JPH07272363A - 磁気テープ装置のスレッディング機構 - Google Patents
磁気テープ装置のスレッディング機構Info
- Publication number
- JPH07272363A JPH07272363A JP6057044A JP5704494A JPH07272363A JP H07272363 A JPH07272363 A JP H07272363A JP 6057044 A JP6057044 A JP 6057044A JP 5704494 A JP5704494 A JP 5704494A JP H07272363 A JPH07272363 A JP H07272363A
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- JP
- Japan
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- take
- winding
- magnetic tape
- reel
- motor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スレッディング機構にとっての専用モータを
必要としない磁気テープ装置のスレッディング機構を提
供する。 【構成】 リーダテープ13を巻取るために巻取リール
7に回転自在に設けた巻取用ハブ14と、この巻取用ハ
ブ14及び前記巻取リール7に対して巻取用モータ3の
動力の伝達を断続させる断続手段と、前記リーダテープ
13の先端に取付けたピッカ24と、このピッカ24が
嵌合するテープカートリッジ4のリーダブロック8と、
このリーダブロック8と嵌合した前記ピッカ24を前記
テープカートリッジ4から前記巻取用ハブ14まで案内
するように配設したガイドレールとから成り、前記断続
手段が前記巻取リール7への前記巻取用モータ3の動力
の伝達を断つ場合には、前記巻取用ハブ14に前記巻取
用モータ3の動力が伝達されるよう作動するようにし
た。
必要としない磁気テープ装置のスレッディング機構を提
供する。 【構成】 リーダテープ13を巻取るために巻取リール
7に回転自在に設けた巻取用ハブ14と、この巻取用ハ
ブ14及び前記巻取リール7に対して巻取用モータ3の
動力の伝達を断続させる断続手段と、前記リーダテープ
13の先端に取付けたピッカ24と、このピッカ24が
嵌合するテープカートリッジ4のリーダブロック8と、
このリーダブロック8と嵌合した前記ピッカ24を前記
テープカートリッジ4から前記巻取用ハブ14まで案内
するように配設したガイドレールとから成り、前記断続
手段が前記巻取リール7への前記巻取用モータ3の動力
の伝達を断つ場合には、前記巻取用ハブ14に前記巻取
用モータ3の動力が伝達されるよう作動するようにし
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カートリッジ内のリー
ルに巻かれた磁気テープの先端をカートリッジ外に別途
設けた巻取リールまで案内する3480型磁気テープ装
置のスレッディング機構に関する。
ルに巻かれた磁気テープの先端をカートリッジ外に別途
設けた巻取リールまで案内する3480型磁気テープ装
置のスレッディング機構に関する。
【0002】
【従来の技術】カートリッジ内に設けた1個のリールに
巻かれた磁気テープを磁気テープ装置にセットして記録
再生する場合には、カートリッジ内のリールに巻かれた
磁気テープの先端を何等かの方法で巻取リールまで運ぶ
必要がある。また、カートリッジ内のリールに巻かれた
磁気テープの先端には、リーダブロックが取付けられて
いる。
巻かれた磁気テープを磁気テープ装置にセットして記録
再生する場合には、カートリッジ内のリールに巻かれた
磁気テープの先端を何等かの方法で巻取リールまで運ぶ
必要がある。また、カートリッジ内のリールに巻かれた
磁気テープの先端には、リーダブロックが取付けられて
いる。
【0003】従来、図7に示すように、磁気テープ装置
100にスレッディングアームと呼ばれるアーム101
を設け、カートリッジ102内のリール103に巻かれ
た磁気テープ104の先端に取付けたリーダブロック1
05をアーム101の先端部に装着し、専用のモータで
アーム101を回動させることによって、矢印に示すよ
うな軌跡で巻取リール106までリーダブロック105
を運ぶようにした機構が知られている。
100にスレッディングアームと呼ばれるアーム101
を設け、カートリッジ102内のリール103に巻かれ
た磁気テープ104の先端に取付けたリーダブロック1
05をアーム101の先端部に装着し、専用のモータで
アーム101を回動させることによって、矢印に示すよ
うな軌跡で巻取リール106までリーダブロック105
を運ぶようにした機構が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術にあって
は、スレッディングアームを回動させる専用のモータを
必要とするためモータ設置用のスペースを必要とすると
共に、コスト低減が図れないという問題点を有してい
た。
は、スレッディングアームを回動させる専用のモータを
必要とするためモータ設置用のスペースを必要とすると
共に、コスト低減が図れないという問題点を有してい
た。
【0005】本発明は、従来の技術が有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、スレッディング機構にとっての専用モータを必
要としない磁気テープ装置のスレッディング機構を提供
しようとするものである。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、スレッディング機構にとっての専用モータを必
要としない磁気テープ装置のスレッディング機構を提供
しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明は、リーダテープを巻取るために巻取リールに回転
自在に設けた巻取用ハブと、この巻取用ハブ及び前記巻
取リールに対して巻取用モータの動力の伝達を断続させ
る断続手段と、前記リーダテープの先端に取付けたピッ
カと、このピッカが嵌合するテープカートリッジのリー
ダブロックと、このリーダブロックと嵌合した前記ピッ
カを前記テープカートリッジから前記巻取用ハブまで案
内するように配設したガイドレールとから成り、前記断
続手段が前記巻取リールへの前記巻取用モータの動力の
伝達を断つ場合には、前記巻取用ハブに前記巻取用モー
タの動力を伝達するように作動するものである。
発明は、リーダテープを巻取るために巻取リールに回転
自在に設けた巻取用ハブと、この巻取用ハブ及び前記巻
取リールに対して巻取用モータの動力の伝達を断続させ
る断続手段と、前記リーダテープの先端に取付けたピッ
カと、このピッカが嵌合するテープカートリッジのリー
ダブロックと、このリーダブロックと嵌合した前記ピッ
カを前記テープカートリッジから前記巻取用ハブまで案
内するように配設したガイドレールとから成り、前記断
続手段が前記巻取リールへの前記巻取用モータの動力の
伝達を断つ場合には、前記巻取用ハブに前記巻取用モー
タの動力を伝達するように作動するものである。
【0007】
【作用】断続手段によって巻取リールへ巻取用モータの
動力が伝達されない状態になると、巻取用ハブに巻取用
モータの動力が伝達される状態になり、巻取用ハブが回
転可能になる。従って、巻取用モータを駆動させれば巻
取用ハブが回転し、リーダテープを巻取ってリーダブロ
ックがガイドレールに係合するピッカによって巻取リー
ルまで手繰り寄せられる。一方、断続手段によって巻取
リールへ巻取用モータの動力が伝達される状態になる
と、巻取リールが回転可能になるが、巻取用ハブへ巻取
用モータの動力が伝達されない状態になり、巻取用ハブ
は回転不可能になる。従って、巻取用モータを駆動させ
れば巻取リールは回転するが、巻取用ハブは回転しな
い。
動力が伝達されない状態になると、巻取用ハブに巻取用
モータの動力が伝達される状態になり、巻取用ハブが回
転可能になる。従って、巻取用モータを駆動させれば巻
取用ハブが回転し、リーダテープを巻取ってリーダブロ
ックがガイドレールに係合するピッカによって巻取リー
ルまで手繰り寄せられる。一方、断続手段によって巻取
リールへ巻取用モータの動力が伝達される状態になる
と、巻取リールが回転可能になるが、巻取用ハブへ巻取
用モータの動力が伝達されない状態になり、巻取用ハブ
は回転不可能になる。従って、巻取用モータを駆動させ
れば巻取リールは回転するが、巻取用ハブは回転しな
い。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。ここで、図1は本発明に係るスレッディング
機構を適用した磁気テープ装置の概要斜視図、図2は本
発明に係るスレッディング機構によりスレッディング完
了状態の巻取リールの平面図、図3は同じく断面図、図
4はリーダブロックとピッカとの関係を示す斜視図、図
5はガイドレールに係合したピッカの状態を示す断面
図、図6はリーダブロックをテープカートリッジ内に押
込む押込手段の説明図である。
説明する。ここで、図1は本発明に係るスレッディング
機構を適用した磁気テープ装置の概要斜視図、図2は本
発明に係るスレッディング機構によりスレッディング完
了状態の巻取リールの平面図、図3は同じく断面図、図
4はリーダブロックとピッカとの関係を示す斜視図、図
5はガイドレールに係合したピッカの状態を示す断面
図、図6はリーダブロックをテープカートリッジ内に押
込む押込手段の説明図である。
【0009】図1に示すように、磁気テープ装置1は、
基台2に巻取用モータ3とテープカートリッジ4のロー
ド・アンロード機構(不図示)と磁気ヘッド5とテープ
ガイド6,6を配設して構成されている。巻取用モータ
3には巻取リール7が取付けられ、巻取リール7とテー
プカートリッジ4の開口部4aに収納されるリーダブロ
ック8にかけてガイドレール9が架設されている。
基台2に巻取用モータ3とテープカートリッジ4のロー
ド・アンロード機構(不図示)と磁気ヘッド5とテープ
ガイド6,6を配設して構成されている。巻取用モータ
3には巻取リール7が取付けられ、巻取リール7とテー
プカートリッジ4の開口部4aに収納されるリーダブロ
ック8にかけてガイドレール9が架設されている。
【0010】巻取リール7は、図2及び図3に示すよう
に、上フランジ7aと下フランジ7bとハブ部7cから
成り、磁気テープ10を巻取る場合には巻取用モータ3
の上方で回転自在に支持される。上フランジ7aとハブ
部7bには、磁気テープ10の先端に取付けたリーダブ
ロック8が嵌合する開口11が形成されている。
に、上フランジ7aと下フランジ7bとハブ部7cから
成り、磁気テープ10を巻取る場合には巻取用モータ3
の上方で回転自在に支持される。上フランジ7aとハブ
部7bには、磁気テープ10の先端に取付けたリーダブ
ロック8が嵌合する開口11が形成されている。
【0011】また、下フランジ7bの中心には、巻取用
モータ3の回転軸12が遊挿する開口7dが形成され、
下フランジ7bであってハブ部7cに囲まれた開口7d
の近傍には、一端にリーダテープ13の巻取用ハブ14
を、他端にギア15を取付けた軸16が回転自在に取付
けられている。
モータ3の回転軸12が遊挿する開口7dが形成され、
下フランジ7bであってハブ部7cに囲まれた開口7d
の近傍には、一端にリーダテープ13の巻取用ハブ14
を、他端にギア15を取付けた軸16が回転自在に取付
けられている。
【0012】回転軸12は、巻取用モータ3の回転軸3
aに係合し、回転軸3aの上下方向に対してはスライド
自在で、回転軸3aの回転方向に対しては固定して装着
されている。また、回転軸12には、巻取用ハブ14の
ギア15と噛み合うギア17と、円盤18が共に回転軸
12の軸方向に対して垂直に取付けられている。巻取用
ハブ14のギア15と回転軸12に取付けたギア17と
で、巻取用ハブ14に巻取用モータ3の回転軸12を接
続することが出来る。
aに係合し、回転軸3aの上下方向に対してはスライド
自在で、回転軸3aの回転方向に対しては固定して装着
されている。また、回転軸12には、巻取用ハブ14の
ギア15と噛み合うギア17と、円盤18が共に回転軸
12の軸方向に対して垂直に取付けられている。巻取用
ハブ14のギア15と回転軸12に取付けたギア17と
で、巻取用ハブ14に巻取用モータ3の回転軸12を接
続することが出来る。
【0013】円盤18には、その周縁部に巻取リール7
へ巻取用モータ3の動力を伝達するための円環状のクラ
ッチ板19が固設されている。また、クラッチ板19に
対向する巻取リール7の下フランジ7bにクラッチ板1
9と断続する円環状のクラッチ板20が固設されてい
る。
へ巻取用モータ3の動力を伝達するための円環状のクラ
ッチ板19が固設されている。また、クラッチ板19に
対向する巻取リール7の下フランジ7bにクラッチ板1
9と断続する円環状のクラッチ板20が固設されてい
る。
【0014】回転軸12は、回転軸12に取付けたアー
ム21の回動によって巻取用モータ3の回転軸3aに係
合した状態で上下動する。アーム21は一端を回転軸1
2に取付け、他端を電磁エネルギーを機械エネルギーに
変換するソレノイド22のプランジャ22aに取付け、
略中央部を巻取用モータ3のケース3bに固着したブラ
ケット23に軸支している。ブラケット23に軸支した
略中央部は、支点として作用する。
ム21の回動によって巻取用モータ3の回転軸3aに係
合した状態で上下動する。アーム21は一端を回転軸1
2に取付け、他端を電磁エネルギーを機械エネルギーに
変換するソレノイド22のプランジャ22aに取付け、
略中央部を巻取用モータ3のケース3bに固着したブラ
ケット23に軸支している。ブラケット23に軸支した
略中央部は、支点として作用する。
【0015】このような回転軸12、ギア15,17、
円盤18、クラッチ板19,20、アーム21やソレノ
イド22などによって、巻取リール7及び巻取用ハブ1
4への巻取用モータ3の動力の伝達を断続させる断続手
段が構成される。
円盤18、クラッチ板19,20、アーム21やソレノ
イド22などによって、巻取リール7及び巻取用ハブ1
4への巻取用モータ3の動力の伝達を断続させる断続手
段が構成される。
【0016】ソレノイド22を作動させてプランジャ2
2aを図3に示す状態から矢印方向にスライドさせる
と、円盤18が上昇してクラッチ板19がクラッチ板2
0に接続する一方、ギア15と噛み合っているギア17
は、ギア15から離れる。
2aを図3に示す状態から矢印方向にスライドさせる
と、円盤18が上昇してクラッチ板19がクラッチ板2
0に接続する一方、ギア15と噛み合っているギア17
は、ギア15から離れる。
【0017】巻取用ハブ14に一端を取付けたリーダテ
ープ13の他端の先端部には、図4に示すように、リー
ダブロック8に嵌合するピッカ24が取付けられてい
る。ピッカ24は、図5に示すように、ガイドレール9
に係合してテープカートリッジ4の開口部4aと巻取リ
ール7との間を移動する。なお、ガイドレール9はピッ
カ24の経路を定めることによって、移動するリーダブ
ロック8等が磁気ヘッド5やテープガイド6,6などを
損傷することのないようにするために設けられたもので
ある。
ープ13の他端の先端部には、図4に示すように、リー
ダブロック8に嵌合するピッカ24が取付けられてい
る。ピッカ24は、図5に示すように、ガイドレール9
に係合してテープカートリッジ4の開口部4aと巻取リ
ール7との間を移動する。なお、ガイドレール9はピッ
カ24の経路を定めることによって、移動するリーダブ
ロック8等が磁気ヘッド5やテープガイド6,6などを
損傷することのないようにするために設けられたもので
ある。
【0018】テープカートリッジ4が磁気テープ装置1
に挿入される際にピッカ24を固定し、挿入後にリーダ
ブロック8にピッカ24を確実に嵌合するためや、アン
スレッディングの際にリーダブロック8をテープカート
リッジ4の開口部4a内に確実に押込むための押込手段
25は、図6に示すように、ソレノイド26のプランジ
ャ26aに中央部を軸支したレバー27の一端を取付け
て構成されている。なお、図6はアンスレッディングの
際にリーダブロック8をテープカートリッジ4の開口部
4a内に押込む動作を示している。
に挿入される際にピッカ24を固定し、挿入後にリーダ
ブロック8にピッカ24を確実に嵌合するためや、アン
スレッディングの際にリーダブロック8をテープカート
リッジ4の開口部4a内に確実に押込むための押込手段
25は、図6に示すように、ソレノイド26のプランジ
ャ26aに中央部を軸支したレバー27の一端を取付け
て構成されている。なお、図6はアンスレッディングの
際にリーダブロック8をテープカートリッジ4の開口部
4a内に押込む動作を示している。
【0019】以上のように構成された磁気テープ装置1
のスレッディング機構の作用について説明する。先ず、
図1に示すように、テープカートリッジ4をロード・ア
ンロード機構によって磁気テープ装置1に挿入する。そ
の際、ピッカ24は押込手段25によって固定されてい
る。次いで、ピッカ24を磁気テープ10の先端に取付
けられテープカートリッジ4の開口部4aに突出したリ
ーダブロック8に押込手段25によって嵌合させる。
のスレッディング機構の作用について説明する。先ず、
図1に示すように、テープカートリッジ4をロード・ア
ンロード機構によって磁気テープ装置1に挿入する。そ
の際、ピッカ24は押込手段25によって固定されてい
る。次いで、ピッカ24を磁気テープ10の先端に取付
けられテープカートリッジ4の開口部4aに突出したリ
ーダブロック8に押込手段25によって嵌合させる。
【0020】一方、アンスレッディング完了時におい
て、巻取リール7は円盤18が上昇してクラッチ板19
とクラッチ板20が接続状態にある。従って、スレッデ
ィング時には、ソレノイド22のプランジャ22aを前
進状態にしてクラッチ板19をクラッチ板20から離
し、ギア17をギア15に噛み合わせる。また、クラッ
チ板19をクラッチ板20から離した状態においては、
巻取リール7は回転しないように固定される。
て、巻取リール7は円盤18が上昇してクラッチ板19
とクラッチ板20が接続状態にある。従って、スレッデ
ィング時には、ソレノイド22のプランジャ22aを前
進状態にしてクラッチ板19をクラッチ板20から離
し、ギア17をギア15に噛み合わせる。また、クラッ
チ板19をクラッチ板20から離した状態においては、
巻取リール7は回転しないように固定される。
【0021】ギア17をギア15に噛み合わせた後に、
巻取用モータ3を駆動させる。すると、巻取用ハブ14
が回転してリーダテープ13を巻取り、ピッカ24がガ
イドレール9に案内されてリーダブロック8と共に巻取
リール7に向かって移動する。この時、磁気テープ10
の送り出し側(テープカートリッジ4側)のモータ(不
図示)も同時に制御して適度のテンションを磁気テープ
10に与えることによって、磁気テープ10がたるまな
いスレッディングが可能となる。
巻取用モータ3を駆動させる。すると、巻取用ハブ14
が回転してリーダテープ13を巻取り、ピッカ24がガ
イドレール9に案内されてリーダブロック8と共に巻取
リール7に向かって移動する。この時、磁気テープ10
の送り出し側(テープカートリッジ4側)のモータ(不
図示)も同時に制御して適度のテンションを磁気テープ
10に与えることによって、磁気テープ10がたるまな
いスレッディングが可能となる。
【0022】更に、図1に示すように、リーダブロック
8が手繰り寄せられて巻取リール7に形成された開口1
1に嵌合すると、巻取用モータ3が停止し、スレッディ
ング動作は終了する。
8が手繰り寄せられて巻取リール7に形成された開口1
1に嵌合すると、巻取用モータ3が停止し、スレッディ
ング動作は終了する。
【0023】次いで、ソレノイド22のプランジャ22
aを後退状態にしてギア17をギア15から離し、クラ
ッチ板19をクラッチ板20に接続すれば、巻取リール
7は磁気テープ10を巻取り可能な状態になる。
aを後退状態にしてギア17をギア15から離し、クラ
ッチ板19をクラッチ板20に接続すれば、巻取リール
7は磁気テープ10を巻取り可能な状態になる。
【0024】記録又は再生して磁気テープ10を巻取リ
ール7で巻取った後に、テープカートリッジ4に磁気テ
ープ10を巻戻す場合には、テープカートリッジ4側の
モータを巻取方向に駆動させればよい。そして、リーダ
ブロック8がテープカートリッジ4の開口部4aまで戻
ったら、ピッカ24をリーダブロック8から外す。更
に、リーダブロック8をテープカートリッジ4の開口部
4a内に押込手段25で押込めば、テープカートリッジ
4をロード・アンロード機構によって磁気テープ装置1
から取り出すことが出来る。
ール7で巻取った後に、テープカートリッジ4に磁気テ
ープ10を巻戻す場合には、テープカートリッジ4側の
モータを巻取方向に駆動させればよい。そして、リーダ
ブロック8がテープカートリッジ4の開口部4aまで戻
ったら、ピッカ24をリーダブロック8から外す。更
に、リーダブロック8をテープカートリッジ4の開口部
4a内に押込手段25で押込めば、テープカートリッジ
4をロード・アンロード機構によって磁気テープ装置1
から取り出すことが出来る。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ス
レッディング機構にとっての専用モータを必要としない
ので、省スペース化、低コスト化が図れる。
レッディング機構にとっての専用モータを必要としない
ので、省スペース化、低コスト化が図れる。
【図1】本発明に係るスレッディング機構を適用した磁
気テープ装置の概要斜視図
気テープ装置の概要斜視図
【図2】本発明に係るスレッディング機構によるスレッ
ディング完了状態の巻取リールの平面図
ディング完了状態の巻取リールの平面図
【図3】本発明に係るスレッディング機構によるスレッ
ディング完了状態の巻取リールの断面図
ディング完了状態の巻取リールの断面図
【図4】リーダブロックとピッカとの関係を示す斜視図
【図5】ガイドレールに係合したピッカの状態を示す断
面図
面図
【図6】リーダブロックをテープカートリッジ内に押込
む押込手段の説明図
む押込手段の説明図
【図7】従来のスレッディング機構を備えた磁気テープ
装置の概要平面図
装置の概要平面図
1…磁気テープ装置、3…巻取用モータ、4…テープカ
ートリッジ、7…巻取リール、8…リーダブロック、9
…ガイドレール、10…磁気テープ、12…回転軸、1
3…リーダテープ、14…巻取用ハブ、15,17…ギ
ア、18…円盤、19,20…クラッチ板、21…アー
ム、22…ソレノイド、24…ピッカ。
ートリッジ、7…巻取リール、8…リーダブロック、9
…ガイドレール、10…磁気テープ、12…回転軸、1
3…リーダテープ、14…巻取用ハブ、15,17…ギ
ア、18…円盤、19,20…クラッチ板、21…アー
ム、22…ソレノイド、24…ピッカ。
Claims (1)
- 【請求項1】 リーダテープを巻取るために巻取リール
に回転自在に設けた巻取用ハブと、この巻取用ハブ及び
前記巻取リールに対して巻取用モータの動力の伝達を断
続させる断続手段と、前記リーダテープの先端に取付け
たピッカと、このピッカが嵌合するテープカートリッジ
のリーダブロックと、このリーダブロックと嵌合した前
記ピッカを前記テープカートリッジから前記巻取用ハブ
まで案内するように配設したガイドレールとから成り、
前記断続手段が前記巻取リールへの前記巻取用モータの
動力の伝達を断つ場合には、前記巻取用ハブに前記巻取
用モータの動力を伝達するように作動することを特徴と
する磁気テープ装置のスレッディング機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6057044A JPH07272363A (ja) | 1994-03-28 | 1994-03-28 | 磁気テープ装置のスレッディング機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6057044A JPH07272363A (ja) | 1994-03-28 | 1994-03-28 | 磁気テープ装置のスレッディング機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07272363A true JPH07272363A (ja) | 1995-10-20 |
Family
ID=13044457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6057044A Pending JPH07272363A (ja) | 1994-03-28 | 1994-03-28 | 磁気テープ装置のスレッディング機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07272363A (ja) |
-
1994
- 1994-03-28 JP JP6057044A patent/JPH07272363A/ja active Pending
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