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JPH0722748Y2 - ビデオカセットテープのテープローディング装置 - Google Patents

ビデオカセットテープのテープローディング装置

Info

Publication number
JPH0722748Y2
JPH0722748Y2 JP1074592U JP1074592U JPH0722748Y2 JP H0722748 Y2 JPH0722748 Y2 JP H0722748Y2 JP 1074592 U JP1074592 U JP 1074592U JP 1074592 U JP1074592 U JP 1074592U JP H0722748 Y2 JPH0722748 Y2 JP H0722748Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video cassette
elongated hole
cassette tape
tape
loading device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1074592U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0573733U (ja
Inventor
重幸 大森
Original Assignee
重幸 大森
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 重幸 大森 filed Critical 重幸 大森
Priority to JP1074592U priority Critical patent/JPH0722748Y2/ja
Publication of JPH0573733U publication Critical patent/JPH0573733U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0722748Y2 publication Critical patent/JPH0722748Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ビデオレコーダやビデ
オカメラに使用されるビデオカセットテープのテープロ
ーディング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカセットテープは、図4に示すよ
うに、磁気テープ1をカセットケース3に収容したもの
である。磁気テープ1はテープガイド2に接触して供給
リール4と巻取リール5により巻かれて収容されてい
る。このビデオカセットテープをビデオレコーダやビデ
オカメラにセットして映像や音声の録画・再生を行な
う。
【0003】図5に、ビデオカセットテープをビデオレ
コーダにセットしてローディング状態にしたときの様子
を示す。このとき、磁気テープ1がビデオレコーダに備
るテープローディング装置によりカセットケース3より
引出され、この磁気テープ1はビデオレコーダの多数の
ガイド51〜55に案内されて磁気ヘッド57に巻きつ
くようにしてこの磁気ヘッド57に押圧される。この状
態で磁気テープ1が供給リール4と巻取リール5の間で
一定の速さで移動しながら録画・再生が行なわれる。
【0004】録画した磁気テープを再生する際に録画開
始位置まで巻戻す必要がある。また、再生の必要のない
箇所を早送りしてとばす必要も生ずる。この磁気テープ
の巻戻し・早送りは一般に、録画・再生装置であるビデ
オレコーダやビデオカメラで行なわれる。そのために、
ビデオレコーダやビデオカメラは巻戻し・早送り機構を
具備している。
【0005】また、巻戻し・早送りの間はビデオレコー
ダやビデオカメラが録画・再生用として使用できないこ
とになる。そこで、巻戻し・早送りをビデオレコーダや
ビデオカメラに代って専門に行なう巻戻し・早送り装置
なるものも使用されている。図7にこの装置に備る従来
のテープローディング装置を示す。ビデオカセットテー
プをこの巻戻し・早送り装置にセットしてローディング
状態にしたときに、磁気テープ1は、図6に示すよう
に、2点鎖線で示す位置から実線で示す位置に引出され
この状態で巻戻し・早送りが行なわれる。このテープ引
きだしを行なうのが図7に示すテープローディング装置
である。この装置は、ピン71により枢支され図面左右
方向に延在する一対の回動アーム72,73と、この一
対の回動アーム72,73の外端にそれぞれ配置される
一対のローディングギア74,75とを備える。回動ア
ーム72,73は外端に扇形ギア76を備え、この扇形
ギア76はそれぞれローディングギア74及び75と噛
合している。一対の回動アーム72,73の内端は共に
駆動アーム79と係合している。ローディングギア74
及び75はそれぞれこれに固定されるローディングアー
ム77,78を備える。
【0006】駆動アーム79が図面下方に移行すると、
回動アーム72,73はピン71を中心に回転し、ロー
ディングギア74,75は図の矢印の方向に回転する。
これによりローディングアーム77,78のガイドロー
ラ70は一点鎖線で示す位置、すなわちローディング位
置に移行する。このとき、磁気テープ1は、図6に示す
2点鎖線の位置から実線で示す位置に引出されこの状態
で巻戻し・早送りが行なわれる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】上記従来のテープロー
ディング装置は、横方向(図面左右方向)に延在する一
対の回動アーム72,73と、この回動アーム72,7
3の外端にそれぞれ配置されるローディングギア74,
75とを備え、更にこのローディングギア74,75が
それぞれこれと共に回転するローディングアーム77,
78を備えるために、横方向及び縦方向に長大となり、
装置の小型化が困難であった。
【0008】よって、本考案は、上記問題点を解消する
新規なテープローディング装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案のビデオカセット
テープのテープローディング装置は、巻戻し・早送り機
構を具備しビデオカセットテープを受ける受け板と、ビ
デオカセットテープの磁気テープの走行方向に対し直角
に延在する第1長孔と、ビデオカセットテープから離れ
るに従い前記第1長孔の軸線との距離が拡大するように
該第1長孔に対して傾斜して該第1長孔の両側に配設さ
れる一対の第2長孔と、前記第1長孔内に摺動可能に配
設されるスライドピンと、各一端が前記スライドピンに
枢支される一対のアーム部材と、該一対のアーム部材の
各他端に固定されローラを支持して前記一対の第2長孔
内を移動可能な支持ピンと、一端に楕円状貫通孔が穿設
され他端に作用する力により回動可能に枢支され前記楕
円状貫通孔内に前記スライドピンを遊嵌するレバ部材
と、前記第1長孔と平行に移動可能に配設される操作ボ
タン部材と、該操作ボタン部材の操作力を前記レバ部材
に伝えるように該操作ボタン部材と該レバ部材の他端と
を連結する弾性部材とからなることを特徴とする。
【0010】以下、本考案を巻戻し・早送り装置に適用
した例を説明するが、本装置はこれに限らず、例えばビ
デオレコーダやビデオカメラにも適用できるものであ
る。
【0011】
【実施例】図1は、本テープローディング装置の平面図
を示す。受け板13にビデオカセットテープの巻戻し・
早送り機構14が備わっている。この巻戻し・早送り機
構14は、電池35を動力源とするモータ10と、この
モータ10の動力を駆動ギア12に伝える駆動ベルト1
1と、駆動ギア12と噛み合う巻戻し・早送り切替ギア
15と、この切替ギア15と選択的に係合可能な早送り
用リールギア16及び巻戻し用リールギア17とからな
る。
【0012】この受け板13は図示省略する収容ケース
内に収められ、収容ケースの基板34の中央に、第1長
孔18が穿設されている。この第1長孔18は細長い貫
通孔をなし、ビデオカセットテープの磁気テープ1(図
2)の走行方向に対し直角に延在している。この第1長
孔18の両側に第1長孔の軸線からほぼ等距離を置い
て、一対の第2長孔19,20が受け板13に穿設され
ている。この第2長孔19,20は、ビデオカセットテ
ープから離れるに従い第1長孔18の軸線との距離が拡
大するように第1長孔18に対して傾斜して配設されて
いる。この第2長孔19,20は、その一端がほぼ第1
長孔18の中心に位置しその他端が第1長孔18の他端
に位置している。
【0013】前記第1長孔18内には、スライドピン3
3が摺動可能に配設されている。このスライドピン33
は、後述するレバ部材により第1長孔18の一端から他
端まで第1長孔18内を移動するようになっている。こ
のスライドピン33に一対のアーム部材21,22が枢
支されている。アーム部材21,22の一端に貫通孔が
穿設され、この貫通孔にスライドピン33が通され、こ
れによりアーム部材21,22はスライドピン33を中
心に回転できるようになっている。この一対のアーム部
材21,22の他端に支持ピン23が固定されている。
この支持ピン23は、ローディングガイドローラ24を
貫通してローディングガイドローラ24を回転可能に支
持している。この支持ピン23は、前記一対の第2長孔
19,20内に在って、この第2長孔19,20内をそ
の一端から他端まで移動可能にされている。
【0014】スライドピン33を駆動するレバ部材25
が、第1長孔18の中心に位置するピン26により枢支
されている。このピン26は基板34に固定されてい
る。レバ部材25の一端には楕円形の貫通孔27が穿設
され、この貫通孔27内にスライドピン33が遊嵌して
いる。このレバ部材25の他端に作用する力により、レ
バ部材25はピン26を中心に回動し、これによりスラ
イドピン33が第1長孔18内を上下移動するようにな
っている。このレバ部材25は、操作ボタン27により
操作される。操作ボタン27は、受け板13の側方に配
設され、第1長孔18と平行に移動可能にされている。
操作ボタン27は、バネ30によりスライド固定板31
側に付勢され、また操作時にストップボタン32に係合
してその位置に保持される。操作ボタン27の一端に連
結部材28が枢支され、この連結部材28とレバ部材2
5の他端25aとの間に弾性部材、すなわち圧縮バネ2
9が配設されている。この圧縮バネ29は、操作ボタン
27の移動に伴い弾縮して操作ボタン27の移動を可能
とし操作ボタン27の操作力をレバ部材25に伝えるよ
うになっている。
【0015】図2は、ローディング状態時の本テープロ
ーディング装置の平面図である。ビデオカセットテープ
を本装置に装填したときに、一対のローディングガイド
ローラ24は磁気テープの内側に位置している。操作ボ
タン27を操作して下方に移動させると、この操作力は
連結部材28及び圧縮バネ29を介してレバ部材25に
伝わり、レバ部材25はピン26を中心に時計回りに回
動する。この回動はスライドピン33に伝えられ、スラ
イドピン33は図1に示す位置から図2に示す位置に移
行する。スライドピン33の移行に伴い、これに枢支さ
れる一対のアーム部材21,22はスライドピン33を
中心に互に反対方向に回転し、それと共に支持ピン23
が固定される他端側は第2長孔19,20内を図1に示
す位置から図2に示す位置まで移行する。この移行に伴
い磁気テープ1がビデオカセットテープ3から引出さ
れ、図2のローディング位置に保持される。巻戻し・早
送り機構14の切替ギア15が、早送り用リールギア1
6又は巻戻し用リールギア17と選択的に係合し、これ
によりモータ10の動力が、駆動ベルト11、駆動ギア
12、及び切替ギア15を介していずれかのリールギア
に伝えられると、磁気テープ1は早送り又は巻戻しされ
る。
【0016】
【考案の効果】本考案は、上述の通り構成されているの
で、従来に比べて横方向並びに縦方向が縮小されたテー
プローディング装置が実現でき、その結果装置の小型化
及び軽量化に貢献することができる。特に、小型・軽量
化が要求される8ミリビデオカメラの分野において最適
のテープローディング装置を提供できるものである。
【0017】また本装置は、長孔と、その内を摺動可能
なピンと、板部材(アーム部材及びレバ部材)とを構成
要素とするものであるから、構成が簡単であり、従って
製作も容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のテープローディング装置の平面図を示
す。
【図2】ローディング状態時の本テープローディング装
置の平面図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】ビデオカセットテープの平面図を示す。
【図5】ビデオカセットテープをビデオレコーダにセッ
トしてローディング状態にしたときの様子を示す平面図
である。
【図6】ビデオカセットテープを巻戻し・早送り装置に
セットしてローディング状態にしたときの様子を示す平
面図である。
【図7】巻戻し・早送り装置に備る従来のテープローデ
ィング装置を示す平面図である。
【符号の説明】
13 受け板 18 第1長孔 19,20 第2長孔 21,22 アーム部材 23 支持ピン 25 レバ部材 27 操作ボタン 29 圧縮バネ 33 スライドピン

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】巻戻し・早送り機構を具備しビデオカセッ
    トテープを受ける受け板と、ビデオカセットテープの磁
    気テープの走行方向に対し直角に延在する第1長孔と、
    ビデオカセットテープから離れるに従い前記第1長孔の
    軸線との距離が拡大するように該第1長孔に対して傾斜
    して該第1長孔の両側に配設される一対の第2長孔と、
    前記第1長孔内に摺動可能に配設されるスライドピン
    と、各一端が前記スライドピンに枢支される一対のアー
    ム部材と、該一対のアーム部材の各他端に固定されロー
    ラを支持して前記一対の第2長孔内を移動可能な支持ピ
    ンと、一端に楕円状貫通孔が穿設され他端に作用する力
    により回動可能に枢支され前記楕円状貫通孔内に前記ス
    ライドピンを遊嵌するレバ部材と、前記第1長孔と平行
    に移動可能に配設される操作ボタン部材と、該操作ボタ
    ン部材の操作力を前記レバ部材に伝えるように該操作ボ
    タン部材と該レバ部材の他端とを連結する弾性部材とか
    らなる、ビデオカセットテープのテープローディング装
    置。
  2. 【請求項2】前記第1長孔は、前記受け板又は受け板を
    収容する収容ケースの基板に設けられる、請求項1記載
    のビデオカセットテープのテープローディング装置。
  3. 【請求項3】前記レバ部材を枢支する枢支ピンは、前記
    基板に設けられる、請求項2記載のビデオカセットテー
    プのテープローディング装置。
  4. 【請求項4】前記第1長孔が基板に、前記枢支ピンが前
    記受け板にそれぞれ設けられる、請求項1記載のビデオ
    カセットテープのテープローディング装置。
JP1074592U 1992-03-04 1992-03-04 ビデオカセットテープのテープローディング装置 Expired - Lifetime JPH0722748Y2 (ja)

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JPH0573733U JPH0573733U (ja) 1993-10-08
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JPH0573733U (ja) 1993-10-08

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