JPH07186974A - ステアリングコラムの支持装置 - Google Patents
ステアリングコラムの支持装置Info
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- JPH07186974A JPH07186974A JP34596493A JP34596493A JPH07186974A JP H07186974 A JPH07186974 A JP H07186974A JP 34596493 A JP34596493 A JP 34596493A JP 34596493 A JP34596493 A JP 34596493A JP H07186974 A JPH07186974 A JP H07186974A
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- plate portion
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ステアリングコラムを支持するブラケットを
車体適所に極めて安定した状態に保持すること。 【構成】 折返し屈曲部8を介して押圧支持板部7a及
び被押圧支持板部7bをそれぞれ形成し、該押圧支持板
部7aには前方側押圧突起条11及び後方側押圧突起条
12を形成すること。その被押圧支持板部7bは押圧支
持板部7aとの対向面を平坦状に形成し、スライディン
グプレートBとすること。さらに幅方向両側に摺動用切
欠き6,6を有する水平状部5a,5aを形成したブラ
ケットAを備えること。押圧支持板部7aと被押圧支持
板部7bにて水平状部5aを挟持固定してなること。
車体適所に極めて安定した状態に保持すること。 【構成】 折返し屈曲部8を介して押圧支持板部7a及
び被押圧支持板部7bをそれぞれ形成し、該押圧支持板
部7aには前方側押圧突起条11及び後方側押圧突起条
12を形成すること。その被押圧支持板部7bは押圧支
持板部7aとの対向面を平坦状に形成し、スライディン
グプレートBとすること。さらに幅方向両側に摺動用切
欠き6,6を有する水平状部5a,5aを形成したブラ
ケットAを備えること。押圧支持板部7aと被押圧支持
板部7bにて水平状部5aを挟持固定してなること。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステアリングコラムを
支持するブラケットを極めて安定した状態に保持するこ
とができるステアリングコラムの支持装置に関する。
支持するブラケットを極めて安定した状態に保持するこ
とができるステアリングコラムの支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ステアリングコラムを支持するブラケッ
トを衝撃時のみ移動可能に車体内に固定する手段が種々
存在しており、一般的なものを簡単に説明すると、プレ
ートをU字状に折曲げて固定ボルト挿通用の長孔と、該
長孔の両側にその長手方向に沿って押圧部を形成したス
ライディングプレートを用いて、ブラケットを衝撃時に
は前輪方向に移動可能に車体内に固定したものである。
トを衝撃時のみ移動可能に車体内に固定する手段が種々
存在しており、一般的なものを簡単に説明すると、プレ
ートをU字状に折曲げて固定ボルト挿通用の長孔と、該
長孔の両側にその長手方向に沿って押圧部を形成したス
ライディングプレートを用いて、ブラケットを衝撃時に
は前輪方向に移動可能に車体内に固定したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術より、チルト
機構を有しない固定ブラケットの場合には固定ブラケッ
トをスライディングプレートの押圧部によって弾発的に
支持して、その押圧部の接触状態が一点接触支持となっ
ても、安定してブラケット及びコラムを支持することが
できる。
機構を有しない固定ブラケットの場合には固定ブラケッ
トをスライディングプレートの押圧部によって弾発的に
支持して、その押圧部の接触状態が一点接触支持となっ
ても、安定してブラケット及びコラムを支持することが
できる。
【0004】しかし、チルト機構も備えたステアリング
装置では、ステアリングコラムが上下動する際に、チル
ト作動時にステアリングコラムから上下方向の荷重が固
定ブラケットにかかり、さらに該ブラケットを弾発状態
に支持するスライディングプレートがその荷重を均等に
受けることが難しく、固定ブラケットの安定性を欠くも
のであった。
装置では、ステアリングコラムが上下動する際に、チル
ト作動時にステアリングコラムから上下方向の荷重が固
定ブラケットにかかり、さらに該ブラケットを弾発状態
に支持するスライディングプレートがその荷重を均等に
受けることが難しく、固定ブラケットの安定性を欠くも
のであった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで発明者は、前記課
題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、本発明を、
折返し屈曲部を介して押圧支持板部及び被押圧支持板部
をそれぞれ形成し、押圧支持板部には前方側押圧突起条
及び後方側押圧突起条を形成し、被押圧支持板部は押圧
支持板部との対向面を平坦状に形成したスライディング
プレートと、幅方向両側に摺動用切欠きを有する水平状
部を形成したブラケットとからなり、押圧支持板部と被
押圧支持板部にて水平状部を挟持固定してなるステアリ
ングコラムの支持装置としたことにより、極めて簡単な
る構造にて、ステアリングコラム及びブラケットが衝撃
時において、良好に反応して移動するとともに、常時は
極めて安定した状態にて固定されるものである。
題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、本発明を、
折返し屈曲部を介して押圧支持板部及び被押圧支持板部
をそれぞれ形成し、押圧支持板部には前方側押圧突起条
及び後方側押圧突起条を形成し、被押圧支持板部は押圧
支持板部との対向面を平坦状に形成したスライディング
プレートと、幅方向両側に摺動用切欠きを有する水平状
部を形成したブラケットとからなり、押圧支持板部と被
押圧支持板部にて水平状部を挟持固定してなるステアリ
ングコラムの支持装置としたことにより、極めて簡単な
る構造にて、ステアリングコラム及びブラケットが衝撃
時において、良好に反応して移動するとともに、常時は
極めて安定した状態にて固定されるものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
すると、ステアリングシャフト1は、図1に示すよう
に、ステアリングコラム2に内装され、該ステアリング
コラム2がブラケットAによって車内の所定箇所に固定
されている。ブラケットAは、図1,図2等に示すよう
に、ステアリングコラム2を支持するものとして構成さ
れ、ステアリングコラム2を昇降させるための昇降用ブ
ラケット3とステアリングコラム2を所定位置に固定す
る固定ブラケットA1 からなり、昇降用ブラケット3が
固定ブラケットA1 に対して昇降し、ステアリングシャ
フト1を適宜の位置に設定する。
すると、ステアリングシャフト1は、図1に示すよう
に、ステアリングコラム2に内装され、該ステアリング
コラム2がブラケットAによって車内の所定箇所に固定
されている。ブラケットAは、図1,図2等に示すよう
に、ステアリングコラム2を支持するものとして構成さ
れ、ステアリングコラム2を昇降させるための昇降用ブ
ラケット3とステアリングコラム2を所定位置に固定す
る固定ブラケットA1 からなり、昇降用ブラケット3が
固定ブラケットA1 に対して昇降し、ステアリングシャ
フト1を適宜の位置に設定する。
【0007】ブラケットAの固定ブラケットA1 は支持
側部4,4の上端から外方に向かって水平状の取付固定
部5,5が形成され、両取付固定部5,5は左右対称の
同一形状をなしており、それぞれの取付固定部5,5の
水平状部5a,5a及び斜面5b,5bからなる(図
1,図6参照)。
側部4,4の上端から外方に向かって水平状の取付固定
部5,5が形成され、両取付固定部5,5は左右対称の
同一形状をなしており、それぞれの取付固定部5,5の
水平状部5a,5a及び斜面5b,5bからなる(図
1,図6参照)。
【0008】その取付固定部5,5の水平状部5a,5
aには、図9に示すように、摺動用切欠き6,6が形成
され、該摺動用切欠き6は平面的に見て、略U字形状に
切欠き形成され、ブラケットAのステアリングホィール
W側が開放され、それぞれの水平状部5aの摺動用切欠
き6付近には後述のスライディングプレートBが備わる
ものである。
aには、図9に示すように、摺動用切欠き6,6が形成
され、該摺動用切欠き6は平面的に見て、略U字形状に
切欠き形成され、ブラケットAのステアリングホィール
W側が開放され、それぞれの水平状部5aの摺動用切欠
き6付近には後述のスライディングプレートBが備わる
ものである。
【0009】そのスライディングプレートBは、図3乃
至図5に示すように、折返し屈曲部8を介して押圧支持
板部7a及び被押圧支持板部7bが上下方向に対向して
一体形成されたものであり、両押圧支持板部7a,被押
圧支持板部7bの略中央箇所に固定用貫通孔9,9が形
成されている。
至図5に示すように、折返し屈曲部8を介して押圧支持
板部7a及び被押圧支持板部7bが上下方向に対向して
一体形成されたものであり、両押圧支持板部7a,被押
圧支持板部7bの略中央箇所に固定用貫通孔9,9が形
成されている。
【0010】対向する押圧支持板部7aと被押圧支持板
部7b間にはカラー部10が形成されており、押圧支持
板部7aと被押圧支持板部7bが一定間隔を保つことが
できるようになっており、そのカラー部10は具体的に
は、図5(a)に示すように、前記両固定用貫通孔9,
9の周囲に互いに他方側に向かって形成されており、両
固定用貫通孔9,9に形成したカラー部10,10の先
端同士が当接するようになっている。
部7b間にはカラー部10が形成されており、押圧支持
板部7aと被押圧支持板部7bが一定間隔を保つことが
できるようになっており、そのカラー部10は具体的に
は、図5(a)に示すように、前記両固定用貫通孔9,
9の周囲に互いに他方側に向かって形成されており、両
固定用貫通孔9,9に形成したカラー部10,10の先
端同士が当接するようになっている。
【0011】また、図示しないが両固定用貫通孔9,9
のいずれか一方にのみカラー部10が形成され、該カラ
ー部10の先端が他方の押圧支持板部7a或いは被押圧
支持板部7bに当接して、押圧支持板部7aと被押圧支
持板部7bの間隔を一定に保つ構造とした実施例も存在
する。その押圧支持板部7aには、図3乃至図5に示す
ように、前方側押圧突起条11と後方側押圧突起条12
が形成されており、該前方側押圧突起条11及び後方側
押圧突起条12は対向する被押圧支持板部7b側に向か
って突出条に形成されたものである。
のいずれか一方にのみカラー部10が形成され、該カラ
ー部10の先端が他方の押圧支持板部7a或いは被押圧
支持板部7bに当接して、押圧支持板部7aと被押圧支
持板部7bの間隔を一定に保つ構造とした実施例も存在
する。その押圧支持板部7aには、図3乃至図5に示す
ように、前方側押圧突起条11と後方側押圧突起条12
が形成されており、該前方側押圧突起条11及び後方側
押圧突起条12は対向する被押圧支持板部7b側に向か
って突出条に形成されたものである。
【0012】ここで、スライディングプレートBをブラ
ケットAに装着したときに、押圧支持板部7aの前方側
押圧突起条11は前輪側に位置し、後方側押圧突起条1
2はステアリングホィールW側に位置するものである
(図1,図2参照)。さらに、その前方側押圧突起条1
1と後方側押圧突起条12とはスライディングプレート
Bの折返し屈曲部8に略平行状となっており、その断面
は略偏平状の山形円弧形状となっている。
ケットAに装着したときに、押圧支持板部7aの前方側
押圧突起条11は前輪側に位置し、後方側押圧突起条1
2はステアリングホィールW側に位置するものである
(図1,図2参照)。さらに、その前方側押圧突起条1
1と後方側押圧突起条12とはスライディングプレート
Bの折返し屈曲部8に略平行状となっており、その断面
は略偏平状の山形円弧形状となっている。
【0013】押圧支持板部7aの前方側押圧突起条11
は、図4に示すように、押圧支持板部7aの幅方向の中
心に一つ形成され、また後方側押圧突起条12は押圧支
持板部7aの幅方向両側に分離して形成されている。ま
た、図11に示すように、前方側押圧突起条11は押圧
支持板部7aの幅方向両側箇所に形成さる実施例も存在
する。
は、図4に示すように、押圧支持板部7aの幅方向の中
心に一つ形成され、また後方側押圧突起条12は押圧支
持板部7aの幅方向両側に分離して形成されている。ま
た、図11に示すように、前方側押圧突起条11は押圧
支持板部7aの幅方向両側箇所に形成さる実施例も存在
する。
【0014】その押圧支持板部7aと被押圧支持板部7
bとは、前記ブラケットAの水平状部5aを挟むように
し、且つスライディングプレートBのカラー部10,1
0が摺動用切欠き6内に挿通し、摺動用切欠き6と固定
用貫通孔9,9が位置的に一致するように形成されてい
る。さらに、スライディングプレートBの押圧支持板部
7aの前方側押圧突起条11,後方側押圧突起条12及
び被押圧支持板部7bが前記水平状部5aを押圧固定
し、また被押圧支持板部7bが水平状部5aに面接触状
態となる(図7,図8参照)。
bとは、前記ブラケットAの水平状部5aを挟むように
し、且つスライディングプレートBのカラー部10,1
0が摺動用切欠き6内に挿通し、摺動用切欠き6と固定
用貫通孔9,9が位置的に一致するように形成されてい
る。さらに、スライディングプレートBの押圧支持板部
7aの前方側押圧突起条11,後方側押圧突起条12及
び被押圧支持板部7bが前記水平状部5aを押圧固定
し、また被押圧支持板部7bが水平状部5aに面接触状
態となる(図7,図8参照)。
【0015】また、ブラケットAの取付固定部5,5に
形成された斜面5b,5bには、圧壊貫通部13が形成
され、該圧壊貫通部13によって後述するエネルギー吸
収体14の被圧壊膨出条14aを圧壊することにより、
衝突等による衝撃のエネルギーの吸収ができるようにな
っている。そのエネルギー吸収体14は、被圧壊膨出条
14aと板状取付部14bとからなり、該板状取付部1
4bが前記圧壊貫通部13に挿入されつつ係止され、前
記板状取付部14b端はスライディングプレートBとと
もに固着具15を介して車内に移動不能に固定される。
そして、衝撃発生時にブラケットAが前輪側に移動する
ときに圧壊貫通部13がエネルギー吸収体14の被圧壊
膨出条14aを圧壊しながら移動することにより、エネ
ルギーを吸収することができるものとなっている。
形成された斜面5b,5bには、圧壊貫通部13が形成
され、該圧壊貫通部13によって後述するエネルギー吸
収体14の被圧壊膨出条14aを圧壊することにより、
衝突等による衝撃のエネルギーの吸収ができるようにな
っている。そのエネルギー吸収体14は、被圧壊膨出条
14aと板状取付部14bとからなり、該板状取付部1
4bが前記圧壊貫通部13に挿入されつつ係止され、前
記板状取付部14b端はスライディングプレートBとと
もに固着具15を介して車内に移動不能に固定される。
そして、衝撃発生時にブラケットAが前輪側に移動する
ときに圧壊貫通部13がエネルギー吸収体14の被圧壊
膨出条14aを圧壊しながら移動することにより、エネ
ルギーを吸収することができるものとなっている。
【0016】
【発明の効果】請求項1の発明においては、折返し屈曲
部8を介して押圧支持板部7a及び被押圧支持板部7b
をそれぞれ形成し、押圧支持板部7aには前方側押圧突
起条11及び後方側押圧突起条12を形成し、被押圧支
持板部7bは押圧支持板部7aとの対向面を平坦状に形
成したスライディングプレートBと、幅方向両側に摺動
用切欠き6,6を有する水平状部5a,5aを形成した
ブラケットAとからなり、押圧支持板部7aと被押圧支
持板部7bにて水平状部5aを挟持固定してなるステア
リングコラムの支持装置としたことにより、先ず第1に
ステアリングコラム2の取付剛性を向上させることがで
きるし、第2にブラケットAを常に安定状態で装着でき
る等の効果を奏する。
部8を介して押圧支持板部7a及び被押圧支持板部7b
をそれぞれ形成し、押圧支持板部7aには前方側押圧突
起条11及び後方側押圧突起条12を形成し、被押圧支
持板部7bは押圧支持板部7aとの対向面を平坦状に形
成したスライディングプレートBと、幅方向両側に摺動
用切欠き6,6を有する水平状部5a,5aを形成した
ブラケットAとからなり、押圧支持板部7aと被押圧支
持板部7bにて水平状部5aを挟持固定してなるステア
リングコラムの支持装置としたことにより、先ず第1に
ステアリングコラム2の取付剛性を向上させることがで
きるし、第2にブラケットAを常に安定状態で装着でき
る等の効果を奏する。
【0017】上記効果を詳述すると、押圧支持板部7a
は前方側押圧突起条11及び後方側押圧突起条12をそ
れぞれ設けており、被押圧支持板部7bでは押圧支持板
部7aとの対向面を平坦状に形成しており、図7,図8
に示すように、固定ブラケットA1 の水平状部5aに対
して、その一側面で押圧支持板部7aの前方側押圧突起
条11及び後方側押圧突起条12により弾発的に押圧作
用をなし、また被押圧支持板部7bは面接触状態で全面
支持することができる。即ち、固定ブラケットA1 を平
面状に見たときに被押圧支持板部7bが水平状部5aを
比較的広範囲にわたって面接触することで安定的支持を
得ることができる。
は前方側押圧突起条11及び後方側押圧突起条12をそ
れぞれ設けており、被押圧支持板部7bでは押圧支持板
部7aとの対向面を平坦状に形成しており、図7,図8
に示すように、固定ブラケットA1 の水平状部5aに対
して、その一側面で押圧支持板部7aの前方側押圧突起
条11及び後方側押圧突起条12により弾発的に押圧作
用をなし、また被押圧支持板部7bは面接触状態で全面
支持することができる。即ち、固定ブラケットA1 を平
面状に見たときに被押圧支持板部7bが水平状部5aを
比較的広範囲にわたって面接触することで安定的支持を
得ることができる。
【0018】それゆえに、ステアリングコラム2の取付
剛性を一層向上させることができると共に、スライディ
ングプレートBの塑性変形に対する耐久性が高められ、
ブラケットAに対するスプリング押圧接触状態をより一
層安定させることができ、ブラケットAを常に安定状態
で支持することができる。
剛性を一層向上させることができると共に、スライディ
ングプレートBの塑性変形に対する耐久性が高められ、
ブラケットAに対するスプリング押圧接触状態をより一
層安定させることができ、ブラケットAを常に安定状態
で支持することができる。
【0019】さらに、スライディングプレートBの被押
圧支持板部7bは押圧支持板部7aとの対向する面が平
坦状に形成されていることから、固定ブラケットA1 の
水平状部5aからスライディングプレートBが水平方向
に外れる際に安定した状態で摺動しつつはずれることが
できる(図10参照)。
圧支持板部7bは押圧支持板部7aとの対向する面が平
坦状に形成されていることから、固定ブラケットA1 の
水平状部5aからスライディングプレートBが水平方向
に外れる際に安定した状態で摺動しつつはずれることが
できる(図10参照)。
【0020】次に、請求項2の発明においては、前記ス
ライディングプレートBの押圧支持板部7aの前方側押
圧突起条11を押圧支持板部7aの幅方向の中心に形成
し、後方側押圧突起条12を押圧支持板部7aの幅方向
両側端に分離して形成してなるステアリングコラムの支
持装置としたことにより、前方側押圧突起条11は押圧
支持板部7aの幅方向の中心に形成し、また後方側押圧
突起条12は押圧支持板部7aの幅方向両側端に分離し
て形成しているので、押圧側を三点支持状態にして、極
めて簡易な形状でありながら最小限の安定性を確保する
ことができる。
ライディングプレートBの押圧支持板部7aの前方側押
圧突起条11を押圧支持板部7aの幅方向の中心に形成
し、後方側押圧突起条12を押圧支持板部7aの幅方向
両側端に分離して形成してなるステアリングコラムの支
持装置としたことにより、前方側押圧突起条11は押圧
支持板部7aの幅方向の中心に形成し、また後方側押圧
突起条12は押圧支持板部7aの幅方向両側端に分離し
て形成しているので、押圧側を三点支持状態にして、極
めて簡易な形状でありながら最小限の安定性を確保する
ことができる。
【0021】請求項3の発明においては、前記スライデ
ィングプレートBの押圧支持板部7aの前方側押圧突起
条11を押圧支持板部7aの幅方向の両側に分離形成
し、後方側押圧突起条12を押圧支持板部7aの幅方向
両側に分離形成してなるステアリングコラムの支持装置
としたことにより、前方側押圧突起条11は押圧支持板
部7a及び後方側押圧突起条12を幅方向両側に分離形
成していることで、押圧状態をより一層強力にすること
ができる。
ィングプレートBの押圧支持板部7aの前方側押圧突起
条11を押圧支持板部7aの幅方向の両側に分離形成
し、後方側押圧突起条12を押圧支持板部7aの幅方向
両側に分離形成してなるステアリングコラムの支持装置
としたことにより、前方側押圧突起条11は押圧支持板
部7a及び後方側押圧突起条12を幅方向両側に分離形
成していることで、押圧状態をより一層強力にすること
ができる。
【図1】本発明を使用したステアリング装置の側面図
【図2】本発明の要部を示す平面図
【図3】スライディングプレートの一部切除した斜視図
【図4】スライディングプレートの折返し屈曲部側から
見た斜視図
見た斜視図
【図5】(a)はスライディングプレートの断面図 (b)はスライディングプレートの押圧支持板部を一部
切除した平面図
切除した平面図
【図6】スライディングプレートを固定ブラケットに装
着した状態の断面斜視図
着した状態の断面斜視図
【図7】スライディングプレートを固定ブラケットに装
着した状態の断面図
着した状態の断面図
【図8】固定ブラケットにスライディングプレートを装
着した要部断面図
着した要部断面図
【図9】スライディングプレートにて支持されたブラケ
ットの取付状態の平面図
ットの取付状態の平面図
【図10】スライディングプレートにて支持されたブラ
ケットの安定状態を示す断面図
ケットの安定状態を示す断面図
【図11】別の実施例のスライディングプレートの斜視
図
図
A…ブラケット 5a…水平状部 B…スライディングプレート 6…摺動用切欠き 7a…押圧支持板部 7b…被押圧支持板部 8…折返し屈曲部 11…前方側押圧突起条 12…後方側押圧突起条
Claims (3)
- 【請求項1】 折返し屈曲部を介して押圧支持板部及び
被押圧支持板部をそれぞれ形成し、押圧支持板部には前
方側押圧突起条及び後方側押圧突起条を形成し、被押圧
支持板部は押圧支持板部との対向面を平坦状に形成した
スライディングプレートと、幅方向両側に摺動用切欠き
を有する水平状部を形成したブラケットとからなり、押
圧支持板部と被押圧支持板部にて水平状部を挟持固定し
てなることを特徴としたステアリングコラムの支持装
置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記スライディング
プレートの押圧支持板部の前方側押圧突起条を押圧支持
板部の幅方向の中心に形成し、後方側押圧突起条を押圧
支持板部の幅方向両側端に分離して形成してなることを
特徴としたステアリングコラムの支持装置。 - 【請求項3】 請求項1において、前記スライディング
プレートの押圧支持板部の前方側押圧突起条を押圧支持
板部の幅方向の両側に分離形成し、後方側押圧突起条を
押圧支持板部の幅方向両側に分離形成してなることを特
徴としたステアリングコラムの支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34596493A JP3254640B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | ステアリングコラムの支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34596493A JP3254640B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | ステアリングコラムの支持装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001291707A Division JP3577023B2 (ja) | 2001-09-25 | 2001-09-25 | ステアリングコラムの支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07186974A true JPH07186974A (ja) | 1995-07-25 |
JP3254640B2 JP3254640B2 (ja) | 2002-02-12 |
Family
ID=18380207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34596493A Expired - Fee Related JP3254640B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | ステアリングコラムの支持装置 |
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JP (1) | JP3254640B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Families Citing this family (3)
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-
1993
- 1993-12-24 JP JP34596493A patent/JP3254640B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US6305712B1 (en) | 1999-06-04 | 2001-10-23 | Fuji Kiko Co., Ltd. | Apparatus for supporting steering column of vehicle and process of making |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP3254640B2 (ja) | 2002-02-12 |
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