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JPH07217276A - ドア錠装置のカバーの取付構造 - Google Patents

ドア錠装置のカバーの取付構造

Info

Publication number
JPH07217276A
JPH07217276A JP954194A JP954194A JPH07217276A JP H07217276 A JPH07217276 A JP H07217276A JP 954194 A JP954194 A JP 954194A JP 954194 A JP954194 A JP 954194A JP H07217276 A JPH07217276 A JP H07217276A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
case
position holding
door lock
lock device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP954194A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Goto
淳一 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpha Corp
Original Assignee
Alpha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alpha Corp filed Critical Alpha Corp
Priority to JP954194A priority Critical patent/JPH07217276A/ja
Publication of JPH07217276A publication Critical patent/JPH07217276A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドアに固着されるケースと、ケースの表面を
開閉するカバーとを有するドア錠装置のカバーの取付構
造を簡単にし、カバーの開閉操作及び新しいカバーの取
り付け操作を容易にすることを目的とする。 【構成】 ケース8に案内部10を設け、案内部10の
端部に該案内部10の底面から突出する方向に付勢され
る係合ピン12を設け、カバー9に、案内部10に沿っ
て摺動可能な摺動部17を設け、摺動部17に、係合ピ
ン12が係入する閉位置保持凹部18,開位置保持凹部
19を設け、摺動部17の端部に組付用斜面20を設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スイッチ等の入力操作
部を有するドア錠装置のケースを開閉し、開位置及び閉
位置に係止されるカバーの取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図11はドア錠装置の斜視図であり、表
面にスイッチ等の入力操作部2を有するケース1がドア
Dに取り付けられ、ケース1には入力操作部2を開閉す
るカバー3が摺動可能に取り付けられる。ドアDの端面
には、ドアDを施錠するデッドボルト4と、ドアDを閉
扉状態に保持するラッチボルト5が設けられ、ドアDの
表面にドアハンドル6が設けられる。符号7は、入力操
作部2によらないで機械的な解錠を行うためのシリンダ
錠である。
【0003】常時は、ドア錠装置のカバー3が閉鎖さ
れ、ドアDの表面を複雑にする入力操作部2が被覆され
ているので、ドア錠装置の外観が美しく保持されてい
る。ドアDを解錠するときには、カバー3を上方にスラ
イドさせて全開し、ドア錠装置の内部の開位置保持機構
(図示しない)により全開状態に軽く係止される。露出
した入力操作部2により暗証番号をインプットすると、
デッドボルト4が没入して解錠し、開扉可能となる。解
錠操作したあとは、カバー3を閉鎖しておく。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなドア錠装置
のカバー3には、開閉操作を容易にするために軽量化が
要求され、外観上の理由や製造上の理由からプラスチッ
ク材が使用されることが少なくない。プラスチック材性
のカバーでも使用に耐えられる充分な強度を有するが、
乱暴な扱いを受けた場合には破損することがあり、破損
したカバー3を新品と取り替える場合にはケース1をド
アDから取外して分解し、新品のカバー3を取り付けた
後に再組立して再取り付けしなければならない面倒があ
った。
【0005】この問題を解決するために、錠装置の取外
しや分解をしないでカバー3を取り付けることができる
カバーの取り付け構造が提案されている(実開平5−7
8843号公報参照)。このドア錠装置のカバーの取り
付け構造は、構造が簡単である利点と、ドア錠装置を分
解しないでカバーを取り替えることができる利点を有す
る。然し、カバーの開閉機構とカバーの開閉位置係止機
構が別個に設けられるので、ケース及びカバーの構造が
複雑である欠点があり、開閉位置係止機構が、ケース及
びカバーのほぼ中央に設けられるので目に付き易く、カ
バーが厚くなるためドア錠自体が大きくなる欠点があ
る。
【0006】又、カバーの取り付けには、カバーをケー
スの案内部に嵌着する動作と、係止ピンを没入させる動
作の2つのが必要であるので、もっと簡単にカバーが取
り付けられる方法が望まれる。本発明はかかる課題を解
決することを目的としており、カバーの取り付け構造を
簡単にすると共に、取り付け操作を容易にしたドア錠装
置のカバーの取付構造を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、表面にスイッチ等の入力操作部を有する
ドア錠装置のケースと、該ケースに摺動可能に設けられ
上記ケースを開閉するカバーの取り付け構造において、
上記ケースに、カバーの摺動方向に沿って案内部を設
け、該案内部の端部に該案内部の底面より突出する方向
に付勢される係合ピンを設け、上記カバーに、上記案内
部を摺動可能な摺動部を設け、該摺動部の表面に、上記
カバーの開位置において上記係合ピンが係入可能な開位
置保持用凹部を設け、該開位置保持用凹部の内壁面に
は、上記カバーの閉方向に向かって傾斜する傾斜面と、
カバーの回方向の移動を規制する当接面が設けられる。
【0008】上記カバーの摺動部には、上記カバーの閉
位置において上記係合ピンが係入可能な閉位置保持用凹
部が設けられ、該閉位置保持用凹部の内壁面には、上記
カバーの開方向に向かって傾斜する傾斜面が設けられる
構造とすることができる。又、上記摺動部の端部側に
は、上記係合ピンが当接する組付用傾斜面を設けるとカ
バーの組付が容易になる。
【0009】
【作用】上記のように構成されたドア錠装置のカバーの
取付構造は、ケースの案内部に係合ピンが設けられ、カ
バーの摺動部に開位置保持用凹部と閉位置保持用凹部が
設けられているので全体の構造が簡単であり、カバー及
びケースの外観が簡素化により美化される。カバーが閉
鎖されているときには、係合ピンが閉位置保持用凹部に
係入し、閉鎖状態に保持されている。カバーを開方向に
移動すると、係合ピンが閉位置保持用凹部の傾斜面に沿
って没入し、そのままカバーが開かれ、係合ピンが開位
置保持用凹部に係入したときにカバーが開放状態に保持
される。
【0010】カバーが開放状態に保持されているとき
に、係合ピンを没入させると、カバーをケースより取り
外すことができる。新しいカバーの摺動部をケースの係
合ピンに押し付けると、組付傾斜面に当たった係合ピン
が没入するので、そのままカバーが容易に組付られる。
【0011】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
すると、ドア錠装置は、ドアに取り付けられるケース8
と、ケース8の上半部を開閉するカバー9とを有し、カ
バー9に閉鎖されるケース8の上半部は、カバー9を受
け入れるために、表面,両側面,上面がカバー9の肉厚
だけ低くなっている(図6参照)。ケース8の上半部の
表面には入力操作部2が設けられ(図11参照)、両側
面には溝状の案内部10が設けられ、両案内部10の上
端部に係合ピン挿入孔11が貫通する(図6参照)。
【0012】係合ピン挿入孔11には、係合ピン12の
一端に設けられた軸部13が挿入され、係合ピン12の
他端に設けられた底付き孔14には支持棒15の両端部
が挿入され、支持棒15に巻回されたスプリング16
が、両係合ピン12に挟圧される(図2参照)。従っ
て、係合ピン12の先端は、溝状の案内部10の底面か
ら突出する方向に付勢される。
【0013】カバー9は、図8に示すように、下端部と
裏側部が開口し、カバーの両内側面には、案内部10に
沿って摺動可能な突状の摺動部17が設けられる。本実
施例では、案内部10を溝状とし、案内部10に沿って
摺動する摺動部17を突状としたが、案内部10を突状
とし、摺動部17を溝状としてもよい。
【0014】摺動部17の上部及び下部には閉位置保持
用凹部18及び開位置保持用凹部19が形成される。閉
位置保持用凹部18の内壁面には、開位置保持用凹部1
9に向かって次第に浅くなり摺動部17に接続する傾斜
面18aが形成され、開位置保持用凹部19の内壁面に
は、閉位置保持用凹部18に向かって次第に浅くなり摺
動部17に接続する傾斜面19aと、傾斜面19aの反
対側面に当接部19bとが形成される(図7参照)。両
摺動部17の下端には、下方に向かって両摺動部17の
間隔が広くなる組付用傾斜面20が形成される。
【0015】以上のように構成されたドア錠装置のカバ
ー取付構造の作用を説明する。カバー9が閉鎖されたと
きには、係合ピン12の軸部13の先端が閉位置保持用
凹部18に係入し、カバー9が全閉状態に保持されてい
る(図1参照)。カバー9の表面は、ケース8の表面に
対して段差のない状態で連結されている(図4参照)。
【0016】カバー9を開方向に移動すると、係合ピン
12の軸部13の先端が閉位置保持用凹部18の傾斜面
18aに沿って没入し、カバー9の摺動部17がケース
8の案内部10を摺動し、カバー9が開かれる。カバー
9が全開位置に達すると、係合ピン12の軸部13の先
端が開位置保持用凹部19に係入し、カバー9が全開状
態に保持され、且つ、当接部19bによってそれ以上開
方向に移動することが阻止される。
【0017】カバー9が全閉されているときには、表面
に入力操作部2が露出しているが(図11参照)、案内
部10はケース8の側面にあるので前方からは見え難
く、係合ピン12は常にカバー9に被覆されているので
見えない。本実施例では閉位置保持用凹部18を設けて
カバー9を閉位置に係止するようにしたが、閉位置保持
用凹部18を設けないで、閉位置においてカバー9の下
端部をケース8に当接させることによりカバー9を閉位
置に保持させてもよい。
【0018】カバー9の裏側に差し延べた指先で係合ピ
ン12を没入方向に移動すると、カバー9が抜取可能に
なる。新しいカバー9の摺動部17の下端部を係合ピン
12の軸部13の先端に押し付けると、組付傾斜面20
に当たった係合ピン12が没入するので、そのままカバ
ー9が容易に組付られる。
【0019】係合ピン12,支持棒15,スプリング1
6によって構成されるカバーの開位置及び閉位置保持機
構は、図9,図10に示すようなカバー回動型のドア錠
装置にも兼用することができる。このカバー回動型のド
ア錠装置では、案内部10,摺動部17に代えてケース
8の上端部に係合ピン12を設け、軸部13によりカバ
ー9の上端部を枢着する。
【0020】ケース8の両側面には開位置保持用凸部2
1が設けられ、カバー9の裏面には、カバー9を開いた
ときに開位置保持用凸部21に係入する開位置保持用凹
部22を設ける(図10参照)。このような回動型のカ
バー取付構造においては、カバー9は自重により閉方向
に付勢されるので、閉位置保持用凹部を設けなくてもよ
い。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に記載されるような効果を奏する。 (1) カバーの摺動案内とカバーの開位置及び閉位置保持
機構を一体化したので、ケース及びカバーの構造が簡単
になった。 (2) カバーを開閉方向に移動する簡単な操作で、カバー
が開位置及び閉位置に保持されるので、カバーの開閉操
作が容易である。 (3) 新しいカバーを、ケースに押し付ける簡単な操作で
ケースに組付ることができる。 (4) ケースとカバーの間に隙間がないため、ドア錠装置
が厚くならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】カバー全閉状態のドア錠装置の縦断面図であ
る。
【図2】ドア錠装置の横断面図である。
【図3】カバー全開状態のドア錠装置の縦断面図であ
る。
【図4】図1の側面図である。
【図5】図3の側面図である。
【図6】ケースの側面図である。
【図7】カバーの背面図である。
【図8】カバーの縦断面図である。
【図9】カバー回動型のドア錠装置のカバー全閉状態を
示す側面図である。
【図10】カバー回動型のドア錠装置のカバー全開状態を
示す側面図である。
【図11】ドアに取り付けられたドア錠装置の斜視図であ
る。
【符号の説明】
2 入力操作部 8 ケース 9 カバー 10 案内部 12 係合ピン 13 軸部 14 底付き孔 15 支持棒 16 スプリング 17 摺動部 18 閉位置保持用凹部 19 開位置保持用凹部 18a,19a 傾斜面 19b 当接部 20 組付用傾斜面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面にスイッチ等の入力操作部を有する
    ドア錠装置のケースと、該ケースに摺動可能に設けられ
    上記ケースを開閉するカバーの取り付け構造において、 上記ケースに、カバーの摺動方向に沿って案内部を設
    け、該案内部の端部に該案内部の底面より突出する方向
    に付勢される係合ピンを設け、 上記カバーに、上記案内部を摺動可能な摺動部を設け、
    該摺動部の表面に、上記カバーの開位置において上記係
    合ピンが係入可能な開位置保持用凹部を設け、該開位置
    保持用凹部の内壁面には、上記カバーの閉方向に向かっ
    て傾斜する傾斜面と、カバーの回方向の移動を規制する
    当接面が設けられることを特徴とする請求項1記載のド
    ア錠装置のカバーの取付構造。
  2. 【請求項2】 上記カバーの摺動部には、上記カバーの
    閉位置において上記係合ピンが係入可能な閉位置保持用
    凹部が設けられ、該閉位置保持用凹部の内壁面には、上
    記カバーの開方向に向かって傾斜する傾斜面が設けられ
    ることを特徴とする請求項1記載のドア錠装置のカバー
    の取付構造。
  3. 【請求項3】 上記摺動部の端部側には、上記係合ピン
    が当接する組付用傾斜面を設けたことを特徴とする請求
    項1又は2記載のドア錠装置のカバーの取付構造。
JP954194A 1994-01-31 1994-01-31 ドア錠装置のカバーの取付構造 Withdrawn JPH07217276A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP954194A JPH07217276A (ja) 1994-01-31 1994-01-31 ドア錠装置のカバーの取付構造

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JP954194A JPH07217276A (ja) 1994-01-31 1994-01-31 ドア錠装置のカバーの取付構造

Publications (1)

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JPH07217276A true JPH07217276A (ja) 1995-08-15

Family

ID=11723137

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JP954194A Withdrawn JPH07217276A (ja) 1994-01-31 1994-01-31 ドア錠装置のカバーの取付構造

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JP (1) JPH07217276A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100619737B1 (ko) * 2006-03-24 2006-09-06 (주)동광알파 도어록장치의 버튼커버 설치구조
KR100631100B1 (ko) * 2006-03-24 2006-10-04 (주)동광알파 슬라이딩유닛을 갖는 도어록장치
JP2017218731A (ja) * 2016-06-03 2017-12-14 アイシン精機株式会社 車両用ドア固定装置の可動楔装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100619737B1 (ko) * 2006-03-24 2006-09-06 (주)동광알파 도어록장치의 버튼커버 설치구조
KR100631100B1 (ko) * 2006-03-24 2006-10-04 (주)동광알파 슬라이딩유닛을 갖는 도어록장치
JP2017218731A (ja) * 2016-06-03 2017-12-14 アイシン精機株式会社 車両用ドア固定装置の可動楔装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010403