際に上ブリッジBに穿設されたネジ孔を利
用することができ、本実施例においてもそれを利用する
ようにしている。こうすることにより、本願発明のワイ
ヤー錠用係止部材用のネジ孔を別途に形成する必要がな
く、容易に取付けできるものとなる。
【0013】尚、上記取付手段は、ボルトにより取り外
し自在に取り付けるものに限らず、例えば溶接により固
定するようにしても良い。
【0014】錠本体係止部3は、前後両端面の開口され
た円筒状のものから構成され、内部が錠本体収納部31
をなし、図3に示す後述のワイヤー錠5の錠本体7を収
納できるようになされている。錠本体係止部3の開口さ
れた前端面は、錠本体出し入れ口32をなし、この錠本
体出し入れ口32から錠本体収納部31に錠本体7を出
し入れできるようになされている。一方、後端面は、係
脱片操作用口33をなし、この係脱片操作用口33から
ワイヤー錠5の係脱片7を錠本体収納部内の錠本体7に
係合あるいは係合解除できるようになされている。尚、
この実施例では、錠本体出し入れ口32を設け、ワイヤ
ー錠5の錠本体7を適宜出し入れできるようになし、ワ
イヤー錠5の交換も可能としているが、例えば錠本体7
を入れた後、錠本体出し入れ口32を塞ぐようにしても
良い。
【0015】又、錠本体出し入れ口32及び係脱片操作
用口33の上部側には、前延設片34、後延設片35が
夫々、略半周部分にかけて、前方側、後方側に突設さ
れ、これらの両延設片34、35によって図3に示すよ
うに上部側の軸方向の長さL1が下部側の長さL2より
長く形成されている。更に、前延設片34の内面には、
前延設片34を折り曲げることにより径方向側に所定深
さで窪まされた周溝34aが、左端側から右端側にかけ
て周方向に沿って所定幅で形成され、左端側に摺動片出
し入れ口34bを備え、摺動片出し入れ口34aにより
後述の錠本体7の摺動片72が出し入れできるようにな
されている。
【0016】尚、本実施例では、ワイヤー錠用係止部材
1を金属製から構成しているが、材質については特に限
定されず、例えば合成樹脂から構成するようにしても良
い。合成樹脂から構成する場合は、一体成形により周溝
34a等を形成でき、容易に形成できる点で、好まし
い。
【0017】次に、本願発明のワイヤー錠用係止部材を
有する自転車用錠前装置の一実施例を説明する。図3
は、本願発明のワイヤー錠用係止部材を有する自転車用
錠前装置の一部を断面にした平面図であり、図4は、ワ
イヤー錠の解錠状態における要部拡大斜視図である。
【0018】本願発明のワイヤー錠用係止部材を有する
自転車用錠前装置100は、上記ワイヤー錠用係止部材
1と、ワイヤー錠5との組み合わせに係るものである。
【0019】ワイヤー錠用係止部材1は、右方側に設け
られた自転車用取付部2と、左方側に設けられた錠本体
錠係止部3とを備えた上述のものが使用されている。
【0020】ワイヤー錠5は、長尺錠のワイヤー6と、
このワイヤー6の後端側に取り付けられた錠本体7と、
ワイヤー6の先端側に取り付けられた係脱片8とから構
成されている。
【0021】ワイヤー6は、図4に示すように先後両端
に各々、平板状からなる接続片61、62が備えられて
いる。又、接続片61、62の各々には、ピン挿通孔が
備えられている。
【0022】錠本体7は、円筒状のケーシング71と、
このケーシング71内に収納された錠機構とを備えてい
る。ケーシング71の外周径は、上記ワイヤー錠用係止
部材1における錠本体錠係止部3の錠本体収納部31の
内周と同程度の大きさに形成されており、錠本体収納部
31に収納されるとともに、収納された状態で錠本体収
納部31に対して周方向に自在に回動できるようになさ
れている。このケーシング71の前方側における右上方
側の外周には、突起状の摺動片72が設けられている。
この摺動片72は、ワイヤー錠用係止部材1における錠
本体係止部3の周溝34aに入り込んで周溝34a内を
摺動するもので、図3に示すように錠本体7がワイヤー
錠用係止部材1の錠本体収納部31に収納された際、摺
動片72の先端と周溝34a内の上面とが当接しない程
度に径方向に突設されている。
【0023】又、ケーシング71の前方側における左方
側の外周には、左方側に突設された本体用ワイヤー接続
片73が備えられている。この本体用ワイヤー接続片7
3は、この錠本体7とワイヤー6の後端側の接続片61
とを回動自在に接続するためのもので、上下中央に接続
片嵌挿用溝74を有する。そして、この接続片嵌挿用溝
74にワイヤー6の接続片62が嵌挿され、ピン9によ
って本体用ワイヤー接続片73と接続片62とが軸支さ
れることにより、この錠本体7とワイヤー6の後端側と
が回動自在に接続されている。
【0024】一方、ケーシング71の後面には、係脱片
8を嵌挿する係脱片嵌挿孔75が備えられている。又、
その係脱片嵌挿孔75内には、操作片76が備えられて
いる。この操作片76は、錠機構の一部をなすもので、
ケーシング71の前面に設けられた鍵片挿入孔77に挿
入された鍵片10を回動操作するに伴い回動するように
なされている。
【0025】係脱片8は、外周が錠本体7のケーシング
71と同径の円形状に形成されている。係脱片8の左方
側の外周には、左方側に突設された係脱片用ワイヤー接
続片83が備えられている。この係脱片用ワイヤー接続
片83は、上記錠本体7の本体用ワイヤー接続片73と
同一構成を採る。詳しくは、接続片嵌挿用溝84が備え
られ、接続片嵌挿用溝84に嵌挿されたワイヤー6の接
続片61と共にピン9により軸支されることにより、こ
の係脱片8とワイヤー6の先端側とが回動自在に接続さ
れている。
【0026】又、係脱片8の前部には、円筒状からなる
嵌挿部81が備えられている。この嵌挿部81は、外周
が錠本体7のケーシング71の係脱片嵌挿孔75に嵌挿
できる程度の径に形成されるとともに、内周に径内方向
に突設された対向する二つの突片82、82が備えられ
ている。そして、この嵌挿部81が、錠本体7のケーシ
ング71の係脱片嵌挿孔75に嵌挿された後、鍵片10
の回動操作による操作片76の回動に伴って二つの突片
82、82と操作片76とが適宜係脱し、施錠・解錠す
るようになされている。又、この係脱片8と錠本体7と
が係止した施錠状態では、図3に示すように全長L3
が、ワイヤー錠用係止部材1の錠本体係止部3における
上部側の長さL1と同程度の長さとされ、一方、係脱片
8の係脱片用ワイヤー接続片83と錠本体7の本体用ワ
イヤー接続片73との間隔L4が、ワイヤー錠用係止部
材1の錠本体係止部3における下部側の長さL2よりや
や広くされ、その間に錠本体係止部3の下部側が嵌まり
込むようになされている。又、ワイヤー6の両端各々を
錠本体7及び係脱片8の側部に接続することによって施
錠時の環状をなすワイヤー6の径が小さくなるようにな
されている。
【0027】次に、以上のように構成された本願発明の
ワイヤー錠用係止部材1及びそのワイヤー錠用係止部材
1を有する自転車用錠前装置100の使用方法について
説明する。
【0028】先ず、ワイヤー錠用係止部材1を、上述の
ように自転車Jの上ブリッジBにボルト11によって取
付ける。そして、このワイヤー錠用係止部材1にワイヤ
ー錠5をセットするには、ワイヤー錠5を、錠本体7か
ら係脱片8を外した解錠状態にし、ワイヤー錠用係止部
材1の錠本体出し入れ口32から錠本体収納部31に錠
本体7を入れる。その際、図5に示すように錠本体7の
摺動片72をワイヤー錠用係止部材1の前延設片34の
下方側にして入れ、摺動片72と前延設片34の周溝3
4aとが合致した後、錠本体7を時計方向に回動する。
これにより、錠本体7の摺動片72がワイヤー錠用係止
部材1の前延設片34の周溝34aに摺動片出し入れ口
34aから入り込み、セットが完了する。この状態にお
ける錠本体7は、図3に示すように摺動片72によって
ワイヤー錠用係止部材1に対し周方向(図示のZ−P方
向)にのみ回動できる状態となり、前後方向(図示のX
−Y方向)の移動が阻止されて錠本体収納部31から抜
け止めされている。
【0029】自転車Jの車輪Sをロックしない場合は、
図6に示すようにワイヤー錠5のワイヤー6の先端側を
自転車Jの立パイプT側に回し、係脱片8を錠本体係止
部3の係脱片操作用口33から錠本体収納部31内の錠
本体7に係合させておく。これにより、ワイヤー錠5を
バッグ等に入れて携帯しなくても走行に際し邪魔になる
ことがなく、取扱いの便利なものとなる。しかも、その
際、ワイヤー錠5が、自転車JのシートDの下方位置に
配設され、しかも、ワイヤー錠5におけるワイヤー6の
両端各々を錠本体7及び係脱片8の側部に接続すること
によって施錠時の環状をなすワイヤー6の径を小さくし
ているため、自転車Jに乗る際の邪魔になることもな
く、又、ワイヤー錠5が走行中、他のものに引っ掛かる
ようなことも防止でき、安全に走行できる。
【0030】自転車Jの車輪Sを走行不能にロックする
場合は、図6に示す状態から係脱片8を錠本体7から外
し、その外したワイヤー6の先端側を自転車Jの立パイ
プT側から、ワイヤー錠用係止部材1の下方側を通して
車輪S側に回す。このワイヤー6の操作に伴い、錠本体
7が錠本体収納部31内を反時計方向に回動する。従っ
て、錠本体7が固定されている場合のようにワイヤー6
が捩れることがなく、容易に操作できる。しかも、ワイ
ヤー6が捩れることがないため、ワイヤー6が短くても
容易に操作できる。又、その際、錠本体7は、摺動片7
2によって錠本体収納部31内で軸方向に移動すること
がないため、ワイヤー6が錠本体係止部3に当たった
り、錠本体出し入れ口32から錠本体収納部31外に出
てしまうようなことがなく、常時周溝34aに沿って円
滑に回動するため、簡単に行うことができる。又、ワイ
ヤー錠用係止部材1の錠本体係止部3を、自転車Jにお
ける立パイプTと後ホークHとの間に配することによっ
て、自転車Jのキャリア等が邪魔になることなく、容易
に操作できる。
【0031】その後、図6中の一点鎖線で示すようにワ
イヤー6の先端側を車輪SのスポークS1、S1間に通
し、係脱片8を錠本体係止部3の係脱片操作用口33か
ら錠本体収納部31内の錠本体7に係合させる。そし
て、鍵片10を錠本体7から抜いておくことにより、施
錠が完了する。
【0032】尚、本実施例では、ワイヤー錠用係止部材
1に周溝34aを設け、一方、ワイヤー錠5の錠本体7
に突起状の摺動片72を設けているが、この態様のもの
に限らず、錠本体7の外周に周溝34aを形成し、一
方、ワイヤー錠用係止部材1の錠本体係止部3に突起状
の摺動片72を設けるようにしても良い。又、この実施
例においては、錠本体収納部31の上部側に前延設片3
4を設け、これに周溝34aを形成しているが、周溝3
4aの配設位置は、この態様のものに限らず、例えば、
錠本体収納部31の下部側に前延設片34を設け、これ
に周溝34aを形成するようにしても良い。
【0033】又、本実施例では、周溝34aと摺動片7
2とにより、ワイヤー錠5を錠本体係止部3から外れる
ことなく回動できるようにしているが、例えば周溝34
aを設けたワイヤー錠用係止部材1に、摺動片72を設
けていないワイヤー錠5を使用し、又は、周溝34aを
設けていないワイヤー錠用係止部材1に、摺動片72を
設けていないワイヤー錠5を使用しても良く、このよう
にしてもワイヤー錠5の錠本体7をワイヤー錠用係止部
材1に対して周方向に自在に回動させることができ、適
宜変更できる。
【0034】更に、ワイヤー錠5の錠本体7は、断面円
形状のものに限らず、ワイヤー錠用係止部材1の錠本体
係止部3における錠本体収納部31内に入り、且つ周方
向に回動自在に回動できるものであれば良く、特に限定
されない。従って、従来から使用されている一般的なワ
イヤー錠も使用できる。
【0035】一方、ワイヤー錠用係止部材1の自転車J
の取付け位置は、本実施例のように自転車Jの上ブリッ
ジBに取付けるものに限らず、例えば立パイプTや後ホ
ークHに取り付けるようにしても良い。又、ワイヤー錠
用係止部材1の自転車用取付部2の形状についても、適
宜変更でき、例えば立パイプTや後ホークHに取り付け
る場合は、ワイヤー錠用係止部材1の自転車用取付部2
の形状を立パイプTや後ホークHへの取り付けに適した
形状に形成すれば良い。
【0036】以上、本願発明のワイヤー錠用係止部材1
の好ましき実施態様は、次の構成からなる。一端側に自
転車Jにおける車輪Sの上ブリッジBに取付けるための
自転車用取付部2を備え、他端側にワイヤー錠5の一端
側に設けられた錠本体7を係止する錠本体係止部3を備
える。この錠本体係止部3は、錠本体7を周方向に回動
自在に収納し得る円筒状の錠本体収納部31と、錠本体
収納部31の前端側に開口され錠本体収納部31に錠本
体7を出し入れするための錠本体出し入れ口32と、錠
本体収納部31の後端側に開口されワイヤー錠5の係脱
片7を錠本体収納部31内の錠本体7と係合あるいは係
合解除できるようになされた係脱片操作用口33とを備
える。又、錠本体収納部31の錠本体出し入れ口32側
における略半周部分には、前方側に突設された前延設片
34が備えられ、更に、この前延設片34の内面には、
径方向側に所定深さで窪まされた周溝34aが備えられ
る。そして、この周溝34aは前延設片34の左端側か
ら右端側にかけて周方向に沿って所定幅で形成されるこ
とにより、この錠本体係止部3に収納されたワイヤー錠
5の錠本体7の周方向への回動に伴い、錠本体7の外周
に径方向に突設された摺動片72が周溝34aの一方側
から内部に嵌まり込み、錠本体7が錠本体係止部3内に
保持されるとともに、錠本体係止部3内で錠本体係止部
3に対し周方向に回動自在、且つ軸方向に移動できない
ようになされたものである。
【0037】
【発明の効果】以上、本願発明のワイヤー錠用係止部材
は、車輪をロックしない場合にはワイヤー錠を錠本体係
止部に係止しておくことができ、走行に際して邪魔にな
るようなことがなくなる。一方、車輪を走行不能にロッ
クする場合は、錠本体係止部に係止した状態からワイヤ
ー錠のワイヤーを車輪に通して施錠すれば良い。その
際、錠本体収納部に収納されたワイヤー錠の錠本体がワ
イヤーの動きに伴い自在に回動するため、ワイヤーが捩
れるようなことがなく、容易に操作を行うことができ
る。又、車輪のロック操作に際してワイヤーが捩れるこ
となく行うことができるため、ワイヤーの短いワイヤー
錠でも容易に車輪をロックすることができ、コンパクト
に形成したワイヤー錠を使用できるものとなる。
【0038】又、本願第1のワイヤー錠用係止部材を有
する自転車用錠前装置の発明は、ワイヤー錠用係止部材
の自転車用取付部を自転車における車輪近傍の一部に取
付け、ワイヤー錠の錠本体を錠本体係止部に係止するよ
うにすれば、車輪をロックしない場合にはワイヤー錠を
錠本体係止部に係止しておくことができ、走行に際して
邪魔になるようなことがなくなる。一方、車輪を走行不
能にロックする場合は、錠本体係止部に係止した状態か
らワイヤー錠のワイヤーを車輪に通して施錠すれば良
い。その際、錠本体収納部に収納されたワイヤー錠の錠
本体がワイヤーの動きに伴い自在に回動するため、ワイ
ヤーが捩れるようなことがなく、容易に行うことができ
る。又、車輪のロック操作に際してワイヤーが捩れるこ
となく行うことができるため、ワイヤーの短いワイヤー
錠でも容易に車輪をロックすることができる。
【0039】又、本願第2のワイヤー錠用係止部材を有
する自転車用錠前装置の発明は、本願第1のワイヤー錠
用係止部材を有する自転車用錠前装置の効果に加え、錠
本体係止部に係止したワイヤー錠の錠本体をワイヤーの
動きに伴い周溝に沿って回動させることができる。これ
により、車輪のロック操作に際し、ワイヤーが錠本体係
止部に当たるようなことを防止でき、錠本体を円滑に回
動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明のワイヤー錠用係止部材の一実施例の
斜視図である。
【図2】ワイヤー錠用係止部材の側面図である。
【図3】本願発明のワイヤー錠用係止部材を有する自転
車用錠前装置の一実施例の一部を断面にした平面図であ
る。
【図4】ワイヤー錠の要部拡大斜視図である。
【図5】ワイヤー錠の摺動片をワイヤー錠用係止部材の
周溝に入れる際の説明図である。
【図6】自転車にワイヤー錠用係止部材を有する自転車
用錠前装置を取り付けた状態の説明図である。
【図7】従来のワイヤー錠の斜視図である。
【符号の説明】 1 ワイヤー錠用係止部材 2 自転車用取付部 3 錠本体係止部 5 ワイヤー錠 6 ワイヤー 7 錠本体 31 錠本体収納部 32 錠本体出し入れ口 33 係脱片操作用口 34a 周溝 100 自転車用錠前装置 J 自転車 B 上ブリッジ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端側に自転車(J) における車輪(S) 近傍
    の一部(B) に取付けるための自転車用取付部(2) を備
    え、他端側にワイヤー錠(5) の一端側に設けられた錠本
    体(7) を係止する錠本体係止部(3) を備え、 この錠本体係止部(3) が、錠本体(7) を回動自在に係止
    する係止手段を備えることにより、錠本体(7) に接続さ
    れたワイヤー錠(5) のワイヤー(6) の動きに伴い錠本体
    (7) が錠本体係止部(3) に対して適宜回動できるように
    なされ、 この錠本体係止部(3) の係止手段により、ワイヤー錠
    (5) が錠本体係止部(3)に係止された状態から適宜車輪
    (S) を走行不能にロックできるようになされたものであ
    ることを特徴とするワイヤー錠用係止部材。
  2. 【請求項2】ワイヤー錠(5) と、ワイヤー錠用係止部材
    (1) とを備え、 ワイヤー錠(5) が、長尺状のワイヤー(6) と、ワイヤー
    (6) の一端側に設けられた錠本体(7) と、ワイヤー(6)
    の他端側に設けられた係脱片(8) とを備え、錠本体(5)
    が、係脱片(8) を適宜係脱して施錠・解錠し得る係合手
    段(76)が備えられ、 ワイヤー錠用係止部材(1) が、一端側に自転車(J) にお
    ける車輪(S) 近傍の一部(B) に取付けるための自転車用
    取付部(2) を備え、他端側にワイヤー錠(5) に設けられ
    た錠本体(7) を係止する錠本体係止部(3) を備え、 この錠本体係止部(3) が、錠本体(7) を回動自在に係止
    する係止手段を備えることにより、錠本体(7) に接続さ
    れたワイヤー錠(5) のワイヤー(6) の動きに伴い錠本体
    (7) が錠本体係止部(3) に対して自在に回動できるよう
    になされ、 この錠本体係止部(3) の係止手段により、ワイヤー錠
    (5) が錠本体係止部(3)に係止された状態から適宜車輪
    (S) を走行不能にロックできるようになされたものであ
    ることを特徴とするワイヤー錠用係止部材を有する自転
    車用錠前装置。
  3. 【請求項3】上記ワイヤー錠(5) の錠本体(7) 又はワイ
    ヤー錠用係止部材(1) の錠本体係止部(3) のいずれか一
    方側に、所定長さの周溝(34a) が備えられ、他方側に、
    周溝(34a) に嵌まり込む摺動片(72)が備えられ、 この摺動片(72)が周溝(34a) に沿って摺動することによ
    り、錠本体係止部(3)に係止されたワイヤー錠(5) の錠
    本体(7) が錠本体係止部(3) に対し周溝(34a)に沿って
    回動できるようになされたものであることを特徴とする
    請求項2記載のワイヤー錠用係止部材を有する自転車用
    錠前装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6409195B1 (ja) * 2018-05-30 2018-10-24 高橋 直子 自転車用のワイヤー錠取付システム

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