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JPH0722984A - 適応信号処理装置 - Google Patents

適応信号処理装置

Info

Publication number
JPH0722984A
JPH0722984A JP18443393A JP18443393A JPH0722984A JP H0722984 A JPH0722984 A JP H0722984A JP 18443393 A JP18443393 A JP 18443393A JP 18443393 A JP18443393 A JP 18443393A JP H0722984 A JPH0722984 A JP H0722984A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
supplied
adder
signal
coefficient
disturbance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18443393A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Katsumata
徹 勝又
Masanori Imada
匡則 今田
Kiyoshi Hanamura
清 花村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP18443393A priority Critical patent/JPH0722984A/ja
Publication of JPH0722984A publication Critical patent/JPH0722984A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 外乱検出を行うことなく、外乱による影響を
排除する。 【構成】 加算器2に入力信号が供給される。加算器2
の出力は、適応フィルタ10に供給される。適応フィル
タ10は、受信信号が供給される複数段縦続接続された
遅延素子群8と、遅延素子群8の段間にそれぞれ対応し
て設けられる乗算器群9と、乗算器群9のそれぞれの出
力が供給される加算器10と、加算器2及び遅延素子群
8の段間からの出力が供給されると共に、係数更新アル
ゴリズムに基づいて乗算器群9の係数を更新する係数更
新アルゴリズム部11とを有する。係数更新アルゴリズ
ム部11では、分母に予め定数が加えられてから除算が
行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、適応信号処理全般、例
えば、TV会議装置の技術分野におけるエコーキャンセ
ラやノイズキャンセラ等に用いられて好適な適応信号処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】相隔たった複数の地点にある会議室相互
間を映像及び音声で接続し、モニタテレビを見ながら出
席者全員が同室にいるような雰囲気で会議を行なうこと
が可能なテレビ会議装置が実用化されている。このテレ
ビ会議装置は、カメラ等の情報を画像データや音声デー
タとして読み込む装置と、この装置からの画像データを
相手先に送信する送信機と、相手先から送信された画像
データや音声データを出力するモニタ等とから構成され
る。
【0003】ところで、音声系においては、エコーが発
生してしまい、通信に著しい障害を与える。このため、
エコーキャンセラー等の適応信号処理装置が用いられ
る。図5には、音声系の適応信号処理装置のブロック図
が示される。
【0004】以下、図5に示されるブロック図の構成を
説明する。図5において、入力端子51には、マイクロ
フォン等の音声入力機器(図示せず)が接続されてお
り、近端話者(注目している端末側の話者)により入力
された音声が加算器52を介して送話出力端子53及び
後述する適応フィルタ56に供給される。また、受話入
力端子54からは、遠端話者(近端話者と通信している
相手側の話者)の音声信号が入力される。この音声信号
は、スピーカ等が接続された出力端子55に供給され
る。これと共に、音声信号は、適応フィルタ56に供給
される。
【0005】適応フィルタ56は、x個からなる遅延素
子群57、それぞれの遅延素子に対応する乗算器群5
8、各乗算器58からの出力が供給される加算器59及
び加算器52と各遅延素子からの出力が供給される係数
更新アルゴリズム部60からなる。
【0006】以下、図5に示されるブロック図の動作を
説明する。加算器52には、入力端子51を介して供給
された音声信号と加算器59から供給された遅延量制御
信号とが供給される。加算器52では、これらの信号の
加算が行われ、その残差であるe(n) が係数更新アルゴ
リズム部60に供給される。受話入力端子54を介して
入力された音声信号は、x個からなる遅延素子57に供
給される。時刻nにおける各タップへの信号が係数更新
アルゴリズム部60に供給される。係数更新アルゴリズ
ム部60では、供給された信号に基づいた出力信号を各
乗算器58に供給する。これにより、各乗算器58のタ
ップ係数が設定される。各乗算器58の出力は、加算器
59に供給される。
【0007】ここで、出力端子55から入力端子51へ
の系を考えると、系の伝達関数は、リファレンス信号と
リファレンス信号が系1を伝搬した音とから求められ
る。適応フィルタ56は、この系に同定される。ところ
で、リファレンス信号と相関のない周囲のノイズ等が入
力端子51から入力されてしまうと、適応フィルタの適
応動作にとっては外乱となり、適応動作が乱されるとい
う問題が発生する。なお、適応信号処理においては、マ
イクロフォン入力信号のうち、リファレンス(受話)信
号入力と無相関な信号は、全て外乱となる。この点にお
いて、本来、送話信号として主となる近端話者の音声も
暗騒音同様に外乱となる。
【0008】ところで、上述の係数更新アルゴリズム部
では、
【0009】
【数1】
【0010】に基づいて、適応フィルタの係数が更新さ
れる。
【0011】図6には、外乱検出用の回路を有する適応
信号処理装置のブロック図が示される。なお、図6にお
いて、図5と同一符号が付されているものは、同一のブ
ロックとする。入力端子51には、マイクロフォン等の
音声入力機器(図示せず)が接続されており、近端話者
により入力された音声信号が入力レベル検出器62に供
給される。また、この音声信号は、加算器52を介して
送話出力端子53、後述する適応フィルタ56及び出力
レベル検出器63に供給される。また、受話入力端子5
4からは、遠端話者の音声信号が入力される。この音声
信号は、リファレンス入力レベル検出器61、適応フィ
ルタ56及びスピーカ等が接続された出力端子55に供
給される。
【0012】リファレンス入力レベル検出器61、入力
レベル検出器62及び出力レベル検出器63のそれぞれ
の出力信号は、外乱検出器64に供給される。外乱検出
器64の出力信号が適応フィルタ56内の係数更新アル
ゴリズム部60に供給される。係数更新アルゴリズム部
60では、加算器52の出力信号、時刻nにおける各タ
ップへの信号及び外乱検出器64の出力信号に基づい
て、各乗算器の係数を設定する。なお、適応フィルタ5
6の構成は、図5における適応フィルタと同等のもので
ある。
【0013】通常の場合、図6に示される適応信号処理
装置では、図5で説明した動作と同様の動作が行われ
る。一方、外乱検出器64により、外乱が検出される
と、適応フィルタの動作が停止される。すなわち、
(1)式における緩和係数αの値が0とされる。例え
ば、リファレンス入力レベル検出器61により検出され
たリファレンス入力レベルに比べて入力レベル検出器6
2により検出された入力レベルの方が大きい場合に、緩
和係数αの値が0とされる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述の係数更新アルゴ
リズムでは、以下のような問題がある。即ち、第1に、
単なるレベル検出で外乱検出を行うのは、実際には外乱
の大きさやリファレンス信号の大きさが様々であるため
に困難であり、外乱検出しなければならない時に検出で
きず、適応が乱れることがある。第2に、外乱検出が不
要な時に、外乱があるものと判断され、この結果、適応
を止めてしまう場合もあり、適応速度が低下してしま
う。第3に、適応の乱れによる音質劣化を防ぐには、適
応フィルタのタップ係数更新の緩和係数を小さくして使
わなければならず、緩和係数を小さくすると、収束速度
が遅くなってしまう。
【0015】従って、この発明の目的は、これらの問題
を全て解消することができる適応信号処理装置を提供す
ることにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明は、入力信号が
供給される第1の加算器と、第1の加算器の出力が供給
される適応フィルタとからなり、適応フィルタは、受信
信号が供給される複数段縦続接続された遅延手段と、遅
延手段の段間にそれぞれ対応して設けられる乗算器と、
乗算器の各出力が供給される第2の加算器と、第1の加
算器及び遅延手段の段間からの出力が供給され、係数更
新アルゴリズムに基づいて上記乗算器の係数を更新する
係数更新アルゴリズム部とを有し、係数更新アルゴリズ
ム部では、分母にあらかじめ定数が加えられた後で除算
が行われることを特徴とする適応信号処理装置である。
【0017】
【作用】リファレンス信号が大きいときは、入力信号に
占める外乱の割合が比較的小さく外乱の影響は小さいの
でαが1に近い収束速度の速い条件で動作させ、リファ
レンス信号が小さいときは、入力信号に占める外乱の割
合が大きくなり外乱の影響を受け易くなるのでαが0に
近い外乱の影響を受けにくい条件で動作させる。しかも
リファレンス信号の大きさに対して連続的にαを変える
ことができる。これにより外乱検出を行わなくても、簡
単かつより有効な外乱に強い適応信号処理装置を提供す
ることができる。
【0018】
【実施例】以下、この発明の実施例に関して図面を参照
して説明する。図1にはこの発明による適応信号処理装
置が適用されたエコーキャンセラの構成が示される。図
1において、入力端子1には、マイクロフォン等の音声
入力機器(図示せず)が接続されており、近端話者によ
り入力された音声が加算器2を介して適応フィルタ3及
び音声スイッチ4に供給される。音声スイッチ4の出力
信号は、送話出力端子5aから出力される。また、受話
入力端子5bからは、遠端話者の音声信号が入力され、
受話音量調節器6を介して音声スイッチ4に供給され
る。なお、受話音量調節器6では、入力された受話音量
が音声スイッチ4に対して最適な大きさに調整される。
音声スイッチ4の出力信号は、スピーカ等が接続された
出力端子7及び適応フィルタ3に供給される。
【0019】適応フィルタ3は、x個からなる遅延素子
群8、それぞれの遅延素子に対応する乗算器群9、乗算
器9からの出力が供給される加算器10及び加算器2と
遅延素子8からの出力が供給される係数更新アルゴリズ
ム部11からなる。
【0020】また、音声スイッチ4は、加算器2から供
給される出力信号を減衰するための送話側減衰器12及
び受話音量調節器6から供給される出力信号を減衰する
ための受話側減衰器13からなる。なお、音声スイッチ
は、受話系、送話系のレベル比較により、送話時と判断
した際は受話側に減衰器を挿入し、受話時と判断した際
は送話側に減衰器を挿入して一巡ループゲインの減少を
図り、エコー減衰量やハウリングマージンを稼ぐ目的で
使用される。
【0021】以下、図1に示されるブロック図の動作を
説明する。音声スイッチ4を介された受話入力信号は、
出力端子7に接続されたスピーカで拡声され、近端話者
に聴取されると共に、適応フィルタ3にも入力される。
なお、スピーカで受話入力信号が拡声された時に、その
受話信号は、近端話者の声を収音するためのマイクロフ
ォンに、直接的または間接的に入り込む。
【0022】適応フィルタ3では、適応信号処理によ
り、マイクロフォンに入り込むスピーカで拡声された受
話信号の擬似信号が作り出され、この擬似信号は、加算
器2において、マイクロフォンで収音された音から差し
引かれる。これにより、エコーキャンセルが行われる。
ところで、このようにしてキャンセルされる信号は、受
話信号だけなので、近端話者の声はそのまま遠端話者に
送信される。つまり、加算器2で受話信号がキャンセル
された信号は、音声スイッチ4を介して送話出力とな
る。このようにして、スピーカからマイクロフォンに入
り込む音が、遠端話者に戻りにくくしている。
【0023】以下、適応フィルタ3の構成及び動作を説
明する。適応フィルタ3は、遅延素子群8、乗算器群
9、加算器10及び係数更新アルゴリズム部11から成
るFIRフィルタで構成される。乗算器群9の係数は、
係数更新アルゴリズム部11により、逐次更新される。
この係数更新アルゴリズムには、LMS法、学習同定法
など様々なアルゴリズムやその変形が存在する。一例と
して、数1に示されるような学習同定法のアルゴリズム
がある。数1によると、係数h k(n+1)は前時刻の係数h
k(n)に対して、加算器2の出力に現れたキャンセルでき
なかった成分に対して、その時刻及びそのタップの受話
信号を乗算し、受話信号のノルムで除算することで正規
化し、緩和係数αを掛けたものを補正項として更新して
いる。通常、割り算の部分での「÷0」となる演算エラ
ーを防ぐため、ノルムの大きさに対して十分無視できる
値が加えられる。一方、この発明では、
【0024】
【数2】
【0025】に示されるように、ノルムに対して比較的
大きめの値を加えたアルゴリズムが用いられる。なお、
dは定数である。
【0026】(2)式のアルゴリズムによれば、以下の
ような動作をする。つまり、受話信号系列x k(n)の2乗
ノルムがdに比較して小さくなると、第2項の後半は図
2に示すように所定値に収束する。図2に示されるグラ
フでは、横軸が入力信号x の平均レベル、縦軸がタップ
係数更新振幅をそれぞれ示すものとされる。また、適応
フィルタ3のタップ数が768タップとされる。演算の
都合上、(2)式の第2項の後半の計算は、
【数3】 に示されるように、リファレンス信号系列のノルムは1
/210倍しておいてからdを加え、分子を32×2-23
とする割り算を行ってから28 をかけて桁を合わせてい
る。なお−1〜+1の固定小数点演算を行っている。
【0027】d=2-0〜2-8の場合の曲線を、d′=
0、つまり、(1)式の場合に対する割合で表したのが
図3である。なお、図3のグラフにおいて、横軸は入力
信号xの平均レベルを、縦軸は緩和係数をそれぞれ示
す。図3からもわかるように、受話信号系列の大きさが
小さくなるに従い、式(2)の第2項がd=0の場合に
比べて小さくなり、タップ係数更新が小さくなる。
【0028】ここでαをα′に置き直し、新たにαを
【0029】
【数4】
【0030】とおくと、受話信号系列の大きさが小さく
なるに従い、緩和係数αがd=0の場合より小さくなる
と考えることもできる。
【0031】αは一般に、0<α<2で、d=1のと
き、適応動作の収束速度が最も速くなるが、外乱には弱
くなるという性質を有する。逆にαを0に近づければ収
束速度は遅くなるが、外乱の影響は受けにくくなる。こ
こでは、αの最大値を1としたが、適応フィルタの収束
条件内(0<α<2)ならば任意の値をとることができ
る。
【0032】この発明のように、(3)式のdにある値
を持たせれば、図3に示すように受話信号系列の大きさ
が小さくなるに従い、αを小さくすることが可能にな
る。即ち、受話(リファレンス)信号が大きいときは、
マイク入力信号に占める外乱の割合が比較的小さく、こ
のため、外乱の影響は小さいので、αが1に近い収束速
度の速い条件で動作させ、受話(リファレンス)信号が
小さいときは、入力信号に占める外乱の割合が大きくな
り、外乱の影響を受け易くなるので、αが0に近い外乱
の影響を受けにくい条件で動作させることができる。
【0033】これにより、外乱検出器により外乱検出を
行わなくても、簡単、且つ、より有効な外乱に強い適応
アルゴリズムを提供することができる。
【0034】また、(1)式を変形して、
【0035】
【数5】
【0036】や
【0037】
【数6】
【0038】のような適応アルゴリズムを用いることも
可能である。
【0039】図4には、この発明による適応信号処理装
置が適用されたノイズキャンセラの構成図が示される。
なお、図4において、図1と同一符号が付されているも
のは、同一のブロックとする。図4において、入力端子
1には、所望の音声及びノイズを収音するための音声及
びノイズ収音用マイクロフォン等の音声入力機器(図示
せず)が接続されており、近端話者により入力された音
声が加算器2を介して適応フィルタ3及びノイズキャン
セラ出力端子21に供給される。また、入力端子22に
は、ノイズ収音用マイクロフォン等の音声入力機器(図
示せず)が接続される。入力端子22は、適応フィルタ
3に接続される。
【0040】適応フィルタ3は、x個からなる遅延素子
群8、それぞれの遅延素子に対応する乗算器群9、乗算
器9からの出力が供給される加算器10及び加算器2と
遅延素子8からの出力が供給される係数更新アルゴリズ
ム部11からなる。
【0041】以下、図4に示されるブロック図の動作を
説明する。入力端子22から入力される信号は、適応フ
ィルタ3に供給されると共に、外乱として入力端子1に
も直接的または間接的に入力される。適応フィルタ3で
は、適応信号処理により、マイクロフォンに入り込む外
乱の擬似信号が作り出される。この擬似信号は、加算器
2において、マイクロフォンで収音された音から差し引
かれる。これにより、ノイズキャンセルが行われ、ノイ
ズの抑圧された希望信号のみが得られる。なお、この時
の適応フィルタ3は、図1で説明したの動作と同様とさ
れる。また、係数アルゴリズムは、図1の説明と同様の
ものが用いられる。
【0042】なお、この発明は上述の実施例、即ち、エ
コーキャンセラやノイズキャンセラにのみ限定されるも
のではなく、適応信号処理全般に様々な応用が考えられ
る。
【0043】
【発明の効果】この発明に依れば、外乱検出を行わなく
ても外乱検出を行った場合以上に外乱による影響を排除
でき、エコーキャンセラとして使用した場合は、通話品
質の向上に役立つ。また、レベル検出が不要となり、ハ
ードウェアまたはDSPプログラムの簡略化が可能とな
る。さらに、αを所定値とする場合に比較して、収束速
度を上げながら出力残留誤差を小さくすることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による適応信号処理装置が適用された
エコーキャンセラの構成図である。
【図2】平均入力信号レベルとタップ係数更新幅との関
係に定数が与える影響を示すグラフである。
【図3】平均入力信号レベルと緩和係数との関係に定数
が与える影響を示すグラフである。
【図4】この発明による適応信号処理装置が適用された
ノイズキャンセラの構成図である。
【図5】従来の説明に用いる適応信号処理装置のブロッ
ク図である。
【図6】外乱検出用の回路を有する適応信号処理装置の
ブロック図である
【符号の説明】
3 適応フィルタ 8 遅延素子群 9 乗算器群 10 加算器 11 係数更新アルゴリズム部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号が供給される第1の加算器と、 上記第1の加算器の出力が供給される適応フィルタとか
    らなり、 上記適応フィルタは、 受信信号が供給される複数段縦続接続された遅延手段
    と、 上記遅延手段の段間にそれぞれ対応して設けられる乗算
    器と、 上記乗算器の各出力が供給される第2の加算器と、 上記第1の加算器及び上記遅延手段の段間からの出力が
    供給され、係数更新アルゴリズムに基づいて上記乗算器
    の係数を更新する係数更新アルゴリズム部とを有し、 上記係数更新アルゴリズム部では、分母にあらかじめ定
    数が加えられた後に除算が行われることを特徴とする適
    応信号処理装置。
  2. 【請求項2】 上記係数更新アルゴリズム部では、所定
    時刻における残差に、緩和係数及び上記所定時刻におけ
    る所定のタップの受話信号を乗算し、上記乗算された値
    を上記受話信号のノルムと定数とを加算した値で除算が
    行われることを特徴とする請求項1記載の適応信号処理
    装置。
JP18443393A 1993-06-29 1993-06-29 適応信号処理装置 Pending JPH0722984A (ja)

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JP18443393A JPH0722984A (ja) 1993-06-29 1993-06-29 適応信号処理装置

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JP18443393A JPH0722984A (ja) 1993-06-29 1993-06-29 適応信号処理装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008182473A (ja) * 2007-01-24 2008-08-07 Oki Electric Ind Co Ltd エコーキャンセラ及びエコーキャンセル方法

Cited By (3)

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