JPH07207316A - 脱硫効率が高い溶銑脱硫用ワイヤ - Google Patents
脱硫効率が高い溶銑脱硫用ワイヤInfo
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- JPH07207316A JPH07207316A JP464094A JP464094A JPH07207316A JP H07207316 A JPH07207316 A JP H07207316A JP 464094 A JP464094 A JP 464094A JP 464094 A JP464094 A JP 464094A JP H07207316 A JPH07207316 A JP H07207316A
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Landscapes
- Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 酸素ポテンシャルが低い溶銑にMg又はMg
合金を接触させることにより、高い脱硫効率で溶銑を脱
硫する。 【構成】 Mg又はMg合金と共に脱酸能が高い物質を
溶銑に送り込む溶銑脱硫ワイヤであり、粉末状,粒状,
カットワイヤ状,線材状等のMg又はMg合金1,5と
フラックス4,Al線材6等の脱酸能が高い物質をシー
ス3に収容している。シース3は、鉄系又はAl系の何
れでも良い。 【効果】 脱酸能が高い物質により溶銑の酸素ポテンシ
ャルが下げられるため、Mg+[O]→MgOの反応が
抑制され、Mg+[S]→MgSの脱硫反応にMg又は
Mg合金が効率よく消費される。
合金を接触させることにより、高い脱硫効率で溶銑を脱
硫する。 【構成】 Mg又はMg合金と共に脱酸能が高い物質を
溶銑に送り込む溶銑脱硫ワイヤであり、粉末状,粒状,
カットワイヤ状,線材状等のMg又はMg合金1,5と
フラックス4,Al線材6等の脱酸能が高い物質をシー
ス3に収容している。シース3は、鉄系又はAl系の何
れでも良い。 【効果】 脱酸能が高い物質により溶銑の酸素ポテンシ
ャルが下げられるため、Mg+[O]→MgOの反応が
抑制され、Mg+[S]→MgSの脱硫反応にMg又は
Mg合金が効率よく消費される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶銑脱硫に消費される
Mgの割合を高めた溶銑脱硫用ワイヤに関する。
Mgの割合を高めた溶銑脱硫用ワイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】高炉から出銑された溶銑は、比較的多量
の不純物を含んでいる。この溶銑を転炉で精錬するに先
立って、脱Si,脱S,脱P等の各種処理が施されてい
る。特に、溶銑に含まれるSは、鋼材の加工性や耐食性
を低下させる原因となることから、溶銑段階で低レベル
まで下げることが必要である。溶銑の脱硫には、取鍋,
混銑車等に収容された溶銑に脱硫剤を添加する方式が採
用されている。脱硫剤には、CaO,CaC2 ,Na2
CO3 ,金属Mg,希土類金属等が使用されている。た
とえば、特開平3−301461号公報は、金属Mg粉
末及びCaC2 粉末を含むフラックスを溶銑にガスイン
ジェクションする脱硫方法を紹介している。なかでも、
金属Mg又はMg合金は、溶銑の[S]に対する反応性
が高いことから、効率的な脱硫剤として検討されてい
る。しかし、沸点が低く活性な元素であるMgは、溶銑
に接触すると同時に爆発的に気化反応を生じ易い。その
結果、反応によって金属Mgが溶銑に対する脱硫作用を
呈さなくなるばかりでなく、脱硫処理を危険な作業にす
る。
の不純物を含んでいる。この溶銑を転炉で精錬するに先
立って、脱Si,脱S,脱P等の各種処理が施されてい
る。特に、溶銑に含まれるSは、鋼材の加工性や耐食性
を低下させる原因となることから、溶銑段階で低レベル
まで下げることが必要である。溶銑の脱硫には、取鍋,
混銑車等に収容された溶銑に脱硫剤を添加する方式が採
用されている。脱硫剤には、CaO,CaC2 ,Na2
CO3 ,金属Mg,希土類金属等が使用されている。た
とえば、特開平3−301461号公報は、金属Mg粉
末及びCaC2 粉末を含むフラックスを溶銑にガスイン
ジェクションする脱硫方法を紹介している。なかでも、
金属Mg又はMg合金は、溶銑の[S]に対する反応性
が高いことから、効率的な脱硫剤として検討されてい
る。しかし、沸点が低く活性な元素であるMgは、溶銑
に接触すると同時に爆発的に気化反応を生じ易い。その
結果、反応によって金属Mgが溶銑に対する脱硫作用を
呈さなくなるばかりでなく、脱硫処理を危険な作業にす
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】溶銑に添加されたMg
は、Mg(g)+[S]→MgS(s)及びMg(l)
+[S]→MgS(s)の脱硫反応に従って溶銑中の
[S]と反応し、反応生成物MgSをスラグに移行させ
ることにより溶銑を脱硫する。この脱硫反応は、他の脱
硫剤を使用した場合に比較し、溶銑の[S]を極めて低
いレベルまで下げることに有効である。しかし、ガスイ
ンジェクション方式によるとき、溶銑に吹き込まれたM
gのうち、Mg蒸気となったものがキャリアガスによっ
て希釈され、脱硫に寄与するMg蒸気の割合が低下す
る。また、ガスインジェクション方式では、溶銑の深部
に脱硫剤が送り込まれるようにキャリアガスの圧力を高
く設定し、溶銑との反応性を高めるためMg系脱硫剤を
細粒にしている。高圧のキャリアガスは、脱硫剤の吹込
みに有効であるものの、無数の気泡となって溶銑中を上
昇し系外に放出される。他方、蒸気圧が大きなMgは、
細粒になるほど短時間でMg蒸気になる。
は、Mg(g)+[S]→MgS(s)及びMg(l)
+[S]→MgS(s)の脱硫反応に従って溶銑中の
[S]と反応し、反応生成物MgSをスラグに移行させ
ることにより溶銑を脱硫する。この脱硫反応は、他の脱
硫剤を使用した場合に比較し、溶銑の[S]を極めて低
いレベルまで下げることに有効である。しかし、ガスイ
ンジェクション方式によるとき、溶銑に吹き込まれたM
gのうち、Mg蒸気となったものがキャリアガスによっ
て希釈され、脱硫に寄与するMg蒸気の割合が低下す
る。また、ガスインジェクション方式では、溶銑の深部
に脱硫剤が送り込まれるようにキャリアガスの圧力を高
く設定し、溶銑との反応性を高めるためMg系脱硫剤を
細粒にしている。高圧のキャリアガスは、脱硫剤の吹込
みに有効であるものの、無数の気泡となって溶銑中を上
昇し系外に放出される。他方、蒸気圧が大きなMgは、
細粒になるほど短時間でMg蒸気になる。
【0004】そのため、吹き込まれたMg系脱硫剤が未
反応状態の蒸気として系外に持ち去られる傾向が強く、
脱硫効率が依然として低い値を示す。また、Mgは、溶
銑に含まれている[O]と反応して脱硫能のないMgO
となることによっても、反応効率を低下させる。本発明
は、このような問題を解消すべく案出されたものであ
り、溶銑の深部まで供給可能なワイヤ状で脱硫剤を使用
すると共に、脱酸剤を同時添加することにより、反応生
成物MgSがMgS+[O]→MgO+[S]の反応に
よって再び溶銑中に[S]が戻ることを抑え、高い効率
でMgを脱硫反応に利用することを目的とする。
反応状態の蒸気として系外に持ち去られる傾向が強く、
脱硫効率が依然として低い値を示す。また、Mgは、溶
銑に含まれている[O]と反応して脱硫能のないMgO
となることによっても、反応効率を低下させる。本発明
は、このような問題を解消すべく案出されたものであ
り、溶銑の深部まで供給可能なワイヤ状で脱硫剤を使用
すると共に、脱酸剤を同時添加することにより、反応生
成物MgSがMgS+[O]→MgO+[S]の反応に
よって再び溶銑中に[S]が戻ることを抑え、高い効率
でMgを脱硫反応に利用することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の溶銑脱硫用ワイ
ヤは、その目的を達成するため、粉末状,粒状,カット
ワイヤ状又は線材状のMg又はMg合金を、脱酸能の高
い物質と共にシースに収容し、或いは脱酸能が高い金属
又は合金のシースで被覆したワイヤである。脱硫反応及
び脱酸反応を考慮するとき、Mg又はMg合金を中心に
配置し、その周囲を脱酸能の高い物質で取り囲むことが
好ましい。この溶銑脱硫用ワイヤは、更にMgS吸収能
が高い物質を含むこともできる。脱酸能が高い物質とし
ては、Al,Al合金の他に、Zr,Hf,Y,希土類
金属等があるが、溶銑中に残留しても除去又は無害化が
容易で且つ処理コストを低く抑える上から、Al又はA
l合金が好適である。Al又はAl合金は、粉末状,粒
状,カットワイヤ状又は線材状でシースに収容される。
ヤは、その目的を達成するため、粉末状,粒状,カット
ワイヤ状又は線材状のMg又はMg合金を、脱酸能の高
い物質と共にシースに収容し、或いは脱酸能が高い金属
又は合金のシースで被覆したワイヤである。脱硫反応及
び脱酸反応を考慮するとき、Mg又はMg合金を中心に
配置し、その周囲を脱酸能の高い物質で取り囲むことが
好ましい。この溶銑脱硫用ワイヤは、更にMgS吸収能
が高い物質を含むこともできる。脱酸能が高い物質とし
ては、Al,Al合金の他に、Zr,Hf,Y,希土類
金属等があるが、溶銑中に残留しても除去又は無害化が
容易で且つ処理コストを低く抑える上から、Al又はA
l合金が好適である。Al又はAl合金は、粉末状,粒
状,カットワイヤ状又は線材状でシースに収容される。
【0006】MgS吸収能が高い物質としては、CaO
−Al2 O3 系,CaO−Al2 O3 −SiO2 系,C
aO−CaF2 系,CaCO3 −CaF2 系フラックス
等がある。これらのフラックスは、脱酸能が高い物質と
配合され、或いはMg又はMg合金にコーティングされ
る。本発明に従った溶銑脱硫用ワイヤは、図1に示すよ
うに種々の形態でMg又はMg合金を脱酸能の高い金属
又は合金と組み合せることができる。図1(a)は、M
g又はMg合金1を脱酸能のある金属又は合金2と共
に、鉄製のシース3に挿入した溶銑脱硫用ワイヤであ
る。シース3には、更に脱硫能及び/又は脱酸能のある
フラックス4を必要に応じて充填する。フラックス4で
十分な復硫抑制能が得られるとき、図1(b)に示すよ
うに、Mg又はMg合金1をシース3に充填した構成を
とることもできる。Al又はAl合金製のシース3を使
用するとき、フラックス4の充填を省略できる。この場
合には、Mg又はMg合金1とシース3との間に隙間が
生じないように、コーティング,クラッド等によってM
g又はMg合金にシース3を密着させることが好まし
い。或いは、フラックス4をコーティングしたMg又は
Mg合金1をシース3に充填又は挿入しても良い。
−Al2 O3 系,CaO−Al2 O3 −SiO2 系,C
aO−CaF2 系,CaCO3 −CaF2 系フラックス
等がある。これらのフラックスは、脱酸能が高い物質と
配合され、或いはMg又はMg合金にコーティングされ
る。本発明に従った溶銑脱硫用ワイヤは、図1に示すよ
うに種々の形態でMg又はMg合金を脱酸能の高い金属
又は合金と組み合せることができる。図1(a)は、M
g又はMg合金1を脱酸能のある金属又は合金2と共
に、鉄製のシース3に挿入した溶銑脱硫用ワイヤであ
る。シース3には、更に脱硫能及び/又は脱酸能のある
フラックス4を必要に応じて充填する。フラックス4で
十分な復硫抑制能が得られるとき、図1(b)に示すよ
うに、Mg又はMg合金1をシース3に充填した構成を
とることもできる。Al又はAl合金製のシース3を使
用するとき、フラックス4の充填を省略できる。この場
合には、Mg又はMg合金1とシース3との間に隙間が
生じないように、コーティング,クラッド等によってM
g又はMg合金にシース3を密着させることが好まし
い。或いは、フラックス4をコーティングしたMg又は
Mg合金1をシース3に充填又は挿入しても良い。
【0007】鉄製のシース3は、溶銑脱硫用ワイヤを溶
銑に送り込むとき、ワイヤ先端の溶落ちを溶銑の浴深部
とする点で有効である。溶込み深さは、鉄製シース3の
厚みで調整できる。Al又はAl合金製のシース3は、
鉄製シース3に比較して溶銑に脱流用ワイヤを迅速に溶
融させる上で有用である。また、未溶解のシースが溶銑
の湯面に堆積し、精錬反応の妨げになったり、処理後の
ハンドリングに支障を来すことも、Al又はAl合金製
シース3の使用により解消される。脱酸能の高い物質
は、溶銑の[O]と反応して、脱硫反応域を酸素ポテン
シャルの低い状態にする。この作用を考慮するとき、脱
酸能の高い物質が溶銑に先ず反応し、次いでMg又はM
g合金が溶銑に接触するように、Mg又はMg合金をワ
イヤの中心に配置することが好ましい。図1(c)で
は、Mg又はMg合金製芯線5とシース3との間の環状
間隙にフラックス4を充填している。フラックス4とし
ては、たとえば脱酸能が高く且つMgS吸収能をもつC
aO−Al2 O3 系,CaO−Al2 O3 −SiO2 系
等が使用される。Al又はAl合金のシース3を使用す
るとき、MgS吸収能を高くすることを重点においてフ
ラックス4を成分調整することができる。脱酸能が高い
Al又はAl合金は、コーティング層6とすることな
く、たとえば図1(d)に示すように、Mg又はMg合
金製芯線5の周囲に複数本配置されたAl又はAl合金
製線材6として使用してもよい。この場合、Fe系シー
ス又はAl系シースの使用が可能である。
銑に送り込むとき、ワイヤ先端の溶落ちを溶銑の浴深部
とする点で有効である。溶込み深さは、鉄製シース3の
厚みで調整できる。Al又はAl合金製のシース3は、
鉄製シース3に比較して溶銑に脱流用ワイヤを迅速に溶
融させる上で有用である。また、未溶解のシースが溶銑
の湯面に堆積し、精錬反応の妨げになったり、処理後の
ハンドリングに支障を来すことも、Al又はAl合金製
シース3の使用により解消される。脱酸能の高い物質
は、溶銑の[O]と反応して、脱硫反応域を酸素ポテン
シャルの低い状態にする。この作用を考慮するとき、脱
酸能の高い物質が溶銑に先ず反応し、次いでMg又はM
g合金が溶銑に接触するように、Mg又はMg合金をワ
イヤの中心に配置することが好ましい。図1(c)で
は、Mg又はMg合金製芯線5とシース3との間の環状
間隙にフラックス4を充填している。フラックス4とし
ては、たとえば脱酸能が高く且つMgS吸収能をもつC
aO−Al2 O3 系,CaO−Al2 O3 −SiO2 系
等が使用される。Al又はAl合金のシース3を使用す
るとき、MgS吸収能を高くすることを重点においてフ
ラックス4を成分調整することができる。脱酸能が高い
Al又はAl合金は、コーティング層6とすることな
く、たとえば図1(d)に示すように、Mg又はMg合
金製芯線5の周囲に複数本配置されたAl又はAl合金
製線材6として使用してもよい。この場合、Fe系シー
ス又はAl系シースの使用が可能である。
【0008】
【作用】本発明の溶銑脱硫用ワイヤは、溶銑の脱酸反応
に消費される割合を抑えてMg又はMg合金の優れた脱
酸能を活用するため、脱酸能が高い物質を配合してい
る。脱酸能が高い物質は、たとえばAl+[O]→Al
2 O3 の反応に従って溶銑の[O]を減少させ、酸素ポ
テンシャルが低下した溶銑に対するMgの接触を可能に
する。したがって、Mg+[O]→MgOとして消費さ
れるMgが少なく、Mg+[S]→MgSの反応が効率
よく進行する。特にMg又はMg合金の周囲に脱酸能が
高い物質を充填又はコーティングした溶銑脱硫用ワイヤ
は、脱硫反応に先立って脱酸反応が進行するため、Mg
の有効消費効率が一層高くなる。
に消費される割合を抑えてMg又はMg合金の優れた脱
酸能を活用するため、脱酸能が高い物質を配合してい
る。脱酸能が高い物質は、たとえばAl+[O]→Al
2 O3 の反応に従って溶銑の[O]を減少させ、酸素ポ
テンシャルが低下した溶銑に対するMgの接触を可能に
する。したがって、Mg+[O]→MgOとして消費さ
れるMgが少なく、Mg+[S]→MgSの反応が効率
よく進行する。特にMg又はMg合金の周囲に脱酸能が
高い物質を充填又はコーティングした溶銑脱硫用ワイヤ
は、脱硫反応に先立って脱酸反応が進行するため、Mg
の有効消費効率が一層高くなる。
【0009】Mg又はMg合金は、周囲がシースで覆わ
れているので、雰囲気中の酸素や水分による悪影響を受
けず、脱硫反応に有効に消費される。シースに収容され
ているMg源は、溶銑の湯面に到達する前に溶銑からの
輻射熱で気化することもある。しかし、生成したMg蒸
気は、シース内に閉じ込められているので、ワイヤの送
給に従って溶銑内部に逐次送り込まれる。溶銑脱流用ワ
イヤに配合されるMgS吸収能が高い物質は、溶銑と接
触した後、湯面に浮上する。この過程で、たとえば低融
点CaO−Al2 O3 系フラックスは、脱硫反応で生じ
たMgSを吸収し、湯面に浮遊するフラックス層とな
る。MgSは本来不安定な物質であり、MgS+O2 →
MgO+[S]の復硫反応が生じ易いものであるが、フ
ラックス層に吸収させることにより復硫反応が抑制され
る。また、MgSが脱硫反応域から取り除かれるため、
Mg+[S]→MgSの反応も促進される。
れているので、雰囲気中の酸素や水分による悪影響を受
けず、脱硫反応に有効に消費される。シースに収容され
ているMg源は、溶銑の湯面に到達する前に溶銑からの
輻射熱で気化することもある。しかし、生成したMg蒸
気は、シース内に閉じ込められているので、ワイヤの送
給に従って溶銑内部に逐次送り込まれる。溶銑脱流用ワ
イヤに配合されるMgS吸収能が高い物質は、溶銑と接
触した後、湯面に浮上する。この過程で、たとえば低融
点CaO−Al2 O3 系フラックスは、脱硫反応で生じ
たMgSを吸収し、湯面に浮遊するフラックス層とな
る。MgSは本来不安定な物質であり、MgS+O2 →
MgO+[S]の復硫反応が生じ易いものであるが、フ
ラックス層に吸収させることにより復硫反応が抑制され
る。また、MgSが脱硫反応域から取り除かれるため、
Mg+[S]→MgSの反応も促進される。
【0010】
【実施例】次の構造を持つ溶銑脱硫用ワイヤを用意し
た。 Mg合金粉末及びAl粉末を鉄系シースに充填した
ワイヤ(図1a) 外径6mm及び肉厚0.2mmの普通鋼製シースに、平
均粒径200μmの金属Mgと平均粒径200μm及び
純度99%のAl合金粉末とを、それぞれ14g/m及
び32.5g/mの割合で充填した。また、融点が12
65℃で組成がCaO:37%,Al2 O3 :20%及
びSiO2 :43%のフラックスを40g/mの割合で
充填した。 Mg合金粉末及びフラックスをAlシースに充填し
たワイヤ(図1b) 肉厚0.3mmのAl合金1100製シースに、ワイヤ
と同じ金属Mg及びフラックスをそれぞれ14g/m
及び40g/mの割合で充填した。
た。 Mg合金粉末及びAl粉末を鉄系シースに充填した
ワイヤ(図1a) 外径6mm及び肉厚0.2mmの普通鋼製シースに、平
均粒径200μmの金属Mgと平均粒径200μm及び
純度99%のAl合金粉末とを、それぞれ14g/m及
び32.5g/mの割合で充填した。また、融点が12
65℃で組成がCaO:37%,Al2 O3 :20%及
びSiO2 :43%のフラックスを40g/mの割合で
充填した。 Mg合金粉末及びフラックスをAlシースに充填し
たワイヤ(図1b) 肉厚0.3mmのAl合金1100製シースに、ワイヤ
と同じ金属Mg及びフラックスをそれぞれ14g/m
及び40g/mの割合で充填した。
【0011】 Mg合金ワイヤを中心に配置したワイ
ヤ(図1c) 外径6mm及び肉厚0.3mmのAl製シースに直径
4.5mmのMg合金ワイヤを挿入し、シースとの間に
MgS吸収能のあるCaO50%−Al2 O3 50%の
フラックスを40g/mの割合で充填した。 Mg合金芯線の回りに複数本のAl合金線材を配置
したワイヤ(図1d) 外径6mm及び肉厚0.2mmの普通鋼製シースにMg
合金芯線を挿入し、Mg合金芯線を中心として直径1m
m及び純度99%のAl線材を同心円状に6本配置し
た。そして、シース内の空隙を、CaO:37%,Al
2 O3 :20%及びSiO2 :43%の組成を持つフラ
ックスで充填した。 脱酸能のある物質を含まないワイヤ(比較例) ワイヤと同じ組成及び粒径のMg粉末を、CaO:5
0%−Al2 O3 :50%のフラックスと共に、外径6
mm及び肉厚0.2mmの普通鋼製シースに充填した。
Mg粉末及びフラックスの充填量は、それぞれ14g/
m及び40g/mとした。
ヤ(図1c) 外径6mm及び肉厚0.3mmのAl製シースに直径
4.5mmのMg合金ワイヤを挿入し、シースとの間に
MgS吸収能のあるCaO50%−Al2 O3 50%の
フラックスを40g/mの割合で充填した。 Mg合金芯線の回りに複数本のAl合金線材を配置
したワイヤ(図1d) 外径6mm及び肉厚0.2mmの普通鋼製シースにMg
合金芯線を挿入し、Mg合金芯線を中心として直径1m
m及び純度99%のAl線材を同心円状に6本配置し
た。そして、シース内の空隙を、CaO:37%,Al
2 O3 :20%及びSiO2 :43%の組成を持つフラ
ックスで充填した。 脱酸能のある物質を含まないワイヤ(比較例) ワイヤと同じ組成及び粒径のMg粉末を、CaO:5
0%−Al2 O3 :50%のフラックスと共に、外径6
mm及び肉厚0.2mmの普通鋼製シースに充填した。
Mg粉末及びフラックスの充填量は、それぞれ14g/
m及び40g/mとした。
【0012】高炉から出銑された温度1320℃の溶銑
を取鍋に収容し、各溶銑脱硫用ワイヤを80m/分の供
給速度で送り込み、初期濃度[S]inが0.020重量
%の溶銑を脱硫した。脱硫開始から10分後に溶銑の
[S]fiを測定し、脱硫率(=[S]in−[S]fi)/
[S]in×100)%を算出した。脱硫後の溶銑温度は
1310℃であり、脱硫による温度降下は10℃に過ぎ
なかった。そのため、後続する工程での熱負荷が軽減さ
れた。脱硫率は、表1に示すように溶銑脱硫用ワイヤの
種類に応じて変化した。本発明に従ったワイヤ〜を
使用した溶銑脱硫では、脱酸能のある物質を含まないワ
イヤに比較し脱硫率が大幅に改善されていた。これ
は、溶銑の[O]がAlと反応し、Al2 O3 として脱
硫反応域から取り除かれ、Mg+[S]→MgSの脱硫
反応にMgが効率よく消費されたことを示す。なお、表
1におけるMg,Alは脱硫用ワイヤに含まれるMg,
Al分を基準としてkg/トン−溶銑で、[S]in,
[S]fiは重量%で、脱硫率は%で表す。
を取鍋に収容し、各溶銑脱硫用ワイヤを80m/分の供
給速度で送り込み、初期濃度[S]inが0.020重量
%の溶銑を脱硫した。脱硫開始から10分後に溶銑の
[S]fiを測定し、脱硫率(=[S]in−[S]fi)/
[S]in×100)%を算出した。脱硫後の溶銑温度は
1310℃であり、脱硫による温度降下は10℃に過ぎ
なかった。そのため、後続する工程での熱負荷が軽減さ
れた。脱硫率は、表1に示すように溶銑脱硫用ワイヤの
種類に応じて変化した。本発明に従ったワイヤ〜を
使用した溶銑脱硫では、脱酸能のある物質を含まないワ
イヤに比較し脱硫率が大幅に改善されていた。これ
は、溶銑の[O]がAlと反応し、Al2 O3 として脱
硫反応域から取り除かれ、Mg+[S]→MgSの脱硫
反応にMgが効率よく消費されたことを示す。なお、表
1におけるMg,Alは脱硫用ワイヤに含まれるMg,
Al分を基準としてkg/トン−溶銑で、[S]in,
[S]fiは重量%で、脱硫率は%で表す。
【0013】
【表1】
【0014】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の溶銑脱
硫用ワイヤは、脱硫能が高いMg又はMg合金と脱酸能
が高い物質とを含んでいる。このワイヤを溶銑に送り込
むと、溶銑中の[O]が脱酸能の高い物質と反応し脱硫
反応域から除去されるため、酸素ポテンシャルの低い溶
銑にMg又はMg合金が接触する。そのため、Mg+
[O]→MgOとして消費される割合が少なく、高い反
応効率で溶銑の脱硫反応にMgが消費される。また、M
g+[S]→MgSの迅速な脱硫反応と相俟つて、大幅
な温度降下をきたすことなく高効率で溶銑が脱硫され
る。このようにして、[S]を極めて低下した高品質の
溶銑が得られ、後続する工程に対する熱負荷も軽減され
る。
硫用ワイヤは、脱硫能が高いMg又はMg合金と脱酸能
が高い物質とを含んでいる。このワイヤを溶銑に送り込
むと、溶銑中の[O]が脱酸能の高い物質と反応し脱硫
反応域から除去されるため、酸素ポテンシャルの低い溶
銑にMg又はMg合金が接触する。そのため、Mg+
[O]→MgOとして消費される割合が少なく、高い反
応効率で溶銑の脱硫反応にMgが消費される。また、M
g+[S]→MgSの迅速な脱硫反応と相俟つて、大幅
な温度降下をきたすことなく高効率で溶銑が脱硫され
る。このようにして、[S]を極めて低下した高品質の
溶銑が得られ、後続する工程に対する熱負荷も軽減され
る。
【図1】 本発明実施例で使用した各種溶銑脱硫用ワイ
ヤ
ヤ
1:Mg又はMg合金 2:脱酸用金属 3:シー
ス 4:フラックス 5:Mg又はMg合金製芯線 6:Al又はAl合金線材
ス 4:フラックス 5:Mg又はMg合金製芯線 6:Al又はAl合金線材
Claims (6)
- 【請求項1】 粉末状,粒状,カットワイヤ状又は線材
状のMg又はMg合金が、脱酸能の高い物質と共にシー
スに収容されている溶銑脱硫用ワイヤ。 - 【請求項2】 Mg又はMg合金製ワイヤを中心に配置
し、該ワイヤとシースとの間に脱酸能の高い物質が配置
されている溶銑脱硫用ワイヤ。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載のシースが鉄製シー
スである溶銑脱硫用ワイヤ。 - 【請求項4】 請求項1又は2記載のシースが脱酸能の
高い金属又は合金製のシースである溶銑脱硫用ワイヤ。 - 【請求項5】 脱酸能が高い物質が、粉末状,粒状,カ
ットワイヤ状又は線材状のAl又はAl合金である請求
項1〜4の何れかに記載の溶銑脱硫用ワイヤ。 - 【請求項6】 MgS吸収能が高いCaO−Al2 O3
系,CaO−Al2O3 −SiO2 系,CaO−CaF2
系及びCaCO3 −CaF2 系から選ばれた1種又は
2種以上のフラックスが更に配合又はコーティングされ
ている請求項1〜4の何れかに記載の溶銑脱硫用ワイ
ヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP464094A JPH07207316A (ja) | 1994-01-20 | 1994-01-20 | 脱硫効率が高い溶銑脱硫用ワイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP464094A JPH07207316A (ja) | 1994-01-20 | 1994-01-20 | 脱硫効率が高い溶銑脱硫用ワイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07207316A true JPH07207316A (ja) | 1995-08-08 |
Family
ID=11589594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP464094A Withdrawn JPH07207316A (ja) | 1994-01-20 | 1994-01-20 | 脱硫効率が高い溶銑脱硫用ワイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07207316A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007031810A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-08 | Jfe Steel Kk | 溶銑の脱硫処理方法 |
JP2007254843A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Jfe Steel Kk | 溶銑の脱硫処理方法 |
JP2008095136A (ja) * | 2006-10-10 | 2008-04-24 | Jfe Steel Kk | 金属帯被覆脱硫用ワイヤー及び溶鉄の脱硫処理方法 |
JP2013147693A (ja) * | 2012-01-18 | 2013-08-01 | Osaka Kohai Kk | 精錬剤 |
KR20140070086A (ko) * | 2012-11-30 | 2014-06-10 | 인젝션 알로이스 리미티드 | 용탕 정련용 와이어 및 그 제조방법 |
KR101475321B1 (ko) * | 2012-12-21 | 2014-12-22 | (주)에스엔엔씨 | 페로니켈 탈황방법 |
-
1994
- 1994-01-20 JP JP464094A patent/JPH07207316A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007031810A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-08 | Jfe Steel Kk | 溶銑の脱硫処理方法 |
JP2007254843A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Jfe Steel Kk | 溶銑の脱硫処理方法 |
JP2008095136A (ja) * | 2006-10-10 | 2008-04-24 | Jfe Steel Kk | 金属帯被覆脱硫用ワイヤー及び溶鉄の脱硫処理方法 |
JP2013147693A (ja) * | 2012-01-18 | 2013-08-01 | Osaka Kohai Kk | 精錬剤 |
KR20140070086A (ko) * | 2012-11-30 | 2014-06-10 | 인젝션 알로이스 리미티드 | 용탕 정련용 와이어 및 그 제조방법 |
KR101475321B1 (ko) * | 2012-12-21 | 2014-12-22 | (주)에스엔엔씨 | 페로니켈 탈황방법 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010403 |