JPH07177561A - 携帯電話 - Google Patents
携帯電話Info
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- JPH07177561A JPH07177561A JP6208623A JP20862394A JPH07177561A JP H07177561 A JPH07177561 A JP H07177561A JP 6208623 A JP6208623 A JP 6208623A JP 20862394 A JP20862394 A JP 20862394A JP H07177561 A JPH07177561 A JP H07177561A
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- JP
- Japan
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- reflector
- antenna
- mobile phone
- directivity
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 携帯電話のアンテナに指向性をもたせ、使用
中にノイズが発生した時には基地局または親機方向へ向
けることにより、ノイズを低減する。 【構成】 水平面に無指向特性を有するヘリカルアンテ
ナ2と、電波を反射させる金属線とからなる反射器10
と、この反射器10が設けられ、ヘリカルアンテナ2に
着脱自在な反射器ホルダー11とを備える。
中にノイズが発生した時には基地局または親機方向へ向
けることにより、ノイズを低減する。 【構成】 水平面に無指向特性を有するヘリカルアンテ
ナ2と、電波を反射させる金属線とからなる反射器10
と、この反射器10が設けられ、ヘリカルアンテナ2に
着脱自在な反射器ホルダー11とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、アンテナにより電波
の送受信を行うコードレス電話機を含む携帯電話に関す
るものである。
の送受信を行うコードレス電話機を含む携帯電話に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図21は従来の携帯電話の外観図、図2
2はその携帯電話の簡易ブロック図、図23は携帯電話
に搭載されたアンテナの指向性を示す図であり、(a)
はアンテナとX−Y−Z軸との位置関係を示す図、
(b)はX−Y平面での垂直偏波の指向性を示す図、
(c)はZ−X平面での垂直偏波の指向性を示す図であ
る。図において、1は携帯電話本体、2は送受信用のヘ
リカルアンテナ、3は高周波回路、4は音声回路、5は
レシーバ、6はマイク、7は受信レベル等を表示する液
晶ディスプレイ(以下、LCDと記載)、8は各部を制
御するマイコン、9は各平面上での電波の送受信レベル
の強さを示す電力パターンである。
2はその携帯電話の簡易ブロック図、図23は携帯電話
に搭載されたアンテナの指向性を示す図であり、(a)
はアンテナとX−Y−Z軸との位置関係を示す図、
(b)はX−Y平面での垂直偏波の指向性を示す図、
(c)はZ−X平面での垂直偏波の指向性を示す図であ
る。図において、1は携帯電話本体、2は送受信用のヘ
リカルアンテナ、3は高周波回路、4は音声回路、5は
レシーバ、6はマイク、7は受信レベル等を表示する液
晶ディスプレイ(以下、LCDと記載)、8は各部を制
御するマイコン、9は各平面上での電波の送受信レベル
の強さを示す電力パターンである。
【0003】次に、携帯電話の動作について、図21,
図22を用いて説明する。基地局または親機(共に図示
せず)から送信された電波はヘリカルアンテナ2により
受信される。その後、高周波回路3によりデジタル信号
に復調され、音声回路4により音声に変換され、レシー
バ5から音声として出力される。また、マイク6から入
力された音声は、音声回路4でデジタル信号に変換さ
れ、高周波回路3で送信波に変調されて、ヘリカルアン
テナ2から基地局または親機へ送信される。
図22を用いて説明する。基地局または親機(共に図示
せず)から送信された電波はヘリカルアンテナ2により
受信される。その後、高周波回路3によりデジタル信号
に復調され、音声回路4により音声に変換され、レシー
バ5から音声として出力される。また、マイク6から入
力された音声は、音声回路4でデジタル信号に変換さ
れ、高周波回路3で送信波に変調されて、ヘリカルアン
テナ2から基地局または親機へ送信される。
【0004】以上の動作を制御するのがマイコン8であ
る。マイコン8では高周波回路3から出力される受信電
力レベルを読み取ることができ、読み取ったレベルをL
CD7上に相対的な数値表示、またはレベルメータ表示
をする。
る。マイコン8では高周波回路3から出力される受信電
力レベルを読み取ることができ、読み取ったレベルをL
CD7上に相対的な数値表示、またはレベルメータ表示
をする。
【0005】次に、ヘリカルアンテナ2の指向性につい
て、図23を用いて説明する。まず、ヘリカルアンテナ
2の水平面、すなわち、X−Y平面の垂直偏波の指向性
は図23(b)に示すように、全方位にわたって電力パ
ターンが均等に強いため、ほぼ無指向性であることが分
かる。また、垂直面、すなわち、Z−X面では、図23
(c)に示すようにX軸方向に近づくほど電力パターン
が強くなり、Z軸方向に近づくほど電力パターンが弱く
なり、指向性が存在することが分かる。さらに、図示し
ないが、Y−X面についても、Z−X平面と同様にY軸
方向に近づくほど電力パターンが強く、Z軸に近づくほ
ど弱くなる指向性がある。
て、図23を用いて説明する。まず、ヘリカルアンテナ
2の水平面、すなわち、X−Y平面の垂直偏波の指向性
は図23(b)に示すように、全方位にわたって電力パ
ターンが均等に強いため、ほぼ無指向性であることが分
かる。また、垂直面、すなわち、Z−X面では、図23
(c)に示すようにX軸方向に近づくほど電力パターン
が強くなり、Z軸方向に近づくほど電力パターンが弱く
なり、指向性が存在することが分かる。さらに、図示し
ないが、Y−X面についても、Z−X平面と同様にY軸
方向に近づくほど電力パターンが強く、Z軸に近づくほ
ど弱くなる指向性がある。
【0006】また、携帯電話で問題になるのが通話中の
ノイズである。このノイズは主に受信電波の電力が弱
い、つまり基地局または親機から離れている場合に多く
発生する。従って、基地局の方向を検知し、その方向に
近づけたり、アンテナが指向性を有する場合は指向性の
強い方角を基地局の方向にすることによって受信電力を
強くでき、ノイズをを低減させることができる。なお、
子機に無指向性アンテナと指向性アンテナを備え、通話
可能距離では無指向性アンテナを使用して通話を行い、
雑音源に近づき通話品質が劣化したときに指向性アンテ
ナに切り変えて通話することにより、通話距離の拡大と
通話品質の向上を図ることは特開平4−261250号
公報に開示されている。
ノイズである。このノイズは主に受信電波の電力が弱
い、つまり基地局または親機から離れている場合に多く
発生する。従って、基地局の方向を検知し、その方向に
近づけたり、アンテナが指向性を有する場合は指向性の
強い方角を基地局の方向にすることによって受信電力を
強くでき、ノイズをを低減させることができる。なお、
子機に無指向性アンテナと指向性アンテナを備え、通話
可能距離では無指向性アンテナを使用して通話を行い、
雑音源に近づき通話品質が劣化したときに指向性アンテ
ナに切り変えて通話することにより、通話距離の拡大と
通話品質の向上を図ることは特開平4−261250号
公報に開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の携帯電話は以上
のように構成され、ヘリカルアンテナ2は水平面につい
てはほぼ無指向性であり、水平面における電波の到来方
向を把握できず、通話中のノイズを減少させるために携
帯電話を電波送信元の基地局または親機方向へ近付けよ
うとしても、方向が分からず、近づけることができない
という問題点があった。
のように構成され、ヘリカルアンテナ2は水平面につい
てはほぼ無指向性であり、水平面における電波の到来方
向を把握できず、通話中のノイズを減少させるために携
帯電話を電波送信元の基地局または親機方向へ近付けよ
うとしても、方向が分からず、近づけることができない
という問題点があった。
【0008】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、電波の到来方向を検知できる
携帯電話を得ることを目的とする。
るためになされたもので、電波の到来方向を検知できる
携帯電話を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる携帯電
話は、水平面に無指向特性を有するアンテナと、電波を
反射させる反射器と、この反射器が設けられ、前記アン
テナに着脱自在な反射器保持具とを備えたものである。
話は、水平面に無指向特性を有するアンテナと、電波を
反射させる反射器と、この反射器が設けられ、前記アン
テナに着脱自在な反射器保持具とを備えたものである。
【0010】また、反射器に金属線を用いたものであ
る。さらに、反射器の金属線にコイルまたはコンデンサ
を接続したものである。また、反射器に金属平板を用い
たものである。また、反射器に用いた金属平板をアンテ
ナの方向に折り曲げたものである。
る。さらに、反射器の金属線にコイルまたはコンデンサ
を接続したものである。また、反射器に金属平板を用い
たものである。また、反射器に用いた金属平板をアンテ
ナの方向に折り曲げたものである。
【0011】また、この発明における携帯電話は、水平
面に無指向特性を有するアンテナと、電波を反射させる
反射器と、この反射器が設けられ、アンテナに着脱自在
な反射器保持具と、電波を導波させる導波器と、この導
波器が設けられ、アンテナに着脱自在な導波器保持具と
を備え、反射器と導波器の間にアンテナが配置され、か
つ、反射器と導波器が対向するようにアンテナに反射器
保持具と導波器保持具とを装着させるものである。
面に無指向特性を有するアンテナと、電波を反射させる
反射器と、この反射器が設けられ、アンテナに着脱自在
な反射器保持具と、電波を導波させる導波器と、この導
波器が設けられ、アンテナに着脱自在な導波器保持具と
を備え、反射器と導波器の間にアンテナが配置され、か
つ、反射器と導波器が対向するようにアンテナに反射器
保持具と導波器保持具とを装着させるものである。
【0012】さらに、反射器に金属平板を用いたもので
ある。
ある。
【0013】
【作用】この発明における携帯電話は、反射器保持具を
アンテナに装着することにより、アンテナおよび反射器
の合成特性が水平面に指向性を有することになる。また
反射器に金属線を用いたことによりアンテナおよび金属
線の合成特性が水平面に指向性を有することになる。
アンテナに装着することにより、アンテナおよび反射器
の合成特性が水平面に指向性を有することになる。また
反射器に金属線を用いたことによりアンテナおよび金属
線の合成特性が水平面に指向性を有することになる。
【0014】さらに、反射器の金属線にコイルまたはコ
ンデンサを接続したことにより、装荷インピーダンスを
変動させ、指向性を所望の特性になるように調整する。
また、反射器に金属平板を用いたことにより、指向性を
金属線を用いた場合よりも強めることができる。また、
反射器に用いた金属平板をアンテナの方向に折り曲げる
ことにより、指向性をより強くすることができる。
ンデンサを接続したことにより、装荷インピーダンスを
変動させ、指向性を所望の特性になるように調整する。
また、反射器に金属平板を用いたことにより、指向性を
金属線を用いた場合よりも強めることができる。また、
反射器に用いた金属平板をアンテナの方向に折り曲げる
ことにより、指向性をより強くすることができる。
【0015】また、この発明における携帯電話は、反射
器を導波器の間にアンテナが配置された状態で、反射器
と導波器が対向するようにアンテナに反射器保持具と導
波保持具とを装着させたことにより、アンテナ,反射器
および導波器の合成特性が水平面に指向性を有すること
になる。
器を導波器の間にアンテナが配置された状態で、反射器
と導波器が対向するようにアンテナに反射器保持具と導
波保持具とを装着させたことにより、アンテナ,反射器
および導波器の合成特性が水平面に指向性を有すること
になる。
【0016】また、反射器に金属平板を用いたことによ
り、アンテナ,金属平板および導波器の合成特性が水平
面に指向性を有することになる。
り、アンテナ,金属平板および導波器の合成特性が水平
面に指向性を有することになる。
【0017】
【実施例】実施例1.図1はこの発明の一実施例を示す
携帯電話の外観図であり、(a)は上面図、(b)は側
面図である。図2はこの携帯電話のアンテナの指向特性
を示すモデル図、図3はこのアンテナの指向特性の実測
図、図4は携帯電話の液晶ディスプレイの表示状態を示
す図である。なお、携帯電話の簡易ブロック図は図22
を流用する。
携帯電話の外観図であり、(a)は上面図、(b)は側
面図である。図2はこの携帯電話のアンテナの指向特性
を示すモデル図、図3はこのアンテナの指向特性の実測
図、図4は携帯電話の液晶ディスプレイの表示状態を示
す図である。なお、携帯電話の簡易ブロック図は図22
を流用する。
【0018】図において、従来例と同一部分または相当
部分には同一符号を付し、説明を省略する。10は銅線
等の金属線からなる反射器、11は例えば、プラスチッ
クやABS樹脂等からなり、反射器10を組込んだ反射
器ホルダーであり、ヘリカルアンテナ2の突起部に装着
できるように、筒部12を有する。なお、反射器ホルダ
ー11は反射器保持具を示す。
部分には同一符号を付し、説明を省略する。10は銅線
等の金属線からなる反射器、11は例えば、プラスチッ
クやABS樹脂等からなり、反射器10を組込んだ反射
器ホルダーであり、ヘリカルアンテナ2の突起部に装着
できるように、筒部12を有する。なお、反射器ホルダ
ー11は反射器保持具を示す。
【0019】次に、動作について説明する。まず、携帯
電話本体1による通話中にノイズが発生した場合には、
反射器ホルダー11をヘリカルアンテナ2に装着し、携
帯電話本体1に図2に示す指向性を持たせる。特に、水
平面については、図2(a)のようにヘリカルアンテナ
2から見た場合、反射器10の方向の受信レベルが低く
なり、その反対方向は逆に受信電力レベルが高くなると
いう指向性を有する。これは、ヘリカルアンテナ2から
放射される直接波と、反射器10で反射された反射波と
の干渉により、指向性の発生する特性があり、アンテナ
の可逆性により、受信時にも同様の指向性が生じること
を利用している。実測図を図3に示す。
電話本体1による通話中にノイズが発生した場合には、
反射器ホルダー11をヘリカルアンテナ2に装着し、携
帯電話本体1に図2に示す指向性を持たせる。特に、水
平面については、図2(a)のようにヘリカルアンテナ
2から見た場合、反射器10の方向の受信レベルが低く
なり、その反対方向は逆に受信電力レベルが高くなると
いう指向性を有する。これは、ヘリカルアンテナ2から
放射される直接波と、反射器10で反射された反射波と
の干渉により、指向性の発生する特性があり、アンテナ
の可逆性により、受信時にも同様の指向性が生じること
を利用している。実測図を図3に示す。
【0020】また、携帯電話では、受信電力レベル(デ
ジタル方式の携帯電話の場合には、受信信号のエラーレ
ートでも可能)を液晶ディスプレイに表示するようにす
る。すなわち、図22において、アンテナ2から受信し
た電波は高周波回路3でデジタル信号に復調されるが、
その過程で受信電力レベル情報をマイコン8側に供給す
る。マイコン8はこの情報を読み取り、相対的な数値あ
るいはレベルメータ値としてLED7に表示する。LC
D7の表示方法を図4に示し、(a)は相対数値による
レベル表示であり、(b)はバー状のレベルメータによ
るレベル表示である。さらに、受信電力レベルをスピー
カ5により発する音の強弱、または音の高低により表現
してもよい。
ジタル方式の携帯電話の場合には、受信信号のエラーレ
ートでも可能)を液晶ディスプレイに表示するようにす
る。すなわち、図22において、アンテナ2から受信し
た電波は高周波回路3でデジタル信号に復調されるが、
その過程で受信電力レベル情報をマイコン8側に供給す
る。マイコン8はこの情報を読み取り、相対的な数値あ
るいはレベルメータ値としてLED7に表示する。LC
D7の表示方法を図4に示し、(a)は相対数値による
レベル表示であり、(b)はバー状のレベルメータによ
るレベル表示である。さらに、受信電力レベルをスピー
カ5により発する音の強弱、または音の高低により表現
してもよい。
【0021】そこで、使用者は、LCD7に表示された
受信電力レベルを確認しながら、例えば、携帯電話本体
1を持ち、受信電力レベルの高い方角が水平面を一周す
るように回転させる。表示値が最も大きく示した方向を
基地局または親機の方向と判断し、その方向へ向けるこ
とによって受信電力レベルを高くし、ノイズの発生を低
減させる。
受信電力レベルを確認しながら、例えば、携帯電話本体
1を持ち、受信電力レベルの高い方角が水平面を一周す
るように回転させる。表示値が最も大きく示した方向を
基地局または親機の方向と判断し、その方向へ向けるこ
とによって受信電力レベルを高くし、ノイズの発生を低
減させる。
【0022】実施例2.なお、上記実施例1では携帯電
話本体1にヘリカルアンテナ2を用いたものを示した
が、他のアンテナであってもよい。以下に、携帯電話に
数種類のアンテナを用いたものを示す。図5はヘリカル
・スリーブアンテナ13を搭載した携帯電話の側面図、
図6はモノポールアンテナ14を搭載した携帯電話の側
面図、図7はスリープアンテナ15を搭載した携帯電話
の側面図である。なお、図5,6および図7について、
上面図は図1(a)と同様であり(図示せず)、また、
側面図については、携帯電話本体1の下半分が図1と同
様のため省略し、以後同様とする。指向性については、
ヘリカル・スリーブアンテナ13,モノポールアンテナ
14またはスリーブアンテナ15を搭載した携帯電話
は、ヘリカルアンテナ2を搭載したものとほぼ同様の指
向性を有する。
話本体1にヘリカルアンテナ2を用いたものを示した
が、他のアンテナであってもよい。以下に、携帯電話に
数種類のアンテナを用いたものを示す。図5はヘリカル
・スリーブアンテナ13を搭載した携帯電話の側面図、
図6はモノポールアンテナ14を搭載した携帯電話の側
面図、図7はスリープアンテナ15を搭載した携帯電話
の側面図である。なお、図5,6および図7について、
上面図は図1(a)と同様であり(図示せず)、また、
側面図については、携帯電話本体1の下半分が図1と同
様のため省略し、以後同様とする。指向性については、
ヘリカル・スリーブアンテナ13,モノポールアンテナ
14またはスリーブアンテナ15を搭載した携帯電話
は、ヘリカルアンテナ2を搭載したものとほぼ同様の指
向性を有する。
【0023】実施例3.図8はこの発明の他の実施例を
示す携帯電話の側面図であり、上面図は図1(a)と同
様であるため図示せず。図において、上記実施例1と同
一または相当部分には同一符号を付し、説明を省略す
る。16は反射器10の途中に接続されたコイルであ
る。まず、指向性アンテナとしてヘリカルアンテナ2を
励振アンテナ、反射器10を非励振アンテナとし、非励
振アンテナの装荷インピーダンスをZ=jX,相互イン
ピーダンスをZ12=R12+jX12,非励振アンテナの自
己放射インピーダンスをZ22=R22+jX22とすると指
向性アンテナの位相は
示す携帯電話の側面図であり、上面図は図1(a)と同
様であるため図示せず。図において、上記実施例1と同
一または相当部分には同一符号を付し、説明を省略す
る。16は反射器10の途中に接続されたコイルであ
る。まず、指向性アンテナとしてヘリカルアンテナ2を
励振アンテナ、反射器10を非励振アンテナとし、非励
振アンテナの装荷インピーダンスをZ=jX,相互イン
ピーダンスをZ12=R12+jX12,非励振アンテナの自
己放射インピーダンスをZ22=R22+jX22とすると指
向性アンテナの位相は
【0024】
【数1】
【0025】となり、指向性の変動に
【0026】
【数2】
【0027】が寄与していることが分かる。従って、
【0028】
【数3】
【0029】のX、つまり、装荷インピーダンスのZ=
jXを変動させると指向性が変動し、その値を調整する
ことで、所望の指向性に近づけることができる。そこ
で、本実施例ではコイル16の装荷インピーダンスを変
動させることで、指向性を所望の特性になるように調整
する。
jXを変動させると指向性が変動し、その値を調整する
ことで、所望の指向性に近づけることができる。そこ
で、本実施例ではコイル16の装荷インピーダンスを変
動させることで、指向性を所望の特性になるように調整
する。
【0030】実施例4.なお、上記実施例3では、コイ
ル16の装荷インピーダンスを変動させるものを示した
が、コイル16の代わりにコンデンサを用いてもよく、
上記実施例3と同様の効果を奏する。図9はこの発明の
他の実施例を示す携帯電話の側面図であり、上面図は図
1(a)と同様であるため、図示せず。図において、上
記実施例3と同一または相当部分には同一符号を付し、
説明を省略する。17は反射器10の途中に接続された
コンデンサであり、実施例5と同様に、装荷インピーダ
ンスのZ=jXを変動させ、所望の指向性に調整する。
ル16の装荷インピーダンスを変動させるものを示した
が、コイル16の代わりにコンデンサを用いてもよく、
上記実施例3と同様の効果を奏する。図9はこの発明の
他の実施例を示す携帯電話の側面図であり、上面図は図
1(a)と同様であるため、図示せず。図において、上
記実施例3と同一または相当部分には同一符号を付し、
説明を省略する。17は反射器10の途中に接続された
コンデンサであり、実施例5と同様に、装荷インピーダ
ンスのZ=jXを変動させ、所望の指向性に調整する。
【0031】実施例5.図10はこの発明の他の実施例
を示す携帯電話の外観図であり、(a)は上面図、
(b)は側面図である。図11はこのアンテナの指向特
性の実測図である。図において、上記実施例1と同一ま
たは相当部分は同一符号を付し、説明を省略する。18
は平面形状の1板の金属平板であり、反射用素子の機能
を有する反射器に相当する。よって、図11に示すよう
に携帯電話本体1に指向性を持たせることができ、金属
線の反射器10よりも指向性を強めることができる。
を示す携帯電話の外観図であり、(a)は上面図、
(b)は側面図である。図11はこのアンテナの指向特
性の実測図である。図において、上記実施例1と同一ま
たは相当部分は同一符号を付し、説明を省略する。18
は平面形状の1板の金属平板であり、反射用素子の機能
を有する反射器に相当する。よって、図11に示すよう
に携帯電話本体1に指向性を持たせることができ、金属
線の反射器10よりも指向性を強めることができる。
【0032】実施例6.図12はこの発明の他の実施例
を示す携帯電話の外観図であり、(a)は上面図、
(b)は側面図である。図13はこのアンテナの指向特
性の実測図である。図において、上記実施例1と同一ま
たは相当部分を付し、説明を省略する。19は平板の中
央で折り曲げた1枚の金属平板であり、反射用素子の機
能を有する反射器に相当する。よって図13に示すよう
に携帯電話本体1に指向性を持たせることができ、金属
線の反射器10よりも指向性を強めることができる。
を示す携帯電話の外観図であり、(a)は上面図、
(b)は側面図である。図13はこのアンテナの指向特
性の実測図である。図において、上記実施例1と同一ま
たは相当部分を付し、説明を省略する。19は平板の中
央で折り曲げた1枚の金属平板であり、反射用素子の機
能を有する反射器に相当する。よって図13に示すよう
に携帯電話本体1に指向性を持たせることができ、金属
線の反射器10よりも指向性を強めることができる。
【0033】実施例7.図14はこの発明の他の実施例
を示す携帯電話の外観図であり、(a)は上面図、
(b)は側面図である。図において、上記実施例1と同
一または相当部分には同一符号を付し、説明を省略す
る。20は2箇所で折り曲げた平面形状の1枚の金属平
板であり、反射素子の機能を有する反射器に相当する。
を示す携帯電話の外観図であり、(a)は上面図、
(b)は側面図である。図において、上記実施例1と同
一または相当部分には同一符号を付し、説明を省略す
る。20は2箇所で折り曲げた平面形状の1枚の金属平
板であり、反射素子の機能を有する反射器に相当する。
【0034】実施例8.図15はこの発明の他の実施例
を示す携帯電話の外観図であり、(a)は上面図、
(b)は側面図である。図において、上記実施例5と同
一または相当部分には同一符号を付し、説明を省略す
る。21は導線等の金属線からなる導波器、22は例え
ば、プラスチックやABS樹脂等からなり、導波器21
を組み込んだ導波器ホルダーであり、反射器ホルダー1
1の筒部12の上からヘリカルアンテナ2の突起部に装
着できるように一部分を縦方向に切り欠いた筒部23を
有する。なお、導波器ホルダー22は導波器保持具を示
す。
を示す携帯電話の外観図であり、(a)は上面図、
(b)は側面図である。図において、上記実施例5と同
一または相当部分には同一符号を付し、説明を省略す
る。21は導線等の金属線からなる導波器、22は例え
ば、プラスチックやABS樹脂等からなり、導波器21
を組み込んだ導波器ホルダーであり、反射器ホルダー1
1の筒部12の上からヘリカルアンテナ2の突起部に装
着できるように一部分を縦方向に切り欠いた筒部23を
有する。なお、導波器ホルダー22は導波器保持具を示
す。
【0035】次に、動作について説明する。まず、携帯
電話本体1による通話中にノイズが発生した場合には、
金属平板18と導波器21の間にヘリカルアンテナ2が
配置され、かつ、金属平板18と導波器21が対向する
ように反射器ホルダー11と導波器ホルダー22をヘリ
カルアンテナ2に装着し、携帯電話本体1に指向性を持
たせる。特に、水平面については、金属平板18の反射
器の方向の受信レベルが低くなり、その反対に位置する
導波器21の方向は逆に受信電力レベルが高くなるとい
う指向性を有する。
電話本体1による通話中にノイズが発生した場合には、
金属平板18と導波器21の間にヘリカルアンテナ2が
配置され、かつ、金属平板18と導波器21が対向する
ように反射器ホルダー11と導波器ホルダー22をヘリ
カルアンテナ2に装着し、携帯電話本体1に指向性を持
たせる。特に、水平面については、金属平板18の反射
器の方向の受信レベルが低くなり、その反対に位置する
導波器21の方向は逆に受信電力レベルが高くなるとい
う指向性を有する。
【0036】これは、ヘリカルアンテナ2から放射され
る直接波と、金属平板18による反射器で反射された反
射波とが干渉し、さらに、導波器21が電波を携帯電話
本体1の励振器からみて導波器21方向へ導くことによ
り、指向性の発生する特性があり、また、アンテナの可
逆性により、受信時にも同様の指向性が生じることを利
用している。実測図を図16に示す。また、金属平板1
8による反射器の代わりに、金属線の反射器10を用い
ても同様の効果が得られる。
る直接波と、金属平板18による反射器で反射された反
射波とが干渉し、さらに、導波器21が電波を携帯電話
本体1の励振器からみて導波器21方向へ導くことによ
り、指向性の発生する特性があり、また、アンテナの可
逆性により、受信時にも同様の指向性が生じることを利
用している。実測図を図16に示す。また、金属平板1
8による反射器の代わりに、金属線の反射器10を用い
ても同様の効果が得られる。
【0037】そこで使用者は、実施例1と同様にLCD
7に表示された受信電力レベルを確認しながら、例え
ば、携帯電話本体1を持ち、受信電力レベルの高い方角
が水平面を一周すように回転させる。表示値が最も大き
く示した方向を基地局または親機の方向を判断し、その
方向へ向けることによって受信電力レベルを高くし、ノ
イズの発生を低減させる。
7に表示された受信電力レベルを確認しながら、例え
ば、携帯電話本体1を持ち、受信電力レベルの高い方角
が水平面を一周すように回転させる。表示値が最も大き
く示した方向を基地局または親機の方向を判断し、その
方向へ向けることによって受信電力レベルを高くし、ノ
イズの発生を低減させる。
【0038】実施例9.図17はこの発明の他の実施例
を示す携帯電話の外観図であり、(a)は上面図、
(b)は側面図である。図において、上記実施例8と同
一または相当部分には同一符号を付し、説明を省略す
る。上記実施例8では導波器21を1つ用いたものを示
したが、図17に示すように導波器21を2つ用いても
よく、水平面については、金属平板18の反射器の方向
の受信レベルが低くなり、その反対に位置する導波器2
1の方向は逆に受信レベルが高くなるという指向性を有
する。よって、図18の実測図に示すように、携帯電話
本体1により強く指向性を持たせることができる。ま
た、金属平板18による反射器代わりに、金属線の反射
器10を用いても同様の効果が得られる。
を示す携帯電話の外観図であり、(a)は上面図、
(b)は側面図である。図において、上記実施例8と同
一または相当部分には同一符号を付し、説明を省略す
る。上記実施例8では導波器21を1つ用いたものを示
したが、図17に示すように導波器21を2つ用いても
よく、水平面については、金属平板18の反射器の方向
の受信レベルが低くなり、その反対に位置する導波器2
1の方向は逆に受信レベルが高くなるという指向性を有
する。よって、図18の実測図に示すように、携帯電話
本体1により強く指向性を持たせることができる。ま
た、金属平板18による反射器代わりに、金属線の反射
器10を用いても同様の効果が得られる。
【0039】実施例10.図19はこの発明の他の実施
例を示す携帯電話の外観図であり、(a)は上面図、
(b)は側面図である。図において、上記実施例8と同
一または相当部分には同一符号を付し、説明を省略す
る。20は平面形状の1枚の金属板を2箇所でヘリカル
アンテナ2の方向に折り曲げた反射板であり、この折り
曲げにより水平面での指向性をさらに強めることができ
る。また、金属平板を2箇所で折り曲げ、金属平板の出
っ張りを押さえたことによる反射器の容量の低減によ
り、製品を小型化することができる。なお、図19では
反射板20に1つの導波器を用いたものを示したが、図
20に示すように、2つの導波器を用いてもよく、水平
面の指向性をより強くすることができる。
例を示す携帯電話の外観図であり、(a)は上面図、
(b)は側面図である。図において、上記実施例8と同
一または相当部分には同一符号を付し、説明を省略す
る。20は平面形状の1枚の金属板を2箇所でヘリカル
アンテナ2の方向に折り曲げた反射板であり、この折り
曲げにより水平面での指向性をさらに強めることができ
る。また、金属平板を2箇所で折り曲げ、金属平板の出
っ張りを押さえたことによる反射器の容量の低減によ
り、製品を小型化することができる。なお、図19では
反射板20に1つの導波器を用いたものを示したが、図
20に示すように、2つの導波器を用いてもよく、水平
面の指向性をより強くすることができる。
【0040】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、反射
器保持具をアンテナに装着することにより、アンテナと
反射器の合成特性として水平面に指向性を有するため、
電波の到来方向を検知でき、携帯電話使用中にノイズが
発生した時には携帯電話の指向性の強い方角を、電波送
信元の基地局または親機方向へ向けることで、ノイズを
低減できるという効果がある。
器保持具をアンテナに装着することにより、アンテナと
反射器の合成特性として水平面に指向性を有するため、
電波の到来方向を検知でき、携帯電話使用中にノイズが
発生した時には携帯電話の指向性の強い方角を、電波送
信元の基地局または親機方向へ向けることで、ノイズを
低減できるという効果がある。
【0041】また、反射器に金属線を用いることによ
り、アンテナと金属線の合成特性として水平面に指向性
を有するため、電波の到来方向を検知でき、携帯電話を
電波送信元の方向へ向け、ノイズ低減を行うことができ
るという効果がある。
り、アンテナと金属線の合成特性として水平面に指向性
を有するため、電波の到来方向を検知でき、携帯電話を
電波送信元の方向へ向け、ノイズ低減を行うことができ
るという効果がある。
【0042】さらに、金属線の反射器にコイルまたはコ
ンデンサを接続したことにより、装荷インピーダンスを
変動させ、指向性を使用者の所望の特性になるように調
整できるという効果がある。また、反射器に金属平板を
用いることにより、指向性を強めることができるという
効果がある。
ンデンサを接続したことにより、装荷インピーダンスを
変動させ、指向性を使用者の所望の特性になるように調
整できるという効果がある。また、反射器に金属平板を
用いることにより、指向性を強めることができるという
効果がある。
【0043】また、反射器に用いた金属平板をアンテナ
方向に折り曲げたことにより、指向性をより強くするこ
とができ、電波の到来方向の検知をより高めることがで
きると共に、金属平板の外方向への出張りを押さえ、反
射器の容量を低減でき、携帯電話自体を小型化できると
いう効果がある。
方向に折り曲げたことにより、指向性をより強くするこ
とができ、電波の到来方向の検知をより高めることがで
きると共に、金属平板の外方向への出張りを押さえ、反
射器の容量を低減でき、携帯電話自体を小型化できると
いう効果がある。
【0044】また、反射器と導波器の間にアンテナが配
置され、かつ、反射器と導波器が対向するようにアンテ
ナに反射器保持具と導波器保持具とを装着させ、アンテ
ナ,反射器および導波器の合成特性の指向性を強めるこ
とにより、電波の到来方向をより的確に検知でき、電波
送信元の基地局または親機方向の検知が容易に行えると
いう効果がある。
置され、かつ、反射器と導波器が対向するようにアンテ
ナに反射器保持具と導波器保持具とを装着させ、アンテ
ナ,反射器および導波器の合成特性の指向性を強めるこ
とにより、電波の到来方向をより的確に検知でき、電波
送信元の基地局または親機方向の検知が容易に行えると
いう効果がある。
【0045】さらに、反射器に金属平板を用いてアンテ
ナ,金属平板および導波器の合成特性として指向性を強
めることにより、電波到来方向の検知がさらに精度良く
行え、電波送信元の基地局または親機の方向がより正確
に検知できるという効果がある。
ナ,金属平板および導波器の合成特性として指向性を強
めることにより、電波到来方向の検知がさらに精度良く
行え、電波送信元の基地局または親機の方向がより正確
に検知できるという効果がある。
【図1】この発明の実施例1による携帯電話の外観図で
ある。
ある。
【図2】この発明の実施例1によるアンテナの指向性の
モデル図である。
モデル図である。
【図3】この発明の実施例1によるアンテナの実測図で
ある。
ある。
【図4】この発明の実施例1による携帯電話の液晶ディ
スプレイの表示状態を示す図である。
スプレイの表示状態を示す図である。
【図5】この発明の実施例2によるヘリカル・スリーブ
アンテナを搭載した携帯電話の側面図である。
アンテナを搭載した携帯電話の側面図である。
【図6】この発明の実施例2によるモノポールアンテナ
を搭載した携帯電話の側面図である。
を搭載した携帯電話の側面図である。
【図7】この発明の実施例2によるスリーブアンテナを
搭載した携帯電話の側面図である。
搭載した携帯電話の側面図である。
【図8】この発明の実施例3による携帯電話の側面図で
ある。
ある。
【図9】この発明の実施例4による携帯電話の側面図で
ある。
ある。
【図10】この発明の実施例5による携帯電話の外観図
である。
である。
【図11】この発明の実施例5によるアンテナの指向性
の実測図である。
の実測図である。
【図12】この発明の実施例6による携帯電話の外観図
である。
である。
【図13】この発明の実施例6によるアンテナの指向性
の実測図である。
の実測図である。
【図14】この発明の実施例7による携帯電話の外観図
である。
である。
【図15】この発明の実施例8による携帯電話の外観図
である。
である。
【図16】この発明の実施例8によるアンテナの指向性
の実測図である。
の実測図である。
【図17】この発明の実施例9による携帯電話の外観図
である。
である。
【図18】この発明の実施例9によるアンテナの指向性
の実測図である。
の実測図である。
【図19】この発明の実施例10による携帯電話の外観
図である。
図である。
【図20】この発明の実施例10による他の携帯電話の
外観図である。
外観図である。
【図21】従来の携帯電話の外観図である。
【図22】従来の携帯電話の簡易ブロック図である。
【図23】従来の携帯電話のアンテナの指向性を示す図
である。
である。
1 携帯電話本体 2 ヘリカルアンテナ 7 液晶ディスプレイ 9 電力パターン 10 反射器 11 反射器ホルダー 16 コイル 17 コンデンサ 18 金属平板 19 金属平板 20 金属平板 21 導波器 22 導波器ホルダー
Claims (7)
- 【請求項1】 基地局または親機から送信された電波を
受信する携帯電話において、水平面に無指向特性を有す
るアンテナと、電波を反射させる反射器と、この反射器
が設けられ、前記アンテナに着脱自在な反射器保持具と
を備えたことを特徴とする携帯電話。 - 【請求項2】 上記反射器に金属線を用いたことを特徴
とする請求項1記載の携帯電話。 - 【請求項3】 上記反射器の金属線にコイルまたはコン
デンサを接続したことを特徴とする請求項2記載の携帯
電話。 - 【請求項4】 上記反射器に金属平板を用いたことを特
徴とする請求項1記載の携帯電話。 - 【請求項5】 上記反射器に用いた上記金属平板を、上
記アンテナの方向に折り曲げたことを特徴とする請求項
4記載の携帯電話。 - 【請求項6】 基地局または親機から送信された電波を
受信する携帯電話において、水平面に無指向特性を有す
るアンテナと、電波を反射させる反射器と、この反射器
が設けられ、前記アンテナに着脱自在な反射器保持具
と、電波を導波させる導波器と、この導波器が設けら
れ、前記アンテナに着脱自在な導波器保持具とを備え、
前記反射器と前記導波器の間に前記アンテナが配置さ
れ、かつ、前記反射器と前記導波器が対向するように前
記アンテナに前記反射器保持具と前記導波器保持具とを
装着させることを特徴とする携帯電話。 - 【請求項7】 上記反射器に金属平板を用いたことを特
徴とする請求項6記載の携帯電話。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6208623A JPH07177561A (ja) | 1993-10-28 | 1994-09-01 | 携帯電話 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27089593 | 1993-10-28 | ||
JP5-270895 | 1993-10-28 | ||
JP6208623A JPH07177561A (ja) | 1993-10-28 | 1994-09-01 | 携帯電話 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07177561A true JPH07177561A (ja) | 1995-07-14 |
Family
ID=26516938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6208623A Pending JPH07177561A (ja) | 1993-10-28 | 1994-09-01 | 携帯電話 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07177561A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000067341A1 (en) * | 1999-04-30 | 2000-11-09 | Nokia Mobile Phones Limited | Antenna assembly with active element and reflector |
JP2006295354A (ja) * | 2005-04-07 | 2006-10-26 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 無線通信装置および無線通信装置の誤りビット数検出方法 |
JP2016127529A (ja) * | 2015-01-07 | 2016-07-11 | 株式会社テイエルブイ | 無線通信機 |
WO2018229973A1 (ja) * | 2017-06-16 | 2018-12-20 | ヤマハ株式会社 | 無線通信装置 |
-
1994
- 1994-09-01 JP JP6208623A patent/JPH07177561A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000067341A1 (en) * | 1999-04-30 | 2000-11-09 | Nokia Mobile Phones Limited | Antenna assembly with active element and reflector |
JP2006295354A (ja) * | 2005-04-07 | 2006-10-26 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 無線通信装置および無線通信装置の誤りビット数検出方法 |
JP2016127529A (ja) * | 2015-01-07 | 2016-07-11 | 株式会社テイエルブイ | 無線通信機 |
WO2018229973A1 (ja) * | 2017-06-16 | 2018-12-20 | ヤマハ株式会社 | 無線通信装置 |
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