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JPH07166876A - 多気筒内燃エンジンの吸気制御装置 - Google Patents

多気筒内燃エンジンの吸気制御装置

Info

Publication number
JPH07166876A
JPH07166876A JP31092293A JP31092293A JPH07166876A JP H07166876 A JPH07166876 A JP H07166876A JP 31092293 A JP31092293 A JP 31092293A JP 31092293 A JP31092293 A JP 31092293A JP H07166876 A JPH07166876 A JP H07166876A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intake
cover
control device
intake passage
internal combustion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP31092293A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Takahashi
晃 高橋
Toru Hashimoto
徹 橋本
Mitsuhiro Miyake
光浩 三宅
Shigeyuki Ishiguro
茂行 石黒
Shigeo Tsukagoshi
成生 塚越
Hisakazu Miya
久和 宮
Naoto Nishimoto
直人 西本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mikuni Corp
Mitsubishi Motors Corp
Tokyo Roki Co Ltd
Original Assignee
Mikuni Corp
Mitsubishi Motors Corp
Tokyo Roki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mikuni Corp, Mitsubishi Motors Corp, Tokyo Roki Co Ltd filed Critical Mikuni Corp
Priority to JP31092293A priority Critical patent/JPH07166876A/ja
Publication of JPH07166876A publication Critical patent/JPH07166876A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05CINDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
    • F05C2225/00Synthetic polymers, e.g. plastics; Rubber
    • F05C2225/08Thermoplastics

Landscapes

  • Characterised By The Charging Evacuation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 多気筒内燃エンジンの各気筒に連通する長短
2種類の吸気通路の一部を形成すると共にサージタンク
の一部を形成するバルブボディ(II)と、バルブボディ
の開口端部に当接結合されて開口端部を覆うカバー(II
I)と、カバーの内壁面に当接配置されて2種類の吸気
通路のうち一方の吸気通路の一部を形成すると共にカバ
ーの内壁面に対向する面と反対側の面43aによりサー
ジタンク70の一部を形成するポートシェル40とを含
む多気筒内燃エンジンの吸気制御装置において、ポート
シェル40は、上記一方の吸気通路41を形成する通路
壁が複数気筒分一体的に樹脂材により形成されている。 【効果】 複数気筒分一体的に形成されていることか
ら、一度の組み付け作業で複数気筒分の吸気通路を形成
することができ、作業の簡略化を図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等に搭載される
多気筒内燃エンジンの吸気制御装置に関し、特に、長短
2種類の吸気通路を併せもち、その一方の吸気通路を形
成する構造に特徴を有した多気筒内燃エンジンの吸気制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エンジンの回転速度、負荷等に応
じて吸気管の長さを2段階に切り替え、吸気に慣性過給
効果あるいは共鳴過給効果を与えて、エンジンの出力を
向上させる、いわゆる、可変吸気システムを採用したエ
ンジンの吸気装置が知られている。図1は、かかる可変
吸気システムを6気筒内燃エンジンに採用した吸気制御
装置の断面図を示すものである。本図においては、エン
ジンの1気筒に対応する1つの吸気通路の断面が示され
ているが、6気筒に対応する分だけ紙面垂直方向に並列
に一体的に形成されている。
【0003】かかる吸気制御装置においては、本体側面
部からスロットル弁(不図示)を介してサージタンク1
内に導入された吸気は、低中速域ではバタフライバルブ
であるところの切換え弁2がアクチュエータ(不図示)
の作動により閉じられることにより(実線で示す状
態)、矢印Aで示すように迂回吸気通路3を経由して、
一方、高速域では切換え弁2が開けられた状態(二点鎖
線で示す状態)となり、迂回吸気通路3を経由すること
なく、矢印Bで示すように直接エンジンシリンダ内に導
入されるようになっている。
【0004】すなわち、切換え弁2の開閉によって、低
中速では長い吸気管による圧力反転波を、高速域では短
い吸気管による圧力反転波を同期せしめ、これにより全
域の充填効率を向上させ、もって、低中速トルクの向上
と最高出力の向上を両立させるものである。また、この
ような可変吸気システムを採用した吸気制御装置におい
ては、吸気通路及びサージタンク等を形成する本体部分
はアルミニウム材を用いて鋳造成形され、切換え弁2及
びその回動軸2a等は鋼材等を用いて形成されている。
【0005】そして、かかる鋳造技術上の制約等によ
り、吸気制御装置は3つの領域、すなわち、吸気通路の
みを形成するブランチ部分(I)、多連バタフライバル
ブたる切換え弁2を内装すると共に吸気通路を形成する
バルブボディ部分(II)及びサージタンク1を形成する
と共に迂回吸気通路3の一部を成すポートシェル4を内
装するカバー部分(III)に分けてそれぞれ成形され、
その後、ボルト及びナット等の締結手段(不図示)を用
いて、それぞれの取り付けフランジ面を付き合わせて一
体的に結合せしめられている。
【0006】ここで、迂回吸気通路3(長い方の吸気通
路)を形成するポートシェル4の形状及びその取り付け
構造について説明する。図2は、図1に示す従来の吸気
制御装置に用いられているポートシェル4を示す図であ
り、図2(a)はその外観斜視構成図、図2(b)は図
2(a)中のM−M部における断面図である。本図に示
されるように、1本の迂回吸気通路に対応するポートシ
ェル4が一対の取り付け用フランジ部4bと一体的に樹
脂材により形成されている。
【0007】そして、ポートシェルの当接部4aをアル
ミニウム材により成形されたカバー部分(III)内壁面
に突き当て(図2(b)参照)、かかるカバー部分III
の内壁に形成された突出部5の先端に位置するカシメ用
突起5aを貫通孔4cに嵌挿させ、その後、ワッシャ6
を挾んで突起5aを叩いてカシメ状態にする。かかるポ
ートシェルの取り付けが終了した後、端面4dをバルブ
ボディ部分(II)の端面に当接させた状態で、カバー部
分(III)とバルブボディ部分(II)とをボルト等の締
結手段にて締結固着することにより、ポートシェルは装
置内部に強固に固定され、迂回吸気通路3を形成するこ
とになる。
【0008】このように、従来のポートシェルは、1本
の迂回吸気通路のみを形成する形状となっている為、多
気筒内燃エンジンの場合にあっては、その気筒数に応じ
た数のポートシェルを各々取り付ける必要があり、組み
付け作業が煩雑であった。また、かかるポートシェルに
おいては、カバー部分(III)に対向する面4eが迂回
吸気通路3を形成する内壁面となり、一方、その反対側
の面4fがサージタンク1を形成する内壁面となる。従
って、上述の如く個々に取り付けを要するポートシェル
では、各々のポートシェル間に取り付け用空間Qを必要
とし、低速域におけるエンジンのレスポンス向上の観点
からサージタンクの容量を所定範囲に抑えたい場合には
不向きな構造となっていた。
【0009】一方、今日の自動車開発の方針の一つとし
て、車両の軽量化による低燃費車両の開発、あるいは、
材質の変更及び製造工程の簡略化等による低コスト車両
の開発が検討されている。そこで、従来アルミニウム材
あるいは鋼材等の金属材料により形成されていた上記吸
気制御装置についても、その一環として構成部品の樹脂
化が検討されている。
【0010】しかしながら、従来の吸気制御装置を構成
する部品を単に樹脂化しただけでは、機械的強度の低
下、低伝熱性による影響、あるいは、各構成部品の成形
精度の低下等による組み付け精度の低下といったような
新たな問題が発生する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の問題点
等に鑑み、本願発明の目的とするところは、装置の軽量
化を図りつつ、長短2種類の吸気通路を容易に形成せし
めて、装置本来の機能を確実高精度に果たし得ると共
に、低速域におけるエンジンのレスポンス向上をも図る
ことができる多気筒内燃エンジンの吸気制御装置を提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の多気筒内燃エン
ジンの吸気制御装置は、多気筒内燃エンジンの各気筒に
連通する長短2種類の吸気通路の一部を形成すると共に
サージタンクの一部を形成する殻体と、前記殻体の開口
端部に当接結合されて前記開口端部を覆うカバー体と、
前記カバー体の内壁面に当接配置されて前記2種類の吸
気通路のうち一方の吸気通路の一部を形成すると共に前
記カバー体の内壁面に対向する面と反対側の面により前
記サージタンクの一部を形成する吸気通路形成部材とを
含む多気筒内燃エンジンの吸気制御装置であって、前記
吸気通路形成部材は、前記一方の吸気通路を形成する通
路壁が複数気筒分樹脂材により一体形成されていること
を特徴としている。
【0013】また、前記吸気通路形成部材のサージタン
クを形成する面を、前記一方の吸気通路の配列方向にお
いて略平坦に形成することも特徴としている。
【0014】
【作用】本発明の吸気制御装置によれば、長短2種類の
うちの一方の吸気通路を形成する吸気通路形成部材が複
数気筒分樹脂材により一体形成されていることから、一
つの吸気通路形成部材をカバー体に対して固着するだけ
で複数気筒分の吸気通路を同時に形成することができ、
組み付け作業の簡略化が図られている。
【0015】また、吸気通路形成部材のサージタンクを
形成する側の面を、吸気通路の配列方向において略平坦
に形成していることから、従来の如く各吸気通路を個々
に形成した場合に生ずる各吸気通路間の空隙を取り除く
ことができ、もって、その分サージタンクの容量を小さ
くできることで、低速域におけるエンジンのレスポンス
を向上させることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の吸気制御装置に係る実施例に
ついて、図面に基づき説明する。図3は、吸気制御装置
の外観平面図を示すものであり、図示されるように、3
つの領域I,II,IIIを形成する樹脂射出成形品の結合
体からなっている。すなわち、エンジンのヘッド吸気ポ
ートに連結されるブランチ部分(I)、吸気の切換え弁
たる多連バタフライバルブを内装すると共に、長短2種
類の吸気通路の一部を形成する殻体としてのバルブボデ
ィ部分(II)、バルブボディ部分の開口端部を覆いかつ
サージタンク及び迂回吸気通路(長い吸気通路)を形成
するカバー体としてのカバー部分(III)が各々射出成
形法等により成形され、その後、接合用フランジ面にお
いて、各々が振動溶着等により一体的に結合されてい
る。
【0017】図4は、図3に示す吸気制御装置の矢視R
による外観側面図を示すものであり、図示されるよう
に、エンジンの出力を調整するスロットルボディを取り
付ける為のフランジ部10(10a,10b)が形成さ
れている。図5は、図3に示す吸気制御装置の矢視Lに
よる外観側面図を示すものであり、図示されるように、
かかる側面には内装された多連バタフライバルブを駆動
する歯車機構を内装したアクチュエータ30が取り付け
られている。
【0018】尚、図3及び図4において示される符号2
0はバルブ回動軸の一端を径方向において支持する端部
軸受の外観を示すものであり、この位置において多連バ
タフライバルブの回動軸が配置されている。図6は、図
3中のC−C部による断面図を示すものである。本図に
示されるように、バルブボディ部分(II)の内部には、
バタフライバルブ21と回動軸21aとが樹脂材により
一体的に成形された多連一体型バタフライバルブが、中
間軸受22により回動自在に支持されて吸気通路内に配
置されている。また、カバー部分(III)の内側には、
迂回吸気通路を形成するための吸気通路形成部材として
のポートシェル40がカバー部分(III)の内壁に当接
されて配置固定されている。
【0019】ここで、かかるポートシェル40の構造に
ついて、図7ないし図13に基づき以下に説明する。図
7は、バルブボディ(II)をカバー(III)取り付け側
端面方向から見た図であり、図示されるように、バルブ
ボディ(II)の内部には、短い吸気通路の一部を形成す
る通路51と長い吸気通路(迂回吸気通路)の一部を形
成する通路52とが形成されている。そして、通路51
の上方にはバルブボディの外壁から内側に突出した4個
の凸部53が形成され、また、通路52の近傍には、端
面55及び54が形成されている。尚、符号56で示す
部分はサージタンクの一部を形成する壁面となる部分で
ある。
【0020】図8は、図7中のD−D部におけるバルブ
ボディの断面図であり、図示されるように、カバー(II
I)取り付け側端面(開口端部)にはカバー(III)を振
動溶着する際にカバーの一部を当接して埋設させる凹状
フランジ部50が形成されており、また、前述凸部53
の端面53a及び端面55,54は、バルブボディの端
部から少し奥まった位置に形成されている。
【0021】図9は、カバー(III)をバルブボディ取
り付け側端面方向から見た図であり、図示されるよう
に、カバー(III)内部には、迂回吸気通路を形成する
通路壁の一部をなす外側通路壁61が断面略半円形状に
外側に突出して6個形成されている。そして、かかる外
側通路壁61同士の間には、中央部を除いて各々後述す
るポートシェルを熱カシメするための突起63が計4個
形成されている。また、各々の外側通路壁61の両側に
は上下方向に延在する溝62が形成されており、この溝
に後述するポートシェルの嵌入リブ44が嵌入嵌合され
るようになっている。さらに、外側通路壁61の外周に
は後述するポートシェルの当接部48を当接して密着さ
せるための当接面64が形成されている(点印で示す部
分)。
【0022】図10は、図9に示すカバー(III)の断
面図を示すものであり、図10(a)はE−E部におけ
る断面図、図10(b)はF−F部における断面図であ
る。図示されるように、バルブボディ(II)取り付け側
端面には、前述バルブボディの凹状フランジ部50に嵌
挿される凸状フランジ部60が開口10c部を除いた全
域に亘って形成されている。
【0023】図11及び図12は、3本の迂回吸気通路
に対応する部分が樹脂材により一体的に形成されたポー
トシェル40を示すものであり、図11は、サージタン
ク側から見たポートシェルの正面図(図11(a)、平
面図(図11(b))及びG−G部における断面図(図
11(c))を各々示し、図12は、カバー(III)側
から見たポートシェルの背面図(図12(a)、H−H
部における断面図(図12(b))及び矢視Sによる側
面図(図12(c))を各々示している。両図に示され
るように、一体形成されたポートシェル40は、その上
部に迂回吸気通路の入口部を形成する入口フランジ部4
2を有し、かかるフランジ部から下方に向けて断面半リ
ング形状をなすように通路41を形成すべく通路壁43
を有し、かかる通路壁の先端に前述カバー(III)の溝
62に嵌入嵌合せしめられる嵌入リブ44を有してい
る。また、通路壁43と通路壁43との間でかつ上下方
向略中央部には、カバー(III)にカシメ固定する際の
突起63を嵌挿せしめる貫通孔45が設けられている。
【0024】さらに、カバー(III)の内壁面に対向す
る面43aと反対側の面43b、すなわち、サージタン
ク側に面するポートシェルの上下端面には、ポートシェ
ルがカバー(III)とバルブボディ(II)との間に配置
されて両者が連結固着された状態にて、バルブボディ
(II)の端面54,53aに当接して、ポートシェルを
カバー(III)側に付勢する付勢突起46,47が形成
されている。かかる付勢突起46,47により、ポート
シェル40はカバー(III)の内壁面に対して常に押し
付けられた密着状態となり、各々の迂回吸気通路がそれ
それ連通することなく確実に分離して形成されることに
なる。
【0025】また、図11(c)の断面図に示されるよ
うに、ポートシェル40のサージタンクを形成する側の
面43bが、吸気通路41の配列方向において略平坦と
なるように形成されている。これにより、各通路壁43
に挾まれた空隙Vの容量分だけサージタンクの容量を減
少させることができ、低速域におけるエンジンのレスポ
ンスの面からはより効果的な形状となっている。
【0026】ここで、上述したポートシェル40を取り
付け固定する手順について、以下に説明する。先ず、ポ
ートシェル通路壁43の端部に形成された嵌入リブ44
がカバー(III)内面に形成された溝62内に嵌入する
ように、かつ、当接部48がカバー(III)64に当接
するように、ポートシェルの貫通孔45にカバー(II
I)の突起63を嵌挿せしめる。そして、貫通孔45か
ら突き出た突起63の先端部に熱を加えて変形させ、カ
シメ状態にする。その後、ポートシェル40がカシメ固
着されたカバー(III)を、その凸状フランジ60がバ
ルブボディ(III)の凹状フランジ部50に嵌入される
ように、両者を連結する。このとき、ポートシェル40
の端面49はバルブボディ(II)の端面55に対向して
いる。そして、この凸状フランジ部60と凹状フランジ
部50との接触領域において振動溶着を施して、両者を
強固に固着する。
【0027】かかる振動溶着により、バルブボディ(I
I)とカバー(III)とが固着された状態を図13に示
す。本図は、固着状態にある装置の部分断面図であり、
図示されるように、この状態においてポートシェル40
の上下方向においてその端部に設けられた付勢突起4
6,47がバルブボディ(II)に形成された端面54,
53aに各々当接した状態となっている。これにより、
ポートシェル40はカバー(III)内壁面方向に強く押
し付けられることになり、ポートシェルとカバー内壁と
がより確実に密着することになる。
【0028】また、ポートシェル40のカバー(III)
の内壁面に対向する面と反対側の面43bとバルブボデ
ィ(II)内壁面55等により、吸入された空気を一時的
に貯蔵するサージタンク70が形成されることになる。
尚、上述実施例においては、バルブボディ(II),カバ
ー(III),ポートシェル40等が全て樹脂材により形
成されている場合について述べたが、これに限ることな
く他の金属材料により形成される場合であっても当然に
本発明の作用効果を奏し得るものである。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、本願発明の吸気制御
装置によれば、2種類の吸気通路のうち一方の吸気通路
を形成する吸気通路形成部材(ポートシェル)が複数気
筒分樹脂材により一体形成されていることから、かかる
吸気通路形成部材をカバー体に固着する際の作業の簡略
化が図れる。また、従来のように個別に組み付けていた
場合に比べて固着用部品の削減が行え装置の軽量化をも
図ることができる。
【0030】さらに、吸気通路形成部材のサージタンク
を形成する側の面を、吸気通路の配列方向において略平
坦となるように形成していることから、従来の如く個別
に組み付けていた場合に生ずる各吸気通路間の空隙を取
り除くことができ、もって、その分サージタンクの容量
を小さくでき、低速域におけるエンジンのレスポンスの
向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来における吸気制御装置の断面図を示す。
【図2】 従来の吸気制御装置におけるポートシェルの
形状及び取り付け構造を示す図であり、図2(a)はそ
の斜視図、図2(b)は図2(a)中のM−M部におけ
る断面図である。
【図3】 本発明に係る吸気制御装置の外観平面図であ
る。
【図4】 図3中の矢視Rによる吸気制御装置の外観側
面図である。
【図5】 図3中の矢視Lによる吸気制御装置の外観側
面図である。
【図6】 図3中のC−C部における吸気制御装置の断
面図である。
【図7】 吸気制御装置を形成するバルブボディをカバ
ー取り付け側端面方向から見た図である。
【図8】 図7中のD−D部におけるバルブボディの断
面図である。
【図9】 吸気制御装置を形成するカバーをバルブボデ
ィ取り付け側端面方向から見た図である。
【図10】 図9に示すカバーの断面図を示すものであ
り、図10(a)はE−E部における断面図、図10
(b)はF−F部における断面図である。
【図11】 本発明に係る吸気制御装置に内装されるポ
ートシェルを示すものであり、図11(a)はその正面
図、図11(b)はその平面図、図11(c)は図11
(a)中のG−G部における断面図である。
【図12】 本発明に係る吸気制御装置に内装されるポ
ートシェルを示すものであり、図12(a)はその背面
図、図12(b)は図12(a)中のH−H部における
断面図、図12(c)は矢視Sによる外観側面図であ
る。
【図13】 ポートシェルが内装された吸気制御装置の
部分断面図を示す。
【主要部分の符号の説明】
40 ポートシェル(吸気通路形成部材) 41 迂回吸気通路(一方の吸気通路) 43 通路壁 43a カバー内壁面に対向する面 43b カバー内壁面に対向する面と反対側の面 55 バルブボディの内壁面 70 サージタンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02M 35/10 102 Y (72)発明者 高橋 晃 東京都港区芝5丁目33番8号三菱自動車工 業株式会社内 (72)発明者 橋本 徹 東京都港区芝5丁目33番8号三菱自動車工 業株式会社内 (72)発明者 三宅 光浩 東京都港区芝5丁目33番8号三菱自動車工 業株式会社内 (72)発明者 石黒 茂行 神奈川県小田原市久野2480番地株式会社ミ クニ小田原工場内 (72)発明者 塚越 成生 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目14番地 10東京濾器株式会社内 (72)発明者 宮 久和 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目14番地 10東京濾器株式会社内 (72)発明者 西本 直人 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目14番地 10東京濾器株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多気筒内燃エンジンの各気筒に連通する
    長短2種類の吸気通路の一部を形成すると共にサージタ
    ンクの一部を形成する殻体と、前記殻体の開口端部に当
    接結合されて前記開口端部を覆うカバー体と、前記カバ
    ー体の内壁面に当接配置されて前記2種類の吸気通路の
    うち一方の吸気通路の一部を形成すると共に前記カバー
    体の内壁面に対向する面と反対側の面により前記サージ
    タンクの一部を形成する吸気通路形成部材とを含む多気
    筒内燃エンジンの吸気制御装置であって、 前記吸気通路形成部材は、前記一方の吸気通路を形成す
    る通路壁が複数気筒分樹脂材により一体形成されている
    ことを特徴とする多気筒内燃エンジンの吸気制御装置。
  2. 【請求項2】 前記吸気通路形成部材は、前記サージタ
    ンクを形成する側の面が前記一方の吸気通路の配列方向
    において略平坦に形成されていることを特徴とする請求
    項1記載の多気筒内燃エンジンの吸気制御装置。
JP31092293A 1993-12-10 1993-12-10 多気筒内燃エンジンの吸気制御装置 Withdrawn JPH07166876A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31092293A JPH07166876A (ja) 1993-12-10 1993-12-10 多気筒内燃エンジンの吸気制御装置

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JP31092293A JPH07166876A (ja) 1993-12-10 1993-12-10 多気筒内燃エンジンの吸気制御装置

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JPH07166876A true JPH07166876A (ja) 1995-06-27

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ID=18011007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31092293A Withdrawn JPH07166876A (ja) 1993-12-10 1993-12-10 多気筒内燃エンジンの吸気制御装置

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JP (1) JPH07166876A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002040846A1 (fr) * 2000-11-17 2002-05-23 Hitachi, Ltd. Module d'admission, elements du module et dispositif etrangleur a commande electronique pour moteur a combustion interne
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