JPH07201165A - カートリッジ式記録再生装置のシャッタ開閉機構 - Google Patents
カートリッジ式記録再生装置のシャッタ開閉機構Info
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- JPH07201165A JPH07201165A JP35198393A JP35198393A JPH07201165A JP H07201165 A JPH07201165 A JP H07201165A JP 35198393 A JP35198393 A JP 35198393A JP 35198393 A JP35198393 A JP 35198393A JP H07201165 A JPH07201165 A JP H07201165A
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- shutter
- opening
- cartridge
- insertion opening
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Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims abstract description 132
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims abstract description 132
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 5
- 239000000428 dust Substances 0.000 abstract description 12
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 8
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000011435 rock Substances 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シャッタとフロントカバーとの気密性を向上
させ、かつシャッタの開閉動作を円滑とする。 【構成】 フロントカバー40外面における挿入口41付近
の挿入口形成面42は、仮想中心線L1から半径R2離間
した凸状の曲面によって形成されている。揺動軸43は、
仮想中心線L1からダストカバー3に対するカートリッ
ジ30の挿入方向に所定の偏心距離Aずれた位置を中心と
して配置されている。また、シャッタ50の両側には、フ
ロントカバー40側面と略平行なレバー51が設けられ、こ
のレバー51には、前記揺動軸43が遊嵌する軸受孔53が形
成されている。シャッタ50でフロントカバー40に対向す
るシャッタ内面52は、挿入口形成面42と同じ曲率半径R
2の凹状の曲面によって形成されている。
させ、かつシャッタの開閉動作を円滑とする。 【構成】 フロントカバー40外面における挿入口41付近
の挿入口形成面42は、仮想中心線L1から半径R2離間
した凸状の曲面によって形成されている。揺動軸43は、
仮想中心線L1からダストカバー3に対するカートリッ
ジ30の挿入方向に所定の偏心距離Aずれた位置を中心と
して配置されている。また、シャッタ50の両側には、フ
ロントカバー40側面と略平行なレバー51が設けられ、こ
のレバー51には、前記揺動軸43が遊嵌する軸受孔53が形
成されている。シャッタ50でフロントカバー40に対向す
るシャッタ内面52は、挿入口形成面42と同じ曲率半径R
2の凹状の曲面によって形成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクカートリッ
ジ装置,光磁気ディスクカートリッジ装置等のカートリ
ッジ式記録再生装置に適用され、カートリッジ挿入口に
設けられたシャッタを開閉するシャッタ開閉機構に関す
る。
ジ装置,光磁気ディスクカートリッジ装置等のカートリ
ッジ式記録再生装置に適用され、カートリッジ挿入口に
設けられたシャッタを開閉するシャッタ開閉機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図9は従来のシャッタ開閉機構を備えた
光ディスクカートリッジ装置及び光ディスクカートリッ
ジを示す斜視図である。
光ディスクカートリッジ装置及び光ディスクカートリッ
ジを示す斜視図である。
【0003】1は光ディスクカートリッジ装置の筐体、
2は筐体1前面に配置されたベゼル、3は筐体1内に配
置されたダストカバー、10はダストカバー3前面に配置
されたフロントカバーである。ベゼル2には開口2aが
形成され、この開口2aに対向する位置には、フロント
カバー10によって揺動可能に支持されたシャッタ20が配
置されている。また、30は光ディスク31を収納したカー
トリッジである。
2は筐体1前面に配置されたベゼル、3は筐体1内に配
置されたダストカバー、10はダストカバー3前面に配置
されたフロントカバーである。ベゼル2には開口2aが
形成され、この開口2aに対向する位置には、フロント
カバー10によって揺動可能に支持されたシャッタ20が配
置されている。また、30は光ディスク31を収納したカー
トリッジである。
【0004】図10は従来のシャッタ開閉機構の概略構成
を示す斜視図、図11は図10に示したシャッタ開閉機構の
側面断面図である。
を示す斜視図、図11は図10に示したシャッタ開閉機構の
側面断面図である。
【0005】フロントカバー10には挿入口11が開口し、
フロントカバー10外面における前記挿入口11付近の挿入
口形成面12は、仮想中心線L1から半径R1離間した凸
状の曲面によって形成されている。また、フロントカバ
ー10の両側の側面には、シャッタ20の揺動中心となる揺
動軸13が植設され、さらに上下方向に長いスリット14が
形成されている。このスリット14には、ダストカバー3
内に挿入されたカートリッジ30上面を掛止する掛止部材
5が遊嵌している。
フロントカバー10外面における前記挿入口11付近の挿入
口形成面12は、仮想中心線L1から半径R1離間した凸
状の曲面によって形成されている。また、フロントカバ
ー10の両側の側面には、シャッタ20の揺動中心となる揺
動軸13が植設され、さらに上下方向に長いスリット14が
形成されている。このスリット14には、ダストカバー3
内に挿入されたカートリッジ30上面を掛止する掛止部材
5が遊嵌している。
【0006】また、シャッタ20の両側には、フロントカ
バー10側面と略平行に延びたレバー21が設けられ、この
レバー21には、前記揺動軸13が遊嵌する軸受孔22と、前
記掛止部材5の釣支ピン5aが遊嵌する釣支孔23とがそ
れぞれ形成されている。
バー10側面と略平行に延びたレバー21が設けられ、この
レバー21には、前記揺動軸13が遊嵌する軸受孔22と、前
記掛止部材5の釣支ピン5aが遊嵌する釣支孔23とがそ
れぞれ形成されている。
【0007】また、スプリング6は、一方の端部がシャ
ッタ20のレバー21に、他方の端部がフロントカバー10に
それぞれ止着されており、シャッタ20を常に閉鎖方向に
付勢している。
ッタ20のレバー21に、他方の端部がフロントカバー10に
それぞれ止着されており、シャッタ20を常に閉鎖方向に
付勢している。
【0008】上記したようなシャッタ開閉機構を備えた
光ディスクカートリッジ装置にカートリッジ30を挿入す
る場合、カートリッジ30をベゼル2の開口2aに挿入し
シャッタ20の傾斜面24に押圧すれば、傾斜面24がカート
リッジ30に対して摺動してシャッタ20を開放する。さら
に、ダストカバー3内では掛止部材5がカートリッジ30
を掛止し、掛止部材5は、カートリッジ30が上限位置に
あるときにシャッタ20を開放位置に保持し、また図示を
省略したローディング機構によってカートリッジ30が下
限位置に移動することに連動してシャッタ20を閉鎖位置
に揺動させ、下限位置から上限位置に移動することに連
動してシャッタ20を再び開放位置に揺動させる。そし
て、ユーザによってカートリッジ30が外部に抜き取られ
ると、シャッタ20は、スプリング6の付勢力で閉鎖位置
に揺動する。
光ディスクカートリッジ装置にカートリッジ30を挿入す
る場合、カートリッジ30をベゼル2の開口2aに挿入し
シャッタ20の傾斜面24に押圧すれば、傾斜面24がカート
リッジ30に対して摺動してシャッタ20を開放する。さら
に、ダストカバー3内では掛止部材5がカートリッジ30
を掛止し、掛止部材5は、カートリッジ30が上限位置に
あるときにシャッタ20を開放位置に保持し、また図示を
省略したローディング機構によってカートリッジ30が下
限位置に移動することに連動してシャッタ20を閉鎖位置
に揺動させ、下限位置から上限位置に移動することに連
動してシャッタ20を再び開放位置に揺動させる。そし
て、ユーザによってカートリッジ30が外部に抜き取られ
ると、シャッタ20は、スプリング6の付勢力で閉鎖位置
に揺動する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たようなシャッタ開閉機構においては、閉鎖位置でシャ
ッタ20をフロントカバー10の挿入口形成面12に完全に密
着させることが困難である。図示のシャッタ20では、挿
入口形成面12に対向するシャッタ内面25が挿入口形成面
12より曲率半径が大きな凹状の曲面によって形成されて
いる。これは、シャッタ内面25と挿入口形成面12との接
触面積を減少させて摩擦を減少させることにより、シャ
ッタ20の開閉を円滑にするためである。このため、図11
に示すように閉鎖位置においてシャッタ内面25下端付近
を挿入口形成面12に密着させると、シャッタ内面25上端
付近と挿入口形成面12との間に隙間ができてしまう。こ
の隙間から筐体1内に供給される冷却空気がダストカバ
ー3に流入し、冷却空気とともに塵埃がダストカバー3
内に侵入するという問題を生じる。
たようなシャッタ開閉機構においては、閉鎖位置でシャ
ッタ20をフロントカバー10の挿入口形成面12に完全に密
着させることが困難である。図示のシャッタ20では、挿
入口形成面12に対向するシャッタ内面25が挿入口形成面
12より曲率半径が大きな凹状の曲面によって形成されて
いる。これは、シャッタ内面25と挿入口形成面12との接
触面積を減少させて摩擦を減少させることにより、シャ
ッタ20の開閉を円滑にするためである。このため、図11
に示すように閉鎖位置においてシャッタ内面25下端付近
を挿入口形成面12に密着させると、シャッタ内面25上端
付近と挿入口形成面12との間に隙間ができてしまう。こ
の隙間から筐体1内に供給される冷却空気がダストカバ
ー3に流入し、冷却空気とともに塵埃がダストカバー3
内に侵入するという問題を生じる。
【0010】本発明の目的は、上記の問題を解決するた
め、シャッタとフロントカバーとの気密性が高く、かつ
シャッタの開閉動作が円滑となるカートリッジ式記録再
生装置のシャッタ開閉機構を提供することにある。
め、シャッタとフロントカバーとの気密性が高く、かつ
シャッタの開閉動作が円滑となるカートリッジ式記録再
生装置のシャッタ開閉機構を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の第1の手段は、カートリッジが挿入又は排
出される挿入口が開口したフロントカバーと、このフロ
ントカバーで支持されカートリッジの挿入排出動作に連
動して前記挿入口を開放する開放位置に揺動し、かつカ
ートリッジの挿入完了又は排出完了によって挿入口を閉
鎖する閉鎖位置に揺動するシャッタとを備えたカートリ
ッジ式記録再生装置のシャッタ開閉機構において、前記
フロントカバー外面で前記挿入口付近の挿入口形成面を
仮想中心線から半径R離間した凸曲面によって形成し、
かつ前記シャッタで前記挿入口形成面に対向するシャッ
タ内面を挿入口形成面と同じ曲率の凹曲面によって形成
して前記閉鎖位置で挿入口形成面に密着させ、しかもシ
ャッタの揺動中心を前記仮想中心線よりカートリッジの
挿入方向奥側にずらしたことを特徴とする。
め、本発明の第1の手段は、カートリッジが挿入又は排
出される挿入口が開口したフロントカバーと、このフロ
ントカバーで支持されカートリッジの挿入排出動作に連
動して前記挿入口を開放する開放位置に揺動し、かつカ
ートリッジの挿入完了又は排出完了によって挿入口を閉
鎖する閉鎖位置に揺動するシャッタとを備えたカートリ
ッジ式記録再生装置のシャッタ開閉機構において、前記
フロントカバー外面で前記挿入口付近の挿入口形成面を
仮想中心線から半径R離間した凸曲面によって形成し、
かつ前記シャッタで前記挿入口形成面に対向するシャッ
タ内面を挿入口形成面と同じ曲率の凹曲面によって形成
して前記閉鎖位置で挿入口形成面に密着させ、しかもシ
ャッタの揺動中心を前記仮想中心線よりカートリッジの
挿入方向奥側にずらしたことを特徴とする。
【0012】さらに、第2の手段は、前記シャッタを閉
鎖方向に付勢するとともに前記シャッタ内面を前記挿入
口形成面方向に付勢するスプリングを備えたことを特徴
とする。
鎖方向に付勢するとともに前記シャッタ内面を前記挿入
口形成面方向に付勢するスプリングを備えたことを特徴
とする。
【0013】また、第3の手段は、カートリッジが挿入
又は排出される挿入口が開口したフロントカバーと、こ
のフロントカバーで支持されカートリッジの挿入排出動
作に連動して前記挿入口を開放する開放位置に揺動し、
かつカートリッジの挿入完了又は排出完了によって挿入
口を閉鎖する閉鎖位置に揺動するシャッタとを備えたカ
ートリッジ式記録再生装置のシャッタ開閉機構におい
て、前記フロントカバー外面で前記挿入口付近の挿入口
形成面を仮想中心線から半径R離間した凸曲面によって
形成するとともに、前記シャッタで前記挿入口形成面に
対向するシャッタ内面を挿入口形成面と同じ曲率の凹曲
面によって形成し、かつシャッタを挿入口形成面に対す
る接離方向で移動可能に構成し、しかも前記閉鎖位置で
前記内接面を挿入口形成面に密着させ、かつシャッタが
開放方向に揺動するとともにシャッタ内面を挿入口形成
面から離間させるカム機構と、シャッタを閉鎖方向に付
勢するとともにシャッタ内面を挿入口形成面方向に付勢
するスプリングとを備えたことを特徴とする。
又は排出される挿入口が開口したフロントカバーと、こ
のフロントカバーで支持されカートリッジの挿入排出動
作に連動して前記挿入口を開放する開放位置に揺動し、
かつカートリッジの挿入完了又は排出完了によって挿入
口を閉鎖する閉鎖位置に揺動するシャッタとを備えたカ
ートリッジ式記録再生装置のシャッタ開閉機構におい
て、前記フロントカバー外面で前記挿入口付近の挿入口
形成面を仮想中心線から半径R離間した凸曲面によって
形成するとともに、前記シャッタで前記挿入口形成面に
対向するシャッタ内面を挿入口形成面と同じ曲率の凹曲
面によって形成し、かつシャッタを挿入口形成面に対す
る接離方向で移動可能に構成し、しかも前記閉鎖位置で
前記内接面を挿入口形成面に密着させ、かつシャッタが
開放方向に揺動するとともにシャッタ内面を挿入口形成
面から離間させるカム機構と、シャッタを閉鎖方向に付
勢するとともにシャッタ内面を挿入口形成面方向に付勢
するスプリングとを備えたことを特徴とする。
【0014】さらに、第4の手段は、前記カム機構を、
前記フロントカバー側面に形成されたカム溝と、前記シ
ャッタに設けられシャッタの揺動とともに前記カム溝内
で摺動するカム部材とによって構成したことを特徴とす
る。
前記フロントカバー側面に形成されたカム溝と、前記シ
ャッタに設けられシャッタの揺動とともに前記カム溝内
で摺動するカム部材とによって構成したことを特徴とす
る。
【0015】さらに、第5の手段は、前記カム部材を、
摺動時に前記カム溝に沿って回動するコロによって構成
したことを特徴とする。
摺動時に前記カム溝に沿って回動するコロによって構成
したことを特徴とする。
【0016】
【作用】上記の第1の手段によれば、フロントカバー外
面で挿入口付近の挿入口形成面を仮想中心線から半径R
離間した凸曲面によって形成し、かつシャッタで挿入口
形成面に対向するシャッタ内面を挿入口形成面と同じ曲
率の凹曲面によって形成して閉鎖位置で挿入口形成面に
密着させ、しかもシャッタの揺動中心を仮想中心線より
カートリッジの挿入方向奥側にずらしたことによって、
閉鎖位置でシャッタ内面が挿入口形成面に隙間がないよ
うに密着し、かつシャッタが開放位置方向に揺動すると
ともに挿入口形成面に対する離間方向に移動する。
面で挿入口付近の挿入口形成面を仮想中心線から半径R
離間した凸曲面によって形成し、かつシャッタで挿入口
形成面に対向するシャッタ内面を挿入口形成面と同じ曲
率の凹曲面によって形成して閉鎖位置で挿入口形成面に
密着させ、しかもシャッタの揺動中心を仮想中心線より
カートリッジの挿入方向奥側にずらしたことによって、
閉鎖位置でシャッタ内面が挿入口形成面に隙間がないよ
うに密着し、かつシャッタが開放位置方向に揺動すると
ともに挿入口形成面に対する離間方向に移動する。
【0017】さらに、第2の手段によれば、シャッタを
閉鎖方向に付勢するとともにシャッタ内面を前記挿入口
形成面方向に付勢するスプリングによって、閉鎖位置で
シャッタ内面が挿入口形成面に圧接する。
閉鎖方向に付勢するとともにシャッタ内面を前記挿入口
形成面方向に付勢するスプリングによって、閉鎖位置で
シャッタ内面が挿入口形成面に圧接する。
【0018】また、第3の手段によれば、フロントカバ
ー外面で挿入口付近の挿入口形成面を仮想中心線から半
径R離間した凸曲面によって形成するとともに、シャッ
タで挿入口形成面に対向するシャッタ内面を挿入口形成
面と同じ曲率の凹曲面によって形成し、かつシャッタを
挿入口形成面に対する接離方向で移動可能に構成し、し
かも閉鎖位置でシャッタ内面を挿入口形成面に密着さ
せ、かつシャッタが開放方向に揺動するとともにシャッ
タ内面を挿入口形成面から離間させるカム機構と、シャ
ッタを閉鎖方向に付勢するとともにシャッタ内面を挿入
口形成面方向に付勢するスプリングとを備えたことによ
って、閉鎖位置でシャッタ内面が挿入口形成面に隙間が
ないように圧接し、かつシャッタが開放位置方向に揺動
するとともに挿入口形成面に対する離間方向に移動す
る。
ー外面で挿入口付近の挿入口形成面を仮想中心線から半
径R離間した凸曲面によって形成するとともに、シャッ
タで挿入口形成面に対向するシャッタ内面を挿入口形成
面と同じ曲率の凹曲面によって形成し、かつシャッタを
挿入口形成面に対する接離方向で移動可能に構成し、し
かも閉鎖位置でシャッタ内面を挿入口形成面に密着さ
せ、かつシャッタが開放方向に揺動するとともにシャッ
タ内面を挿入口形成面から離間させるカム機構と、シャ
ッタを閉鎖方向に付勢するとともにシャッタ内面を挿入
口形成面方向に付勢するスプリングとを備えたことによ
って、閉鎖位置でシャッタ内面が挿入口形成面に隙間が
ないように圧接し、かつシャッタが開放位置方向に揺動
するとともに挿入口形成面に対する離間方向に移動す
る。
【0019】さらに、第4の手段によれば、カム機構を
フロントカバー側面に形成されたカム溝と、シャッタに
設けられシャッタの揺動とともに前記カム溝内で摺動す
るカム部材で構成したことによって、シャッタが揺動動
作に連動して挿入口形成面に対する接離方向で移動す
る。
フロントカバー側面に形成されたカム溝と、シャッタに
設けられシャッタの揺動とともに前記カム溝内で摺動す
るカム部材で構成したことによって、シャッタが揺動動
作に連動して挿入口形成面に対する接離方向で移動す
る。
【0020】さらに、第5の手段によれば、カム部材を
摺動時にカム溝に沿って回動するコロで構成したことに
よって、カム部材のカム溝に対する摺動時の摩擦を抑制
できる。
摺動時にカム溝に沿って回動するコロで構成したことに
よって、カム部材のカム溝に対する摺動時の摩擦を抑制
できる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。尚、図1乃至図8において図9乃至図11に基づい
て説明した部材に対応する部材については、同一符号を
付して説明を省略する。
する。尚、図1乃至図8において図9乃至図11に基づい
て説明した部材に対応する部材については、同一符号を
付して説明を省略する。
【0022】図1は本発明のシャッタ開閉機構の第1実
施例を示す側面断面図、図2及び図3は第1実施例のシ
ャッタ開閉機構における動作説明図である。
施例を示す側面断面図、図2及び図3は第1実施例のシ
ャッタ開閉機構における動作説明図である。
【0023】40はダストカバー3前面に配置されるフロ
ントカバー、50はフロントカバー40によって揺動可能に
支持されたシャッタである。
ントカバー、50はフロントカバー40によって揺動可能に
支持されたシャッタである。
【0024】フロントカバー40には挿入口41が開口し、
フロントカバー40外面における前記挿入口41付近の挿入
口形成面42は、仮想中心線L1から半径R2離間した凸
状の曲面によって形成されている。また、フロントカバ
ー40の両側の側面には、シャッタ50の揺動中心となる揺
動軸43が植設されている。この揺動軸43は、仮想中心線
L1からダストカバー3に対するカートリッジ30の挿入
方向に所定の偏心距離Aずれた位置を中心として配置さ
れている。
フロントカバー40外面における前記挿入口41付近の挿入
口形成面42は、仮想中心線L1から半径R2離間した凸
状の曲面によって形成されている。また、フロントカバ
ー40の両側の側面には、シャッタ50の揺動中心となる揺
動軸43が植設されている。この揺動軸43は、仮想中心線
L1からダストカバー3に対するカートリッジ30の挿入
方向に所定の偏心距離Aずれた位置を中心として配置さ
れている。
【0025】また、シャッタ50の両側には、フロントカ
バー40側面と略平行なレバー51が設けられ、このレバー
51には、前記揺動軸43が遊嵌する軸受孔53が形成されて
いる。シャッタ50でフロントカバー40に対向するシャッ
タ内面52は、挿入口形成面42と同じ曲率半径R2の凹状
の曲面によって形成されている。
バー40側面と略平行なレバー51が設けられ、このレバー
51には、前記揺動軸43が遊嵌する軸受孔53が形成されて
いる。シャッタ50でフロントカバー40に対向するシャッ
タ内面52は、挿入口形成面42と同じ曲率半径R2の凹状
の曲面によって形成されている。
【0026】第1実施例のシャッタ開閉機構も、図9乃
至図11に示す従来のシャッタ開閉機構と同様にカートリ
ッジ30の挿入排出動作に連動してシャッタ50を開放位置
に揺動させ、またカートリッジ30の挿入完了又は排出完
了によってシャッタ50を閉鎖位置に揺動させる。
至図11に示す従来のシャッタ開閉機構と同様にカートリ
ッジ30の挿入排出動作に連動してシャッタ50を開放位置
に揺動させ、またカートリッジ30の挿入完了又は排出完
了によってシャッタ50を閉鎖位置に揺動させる。
【0027】図1に示す閉鎖位置でシャッタ内面52は、
フロントカバー40の挿入口形成面42に当接する。このと
き、シャッタ内面52と挿入口形成面42とが同じ曲率半径
R2であるので、シャッタ内面52は挿入口形成面42に隙
間なく密着する。
フロントカバー40の挿入口形成面42に当接する。このと
き、シャッタ内面52と挿入口形成面42とが同じ曲率半径
R2であるので、シャッタ内面52は挿入口形成面42に隙
間なく密着する。
【0028】また、シャッタ50が図2に示すように開放
方向に揺動すると、揺動軸43が仮想中心線L1からカー
トリッジ30の挿入方向に偏心距離Aずれた位置に配置さ
れていることにより、シャッタ50は、開度が大きくなる
とともに挿入口形成面42から離間する方向に移動する。
このため、シャッタ内面52は、非閉鎖位置において挿入
口形成面42から離間することとなる。そして、図3に示
す全開位置でシャッタ50の挿入口形成面42からの離間距
離は最大となる。ここで、この離間距離は、偏心距離A
を変化させることにより調整することが可能である。
方向に揺動すると、揺動軸43が仮想中心線L1からカー
トリッジ30の挿入方向に偏心距離Aずれた位置に配置さ
れていることにより、シャッタ50は、開度が大きくなる
とともに挿入口形成面42から離間する方向に移動する。
このため、シャッタ内面52は、非閉鎖位置において挿入
口形成面42から離間することとなる。そして、図3に示
す全開位置でシャッタ50の挿入口形成面42からの離間距
離は最大となる。ここで、この離間距離は、偏心距離A
を変化させることにより調整することが可能である。
【0029】本発明の第1実施例によれば、閉鎖位置で
シャッタ内面52が挿入口形成面42に密着するので、シャ
ッタ50とフロントカバー40との隙間がなくなって防塵性
が向上する。また、シャッタ50が開放方向に揺動すると
シャッタ内面52が挿入口形成面42から離間するので、シ
ャッタ50の開閉動作が円滑に行われる。
シャッタ内面52が挿入口形成面42に密着するので、シャ
ッタ50とフロントカバー40との隙間がなくなって防塵性
が向上する。また、シャッタ50が開放方向に揺動すると
シャッタ内面52が挿入口形成面42から離間するので、シ
ャッタ50の開閉動作が円滑に行われる。
【0030】図4は本発明の第1実施例における要部の
他の例を示す側面断面図である。
他の例を示す側面断面図である。
【0031】一端がシャッタ50のレバー51に、かつ他端
がフロントカバー40に止着されたスプリング16は、揺動
軸43と挿入口形成面42中心付近とを結ぶ直線と略平行に
延在している。このことにより、スプリング16は、シャ
ッタ50を閉鎖方向に付勢するとともに挿入口形成面42方
向(矢印A方向)に付勢する。シャッタ50が矢印A方向に
付勢されていることにより、閉鎖位置でシャッタ50が挿
入口形成面42に圧接するので防塵性をさらに向上でき
る。
がフロントカバー40に止着されたスプリング16は、揺動
軸43と挿入口形成面42中心付近とを結ぶ直線と略平行に
延在している。このことにより、スプリング16は、シャ
ッタ50を閉鎖方向に付勢するとともに挿入口形成面42方
向(矢印A方向)に付勢する。シャッタ50が矢印A方向に
付勢されていることにより、閉鎖位置でシャッタ50が挿
入口形成面42に圧接するので防塵性をさらに向上でき
る。
【0032】図5は本発明のシャッタ開閉機構の第2実
施例を示す側面断面図、図6は第2実施例のシャッタ開
閉機構の分解斜視図、図7及び図8は第2実施例のシャ
ッタ開閉機構の動作説明図である。
施例を示す側面断面図、図6は第2実施例のシャッタ開
閉機構の分解斜視図、図7及び図8は第2実施例のシャ
ッタ開閉機構の動作説明図である。
【0033】60はダストカバー3前面に配置されるフロ
ントカバー、70はフロントカバー60によって揺動可能に
支持されたシャッタである。
ントカバー、70はフロントカバー60によって揺動可能に
支持されたシャッタである。
【0034】フロントカバー60には挿入口61が開口し、
フロントカバー60外面における前記挿入口61付近の挿入
口形成面62は、仮想中心線L1から半径R2離間した凸
状の曲面によって形成されている。また、フロントカバ
ー60の両側の側面には揺動軸63が植設され、この揺動軸
63は仮想中心線L1を中心とするように配置されてい
る。さらに、フロントカバー60の両側の側面にはカム溝
64が開口し、カム溝64には、この仮想中心線L1から曲
率半径r1の曲面と曲率半径r2の曲面とを合成したカ
ム面64aが形成されている。ここで、r1<r2とし、
r2−r1=△rとする。
フロントカバー60外面における前記挿入口61付近の挿入
口形成面62は、仮想中心線L1から半径R2離間した凸
状の曲面によって形成されている。また、フロントカバ
ー60の両側の側面には揺動軸63が植設され、この揺動軸
63は仮想中心線L1を中心とするように配置されてい
る。さらに、フロントカバー60の両側の側面にはカム溝
64が開口し、カム溝64には、この仮想中心線L1から曲
率半径r1の曲面と曲率半径r2の曲面とを合成したカ
ム面64aが形成されている。ここで、r1<r2とし、
r2−r1=△rとする。
【0035】フロントカバー60の挿入口形成面62に対向
するシャッタ内面71は、挿入口形成面62と同じ曲率半径
R2の凹状の曲面によって形成されている。また、シャ
ッタ70の両側には、フロントカバー60側面と略平行に延
在するレバー72が設けられ、このレバー72には、前記揺
動軸63が遊嵌する軸受孔73が形成されている。軸受孔73
は挿入口形成面62方向に長く形成されており、このこと
により、シャッタ70は挿入口形成面62に対する接離方向
で移動可能となる。さらにレバー72には支持孔74が穿設
され、この支持孔74には、カム溝64に係合しカム面64a
に沿って回動可能なコロ75の支持軸が嵌合固定する。
するシャッタ内面71は、挿入口形成面62と同じ曲率半径
R2の凹状の曲面によって形成されている。また、シャ
ッタ70の両側には、フロントカバー60側面と略平行に延
在するレバー72が設けられ、このレバー72には、前記揺
動軸63が遊嵌する軸受孔73が形成されている。軸受孔73
は挿入口形成面62方向に長く形成されており、このこと
により、シャッタ70は挿入口形成面62に対する接離方向
で移動可能となる。さらにレバー72には支持孔74が穿設
され、この支持孔74には、カム溝64に係合しカム面64a
に沿って回動可能なコロ75の支持軸が嵌合固定する。
【0036】また、スプリング26は、一端がシャッタ70
のレバー72に、かつ他端がフロントカバー60に止着され
ており、揺動軸63と挿入口形成面62の中心付近とを結ぶ
直線と略平行に延在している。このことにより、スプリ
ング26は、シャッタ70を閉鎖方向に付勢するとともに挿
入口形成面62方向(矢印A方向)に付勢する。このことに
より、閉鎖位置でシャッタ70が挿入口形成面62に圧接す
るので防塵性をさらに向上できる。
のレバー72に、かつ他端がフロントカバー60に止着され
ており、揺動軸63と挿入口形成面62の中心付近とを結ぶ
直線と略平行に延在している。このことにより、スプリ
ング26は、シャッタ70を閉鎖方向に付勢するとともに挿
入口形成面62方向(矢印A方向)に付勢する。このことに
より、閉鎖位置でシャッタ70が挿入口形成面62に圧接す
るので防塵性をさらに向上できる。
【0037】第2実施例のシャッタ開閉機構も、図9乃
至図11に示す従来のシャッタ開閉機構と同様にカートリ
ッジ30の挿入排出動作に連動してシャッタ70を開放位置
に揺動させ、またカートリッジ30の挿入完了又は排出完
了によってシャッタ70を閉鎖位置に揺動させる。
至図11に示す従来のシャッタ開閉機構と同様にカートリ
ッジ30の挿入排出動作に連動してシャッタ70を開放位置
に揺動させ、またカートリッジ30の挿入完了又は排出完
了によってシャッタ70を閉鎖位置に揺動させる。
【0038】図5に示す閉鎖位置でシャッタ内面71は、
フロントカバー60の挿入口形成面62に当接する。このと
き、シャッタ内面71と挿入口形成面62とが同じ曲率半径
R2であるので、シャッタ内面71は挿入口形成面62に隙
間なく密着する。このとき、カム部材であるコロ75は、
カム面64aの曲率半径r1の部分に当接している。
フロントカバー60の挿入口形成面62に当接する。このと
き、シャッタ内面71と挿入口形成面62とが同じ曲率半径
R2であるので、シャッタ内面71は挿入口形成面62に隙
間なく密着する。このとき、カム部材であるコロ75は、
カム面64aの曲率半径r1の部分に当接している。
【0039】また、シャッタ70が図7に示すように開放
方向に揺動すると、コロ75がカム面64aの曲率半径が大
きい部分に転動するので、シャッタ70は、挿入口形成面
62から離間する方向に移動しシャッタ内面71が挿入口形
成面62から離間する。このとき、シャッタ70は、開度が
大きくなるとともに挿入口形成面62からの離間距離が大
きくなる。そして、図8に示す全開位置でシャッタ70の
挿入口形成面62からの離間距離が最大となり、シャッタ
内面71は、挿入口形成面62から△r離間する。
方向に揺動すると、コロ75がカム面64aの曲率半径が大
きい部分に転動するので、シャッタ70は、挿入口形成面
62から離間する方向に移動しシャッタ内面71が挿入口形
成面62から離間する。このとき、シャッタ70は、開度が
大きくなるとともに挿入口形成面62からの離間距離が大
きくなる。そして、図8に示す全開位置でシャッタ70の
挿入口形成面62からの離間距離が最大となり、シャッタ
内面71は、挿入口形成面62から△r離間する。
【0040】第2実施例では、カム部材として回動可能
なコロ75を用いたことにより、カム面64aとの摩擦を抑
制してシャッタ70の開閉動作を円滑にするように構成し
ているが、むろんカム面64aに沿って移動可能であるな
らば、例えばレバー72から突出するピン状の部材等を用
いてもよい。
なコロ75を用いたことにより、カム面64aとの摩擦を抑
制してシャッタ70の開閉動作を円滑にするように構成し
ているが、むろんカム面64aに沿って移動可能であるな
らば、例えばレバー72から突出するピン状の部材等を用
いてもよい。
【0041】本発明の第2実施例によれば、閉鎖位置で
シャッタ内面71が挿入口形成面62に密着するので、シャ
ッタ70とフロントカバー60との隙間がなくなって防塵性
が向上する。また、シャッタ70が開放方向に揺動すると
シャッタ内面71が挿入口形成面62から離間するので、シ
ャッタ70の開閉動作が円滑に行われる。さらに、第1実
施例と比較してシャッタ70の開度が小さくてもシャッタ
内面71を挿入口形成面62から十分離間させることが可能
になるので、シャッタ70の揺動可能な角度を小さく設定
して全開時のシャッタ70の高さを抑えることが可能にな
る。
シャッタ内面71が挿入口形成面62に密着するので、シャ
ッタ70とフロントカバー60との隙間がなくなって防塵性
が向上する。また、シャッタ70が開放方向に揺動すると
シャッタ内面71が挿入口形成面62から離間するので、シ
ャッタ70の開閉動作が円滑に行われる。さらに、第1実
施例と比較してシャッタ70の開度が小さくてもシャッタ
内面71を挿入口形成面62から十分離間させることが可能
になるので、シャッタ70の揺動可能な角度を小さく設定
して全開時のシャッタ70の高さを抑えることが可能にな
る。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の手
段によれば、閉鎖位置でシャッタ内面が挿入口形成面に
隙間がないように密着し、かつシャッタが開放位置方向
に揺動するとともに挿入口形成面に対する離間方向に移
動することにより、閉鎖位置でシャッタ内面が挿入口形
成面に密着するので、シャッタとフロントカバーとの隙
間がなくなって防塵性が向上し、かつシャッタが開放方
向に揺動するとシャッタ内面が挿入口形成面から離間す
るので、シャッタの開閉動作が円滑に行われる。
段によれば、閉鎖位置でシャッタ内面が挿入口形成面に
隙間がないように密着し、かつシャッタが開放位置方向
に揺動するとともに挿入口形成面に対する離間方向に移
動することにより、閉鎖位置でシャッタ内面が挿入口形
成面に密着するので、シャッタとフロントカバーとの隙
間がなくなって防塵性が向上し、かつシャッタが開放方
向に揺動するとシャッタ内面が挿入口形成面から離間す
るので、シャッタの開閉動作が円滑に行われる。
【0043】さらに、第2の手段によれば、閉鎖位置で
シャッタ内面が挿入口形成面に圧接することにより防塵
性が向上する。
シャッタ内面が挿入口形成面に圧接することにより防塵
性が向上する。
【0044】また、第3の手段によれば、閉鎖位置でシ
ャッタ内面が挿入口形成面に隙間がないように圧接し、
かつシャッタが開放位置方向に揺動するとともに挿入口
形成面に対する離間方向に移動することにより、閉鎖位
置でシャッタ内面が挿入口形成面に密着するので、シャ
ッタとフロントカバーとの隙間がなくなって防塵性が向
上し、かつシャッタが開放方向に揺動するとシャッタ内
面が挿入口形成面から離間するので、シャッタの開閉動
作が円滑に行われる。
ャッタ内面が挿入口形成面に隙間がないように圧接し、
かつシャッタが開放位置方向に揺動するとともに挿入口
形成面に対する離間方向に移動することにより、閉鎖位
置でシャッタ内面が挿入口形成面に密着するので、シャ
ッタとフロントカバーとの隙間がなくなって防塵性が向
上し、かつシャッタが開放方向に揺動するとシャッタ内
面が挿入口形成面から離間するので、シャッタの開閉動
作が円滑に行われる。
【0045】さらに、第4の手段によれば、シャッタが
揺動動作に連動して挿入口形成面に対する接離方向で移
動することにより、シャッタの開度が小さくてもシャッ
タ内面を挿入口形成面から十分離間させることが可能に
なるので、シャッタの揺動可能な角度を小さく設定して
全開時のシャッタの高さを抑えることが可能になる。
揺動動作に連動して挿入口形成面に対する接離方向で移
動することにより、シャッタの開度が小さくてもシャッ
タ内面を挿入口形成面から十分離間させることが可能に
なるので、シャッタの揺動可能な角度を小さく設定して
全開時のシャッタの高さを抑えることが可能になる。
【0046】さらに、第5の手段によれば、カム部材の
カム溝に対する摺動時の摩擦を抑制できることにより、
カム部材とカム溝との摩擦が抑制されてシャッタの開閉
動作が円滑になる。
カム溝に対する摺動時の摩擦を抑制できることにより、
カム部材とカム溝との摩擦が抑制されてシャッタの開閉
動作が円滑になる。
【図1】本発明のシャッタ開閉機構の第1実施例を示す
側面断面図である。
側面断面図である。
【図2】本発明の第1実施例のシャッタ開閉機構におけ
る動作説明図である。
る動作説明図である。
【図3】本発明の第1実施例のシャッタ開閉機構におけ
る動作説明図である。
る動作説明図である。
【図4】本発明の第1実施例における要部の他の例を示
す側面断面図である。
す側面断面図である。
【図5】本発明のシャッタ開閉機構の第2実施例を示す
側面断面図である。
側面断面図である。
【図6】本発明の第2実施例のシャッタ開閉機構の分解
斜視図である。
斜視図である。
【図7】本発明の第2実施例のシャッタ開閉機構の動作
説明図である。
説明図である。
【図8】本発明の第2実施例のシャッタ開閉機構の動作
説明図である。
説明図である。
【図9】従来のシャッタ開閉機構を備えた光ディスクカ
ートリッジ装置及び光ディスクカートリッジを示す斜視
図である。
ートリッジ装置及び光ディスクカートリッジを示す斜視
図である。
【図10】従来のシャッタ開閉機構の概略構成を示す斜
視図である。
視図である。
【図11】図10に示したシャッタ開閉機構の側面断面図
である。
である。
16,26…スプリング、 40,60…フロントカバー、 4
2,62…挿入口形成面、43,63…揺動軸、 52,71…シ
ャッタ内面、 64…カム溝、 64a…カム面、75…コ
ロ。
2,62…挿入口形成面、43,63…揺動軸、 52,71…シ
ャッタ内面、 64…カム溝、 64a…カム面、75…コ
ロ。
Claims (5)
- 【請求項1】 カートリッジが挿入又は排出される挿入
口が開口したフロントカバーと、このフロントカバーで
支持されカートリッジの挿入排出動作に連動して前記挿
入口を開放する開放位置に揺動し、かつカートリッジの
挿入完了又は排出完了によって挿入口を閉鎖する閉鎖位
置に揺動するシャッタとを備えたカートリッジ式記録再
生装置のシャッタ開閉機構において、前記フロントカバ
ー外面で前記挿入口付近の挿入口形成面を仮想中心線か
ら半径R離間した凸曲面によって形成し、かつ前記シャ
ッタで前記挿入口形成面に対向するシャッタ内面を挿入
口形成面と同じ曲率の凹曲面によって形成して前記閉鎖
位置で挿入口形成面に密着させ、しかもシャッタの揺動
中心を前記仮想中心線よりカートリッジの挿入方向奥側
にずらしたことを特徴とするカートリッジ式記録再生装
置のシャッタ開閉機構。 - 【請求項2】 前記シャッタを閉鎖方向に付勢するとと
もに前記シャッタ内面を前記挿入口形成面方向に付勢す
るスプリングを備えたことを特徴とする請求項1記載の
カートリッジ式記録再生装置のシャッタ開閉機構。 - 【請求項3】 カートリッジが挿入又は排出される挿入
口が開口したフロントカバーと、このフロントカバーで
支持されカートリッジの挿入排出動作に連動して前記挿
入口を開放する開放位置に揺動し、かつカートリッジの
挿入完了又は排出完了によって挿入口を閉鎖する閉鎖位
置に揺動するシャッタとを備えたカートリッジ式記録再
生装置のシャッタ開閉機構において、前記フロントカバ
ー外面で前記挿入口付近の挿入口形成面を仮想中心線か
ら半径R離間した凸曲面によって形成するとともに、前
記シャッタで前記挿入口形成面に対向するシャッタ内面
を挿入口形成面と同じ曲率の凹曲面によって形成し、か
つシャッタを挿入口形成面に対する接離方向で移動可能
に構成し、しかも前記閉鎖位置で前記シャッタ内面を挿
入口形成面に密着させ、かつシャッタが開放方向に揺動
するとともにシャッタ内面を挿入口形成面から離間させ
るカム機構と、シャッタを閉鎖方向に付勢するとともに
シャッタ内面を挿入口形成面方向に付勢するスプリング
とを備えたことを特徴とするカートリッジ式記録再生装
置のシャッタ開閉機構。 - 【請求項4】 前記カム機構を、前記フロントカバー側
面に形成されたカム溝と、前記シャッタに設けられシャ
ッタの揺動とともに前記カム溝内で摺動するカム部材と
によって構成したことを特徴とする請求項3記載のカー
トリッジ式記録再生装置のシャッタ開閉機構。 - 【請求項5】 前記カム部材を、摺動時に前記カム溝に
沿って回動するコロによって構成したことを特徴とする
請求項4記載のカートリッジ式記録再生装置のシャッタ
開閉機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35198393A JPH07201165A (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | カートリッジ式記録再生装置のシャッタ開閉機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35198393A JPH07201165A (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | カートリッジ式記録再生装置のシャッタ開閉機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07201165A true JPH07201165A (ja) | 1995-08-04 |
Family
ID=18420971
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35198393A Pending JPH07201165A (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | カートリッジ式記録再生装置のシャッタ開閉機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07201165A (ja) |
-
1993
- 1993-12-29 JP JP35198393A patent/JPH07201165A/ja active Pending
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