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JPH07275366A - ガイドワイヤー - Google Patents

ガイドワイヤー

Info

Publication number
JPH07275366A
JPH07275366A JP6026331A JP2633194A JPH07275366A JP H07275366 A JPH07275366 A JP H07275366A JP 6026331 A JP6026331 A JP 6026331A JP 2633194 A JP2633194 A JP 2633194A JP H07275366 A JPH07275366 A JP H07275366A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner core
tip
guide wire
ray contrast
synthetic resin
Prior art date
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Granted
Application number
JP6026331A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2623066B2 (ja
Inventor
Katsuya Goto
勝彌 後藤
Yasuo Miyano
保男 宮野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Terumo Corp filed Critical Terumo Corp
Priority to JP6026331A priority Critical patent/JP2623066B2/ja
Publication of JPH07275366A publication Critical patent/JPH07275366A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2623066B2 publication Critical patent/JP2623066B2/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 より細径のガイドワイヤーに形成しても、そ
の先端部が高いX線造影機能を有し、目的部位へのカテ
ーテルの導入作業を容易に行うことができるカテーテル
用ガイドワイヤーをガイドワイヤーを提供する。 【構成】 剛性の高い本体部2aと、本体部2aより細
径であり剛性の低い先端部2bとが一体に形成された内
芯2と、内芯2の先端に設けられた高X線造影部3と、
高X線造影部3を設けた内芯2を被包する合成樹脂被膜
4と、合成樹脂被膜4の表面に固定された潤滑性物質と
からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、治療または検査のため
に、人体の必要部位にカテーテルを導入するために用い
られるガイドワイヤーに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、心臓疾患等の検査、治療のため
に、血管内へのカテーテルの導入が行われている。この
ようなカテーテルを体内の目的部位に導入するにあた
り、カテーテル内にガイドワイヤーを挿通し、ガイドワ
イヤーの先端部をカテーテルの先端よりわずかに突出さ
せて、このガイドワイヤーによりカテーテルを目的部位
まで誘導する。
【0003】このようなカテーテル用ガイドワイヤーと
して、例えば特開昭60−7862号公報、特開昭60
−63066号公報に示されるものがある。これらのガ
イドワイヤーは、少なくと先端部が超弾性金属体により
形成された内芯を有し、さらに内芯の全体が合成樹脂に
より被覆されている。このガイドワイヤーは、先端部の
高い可撓性と復元性を有することにより、カテーテルの
誘導性に優れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のガイドワイヤー
は、カテーテルの誘導性という点では極めて優れた効果
を有している。しかし、上記のガイドワイヤーでは、従
来のガイドワイヤーのようにコイル等の金属線が内芯に
被覆されておらず、内芯は合成樹脂により被覆されてい
るだけである。被覆されている合成樹脂中にX線造影物
質を含有させることも考えられるが、合成樹脂被膜の物
性の低下などによりその含有量に限度があり、全体のX
線造影機能はあまり高いものではなかった。特に、金属
体により形成された内芯はその先端がより細くなってい
るため、先端部のX線造影性が特に悪いという問題点を
有していた。
【0005】最近では、より細い血管、例えば、脳の内
部血管、腎臓を構成する血管などの血管内にカテーテル
を導入することが考えられてきており、カテーテルがよ
り細径化し、あわせてガイドワイヤーも細径化が必要に
なる。このため、内芯に合成樹脂を被覆したタイプのガ
イドワイヤーでは、先端部のX線造影性がより低下し、
カテーテルの目的部位への導入作業が困難となることが
予想される。
【0006】そこで、本発明は、より細径のガイドワイ
ヤーに形成しても、その先端部が高いX線造影機能を有
し、目的部位へのカテーテルの導入作業を容易に行うこ
とができるカテーテル用ガイドワイヤーを提供するもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するもの
は、剛性の高い本体部と、該本体部より細径であり剛性
の低い先端部とが一体に形成された内芯と、該内芯の先
端に設けられた高X線造影部と、該高X線造影部を設け
た前記内芯を被包する合成樹脂被膜と、該合成樹脂被膜
の表面に固定された潤滑性物質とからなるガイドワイヤ
ーである。
【0008】そして、前記高X線造影部は、例えば、前
記内芯の先端に固定された高X線造影性を有する金属の
環状部材である。そして、前記環状部材は、コイルまた
はパイプ状部材であることが好ましい。また、前記高X
線造影部は、例えば、前記内芯の先端に被覆された高X
線造影性を有する金属層である。そして、前記内芯が、
超弾性金属により形成されていることが好ましい。ま
た、前記コイル状の高X線造影材は、金、白金、鉛、
銀、ビスマス、タングステンのいずれかにより形成され
ていることが好ましい。また、上記目的を達成するもの
は、本体部と先端に向かって徐々に細径となるように形
成された先端部とからなる内芯と、該内芯の先端に設け
られた高X線造影部と、該高X線造影部を設けた前記内
芯を密着状態で被包する合成樹脂被膜とを有し、さら
に、該合成樹脂被膜の表面は、湿潤時に潤滑性を有する
ガイドワイヤーである。また、上記目的を達成するもの
は、本体部と先端に向かって徐々に細径となるように形
成された先端部とからなる内芯と、該内芯の先端に設け
られたコイル状高X線造影部と、該高X線造影部を設け
た前記内芯を密着状態で被包する合成樹脂被膜とを有
し、さらに、該合成樹脂被膜の表面は、抗血栓性を有す
るガイドワイヤーである。
【0009】本発明のガイドワイヤーの実施例を図面を
参照して説明する。図1は、本発明のガイドワイヤーの
一実施例の断面図である。本発明のガイドワイヤー1
は、剛性の高い本体部2aと、本体部2aより細径であ
り剛性の低い先端部2bとが一体に形成された内芯2
と、内芯2の先端に設けられた高X線造影部3と、高X
線造影部3を設けた内芯2の全体を被包する合成樹脂被
膜4と、この合成樹脂被膜表面に固定された潤滑性物質
より構成されている。
【0010】本発明のガイドワイヤーの実施例を図面を
参照して説明する。図1は、本発明のガイドワイヤーの
一実施例の断面図、図2は、図1のI−I線拡大断面図で
ある。
【0011】本発明のガイドワイヤー1は、剛性の高い
本体部2aと、本体部2aより細径であり剛性の低い先
端部2bとが一体に形成された内芯2と、内芯2の先端
に設けられた高X線造影部3と、高X線造影部3を設け
た内芯2の全体を被包するほぼ均一外径を有する合成樹
脂被膜4とにより構成されている。
【0012】そこで、図1ないし図2を用いて、本発明
のガイドワイヤーを説明する。ガイドワイヤ1の内芯2
は、本体部2aと先端部2bとを有しており、超弾性金
属により一体に形成されている。そして、先端部2b
は、本体部2aの先端より先端に向かって徐々に細径と
なるように形成されている。このように細径とされるこ
とにより、本体より剛性が低いものとされている。この
ように、内芯の先端部を徐々に細径とすることにより、
先端に力がかかると先端部が徐々に曲がるので、操作性
が向上する。
【0013】内芯2としては、49〜58原子%Niの
TiNi合金、38.5〜41.5重量%ZnのCu−
Zn合金、1〜10重量%XのCu−Zn−X合金(X
=Be,Si,Sn,Al,Ga)、36〜38原子%
AlのNi−Al合金等の超弾性金属体が好適に使用さ
れる。特に好ましくは、上記のTiNi合金である。
【0014】そして、内芯2の本体部2aの外径は、
0.10〜1.00mm、より好ましくは0.15〜
0.40mmであり、長さは、1000〜4000m
m、より好ましくは1500〜3000mm、座屈強度
(負荷時の降伏応力)は、30〜100Kg/mm
2(22℃)、より好ましくは40〜55Kg/mm2
復元応力(除荷時の降伏応力)は、20〜80Kg/m
2(22℃)、より好ましくは30〜35Kg/mm2
である。
【0015】また、内芯2の先端部2bの外径は、0.
03〜0.15mm、より好ましくは、0.05〜0.
10であり、長さは10〜300mm、好ましくは50
〜150mmであり、曲げ負荷は、0.1〜10g、好
ましくは0.3〜6.0g、復元負荷は、0.1〜10
g、好ましくは0.3〜6.0gである。
【0016】また、内芯の先端部の外径はすべて上述寸
法である必要はなく一部分であってもよい。さらに、本
体部および先端部の復元応力は同一値を有する必要はな
くむしろ熱処理条件によりそれを変化させ適度な線径に
おいて適当な物性を得るよう工夫することも好ましい。
すなわち、本体部の復元応力は大きく、また先端部は柔
軟になるよう本体部と先端部の熱処理を分離することが
好ましい。さらに、内芯2は単一線によって構成される
ものに限らず、並行もしくは縒りによる複数の線で、上
述機能すなわち物性の段階的もしくは連続的な変化を発
揮するものとしてもよい。
【0017】そして、高X線造影部3は、図1および図
2に示す実施例では、内芯2の先端に固定された高X線
造影性を有する金属の環状部材であり、具体的には、パ
イプ状部材により形成されている。高X線造影性を有す
る金属としては、金、白金、鉛、銀、ビスマス、タング
ステンなどが好ましく、特に好ましくは、金である。
【0018】この高X線造影部3は、内芯2の先端に機
械的な圧着、または、内芯2の先端にメッキあるいは蒸
着された金属とハンダ付されることにより固定されてい
る。メッキあるいは蒸着される金属としては、内芯2が
TiNi合金の場合はNiまたは使用する高X線造影製
金属と同種のものなどが好適であり、Cu−Zn合金ま
たはCu−Zn−X合金の場合は、Znまたは使用する
高X線造影性金属と同種のものなどが好適であり、さら
にNi−Al合金の場合は、Niまたは使用する高X線
造影製性金属と同種のものなどが好適である。そして、
ハンダとしては、銀ろうまたは金ろうなどの硬ろうが好
適に使用できる。
【0019】そして、高X線造影部3は、外径が0.2
0〜0.90mm、好ましくは0.25〜0.40m
m、内径が0.04〜0.16mm、好ましくは0.0
6〜0.11mm、長さが1.00〜10.00mm、
好ましくは1.5〜4.0mmである。
【0020】また、高X線造影部3としては、例えば、
図3に示すようなものであってもよい。図3に示す実施
例では、内芯2の先端に、上述のような高X線造影性を
有する金属により形成された細線がコイル状に巻かれて
いる。この細線としては、線径が0.02〜0.10m
mのものが好適に使用される。また、巻き着けられる長
さは、内芯の先端より1.0〜10.0mm、好ましく
は1.5〜4.0mmである。
【0021】このようなコイル状の高X線造影部の形成
方法としては、上記のように細線を内芯の上に直接巻き
付ける方法、さらには、コイル状に形成したものを内芯
の先端に取り付ける方法などが考えられ、さらに、それ
らを内芯の先端に確実に固定することが好ましく、その
方法としては、巻き付けられあるいは取り付けられたコ
イル状のものを外部より圧着することにより固定するこ
とが好ましい。また、これ以外の方法として、内芯の先
端に高X線造影部との接着性を高めるための金属をメッ
キあるいは蒸着し、その上に上記の細線を巻き付けある
いはコイル状に形成したものを取り付け、ハンダ付けす
ることなどによってもよい。コイル体は、一般的に容易
に変形し、その変形は所定応力値以下であれば、弾性変
形である。よって、高X線造影部が、このようなコイル
状のものであれば、ガイドワイヤーの先端の柔軟性をあ
まり阻害しない。そして、このような高X線造影部を有
することにより、X線透視下におけるガイドワイヤーの
先端の視認性が向上する。
【0022】さらに、高X線造影部3は、上記のような
もの以外に、内芯の先端への高X線造影性金属箔の被着
および圧着、先端への高X線造影性金属のメッキあるい
は蒸着により高X線造影性金属層を形成したものでもよ
い。上記の金属箔、メッキおよび蒸着は、厚さが50μ
m以上であることが好ましい。
【0023】また、内芯2の全体を被覆する合成樹脂被
膜4は、図1に示すように、先端部を含めてほぼ均一の
外径を有している。特に、この合成樹脂被膜4は、内芯
2の先端に設けられた高X線造影部による段差等がガイ
ドワイヤー1の外面形状に影響しないように、ほぼ均一
の外径となっている。
【0024】合成樹脂被膜4としては、ポリエチレン、
ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリ
アミド、ポリウレタン、ポリスチレン、フッ素樹脂、シ
リコンゴムもしくは各々のエラストマーおよび複合材料
等が好適に使用される。そして、合成樹脂被膜4は、内
芯2の湾曲の妨げにならない程度に柔軟であり、外表面
は凹凸のない滑らかな表面となっていることが好まし
い。
【0025】また、合成樹脂被膜4に、ヘパリン、ウロ
キナーゼ等の抗凝固剤もしくはシリコーンゴム、ウレタ
ンとシリコーンのブロック共重合体(登録商標 アブコ
サン)、ヒドロキシエチルメタクリレート−スチレン共
重合体等の抗血栓材料をコーティングして、抗血栓性を
有する表面としてもよい。また、合成樹脂被膜4をフッ
素樹脂等の低摩擦表面を有する樹脂により形成するこ
と、また合成樹脂被膜4の外表面にシリコーンオイル等
の潤滑液を塗布することによって、ガイドワイヤー1の
摩擦性を低下させてもよい。
【0026】さらに、合成樹脂被膜4を形成する合成樹
脂中に、Ba、W、Bi、Pb等の金属単体もしくは化
合物による微粉沫状のX線造影性物質を混入することが
好ましく、このようにすることにより血管内に導入中の
ガイドワイヤー1の全体の位置確認が容易となる。合成
樹脂被膜4は、上述のように、ほぼ均一の外径を有して
いることが好ましい。ほぼ均一とは、完全な均一なもの
に限らず若干先端部が細径となっていてもよい。このよ
うに、先端部までをほぼ均一とすることにより、ガイド
ワイヤーの先端が血管内壁に与える虞れのある損傷を少
なくすることができる。
【0027】合成樹脂被膜の外径は、0.25〜1.0
4mm、好ましくは0.30〜0.64mm、内芯2の
本体部2a上での肉厚は、0.25〜1.04mm、好
ましくは0.30〜0.64mmである。
【0028】また、合成樹脂被膜4は、合成樹脂によ
り、内芯2に対し、密着状態に被着され、内芯2の先端
部および基端部においても、固着されていることが好ま
しい。また、合成樹脂被膜4を中空管で形成し、内芯2
の先端部および基端部または、内芯の適当な部分で、内
芯2と接着もしくは溶融成形により固定してもよい。そ
して、ガイドワイヤー1の先端(合成樹脂被膜4の先
端)は、血管壁の損傷の防止、さらにガイドワイヤー1
の操作性向上のために、図1に示すように半球状等の曲
面となっていることが好ましい。
【0029】さらに、合成樹脂被膜4の表面には、潤滑
性物質が固定されている。潤滑性物質とは、湿潤時に潤
滑性を有する物質をいう。具体的には、水溶性高分子物
質またはその誘導体がある。潤滑性物質は、上記合成樹
脂の表面に共有結合またはイオン結合により固定されて
いる。そして、この潤滑性物質は、原則として鎖状で架
橋のない高分子物質であり、−OH,−CONH2、−
COOH、−NH2、−COO-、−SO3-などの親水性
基を有している。さらに、潤滑性物質は、湿潤時(例え
ば、血液接触時)に含水し潤滑性を発現するものであ
る。
【0030】このような潤滑性物質をガイドワイヤー1
の外表面である合成樹脂被膜4に固定することにより、
カテーテル導入時に、カテーテル内壁とガイドワイヤー
外面との摩擦が低下し、カテーテル内でのガイドワイヤ
ーの摺動性が向上するため、ガイドワイヤーの操作が容
易となる。
【0031】具体的には、天然水溶性高分子物質とし
て、カルボキシメチルデンプン、ジアルデヒドデンプン
などのデンプン系、カルボキシメチルセルロース、ヒド
ロキシエチルセルロースなどのセルロース系、タンニ
ン、リグニン系、アルギン酸、アラビアゴムヘパリン、
キチン、キトサンなどの多糖類、ゼラチン、カゼインな
どのタンパク質などが考えられる。合成水溶性高分子物
質としては、ポリビニルアルコール、ポリアルキレンオ
キサイド系として、ポリエチレンオキサイド、ポリアル
キレンギリコール系として、ポリエチレングリコール、
アクリル酸系として、ポリアクリル酸ソーダ、無水マレ
イン酸系として、メチルビニルエーテル無水マレイン酸
共重合体、メチルビニルエーテル無水マレイン酸ソー
ダ、メチルビニルエーテル無水マレイン酸アンモニウム
塩、無水マレイン酸エチルエステル共重合体、フタル酸
系として、ポリヒドロキシエチルフタル酸エステル、水
溶性ポリエステルとして、ポリジメチロールプロピオン
酸エステル、アクリルアミド系として、ポリアクリルア
ミド加水分解物、ポリアクリルアミド四級化物、ポリビ
ニルピロリドン、ポリエチレンイミン、ポリエチレンス
ルホネート、水溶性ナイロンなどが考えられる。好まし
くは、無水マレイン酸系であり、特に無水マレイン酸エ
チルエステル共重合体が好適である。
【0032】また、水溶性高分子物質の誘導体とは、水
溶性に限定されず、上記の水溶性高分子物質を基本構成
とするものであれば、不溶化されたものであってもよ
く、湿潤時に含水し潤滑性を発現するものであれば使用
できる。例えば、上記水溶性高分子物質の場合、付加、
置換、酸化、還元反応などで得られるエステル化物、
塩、アミド化物、無水物、ハロゲン化物、エテーテル化
物、加水分解物、アセタール化物、ホルマール化物、ア
ルキロール化物、4級化物、ジアゾ化物、ヒドラジド化
物、スルホン化物、ニトロ化物、イオンコンプレック
ス、さらに、ジアゾニウム基、アジド基、イソシアネー
ト基、酸クロリド基、酸無水物基、イミノ炭酸エステル
基、アミノ基、カルボキシル基、エポキシ基、水酸基、
アルデヒド基等、反応性官能基を2個以上有する物質と
の架橋物、また、ビニル化合物、アクリル酸、メタクリ
ル酸、ジエン系化合物、無水マレイン酸等との共重合物
などが考えられる。
【0033】また、合成樹脂は、後述するように潤滑性
物質とイオン結合または共有結合する反応性官能基を持
っているか、または反応性官能基を有する化合物を含
有、あるいは反応性官能基が導入されている。
【0034】合成樹脂中に存在または導入された反応性
官能基と、上記の潤滑性物質とが結合することにより、
合成樹脂表面上に潤滑性を付与することが可能となり、
水に溶けることなく持続的な潤滑性表面を得ることがで
きる。ここでは、共有結合によるもので説明する。潤滑
性物質としては特に制限はないが、上述したセルロース
系、無水マレイン酸系、アクリルアミド系、ポリエチレ
ンオキサイド系、水溶性ナイロンなどが好適に使用され
る。特にヒドロキシプロピルセルロース、メチルビニル
エーテル、無水マレイン酸共重合体、ポリアクリルアミ
ド、ポリエチレングリコール、水溶性ナイロン(東レ株
式会社製 AQ−ナイロン P−70)などが好適であ
る。これら潤滑性物質の平均分子量は、特に制限はない
が、3〜500万程度のものが潤滑性も高く、適度な厚
さに、しかも含水時における膨潤度も著しく大きくない
潤滑層が得られ好適である。
【0035】また、合成樹脂の表面にイオン結合により
固定される潤滑性物質としては、ポリビニルピロリドン
の他に上述した水溶性高分子物質のカルボン酸塩、スル
ホン酸塩、アンモニウム塩などがあり、具体的にはカル
ボン酸塩としてはメチルビニルエーテル無水マレイン酸
のナトリウム塩、ポリアクリル酸ソーダ、ポリアクリル
アミド加水分解物、カルボキシメチルセルロースナトリ
ウム塩、アルギン酸ナトリウムなどがあり、スルホン酸
塩としてはポリスチレンスルホン酸ソーダ、ポリビニル
スルホン酸ソーダなどがあり、アンモニウム塩としては
メチルビニルエーテル無水マレイン酸のアンモニウム
塩、ポリアクリルアミド四級化物などがある。
【0036】合成樹脂中に、存在する反応性官能基とし
ては、前記潤滑性物質と反応し、結合ないし架橋して固
定するものであれば、特に制限はないが、ジアゾニウム
基、アジド基、イソシアネート基、酸クロリド基、酸無
水物基、イミノ炭酸エステル基、アミノ基、カルボキシ
ル基、エポキシ基、水酸基、アルデヒド基等が考えら
れ、特にイソシアネート基、アミノ基、アルデヒド基、
エポキシ基が好適である。従って、反応性官能基を有す
る合成樹脂としては、ポリウレタン、ポリアミドなどが
好適である。
【0037】また、反応性官能基を有する物質として
は、例えば、メチレンジイソシアネート、エチレンジイ
ソシアネート、トルエンジイソシアネート、ジフェニル
メタンジイソシアネートなどのイソシアネート類、およ
びこれらイソシアネートとポリオールのアダクトまたは
プレポリマーなど。 さらに、例えば低分子ポリアミン
としてエチレンジアミン、トリメチレンジアミン、1.
2−ジアミノプロパン、テトラメチレンジアミンなどが
考えられる。高分子ポリアミンとして[I]アミンとア
ルキレンジハライドあるいはエピクロルヒドリンから合
成されるポリ(アルキレンポリアミン)、[II]エチレ
ンイミン、プロピレンイミンなどのアルキレンイミンの
開環重合によって得られるアルキレンイミン重合体、
[III]その他、ポリビニルアミン、ポリリジンなどの
ポリアミン、さらに、グルタルアルデヒド、テレフタル
アルデヒドなどのポリアルデヒド、さらにエチレングリ
コールジグリシジルエーテルなどのポリエポキシドがあ
る。
【0038】
【実施例】次に、本発明のガイドワイヤーの実施例につ
いて説明する。内芯として、全長が1800mm、先端
の直径が0.06mm、後端の直径が0.25mmで、
先端から120mmが先端に向かってテーパー状に縮径
しているものを作成した。 内芯の材料としては、原子
51%NiのTiNi合金を用いた。そして、純金によ
り、内径0.07mm、外径0.3mm、長さ2.0m
mのパイプ状の部材を作成し、内芯の先端に挿入し、治
具を用いて挟み込んで内芯に圧着し固定させ、高X線造
影部を形成した。さらに、内芯全体の外面に、タングス
テン微粉沫(粒径約3〜4μm)を45重量%含有する
ポリウレタンを全体外径がほぼ均一になるように被覆
し、合成樹脂被膜を形成させた。そして、テトラヒドロ
フランに5.0重量%となるように無水マレイン酸エテ
ルエステル共重合体を溶解した溶液を、上記のポリウレ
タンにより形成された合成樹脂被膜の表面に塗布し、無
水マレイン酸エチルエステル共重合体を固定し、潤滑性
表面を形成させた。
【0039】このガイドワイヤーは、全体の長さが約1
800mm、全体の直径が0.36mmであり、ガイド
ワイヤーの先端部の曲げ負荷が約4g、復元負荷が約2
gであった。ガイドワイヤー全体のX線撮影を行ったと
ころ、先端部において高いX線造影像が得られた。
【0040】
【作用】次に、本発明のガイドワイヤーの作用を図1に
示した実施例を用いて説明する。ガイドワイヤ1は、そ
の先端部をカテーテル(図示しない)の先端部より突出
させた状態にて、カテーテルとともに血管内に導入さ
れ、カテーテルの先端部をガイドワイヤー1の先端部が
誘導することによりカテーテルを所定血管部位に挿入さ
せる。このとき、ガイドワイヤー1およびカテーテルの
先端部をX線造影により外部より確認しながらガイドワ
イヤーおよびカテーテルを進行させて行く、目的部位付
近にカテーテルの先端部が到達した後、ガイドワイヤー
をカテーテルより抜去する。
【0041】
【発明の効果】本発明のガイドワイヤーは、剛性の高い
本体部と、該本体部より細径であり剛性の低い先端部と
が一体に形成された内芯と、前記先端部の先端に設けら
れた高X線造影部と、該高X線造影部を設けた前記内芯
を被包する合成樹脂被膜と、この合成樹脂被膜の表面に
固定された潤滑性物質とからなるものであり、特に内芯
の先端に、高X線造影部が設けられているので、X線造
影下において、先端の位置が確実に把握できるので、ガ
イドワイヤーの導入およびそれに続くカテーテルの導入
作業を容易に行うことができる。
【0042】また、潤滑性物質がガイドワイヤーの外表
面である合成樹脂被膜に固定されているので、カテーテ
ル導入時に、カテーテル内壁とガイドワイヤー外面との
摩擦が低下し、カテーテル内でのガイドワイヤーの摺動
性が向上するため、ガイドワイヤーの操作が容易とな
る。
【0043】さらに、内芯を超弾性合金により形成する
とともに、先端部が細径なものとすることにより先端部
は、一定応力のもとで比較的大きく変位し、かつ復元可
能な弾性歪特性を備えるものとすることができる。した
がって、先端部が血管の屈曲部を進行する際に、比較的
小さな荷重で容易に大きな曲げ変形を生じるので、先端
部の応答性がよく、血管壁に損傷を与えることなく、血
管の屈曲部の変化に対応して湾曲変形、その復元を繰り
返し、蛇行血管に対する形状順応性が良好であり、かつ
血管分枝に対しても比較的容易に湾曲し、所定血管部位
に無理なく導入することができる。さらに、このガイド
ワイヤーは、本体部が両ねじり方向においてトルク伝達
性が良好であり、本体部に加わるトルクによって先端部
を所定血管部位へ向けて確実かつ容易に指向させること
ができ、複雑な血管部位への挿入操作性が良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のガイドワイヤーの一実施例の
断面図である。
【図2】図2は、図1のI−I線拡大断面図である。
【図3】図3は、本発明のガイドワイヤーの他の実施例
の断面図である。
【符号の説明】
1 ガイドワイヤー 2 内芯 3 高X線造影物質 4 合成樹脂被膜
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年4月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項6】 本体部と先端に向かって徐々に細径とな
るように形成された先端部とからなる内芯と、該内芯の
先端に設けられたコイル状高X線造影部と、該高X線造
影部を設けた前記内芯を密着状態で被包する合成樹脂被
膜とを有し、さらに、該合成樹脂被膜の表面は、抗血栓
性を有することを特徴とするガイドワイヤー。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年4月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】内芯2としては、49〜5原子%Niの
TiNi合金、38.5〜41.5重量%ZnのCu−
Zn合金、1〜10重量%XのCu−Zn−X合金(X
=Be,Si,Sn,Al,Ga)、36〜38原子%
AlのNi−Al合金等の超弾性金属体が好適に使用さ
れる。特に好ましくは、上記のTiNi合金である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】このようなコイル状の高X線造影部の形成
方法としては、上記のように細線を内芯の上に直接巻き
付ける方法、さらには、コイル状に形成したものを内芯
の先端に取り付ける方法などが考えられ、さらに、それ
らを内芯の先端に確実に固定することが好ましく、その
方法としては、巻き付けられあるいは取り付けられたコ
イル状のものを外部より圧着することにより固定するこ
とが好ましい。また、これ以外の方法として、内芯の先
端に高X線造影部との接着性を高めるための金属をメッ
キあるいは蒸着し、その上に上記の細線を巻き付けある
いはコイル状に形成したものを取り付け、ハンダ付けす
ることなどによってもよい。コイル体は、一般的に容易
に変形し、その変形は所定応力値以下であれば、弾性変
形である。よって、高X線造影部が、このようなコイル
状のものであれば、ガイドワイヤーの先端の柔軟性をあ
まり阻害しない。そして、このような高X線造影部を有
することにより、X線透視下におけるガイドワイヤーの
先端の視認性が向上する。さらに、上述したような材料
により形成されたコイル体は、所定応力値以上の応力が
加わることにより塑性変形する。つまり、指などにより
コイル体を引っ張るように曲げることにより、コイル体
の先端部を変形させることができる。このようにして、
ガイドワイヤーの先端を所望の形状に変形させることに
より、血管分岐形状に適応したものとなり、血管内への
挿入が容易となる。そして、上述したコイル体を形成す
る材料である金、白金、鉛、銀、ビスマス、タングステ
ンなどは、高X線造影性と上述の塑性変形性を備えてお
り、変形された先端部形状を維持する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】また、内芯2の全体を被覆する合成樹脂被
膜4は、図1に示すように、先端部を含めてほぼ均一の
外径を有している。特に、この合成樹脂被膜4は、内芯
2の先端に設けられた高X線造影部による段差等がガイ
ドワイヤー1の外面形状に影響しないように、ほぼ均一
の外径となっている。なお、合成樹脂被膜(被覆部)4
は、高X線造影部3のみを覆うように設けられていても
よく、また、高X線造影部3がコイル体の場合には、高
X線造影部3以外の部分の内芯を覆うように設けられて
いてもよい。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剛性の高い本体部と、該本体部より細径
    であり剛性の低い先端部とが一体に形成された内芯と、
    該内芯の先端に設けられた高X線造影部と、該高X線造
    影部を設けた前記内芯を被包する合成樹脂被膜と、該合
    成樹脂被膜の表面に固定された潤滑性物質とからなるこ
    とを特徴とするガイドワイヤー。
  2. 【請求項2】 前記高X線造影部は、前記内芯の先端に
    固定された高X線造影性を有する金属の環状部材である
    請求項1に記載のガイドワイヤー。
  3. 【請求項3】 前記環状部材は、コイルまたはパイプ状
    部材である請求項2に記載のガイドワイヤー。
  4. 【請求項4】 前記高X線造影部は、前記内芯の先端に
    被覆された高X線造影性を有する金属層である請求項1
    に記載のガイドワイヤー。
  5. 【請求項5】 本体部と先端に向かって徐々に細径とな
    るように形成された先端部とからなる内芯と、該内芯の
    先端に設けられた高X線造影部と、該高X線造影部を設
    けた前記内芯を密着状態で被包する合成樹脂被膜とを有
    し、さらに、該合成樹脂被膜の表面は、湿潤時に潤滑性
    を有することを特徴とするガイドワイヤー。
  6. 【請求項6】 本体部と先端に向かって徐々に細径とな
    るように形成された先端部とからなる内芯と、該内芯の
    先端に設けられたコイル状高X線造影部と、該高X線造
    影部を設けた前記内芯を密着状態で被包する合成樹脂被
    膜とを有し、さらに、該合成樹脂被膜の表面は、抗血栓
    性を有することを特徴とするガイドワイヤー。
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