JPH07196068A - 自動2輪車用制動装置 - Google Patents
自動2輪車用制動装置Info
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- JPH07196068A JPH07196068A JP5352040A JP35204093A JPH07196068A JP H07196068 A JPH07196068 A JP H07196068A JP 5352040 A JP5352040 A JP 5352040A JP 35204093 A JP35204093 A JP 35204093A JP H07196068 A JPH07196068 A JP H07196068A
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- lever
- hydraulic pressure
- master cylinder
- hydraulic
- wheel brake
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62L—BRAKES SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES
- B62L3/00—Brake-actuating mechanisms; Arrangements thereof
- B62L3/08—Mechanisms specially adapted for braking more than one wheel
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/26—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force characterised by producing differential braking between front and rear wheels
- B60T8/261—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force characterised by producing differential braking between front and rear wheels specially adapted for use in motorcycles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
- Braking Systems And Boosters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 後輪ブレーキを単独操作できる前・後輪連動
ブレーキシステムの提供 【構成】 前輪ブレーキ2及び3に液圧をレバー液圧系
統8及び回路9を介して直接供給する。前輪ブレーキ2
にはその制動トルクで液圧を発生する2次マスタシリン
ダ10を設け、レバー連動液圧系統15及び制御バルブ
16を介して後輪ブレーキ5と接続する。後輪ブレーキ
5にはペダル液圧系統13を介して1次マスタシリンダ
12から直接液圧を別系統で供給する。これにより、レ
バー操作で前後輪ブレーキを連動し、かつペダル操作に
より後輪ブレーキ5を単独で制動できる。
ブレーキシステムの提供 【構成】 前輪ブレーキ2及び3に液圧をレバー液圧系
統8及び回路9を介して直接供給する。前輪ブレーキ2
にはその制動トルクで液圧を発生する2次マスタシリン
ダ10を設け、レバー連動液圧系統15及び制御バルブ
16を介して後輪ブレーキ5と接続する。後輪ブレーキ
5にはペダル液圧系統13を介して1次マスタシリンダ
12から直接液圧を別系統で供給する。これにより、レ
バー操作で前後輪ブレーキを連動し、かつペダル操作に
より後輪ブレーキ5を単独で制動できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は前後輪連動式の液圧ブ
レーキを備えた自動2輪車用制動装置に関する。
レーキを備えた自動2輪車用制動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このようなものは種々の形式が知られて
おり、例えば、実開平3−120286号公報には、レ
バー操作で直接作動される1次ブレーキと、この1次ブ
レーキの制動トルクを利用する2次ブレーキを前輪ブレ
ーキに設けるとともに、1次ブレーキには1次ブレーキ
の制動トルクで液圧を発生する2次マスタシリンダを設
け、この2次マスタシリンダにペダル操作による液圧を
合わせ、2次マスタシリンダの2次液圧を前輪の2次ブ
レーキと後輪ブレーキへ連動して供給するようになって
いるものが示されている。
おり、例えば、実開平3−120286号公報には、レ
バー操作で直接作動される1次ブレーキと、この1次ブ
レーキの制動トルクを利用する2次ブレーキを前輪ブレ
ーキに設けるとともに、1次ブレーキには1次ブレーキ
の制動トルクで液圧を発生する2次マスタシリンダを設
け、この2次マスタシリンダにペダル操作による液圧を
合わせ、2次マスタシリンダの2次液圧を前輪の2次ブ
レーキと後輪ブレーキへ連動して供給するようになって
いるものが示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構造の
場合は、後輪ブレーキが前輪ブレーキと常時連動するこ
ととなる。しかし、スポーツ走行時におけるコーナリン
グなどのように、後輪単独で速度コントロールすること
が望まれることがある。そこで本考案は、このような要
請を満足する自動2輪車用制動装置の提供を目的とする
ものである。
場合は、後輪ブレーキが前輪ブレーキと常時連動するこ
ととなる。しかし、スポーツ走行時におけるコーナリン
グなどのように、後輪単独で速度コントロールすること
が望まれることがある。そこで本考案は、このような要
請を満足する自動2輪車用制動装置の提供を目的とする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、請求項1に係る自動2輪車用制動装置は、前・後輪
それぞれ液圧によって作動する液圧ブレーキを設けた自
動2輪車用制動装置において、前輪ブレーキにレバー操
作により液圧を供給するレバー液圧系統を接続し、後輪
ブレーキには、前記レバー操作に連動して後輪ブレーキ
に液圧を供給するレバー連動液圧系統と、ペダル操作に
より、液圧を供給するペダル液圧系統の2系統を接続し
たことを特徴とする。
め、請求項1に係る自動2輪車用制動装置は、前・後輪
それぞれ液圧によって作動する液圧ブレーキを設けた自
動2輪車用制動装置において、前輪ブレーキにレバー操
作により液圧を供給するレバー液圧系統を接続し、後輪
ブレーキには、前記レバー操作に連動して後輪ブレーキ
に液圧を供給するレバー連動液圧系統と、ペダル操作に
より、液圧を供給するペダル液圧系統の2系統を接続し
たことを特徴とする。
【0005】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
自動2輪車用制動装置において、レバー連動液圧系統
は、レバー操作に連動して液圧を発生する2次マスタシ
リンダを有することを特徴とする。
自動2輪車用制動装置において、レバー連動液圧系統
は、レバー操作に連動して液圧を発生する2次マスタシ
リンダを有することを特徴とする。
【0006】請求項3に係る発明は、請求項2に記載の
自動2輪車用制動装置において、2次マスタシリンダは
前輪ブレーキの制動トルクによって液圧を発生すること
を特徴とする。
自動2輪車用制動装置において、2次マスタシリンダは
前輪ブレーキの制動トルクによって液圧を発生すること
を特徴とする。
【0007】請求項4に係る発明は、請求項2に記載の
自動2輪車用制動装置において、2次マスタシリンダを
レバーと連動するワイヤによって作動させることを特徴
とする。
自動2輪車用制動装置において、2次マスタシリンダを
レバーと連動するワイヤによって作動させることを特徴
とする。
【0008】請求項5に係る発明は、請求項2に記載の
自動2輪車用制動装置において、レバー操作に基づいて
制御装置により2次マスタシリンダの液圧発生を制御す
ることを特徴とする。
自動2輪車用制動装置において、レバー操作に基づいて
制御装置により2次マスタシリンダの液圧発生を制御す
ることを特徴とする。
【0009】請求項6に係る発明は、請求項5に記載の
自動2輪車用制動装置において、制御装置が前輪ブレー
キの制動トルクを検出する検知手段の信号に基づいて制
御することを特徴とする。
自動2輪車用制動装置において、制御装置が前輪ブレー
キの制動トルクを検出する検知手段の信号に基づいて制
御することを特徴とする。
【0010】請求項7に係る発明は、請求項5に記載の
自動2輪車用制動装置において、制御装置が、レバー操
作によって開閉するブレーキスイッチの信号と、液圧系
統に発生する液圧信号に基づいて制御することを特徴と
する。
自動2輪車用制動装置において、制御装置が、レバー操
作によって開閉するブレーキスイッチの信号と、液圧系
統に発生する液圧信号に基づいて制御することを特徴と
する。
【0011】請求項8に係る発明は、請求項5に記載の
自動2輪車用制動装置において、制御装置がレバーの回
動量に基づいて制御することを特徴とする。
自動2輪車用制動装置において、制御装置がレバーの回
動量に基づいて制御することを特徴とする。
【0012】請求項9に係る発明は、請求項2乃至8の
いずれかに記載の自動2輪車用制動装置において、2次
マスタシリンダの発生した液圧を後輪ブレーキへ供給す
る際に制御バルブによって調整することを特徴とする。
いずれかに記載の自動2輪車用制動装置において、2次
マスタシリンダの発生した液圧を後輪ブレーキへ供給す
る際に制御バルブによって調整することを特徴とする。
【0013】請求項10に係る発明は、請求項5乃至8
のいずれかに記載の自動2輪車用制動装置において、2
次マスタシリンダの発生する液圧を検知した液圧信号を
制御装置へフィードバックして制御することを特徴とす
る。
のいずれかに記載の自動2輪車用制動装置において、2
次マスタシリンダの発生する液圧を検知した液圧信号を
制御装置へフィードバックして制御することを特徴とす
る。
【0014】
【作用】ペダル操作により、ペダル側の1次マスタシリ
ンダに液圧を発生させると、この液圧はペダル液圧系統
により後輪ブレーキへ供給され、後輪ブレーキがペダル
単独で作動され、前輪と独立して制動コントロールされ
る。その結果、前後制動力配分特性は、図2Aに示すよ
うな、ペダル液圧系統側からは前輪ブレーキへブレーキ
力が全く分配されない配分特性が生じる。
ンダに液圧を発生させると、この液圧はペダル液圧系統
により後輪ブレーキへ供給され、後輪ブレーキがペダル
単独で作動され、前輪と独立して制動コントロールされ
る。その結果、前後制動力配分特性は、図2Aに示すよ
うな、ペダル液圧系統側からは前輪ブレーキへブレーキ
力が全く分配されない配分特性が生じる。
【0015】レバー操作すると、レバー液圧系統により
レバー側の1次マスタシリンダの液圧が前輪ブレーキへ
供給されるとともに、レバー操作に連動してレバー連動
液圧系統により後輪ブレーキへ液圧が供給され、後輪ブ
レーキ側も前輪ブレーキと連動して作動される。
レバー側の1次マスタシリンダの液圧が前輪ブレーキへ
供給されるとともに、レバー操作に連動してレバー連動
液圧系統により後輪ブレーキへ液圧が供給され、後輪ブ
レーキ側も前輪ブレーキと連動して作動される。
【0016】このときのブレーキ力の配分は、図2Aに
示すような理想配分曲線に近づくように制御されること
が望ましい。
示すような理想配分曲線に近づくように制御されること
が望ましい。
【0017】なお、レバー連動液圧系統に2次マスタシ
リンダを設けると、レバー操作に連動して液圧を発生す
る。このとき、2次マスタシリンダを前輪ブレーキ側へ
設けると、その制動トルクの利用によって作動する。
リンダを設けると、レバー操作に連動して液圧を発生す
る。このとき、2次マスタシリンダを前輪ブレーキ側へ
設けると、その制動トルクの利用によって作動する。
【0018】また、レバー操作されるワイヤを2次マス
タシリンダに連結すれば、レバー操作と同時にワイヤを
介して2次マスタシリンダに液圧を発止する。
タシリンダに連結すれば、レバー操作と同時にワイヤを
介して2次マスタシリンダに液圧を発止する。
【0019】さらに、制御装置を用いればレバー操作に
基づいて2次マスタシリンダの作動制御が可能になる。
基づいて2次マスタシリンダの作動制御が可能になる。
【0020】このとき、制御装置の制御の基礎となる信
号を、前輪の制動トルク、レバーの回動有無並びに液圧
系統の液圧、レバーのストローク量に依存させることが
できる。
号を、前輪の制動トルク、レバーの回動有無並びに液圧
系統の液圧、レバーのストローク量に依存させることが
できる。
【0021】すなわち前輪ブレーキに制動トルクの検知
手段を設ければ、これが検知したトルク信号に基づいて
2次マスタシリンダを制御できる。
手段を設ければ、これが検知したトルク信号に基づいて
2次マスタシリンダを制御できる。
【0022】また、レバー側にその回動有無を検知する
ブレーキスイッチを設け、液圧系統に圧力センサを設け
れば、レバーの回動信号と液圧系統の圧力信号に基づい
て2次マスタシリンダを制御できる。
ブレーキスイッチを設け、液圧系統に圧力センサを設け
れば、レバーの回動信号と液圧系統の圧力信号に基づい
て2次マスタシリンダを制御できる。
【0023】さらに、レバーのストロークセンサを設け
れば、このストローク信号に基づいて2次マスタシリン
ダを制御できる。
れば、このストローク信号に基づいて2次マスタシリン
ダを制御できる。
【0024】また、2次マスタシリンダと後輪ブレーキ
の間に制御バルブを設ければ、後輪ブレーキへ供給され
る液圧を、図2Aに示すような理想配分曲線に近づくよ
うにコントロールできる。
の間に制御バルブを設ければ、後輪ブレーキへ供給され
る液圧を、図2Aに示すような理想配分曲線に近づくよ
うにコントロールできる。
【0025】さらに、2次マスタシリンダの発生する液
圧を、制御装置へフィードバック制御すれば、制御バル
ブを省略しても上記コントロールが可能となる。
圧を、制御装置へフィードバック制御すれば、制御バル
ブを省略しても上記コントロールが可能となる。
【0026】
【実施例】図1乃び図3に基づいて第1実施例を説明す
る。図1は自動2輪車に関連づけて示す第1実施例のブ
レーキ系統図であり、図3はその詳細なブレーキ系統図
である。
る。図1は自動2輪車に関連づけて示す第1実施例のブ
レーキ系統図であり、図3はその詳細なブレーキ系統図
である。
【0027】まず図1に示すように、前輪1には、前輪
ブレーキとして液圧式の前輪ブレーキ2及び3が設けら
れている。後輪4には液圧式の後輪ブレーキ5が設けら
れている。
ブレーキとして液圧式の前輪ブレーキ2及び3が設けら
れている。後輪4には液圧式の後輪ブレーキ5が設けら
れている。
【0028】前輪ブレーキ2には、レバー6の1次マス
タシリンダ7からレバー液圧系統8を介して液圧が供給
され、その一部は前輪ブレーキ3へレバー液圧系統8か
ら分岐する回路9から供給されている。回路9はレバー
液圧系統8の一部をなす。
タシリンダ7からレバー液圧系統8を介して液圧が供給
され、その一部は前輪ブレーキ3へレバー液圧系統8か
ら分岐する回路9から供給されている。回路9はレバー
液圧系統8の一部をなす。
【0029】前輪ブレーキ2には2次マスタシリンダ1
0が設けられ、この、2次マスタシリンダ10は、前輪
ブレーキ2の制動トルクによって液圧を生じるととも
に、ペダル11の1次マスタシリンダ12から後輪ブレ
ーキ5へ接続されたペダル液圧系統13から分岐する液
圧回路14から一部が供給されている。
0が設けられ、この、2次マスタシリンダ10は、前輪
ブレーキ2の制動トルクによって液圧を生じるととも
に、ペダル11の1次マスタシリンダ12から後輪ブレ
ーキ5へ接続されたペダル液圧系統13から分岐する液
圧回路14から一部が供給されている。
【0030】2次マスタシリンダ10からはレバー連動
液圧系統15が制御バルブ16を介して、後輪ブレーキ
5へ接続されている。
液圧系統15が制御バルブ16を介して、後輪ブレーキ
5へ接続されている。
【0031】図3に明らかなように、前輪ブレーキ2、
3はいずれも2ポット式の液圧ブレーキであり、各ポー
トにレバー液圧系統8及び回路9を介して同じ液圧が配
分される。なお、符号2a、3aはそれぞれブレーキデ
ィスク、2b、3bはブレーキキャリパである。
3はいずれも2ポット式の液圧ブレーキであり、各ポー
トにレバー液圧系統8及び回路9を介して同じ液圧が配
分される。なお、符号2a、3aはそれぞれブレーキデ
ィスク、2b、3bはブレーキキャリパである。
【0032】2次マスタシリンダ10は前輪ブレーキ2
の制動力による液圧と液圧回路14からの液圧のいずれ
か高い方を選択してレバー連動液圧系統15へ液圧を供
給するものであり、ペダル11の単独操作の場合、液圧
回路14の液圧を単にレバー連動液圧系統15へ中継す
るためだけに機能する。
の制動力による液圧と液圧回路14からの液圧のいずれ
か高い方を選択してレバー連動液圧系統15へ液圧を供
給するものであり、ペダル11の単独操作の場合、液圧
回路14の液圧を単にレバー連動液圧系統15へ中継す
るためだけに機能する。
【0033】また、制御バルブ16は、レバー連動液圧
系統15の液圧を図2Aの理想配分曲線に近づくよう調
整するためのバルブであり、これにより調整された液圧
は、調圧回路17により後輪ブレーキ5へ供給される。
調圧回路17はレバー連動液圧系統の一部をなしてい
る。
系統15の液圧を図2Aの理想配分曲線に近づくよう調
整するためのバルブであり、これにより調整された液圧
は、調圧回路17により後輪ブレーキ5へ供給される。
調圧回路17はレバー連動液圧系統の一部をなしてい
る。
【0034】後輪ブレーキ5は3ポット式の液圧ブレー
キであり、このうち、1つのポットは、ペダル液圧系統
13から直接1次マスタシリンダ12の液圧が供給さ
れ、他の2ポットには調圧回路17から液圧が供給され
る。図中の符号5aはブレーキディスク、5bはブレー
キキャリパであり、図3中の符号18は1次マスタシリ
ンダ12のリザーブタンクである。
キであり、このうち、1つのポットは、ペダル液圧系統
13から直接1次マスタシリンダ12の液圧が供給さ
れ、他の2ポットには調圧回路17から液圧が供給され
る。図中の符号5aはブレーキディスク、5bはブレー
キキャリパであり、図3中の符号18は1次マスタシリ
ンダ12のリザーブタンクである。
【0035】このように、液圧系統を構成すると、ま
ず、ペダル11単独操作の場合は、1次マスタシリンダ
12の液圧がペダル液圧系統13から、後輪ブレーキ5
の1ポットへ、さらに一部の液圧はペダル液圧系統13
から分岐した液圧回路14を通って2次マスタシリンダ
10及び制御バルブ16を経て後輪ブレーキ5の他の2
ポットへ供給される。
ず、ペダル11単独操作の場合は、1次マスタシリンダ
12の液圧がペダル液圧系統13から、後輪ブレーキ5
の1ポットへ、さらに一部の液圧はペダル液圧系統13
から分岐した液圧回路14を通って2次マスタシリンダ
10及び制御バルブ16を経て後輪ブレーキ5の他の2
ポットへ供給される。
【0036】このとき、図2Aにも明らかなように、1
次マスタシリンダ12の液圧は前輪ブレーキ2、3へは
全く与えられず、後輪ブレーキ5の制動のみに使用され
る。
次マスタシリンダ12の液圧は前輪ブレーキ2、3へは
全く与えられず、後輪ブレーキ5の制動のみに使用され
る。
【0037】ゆえに、前輪ブレーキ側と無関係に後輪ブ
レーキ5側のみをペダル操作で制御できるのでスポーツ
ライクな走行時などに好適となる。
レーキ5側のみをペダル操作で制御できるのでスポーツ
ライクな走行時などに好適となる。
【0038】また、レバー単独操作もしくは、レバー6
とペダル11の同時操作の場合には、前輪ブレーキ2、
3及び後輪ブレーキ5が連動する
とペダル11の同時操作の場合には、前輪ブレーキ2、
3及び後輪ブレーキ5が連動する
【0039】この場合、液圧回路14からの液圧が供給
されて、かつこの液圧よりも前輪ブレーキ2の作動によ
り発生する制動トルクが大きければ、2次マスタシリン
ダ10に液圧を発生する。したがって、2次マスタシリ
ンダ10で発生する液圧又は液圧回路14の液圧のいず
れか高い方がレバー連動液圧系統15を通って制御バル
ブ16へ入り、ここで図2Aの理想配分曲線に近づくよ
うに調整されて調圧回路17から後輪ブレーキ5へ供給
され、後輪ブレーキ5が前輪ブレーキ2、前輪ブレーキ
3と連動して制動される。
されて、かつこの液圧よりも前輪ブレーキ2の作動によ
り発生する制動トルクが大きければ、2次マスタシリン
ダ10に液圧を発生する。したがって、2次マスタシリ
ンダ10で発生する液圧又は液圧回路14の液圧のいず
れか高い方がレバー連動液圧系統15を通って制御バル
ブ16へ入り、ここで図2Aの理想配分曲線に近づくよ
うに調整されて調圧回路17から後輪ブレーキ5へ供給
され、後輪ブレーキ5が前輪ブレーキ2、前輪ブレーキ
3と連動して制動される。
【0040】このように、2次マスタシリンダ10を前
輪ブレーキ2(又は3)へ設けると、前輪ブレーキ2
(又は3)の制動トルクを利用し、比較的簡単な構成で
前・後輪連動ブレーキシステムにすることができる。
輪ブレーキ2(又は3)へ設けると、前輪ブレーキ2
(又は3)の制動トルクを利用し、比較的簡単な構成で
前・後輪連動ブレーキシステムにすることができる。
【0041】図4は第2実施例を示す。なお、以下の各
実施例とも、第1実施例と同一機能部分には同一符号を
付し、必要な場合以外の説明を省略する。
実施例とも、第1実施例と同一機能部分には同一符号を
付し、必要な場合以外の説明を省略する。
【0042】この実施例は、レバー操作と連動して2次
マスタシリンダ10に液圧を発生させるための手段とし
てレバー6に一端を連結されたワイヤ20を用いる点で
のみ第1実施例と異なっている。
マスタシリンダ10に液圧を発生させるための手段とし
てレバー6に一端を連結されたワイヤ20を用いる点で
のみ第1実施例と異なっている。
【0043】ワイヤ20の他端は、2次マスタシリンダ
10へ軸着されている作動片21へ連結され、作動片2
1の回動によりピストン22を作動させて液圧を発生す
るようになっている。
10へ軸着されている作動片21へ連結され、作動片2
1の回動によりピストン22を作動させて液圧を発生す
るようになっている。
【0044】このようにすると、従来のレバー6側の構
造をあまり大きく変更せず、比較的簡単に前・後輪連動
ブレーキシステムを形成できる。しかも、前輪ブレーキ
2へ2次マスタシリンダ10を設けないので、バネ下荷
重を軽減できる。そのうえ、レバー連動液圧系統15の
液圧配管を短くできる。
造をあまり大きく変更せず、比較的簡単に前・後輪連動
ブレーキシステムを形成できる。しかも、前輪ブレーキ
2へ2次マスタシリンダ10を設けないので、バネ下荷
重を軽減できる。そのうえ、レバー連動液圧系統15の
液圧配管を短くできる。
【0045】図5は第3実施例を示し、この実施例で
は、前輪ブレーキ2に制御トルクの検知手段30を設
け、この検知手段30によって検知されたトルク信号を
制御装置であるコントロールユニット31へ入力するこ
とにより、コントロールユニット31がこのトルク信号
に基づいて2次マスタシリンダ10で発生すべき液圧を
決定し、リレー32を介して、アクチュエータ33を作
動させ、2次マスタシリンダ10に液圧を発生するもの
である。
は、前輪ブレーキ2に制御トルクの検知手段30を設
け、この検知手段30によって検知されたトルク信号を
制御装置であるコントロールユニット31へ入力するこ
とにより、コントロールユニット31がこのトルク信号
に基づいて2次マスタシリンダ10で発生すべき液圧を
決定し、リレー32を介して、アクチュエータ33を作
動させ、2次マスタシリンダ10に液圧を発生するもの
である。
【0046】このようにすると、前・後輪連動ブレーキ
システムを比較的コンパクトに構成できると共に、前輪
ブレーキ2へ2次マスタシリンダ10を設けないので、
バネ下荷重を軽減できる。そのうえ、レバー連動液圧系
統15の液圧配管を短くできる。
システムを比較的コンパクトに構成できると共に、前輪
ブレーキ2へ2次マスタシリンダ10を設けないので、
バネ下荷重を軽減できる。そのうえ、レバー連動液圧系
統15の液圧配管を短くできる。
【0047】図6は第4実施例を示し、レバー6にその
回動有無により開閉するブレーキスイッチ40を設け、
かつ、レバー液圧系統8の中間にその液圧を検知する圧
力センサ41を設け、これらの検知するレバー開閉信号
及び圧力信号をコントロールユニット31へ入力し、そ
れ以降は前実施例と同様であり、この実施例でも、レバ
ー連動液圧系統15の液圧配管を短くできる。しかも、
前輪ブレーキ2へ2次マスタシリンダ10を設けないの
で、バネ下荷重を軽減できる。
回動有無により開閉するブレーキスイッチ40を設け、
かつ、レバー液圧系統8の中間にその液圧を検知する圧
力センサ41を設け、これらの検知するレバー開閉信号
及び圧力信号をコントロールユニット31へ入力し、そ
れ以降は前実施例と同様であり、この実施例でも、レバ
ー連動液圧系統15の液圧配管を短くできる。しかも、
前輪ブレーキ2へ2次マスタシリンダ10を設けないの
で、バネ下荷重を軽減できる。
【0048】図7は第5実施例を示し、この実施例で
は、レバー6の回動量を検知するストロークセンサ50
をレバー6に設け、これによって検知するストローク信
号をコントロールユニット31へ入力し、コントロール
ユニット31はこのストローク信号に基づいて2次マス
タシリンダ10を制御するようになっている。
は、レバー6の回動量を検知するストロークセンサ50
をレバー6に設け、これによって検知するストローク信
号をコントロールユニット31へ入力し、コントロール
ユニット31はこのストローク信号に基づいて2次マス
タシリンダ10を制御するようになっている。
【0049】コントロールユニット31以降は前実施例
と同様であるが、本実施例の場合、ストロークセンサ5
0の信号だけで制御できるので装置全体がより簡潔にな
る。
と同様であるが、本実施例の場合、ストロークセンサ5
0の信号だけで制御できるので装置全体がより簡潔にな
る。
【0050】図8は第6実施例を示し、この実施例で
は、図5に示した第3実施例に対して、2次マスタシリ
ンダから後輪ブレーキ5へ供給される液圧調節手段のみ
が異なる。すなわち、図5と同様の検知手段30を前輪
ブレーキ2に設け、この検知するトルク信号を制御装置
であるECU60へ入力し、ECU60はこのトルク信
号に基づいて、これまでと同様に設けられているリレー
32を介してアクチュエータ33を作動させて、2次マ
スタシリンダ10に液圧を発生させる。
は、図5に示した第3実施例に対して、2次マスタシリ
ンダから後輪ブレーキ5へ供給される液圧調節手段のみ
が異なる。すなわち、図5と同様の検知手段30を前輪
ブレーキ2に設け、この検知するトルク信号を制御装置
であるECU60へ入力し、ECU60はこのトルク信
号に基づいて、これまでと同様に設けられているリレー
32を介してアクチュエータ33を作動させて、2次マ
スタシリンダ10に液圧を発生させる。
【0051】2次マスタシリンダ10はペダル11の1
次マスタシリンダ12からの液圧と、アクチュエータ3
3によって発生する液圧のいずれか高い方を調圧回路1
7へ供給する。
次マスタシリンダ12からの液圧と、アクチュエータ3
3によって発生する液圧のいずれか高い方を調圧回路1
7へ供給する。
【0052】調圧回路17には圧力センサ61を設け、
これによって検知する2次マスタシリンダ10からの液
圧をECU60へ常時フィードバックしている。
これによって検知する2次マスタシリンダ10からの液
圧をECU60へ常時フィードバックしている。
【0053】このようにすると、制御バルブ16を省略
し、その代わりに圧力センサ61を設けるだけで足りる
ので、前・後輪連動ブレーキシステムの構成をより簡単
にすることができる。
し、その代わりに圧力センサ61を設けるだけで足りる
ので、前・後輪連動ブレーキシステムの構成をより簡単
にすることができる。
【図1】第1実施例のブレーキ系統を自動2輪車の輪郭
とともに概略的に示す図
とともに概略的に示す図
【図2】ブレーキ力の配分特性図であり、図2Aに本発
明を、図2Bに従来例を対比させて示す。
明を、図2Bに従来例を対比させて示す。
【図3】第1実施例のブレーキ系統図
【図4】第2実施例のブレーキ系統図
【図5】第3実施例のブレーキ系統図
【図6】第4実施例のブレーキ系統図
【図7】第5実施例のブレーキ系統図
【図8】第6実施例のブレーキ系統図
1:前輪、2:前輪ブレーキ、4:後輪、5:後輪ブレ
ーキ、6:レバー、7:1次マスタシリンダ、8:レバ
ー液圧系統、10:2次マスタシリンダ、11:ペダ
ル、12:1次マスタシリンダ、13:ペダル液圧系
統、15:レバー連動液圧系統、16:制御バルブ、2
0:ワイヤ、30:検知手段、31:コントロールユニ
ット、32:リレー、33:アクチュエータ、40:ブ
レーキスイッチ、41:圧力センサ、50:ストローク
センサ、60:ECU、61:圧力センサ1
ーキ、6:レバー、7:1次マスタシリンダ、8:レバ
ー液圧系統、10:2次マスタシリンダ、11:ペダ
ル、12:1次マスタシリンダ、13:ペダル液圧系
統、15:レバー連動液圧系統、16:制御バルブ、2
0:ワイヤ、30:検知手段、31:コントロールユニ
ット、32:リレー、33:アクチュエータ、40:ブ
レーキスイッチ、41:圧力センサ、50:ストローク
センサ、60:ECU、61:圧力センサ1
Claims (10)
- 【請求項1】前・後輪それぞれに液圧によって作動する
液圧ブレーキを設けた自動2輪車用制動装置において、
前輪ブレーキにレバー操作により液圧を供給するレバー
液圧系統を接続し、後輪ブレーキには、前記レバー操作
に連動して後輪ブレーキに液圧を供給するレバー連動液
圧系統と、ペダル操作により、液圧を供給するペダル液
圧系統の2系統を接続したことを特徴とする自動2輪車
用制動装置。 - 【請求項2】レバー連動液圧系統は、レバー操作に連動
して液圧を発生する2次マスタシリンダを有することを
特徴とする請求項1記載の自動2輪車用制動装置。 - 【請求項3】2次マスタシリンダは前輪ブレーキの制動
トルクによって液圧を発生することを特徴とする請求項
2記載の自動2輪車用制動装置。 - 【請求項4】2次マスタシリンダをレバーと連動するワ
イヤによって作動させることを特徴とする請求項2記載
の自動2輪車用制動装置。 - 【請求項5】レバー操作に基づいて制御装置により2次
マスタシリンダの液圧発生を制御することを特徴とする
請求項2記載の自動2輪車用制動装置 - 【請求項6】制御装置が前輪ブレーキの制動トルクを検
出する検知手段の信号に基づいて制御することを特徴と
する請求項5記載の自動2輪車用制動装置。 - 【請求項7】制御装置が、レバー操作によって開閉する
ブレーキスイッチの信号と、液圧系統に発生する液圧信
号に基づいて制御することを特徴とする請求項5記載の
自動2輪車用制動装置。 - 【請求項8】制御装置がレバーの回動量に基づいて制御
することを特徴とする請求項5記載の自動2輪車用制動
装置。 - 【請求項9】2次マスタシリンダの発生した液圧を後輪
ブレーキへ供給する際に制御バルブによって調整するこ
とを特徴とする請求項2乃至8のいずれかに記載の自動
2輪車用制動装置。 - 【請求項10】2次マスタシリンダの発生する液圧を検
知した液圧信号を制御装置へフィードバックして制御す
ることを特徴とする請求項5乃至8のいずれかに記載の
自動2輪車用制動装置。
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1994
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- 1994-12-29 FR FR9415880A patent/FR2714654B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1994-12-29 IT IT94TO001090A patent/IT1267653B1/it active IP Right Grant
- 1994-12-30 US US08/366,481 patent/US5620237A/en not_active Expired - Fee Related
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