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JP3254640B2 - ステアリングコラムの支持装置 - Google Patents

ステアリングコラムの支持装置

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JP3254640B2
JP3254640B2 JP34596493A JP34596493A JP3254640B2 JP 3254640 B2 JP3254640 B2 JP 3254640B2 JP 34596493 A JP34596493 A JP 34596493A JP 34596493 A JP34596493 A JP 34596493A JP 3254640 B2 JP3254640 B2 JP 3254640B2
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敏雄 渡辺
勲 藤生
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Yamada Manufacturing Co Ltd
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Yamada Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステアリングコラムを
支持するブラケットを極めて安定した状態に保持するこ
とができ、且つ衝撃時においても安定した状態で摺動し
つつ外せるようにできるステアリングコラムの支持装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】ステアリングコラムを支持するブラケッ
トを衝撃時のみ移動可能に車体内に固定する手段が種々
存在しており、一般的なものを簡単に説明すると、プレ
ートをU字状に折曲げて固定ボルト挿通用の長孔と、該
長孔の両側にその長手方向に沿って押圧部を形成したス
ライディングプレートを用いて、ブラケットを衝撃時に
は前輪方向に移動可能に車体内に固定したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術より、チルト
機構を有しない固定ブラケットの場合には固定ブラケッ
トをスライディングプレートの押圧部によって弾発的に
支持して、その押圧部の接触状態が一点接触支持となっ
ても、安定してブラケット及びコラムを支持することが
できる。
【0004】しかし、チルト機構も備えたステアリング
装置では、ステアリングコラムが上下動する際に、チル
ト作動時にステアリングコラムから上下方向の荷重が固
定ブラケットにかかり、さらに該ブラケットを弾発状態
に支持するスライディングプレートがその荷重を均等に
受けることが難しく、固定ブラケットの安定性を欠くも
のであった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで発明者は、前記課
題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、本発明を、
折返し屈曲部を介して押圧支持板部及び被押圧支持板部
をそれぞれ形成し、前記押圧支持板部の一方側及び他方
側には前記被押圧支持板部に向って押圧突起条を形成
し、前記被押圧支持板部は前記押圧支持板部との対向面
を前記押圧突起条を設けない単一平坦状に形成し、前記
押圧支持板部と前記被押圧支持板部の略中央箇所であっ
て、且つ前記押圧支持板部の一方側と他方側の押圧突起
条の略中央箇所に固定用貫通孔を形成し、前記押圧支持
板部と前記被押圧支持板部との間に前記固定用貫通孔を
形成するカラー部を形成したスライディングプレートと
し、該スライディングプレートを介して車の所定箇所に
ステアリングコラムを支持固定するブラケットを設け、
前記ステアリングコラムの左右両側に前記ブラケットの
水平状の取付固定部を形成し、前記ブラケットの取付固
定部にそれぞれ摺動用切欠きを形成し、前記ブラケット
の摺動用切欠き位置に前記スライディングプレートを装
着し、該スライディングプレートの押圧支持板部の前記
押圧突起条は車内の固定箇所側に、もう一方の被押圧支
持板部の単一平坦状面はその反対側にそれぞれ配置し、
前記ブラケットの取付固定部を前記スライディングプレ
ートの押圧支持板部の押圧突起条で押圧し、且つ前記被
押圧支持板部の単一平坦状面で面支持して、前記ブラケ
ットが衝撃時に前記スライディングプレートから移動可
能に挟持固定してなるステアリングコラムの支持装置と
したことにより、極めて簡単なる構造にて、ステアリン
グコラム及びブラケットが衝撃時において、安定した状
態で摺動しつつ外せるようにできるとともに、常時は極
めて安定した状態にて固定されるものであり、前記の課
題を解決したものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
すると、ステアリングシャフト1は、図1に示すよう
に、ステアリングコラム2に内装され、該ステアリング
コラム2がブラケットAによって車内の所定箇所に固定
されている。ブラケットAは、図1,図2等に示すよう
に、ステアリングコラム2を支持するものとして構成さ
れ、ステアリングコラム2を昇降させるための昇降用ブ
ラケット3とステアリングコラム2を所定位置に固定す
る固定ブラケットA1 からなり、昇降用ブラケット3が
固定ブラケットA1 に対して昇降し、ステアリングシャ
フト1を適宜の位置に設定する。
【0007】ブラケットAの固定ブラケットA1 は支持
側部4,4の上端から外方に向かって水平状の取付固定
部5,5が形成され、両取付固定部5,5は左右対称の
同一形状をなしており、それぞれの取付固定部5,5の
水平状部5a,5a及び斜面5b,5bからなる(図
1,図6参照)。
【0008】その取付固定部5,5の水平状部5a,5
aには、図9に示すように、摺動用切欠き6,6が形成
されている。該摺動用切欠き6は平面的に見て、略U字
形状に切欠き形成され、ブラケットAのステアリングホ
ィールW側が開放され、それぞれの水平状部5aの摺動
用切欠き6付近には後述のスライディングプレートBが
備わるものである。
【0009】そのスライディングプレートBは、図3乃
至図5に示すように、折返し屈曲部8を介して押圧支持
板部7a及び被押圧支持板部7bが上下方向に対向して
一体形成されたものであり、両押圧支持板部7a,被押
圧支持板部7bの略中央箇所に固定用貫通孔9,9が形
成されている。前記折返し屈曲部8は、前記押圧支持板
部7a及び前記被押圧支持板部7bの全幅の略中央位置
であって、約数分の1の幅である。
【0010】対向する押圧支持板部7aと被押圧支持板
部7b間にはカラー部10が形成されており、押圧支持
板部7aと被押圧支持板部7bが一定間隔を保つことが
できるようになっており、そのカラー部10は具体的に
は、図5(a)に示すように、前記両固定用貫通孔9,
9の周囲に互いに他方側に向かって形成されており、両
固定用貫通孔9,9に形成したカラー部10,10の先
端同士が当接するようになっている。
【0011】また、図示しないが両固定用貫通孔9,9
のいずれか一方にのみカラー部10が形成され、該カラ
ー部10の先端が他方の押圧支持板部7a或いは被押圧
支持板部7bに当接して、押圧支持板部7aと被押圧支
持板部7bの間隔を一定に保つ構造とした実施例も存在
する。その押圧支持板部7aには、図3乃至図5に示す
ように、スライディングプレートBの一方側に設けた前
方側押圧突起条11と、スライディングプレートBの他
方側に設けた後方側押圧突起条12が備えられている。
該前方側押圧突起条11及び後方側押圧突起条12は対
向する被押圧支持板部7b側に向かって突出条に形成さ
れたものである。その前方側押圧突起条11及び後方側
押圧突起条12を総称して押圧突起条と称する。
【0012】ここで、スライディングプレートBをブラ
ケットAに装着したときに、押圧支持板部7aの前方側
押圧突起条11は前輪側に位置し、後方側押圧突起条1
2はステアリングホィールW側に位置するものである
(図1,図2参照)。さらに、その前方側押圧突起条1
1と後方側押圧突起条12との突起の屈曲方向は、スラ
イディングプレートBの折返し屈曲部8の曲がり中心軸
(図5において紙面に直交方向)と略平行状となってお
り、その断面は略偏平V字状をなしている(図3乃至図
7参照)。
【0013】押圧支持板部7aの前方側押圧突起条11
は、図4に示すように、押圧支持板部7aの幅方向の中
心に一つ形成され、また後方側押圧突起条12は押圧支
持板部7aの幅方向両側に分離して形成されている。す
なわち、前記スライディングプレートBの押圧支持板部
7aの一方側〔図5(b)において左側参照〕に押圧突
起条が、前記押圧支持板部7aの幅方向の中心に形成さ
れ、その他方側〔図5(b)において右側参照] に押圧
突起条、前記押圧支持板部7aの幅方向両側端に分離し
て形成されている。
【0014】さらに、具体的には、前記後方側押圧突起
条12なる押圧突起条は、前記押圧支持板部7aの他方
側(図3において右側参照)であって、該押圧支持板部
7aの幅方向両側端に、前記折返し屈曲部8を間に置く
ようにして前記押圧突起条が分離して形成されている。
これを簡単に説明すると、その他方側(図3において右
側参照)に折返し屈曲部8を介して押圧突起条が押圧支
持板部7aの幅方向両側端に分離して形成されているも
のである。また、その一方側と他方側とを逆にすること
もある。
【0015】また、図11に示すように、前方側押圧突
起条11が押圧支持板部7aの幅方向両側箇所に形成さ
れる実施例も存在する。すなわち、前記スライディング
プレートBの押圧支持板部7aの一方側(図11におい
て右側参照)に押圧突起条が、前記押圧支持板部7aの
幅方向両側端に分離して形成され、その他方側(図11
において左側参照)に押圧突起条が、前記押圧支持板部
7aの幅方向両側端に分離して形成されている。4つの
押圧突起条であっても、前記押圧支持板部7aの他方側
(図11において左側参照)であって、折返し屈曲部8
を間に置くようにして押圧突起条が分離されて設けられ
ており、ここの2つは、前述の3つの押圧突起条の場合
と同様に形成されている。また、4つの押圧突起条の場
合、前記スライディングプレートの押圧支持板部7aの
押圧突起条が前記折返し屈曲部8の幅方向の両側より外
方に位置する押圧支持板部7aの幅方向の両側に分離形
成されていることもある。
【0016】その押圧支持板部7aと被押圧支持板部7
bとは、前記ブラケットAの水平状部5aを挟むように
し、且つスライディングプレートBのカラー部10,1
0が摺動用切欠き6内に挿通され、該摺動用切欠き6と
固定用貫通孔9,9が位置的に一致するように取付構成
されている。さらに、スライディングプレートBの押圧
支持板部7aの前方側押圧突起条11,後方側押圧突起
条12にて前記ブラケットAの水平状部5aが押圧さ
れ、且つ被押圧支持板部7bの平坦状面で前記水平状部
5aが面支持されて挟持固定されている(図7,図8参
照)。すなわち、前記ブラケットAの取付固定部5の水
平状部5aの上面が前記スライディングプレートBの押
圧支持板部7aの押圧突起条で押圧され、且つ前記水平
状部5aの下面が被押圧支持板部7bの平坦状面で面支
持されて前記水平状部5aが挟持されている。
【0017】また、ブラケットAの取付固定部5,5に
形成された斜面5b,5bには、圧壊貫通部13が形成
され、該圧壊貫通部13によってエネルギー吸収体14
の被圧壊膨出条14aを圧壊することにより、衝突等に
よる衝撃のエネルギーの吸収ができるようになってい
る。前記エネルギー吸収体14は、被圧壊膨出条14a
と板状取付部14bとからなり、該板状取付部14bが
前記圧壊貫通部13に挿入されつつ係止され、前記板状
取付部14b端はスライディングプレートBとともに固
着具15を介して車内に移動不能に固定される。そし
て、衝撃発生時にブラケットAが前輪側に移動するとき
に圧壊貫通部13がエネルギー吸収体14の被圧壊膨出
条14aを圧壊しながら移動することにより、エネルギ
ーを吸収することができるものとなっている。
【0018】
【発明の効果】請求項1の発明においては、折返し屈曲
部8を介して押圧支持板部7a及び被押圧支持板部7b
をそれぞれ形成し、前記押圧支持板部7aの一方側及び
他方側には前記被押圧支持板部7bに向って押圧突起条
を形成し、前記被押圧支持板部7bは前記押圧支持板部
7aとの対向面を前記押圧突起条を設けない単一平坦状
に形成し、前記押圧支持板部7aと前記被押圧支持板部
7bの略中央箇所であって、且つ前記押圧支持板部7a
の一方側と他方側の押圧突起条の略中央箇所に固定用貫
通孔9を形成し、前記押圧支持板部7aと前記被押圧支
持板部7bとの間に前記固定用貫通孔9を形成するカラ
ー部10を形成したスライディングプレートBとし、該
スライディングプレートBを介して車の所定箇所にステ
アリングコラム2を支持固定するブラケットAを設け、
前記ステアリングコラム2の左右両側に前記ブラケット
Aの水平状の取付固定部5,5を形成し、前記ブラケッ
トAの取付固定部5,5にそれぞれ摺動用切欠き6を形
成し、前記ブラケットAの摺動用切欠き6位置に前記ス
ライディングプレートBを装着し、該スライディングプ
レートBの押圧支持板部7aの前記押圧突起条は車内の
固定箇所側に、もう一方の被押圧支持板部7bの単一平
坦状面はその反対側にそれぞれ配置し、前記ブラケット
Aの取付固定部5を前記スライディングプレートBの押
圧支持板部7aの押圧突起条で押圧し、且つ前記被押圧
支持板部7bの単一平坦状面で面支持して、前記ブラケ
ットAが衝撃時に前記スライディングプレートBから移
動可能に挟持固定してなるステアリングコラムの支持装
置としたことにより、先ず第1にステアリングコラム2
の取付剛性を向上させることができるし、第2にブラケ
ットAを常に安定状態で装着できる等の効果を奏する。
【0019】上記効果を詳述すると、押圧支持板部7a
の一方側及び他方側には前記被押圧支持板部7bに向っ
て押圧突起条が形成され、被押圧支持板部7bでは押圧
支持板部7aとの対向面を前記押圧突起条を設けない単
一平坦状面に形成しており、前記ブラケットAの取付固
定部5を前記スライディングプレートBの押圧支持板部
7aの押圧突起条で押圧し、且つ被押圧支持板部7bの
単一平坦状面で面支持して、前記ブラケットAが衝撃時
に前記スライディングプレートBから移動可能に挟持固
定しているため、固定ブラケットA1 の水平状の取付固
定部5に対して、その一側面で押圧支持板部7aの押圧
突起条により弾発的に押圧作用をなし、また被押圧支持
板部7bは面支持状態で全面支持することができる。す
なわち、固定ブラケットA1 を平面状に見たときに被押
圧支持板部7bが水平状部5aを比較的広範囲にわたっ
て面接触することで安定的支持を得ることができる。
【0020】また、ブラケットAの水平状の取付固定部
5をスライディングプレートBの押圧支持板部7aの押
圧突起条による弾発的な押圧を被押圧支持板部7bの面
支持により、しっかりとブラケットAの水平状の取付固
定部5を固定することができる。これによって、ブラケ
ットAがしっかりと車に取付けることができ、そのブラ
ケットAを介して車に取付けられるステアリングコラム
2もしっかりと取付けられるので、ステアリングコラム
2の取付剛性を格段と向上させることができる。このよ
うにステアリングコラム2の取付剛性の向上と共に、ス
ライディングプレートBの塑性変形に対する耐久性が高
められ、ブラケットAに対するスプリング押圧接触状態
をより一層安定させることができ、特に、ブラケットA
を常に安定状態で支持することができる。
【0021】さらに、スライディングプレートBの被押
圧支持板部7bは押圧支持板部7aとの対向する面が前
記押圧突起条を設けない単一平坦状に形成されているこ
とから、衝撃時における固定ブラケットA1 の水平状部
5aがスライディングプレートBから水平方向に外れる
際に安定した状態で摺動しつつ外れることができる。
【0022】請求項2の発明は、請求項1において、前
記スライディングプレートBの押圧支持板部7aの一方
側の前記押圧突起条は、前記押圧支持板部7aの幅方向
の中心に形成し、その他方側の前記押圧突起条は、前記
折返し屈曲部8を介して押圧支持板部7aの幅方向両側
端に分離して形成してなるステアリングコラムの支持装
置としたことにより、ブラケットAの水平状の取付固定
部5の一方側面を、スライディングプレートBの一方側
で一点、その他方側で、折返し屈曲部8を間に置くよう
にして二点、合計で押圧部として三点支持状態とし、且
つ取付固定部5の他方側面を面支持した構成であり、極
めて簡易な形状でありながら最小限の安定性を確保する
ことができる。このように、押圧側を三点支持状態で、
ブラケットAを平坦状の被押圧支持板部7bへ安定して
押圧するので、そのブラケットAの支持部を容易にステ
アリングコラム2の長手方向(前後方向)に安定して支
持固定でき、且つ、衝撃時におけるスライディングプレ
ートBとブラケットAとの摺動を安定させることができ
る利点がある。
【0023】請求項3の発明は、請求項1において、前
記スライディングプレートBの押圧支持板部7aの一方
側の前記押圧突起条は、前記押圧支持板部7aの幅方向
の両側に分離形成し、その他方側の前記押圧突起条は、
前記折返し屈曲部8を介して押圧支持板部7aの幅方向
両側に分離形成してなるステアリングコラムの支持装置
としたことにより、ブラケットAの水平状の取付固定部
5の一方側面を、スライディングプレートBの一方側で
二点、その他方側で、折返し屈曲部8を間に置くように
して二点、合計で押圧部として四点支持状態とし、且つ
取付固定部5の他方側面を面支持した構成であり、挟持
状態をより一層強力にすることができる効果がある。こ
のように、押圧側を前後左右の四点支持状態で、ブラケ
ットAを平坦状の被押圧支持板部7bへ安定して押圧す
ることができ、ステアリングコラム2の長手方向(前後
方向)と、その左右方向にもブラケットAの支持部を安
定して支持固定することが一層強力にすることができ、
且つ、衝撃時におけるスライディングプレートBとブラ
ケットAとの摺動を安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を使用したステアリング装置の側面図
【図2】本発明の要部を示す平面図
【図3】スライディングプレートの一部切除した斜視図
【図4】スライディングプレートの折返し屈曲部側から
見た斜視図
【図5】(a)はスライディングプレートの断面図
(b)はスライディングプレートの押圧支持板部を一部
切除した平面図
【図6】スライディングプレートを固定ブラケットに装
着した状態の断面斜視図
【図7】スライディングプレートを固定ブラケットに装
着した状態の断面図
【図8】固定ブラケットにスライディングプレートを装
着した要部断面図
【図9】スライディングプレートにて支持されたブラケ
ットの取付状態の平面図
【図10】スライディングプレートにて支持されたブラ
ケットの安定状態を示す断面図
【図11】別の実施例のスライディングプレートの斜視
【符号の説明】
A…ブラケット B…スライディングプレート 2…ステアリングコラム 5…取付固定部 6…摺動用切欠き 7a…押圧支持板部 7b…被押圧支持板部 8…折返し屈曲部 9…固定用貫通孔 10…カラー部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−183259(JP,U) 「ファスナーハンドブック」昭和46年 6月30日 日刊工業新聞社発行 P229, P235 「技術動向シリーズ 特許からみた機 械要素便覧〔固着〕」昭和55年 9月 25日発行、編集;特許庁、 P379のF ig、1704,P504のFig,2252

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折返し屈曲部を介して押圧支持板部及び
    被押圧支持板部をそれぞれ形成し、前記押圧支持板部
    一方側及び他方側には前記被押圧支持板部に向って押圧
    突起条を形成し、前記被押圧支持板部は前記押圧支持板
    部との対向面を前記押圧突起条を設けない単一平坦状に
    形成し、前記押圧支持板部と前記被押圧支持板部の略中
    箇所であって、且つ前記押圧支持板部の一方側と他方
    側の押圧突起条の略中央箇所に固定用貫通孔を形成し、
    前記押圧支持板部と前記被押圧支持板部との間に前記固
    定用貫通孔を形成するカラー部を形成したスライディン
    グプレートとし、該スライディングプレートを介して車
    の所定箇所にステアリングコラムを支持固定するブラケ
    ットを設け、前記ステアリングコラムの左右両側に前記
    ブラケットの水平状の取付固定部を形成し、前記ブラケ
    ットの取付固定部にそれぞれ摺動用切欠きを形成し、前
    記ブラケットの摺動用切欠き位置に前記スライディング
    プレートを装着し、該スライディングプレートの押圧支
    持板部の前記押圧突起条は車内の固定箇所側に、もう一
    方の被押圧支持板部の単一平坦状面はその反対側にそれ
    ぞれ配置し、前記ブラケットの取付固定部を前記スライ
    ディングプレートの押圧支持板部の押圧突起条で押圧
    し、且つ前記被押圧支持板部の単一平坦状面で面支持し
    て、前記ブラケットが衝撃時に前記スライディングプレ
    ートから移動可能に挟持固定してなることを特徴とした
    ステアリングコラムの支持装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記スライディング
    プレートの押圧支持板部の一方側前記押圧突起状は、
    前記押圧支持板部の幅方向の中心に形成し、その他方側
    の押圧突起状は、前記折返し屈曲部を介して押圧支持板
    部の幅方向両側端に分離して形成してなることを特徴と
    したステアリングコラムの支持装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記スライディング
    プレートの押圧支持板部の一方側前記押圧突起状は、
    前記押圧支持板部の幅方向の両側に分離形成し、その他
    方側の前記押圧突起条は、前記折返し屈曲部を介して押
    圧支持板部の幅方向両側に分離形成してなることを特徴
    としたステアリングコラムの支持装置。
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JP2013075664A (ja) * 2013-01-30 2013-04-25 Nsk Ltd ステアリング装置
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