JPH07184848A - 内視鏡 - Google Patents
内視鏡Info
- Publication number
- JPH07184848A JPH07184848A JP5333218A JP33321893A JPH07184848A JP H07184848 A JPH07184848 A JP H07184848A JP 5333218 A JP5333218 A JP 5333218A JP 33321893 A JP33321893 A JP 33321893A JP H07184848 A JPH07184848 A JP H07184848A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- forceps raising
- forceps
- wire
- guide tube
- tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/00064—Constructional details of the endoscope body
- A61B1/00071—Insertion part of the endoscope body
- A61B1/0008—Insertion part of the endoscope body characterised by distal tip features
- A61B1/00098—Deflecting means for inserted tools
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Surgery (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Pathology (AREA)
- Radiology & Medical Imaging (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Surgical Instruments (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】組立作業性がよく、挿入部外径が太くならず、
洗浄作業を簡略にする。 【構成】先端部9に設けられる鉗子起上台36を操作部
の操作により鉗子起上ワイヤー26を介して起上、倒置
させる内視鏡において、鉗子起上ワイヤー26を内挿す
る軟性の鉗子起上ワイヤー案内管128の挿入部3側の
位置に対して操作部1での位置を偏位させるとともに、
鉗子起上ワイヤー案内管128の偏位部144を概略固
定する案内手段143、145を設けた。
洗浄作業を簡略にする。 【構成】先端部9に設けられる鉗子起上台36を操作部
の操作により鉗子起上ワイヤー26を介して起上、倒置
させる内視鏡において、鉗子起上ワイヤー26を内挿す
る軟性の鉗子起上ワイヤー案内管128の挿入部3側の
位置に対して操作部1での位置を偏位させるとともに、
鉗子起上ワイヤー案内管128の偏位部144を概略固
定する案内手段143、145を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、先端部に設けられる鉗
子起上台を操作部の操作により鉗子起上ワイヤーを介し
て起上、倒置させるタイプの内視鏡に関する。
子起上台を操作部の操作により鉗子起上ワイヤーを介し
て起上、倒置させるタイプの内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】先端部の鉗子起上台を操作部側の操作に
より鉗子起上ワイヤーを介して起上、倒置可能にした内
視鏡においては、鉗子起上ワイヤーを収容する鉗子起上
ワイヤー案内管を具備しているが、この鉗子起上ワイヤ
ー案内管を挿入部側と操作部側で偏位させているものと
しては、特開昭56−8030号公報において、鉗子起
上ワイヤーを内挿した鉗子起上ワイヤー案内管を、挿入
部内から操作部の外部に導出する手段として、鉗子起上
ワイヤー案内管の一部に曲がった導出パイプを用いるも
のが提案されており、かつ、鉗子起上台および鉗子起上
ワイヤーを操作部に対し着脱自在にできるようにしてい
る。
より鉗子起上ワイヤーを介して起上、倒置可能にした内
視鏡においては、鉗子起上ワイヤーを収容する鉗子起上
ワイヤー案内管を具備しているが、この鉗子起上ワイヤ
ー案内管を挿入部側と操作部側で偏位させているものと
しては、特開昭56−8030号公報において、鉗子起
上ワイヤーを内挿した鉗子起上ワイヤー案内管を、挿入
部内から操作部の外部に導出する手段として、鉗子起上
ワイヤー案内管の一部に曲がった導出パイプを用いるも
のが提案されており、かつ、鉗子起上台および鉗子起上
ワイヤーを操作部に対し着脱自在にできるようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開昭56−8030号公報の方式では、コイルパイプを
内挿した導出パイプにチューブを被せているので、鉗子
起上ワイヤー案内管の外径は太くなってしまい、従っ
て、挿入部外径も太径化してしまうという問題を有し、
また、鉗子起上ワイヤー案内管の一部に硬質の曲がった
導出パイプが設けられているが、硬質であるため、組立
時の取りまわしが面倒であるという問題を有し、さら
に、洗浄については、鉗子起上台と鉗子起上ワイヤーを
操作部側から取り外して行っても、コイルパイプがあ
り、かつコイルパイプの内面は凹凸が激しいので洗浄性
は悪く、コイルパイプは先端部のコイルパイプの押し当
て部を取り外すことにより取り外せるようになっている
が、洗浄毎に前記押し当て部を取り外すのは面倒な作業
となり、かつ、押し当て部は先端にビス固定されている
ので、ビスが外しにくいとともに、ビスが体腔内に落ち
る恐れがあるという問題を有している。
開昭56−8030号公報の方式では、コイルパイプを
内挿した導出パイプにチューブを被せているので、鉗子
起上ワイヤー案内管の外径は太くなってしまい、従っ
て、挿入部外径も太径化してしまうという問題を有し、
また、鉗子起上ワイヤー案内管の一部に硬質の曲がった
導出パイプが設けられているが、硬質であるため、組立
時の取りまわしが面倒であるという問題を有し、さら
に、洗浄については、鉗子起上台と鉗子起上ワイヤーを
操作部側から取り外して行っても、コイルパイプがあ
り、かつコイルパイプの内面は凹凸が激しいので洗浄性
は悪く、コイルパイプは先端部のコイルパイプの押し当
て部を取り外すことにより取り外せるようになっている
が、洗浄毎に前記押し当て部を取り外すのは面倒な作業
となり、かつ、押し当て部は先端にビス固定されている
ので、ビスが外しにくいとともに、ビスが体腔内に落ち
る恐れがあるという問題を有している。
【0004】本発明は上記問題を解決するものであっ
て、鉗子起上ワイヤーを内挿する軟性の鉗子起上ワイヤ
ー案内管の挿入部側の位置に対して操作部での位置を偏
位させるとともに、前記鉗子起上ワイヤー案内管の偏位
部を概略固定する案内手段を設けることにより、組立作
業性がよく、挿入部外径が太くならず、洗浄作業が簡略
な内視鏡を提供することを目的とする。
て、鉗子起上ワイヤーを内挿する軟性の鉗子起上ワイヤ
ー案内管の挿入部側の位置に対して操作部での位置を偏
位させるとともに、前記鉗子起上ワイヤー案内管の偏位
部を概略固定する案内手段を設けることにより、組立作
業性がよく、挿入部外径が太くならず、洗浄作業が簡略
な内視鏡を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の内
視鏡は、先端部に設けられる鉗子起上台を操作部の操作
により鉗子起上ワイヤーを介して起上、倒置させる内視
鏡において、鉗子起上ワイヤーを内挿する軟性の鉗子起
上ワイヤー案内管の挿入部側の位置に対して操作部での
位置を偏位させるとともに、前記鉗子起上ワイヤー案内
管の偏位部を概略固定する案内手段を設けたことを特徴
とする。
視鏡は、先端部に設けられる鉗子起上台を操作部の操作
により鉗子起上ワイヤーを介して起上、倒置させる内視
鏡において、鉗子起上ワイヤーを内挿する軟性の鉗子起
上ワイヤー案内管の挿入部側の位置に対して操作部での
位置を偏位させるとともに、前記鉗子起上ワイヤー案内
管の偏位部を概略固定する案内手段を設けたことを特徴
とする。
【0006】
【作用】本発明においては、鉗子起上ワイヤーを内挿す
る軟性の鉗子起上ワイヤー案内管の挿入部側の位置に対
して操作部での位置を偏位させるとともに、前記鉗子起
上ワイヤー案内管の偏位部を概略固定する案内手段を設
けることにより、鉗子起上ワイヤー案内管が軟性である
ため、組立作業性がよく鉗子起上ワイヤー案内管の偏位
部には案内手段を設けるだけでよく、鉗子起上ワイヤー
案内管自体に特別な措置を施す必要がないので、従来通
りの挿入部外径が維持でき、かつ、洗浄時は鉗子起上台
と鉗子起上ワイヤーを取り外すだけで十分な洗浄が行え
るので、洗浄作業も簡単となる。
る軟性の鉗子起上ワイヤー案内管の挿入部側の位置に対
して操作部での位置を偏位させるとともに、前記鉗子起
上ワイヤー案内管の偏位部を概略固定する案内手段を設
けることにより、鉗子起上ワイヤー案内管が軟性である
ため、組立作業性がよく鉗子起上ワイヤー案内管の偏位
部には案内手段を設けるだけでよく、鉗子起上ワイヤー
案内管自体に特別な措置を施す必要がないので、従来通
りの挿入部外径が維持でき、かつ、洗浄時は鉗子起上台
と鉗子起上ワイヤーを取り外すだけで十分な洗浄が行え
るので、洗浄作業も簡単となる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明における内視鏡の全体構成を示す概
略図である。内視鏡は、操作部1、この操作部1を手で
保持するためのグリップ部2を備え、操作部1には挿入
部3とユニバーサルコード4が接続される。ユニバーサ
ルコード4は、端部にコネクター5を有し、このコネク
ター5は、照明光を供給する光源装置6に接続される。
挿入部3は操作部1に設けたアングルノブ7により湾曲
される湾曲部8と、その先端に設けた先端部9とを有
し、先端部9には挿入部3の内部に延びている後述する
チャンネル34の先端開口部35(図4)が設けられて
いる。チャンネル34の他方の開口には、操作部1に鉗
子開口部10として設けられ、鉗子開口部10には必要
に応じて鉗子栓11が取り付けられる。挿入部3には、
破損を防止するためのオレドメ(図示せず)、オレドメ
を覆っているオレドメカバー12が操作部1側の端部に
設けられている。
する。図1は本発明における内視鏡の全体構成を示す概
略図である。内視鏡は、操作部1、この操作部1を手で
保持するためのグリップ部2を備え、操作部1には挿入
部3とユニバーサルコード4が接続される。ユニバーサ
ルコード4は、端部にコネクター5を有し、このコネク
ター5は、照明光を供給する光源装置6に接続される。
挿入部3は操作部1に設けたアングルノブ7により湾曲
される湾曲部8と、その先端に設けた先端部9とを有
し、先端部9には挿入部3の内部に延びている後述する
チャンネル34の先端開口部35(図4)が設けられて
いる。チャンネル34の他方の開口には、操作部1に鉗
子開口部10として設けられ、鉗子開口部10には必要
に応じて鉗子栓11が取り付けられる。挿入部3には、
破損を防止するためのオレドメ(図示せず)、オレドメ
を覆っているオレドメカバー12が操作部1側の端部に
設けられている。
【0008】コネクター5には、送気装置13と送水装
置14が接続され、また、映像信号を処理するビデオプ
ロセッサ15が接続アダプタ16を介して接続されてい
る。ビデオプロセッサ15には、信号処理された映像信
号による被写体像を表示するモニター17と、映像信号
を記録再生するVTRデッキ18と、映像信号により被
写体像を印字するビデオプリンタ19と、映像信号を記
録する大容量の記憶装置であるビデオディスク20等が
接続されている。
置14が接続され、また、映像信号を処理するビデオプ
ロセッサ15が接続アダプタ16を介して接続されてい
る。ビデオプロセッサ15には、信号処理された映像信
号による被写体像を表示するモニター17と、映像信号
を記録再生するVTRデッキ18と、映像信号により被
写体像を印字するビデオプリンタ19と、映像信号を記
録する大容量の記憶装置であるビデオディスク20等が
接続されている。
【0009】操作部1には、ビデオプロセッサ15を操
作するスイッチ21が設けられ、また、操作部1には挿
入部3の先端部9へ送気、送水するための送気、送水ピ
ストン22と、吸引するための吸引ピストン23とが設
けられ、吸引はコネクター5に設けられた吸引口金(図
示せず)を介して吸引ポンプにより行われる。さらに、
操作部1には、鉗子起上ワイヤー開口部24がグリップ
部2の下方に、また駆動軸開口部25がグリップ部2に
設けられている。鉗子起上ワイヤ開口部24からは、鉗
子起上ワイヤー26の一端が導出され、駆動軸開口部2
5からはアングルノブ7と同軸に設けた鉗子起上レバー
27により移動される駆動軸28の一端が導出される。
駆動軸28と鉗子起上ワイヤー26の接続は、駆動軸2
8の挿入部側に設けられた接続部29において、鉗子起
上ワイヤー26をビスによる押圧固定によって行われて
おり、鉗子起上ワイヤー26はこの接続部29において
取り外しが可能となっている。
作するスイッチ21が設けられ、また、操作部1には挿
入部3の先端部9へ送気、送水するための送気、送水ピ
ストン22と、吸引するための吸引ピストン23とが設
けられ、吸引はコネクター5に設けられた吸引口金(図
示せず)を介して吸引ポンプにより行われる。さらに、
操作部1には、鉗子起上ワイヤー開口部24がグリップ
部2の下方に、また駆動軸開口部25がグリップ部2に
設けられている。鉗子起上ワイヤ開口部24からは、鉗
子起上ワイヤー26の一端が導出され、駆動軸開口部2
5からはアングルノブ7と同軸に設けた鉗子起上レバー
27により移動される駆動軸28の一端が導出される。
駆動軸28と鉗子起上ワイヤー26の接続は、駆動軸2
8の挿入部側に設けられた接続部29において、鉗子起
上ワイヤー26をビスによる押圧固定によって行われて
おり、鉗子起上ワイヤー26はこの接続部29において
取り外しが可能となっている。
【0010】次に、図2〜図10により先端部9の詳細
について説明する。図2は図1の先端部9において先端
着脱部93が先端部本体33から取り外された状態を示
す概略図である。図3は図2の先端部9を示し、図3
(A)は概略正面図、図3(B)は図3(A)のG−G
線に沿って矢印方向に見た断面図、図3(C)は図3
(B)のH−H線に沿って矢印方向に見た断面図であ
る。図4は図3(A)のF−F線に沿って矢印方向に見
た断面図である。図5(A)は図3(B)のI方向から
視た一部側面図、図5(B)は図5(A)のI′方向か
ら視た正面図である。図6は図3(B)のE−E線に沿
って矢印方向に見た断面図である。図7は図4のJ−J
線に沿って矢印方向に見た断面図である。図8は図7の
構造と一部が異なる図であり、図3(A)のJ′−J′
線に沿って矢印方向に見た断面図である。図9は図8と
同様の図で図8の構造の他の例を示す図である。図10
はスロープ部本体40を示し、図10(A)は平面図、
図10(B)は側面図である。
について説明する。図2は図1の先端部9において先端
着脱部93が先端部本体33から取り外された状態を示
す概略図である。図3は図2の先端部9を示し、図3
(A)は概略正面図、図3(B)は図3(A)のG−G
線に沿って矢印方向に見た断面図、図3(C)は図3
(B)のH−H線に沿って矢印方向に見た断面図であ
る。図4は図3(A)のF−F線に沿って矢印方向に見
た断面図である。図5(A)は図3(B)のI方向から
視た一部側面図、図5(B)は図5(A)のI′方向か
ら視た正面図である。図6は図3(B)のE−E線に沿
って矢印方向に見た断面図である。図7は図4のJ−J
線に沿って矢印方向に見た断面図である。図8は図7の
構造と一部が異なる図であり、図3(A)のJ′−J′
線に沿って矢印方向に見た断面図である。図9は図8と
同様の図で図8の構造の他の例を示す図である。図10
はスロープ部本体40を示し、図10(A)は平面図、
図10(B)は側面図である。
【0011】図2において、先端部9は、対物レンズ3
0、照明レンズ31、これらに空気、水等を噴出するノ
ズル32を設けた先端部本体33を有している。先端部
9には、操作部1の鉗子開口部10に連通するチャンネ
ル34(図4)の先端開口部35が設けられ、その先に
チャンネル34に挿通した鉗子(図示せず)を起上させ
る鉗子起上台36が設けられている。
0、照明レンズ31、これらに空気、水等を噴出するノ
ズル32を設けた先端部本体33を有している。先端部
9には、操作部1の鉗子開口部10に連通するチャンネ
ル34(図4)の先端開口部35が設けられ、その先に
チャンネル34に挿通した鉗子(図示せず)を起上させ
る鉗子起上台36が設けられている。
【0012】図7〜図9に示すように、鉗子起上台36
はチップ収納部37を有し、チップ収納部37には、鉗
子起上ワイヤー26の先端にステージングで設けたチッ
プ38が収納されている。鉗子起上台36は、プラスチ
ック等の起上軸39によりスロープ部本体40に所定の
角度範囲内で回転可能に設けられている。
はチップ収納部37を有し、チップ収納部37には、鉗
子起上ワイヤー26の先端にステージングで設けたチッ
プ38が収納されている。鉗子起上台36は、プラスチ
ック等の起上軸39によりスロープ部本体40に所定の
角度範囲内で回転可能に設けられている。
【0013】先端部本体33(図2)は、ポリサルホ
ン、変成PPO等の絶縁部材からなる着脱カバー41と
固定カバー42を構成し、固定カバー42は先端部本体
33に図6に示すピン43で先端部本体33の側孔44
に接着固定され、着脱カバー41は鉗子起上台36、鉗
子起上ワイヤー26、スロープ部本体40と一体で先端
部9から着脱自在に設けられている。
ン、変成PPO等の絶縁部材からなる着脱カバー41と
固定カバー42を構成し、固定カバー42は先端部本体
33に図6に示すピン43で先端部本体33の側孔44
に接着固定され、着脱カバー41は鉗子起上台36、鉗
子起上ワイヤー26、スロープ部本体40と一体で先端
部9から着脱自在に設けられている。
【0014】図10にスロープ部本体40の詳細を示
し、底部には起上軸39の通る起上軸穴45を有してお
り、図10(A)の向かって左側から上部に向かって鉗
子起上ワイヤー26の走行に沿って滑らかなスロープ4
6を有し、上部に貫通する起上ワイヤーガイド穴47と
ほぼ平行な上面48とつながるように構成されている。
上面48の鉗子起上台36側の側壁には、鉗子起上台3
6の起上範囲を規制するストッパ突起部49を有してい
る。また、スロープ部本体40は、チャンネル34(図
4)の開口する先端開口部面50を図の向かって右側に
有し、その面より鉗子起上台36に滑らかにつながる鉗
子経路部51を構成するとともに、その鉗子経路部51
の上面は、鉗子起上時に鉗子が曲がる形状に沿った起上
ガイド部52を構成している。この際、起上ワイヤーガ
イド穴47と鉗子経路部51の中心線はほぼ平行でそれ
らと起上軸穴45はほぼ垂直に構成している。また、ス
ロープ46の鉗子起上台36側接触面53は鉗子起上台
36の側壁とほぼ平行に設け、さらに、底部には鉗子起
上台36の底部が位置する切欠部54を形成している。
し、底部には起上軸39の通る起上軸穴45を有してお
り、図10(A)の向かって左側から上部に向かって鉗
子起上ワイヤー26の走行に沿って滑らかなスロープ4
6を有し、上部に貫通する起上ワイヤーガイド穴47と
ほぼ平行な上面48とつながるように構成されている。
上面48の鉗子起上台36側の側壁には、鉗子起上台3
6の起上範囲を規制するストッパ突起部49を有してい
る。また、スロープ部本体40は、チャンネル34(図
4)の開口する先端開口部面50を図の向かって右側に
有し、その面より鉗子起上台36に滑らかにつながる鉗
子経路部51を構成するとともに、その鉗子経路部51
の上面は、鉗子起上時に鉗子が曲がる形状に沿った起上
ガイド部52を構成している。この際、起上ワイヤーガ
イド穴47と鉗子経路部51の中心線はほぼ平行でそれ
らと起上軸穴45はほぼ垂直に構成している。また、ス
ロープ46の鉗子起上台36側接触面53は鉗子起上台
36の側壁とほぼ平行に設け、さらに、底部には鉗子起
上台36の底部が位置する切欠部54を形成している。
【0015】図2、図3に示すように、先端部本体33
は対物レンズ30、照明レンズ31、ノズル32を有す
る部分を少なくとも鉗子起上台36側の面が平面になる
ように形成するとともに、チャンネル口金55、案内管
56の開口端もやはり平面になるように、糸巻き接着部
57に対してL字状に設けている。これに合わせて固定
カバー42も図5に示すようにL字状に設け、糸巻き接
着部57側端の底部89をO状リングで形成し、その上
方に一部切欠部59を有する凹状溝60を設けている。
そのさらに上方は、対物レンズ30、照明レンズ31、
ノズル32等を除いて先端部本体33を覆うように形成
されている。糸巻き接着部57は、湾曲部8(図1)に
湾曲しやすいように設けられたフッ素ゴム等の弾性材か
らなる湾曲ゴム61を固定する部分である。
は対物レンズ30、照明レンズ31、ノズル32を有す
る部分を少なくとも鉗子起上台36側の面が平面になる
ように形成するとともに、チャンネル口金55、案内管
56の開口端もやはり平面になるように、糸巻き接着部
57に対してL字状に設けている。これに合わせて固定
カバー42も図5に示すようにL字状に設け、糸巻き接
着部57側端の底部89をO状リングで形成し、その上
方に一部切欠部59を有する凹状溝60を設けている。
そのさらに上方は、対物レンズ30、照明レンズ31、
ノズル32等を除いて先端部本体33を覆うように形成
されている。糸巻き接着部57は、湾曲部8(図1)に
湾曲しやすいように設けられたフッ素ゴム等の弾性材か
らなる湾曲ゴム61を固定する部分である。
【0016】一方、着脱カバー41は底部58に一部切
欠部62を有するC状リングで形成し、固定カバー42
の凹状溝60(図3B、図5)に弾性変形して嵌合する
ように設けられている。この際、固定カバー42の少な
くとも凹状溝60の硬さは、固定カバー42の底部89
と略同等もしくはそれ以上に硬くすることが考えられ、
また、それとともに着脱カバー41を固定カバー42よ
り弾性が高く滑り性の良いプラスチック部材にしてより
着脱しやすくすることが考えられる。また、弾性の高い
同材質を使用してもかまわない。具体的には、硬さにつ
いてはガラスを含有することによって硬くすることが考
えられ、弾性についてはポリエチレン、ポリアセター
ル、ポリプロピレン等が弾性が高く、ポリサルホン、変
成PPOは弾性が低い材料であり、滑り性についてはP
TFEのコート、フッ素樹脂コートを施したり、親水性
処理、撥水性処理を施したり、またプラスチックの型に
ガラスビーズやしぼを施すことにより滑り性を高めるこ
とが考えられる。
欠部62を有するC状リングで形成し、固定カバー42
の凹状溝60(図3B、図5)に弾性変形して嵌合する
ように設けられている。この際、固定カバー42の少な
くとも凹状溝60の硬さは、固定カバー42の底部89
と略同等もしくはそれ以上に硬くすることが考えられ、
また、それとともに着脱カバー41を固定カバー42よ
り弾性が高く滑り性の良いプラスチック部材にしてより
着脱しやすくすることが考えられる。また、弾性の高い
同材質を使用してもかまわない。具体的には、硬さにつ
いてはガラスを含有することによって硬くすることが考
えられ、弾性についてはポリエチレン、ポリアセター
ル、ポリプロピレン等が弾性が高く、ポリサルホン、変
成PPOは弾性が低い材料であり、滑り性についてはP
TFEのコート、フッ素樹脂コートを施したり、親水性
処理、撥水性処理を施したり、またプラスチックの型に
ガラスビーズやしぼを施すことにより滑り性を高めるこ
とが考えられる。
【0017】さらに、着脱カバー41は、底部58の上
方に固定カバー42と嵌合する切欠部63(図2、図3
A)を有し、その上方にフック部64を有し、着脱カバ
ー41の上端部は滑らかなR形状で形成されている。フ
ック部64は着脱カバー41の着脱方向と略垂直方向に
延びた係止手段であり、先端部本体33の端部と嵌合可
能にされている。
方に固定カバー42と嵌合する切欠部63(図2、図3
A)を有し、その上方にフック部64を有し、着脱カバ
ー41の上端部は滑らかなR形状で形成されている。フ
ック部64は着脱カバー41の着脱方向と略垂直方向に
延びた係止手段であり、先端部本体33の端部と嵌合可
能にされている。
【0018】図7に示すように、スロープ部本体40、
鉗子起上台36、着脱カバー41は、少なくとも鉗子起
上台36が起上軸39に対して所定の角度範囲で回転で
きるように構成されている。あるいは、図8に示すよう
に、鉗子起上台36をプラスチック等で起上ピン66と
一体に形成し、スロープ部本体40に設けた穴に起上ピ
ン66を挿入した後、起上ピン66の頭を熱で潰しても
よい。スロープ部本体40と着脱カバー41は、スロー
プ部本体40に設けた凸部67と、着脱カバー41に設
けた位置決め穴68により位置決めされ接着されてい
る。このため、スロープ部本体40には接着だまり部6
9を設けてある。さらに、図9に示すように、起上軸3
9で鉗子起上台36とスロープ部本体40を回転可能に
連結し、スロープ部本体40と着脱カバー41を接着し
て三体を一体化してもよい。
鉗子起上台36、着脱カバー41は、少なくとも鉗子起
上台36が起上軸39に対して所定の角度範囲で回転で
きるように構成されている。あるいは、図8に示すよう
に、鉗子起上台36をプラスチック等で起上ピン66と
一体に形成し、スロープ部本体40に設けた穴に起上ピ
ン66を挿入した後、起上ピン66の頭を熱で潰しても
よい。スロープ部本体40と着脱カバー41は、スロー
プ部本体40に設けた凸部67と、着脱カバー41に設
けた位置決め穴68により位置決めされ接着されてい
る。このため、スロープ部本体40には接着だまり部6
9を設けてある。さらに、図9に示すように、起上軸3
9で鉗子起上台36とスロープ部本体40を回転可能に
連結し、スロープ部本体40と着脱カバー41を接着し
て三体を一体化してもよい。
【0019】図3において、照明レンズ31には、光源
装置6(図1)から照明光を送るライトガイドファイバ
ー70が対向して配設されており、ライトガイドファイ
バー70は、先端部本体33の切欠部71内に接着剤を
充填して固定してあり、切欠部71には接着カバー72
が被せられ、先端部本体33より湾曲部8から挿入部3
の全長にわたってシリコン等の保護チューブ73を接着
固定し、さらにその上から湾曲部8のみシリコン等の保
護チューブ74を糸75でもって固定している。ライト
ガイドファイバー70は、図6に示すように、先端部本
体33の側壁ねじ部76にHUネジ77で止められてい
る。
装置6(図1)から照明光を送るライトガイドファイバ
ー70が対向して配設されており、ライトガイドファイ
バー70は、先端部本体33の切欠部71内に接着剤を
充填して固定してあり、切欠部71には接着カバー72
が被せられ、先端部本体33より湾曲部8から挿入部3
の全長にわたってシリコン等の保護チューブ73を接着
固定し、さらにその上から湾曲部8のみシリコン等の保
護チューブ74を糸75でもって固定している。ライト
ガイドファイバー70は、図6に示すように、先端部本
体33の側壁ねじ部76にHUネジ77で止められてい
る。
【0020】図3において、同様に、対物レンズ30に
は、ビデオプロセッサ15に導かれる導線(図示せず)
が接続されたCCD78が対向して配設されている。対
物レンズ30のレンズユニット79は、図8に示すよう
に、先端部本体33の側壁ネジ部90にHUネジ91で
止められている。ノズル32は、その先端が絞られてお
り先端部本体33に接着固定され、他端には送気・送水
ピストン22のシリンダ(図示せず)につながっている
送気・送水チューブ80が糸81で縛られて固定されて
いる。送気・送水チューブ80の接続部には先端部本体
33の切欠部82が設けてあり、送気・送水チューブ8
0の曲がりを可能にしている。
は、ビデオプロセッサ15に導かれる導線(図示せず)
が接続されたCCD78が対向して配設されている。対
物レンズ30のレンズユニット79は、図8に示すよう
に、先端部本体33の側壁ネジ部90にHUネジ91で
止められている。ノズル32は、その先端が絞られてお
り先端部本体33に接着固定され、他端には送気・送水
ピストン22のシリンダ(図示せず)につながっている
送気・送水チューブ80が糸81で縛られて固定されて
いる。送気・送水チューブ80の接続部には先端部本体
33の切欠部82が設けてあり、送気・送水チューブ8
0の曲がりを可能にしている。
【0021】図4において、チャンネル34は、少なく
とも湾曲部8内において、コイル83を外装し、管部材
からなるチャンネル口金55の外周に設けた凸部84に
突き当てて接着固定されている。チャンネル口金55の
凸部84は、先端部本体33の凹部85に突き当てて先
端部本体33に接着固定するとともに、チャンネル口金
55の鉗子起上台36側端は、先端開口部35に滑らか
に接着剤を塗布している。他端側は外に広がるラッパ部
を有している。鉗子起上台36の鉗子接触面86は、滑
らかな立ち上がりでU字状溝形状を形成している。ま
た、鉗子起上ワイヤー26は、先端開口部92に設けら
れた案内管56によって挿入部3内を経由して操作部
1、鉗子起上ワイヤー開口部24に至っている。案内管
56は鉗子起上台36側端にラッパ部87(図3A)が
形成されており、先端部本体33に開けられた段差穴8
8に接着固定されている。先端部本体33には、鉗子起
上ワイヤー26の移動経路にスロープ部本体40を形成
しており、その途中にストッパ突起部49を設け、鉗子
起上台36の起上範囲を規制している。
とも湾曲部8内において、コイル83を外装し、管部材
からなるチャンネル口金55の外周に設けた凸部84に
突き当てて接着固定されている。チャンネル口金55の
凸部84は、先端部本体33の凹部85に突き当てて先
端部本体33に接着固定するとともに、チャンネル口金
55の鉗子起上台36側端は、先端開口部35に滑らか
に接着剤を塗布している。他端側は外に広がるラッパ部
を有している。鉗子起上台36の鉗子接触面86は、滑
らかな立ち上がりでU字状溝形状を形成している。ま
た、鉗子起上ワイヤー26は、先端開口部92に設けら
れた案内管56によって挿入部3内を経由して操作部
1、鉗子起上ワイヤー開口部24に至っている。案内管
56は鉗子起上台36側端にラッパ部87(図3A)が
形成されており、先端部本体33に開けられた段差穴8
8に接着固定されている。先端部本体33には、鉗子起
上ワイヤー26の移動経路にスロープ部本体40を形成
しており、その途中にストッパ突起部49を設け、鉗子
起上台36の起上範囲を規制している。
【0022】上記に示す構成により、図2において、先
端着脱部93は先端部本体33に対して着脱可能とな
る。
端着脱部93は先端部本体33に対して着脱可能とな
る。
【0023】次に、図11〜図18により本発明の実施
例について説明する。図11は本発明の1実施例を示
し、図1の鉗子起上ワイヤー開口部24の詳細を示す断
面図である。図12は図11のK−K線に沿って矢印方
向に見た断面図である。図13は図11の鉗子起上ワイ
ヤー案内管128の構成および組み付け方法を説明する
ための断面図である。図14は図11のL−L線に沿っ
て矢印方向に見た断面図である。図15は図11のM−
M線に沿って矢印方向に見た断面図である。図16は鉗
子起上ワイヤー26が鉗子起上ワイヤー案内管128内
を通過している状態の拡大断面図である。図17は本発
明の他の実施例を示す図12と同様の断面図である。図
18は本発明の他の実施例を示す図である。
例について説明する。図11は本発明の1実施例を示
し、図1の鉗子起上ワイヤー開口部24の詳細を示す断
面図である。図12は図11のK−K線に沿って矢印方
向に見た断面図である。図13は図11の鉗子起上ワイ
ヤー案内管128の構成および組み付け方法を説明する
ための断面図である。図14は図11のL−L線に沿っ
て矢印方向に見た断面図である。図15は図11のM−
M線に沿って矢印方向に見た断面図である。図16は鉗
子起上ワイヤー26が鉗子起上ワイヤー案内管128内
を通過している状態の拡大断面図である。図17は本発
明の他の実施例を示す図12と同様の断面図である。図
18は本発明の他の実施例を示す図である。
【0024】図11において、鉗子起上ワイヤー開口部
24には、図1の操作部1内に設けた筒体94が延びて
おり、グリップ部2、口金固定カバー95、鉗子ワイヤ
ー開口部本体96が、筒体94に設けたネジ部97に螺
合されたストッパリング98と、操作部本体99(図
1)との間にはさみ込まれて固定されている。挿入部3
を構成する挿入チューブ100は、挿入チューブ100
の操作部1に接着等で固定された後端口金101に螺合
している固定リング104が筒体94内に突出した凸部
105を挟みこむことによって固定されている。なお、
後端口金101と接続口金102は、後端口金101に
設けられた孔106と接続口金102に設けられた溝1
16に固定ピン107を嵌入することにより固定されて
いる。
24には、図1の操作部1内に設けた筒体94が延びて
おり、グリップ部2、口金固定カバー95、鉗子ワイヤ
ー開口部本体96が、筒体94に設けたネジ部97に螺
合されたストッパリング98と、操作部本体99(図
1)との間にはさみ込まれて固定されている。挿入部3
を構成する挿入チューブ100は、挿入チューブ100
の操作部1に接着等で固定された後端口金101に螺合
している固定リング104が筒体94内に突出した凸部
105を挟みこむことによって固定されている。なお、
後端口金101と接続口金102は、後端口金101に
設けられた孔106と接続口金102に設けられた溝1
16に固定ピン107を嵌入することにより固定されて
いる。
【0025】挿入チューブ100を保護するオレドメ1
08は、オレドメ108にインサート成形されたオレド
メ口金109の内面に設けたネジ部110と、筒体94
のネジ部97が螺合することにより固定されている。さ
らに、オレドメ108の外表面には、挿入チューブ10
0との間の水密を図るため、オレドメカバー111が装
着されている。そして、オレドメカバー111の挿入部
3側と挿入チューブ100は接着により水密にされてい
る。グリップ部2と口金固定カバー95、口金固定カバ
ー95と鉗子ワイヤー開口部本体96、鉗子ワイヤー開
口部本体96と筒体94、筒体94と後端口金101の
水密は、それぞれOリングA112、異形パッキン11
3、OリングB114、OリングC115によって行わ
れている。
08は、オレドメ108にインサート成形されたオレド
メ口金109の内面に設けたネジ部110と、筒体94
のネジ部97が螺合することにより固定されている。さ
らに、オレドメ108の外表面には、挿入チューブ10
0との間の水密を図るため、オレドメカバー111が装
着されている。そして、オレドメカバー111の挿入部
3側と挿入チューブ100は接着により水密にされてい
る。グリップ部2と口金固定カバー95、口金固定カバ
ー95と鉗子ワイヤー開口部本体96、鉗子ワイヤー開
口部本体96と筒体94、筒体94と後端口金101の
水密は、それぞれOリングA112、異形パッキン11
3、OリングB114、OリングC115によって行わ
れている。
【0026】口金固定カバー95は、図12に示すよう
に、筒体94にビス固定された固定具117に、口金固
定カバー95に設けている突出部118によって形成さ
れた溝部119を嵌入することによって位置決めされて
いる。鉗子起上ワイヤー開口部本体96は、口金固定カ
バー95の異形部と略同形で嵌合しているので、鉗子起
上ワイヤー開口部本体96もまた位置決めされている。
に、筒体94にビス固定された固定具117に、口金固
定カバー95に設けている突出部118によって形成さ
れた溝部119を嵌入することによって位置決めされて
いる。鉗子起上ワイヤー開口部本体96は、口金固定カ
バー95の異形部と略同形で嵌合しているので、鉗子起
上ワイヤー開口部本体96もまた位置決めされている。
【0027】固定固定カバー95の開口部120には、
鉗子起上案内管口金121がその外周に形成した凹上溝
122に設けたOリング123を介してシールされてお
り、かつ口金固定カバー95の突出部124の孔125
にピン126を嵌入し、さらにこのピン126を鉗子起
上案内管口金121の切欠部127に嵌入することによ
り、鉗子起上案内管口金121は位置決め固定されてい
る。鉗子起上ワイヤー26が導入される鉗子起上ワイヤ
ー案内管128は、鉗子起上ワイヤー案内管128の後
端パイプ129が鉗子起上案内管口金121に接着固定
されており、他端は先端鉗子起上案内チューブ130
(図13)が先端部33に設けられている案内管56
(図3A)に糸縛り後、接着固定され挿入部3内に配設
されている。
鉗子起上案内管口金121がその外周に形成した凹上溝
122に設けたOリング123を介してシールされてお
り、かつ口金固定カバー95の突出部124の孔125
にピン126を嵌入し、さらにこのピン126を鉗子起
上案内管口金121の切欠部127に嵌入することによ
り、鉗子起上案内管口金121は位置決め固定されてい
る。鉗子起上ワイヤー26が導入される鉗子起上ワイヤ
ー案内管128は、鉗子起上ワイヤー案内管128の後
端パイプ129が鉗子起上案内管口金121に接着固定
されており、他端は先端鉗子起上案内チューブ130
(図13)が先端部33に設けられている案内管56
(図3A)に糸縛り後、接着固定され挿入部3内に配設
されている。
【0028】ここで、図13により鉗子起上ワイヤー案
内管128の全長の寸法バラツキを抑える組み付け手順
および構成を以下で説明する。鉗子起上案内パイプ13
1にチューブ止め管132を操作部1側から所望の寸法
でハンダ固定する。このときの組み付け時の寸法のバラ
ツキは±0.5mm程度にする。そして、鉗子起上案内
パイプ131の外周に接着剤を十分に塗り、その部分に
全長の寸法公差が±0.5mmである後端案内チューブ
133を挿入し、接着剤を全周に十分行きわたらせるた
め、後端案内チューブ133の外周3箇所に糸縛りを行
う。乾燥後、チューブ止め管132側の糸縛り部134
のみを残し、他の2箇所の糸はカットする。
内管128の全長の寸法バラツキを抑える組み付け手順
および構成を以下で説明する。鉗子起上案内パイプ13
1にチューブ止め管132を操作部1側から所望の寸法
でハンダ固定する。このときの組み付け時の寸法のバラ
ツキは±0.5mm程度にする。そして、鉗子起上案内
パイプ131の外周に接着剤を十分に塗り、その部分に
全長の寸法公差が±0.5mmである後端案内チューブ
133を挿入し、接着剤を全周に十分行きわたらせるた
め、後端案内チューブ133の外周3箇所に糸縛りを行
う。乾燥後、チューブ止め管132側の糸縛り部134
のみを残し、他の2箇所の糸はカットする。
【0029】次に、全長が組み付け寸法よりも20mm
程度長い後端パイプ129の外周に接着剤を十分に塗
り、後端案内チューブ133に挿入し、接着剤を全周に
十分行きわたらせるため、後端案内チューブ133の外
周3箇所に糸縛りを行う。このとき後端パイプ129に
は挿入部長を明確にするため、寸法公差が±0.5mm
の位置にマーキングが施されており、このマーキングの
位置まで後端パイプ129を後端案内チューブ133内
に挿入する。乾燥後、3箇所の糸は全てカットする。
程度長い後端パイプ129の外周に接着剤を十分に塗
り、後端案内チューブ133に挿入し、接着剤を全周に
十分行きわたらせるため、後端案内チューブ133の外
周3箇所に糸縛りを行う。このとき後端パイプ129に
は挿入部長を明確にするため、寸法公差が±0.5mm
の位置にマーキングが施されており、このマーキングの
位置まで後端パイプ129を後端案内チューブ133内
に挿入する。乾燥後、3箇所の糸は全てカットする。
【0030】後端案内チューブ133と鉗子起上案内パ
イプ131、後端パイプ129の接着乾燥が終わったと
ころで、チューブ止め管132側に接着剤を塗った後端
案内チューブ133に全長の寸法公差が±1mm程度の
後端コイルパイプ135を糸縛り部134に突き当たる
まで挿入する。当然のことながら、後端コイルパイプ1
35の全長は、後端案内チューブ133の全長よりも短
めに設定している。後端コイルパイプ135の操作部1
側の後端案内チューブ133に対する接着であるが、こ
れは、後端案内チューブ133に後端コイルパイプ13
5がかぶさった状態でループさせることにより、ストレ
ート状態に比べ後端コイルパイプ135は、後端案内チ
ューブ133に対し相対的に短くなり、その部分に接着
剤を塗っておけば、ループを解除してストレート状態に
戻したとき、後端コイルパイプ135の操作部1側に接
着剤がまわるので達成される。後端コイルパイプ135
の操作部1側の端面に糸縛り部136を設けることによ
り、後端コイルパイプ135の後端案内チューブ133
に対する位置決めを行う。さらに、後端コイルパイプ1
35と後端案内チューブ133の固定を強固にするため
に、チューブ止め管132と後端コイルパイプ135の
間に接着剤を十分に塗る。
イプ131、後端パイプ129の接着乾燥が終わったと
ころで、チューブ止め管132側に接着剤を塗った後端
案内チューブ133に全長の寸法公差が±1mm程度の
後端コイルパイプ135を糸縛り部134に突き当たる
まで挿入する。当然のことながら、後端コイルパイプ1
35の全長は、後端案内チューブ133の全長よりも短
めに設定している。後端コイルパイプ135の操作部1
側の後端案内チューブ133に対する接着であるが、こ
れは、後端案内チューブ133に後端コイルパイプ13
5がかぶさった状態でループさせることにより、ストレ
ート状態に比べ後端コイルパイプ135は、後端案内チ
ューブ133に対し相対的に短くなり、その部分に接着
剤を塗っておけば、ループを解除してストレート状態に
戻したとき、後端コイルパイプ135の操作部1側に接
着剤がまわるので達成される。後端コイルパイプ135
の操作部1側の端面に糸縛り部136を設けることによ
り、後端コイルパイプ135の後端案内チューブ133
に対する位置決めを行う。さらに、後端コイルパイプ1
35と後端案内チューブ133の固定を強固にするため
に、チューブ止め管132と後端コイルパイプ135の
間に接着剤を十分に塗る。
【0031】鉗子起上案内パイプ131の先端部9側
は、全長が組み付け寸法よりも20mm程度長い先端案
内チューブ137を所望の寸法に対して±2mm程度の
範囲まで挿入し、熱溶着を行う。そして、後端案内チュ
ーブ133の操作部1側端から所望の寸法に対して±1
mm程度の公差幅で先端案内チューブ137をカットす
る。さらに、後端パイプ129を先端案内チューブ13
7の先端部9側端から所望の寸法に対して±0.5mm
程度の公差幅でカットする。以上の組み付け手順を行う
ことにより鉗子起上ワイヤー案内管128の全長の寸法
のバラツキを最小限に抑えることが可能となる。
は、全長が組み付け寸法よりも20mm程度長い先端案
内チューブ137を所望の寸法に対して±2mm程度の
範囲まで挿入し、熱溶着を行う。そして、後端案内チュ
ーブ133の操作部1側端から所望の寸法に対して±1
mm程度の公差幅で先端案内チューブ137をカットす
る。さらに、後端パイプ129を先端案内チューブ13
7の先端部9側端から所望の寸法に対して±0.5mm
程度の公差幅でカットする。以上の組み付け手順を行う
ことにより鉗子起上ワイヤー案内管128の全長の寸法
のバラツキを最小限に抑えることが可能となる。
【0032】また、鉗子起上ワイヤー案内管128と先
端部本体33に設けられている案内管56(図3A)と
の接続は、先端コイルパイプ138を先端案内チューブ
137に挿入した後、接着剤を全周に十分塗った案内管
56に先端案内チューブ137が先端部本体端面139
に突き当たるまで挿入し、接着剤を十分に行きわたらせ
るため、先端案内チューブ137の外周3箇所に糸縛り
を行い、乾燥後、先端部9側の糸縛り部140(図3
A)のみを残し、他の2箇所の糸はカットする。次に、
先端案内チューブ137の位置縛り部140の操作部1
側に接着剤を全周に塗り、先端コイルパイプ138を糸
縛り部140に突き当たるまで挿入する。さらに、先端
コイルパイプ138と先端案内チューブ137の固定を
強固にするために、先端部本体端面139と先端コイル
パイプ138の間に接着剤を十分に塗る。また、先端コ
イルパイプ138の操作部1側は、先端コイルパイプ1
38と鉗子起上案内パイプ131の間にハンダを施して
ある。
端部本体33に設けられている案内管56(図3A)と
の接続は、先端コイルパイプ138を先端案内チューブ
137に挿入した後、接着剤を全周に十分塗った案内管
56に先端案内チューブ137が先端部本体端面139
に突き当たるまで挿入し、接着剤を十分に行きわたらせ
るため、先端案内チューブ137の外周3箇所に糸縛り
を行い、乾燥後、先端部9側の糸縛り部140(図3
A)のみを残し、他の2箇所の糸はカットする。次に、
先端案内チューブ137の位置縛り部140の操作部1
側に接着剤を全周に塗り、先端コイルパイプ138を糸
縛り部140に突き当たるまで挿入する。さらに、先端
コイルパイプ138と先端案内チューブ137の固定を
強固にするために、先端部本体端面139と先端コイル
パイプ138の間に接着剤を十分に塗る。また、先端コ
イルパイプ138の操作部1側は、先端コイルパイプ1
38と鉗子起上案内パイプ131の間にハンダを施して
ある。
【0033】鉗子起上ワイヤー案内管128と鉗子起上
案内管口金121の接続は、後端パイプ129の全周に
接着剤を十分に塗り、図11に示すように、鉗子起上案
内管口金121の開口部141から目視で0.5mm程
度の位置まで挿入し、テーパー部239と後端パイプ1
29の間に接着剤を塗り、かつHUビス142で鉗子起
上ワイヤー案内管128を固定し乾燥する。以上によ
り、鉗子起上ワイヤー案内管128は、案内管56と鉗
子起上案内管口金121に対し組み付け寸法のバラツキ
を最小限に抑えて組み付けることができる。
案内管口金121の接続は、後端パイプ129の全周に
接着剤を十分に塗り、図11に示すように、鉗子起上案
内管口金121の開口部141から目視で0.5mm程
度の位置まで挿入し、テーパー部239と後端パイプ1
29の間に接着剤を塗り、かつHUビス142で鉗子起
上ワイヤー案内管128を固定し乾燥する。以上によ
り、鉗子起上ワイヤー案内管128は、案内管56と鉗
子起上案内管口金121に対し組み付け寸法のバラツキ
を最小限に抑えて組み付けることができる。
【0034】鉗子起上ワイヤー案内管128は軟性であ
りグリップ部2の外部に導出されているが、その偏位経
路を案内するため、図11、図12に示すように、案内
板143を鉗子ワイヤー開口部本体96内に設けてい
る。案内板143には案内経路溝144が設けられてお
り、鉗子起上ワイヤー案内管128をその案内経路溝1
44にはめ込み、さらに、鉗子起上ワイヤー案内管12
8の飛び出し防止として、案内板ふた145(図12)
を案内板143に取り付けている。案内板143と案内
板ふた145は、案内板143に設けた嵌合穴146と
案内板ふた145に設けた嵌合突起147によって位置
決めされている(図14)。また、案内板143に設け
られている案内経路溝144の案内半径は、後端案内チ
ューブ133の内径に対し、導入される鉗子起上ワイヤ
ー26先端に構成されている硬質部148(図16)の
硬質部長および硬質部外径が挿通可能な寸法になってい
る。
りグリップ部2の外部に導出されているが、その偏位経
路を案内するため、図11、図12に示すように、案内
板143を鉗子ワイヤー開口部本体96内に設けてい
る。案内板143には案内経路溝144が設けられてお
り、鉗子起上ワイヤー案内管128をその案内経路溝1
44にはめ込み、さらに、鉗子起上ワイヤー案内管12
8の飛び出し防止として、案内板ふた145(図12)
を案内板143に取り付けている。案内板143と案内
板ふた145は、案内板143に設けた嵌合穴146と
案内板ふた145に設けた嵌合突起147によって位置
決めされている(図14)。また、案内板143に設け
られている案内経路溝144の案内半径は、後端案内チ
ューブ133の内径に対し、導入される鉗子起上ワイヤ
ー26先端に構成されている硬質部148(図16)の
硬質部長および硬質部外径が挿通可能な寸法になってい
る。
【0035】ここで、案内板143および案内板ふた1
45の組み付け方法を以下に説明する。鉗子起上ワイヤ
ー案内管128に取り付けられている鉗子起上案内管口
金121を口金固定カバー95に固定した後、案内板1
43の案内経路溝144に鉗子起上ワイヤー案内管12
8をはめ込む。このとき、案内板143は案内板143
に設けられた上部受け部149および下部受け部150
が、それぞれ口金固定カバー95の口金受け部151、
筒体94の外周によって図11の紙面上下方向方法に対
して位置決めされている。この位置決めされた案内板1
43の嵌合穴146に案内板ふた145の嵌合突起14
7を嵌入し、鉗子起上ワイヤー案内管128を挟み込
む。この状態で挿入部3側から鉗子ワイヤー開口部本体
96を装着する。鉗子ワイヤー開口部本体96には、案
内板143と案内板ふた145を挟み込み、図11の紙
面垂直方向に対して位置決めする押さえ部152が設け
てある。さらに押さえ部152の操作部1側には、案内
板143と案内板ふた145を導入しやすくするための
導入部153(図12、図15)を有している。
45の組み付け方法を以下に説明する。鉗子起上ワイヤ
ー案内管128に取り付けられている鉗子起上案内管口
金121を口金固定カバー95に固定した後、案内板1
43の案内経路溝144に鉗子起上ワイヤー案内管12
8をはめ込む。このとき、案内板143は案内板143
に設けられた上部受け部149および下部受け部150
が、それぞれ口金固定カバー95の口金受け部151、
筒体94の外周によって図11の紙面上下方向方法に対
して位置決めされている。この位置決めされた案内板1
43の嵌合穴146に案内板ふた145の嵌合突起14
7を嵌入し、鉗子起上ワイヤー案内管128を挟み込
む。この状態で挿入部3側から鉗子ワイヤー開口部本体
96を装着する。鉗子ワイヤー開口部本体96には、案
内板143と案内板ふた145を挟み込み、図11の紙
面垂直方向に対して位置決めする押さえ部152が設け
てある。さらに押さえ部152の操作部1側には、案内
板143と案内板ふた145を導入しやすくするための
導入部153(図12、図15)を有している。
【0036】なお、案内板143の案内経路溝144の
挿入部3側は挿入部3内の他内蔵物の干渉を避ける限界
で、かつ鉗子起上ワイヤー案内管128の曲がりを保護
する限界まで設けている。そして、案内板143の挿入
部3側の案内経路溝144の溝開口部154位置は鉗子
起上機構を有している内視鏡全てに対応でき、かつ挿入
部3内の鉗子起上ワイヤー案内管128の蛇行を最小限
に抑えるため、鉗子起上機を有している内視鏡の挿入部
3内径の一番小さいもので、かつ、先端部9の鉗子起上
ワイヤー26を案内する案内管56(図3A)と略同位
置に配されるように、案内板143に対する溝開口部1
54および鉗子ワイヤー開口部本体96の押さえ部15
2の形が決められている(図12)。案内板143と案
内板ふた145の位置決め手段としては、図17に示す
ように、案内板143と案内板ふた145にそれぞれ係
止突起155を設け、鉗子ワイヤー開口部本体96の押
さえ部152に嵌入させて行うのもよい。また、案内板
143と案内板ふた145の位置決めとしては、嵌合穴
146と嵌合突起147で行うのではなく、図18に示
すように、案内板143の案内経路溝144と略同形状
の案内経路突起260を案内板ふた145に設けてもよ
い。
挿入部3側は挿入部3内の他内蔵物の干渉を避ける限界
で、かつ鉗子起上ワイヤー案内管128の曲がりを保護
する限界まで設けている。そして、案内板143の挿入
部3側の案内経路溝144の溝開口部154位置は鉗子
起上機構を有している内視鏡全てに対応でき、かつ挿入
部3内の鉗子起上ワイヤー案内管128の蛇行を最小限
に抑えるため、鉗子起上機を有している内視鏡の挿入部
3内径の一番小さいもので、かつ、先端部9の鉗子起上
ワイヤー26を案内する案内管56(図3A)と略同位
置に配されるように、案内板143に対する溝開口部1
54および鉗子ワイヤー開口部本体96の押さえ部15
2の形が決められている(図12)。案内板143と案
内板ふた145の位置決め手段としては、図17に示す
ように、案内板143と案内板ふた145にそれぞれ係
止突起155を設け、鉗子ワイヤー開口部本体96の押
さえ部152に嵌入させて行うのもよい。また、案内板
143と案内板ふた145の位置決めとしては、嵌合穴
146と嵌合突起147で行うのではなく、図18に示
すように、案内板143の案内経路溝144と略同形状
の案内経路突起260を案内板ふた145に設けてもよ
い。
【0037】上述のように、鉗子起上ワイヤー26を内
挿する軟性の鉗子起上ワイヤー案内管128の挿入部3
側の位置に対して操作部1側での位置を偏位させる内視
鏡において、その偏位部に案内手段を設けることによ
り、鉗子起上ワイヤー案内管128が軟性であるため、
組立作業性がよく、また、案内板143で偏位経路を案
内する手段を設けているので、鉗子起上ワイヤー案内管
128自体に特別な措置を施す必要がないので、従来と
同等の挿入部外径が維持でき、かつ、洗浄時は、鉗子起
上ワイヤー26を抜いて、鉗子起上案内管口金121の
シリンジテーパ凸部212(図20)に洗浄液の入った
シリンジを取り付け、鉗子起上ワイヤー案内管128を
洗浄すれば、良好かつ簡単な作業で洗浄が行える。な
お、シリンジテーパは図示しないが凹状の形状でもよ
い。
挿する軟性の鉗子起上ワイヤー案内管128の挿入部3
側の位置に対して操作部1側での位置を偏位させる内視
鏡において、その偏位部に案内手段を設けることによ
り、鉗子起上ワイヤー案内管128が軟性であるため、
組立作業性がよく、また、案内板143で偏位経路を案
内する手段を設けているので、鉗子起上ワイヤー案内管
128自体に特別な措置を施す必要がないので、従来と
同等の挿入部外径が維持でき、かつ、洗浄時は、鉗子起
上ワイヤー26を抜いて、鉗子起上案内管口金121の
シリンジテーパ凸部212(図20)に洗浄液の入った
シリンジを取り付け、鉗子起上ワイヤー案内管128を
洗浄すれば、良好かつ簡単な作業で洗浄が行える。な
お、シリンジテーパは図示しないが凹状の形状でもよ
い。
【0038】次に、図19および図20により、図1の
駆動軸開口部25と鉗子起上レバー27の周辺部の構成
について説明する。図19は断面図、図20は図19の
駆動軸開口部25の周辺部の拡大断面図である。
駆動軸開口部25と鉗子起上レバー27の周辺部の構成
について説明する。図19は断面図、図20は図19の
駆動軸開口部25の周辺部の拡大断面図である。
【0039】鉗子起上レバー27は、操作部1内に延び
るアングルノブ7と共通の支軸156に対して、支軸1
56の凹状溝157に設けたOリング158に接する軸
受159を介して回転可能に取り付けられている。軸受
159は、一端に鉗子起上レバー27を押さえる押圧フ
ランジ160を有し、他端にネジ部(図示せず)を外周
に有し継手部材161に螺合固定されている。鉗子起上
レバー27は、押圧フランジ160と接着等の手段で一
体に固定されている。実際に指を掛けるツマミ部162
はビス163により腕部164に固定されている。
るアングルノブ7と共通の支軸156に対して、支軸1
56の凹状溝157に設けたOリング158に接する軸
受159を介して回転可能に取り付けられている。軸受
159は、一端に鉗子起上レバー27を押さえる押圧フ
ランジ160を有し、他端にネジ部(図示せず)を外周
に有し継手部材161に螺合固定されている。鉗子起上
レバー27は、押圧フランジ160と接着等の手段で一
体に固定されている。実際に指を掛けるツマミ部162
はビス163により腕部164に固定されている。
【0040】軸受159は外周に凹状溝165を有し、
その中にOリング166が設けられ、操作部本体99と
水密に回転可能に設けられている。継手部材161の操
作部本体99内の一端は、フック部167を有し、ピン
168を介してリング腕169と回転可能に設けられて
いる。リング腕169の他端は、同様にピン170を介
して台座171に回転可能に設けられている。台座17
1の両サイドには、操作部本体99内に固定された断面
凹状のガイド壁172を有している。台座171の挿入
部3側には、係合穴173が設けられており、この係合
穴173には、駆動軸28に取り付けられている継手固
定具174に螺合して固定されている駆動継手棒175
が挿入されている。
その中にOリング166が設けられ、操作部本体99と
水密に回転可能に設けられている。継手部材161の操
作部本体99内の一端は、フック部167を有し、ピン
168を介してリング腕169と回転可能に設けられて
いる。リング腕169の他端は、同様にピン170を介
して台座171に回転可能に設けられている。台座17
1の両サイドには、操作部本体99内に固定された断面
凹状のガイド壁172を有している。台座171の挿入
部3側には、係合穴173が設けられており、この係合
穴173には、駆動軸28に取り付けられている継手固
定具174に螺合して固定されている駆動継手棒175
が挿入されている。
【0041】従って、鉗子起上レバー27を回転させれ
ば、台座171は進退するので、この進退が駆動継手棒
175、駆動軸28、鉗子起上ワイヤー26(図20)
を介して先端部9の鉗子起上台36(図2)へ伝えら
れ、鉗子起上台36の起上、倒置が行われる。この進退
のストロークは、起上時は、先端部本体33にあるスト
ッパ突起部49(図4)、倒置時は、台座171の進退
するガイド板176に取り付けられたストッパ板177
でそれぞれ決められる。また、駆動軸28の傾きを抑え
るため、駆動軸開口部25には数個のOリング178と
樹脂でできた駆動軸受179が配された駆動軸受口金1
83が接着固定されており、駆動軸28を受けている。
駆動軸28の水密は、シール部180で行われる。シー
ル部180はインサート金物184を駆動軸受口金18
3に螺合し取り付けられている。
ば、台座171は進退するので、この進退が駆動継手棒
175、駆動軸28、鉗子起上ワイヤー26(図20)
を介して先端部9の鉗子起上台36(図2)へ伝えら
れ、鉗子起上台36の起上、倒置が行われる。この進退
のストロークは、起上時は、先端部本体33にあるスト
ッパ突起部49(図4)、倒置時は、台座171の進退
するガイド板176に取り付けられたストッパ板177
でそれぞれ決められる。また、駆動軸28の傾きを抑え
るため、駆動軸開口部25には数個のOリング178と
樹脂でできた駆動軸受179が配された駆動軸受口金1
83が接着固定されており、駆動軸28を受けている。
駆動軸28の水密は、シール部180で行われる。シー
ル部180はインサート金物184を駆動軸受口金18
3に螺合し取り付けられている。
【0042】駆動軸開口部25は、樹脂でできたグリッ
プ部2に設けられたビス受け181にビス182を螺合
することにより固定されている。駆動軸受口金183と
駆動軸開口部25、駆動軸開口部25とグリップ部2、
グリップ部2とビス受け181、グリップ部2と操作部
本体99の水密はそれぞれOリングA185、異形パッ
キン186、OリングB187、OリングC188で行
われる。
プ部2に設けられたビス受け181にビス182を螺合
することにより固定されている。駆動軸受口金183と
駆動軸開口部25、駆動軸開口部25とグリップ部2、
グリップ部2とビス受け181、グリップ部2と操作部
本体99の水密はそれぞれOリングA185、異形パッ
キン186、OリングB187、OリングC188で行
われる。
【0043】次に、図21、図22により駆動軸28の
挿入部3側に設けられている接続部29の構成について
説明する。駆動軸28の接続部本体189には、ワイヤ
ー押圧部本体190が螺合されており、鉗子起上ワイヤ
ー26を案内するワイヤー案内部191が固定ビス19
2によって接続部本体189に固定されている。そし
て、接続部本体189に設けられた溝193に挿入され
たワイヤー押圧部本体190の抜けを防止する抜け止め
194がワイヤー案内部191によって抜け止めされ、
固定されている。
挿入部3側に設けられている接続部29の構成について
説明する。駆動軸28の接続部本体189には、ワイヤ
ー押圧部本体190が螺合されており、鉗子起上ワイヤ
ー26を案内するワイヤー案内部191が固定ビス19
2によって接続部本体189に固定されている。そし
て、接続部本体189に設けられた溝193に挿入され
たワイヤー押圧部本体190の抜けを防止する抜け止め
194がワイヤー案内部191によって抜け止めされ、
固定されている。
【0044】鉗子起上ワイヤー26を固定するときは、
鉗子起上ワイヤー26をワイヤー案内部191の突き当
て部195まで挿入し、ワイヤー押圧部本体190を回
転させ鉗子起上ワイヤー26をワイヤー押圧部196で
押圧変形させることにより固定する。このとき、図20
において、鉗子起上レバー27を倒置側に台座171が
ストッパ板177に突き当たるまで回転させた状態で先
端着脱部93(図2)を先端部9に取り付けた後、先端
部9に鉗子起上台36を倒置させる治具を取り付ける
と、前述のとおり鉗子起上ワイヤー案内管128の全長
の寸法のバラツキは最小限に抑えているので、鉗子起上
ワイヤー26の全長の寸法のバラツキを最小限に抑えて
やれば、自然に鉗子起上ワイヤー26はワイヤー案内部
191の突き当て部195に突き当たる。また、倒置状
態は、接続部29と鉗子起上案内管口金121が一番接
近する状態であるので、このとき、接続部29と鉗子起
上案内管口金121の間には鉗子起上ワイヤー26が挿
入しやすいように、指2本分くらいのスペースを設けて
いる。
鉗子起上ワイヤー26をワイヤー案内部191の突き当
て部195まで挿入し、ワイヤー押圧部本体190を回
転させ鉗子起上ワイヤー26をワイヤー押圧部196で
押圧変形させることにより固定する。このとき、図20
において、鉗子起上レバー27を倒置側に台座171が
ストッパ板177に突き当たるまで回転させた状態で先
端着脱部93(図2)を先端部9に取り付けた後、先端
部9に鉗子起上台36を倒置させる治具を取り付ける
と、前述のとおり鉗子起上ワイヤー案内管128の全長
の寸法のバラツキは最小限に抑えているので、鉗子起上
ワイヤー26の全長の寸法のバラツキを最小限に抑えて
やれば、自然に鉗子起上ワイヤー26はワイヤー案内部
191の突き当て部195に突き当たる。また、倒置状
態は、接続部29と鉗子起上案内管口金121が一番接
近する状態であるので、このとき、接続部29と鉗子起
上案内管口金121の間には鉗子起上ワイヤー26が挿
入しやすいように、指2本分くらいのスペースを設けて
いる。
【0045】ワイヤー案内部191は、第1ワイヤー案
内部197と第2ワイヤー案内部198が設けられてお
り、第1ワイヤー案内部197は鉗子起上ワイヤー26
を作業者が導入し易くするためその第1案内開口部19
9を大きくしている。第2ワイヤー案内部198は鉗子
起上ワイヤー26の急激な曲がりを防止するためその第
2案内開口部200は小さく、かつ案内するテーパの角
度を鋭角にしている。抜け止め194はその動きを規制
するためワイヤー押圧部本体190の抜け止め係合部2
01とワイヤー案内部191で挟み込んでいる。また挟
み込んでいる方向の垂直方向も抜け止め係合部201
が、抜け止め194に対し常に係合しているので、抜け
止め194の動きを規制している。
内部197と第2ワイヤー案内部198が設けられてお
り、第1ワイヤー案内部197は鉗子起上ワイヤー26
を作業者が導入し易くするためその第1案内開口部19
9を大きくしている。第2ワイヤー案内部198は鉗子
起上ワイヤー26の急激な曲がりを防止するためその第
2案内開口部200は小さく、かつ案内するテーパの角
度を鋭角にしている。抜け止め194はその動きを規制
するためワイヤー押圧部本体190の抜け止め係合部2
01とワイヤー案内部191で挟み込んでいる。また挟
み込んでいる方向の垂直方向も抜け止め係合部201
が、抜け止め194に対し常に係合しているので、抜け
止め194の動きを規制している。
【0046】接続部本体189は、加工を簡単にするた
め、ワイヤー押圧部本体190用のネジ部202と固定
ビス192用のネジ部202を同軸つまりネジの加工を
同一にしている。鉗子起上ワイヤー26の押圧変形部は
硬質部148であり、ワイヤー押圧部本体190のワイ
ヤー押圧部196の外径と、鉗子起上ワイヤー26の硬
質部148の全長の関係は、(ワイヤー押圧部196の
外径)<(硬質部148の全長)となっている。接続部
29の小型化のためワイヤー押圧部本体190には回転
手段(例えばローレット部)を設けず、回転用係合突起
204を設け、そこに回転手段を係合させ回転させる。
め、ワイヤー押圧部本体190用のネジ部202と固定
ビス192用のネジ部202を同軸つまりネジの加工を
同一にしている。鉗子起上ワイヤー26の押圧変形部は
硬質部148であり、ワイヤー押圧部本体190のワイ
ヤー押圧部196の外径と、鉗子起上ワイヤー26の硬
質部148の全長の関係は、(ワイヤー押圧部196の
外径)<(硬質部148の全長)となっている。接続部
29の小型化のためワイヤー押圧部本体190には回転
手段(例えばローレット部)を設けず、回転用係合突起
204を設け、そこに回転手段を係合させ回転させる。
【0047】図23は、図21の接続部29の構成の変
形例を示す断面図である。回転ビス205のテーパ部2
06とワイヤー押圧部本体190のテーパ部207を接
触させ、回転ビス205の進退によってワイヤー押圧部
本体190を上下させる構造を採用しており、鉗子起上
ワイヤー26のワイヤー受け部208とワイヤー押圧部
196の形状は、図24に示すものが考えられる。これ
らはいずれも鉗子起上ワイヤー26の断面円形状を異形
にして固定するのが目的である。
形例を示す断面図である。回転ビス205のテーパ部2
06とワイヤー押圧部本体190のテーパ部207を接
触させ、回転ビス205の進退によってワイヤー押圧部
本体190を上下させる構造を採用しており、鉗子起上
ワイヤー26のワイヤー受け部208とワイヤー押圧部
196の形状は、図24に示すものが考えられる。これ
らはいずれも鉗子起上ワイヤー26の断面円形状を異形
にして固定するのが目的である。
【0048】接続部29には、図1に示すように接続部
29を保護するための絶縁性の保護カバー209が操作
部1に対し着脱自在に設けられている。保護カバー20
9は、駆動軸開口部25に設けられた位置決め穴210
に保護カバー209の位置決め突起211を挿入し、操
作部1側に保護カバー209を押し込み、次に、図20
に示す鉗子起上案内口金121に設けられたシリンジテ
ーパ凸部212に保護カバー209のシリンジテーパ凹
部213を嵌合させることにより固定される。
29を保護するための絶縁性の保護カバー209が操作
部1に対し着脱自在に設けられている。保護カバー20
9は、駆動軸開口部25に設けられた位置決め穴210
に保護カバー209の位置決め突起211を挿入し、操
作部1側に保護カバー209を押し込み、次に、図20
に示す鉗子起上案内口金121に設けられたシリンジテ
ーパ凸部212に保護カバー209のシリンジテーパ凹
部213を嵌合させることにより固定される。
【0049】図25は、本発明の他の実施例を示し、鉗
子起上ワイヤー開口部24の詳細を示す断面図、図26
は、図25のP−P線に沿って矢印方向に見た断面図で
ある。本実施例においては、鉗子起上ワイヤー案内管1
28を偏位させる手段として、鉗子起上ワイヤー開口部
24のケーシングそのものを利用している。口金固定カ
バー95には、鉗子起上ワイヤー案内管128の偏位経
路を構成する案内突起部214が設けられており、鉗子
起上案内管口金121を口金固定カバー95に固定した
後に、2つの案内突起部214の間に鉗子起上ワイヤー
案内管128を沿わせ、この状態で鉗子ワイヤー開口部
本体96を口金固定カバー95に嵌合させれば、鉗子ワ
イヤー開口部本体96に設けられた押え突起215が鉗
子起上ワイヤー案内管128を押え込むので、鉗子起上
ワイヤー案内管128は所望の位置に固定される。
子起上ワイヤー開口部24の詳細を示す断面図、図26
は、図25のP−P線に沿って矢印方向に見た断面図で
ある。本実施例においては、鉗子起上ワイヤー案内管1
28を偏位させる手段として、鉗子起上ワイヤー開口部
24のケーシングそのものを利用している。口金固定カ
バー95には、鉗子起上ワイヤー案内管128の偏位経
路を構成する案内突起部214が設けられており、鉗子
起上案内管口金121を口金固定カバー95に固定した
後に、2つの案内突起部214の間に鉗子起上ワイヤー
案内管128を沿わせ、この状態で鉗子ワイヤー開口部
本体96を口金固定カバー95に嵌合させれば、鉗子ワ
イヤー開口部本体96に設けられた押え突起215が鉗
子起上ワイヤー案内管128を押え込むので、鉗子起上
ワイヤー案内管128は所望の位置に固定される。
【0050】図27は、図21の接続部29の構成の変
形例を示し、図27(A)は断面図、図27(B)は鉗
子起上ワイヤー26の押圧状態を示す拡大断面図であ
る。図21の例においては、鉗子起上ワイヤー26を固
定する際、鉗子起上ワイヤー26の硬質部148にワイ
ヤー押圧部196を押し当て、硬質部148を変形させ
ることにより行っていたが、硬質部148が硬すぎる
と、ワイヤー押圧部196を押し当てても十分な変形が
得られず、耐引張力も十分なものが得られないことがあ
る。そこで、鉗子起上ワイヤー26を押圧する部分は硬
質部148ではなく軟質部216とし、さらに引張力の
かかる反対側に硬質部148を設けるようにしている。
この構成により、鉗子起上ワイヤー26がワイヤー押圧
部196で押圧されると、軟質部216はかなり変形
し、硬質部148との間に引掛かり段差が生じ、鉗子起
上ワイヤー26が抜けにくくなるので、鉗子起上ワイヤ
ー26の固定は強固なものとなる。
形例を示し、図27(A)は断面図、図27(B)は鉗
子起上ワイヤー26の押圧状態を示す拡大断面図であ
る。図21の例においては、鉗子起上ワイヤー26を固
定する際、鉗子起上ワイヤー26の硬質部148にワイ
ヤー押圧部196を押し当て、硬質部148を変形させ
ることにより行っていたが、硬質部148が硬すぎる
と、ワイヤー押圧部196を押し当てても十分な変形が
得られず、耐引張力も十分なものが得られないことがあ
る。そこで、鉗子起上ワイヤー26を押圧する部分は硬
質部148ではなく軟質部216とし、さらに引張力の
かかる反対側に硬質部148を設けるようにしている。
この構成により、鉗子起上ワイヤー26がワイヤー押圧
部196で押圧されると、軟質部216はかなり変形
し、硬質部148との間に引掛かり段差が生じ、鉗子起
上ワイヤー26が抜けにくくなるので、鉗子起上ワイヤ
ー26の固定は強固なものとなる。
【0051】図28および図29は図11の口金固定カ
バー95の固定構造の他の例を示す図である。図28の
例においては、口金固定カバー95は、筒体94に設け
た回転防止凹部217に、口金固定カバー95の回転防
止凸部218を嵌合し回転止めを行っている。さらに口
金固定カバー95は、グリップ部2と、筒体94に設け
られているネジ部219に螺合しているストッパリング
220とで挟み込み固定し、抜け止めを行っている。し
かしながら、この構造をとると、回転止めを行う作業と
抜け止めを行う作業とをそれぞれ別々に行う必要があ
り、組立作業が複雑であった。
バー95の固定構造の他の例を示す図である。図28の
例においては、口金固定カバー95は、筒体94に設け
た回転防止凹部217に、口金固定カバー95の回転防
止凸部218を嵌合し回転止めを行っている。さらに口
金固定カバー95は、グリップ部2と、筒体94に設け
られているネジ部219に螺合しているストッパリング
220とで挟み込み固定し、抜け止めを行っている。し
かしながら、この構造をとると、回転止めを行う作業と
抜け止めを行う作業とをそれぞれ別々に行う必要があ
り、組立作業が複雑であった。
【0052】そこで、図29の例においては、口金固定
カバー95に回転止め部221および抜け止め部222
を設け、口金固定カバー95を筒体94に嵌入後、固定
ビス223を筒体94に設けられているビス穴224に
螺合する。このとき、固定ビス223は口金固定カバー
95の回転止め部221および抜け止め部222の両方
に接触している。従って、1つの部品を組み付けるだけ
で、つまり1回の作業で口金固定カバー95の回転止め
および抜け止めが行われることになり、作業の煩雑さは
解消される。なお、本例は、口金固定カバー95のみの
固定に対応するものではなく、回転および抜け止めが必
要な全てのケーシングについて適応可能である。
カバー95に回転止め部221および抜け止め部222
を設け、口金固定カバー95を筒体94に嵌入後、固定
ビス223を筒体94に設けられているビス穴224に
螺合する。このとき、固定ビス223は口金固定カバー
95の回転止め部221および抜け止め部222の両方
に接触している。従って、1つの部品を組み付けるだけ
で、つまり1回の作業で口金固定カバー95の回転止め
および抜け止めが行われることになり、作業の煩雑さは
解消される。なお、本例は、口金固定カバー95のみの
固定に対応するものではなく、回転および抜け止めが必
要な全てのケーシングについて適応可能である。
【0053】図30はグリップ部2、口金固定カバー9
5および鉗子ワイヤー開口部本体96の固定構造の例を
示す断面図、図31は前記固定構造の他の例を示す断面
図である。図30の例においては、グリップ部2は操作
部本体99(図1)と、筒体94に設けられた第1ネジ
部225に螺合している第1ストッパリング226とに
挟まれて固定されており、口金固定カバー95と鉗子ワ
イヤー開口部本体96は、グリップ部2と、筒体94に
設けられた第2ネジ部227に螺合している第2ストッ
パリング228とに挟まれて固定されている。しかしな
がら、この構造を採用すると、3つのケーシングを固定
するのに2つの固定具が必要になるため、作業が煩雑で
あり部品点数も多くなってしまいコスト増になる。
5および鉗子ワイヤー開口部本体96の固定構造の例を
示す断面図、図31は前記固定構造の他の例を示す断面
図である。図30の例においては、グリップ部2は操作
部本体99(図1)と、筒体94に設けられた第1ネジ
部225に螺合している第1ストッパリング226とに
挟まれて固定されており、口金固定カバー95と鉗子ワ
イヤー開口部本体96は、グリップ部2と、筒体94に
設けられた第2ネジ部227に螺合している第2ストッ
パリング228とに挟まれて固定されている。しかしな
がら、この構造を採用すると、3つのケーシングを固定
するのに2つの固定具が必要になるため、作業が煩雑で
あり部品点数も多くなってしまいコスト増になる。
【0054】そこで、図31の例においては、グリップ
部2、口金固定カバー95および鉗子ワイヤー開口部本
体96は、操作部本体99と、筒体94に設けられたネ
ジ部229に螺合しているストッパリング230とによ
り挟み込んで固定するようにしている。従って、グリッ
プ部2、口金固定カバー95および鉗子ワイヤー開口部
本体96といった複数のケーシングを1つの固定具で固
定することにより、作業の煩雑さは解消され、また、固
定具は1個でよいので部品点数削減が可能となる。
部2、口金固定カバー95および鉗子ワイヤー開口部本
体96は、操作部本体99と、筒体94に設けられたネ
ジ部229に螺合しているストッパリング230とによ
り挟み込んで固定するようにしている。従って、グリッ
プ部2、口金固定カバー95および鉗子ワイヤー開口部
本体96といった複数のケーシングを1つの固定具で固
定することにより、作業の煩雑さは解消され、また、固
定具は1個でよいので部品点数削減が可能となる。
【0055】次に、図32〜図34により、図13で説
明したチューブとパイプの接続構造の変形例について説
明する。図32は従来のチューブ231とパイプ232
を接続する構造を示し、パイプ232の全周に接着剤を
塗り、そこにチューブ231を挿入した後、チューブ2
31に糸縛りをして固定していた。糸縛り部233には
糸がほどけないように補強の接着剤を塗っていた。しか
しながら、この方法だと、チューブ231位置出し作業
は、作業者の目視で行われるため、パイプ232端とチ
ューブ231端の寸法のバラツキは大きく、また、補強
の接着剤も接着剤が流れ出すため十分な接着が行われて
いなかった。
明したチューブとパイプの接続構造の変形例について説
明する。図32は従来のチューブ231とパイプ232
を接続する構造を示し、パイプ232の全周に接着剤を
塗り、そこにチューブ231を挿入した後、チューブ2
31に糸縛りをして固定していた。糸縛り部233には
糸がほどけないように補強の接着剤を塗っていた。しか
しながら、この方法だと、チューブ231位置出し作業
は、作業者の目視で行われるため、パイプ232端とチ
ューブ231端の寸法のバラツキは大きく、また、補強
の接着剤も接着剤が流れ出すため十分な接着が行われて
いなかった。
【0056】そこで、図33に示すように、パイプ23
2にチューブ止め管234を所望の位置にハンダ固定
し、パイプ232の全周に接着剤を塗ったところで、チ
ューブ231をチューブ止め管234に突き当たるまで
挿入し、糸縛り固定する。そして糸縛り部233の糸が
ほどけないように補強の接着剤を塗るようにしている。
このようなチューブ接続作業を行うことにより、チュー
ブ接続作業者は、チューブ231をチューブ止め管23
4に突き当てるだけで、パイプ232端とチューブ23
1端の寸法が正確にでるのでバラツキも小さい。また、
補強の接着剤は、チューブ止め管234とチューブ23
1の段差により接着剤の流れを防止する接着受け部23
5が形成されるので、接着剤の流れも防止できる。
2にチューブ止め管234を所望の位置にハンダ固定
し、パイプ232の全周に接着剤を塗ったところで、チ
ューブ231をチューブ止め管234に突き当たるまで
挿入し、糸縛り固定する。そして糸縛り部233の糸が
ほどけないように補強の接着剤を塗るようにしている。
このようなチューブ接続作業を行うことにより、チュー
ブ接続作業者は、チューブ231をチューブ止め管23
4に突き当てるだけで、パイプ232端とチューブ23
1端の寸法が正確にでるのでバラツキも小さい。また、
補強の接着剤は、チューブ止め管234とチューブ23
1の段差により接着剤の流れを防止する接着受け部23
5が形成されるので、接着剤の流れも防止できる。
【0057】図34は、チューブとパイプの接続構造の
他の変形例を示し、パイプ232にチューブ止め部23
6を形成し、このチューブ止め部236にチューブ23
1を突き当たるまで挿入し接続しても、図33の例と同
様の作用効果が得られる。また、チューブ止め部236
はパイプ232に対し、機械加工によって形成されるの
で、チューブ止め部236の位置のバラツキは小さく、
パイプ232端とチューブ231端の寸法のバラツキを
小さく抑えることができる。
他の変形例を示し、パイプ232にチューブ止め部23
6を形成し、このチューブ止め部236にチューブ23
1を突き当たるまで挿入し接続しても、図33の例と同
様の作用効果が得られる。また、チューブ止め部236
はパイプ232に対し、機械加工によって形成されるの
で、チューブ止め部236の位置のバラツキは小さく、
パイプ232端とチューブ231端の寸法のバラツキを
小さく抑えることができる。
【0058】図35は鉗子起上ワイヤー案内管128の
構造の変形例を示す断面図である。鉗子起上ワイヤー2
6が接続されている鉗子起上台36が先端部9に対し着
脱自在で、かつ鉗子起上ワイヤー26の操作部1側と押
圧変形により固定している内視鏡において、鉗子起上ワ
イヤー26を押圧変形したまで内視鏡の先端部9から取
り出すと、鉗子起上ワイヤー案内管128内のチューブ
内面を変形した部分が傷つけてしまう恐れがあった。こ
れを防止するため、鉗子起上ワイヤー26の押圧変形部
237が最初に通過する後端パイプ129の内径は鉗子
起上ワイヤー26の外径よりもやや大きめ、かつ鉗子起
上ワイヤー26が鉗子起上ワイヤー案内管128内を通
過しても、鉗子起上ワイヤー案内管128内のチューブ
内面を傷つけない及び挿通可能な径に設定している。従
って、鉗子起上ワイヤー26の押圧変形部237が、後
端パイプ129を通過すれば、押圧変形部237の最大
径が後端パイプ129内径よりも大きい場合、押圧変形
部237外径は後端パイプ129内径以下に矯正される
ので、押圧変形部237が鉗子起上ワイヤー案内管12
8内のチューブ内面を傷つけることはない。
構造の変形例を示す断面図である。鉗子起上ワイヤー2
6が接続されている鉗子起上台36が先端部9に対し着
脱自在で、かつ鉗子起上ワイヤー26の操作部1側と押
圧変形により固定している内視鏡において、鉗子起上ワ
イヤー26を押圧変形したまで内視鏡の先端部9から取
り出すと、鉗子起上ワイヤー案内管128内のチューブ
内面を変形した部分が傷つけてしまう恐れがあった。こ
れを防止するため、鉗子起上ワイヤー26の押圧変形部
237が最初に通過する後端パイプ129の内径は鉗子
起上ワイヤー26の外径よりもやや大きめ、かつ鉗子起
上ワイヤー26が鉗子起上ワイヤー案内管128内を通
過しても、鉗子起上ワイヤー案内管128内のチューブ
内面を傷つけない及び挿通可能な径に設定している。従
って、鉗子起上ワイヤー26の押圧変形部237が、後
端パイプ129を通過すれば、押圧変形部237の最大
径が後端パイプ129内径よりも大きい場合、押圧変形
部237外径は後端パイプ129内径以下に矯正される
ので、押圧変形部237が鉗子起上ワイヤー案内管12
8内のチューブ内面を傷つけることはない。
【0059】図36は鉗子ワイヤー開口部本体96と鉗
子開口部本体238の構成の変形例を示す図である。図
37は図1の要部を示す図である。図37に示すよう
に、操作部1の外部に鉗子起上ワイヤー26の接続部2
9を有する内視鏡において、鉗子起上ワイヤー案内管1
28の外部への導出部である鉗子ワイヤー開口部本体9
6と鉗子開口部本体238は、互いに操作部1に対しか
なり出っ張っているので、これらの2つを同周上に設け
ることは、操作部1がかなり巨大化してしまい操作性、
外観上も許容できるものではない。そういった状況の中
で、外部に鉗子起上ワイヤー26の接続部29と、鉗子
開口部本体238を同居させるためには、鉗子ワイヤー
開口部本体96と鉗子開口部本体238を直列に配させ
るしか手段はなく、鉗子ワイヤー開口部本体96を操作
部1側に設ければ、鉗子開口部本体238は操作部1か
ら遠い位置になってしまい、処置具挿入の操作性が悪く
なる。また、接続部29のストロークと鉗子ワイヤー開
口部本体96と鉗子開口部本体238の長さが加算され
るので、操作部1の全長は長くなってしまう。
子開口部本体238の構成の変形例を示す図である。図
37は図1の要部を示す図である。図37に示すよう
に、操作部1の外部に鉗子起上ワイヤー26の接続部2
9を有する内視鏡において、鉗子起上ワイヤー案内管1
28の外部への導出部である鉗子ワイヤー開口部本体9
6と鉗子開口部本体238は、互いに操作部1に対しか
なり出っ張っているので、これらの2つを同周上に設け
ることは、操作部1がかなり巨大化してしまい操作性、
外観上も許容できるものではない。そういった状況の中
で、外部に鉗子起上ワイヤー26の接続部29と、鉗子
開口部本体238を同居させるためには、鉗子ワイヤー
開口部本体96と鉗子開口部本体238を直列に配させ
るしか手段はなく、鉗子ワイヤー開口部本体96を操作
部1側に設ければ、鉗子開口部本体238は操作部1か
ら遠い位置になってしまい、処置具挿入の操作性が悪く
なる。また、接続部29のストロークと鉗子ワイヤー開
口部本体96と鉗子開口部本体238の長さが加算され
るので、操作部1の全長は長くなってしまう。
【0060】従って、図36に示すように、鉗子開口部
本体238は、操作部1側および接続部29のストロー
ク間に設け、鉗子ワイヤー開口部本体96は、鉗子開口
部本体238の挿入部3側に設けるようにする。その結
果、この位置に鉗子開口部本体238を配することによ
り、処置具挿入の操作性は、鉗子起上機構を内部に有す
る内視鏡並を維持し、かつ操作部1の全長を必要最小限
に抑えることが可能となる。
本体238は、操作部1側および接続部29のストロー
ク間に設け、鉗子ワイヤー開口部本体96は、鉗子開口
部本体238の挿入部3側に設けるようにする。その結
果、この位置に鉗子開口部本体238を配することによ
り、処置具挿入の操作性は、鉗子起上機構を内部に有す
る内視鏡並を維持し、かつ操作部1の全長を必要最小限
に抑えることが可能となる。
【0061】図38および図39は操作部1の構成を示
し、図38は軸方向から見た図、図39は側面図であ
る。操作部1の外部に鉗子起上ワイヤー26の接続部2
9を有する内視鏡において、駆動軸28を配する位置は
アングルノブ7側に配している。グリップ2にビス18
2で取り付けられている駆動軸開口部25は、その幅、
長さ、高さ共、機能上必要な部分以外は最小限の寸法に
なっている。外部に出っ張っている鉗子起上機構をアン
グルノブ7側に設けたので、操作部1を把持した時邪魔
になることはない。駆動軸開口部25はできる限りコン
パクトな寸法にしているので、邪魔にならず、操作性は
損なわれない。また、指を掛け易いように駆動軸開口部
25の図39の紙面の上方側は、グリップ部2と略平行
にしてもよい。
し、図38は軸方向から見た図、図39は側面図であ
る。操作部1の外部に鉗子起上ワイヤー26の接続部2
9を有する内視鏡において、駆動軸28を配する位置は
アングルノブ7側に配している。グリップ2にビス18
2で取り付けられている駆動軸開口部25は、その幅、
長さ、高さ共、機能上必要な部分以外は最小限の寸法に
なっている。外部に出っ張っている鉗子起上機構をアン
グルノブ7側に設けたので、操作部1を把持した時邪魔
になることはない。駆動軸開口部25はできる限りコン
パクトな寸法にしているので、邪魔にならず、操作性は
損なわれない。また、指を掛け易いように駆動軸開口部
25の図39の紙面の上方側は、グリップ部2と略平行
にしてもよい。
【0062】図40は本発明の他の実施例を示し、図4
0(A)は軸方向断面図、図40(B)は図40(A)
のQーQ線に沿って矢印方向に見た断面図である。前記
実施例においては、鉗子起上ワイヤー26を内挿する軟
性の鉗子起上ワイヤー案内管128の挿入部3側の位置
に対して操作部1側での位置を偏位させ、操作部1の外
部に導出させるようにしているが、本実施例において
は、鉗子起上ワイヤー案内管128の挿入部3側の位置
に対して操作部1側での位置を操作部1内で偏位させる
ようにしている。
0(A)は軸方向断面図、図40(B)は図40(A)
のQーQ線に沿って矢印方向に見た断面図である。前記
実施例においては、鉗子起上ワイヤー26を内挿する軟
性の鉗子起上ワイヤー案内管128の挿入部3側の位置
に対して操作部1側での位置を偏位させ、操作部1の外
部に導出させるようにしているが、本実施例において
は、鉗子起上ワイヤー案内管128の挿入部3側の位置
に対して操作部1側での位置を操作部1内で偏位させる
ようにしている。
【0063】先端部本体33には、鉗子起上台36が取
り付けられ、鉗子起上ワイヤー26がチップ38を介し
て鉗子起上台36に取り付けられている。鉗子起上台3
6は、ツマミ部162を回転し鉗子起上ワイヤー26を
進退させると、起上軸39を中心に起上、倒置する。鉗
子起上ワイヤー26は、操作部1の操作部本体99内に
ある接続部240に図示しないビスにより押圧固定され
ており、接続部240は、リンク腕242を介してラッ
ク部244へと接続されている。従って、ラック部24
4に係合しているピニオン部245をツマミ部162で
回転することにより、鉗子起上ワイヤー26は進退す
る。また、鉗子起上ワイヤー26を案内する鉗子起上ワ
イヤー案内チューブ246が、先端部9側は、先端部本
体33に取り付けられた先端口金247で、操作部1側
は操作部本体99内の固定具248に取り付けられた後
端口金249にそれぞれ接続されて、挿入部3内に配さ
れている。後端口金249の取付位置は、起上力量を軽
減するため、駆動棒250の腕の長さを長くしているこ
とにより、図40の紙面上方に配されており、先端口金
247の取付位置と偏位している。そこで、その偏位部
分には、偏位を案内するためのガイドA251とガイド
B252を設けており、ガイドA251とガイドB25
2は接着により固定されている。
り付けられ、鉗子起上ワイヤー26がチップ38を介し
て鉗子起上台36に取り付けられている。鉗子起上台3
6は、ツマミ部162を回転し鉗子起上ワイヤー26を
進退させると、起上軸39を中心に起上、倒置する。鉗
子起上ワイヤー26は、操作部1の操作部本体99内に
ある接続部240に図示しないビスにより押圧固定され
ており、接続部240は、リンク腕242を介してラッ
ク部244へと接続されている。従って、ラック部24
4に係合しているピニオン部245をツマミ部162で
回転することにより、鉗子起上ワイヤー26は進退す
る。また、鉗子起上ワイヤー26を案内する鉗子起上ワ
イヤー案内チューブ246が、先端部9側は、先端部本
体33に取り付けられた先端口金247で、操作部1側
は操作部本体99内の固定具248に取り付けられた後
端口金249にそれぞれ接続されて、挿入部3内に配さ
れている。後端口金249の取付位置は、起上力量を軽
減するため、駆動棒250の腕の長さを長くしているこ
とにより、図40の紙面上方に配されており、先端口金
247の取付位置と偏位している。そこで、その偏位部
分には、偏位を案内するためのガイドA251とガイド
B252を設けており、ガイドA251とガイドB25
2は接着により固定されている。
【0064】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、鉗子起上ワイヤーを内挿する軟性の鉗子起上ワ
イヤー案内管の挿入部側の位置に対して操作部での位置
を偏位させるとともに、前記鉗子起上ワイヤー案内管の
偏位部を概略固定する案内手段を設けることにより、鉗
子起上ワイヤー案内管が軟性であるため、組立作業性が
よく鉗子起上ワイヤー案内管の偏位部には案内手段を設
けるだけでよく、鉗子起上ワイヤー案内管自体に特別な
措置を施す必要がないので、従来通りの挿入部外径が維
持でき、かつ、洗浄時は鉗子起上台と鉗子起上ワイヤー
を取り外すだけで十分な洗浄が行えるので、洗浄作業も
簡単となる。
よれば、鉗子起上ワイヤーを内挿する軟性の鉗子起上ワ
イヤー案内管の挿入部側の位置に対して操作部での位置
を偏位させるとともに、前記鉗子起上ワイヤー案内管の
偏位部を概略固定する案内手段を設けることにより、鉗
子起上ワイヤー案内管が軟性であるため、組立作業性が
よく鉗子起上ワイヤー案内管の偏位部には案内手段を設
けるだけでよく、鉗子起上ワイヤー案内管自体に特別な
措置を施す必要がないので、従来通りの挿入部外径が維
持でき、かつ、洗浄時は鉗子起上台と鉗子起上ワイヤー
を取り外すだけで十分な洗浄が行えるので、洗浄作業も
簡単となる。
【図1】本発明における内視鏡の全体構成を示す概略図
である。
である。
【図2】図1の先端部9において先端着脱部93が先端
部本体33から取り外された状態を示す概略図である。
部本体33から取り外された状態を示す概略図である。
【図3】図2の先端部9を示し、図3(A)は概略正面
図、図3(B)は図3(A)のG−G線に沿って矢印方
向に見た断面図、図3(C)は図3(B)のH−H線に
沿って矢印方向に見た断面図である。
図、図3(B)は図3(A)のG−G線に沿って矢印方
向に見た断面図、図3(C)は図3(B)のH−H線に
沿って矢印方向に見た断面図である。
【図4】図3(A)のF−F線に沿って矢印方向に見た
断面図である。
断面図である。
【図5】図5(A)は図3(B)のI方向から見た一部
側面図、図5(B)は図5(A)のI′方向から視た正
面図である。
側面図、図5(B)は図5(A)のI′方向から視た正
面図である。
【図6】図3(B)のE−E線に沿って矢印方向に見た
断面図である。
断面図である。
【図7】図4のJ−J線に沿って矢印方向に見た断面図
である。
である。
【図8】図7の構造と一部が異なる図であり、図3
(A)のJ′−J′線に沿って矢印方向に見た断面図で
ある。
(A)のJ′−J′線に沿って矢印方向に見た断面図で
ある。
【図9】図8と同様の図で図8の構造の他の例を示す図
である。
である。
【図10】スロープ部本体40を示し、図10(A)は
平面図、図10(B)は側面図である。
平面図、図10(B)は側面図である。
【図11】本発明の1実施例を示し、図1の鉗子起上ワ
イヤー開口部24の詳細を示す断面図である。
イヤー開口部24の詳細を示す断面図である。
【図12】図11のK−K線に沿って矢印方向に見た断
面図である。
面図である。
【図13】図11の鉗子起上ワイヤー案内管128の構
成および組み付け方法を説明するための断面図である。
成および組み付け方法を説明するための断面図である。
【図14】図11のL−L線に沿って矢印方向に見た断
面図である。
面図である。
【図15】図11のM−M線に沿って矢印方向に見た断
面図である。
面図である。
【図16】鉗子起上ワイヤー26が鉗子起上ワイヤー案
内管128内を通過している状態の拡大断面図である。
内管128内を通過している状態の拡大断面図である。
【図17】本発明の他の実施例を示す図12と同様の断
面図である。
面図である。
【図18】本発明の他の実施例を示す図である。
【図19】図1の駆動軸開口部25と鉗子起上レバー2
7の周辺部の構成を示す断面図である。
7の周辺部の構成を示す断面図である。
【図20】図19の駆動軸開口部25の周辺部の拡大断
面図である。
面図である。
【図21】図21の接続部29の構成を示し、図21
(A)は断面図、図21(B)は平面図である。
(A)は断面図、図21(B)は平面図である。
【図22】図21(A)のR−R線に沿って矢印方向に
見た断面図である。
見た断面図である。
【図23】図21の接続部29の構成の変形例を示す断
面図である。
面図である。
【図24】図23の鉗子起上ワイヤー26のワイヤー受
け部208とワイヤー押圧部196の種々の形状を示す
断面図である。
け部208とワイヤー押圧部196の種々の形状を示す
断面図である。
【図25】本発明の他の実施例を示し、鉗子起上ワイヤ
ー開口部24の詳細を示す断面図である。
ー開口部24の詳細を示す断面図である。
【図26】図25のP−P線に沿って矢印方向に見た断
面図である。
面図である。
【図27】図21の接続部29の構成の変形例を示し、
図27(A)は断面図、図27(B)は鉗子起上ワイヤ
ー26の押圧状態を示す拡大断面図である。
図27(A)は断面図、図27(B)は鉗子起上ワイヤ
ー26の押圧状態を示す拡大断面図である。
【図28】図11の口金固定カバー95の固定構造の他
の例を示す図である。
の例を示す図である。
【図29】図11の口金固定カバー95の固定構造の他
の例を示す図である。
の例を示す図である。
【図30】グリップ部2、口金固定カバー95および鉗
子ワイヤー開口部本体96の固定構造の例を示す断面図
である。
子ワイヤー開口部本体96の固定構造の例を示す断面図
である。
【図31】グリップ部2、口金固定カバー95および鉗
子ワイヤー開口部本体96の固定構造の他の例を示す断
面図である。
子ワイヤー開口部本体96の固定構造の他の例を示す断
面図である。
【図32】従来のチューブとパイプの接続構造を示す断
面図である。
面図である。
【図33】本発明に用いられるチューブとパイプの接続
構造の変形例を示す断面図である。
構造の変形例を示す断面図である。
【図34】本発明に用いられるチューブとパイプの接続
構造の他の変形例を示す断面図である。
構造の他の変形例を示す断面図である。
【図35】鉗子起上ワイヤー案内管128の構造の変形
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
【図36】鉗子ワイヤー開口部本体96と鉗子開口部本
体238の構成の変形例を示す図である。
体238の構成の変形例を示す図である。
【図37】図1の要部を示す図である。
【図38】操作部1の構成を示す軸方向から見た図であ
る。
る。
【図39】操作部1の構成を示す側面図である。
【図40】本発明の他の実施例を示し、図40(A)は
軸方向断面図、図40(B)は図40(A)のQーQ線
に沿って矢印方向に見た断面図である。
軸方向断面図、図40(B)は図40(A)のQーQ線
に沿って矢印方向に見た断面図である。
1…操作部、3…挿入部、9…先端部、26…鉗子起上
ワイヤー 36…鉗子起上台、128…鉗子起上ワイヤー案内管 143、145…案内手段
ワイヤー 36…鉗子起上台、128…鉗子起上ワイヤー案内管 143、145…案内手段
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【作用】本発明においては、鉗子起上ワイヤーを内挿す
る軟性の鉗子起上ワイヤー案内管の挿入部側の位置に対
して操作部での位置を偏位させるとともに、前記鉗子起
上ワイヤー案内管の偏位部を概略固定する案内手段を設
けることにより、鉗子起上ワイヤー案内管が軟性である
ため組立作業性がよく、鉗子起上ワイヤー案内管の偏位
部には案内手段を設けるだけでよく、鉗子起上ワイヤー
案内管自体に特別な措置を施す必要がないので、従来通
りの挿入部外径が維持でき、かつ、洗浄時は鉗子起上台
と鉗子起上ワイヤーを取り外すだけで十分な洗浄が行え
るので、洗浄作業も簡単となる。
る軟性の鉗子起上ワイヤー案内管の挿入部側の位置に対
して操作部での位置を偏位させるとともに、前記鉗子起
上ワイヤー案内管の偏位部を概略固定する案内手段を設
けることにより、鉗子起上ワイヤー案内管が軟性である
ため組立作業性がよく、鉗子起上ワイヤー案内管の偏位
部には案内手段を設けるだけでよく、鉗子起上ワイヤー
案内管自体に特別な措置を施す必要がないので、従来通
りの挿入部外径が維持でき、かつ、洗浄時は鉗子起上台
と鉗子起上ワイヤーを取り外すだけで十分な洗浄が行え
るので、洗浄作業も簡単となる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】次に、図2〜図10により先端部9の詳細
について説明する。図2は図1の先端部9において先端
着脱部93が先端部本体33から取り外された状態を示
す概略図である。図3は図2の先端部9を示し、図3
(A)は概略正面図、図3(B)は図3(A)のG−G
線に沿って矢印方向に見た断面図、図3(C)は図3
(B)のH−H線に沿って矢印方向に見た断面図であ
る。図4は図3(A)のB−B線に沿って矢印方向に見
た断面図である。図5(A)は図3(B)のI方向から
視た一部側面図、図5(B)は図5(A)のI′方向か
ら視た正面図である。図6は図3(B)のE−E線に沿
って矢印方向に見た断面図である。図7は図4のJ−J
線に沿って矢印方向に見た断面図である。図8は図7の
構造と一部が異なる図であり、図3(A)のJ′−J′
線に沿って矢印方向に見た断面図である。図9は図8と
同様の図で図8の構造の他の例を示す図である。図10
はスロープ部本体40を示し、図10(A)は平面図、
図10(B)は側面図である。
について説明する。図2は図1の先端部9において先端
着脱部93が先端部本体33から取り外された状態を示
す概略図である。図3は図2の先端部9を示し、図3
(A)は概略正面図、図3(B)は図3(A)のG−G
線に沿って矢印方向に見た断面図、図3(C)は図3
(B)のH−H線に沿って矢印方向に見た断面図であ
る。図4は図3(A)のB−B線に沿って矢印方向に見
た断面図である。図5(A)は図3(B)のI方向から
視た一部側面図、図5(B)は図5(A)のI′方向か
ら視た正面図である。図6は図3(B)のE−E線に沿
って矢印方向に見た断面図である。図7は図4のJ−J
線に沿って矢印方向に見た断面図である。図8は図7の
構造と一部が異なる図であり、図3(A)のJ′−J′
線に沿って矢印方向に見た断面図である。図9は図8と
同様の図で図8の構造の他の例を示す図である。図10
はスロープ部本体40を示し、図10(A)は平面図、
図10(B)は側面図である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】図7〜図9に示すように、鉗子起上台36
はチップ収納部37を有し、チップ収納部37には、鉗
子起上ワイヤー26の先端にスウェージングで設けたチ
ップ38が収納されている。鉗子起上台36は、プラス
チック等の起上軸39によりスロープ部本体40に所定
の角度範囲内で回転可能に設けられている。
はチップ収納部37を有し、チップ収納部37には、鉗
子起上ワイヤー26の先端にスウェージングで設けたチ
ップ38が収納されている。鉗子起上台36は、プラス
チック等の起上軸39によりスロープ部本体40に所定
の角度範囲内で回転可能に設けられている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】図3(A)のB−B線に沿って矢印方向に見た
断面図である。
断面図である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図21
【補正方法】変更
【補正内容】
【図21】図20の接続部29の構成を示し、図21
(A)は断面図、図21(B)はN−N線に沿って矢印
方向に見た断面図である。
(A)は断面図、図21(B)はN−N線に沿って矢印
方向に見た断面図である。
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】
【手続補正14】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図18
【補正方法】変更
【補正内容】
【図18】
【手続補正15】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図19
【補正方法】変更
【補正内容】
【図19】
【手続補正16】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図20
【補正方法】変更
【補正内容】
【図20】
【手続補正17】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図21
【補正方法】変更
【補正内容】
【図21】
【手続補正18】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図23
【補正方法】変更
【補正内容】
【図23】
【手続補正19】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図25
【補正方法】変更
【補正内容】
【図25】
【手続補正20】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図27
【補正方法】変更
【補正内容】
【図27】
【手続補正21】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図30
【補正方法】変更
【補正内容】
【図30】
【手続補正22】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図31
【補正方法】変更
【補正内容】
【図31】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 倉 康人 東京都渋谷区幡ヶ谷二丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 北野誠二 東京都渋谷区幡ヶ谷二丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 伊藤秀雄 東京都渋谷区幡ヶ谷二丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】先端部に設けられる鉗子起上台を操作部の
操作により鉗子起上ワイヤーを介して起上、倒置させる
内視鏡において、鉗子起上ワイヤーを内挿する軟性の鉗
子起上ワイヤー案内管の挿入部側の位置に対して操作部
での位置を偏位させるとともに、前記鉗子起上ワイヤー
案内管の偏位部を概略固定する案内手段を設けたことを
特徴とする内視鏡。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5333218A JPH07184848A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 内視鏡 |
US08/237,000 US5569157A (en) | 1993-05-07 | 1994-05-02 | Endoscope |
US08/638,984 US5707344A (en) | 1993-05-07 | 1996-04-25 | Endoscope |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5333218A JPH07184848A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 内視鏡 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07184848A true JPH07184848A (ja) | 1995-07-25 |
Family
ID=18263640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5333218A Withdrawn JPH07184848A (ja) | 1993-05-07 | 1993-12-27 | 内視鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07184848A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018122121A (ja) * | 2015-07-21 | 2018-08-09 | ジーアイ・サイエンティフィック・リミテッド・ライアビリティ・カンパニーGi Scientific, Llc | 角度調整可能な出口ポータルを有する内視鏡付属物 |
CN111918595A (zh) * | 2018-03-29 | 2020-11-10 | 奥林巴斯株式会社 | 插入器具 |
JP2022018298A (ja) * | 2020-07-15 | 2022-01-27 | オリンパス株式会社 | 内視鏡、起上台デバイス |
JP2023103987A (ja) * | 2022-01-14 | 2023-07-27 | テウン メディカル カンパニー リミテッド | 挿入ユニットおよびこれを含む着脱型内視鏡 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP5333218A patent/JPH07184848A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018122121A (ja) * | 2015-07-21 | 2018-08-09 | ジーアイ・サイエンティフィック・リミテッド・ライアビリティ・カンパニーGi Scientific, Llc | 角度調整可能な出口ポータルを有する内視鏡付属物 |
CN111918595A (zh) * | 2018-03-29 | 2020-11-10 | 奥林巴斯株式会社 | 插入器具 |
JPWO2019187210A1 (ja) * | 2018-03-29 | 2021-01-07 | オリンパス株式会社 | 挿入具、内視鏡 |
JP2022018298A (ja) * | 2020-07-15 | 2022-01-27 | オリンパス株式会社 | 内視鏡、起上台デバイス |
JP2023103987A (ja) * | 2022-01-14 | 2023-07-27 | テウン メディカル カンパニー リミテッド | 挿入ユニットおよびこれを含む着脱型内視鏡 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010306 |