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JP2790763B2 - パワーウィンドウ駆動制御装置 - Google Patents

パワーウィンドウ駆動制御装置

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Publication number
JP2790763B2
JP2790763B2 JP5136200A JP13620093A JP2790763B2 JP 2790763 B2 JP2790763 B2 JP 2790763B2 JP 5136200 A JP5136200 A JP 5136200A JP 13620093 A JP13620093 A JP 13620093A JP 2790763 B2 JP2790763 B2 JP 2790763B2
Authority
JP
Japan
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motor
power supply
rotation speed
supply voltage
door glass
Prior art date
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JP5136200A
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JPH06346660A (ja
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勝秀 熊谷
水野  博光
幸雄 岩崎
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
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  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドアガラスをモータの
駆動力によって昇降させる場合に、モータの所定量の回
転数低下の検出によって異物挟み込みを判別し、モータ
の駆動を停止又は反転させる挟み込み回避処理を行うよ
うにモータの駆動を制御するパワーウィンドウ駆動制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パワーウィンドウ装置には、ドアガラス
を昇降させるためにモータが適用されており、車室内
(例えば、ドアトリム等)に設けられたスイッチを操作
することにより、モータが駆動され全閉又は全開までド
アガラスは移動される。ここで、ドアガラスと窓枠との
間に異物が挟み込まれると移動が阻止されるため、モー
タの回転数が低下する。このモータ回転数が所定以下の
場合に、モータの駆動を停止させることが考えられてい
る。なお、この場合、全閉と異物挟み込みとを区別する
ため、ドアガラスが全閉近傍であることを検出する全閉
検出センサを設けたり、パルスエンコーダでパルス数を
検出することにより全閉近傍を認識している。なお、異
物挟み込み時においては、モータを所定時間反転させ、
全閉時にはモータの駆動を若干継続してドアガラスを増
し締めすることも考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、モータ
の回転速度は電源電圧の低下によっても起こり得る。す
なわち、1つのドアガラスの閉動作中に、他の1つ以上
のドアガラスが動作を開始したとき、モータ起動時の突
入電流が1個のモータ当たり15〜20A(10ms)であるた
め、モータに供給される電源電圧が急激に低下する。ま
た、他のモータがロック状態になったときも(ロック電
流15A〜20A、0.4 〜0.8S)、モータに供給される電源
電圧は急激に低下する。この電源電圧の急激な低下によ
って、閉動作中のドアガラスのモータの回転速度が低下
して挟み込みであると誤検出することがある。
【0004】本発明は上記事実を考慮し、ドアガラスの
閉動作中に他のドアガラスの開閉動作が開始又はロック
状態となったとき、電源電圧が低下しても確実に閉動作
中のドアガラスでの挟み込みの検出を行うことができる
パワーウィンドウ駆動制御装置を得ることが目的であ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、モータの駆動力によるドアガラスの昇降動作中に異
物の挟み込みがあった場合にモータの駆動を停止又は反
転させる挟み込み回避処理を行うようにモータの駆動を
制御するパワーウィンドウ駆動制御装置であって、前記
モータを駆動させる電源電圧を検出する電圧検出手段
と、前記モータの回転数を検出する回転数検出手段と、
前記回転数検出手段で検出されるモータの回転数の所定
量低下時における前記電圧検出手段で検出される電源電
圧の低下量が所定値以下か否かを判別する第1の判別手
段と、前記第1の判別手段で所定値以下と判別された場
合に、挟み込み回避処理の実行を指示する指示手段と、
を有している。
【0006】請求項2に記載の発明は、モータの駆動力
によるドアガラスの昇降動作中に異物の挟み込みがあっ
た場合にモータの駆動を停止又は反転させる挟み込み回
避処理を行うようにモータの駆動を制御するパワーウィ
ンドウ駆動制御装置であって、前記モータを駆動させる
電源電圧を検出する電圧検出手段と、前記モータの回転
数を検出する回転数検出手段と、電源電圧の低下量に対
する前記モータの回転数低下の絶対量又は回転数変化の
傾きの相関関係が所定以上か否かが判別する第2の判別
手段と、前記第2の判別手段で相関関係が所定以上と判
別された場合に、前記挟み込み回避処理の実行を指示す
る指示手段と、を有している。
【0007】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、モータの回転
数が低下する要因として、電源電圧の低下の場合と、ド
アガラスの閉動作中に異物が挟み込まれた場合とがあ
り、単にモータ回転数の低下のみで挟み込みと判断する
ことができない。
【0008】そこで、第1の判別手段によってモータ回
転数の所定量の低下時における前記電圧検出手段で検出
される電源電圧の低下量が所定値以下か否かを判別す
る。
【0009】異物の挟み込みによるモータ回転数の低下
は、異物の挟み込み直後から起こるため、電源電圧の低
下量は極めて小さい。
【0010】一方、電源電圧の低下によるモータ回転数
の低下は、当然電源電圧が低下しない限りモータ回転数
の低下を生じない。
【0011】従って、モータ回転数が所定量低下したと
きの電源電圧の低下量が小さい場合は、挟み込みである
と判別することができ、このときに指示手段によって挟
み込み回避処理を実行する指示をすれば、電源電圧の低
下によるモータ回転数の低下時に誤って挟み込み回避処
理を行うことが防止できる。
【0012】請求項2に記載の発明によれば、電源電圧
の低下と、挟み込みがほぼ同時になされる場合がある。
このような場合、第2の判別手段によって電源電圧の低
下量に対する前記モータの回転数低下の絶対量又は回転
数変化の傾きの相関関係が所定以上か否かを判別する。
すなわち、電源電圧の低下に起因するモータ回転数の低
下を基準とすると、これと同時に挟み込みが生じた場合
に、その絶対量又は傾きが大きくなる。
【0013】このため、モータ回転数を検出し、このモ
ータ回転数低下の絶対量又は回転数変化の傾きが電源電
圧低下に起因する回転数低下の絶対量又は傾き以上の場
合は挟み込みが発生しているものと判断できる。
【0014】
【実施例】図2に示されるように、ウィンドウレギュレ
ータ部16は、本実施例においては所謂ワイヤ式とされ
ており、モータ22の駆動軸に取付けられた回転板22
Aにワイヤが巻き掛けられている。このワイヤの端部は
ドアガラス20の下端部を支持する保持チャンネル24
に連結されており、さらに、保持チャンネル24はメイ
ンガイド26へ上下移動可能に取り付けられている。こ
れにより、モータ22が正逆方向に回転すると、この回
転駆動力がワイヤを介して伝達されて、ドアガラス20
がガラスガイド18に沿って上下移動する構成である。
なお、ウィンドウレギュレータ部16の構成は、このよ
うなワイヤ式に限らず、Xアーム式のものや、モータ自
体がラックに沿って移動する所謂モータ自走式タイプの
ものであってもよい。
【0015】モータ22によってドアガラス20が上昇
されると、ドアガラス20の周端部がドア12のフレー
ム12A内のゴム製のウェザーストリップ(図示省略)
に嵌合してドアフレーム12Aの開口が閉じられる。ま
た、モータ22の回転駆動によって、ドアガラス20が
下降移動されるとドア12のフレーム12Aの開口が開
かれるようになっている。
【0016】モータ22は、オート/マニュアルスイッ
チ34によって操作される。オート/マニュアルスイッ
チ34は、例えば、両方向へそれぞれ2段操作可能なも
のが適用でき、1段操作のときは操作中にのみドア12
のモータ22が駆動し(マニュアル操作)、2段操作す
ることによってスイッチから手を離してもドアガラス2
0が所定の位置に達するまでモータ22が駆動される
(オート操作)。また、モータ22は、回転板22A
(図2に示す)を正逆方向の何れかに回転し、ドアガラ
ス20を上昇または降下させることができる。
【0017】図1には、前記モータ22の駆動をオート
/マニュアルスイッチ34の操作によって制御するため
のパワーウィンドウ制御部50が示されている。このパ
ワーウィンドウ制御部50には、電圧検出回路51を介
してバッテリ60のプラス端子と接続されている。な
お、バッテリ60のマイナス端子はアースされている。
【0018】パワーウィンドウ制御部50は、オート/
マニュアルスイッチ34の各スイッチからの信号線52
が接続されており、このオート/マニュアルスイッチ3
4の操作状態に応じて、モータ22へ正転及び逆転のた
めの駆動電流を送るようになっている。
【0019】パワーウィンドウ制御部50には、ドアガ
ラス開閉用の第1及び第2のリレーコイル110、11
2のそれぞれの両端が接続されており、前記オート/マ
ニュアルスイッチ34の操作によって、何れかのリレー
コイル110、112が励磁されるようになっている。
【0020】第1のリレーコイル110は、ドアガラス
閉用で、第1のリレースイッチ108と対応されてい
る。第1のリレースイッチ108のコモン端子108A
は、前記モータ22の一端に接続されている。また、第
1接点108Bはバッテリ60のプラス側端子に接続さ
れ、第2接点108Cはアースされている。
【0021】ここで、第1のリレーコイル110が非励
磁の場合は第1のリレースイッチ108は第2接点10
8Cに切り換わっている。
【0022】一方、第2のリレーコイル112は、ドア
ガラス開用で、第2のリレースイッチ109と対応され
ている。第2のリレースイッチ109のコモン端子10
9Aは、前記モータ22の他端に接続されている。ま
た、第1接点109Bはバッテリ60のプラス側端子に
接続され、第2接点109Cはアースされている。
【0023】ここで、第2のリレーコイル112が非励
磁の場合は第2のリレースイッチ109は第2接点10
9Cに切り換わっている。
【0024】従って、第1のリレーコイル110が励磁
されると、モータ22の一端から他端へ電流が流れ、モ
ータ22が正転しドアガラスを閉方向へ移動させること
ができる。また、第2のリレーコイル112励磁される
と、モータ22の他端から一端へ電流が流れ、モータ2
2が逆転しドアガラスを開方向へ移動させることができ
る。
【0025】また、モータ22には、パルスエンコーダ
62が取付けられており、その信号線64はパワーウィ
ンドウ制御回路50に接続されている。このため、パワ
ーウィンドウ制御回路50では、モータ22の回転数を
パルスエンコーダ62から供給されるパルス信号に基づ
いて得ることができる。また、このパルスエンコーダ6
2からの信号をカウントすることによって、ある程度の
ドアガラス20の位置が確認できる。
【0026】ここで、ドアガラス20の閉動作中に異物
が挟み込まれると、ドアガラスの上昇に負荷がかかり、
モータ22の回転数が低下する。本実施例のパワーウィ
ンドウ制御回路50では、このモータ22の回転数の低
下を検出することによって、異物挟み込みと判断し、モ
ータ22の駆動を停止させると共に若干量ドアガラスを
下降させる挟み込み回避処理を行うようになっている。
これにより、異物の破損及びドアガラス自体の損傷等を
防止することができる。
【0027】なお、全閉時にもモータ22の回転数低下
が生じるが、このときは、パルスエンコーダ62からの
パルス信号で全閉位置近傍であることを認識できるた
め、挟み込み回避処理とは別に、例えば増し締め処理等
を行う。
【0028】このように、本実施例ではモータ22の回
転数が低下したときに(全閉、全開の除く)、挟み込み
回避処理を行うようにしているが、このモータ22の回
転数低下は、他のドアガラス20の開閉動作が開始され
た直後の突入電流発生時、又は他のモータがロック状態
となったロック電流発生時にも起こり得る(図4(A)
参照)。この突入電流又はロック電流発生によるモータ
22の回転数低下を異物挟み込みと誤判断しないため
に、パワーウィンドウ制御回路50では、前記電圧検出
回路51によって検出した電圧低下量が所定値以下か否
かによって、モータ22の回転数の低下の起因を判別し
ている。
【0029】すなわち、突入電流又はロック電流による
モータ22の回転数低下は、突入電流又はロック電流に
より電源電圧が低下した後でなければ起こり得ない(図
4(A)参照)。
【0030】これに対して、挟み込みによるモータ22
の回転数低下は、挟み込み開始時には電源電圧は通常で
あり、徐々に挟まれていく内にその負荷によってモータ
22の回転数が低下し、その結果電源電圧が低下するも
のであり、電源電圧の低下量は極めて小さい(図4
(B)参照)。このように、両者の電源電圧の低下とモ
ータ回転数の低下との発生時期及び電圧低下量は明確に
異なっている。
【0031】このため、上記の如く、電圧低下量を基準
とすれば、要因(突入電流又はロック電流によるもの、
挟み込みによるもの)を判別することができる。
【0032】次に本実施例の作用を図3に示されたフロ
ーチャートに従い、ドアガラス20の上昇時の動作を説
明する。
【0033】ステップ200では、オート/マニュアル
スイッチ34の操作により、ドアガラス20の閉方向動
作の指示があったか否かが判断され、肯定判定される
と、ステップ202へ移行してモータ22を駆動(正
転)させる。すなわち、第1のリレーコイル110を励
磁することによって、第1のリレースイッチ108を第
1接点108Bに切り換える。これにより、モータ22
は駆動され、ドアガラス20は上昇を開始する。
【0034】次のステップ204では、パルスエンコー
ダ62からのパルス信号を取込み、このパルス数からほ
ぼ全閉か否かが判断され、肯定判定の場合はステップ2
08でフラグFをセット(1)して、ステップ212へ
移行し、否定判定の場合は、ステップ210でフラグF
をリセット(0)してステップ212へ移行する。すな
わち、このフラグFの状態でドアガラス20が全閉に近
い位置にあるか否かを判別することができる。
【0035】次のステップ212では、モータ22の回
転数が低下(挟み込み検出レベル)したか否かが判断さ
れ、否定判定の場合は、ステップ204へ戻る。
【0036】また、このステップ212で肯定判定され
ると、ステップ214でフラグFがセット(1)されて
いるか否かが判断され、肯定判定の場合は、ドアガラス
20がドアフレーム12Aに当たってモータ22の回転
数が低下したと判断され、ステップ216へ移行して増
し締め処理が行われた後、ステップ218でモータ22
の駆動を停止する。
【0037】一方、ステップ214で否定判定される
と、ステップ220で電源電圧の低下量が所定値以下か
否かが判断される。
【0038】すなわち、ドアガラス20の全閉(全開)
以外でモータ22の回転数が低下する要因としては、異
物の挟み込みの以外に、他のドアガラスの昇降の開始時
に発生する突入電流又は他のモータがロック状態となっ
た時に発生するロック電流による電源電圧の低下による
ことが考えられる。
【0039】他のモータの突入電流又はロック電流によ
る電源電圧の低下は、モータ22の回転数が低下するよ
りも先に生じ、かつその低下量が大きい。これに対し
て、異物挟み込みによる電源電圧の低下は、モータ22
の回転数が低下しないと発生せず、その低下量は極めて
小さい。従って、ステップ220によって、電源電圧の
低下量が所定値以下か否かを判別することによって、モ
ータ22の回転数低下を要因を認識することができる。
【0040】すなわち、ステップ220で否定判定され
た場合は、他のモータの突入電流又はロック電流に起因
するモータ22の回転数低下であると判断し、ステップ
204へ戻り、ドアガラス20の上昇を継続する。ま
た、ステップ220で肯定判定された場合は、異物の挟
み込みによるモータ22の回転数低下であると判断し、
ステップ222へ移行して、挟み込み回避処理を行う。
この挟み込み回避処理は、例えば、モータ22を一旦停
止すると共に若干量逆転させ、異物とドアガラスとの間
に隙間を形成した後にモータを停止させる処理である。
【0041】このように、モータ22の回転数の低下に
よって異物の挟み込みを検出する場合に、他のドアガラ
スの昇降動作開始時に生じる突入電流又はロック状態と
なったときに生じるロック電流に起因するモータ22の
回転数低下とを確実に区別し、挟み込みを誤検出すると
いった不具合を解消することができる。
【0042】なお、本実施例では、モータ22の回転数
の低下時の電源電圧の低下量を基準として挟み込みか突
入電流(又はロック電流)かを判断したが、電圧低下量
に対するモータ22の回転数の低下の絶対量又は傾きの
相関関係を判断することにより、上記判別を行うことが
できる。すなわち、挟み込みの場合は、モータ22の負
荷に応じてモータ22の回転数が低下し、電源電圧が低
下していくため、電圧低下量に対してモータ22の回転
数の低下量が大きい(又は、変化量が大きい)。
【0043】これに対して、突入電流による電源電圧の
低下を急激に起こるため、電圧低下量に対してモータ2
2の回転数の低下量が小さい(又は、変化量が小さ
い)。
【0044】このように、モータ22の回転数の低下絶
対量又は傾きと、電源電圧の低下量の相関関係を判断す
ることにより、挟み込みか突入電流かを判別することが
できる。また、この場合には、挟み込みと同時に突入電
流が生じた場合にも確実に判別することができる。すな
わち、突入電流又はロック電流に起因するモータ22の
回転数低下時(図4(A)に挟み込みによるモータ22
の回転数低下が生じると(図4(B))、図4(A)の
特性以上に傾き又は絶対量が増加することになるため、
図4(A)の状態を基準としてこの基準以上か否かを判
断することにより、突入電流(又はロック電流)と挟み
込みが同時に発生しても、確実に判別することができ
る。
【0045】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係るパワーウ
ィンドウ駆動制御装置は、ドアガラスの閉動作中に他の
ドアガラスの開閉動作が開始され、電源電圧が低下して
も確実に閉動作中のドアガラスでの挟み込みの検出を行
うことができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るパワーウィンドウの駆動回路図
である。
【図2】運転席側ドアの内部構造を示す斜視図である。
【図3】挟み込み検出制御ルーチンを示す制御フローチ
ャートである。
【図4】(A)は突入電流発生に起因する電圧特性図、
(B)挟み込み発生に起因する電圧特性図である。
【符号の説明】
10 パワーウインドウ駆動制御装置 22 モータ 50 パワーウィンドウ制御装置(第1の判別手段、
指示手段) 51 電圧検出回路(電圧検出手段) 62 パルスエンコーダ(回転数検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E05F 15/10 B60J 1/17

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの駆動力によるドアガラスの昇降
    動作中に異物の挟み込みがあった場合にモータの駆動を
    停止又は反転させる挟み込み回避処理を行うようにモー
    タの駆動を制御するパワーウィンドウ駆動制御装置であ
    って、 前記モータを駆動させる電源電圧を検出する電圧検出手
    段と、 前記モータの回転数を検出する回転数検出手段と、 前記回転数検出手段で検出されるモータの回転数の所定
    量低下時における前記電圧検出手段で検出される電源電
    圧の低下量が所定値以下か否かを判別する第1の判別手
    段と、 前記第1の判別手段で所定値以下と判別された場合に、
    挟み込み回避処理の実行を指示する指示手段と、 を有するパワーウィンドウ駆動制御装置。
  2. 【請求項2】 モータの駆動力によるドアガラスの昇降
    動作中に異物の挟み込みがあった場合にモータの駆動を
    停止又は反転させる挟み込み回避処理を行うようにモー
    タの駆動を制御するパワーウィンドウ駆動制御装置であ
    って、 前記モータを駆動させる電源電圧を検出する電圧検出手
    段と、 前記モータの回転数を検出する回転数検出手段と、 電源電圧の低下量に対する前記モータの回転数低下の絶
    対量又は回転数変化の傾きの相関関係が所定以上か否か
    が判別する第2の判別手段と、 前記第2の判別手段で相関関係が所定以上と判別された
    場合に、前記挟み込み回避処理の実行を指示する指示手
    段と、 を有するパワーウィンドウ駆動制御装置。
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