JPH07180432A - パワーウインド装置 - Google Patents
パワーウインド装置Info
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- JPH07180432A JPH07180432A JP5325042A JP32504293A JPH07180432A JP H07180432 A JPH07180432 A JP H07180432A JP 5325042 A JP5325042 A JP 5325042A JP 32504293 A JP32504293 A JP 32504293A JP H07180432 A JPH07180432 A JP H07180432A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- window
- motor
- time
- wind
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Stopping Of Electric Motors (AREA)
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
- Window Of Vehicle (AREA)
Abstract
置を提供する。 【構成】 ウインドモータ10が停止しているとき、停
止する以前の回転方向を記憶する駆動方向記憶手段6を
備え、ウインドモータ10が再起動された際のウインド
モータ10の回転方向が駆動方向記憶手段6の記憶方向
と異なるとき、予め定められた時間およびパルス信号発
生手段3よりのパルス信号数が予め定められた値を越え
るまでの間のいずれかの間で負荷検出手段5の反転指令
信号の発生を禁止する禁止手段7をそなえているパワー
ウインド装置1。
Description
ラスを自動的に上昇移動または下降移動させるのに利用
されるパワーウインド装置に関する。
に上昇移動または下降移動するパワーウインド装置とし
ては、スイッチの操作によってパワーウインドモータに
電源の電流を切換えて供給するコントローラを備えてい
るものが知られている。スイッチがウインド開側にオン
されると、このスイッチのオン時間に対応してパワーウ
インドモータにウインドガラスを開けるための電流が供
給され、スイッチがウインド閉側にオンされるとスイッ
チのオン時間に対応してパワーウインドモータにウイン
ドガラスを閉めるための電流が供給される。パワーウイ
ンドモータには回転センサが設けられており、この回転
センサはパワーウインドモータのモータシャフトが回転
することによってパルス信号を発生するため、コントロ
ーラは回転センサが発生したパルス信号のカウント値に
よってウインドガラスの現在位置を検出するとともに、
そのときのパルス信号の間隔によってウインドガラスの
移動速度を検出する。スイッチがウインド閉側にオンさ
れてウインドガラスを閉める方向に移動しているとき
に、パルス信号の数が極端に少なくなり且つウインドガ
ラスの移動速度が極端に減少したらコントローラはウイ
ンドガラスの移動側に挟み込みが発生している認識を行
うため、パワーウインドモータに対する電流を反転して
供給しウインドガラスを閉める方向から開ける方向に反
転移動させる。
ウインド装置では、パワーウインドモータに備えたモー
タシャフトとこのモータシャフトの回転力を出力する出
力軸との間やパワーウインドモータの出力軸とウインド
ガラスの移動を支持するウインドレギュレータとの間に
ウインドガラスがストローク端に到達した際の衝撃を和
らげるための弾性体が内蔵されているため、ウインドガ
ラスが上昇中に一旦停止された後に再度上昇された場
合、弾性体はウインドガラスが停止するまで弾性力を蓄
積し、停止した後に再度上昇した際も弾性力を蓄積した
ままの状態となるが、ウインドガラスが下降中に一旦停
止された後に上昇された場合、下降中に蓄積した弾性力
を下降から上昇に反転するタイミングで放出してしまう
ため、図5に示すように、モータの回転数は瞬間的に極
端に上がった後にすぐに下がり、それによって、コント
ローラは挟み込みが発生したことの誤認識をする可能性
を有するという問題点があり、前記の問題点を解決する
ことが課題となっていた。
は、誤作動を起こすことのないパワーウインド装置を提
供することを目的としている。
ウインド装置は、ウインドガラスを昇降させるウインド
モータと、ウインドモータの回転に同期してパルス信号
を発生するパルス信号発生手段と、乗員の操作により、
ウインドガラスの昇降を指令するスイッチ手段と、スイ
ッチ手段の信号によってウインドモータを駆動する駆動
手段と、ウインドガラスの上昇中、ウインドモータの回
転速度が所定値よりも減少したとき、ウインドガラスを
下降させる信号を駆動手段に送給する負荷検出手段と備
えたパワーウインド装置であって、ウインドモータが停
止しているとき、停止する以前の回転方向を記憶する駆
動方向記憶手段を備え、ウインドモータが再起動された
際のウインドモータの回転方向が駆動方向記憶手段の記
憶方向と異なるとき、予め定められた時間およびパルス
信号発生手段よりのパルス信号数が予め定められた値を
越えるまでの間のいずれかの間で負荷検出手段の反転指
令信号の発生を禁止する禁止手段をそなえている構成と
したことを特徴としている。
おいて、ウインドガラスが下降しているときに、一旦停
止されてから上昇された際、ウインドガラスが下降して
いたときのウインドモータの回転方向が駆動方向記憶手
段によって記憶され、ウインドカラスが一旦停止されて
から上昇されたときのウインドモータの回転方向が駆動
方向記憶手段によって記憶された方向と異なることによ
って禁止手段は予め定められた時間かパルス信号よりの
パルス信号が予め定められた値を越えるまでの間のいず
れかの間で負荷検出手段より反転指令信号を発生しない
制御が行われる。それ故、ウインドガラスが下降中に一
旦停止してから上昇されたときにわずかなマスク時間を
介してウインドガラスの制御が行われるものとなる。
ーウインド装置の一実施例が示されており、図1はパワ
ーウインド装置の要部構成図、図2はパワーウインド装
置の全体構成図、図3,図4はパワーウインド装置にお
いての制御動作を説明するフローチャートである。
示すように、主として、スイッチ手段2、パルス信号発
生手段3、駆動手段4、負荷検出手段5、駆動方向記憶
手段6を内蔵した禁止手段7から構成されており、駆動
手段4はウインドモータ10に備えられた第1のブラシ
端子10aと第2のブラシ端子10bに電気的に接続さ
れ、スイッチ手段2は図2に示す制御手段11に電気的
に接続され、負荷検出手段5と禁止手段7とは制御手段
11に備えられたマイクロコンピュータ12に内蔵され
ている。
ップスイッチ2a、ダウンスイッチ2b、オートスイッ
チ2cが備えられており、アップスイッチ2aは乗員に
よりオン操作されるとオン操作時間に応答しマニュアル
のアップ指令信号を発生して制御手段11のマイクロコ
ンピュータ12に送給し、ダウンスイッチ2bは乗員に
よりオン操作されるとオン操作時間に応答しマニュアル
のダウン指令信号を発生して制御手段11のマイクロコ
ンピュータ12に送給する。オートスイッチ2cはアッ
プスイッチ2aとともに乗員によりオン操作されるとア
ップスイッチ2aがオフされてもマニュアルのアップ指
令信号を継続させるための継続指令を制御手段11のマ
イクロコンピュータ12に送給し、オートスイッチ2c
はダウンスイッチ2bとともに乗員によりオン操作され
るとダウンスイッチ2bがオフされてもマニュアルのダ
ウン指令信号を継続させるための継続指令を制御手段1
1のマイクロコンピュータ12に送給する。
制御手段11には、イグニションスイッチ13と電源5
0が電気的に接続されているとともにウインドモータ1
0が電気的に接続されている。イグニションスイッチ1
3がオンされると制御手段11に電源50を接続するた
め、制御手段11を作動待機の状態とする。
えられており、この出力軸10cは、第1のブラシ端子
10aから第2のブラシ端子10bに向けて電源50の
電流が供給されると正回転し、第2のブラシ端子10b
から第1のブラシ端子10aに向けて電源50の電流が
供給されると逆回転する。
レギュレータ20を介してウインドガラス30が連結さ
れており、出力軸10cが正回転することによってウイ
ンドレギュレータ20が下方側に作動されるためウイン
ドガラス30を全開側に移動させ、出力軸10cが逆回
転することによってウインドレギュレータ20が上方側
に作動されるためウインドガラス30を全閉側に移動さ
せる。
示しないモータシャフトと出力軸10cとのあいだには
図示しない衝撃吸収用のゴムダンパ(弾性体)が配置さ
れており、前記モータシャフトの回転動力は前記ゴムダ
ンパを介して出力軸10cに伝達される。
号発生手段3が取付けられており、このパルス信号発生
手段3は出力軸10cの回転に同期してパルス信号を発
生する。パルス信号発生手段3は出力軸10cが回転し
ないとパルス信号を発生しない。パルス信号発生手段3
が発生するパルス信号は、出力軸10cの回転速度が高
いと周期が短くなり、出力軸10cの回転速度が低いと
周期が長くなる。パルス信号発生手段3が発生したパル
ス信号は制御手段11のマイクロコンピュータ12に送
給されるため、マイクロコンピュータ12によって認識
される。
ピュータ12、電源回路14、リセット回路15、電源
電圧検出回路16、駆動手段4が備えられている。
ているとともに他方がマイクロコンピュータ12の電源
入力部に接続されているため、マイクロコンピュータ1
2内の制御素子に電源50の電流を常時供給している。
されているとともに他方がマイクロコンピュータ12の
リセット入力部に接続されているため、イグニションス
イッチ13がオンされる毎にマイクロコンピュータ12
を初期状態にセットする。
ンスイッチ15に接続されているとともに他方がマイク
ロコンピュータ12の電源電圧検出部に接続されてお
り、イグニションスイッチ15がオンされた際に生ずる
過電流をマイクロコンピュータ12に流さないための機
能を有する。
手段5、禁止手段7と制御用素子が備えられている 負荷検出手段5はパルス信号発生手段3が発生したパル
ス信号を計数することによってウインドガラス30の全
閉位置から全開位置までの全ストローク内での現在位置
をパルス信号数により相対的に検出するとともに、パル
ス信号発生手段3が発生したパルス信号に基づいてウイ
ンドガラス30の全ストローク内で全閉位置の近傍から
全閉位置と全開位置とのほぼ中間部分までを反転領域A
として認識し、パルス信号発生手段3が発生したパルス
信号の周期を一定時間内でサンプリングすることによっ
てウインドガラス30の移動速度ωをウインドモータ1
0の出力軸10cの回転速度により相対的に算出し、ス
イッチ手段3よりアップ指令信号が発生していてウイン
ドガラス30の現在位置が反転領域A内にあり、且つ出
力軸10cの回転速度に基づいて算出されたウインドガ
ラス30の移動速度ωが予め定められた値ωref を越え
て減少したときに反転指令信号を発生する。発生した反
転指令信号は後述する駆動手段4に送給される。ここ
で、全閉位置の近傍とはウインドガラス30が全閉位置
の手前において人間の指等が挟み込めない大きさに相当
する。
されており、この駆動方向記憶手段6はパルス信号発生
手段3が発生したパルス信号がある状態で、パルス信号
発生手段3よりのパルス信号が消滅した際に、消滅する
以前にスイッチ手段2から発生していたダウン指令信号
(アップ指令信号)によって、そのときまで出力軸10
cが回転していた方向を認識してマイクロコンピュータ
12内の所定のラムエリアに保存する。
したパルス信号が一旦消滅した後に再度発生された際、
そのときスイッチ手段2から発生したアップ指令信号
(ダウン指令信号)によって、出力軸10cの回転方向
を検出し、検出した出力軸10cの回転方向と前記駆動
方向記憶手段6によって記憶されている出力軸10cの
回転方向とが異なるときに予め定められた時間Txに設
定した禁止タイマ時間Tsで反転禁止信号を発生する。
検出した出力軸10cの回転方向と駆動方向記憶手段6
によって記憶されている出力軸10cの回転方向とが同
じときは反転禁止信号は発生しない。反転禁止信号が発
生すると負荷検出手段5から発生している反転指令信号
がカットオフされる。禁止手段7によって発生される反
転禁止信号はパルス信号発生手段3よりのパルス信号数
が予め定められた値を越えるまでの間としてもよい。
段2のアップスイッチ2aがオン操作されることによっ
てマニュアルのアップ指令信号が発生するとアップスイ
ッチ2aの操作時間に対応して出力段から後述する駆動
手段4にアップ駆動指令信号を送給し、スイッチ手段2
のダウンスイッチ2bがオン操作されることによってマ
ニュアルのダウン指令信号が発生するとダウンスイッチ
2bの操作時間に対応して出力段から前記駆動手段4に
ダウン駆動指令信号を送給し、スイッチ手段2のオート
スイッチ2cがアップスイッチ2aとともにオン操作さ
れるとアップスイッチ2aがオフされてもマニュアルの
アップ指令信号を継続させて出力段から前記駆動手段4
に対するアップ駆動指令信号を送給し続け、スイッチ手
段2のオートスイッチ2cがダウンスイッチ2bととも
にオン操作されるとダウンスイッチ2bがオフされても
マニュアルのダウン指令信号を継続させて出力段から前
記駆動手段4に対するダウン駆動指令信号を送給し続
け、禁止手段7より反転禁止信号が発生している間は負
荷検出手段5より発生している反転指令信号を無視す
る。
ッチ手段2のアップスイッチ2aがオンされることによ
ってパルス信号発生手段3よりパルス信号が発生したと
きにウインドガラス30のアップ側移動を認識するため
の方向フラグをセットし、スイッチ手段2のダウンスイ
ッチ2bがオンされることによってパルス信号発生手段
3よりパルス信号が発生したときにウインドガラス30
のダウン側移動を認識するため方向フラグをリセットす
る。
続手段であって、マイクロコンピュータ12の出力段に
接続されているため、マイクロコンピュータ12の出力
段から送給されたアップ駆動指令信号があるとウインド
モータ10の第1のブラシ端子10aから第2のブラシ
端子10bに向けて電源50の電流を供給し、マイクロ
コンピュータ12の出力段から送給されたダウン駆動指
令信号があるとウインドモータ10の第2のブラシ端子
10bから第1のブラシ端子10aに向けて電源50の
電流を供給する。
置1は図3および図4に示す制御動作を行う。
ることによって制御手段11は動作待機の状態にあり、
ウインドガラス30が全閉位置にある状態で乗員によっ
てスイッチ手段2のダウンスイッチ2bがオン操作され
ると、ステップ80においての判別でオートスイッチ2
cはオンされていないのでステップ81に移行し、ステ
ップ81においての判別でオート動作は行っていないの
でステップ82に移行し、ステップ82においての判別
でアップスイッチ2aはオン操作されていないのでステ
ップ83に移行し、ステップ83においての判別でダウ
ンスイッチ2bはオン操作されているのでステップ84
に移行し、ステップ84においてマニュアルダウン駆動
の実行が行われる。このとき、マイクロコンピュータ1
2はダウンスイッチ2bのオン操作を認識し、ダウンス
イッチ2bの操作時間に応答して出力段から駆動手段4
にダウン駆動指令信号を送給し、ウインドモータ10の
第1のブラシ端子10aから第2のブラシ端子10bに
向けて電源50の電流を供給するため、ウインドモータ
10の出力軸10cは正回転し、ウインドモータ10の
出力軸10cが正回転を始めることによってパルス信号
発生手段3がパルス信号を発生するため、ステップ84
から移行したステップ85において方向フラグのリセッ
トが実行され、ステップ85からステップ86に移行
し、ステップ86においての判別で禁止タイマ時間Ts
はタイムアップしていないのでステップ87に移行し、
ステップ87において禁止タイマ時間Tsの計測チェッ
クを行ってステップ88に移行し、ステップ88におい
ての判別で方向フラグはセットされていないので最初の
ステップ80に戻って次の回のルーチンに入る。
によってウインドガラス30を全開側に移動させる。
ン操作されることによってウインドガラス30が全開側
に移動され、反転領域A内を移動している途中で、ダウ
ンスイッチ2bがオフ操作されると、ステップ83にお
いての判別でステップ89に移行し、ステップ89にお
いて駆動手段4に対して送給されているダウン駆動指令
信号をカットオフするためウインドモータ10は出力軸
10cの回転が停止され、ステップ89からステップ9
0に移行して禁止タイマ時間Tsを時間Txに設定して
ステップ86に移行し、ステップ86においての判別で
禁止タイマ時間Tsはタイムアップしていないのでステ
ップ87に移行し、ステップ87において禁止タイマ時
間Tsの計測チェック(タイマは作動していないのでデ
ータはない。)を行ってステップ88に移行し、ステッ
プ88においての判別で方向フラグもセットされていな
いのでステップ80に戻って次の回のルーチンを行う。
ダウンスイッチ2bがオン操作されているときにオフ操
作されるとウインドモータ10は出力軸10cの回転が
停止されてウインドガラス30は全開位置と全閉位置と
のあいだで停止される。
6はダウンスイッチ2bがオフ操作されたときまでに出
力軸10cが回転していた方向を認識しており、ウイン
ドモータ10の衝撃吸収用のゴムダンパは弾性力を蓄積
している状態となっている。スイッチ手段2のダウンス
イッチ2bがオン操作されてからオフ操作され、その後
にオープンスイッチ2aがオン操作されると、ステップ
80においての判別でステップ81に移行し、ステップ
81においての判別でステップ82に移行し、ステップ
82においての判別でステップ91に移行するため、ス
テップ91においてマニュアルアップ駆動の実行が行わ
れる。このとき、マイクロコンピュータ12はアップス
イッチ2aのオン操作を認識し、アップスイッチ2aの
操作時間に応答して出力段から駆動手段4にアップ駆動
指令信号を送給し、ウインドモータ10の第2のブラシ
端子10bから第1のブラシ端子10aに向けて電源5
0の電流を供給するため、ウインドモータ10の出力軸
10cは逆回転し、ウインドモータ10の出力軸10c
が逆回転を始めることによってパルス信号発生手段3が
パルス信号を発生し、ステップ91から移行したステッ
プ92において方向フラグをセットを行ってステップ8
6に移行し、ステップ86においての判別で禁止タイマ
時間Tsはタイムアップしていないのでステップ87に
移行し、ステップ87において禁止タイマ時間Tsの計
測チェックを行ってステップ88に移行し、ステップ8
8においての判別で方向フラグはセットされているので
ステップ93に移行し、ステップ93においての判別で
アップ動作であるためステップ94に移行し、ステップ
94においての判別でウインドガラス30は反転領域A
内にあるためステップ95に移行し、ステップ95にお
いてウインドガラス30の移動速度ωをウインドモータ
10の出力軸10cの回転速度により相対的に算出して
ステップ96に移行し、ステップ96においてウインド
ガラス30の移動速度ωが予め定められた値ωref を越
えて減少したか否かが判別されるため、ウインドガラス
30が反転領域A内を移動していて挟み込みがなけれ
ば、移動速度ωは予め定められた値ωref を越えて減少
しないのでステップ96からステップ80に戻って次の
回のルーチンを行い、次の回のルーチンでステップ86
においての判別で禁止タイマ時間Tsはタイムアップし
ていないのでステップ87に移行し、ステップ87にお
いて禁止タイマ時間Tsの計測チェック(タイマは作動
していないのでデータはない。)を行い、禁止タイマ時
間Tsがタイムアップするまでステップ86からステッ
プ87、ステップ88に移行するルーチンを繰り返すた
め、禁止タイマ時間Tsがタイムアップするまでは負荷
検出手段5より発生している反転指令信号を無視する。
アップスイッチ2aがオン操作されると、ウインドモー
タ10の出力軸10cが逆方向に回転するため、ウイン
ドモータ10の衝撃吸収用ダンパは弾性力を放出するの
で、出力軸10cの回転数は瞬間的に上がった後にすぐ
に下がるが、その間は禁止タイマ時間Tsのタイマ時間
に対応して負荷検出手段5よりの反転指令信号は無視さ
れ、ウインドガラス30の移動速度ωをウインドモータ
10の出力軸10cの回転速度により相対的に算出しな
いため、出力軸10cの回転速度が急激に下がっても負
荷の変動を検出しない。
ステップ86からステップ93に移行し、アップスイッ
チ2aのオン操作の認識によってステップ93からステ
ップ94に移行し、ウインドガラス30が反転領域A内
にあるとステップ94においての判別でステップ95に
移行し、ステップ95においてウインドガラス30の移
動速度ωをウインドモータ10の出力軸10cの回転速
度により相対的に算出してステップ96に移行し、ステ
ップ96においてウインドガラス30の移動速度ωが予
め定められた値ωref を越えて減少したか否かが判別さ
れる。
A内を全閉側に移動している途中で挟み込みが発生する
と、移動速度ωが予め定められた値ωref を越えて減少
するためステップ97に移行し、ステップ97において
反転下降の実行がなされるので、駆動手段4に対して送
給されているアップ駆動指令信号がダウン駆動指令信号
に切換えられ、ウインドモータ10に対する電流供給の
方向が反対になるため、出力軸10cは回転方向が反転
されてウインドガラス30を全閉側(アップ)から全開
側(ダウン)に反転移動させ、その後に、アップスイッ
チ2aがオフされると、ステップ80においての判別で
ステップ81に移行し、ステップ81においての判別で
ステップ82に移行し、ステップ82においての判別で
ステップ83に移行し、ステップ83においての判別で
ステップ89に移行して停止が実行されるのでウインド
モータ10は出力軸10cの回転が停止されてウインド
ガラス30を反転領域A内に停止させる。
した後に、オートスイッチ2cがアップスイッチ2aと
ともにオン操作されると、ステップ80においての判別
でステップ98に移行し、ステップ98においての判別
でステップ99に移行し、ステップ99においてオート
アップ駆動を実行してステップ100に移行し、ステッ
プ100において方向フラグをセットしてステップ86
に移行し、ステップ86においての判別で禁止タイマ時
間Tsがタイムアップしているのでステップ93に移行
し、ステップ93においての判別でアップ動作が実行さ
れているのでステップ94に移行し、ステップ94にお
いての判別でウインドガラス30は反転領域A内にある
のでステップ95に移行し、ステップ95においてウイ
ンドガラス30の移動速度ωをウインドモータ10の出
力軸10cの回転速度により相対的に算出してステップ
96に移行し、ステップ96においてウインドガラス3
0の移動速度ωが予め定められた値ωref を越えて減少
したか否かが判別される。
を通過して全閉位置まで到達すると、ウインドガラス3
0は移動を阻止されて出力軸10cは回転を拘束される
ため、ステップ94においての判別でステップ101に
移行し、ステップ101においての判別でウインドモー
タ10の出力軸10cが回転を拘束されたことによって
ステップ102に移行して制御停止の実行がなされる。
している状態で、オートスイッチ2cとアップスイッチ
2aとがオン操作され、ウインドガラス30が全閉位置
に到達するとウインドガラス30を全閉位置において停
止させる。
いるときに、オートスイッチ2cとダウンスイッチとが
オン操作されると、ステップ80においての判別でステ
ップ98に移行し、ステップ98においての判別でアッ
プスイッチ2aはオン操作されていないのでステップ1
03に移行し、ダウンスイッチ2bはオン操作されてい
るのでステップ104に移行してオートダウン駆動を実
行してステップ105に移行し、ステップ105におい
て方向フラグをリセットしてステップ86に移行し、ス
テップ86においての判別で禁止タイマ時間Tsがタイ
ムアップしているのでステップ93に移行し、ステップ
93においての判別でアップ動作が実行されていないの
でステップ101に移行し、ステップ101においての
判別でウインドモータ10の出力軸10cは回転を拘束
されていないのでステップ80に戻って次の回のルーチ
ンを行うため、駆動手段4にダウン駆動指令信号が連続
的に供給されウインドモータ10の出力軸10cが正回
転してウインドガラス30を全開位置に向けて移動させ
る。
ラス30が全開位置に到達すると移動を阻止されるた
め、ウインドモータ10の出力軸10cも回転を拘束さ
れるため、ステップ101においての判別でステップ1
02に移行し、ステップ102において制御停止が実行
されるのでウインドガラス30を全開位置に停止させる
ものとなる。
わるパワーウインド装置は、上述した構成としたことか
ら、ウインドガラスが下降しているときに、一旦停止さ
れてから上昇された際、ウインドガラスが下降していた
ときのウインドモータの回転方向が駆動方向記憶手段に
よって記憶され、ウインドカラスが一旦停止されてから
上昇された際のウインドモータの回転方向が駆動方向記
憶手段によって記憶された方向と異なることによって禁
止手段は予め定められた時間かパルス信号よりのパルス
信号が予め定められた値を越えるまでの間で負荷検出手
段より反転指令信号を発生しない制御を行うため、ウイ
ンドガラスが下降中に一旦停止してから上昇されたとき
に、わずかなマスク時間を介してウインドガラスの制御
を行うので、誤作動を起こすことがないという優れた効
果を奏するものである。
例においての要部構成図である。
である。
御動作を説明するフローチャートである。
御動作を説明するフローチャートである。
転数とモータ回転数との関係図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 ウインドガラスを昇降させるウインドモ
ータと、 前記ウインドモータの回転に同期してパルス信号を発生
するパルス信号発生手段と、 乗員の操作により、ウインドガラスの昇降を指令するス
イッチ手段と、 前記スイッチ手段の信号によってウインドモータを駆動
する駆動手段と、 前記ウインドガラスの上昇中、ウインドモータの回転速
度が所定値よりも減少したとき、ウインドガラスを下降
させる信号を駆動手段に送給する負荷検出手段と備えた
パワーウインド装置であって、 ウインドモータが停止しているとき、停止する以前の回
転方向を記憶する駆動方向記憶手段を備え、前記ウイン
ドモータが再起動された際のウインドモータの回転方向
が前記駆動方向記憶手段の記憶方向と異なるとき、予め
定められた時間およびパルス信号発生手段よりのパルス
信号数が予め定められた値を越えるまでの間のいずれか
の間で負荷検出手段の反転指令信号の発生を禁止する禁
止手段をそなえていることを特徴とするパワーウインド
装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32504293A JP3324850B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | パワーウインド装置 |
JP2000115055A JP3393487B2 (ja) | 1993-12-22 | 2000-04-17 | パワーウインド制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32504293A JP3324850B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | パワーウインド装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000115055A Division JP3393487B2 (ja) | 1993-12-22 | 2000-04-17 | パワーウインド制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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