JPH07165979A - 顔料含有合成樹脂成形材料およびその用途 - Google Patents
顔料含有合成樹脂成形材料およびその用途Info
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- JPH07165979A JPH07165979A JP6207364A JP20736494A JPH07165979A JP H07165979 A JPH07165979 A JP H07165979A JP 6207364 A JP6207364 A JP 6207364A JP 20736494 A JP20736494 A JP 20736494A JP H07165979 A JPH07165979 A JP H07165979A
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- C08K3/00—Use of inorganic substances as compounding ingredients
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 (a) 少なくとも1種類の熱可塑性有機ポリマ
ー、(b) 少なくとも1種類の鉱物の黒色顔料および(c)
無機系−および/または有機顔料および/またはポリマ
ー可溶性染料である少なくとも1種類の他の着色剤およ
び(d) 場合によっては他の添加物よりなる合成樹脂成形
材料。 【効果】 この成形材料は1,064nmまたは532
nmの主な波長を持つレーザー光線に曝すことで、有色
記号を持つ成形体を生ずる。
ー、(b) 少なくとも1種類の鉱物の黒色顔料および(c)
無機系−および/または有機顔料および/またはポリマ
ー可溶性染料である少なくとも1種類の他の着色剤およ
び(d) 場合によっては他の添加物よりなる合成樹脂成形
材料。 【効果】 この成形材料は1,064nmまたは532
nmの主な波長を持つレーザー光線に曝すことで、有色
記号を持つ成形体を生ずる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも1種類のポ
リマー、少なくとも1種類の炭素含有黒色顔料および少
なくとも1種類の他の着色剤で実質的に構成されている
合成樹脂成形材料、並びにかゝる合成樹脂成形材料をレ
ーザー光線によって特に好ましくは有色記号を持ち得る
成形体を製造するための出発材料として使用することに
に関する。
リマー、少なくとも1種類の炭素含有黒色顔料および少
なくとも1種類の他の着色剤で実質的に構成されている
合成樹脂成形材料、並びにかゝる合成樹脂成形材料をレ
ーザー光線によって特に好ましくは有色記号を持ち得る
成形体を製造するための出発材料として使用することに
に関する。
【0002】
【従来技術】合成樹脂の表面にレーザー光線で書込みで
きることは公知であり、その際にNd:YAGレーザー
(波長:1,064nm)または周波数倍増Nd:YA
Gレーザー(波長:532nm)を用いるのが有利であ
る。コントロールされた方法で調整できる色の変更は、
自在には行えない。即ち、一般に暗い色の背景の上に真
珠色を書き込むかまたは真珠色の背景に暗い色を書き込
むしか可能でない。それ故に例えば黒色/白色のコント
ラストは、カーボンブラックまたはグラファイトがフィ
ラーとして好ましくは0.08〜0.125% の濃度で
添加されているポリアセタールにおいてレーザー光線に
て生ずる。レーザーの作用によって破壊されない蛍光増
白剤を、合成樹脂/カーボンブラックまたはグラファイ
ト−混合物に混入してもよい(ヨーロッパ特許第53,
256号明細書)。
きることは公知であり、その際にNd:YAGレーザー
(波長:1,064nm)または周波数倍増Nd:YA
Gレーザー(波長:532nm)を用いるのが有利であ
る。コントロールされた方法で調整できる色の変更は、
自在には行えない。即ち、一般に暗い色の背景の上に真
珠色を書き込むかまたは真珠色の背景に暗い色を書き込
むしか可能でない。それ故に例えば黒色/白色のコント
ラストは、カーボンブラックまたはグラファイトがフィ
ラーとして好ましくは0.08〜0.125% の濃度で
添加されているポリアセタールにおいてレーザー光線に
て生ずる。レーザーの作用によって破壊されない蛍光増
白剤を、合成樹脂/カーボンブラックまたはグラファイ
ト−混合物に混入してもよい(ヨーロッパ特許第53,
256号明細書)。
【0003】色むらの原因になる少なくとも1種類の放
射線過敏添加物を含有する高分子量材料に書き込む方法
も公知であり、この場合には近紫外線および/または可
視光線および/または近赤外線域に波長を持つレーザー
光線がエネルギー光線として使用されそして少なくとも
1種類の無機系−および/または有機系顔料および/ま
たはポリマー可溶性染料を添加物として使用する。高分
子量材料は特に完全な合成有機熱可塑性樹脂、即ち重
合、重縮合または重付加によって製造される合成樹脂、
例えばポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド、ポ
リエーテルおよびポリアセタール、またはかゝる合成樹
脂の混合物もある。無機系顔料の例には白色顔料、金属
酸化物、金属硫化物並びにカーボンブラックおよびグラ
ファイトがあり、金属含有顔料が特に有利である。添加
物の量は(高分子量材料を基準として)0.001〜1
0重量% である。パルスレーザー、例えば固体パルスレ
ーザー(solid state phlsed la
sers)、パルスで変更された連続波レーザー、金属
蒸気レーザー(metal vapor laser
s)および半導体レーザーが放射線源として使用される
(ヨーロッパ特許出願公開第190,997号明細
書)。
射線過敏添加物を含有する高分子量材料に書き込む方法
も公知であり、この場合には近紫外線および/または可
視光線および/または近赤外線域に波長を持つレーザー
光線がエネルギー光線として使用されそして少なくとも
1種類の無機系−および/または有機系顔料および/ま
たはポリマー可溶性染料を添加物として使用する。高分
子量材料は特に完全な合成有機熱可塑性樹脂、即ち重
合、重縮合または重付加によって製造される合成樹脂、
例えばポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド、ポ
リエーテルおよびポリアセタール、またはかゝる合成樹
脂の混合物もある。無機系顔料の例には白色顔料、金属
酸化物、金属硫化物並びにカーボンブラックおよびグラ
ファイトがあり、金属含有顔料が特に有利である。添加
物の量は(高分子量材料を基準として)0.001〜1
0重量% である。パルスレーザー、例えば固体パルスレ
ーザー(solid state phlsed la
sers)、パルスで変更された連続波レーザー、金属
蒸気レーザー(metal vapor laser
s)および半導体レーザーが放射線源として使用される
(ヨーロッパ特許出願公開第190,997号明細
書)。
【0004】物体、フィルムおよびシートの状態の高分
子有機材料にレーザーによって書込みをする方法も同様
に公知であり、この方法では漂白できる少なくとも1種
類の放射線過敏添加物および漂白できない余り放射線過
敏でない少なくとも1種類の化合物を含有する材料をレ
ーザー光線に曝し、近紫外線および/または可視領域の
波長のパルスレーザーをここで使用し、少なくとも1種
類のアゾ−および/またはインダントロン顔料を漂白可
能な添加物として使用しそして少なくとも1種類の無機
系−および/または有機系顔料およびポリマー可溶性染
料を漂白できない化合物として使用する。この場合には
パルスレーザー光線は特にパルスレーザーまたはパルス
変更した周波数倍増Nd:YAGレーザーまたは金属蒸
気レーザーまたはエキシマーレーザーにて造る(ヨーロ
ッパ特許出願公開第0,327,508号明細書)。
子有機材料にレーザーによって書込みをする方法も同様
に公知であり、この方法では漂白できる少なくとも1種
類の放射線過敏添加物および漂白できない余り放射線過
敏でない少なくとも1種類の化合物を含有する材料をレ
ーザー光線に曝し、近紫外線および/または可視領域の
波長のパルスレーザーをここで使用し、少なくとも1種
類のアゾ−および/またはインダントロン顔料を漂白可
能な添加物として使用しそして少なくとも1種類の無機
系−および/または有機系顔料およびポリマー可溶性染
料を漂白できない化合物として使用する。この場合には
パルスレーザー光線は特にパルスレーザーまたはパルス
変更した周波数倍増Nd:YAGレーザーまたは金属蒸
気レーザーまたはエキシマーレーザーにて造る(ヨーロ
ッパ特許出願公開第0,327,508号明細書)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら暗色の基
体への有色マーキングは公知の方法によって造り出すこ
とはできない。本発明の課題は従来技術の欠点を避ける
ことである。
体への有色マーキングは公知の方法によって造り出すこ
とはできない。本発明の課題は従来技術の欠点を避ける
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、実質的に(a)
少なくとも1種類の熱可塑性有機ポリマー、(b) 少なく
とも1種類の鉱物性黒色顔料および(c) 無機系−および
/または有機系顔料および/またはポリマー可溶性染料
である少なくとも1種類の他の有色剤より成りそして成
形材料に追加的な場合によって含まれる(d) 他の添加物
を含有している合成樹脂成形材料に関する。
少なくとも1種類の熱可塑性有機ポリマー、(b) 少なく
とも1種類の鉱物性黒色顔料および(c) 無機系−および
/または有機系顔料および/またはポリマー可溶性染料
である少なくとも1種類の他の有色剤より成りそして成
形材料に追加的な場合によって含まれる(d) 他の添加物
を含有している合成樹脂成形材料に関する。
【0007】本発明は更に、上記の合成樹脂成形材料を
レーザー光線を用いて有色記号を持つ成形体を製造する
ための材料として用いる方法に関する。更に本発明は、
合成樹脂成形材料から製造された物体にレーザー光線を
作用させることによって有色記号が付された成形体を製
造する方法に関する。この方法では、(a)熱可塑性ポ
リマー、(b)鉱物黒色顔料、(c)無機系−および/
または有機系顔料および/またはポリマー可溶性染料お
よび(d)場合によっては他の添加物より成る合成樹脂
成形材料を使用し、そして成形体を1.064nmまた
は532nmの主な波長を持つレーザー光線に曝す。
レーザー光線を用いて有色記号を持つ成形体を製造する
ための材料として用いる方法に関する。更に本発明は、
合成樹脂成形材料から製造された物体にレーザー光線を
作用させることによって有色記号が付された成形体を製
造する方法に関する。この方法では、(a)熱可塑性ポ
リマー、(b)鉱物黒色顔料、(c)無機系−および/
または有機系顔料および/またはポリマー可溶性染料お
よび(d)場合によっては他の添加物より成る合成樹脂
成形材料を使用し、そして成形体を1.064nmまた
は532nmの主な波長を持つレーザー光線に曝す。
【0008】本発明者は、暗色の背景の上の特に明瞭な
有色の記号が鉱物黒色顔料の使用によって達成できるこ
とを見出した。本発明に従って使用されるポリマー
(a)は熱可塑性ポリマー、例えばポリエステル(ポリ
エチレンテレフタレートおよびポリブチレンテレフタレ
ート)、ポリアミド、ポリビニルクロライド、ポリアリ
レート、ポリアリレンスルフィド、例えばポリフェニレ
ンスルフィド、およびポリアリールエーテルケトンがあ
る。更に適するポリマーには、場合によっては弗素原子
を有していてもよいポリオレフィン、例えばポリエチレ
ン、ポリプロピレンおよびポリテトラフルオロエチレ
ン;主鎖にアミド−またはアセタール基を持つポリマ
ー;特に有利なのはポリアセタール類、即ちオキシメチ
レン−ホモポリマーおよびオキシメチレンコポリマー、
共重合性単位として好ましくはオキシエチレン単位を含
むオキシメチレン−コポリマー、またはポリブチレンテ
レフタレートがある。個々のポリマーの代わりに種々の
ポリマーの混合物も使用することができる。
有色の記号が鉱物黒色顔料の使用によって達成できるこ
とを見出した。本発明に従って使用されるポリマー
(a)は熱可塑性ポリマー、例えばポリエステル(ポリ
エチレンテレフタレートおよびポリブチレンテレフタレ
ート)、ポリアミド、ポリビニルクロライド、ポリアリ
レート、ポリアリレンスルフィド、例えばポリフェニレ
ンスルフィド、およびポリアリールエーテルケトンがあ
る。更に適するポリマーには、場合によっては弗素原子
を有していてもよいポリオレフィン、例えばポリエチレ
ン、ポリプロピレンおよびポリテトラフルオロエチレ
ン;主鎖にアミド−またはアセタール基を持つポリマ
ー;特に有利なのはポリアセタール類、即ちオキシメチ
レン−ホモポリマーおよびオキシメチレンコポリマー、
共重合性単位として好ましくはオキシエチレン単位を含
むオキシメチレン−コポリマー、またはポリブチレンテ
レフタレートがある。個々のポリマーの代わりに種々の
ポリマーの混合物も使用することができる。
【0009】顔料(b)は骨炭(bone charc
oal、bone black)またはアイボリーブラ
ックと言う言葉で知られる元素状炭素含有鉱物黒色顔料
である。このものは骨または象牙廃物から特別なコーク
ス化法によって製造され、この場合に物質中に含まれる
有機成分が分解し、そして生じた炭素が燐酸カルシウム
−マトリックス中に顔料として包埋されている。鉱物黒
色顔料は一般に70〜90重量% の燐酸カルシウムおよ
び10〜30重量% の炭素を含有しており、特に好まし
くは75〜85重量% の燐酸カルシウムおよび15〜2
5重量% の炭素を含有している。合成樹脂成形材料中の
黒色顔料の含有量は0.001〜10重量% 、好ましく
は0.01〜8重量% 、特に好ましくは0.2〜5重量
% である。
oal、bone black)またはアイボリーブラ
ックと言う言葉で知られる元素状炭素含有鉱物黒色顔料
である。このものは骨または象牙廃物から特別なコーク
ス化法によって製造され、この場合に物質中に含まれる
有機成分が分解し、そして生じた炭素が燐酸カルシウム
−マトリックス中に顔料として包埋されている。鉱物黒
色顔料は一般に70〜90重量% の燐酸カルシウムおよ
び10〜30重量% の炭素を含有しており、特に好まし
くは75〜85重量% の燐酸カルシウムおよび15〜2
5重量% の炭素を含有している。合成樹脂成形材料中の
黒色顔料の含有量は0.001〜10重量% 、好ましく
は0.01〜8重量% 、特に好ましくは0.2〜5重量
% である。
【0010】黒色顔料の密度は2.3〜2.8g /cm
3 、好ましくは2.4〜2.6g /cm3 の範囲内にあ
る。1〜50μm 、好ましくは2〜25μm の粒径の黒
色顔料が特に適している。
3 、好ましくは2.4〜2.6g /cm3 の範囲内にあ
る。1〜50μm 、好ましくは2〜25μm の粒径の黒
色顔料が特に適している。
【0011】着色剤(c)は無機系−および/または有
機系顔料および/またはポリマー可溶性染料である。使
用できる着色剤は一般的なものおよび──着色剤の他の
使用特性(例えば移行特性、耐光性、耐熱性)に関して
は──特殊な合成樹脂成形材料に適するものである。こ
れらはパンフレット“Farbmittel vonH
oechst fuer die Kunststof
findustrie(合成樹脂工業のためのヘキスト
社の着色剤)”(1993年版、Hoechst A
G、フランクフルト・アム・マイン)に記載されてい
る。ポリアセタール成形材料を用いる場合の適する着色
剤はウルトラマリンブルー、クロミウム・チタナート、
バイオレット−マンガン(manganese vio
let)、フタロシアニン銅、酸化鉄およびキナクリド
ンおよびベンズイミダゾロン染料がある。
機系顔料および/またはポリマー可溶性染料である。使
用できる着色剤は一般的なものおよび──着色剤の他の
使用特性(例えば移行特性、耐光性、耐熱性)に関して
は──特殊な合成樹脂成形材料に適するものである。こ
れらはパンフレット“Farbmittel vonH
oechst fuer die Kunststof
findustrie(合成樹脂工業のためのヘキスト
社の着色剤)”(1993年版、Hoechst A
G、フランクフルト・アム・マイン)に記載されてい
る。ポリアセタール成形材料を用いる場合の適する着色
剤はウルトラマリンブルー、クロミウム・チタナート、
バイオレット−マンガン(manganese vio
let)、フタロシアニン銅、酸化鉄およびキナクリド
ンおよびベンズイミダゾロン染料がある。
【0012】他の物質、例えばフィラー、例えばチョー
ク、マイカ、タルク、長石、ケイ灰石および珪酸アルミ
ニウム、および更に酸化防止剤、光安定剤、防炎剤、熱
安定剤、補強剤、例えばガラス繊維、または合成樹脂の
加工で一般的である加工助剤も意図する用途次第で成形
材料に添加してもよい。
ク、マイカ、タルク、長石、ケイ灰石および珪酸アルミ
ニウム、および更に酸化防止剤、光安定剤、防炎剤、熱
安定剤、補強剤、例えばガラス繊維、または合成樹脂の
加工で一般的である加工助剤も意図する用途次第で成形
材料に添加してもよい。
【0013】本発明の成形材料は慣用の方法で製造する
ことができる。例えば黒色顔料成分(b)および着色剤
(c)を押出機を用いてまたは混合−または粉砕装置を
用いて合成樹脂材料と混合する。次に得られる混合物を
自体公知の方法、例えばプレス成形、鋳造、カレンダー
加工または押出成形または射出成形によって所望の最終
的形状にする。試験体をパルスレーザー、例えばNd:
YAGレーザーまたは周波数倍増Nd:YAGレーザー
の光路に導くことによってレーザーで書き込む。本発明
の合成樹脂成形材料は、上述の慣用の印刷法が書込みの
為に使用されできた分野で使用することができる。例え
ば電子工学−および自動車分野の熱可塑性材料の成形体
への書込みまたはマーキングに、例えばキーボード、ハ
ウジングおよび個々の部材の標識付けに使用することが
できる。これらの物質はレーザー光線を用いて問題なく
記号を付けることができる。
ことができる。例えば黒色顔料成分(b)および着色剤
(c)を押出機を用いてまたは混合−または粉砕装置を
用いて合成樹脂材料と混合する。次に得られる混合物を
自体公知の方法、例えばプレス成形、鋳造、カレンダー
加工または押出成形または射出成形によって所望の最終
的形状にする。試験体をパルスレーザー、例えばNd:
YAGレーザーまたは周波数倍増Nd:YAGレーザー
の光路に導くことによってレーザーで書き込む。本発明
の合成樹脂成形材料は、上述の慣用の印刷法が書込みの
為に使用されできた分野で使用することができる。例え
ば電子工学−および自動車分野の熱可塑性材料の成形体
への書込みまたはマーキングに、例えばキーボード、ハ
ウジングおよび個々の部材の標識付けに使用することが
できる。これらの物質はレーザー光線を用いて問題なく
記号を付けることができる。
【0014】
【実施例】以下の実施例は次の条件のもとで実施した: (a)熱可塑性合成樹脂、(b)鉱物黒色顔料および
(c)染料より成る均一な混合物を市販の押出機(ZS
K 28、Werner und Pfleidere
r、ドイツ国、シュトットガルト)で製造する。
(c)染料より成る均一な混合物を市販の押出機(ZS
K 28、Werner und Pfleidere
r、ドイツ国、シュトットガルト)で製造する。
【0015】得られる成形材料から射出成形によってシ
ート状試験体(120mm×80mm×2mm)を製造
する。実施例1〜9の試験体に、1,064mmの波長
のNd:YAGレーザーを照射する。パルス周波数は約
20ワットのレーザー出力で15kHzである。Nd:
YAGレーザーの書込みの場は180mmの自由運転範
囲内で150mmの直径を有している。照射時間の間
に、レーザー光線を、試験体の上に文字が生じるように
動かす。暗色の背景上の有色の文字が、用いる染料によ
って生じる。
ート状試験体(120mm×80mm×2mm)を製造
する。実施例1〜9の試験体に、1,064mmの波長
のNd:YAGレーザーを照射する。パルス周波数は約
20ワットのレーザー出力で15kHzである。Nd:
YAGレーザーの書込みの場は180mmの自由運転範
囲内で150mmの直径を有している。照射時間の間
に、レーザー光線を、試験体の上に文字が生じるように
動かす。暗色の背景上の有色の文字が、用いる染料によ
って生じる。
【0016】使用した熱可塑性合成樹脂は以下のもので
ある: a)“POM”: 市販のポリアセタール−コポリマー
(98重量% のオキシメチレン単位および2重量% のオ
キシエチレン単位)。このものは9g /10分のメルト
インデックスMFI190/2.16(DIN53735に従
う)および164〜167℃の結晶融点を有する。 b)“PBT”: 市販のポリブチレンテレフタレー
ト。このものは25cm3/10分のメルトインデック
スMFI190/2.16(DIN53735に従う)および2
20〜225℃の結晶融点(ASTM D 2133)
を有する。 1)成形材料の組成: 99重量部のPOM 1重量部の鉱物黒色顔料(C.I.ピグメント・ブラッ
ク9) 0.2重量部の有機赤色顔料(C.I.ピグメント・レ
ッド209) レーザー照射によって生じる鮮明な有色文字:暗色の背
景に赤色。 2)成形材料の組成: 99重量部のPOM 1重量部の鉱物黒色顔料(C.I.ピグメント・ブラッ
ク9) 0.2重量部の有機黄色顔料(C.I.ピグメント・イ
エロー180) レーザー照射によって生じる鮮明な有色文字:暗色の背
景に黄色。 3)成形材料の組成: 99重量部のPOM 1重量部の鉱物黒色顔料(C.I.ピグメント・ブラッ
ク9) 0.2重量部の有機緑色顔料(C.I.ピグメント・グ
リーン7) レーザー照射によって生じる鮮明な有色文字:暗色の背
景に緑色。 4)成形材料の組成: 99重量部のPOM 1重量部の鉱物黒色顔料(C.I.ピグメント・ブラッ
ク9) 0.4重量部の有機赤色顔料(C.I.ピグメント・レ
ッド209) レーザー照射によって生じる鮮明な有色文字:暗色の背
景に赤色。 5)成形材料の組成: 99重量部のPBT 1重量部の鉱物黒色顔料(C.I.ピグメント・ブラッ
ク9) 0.2重量部の有機赤色顔料(C.I.ピグメント・レ
ッド209) レーザー照射によって生じる鮮明な有色文字:暗色の背
景に赤色。 6)成形材料の組成: 99重量部のPOM 1重量部の鉱物黒色顔料(C.I.ピグメント・ブラッ
ク9) 0.2重量部のオレンジに有色した蛍光染料(C.I.
ピグメント・ソルベント・オレンジ63) レーザー照射によって生じる鮮明な有色文字:暗色の背
景にオレンジ色。 7)成形材料の組成: 99重量部のPOM 1重量部の鉱物黒色顔料(C.I.ピグメント・ブラッ
ク9) 0.2重量部のバイオレット昇華染料(C.I.ピグメ
ント・ソルベント・バイオレット13) レーザー照射によって生じる鮮明な有色文字:暗色の背
景に淡い青色。 8)成形材料の組成: 99重量部のPOM 1重量部の鉱物黒色顔料(C.I.ピグメント・ブラッ
ク9) 0.2重量部の有機青色顔料(C.I.ピグメント・ブ
ルー15:3) レーザー照射によって生じる鮮明な有色文字:暗色の背
景に青色。 9)成形材料の組成: 99重量部のPOM 1重量部の鉱物黒色顔料(C.I.ピグメント・ブラッ
ク9) 0.2重量部の有機青色顔料(C.I.ピグメント・ブ
ルー15:3) 0.2重量部の有機黄色顔料(C.I.ピグメント・イ
エロー180) レーザー照射によって生じる鮮明な有色文字:暗色の背
景に配合色。 10)実施例1と同じ組成の成形材料。1,064nmの
波長のNd:YAGレーザーの代わりに波長532nm
の周波数倍増Nd:YAGレーザー(パルス周波数5k
Hz、出力:約3ワット)を使用する。暗色の背景の上
の明瞭な赤色の文字が生じる。
ある: a)“POM”: 市販のポリアセタール−コポリマー
(98重量% のオキシメチレン単位および2重量% のオ
キシエチレン単位)。このものは9g /10分のメルト
インデックスMFI190/2.16(DIN53735に従
う)および164〜167℃の結晶融点を有する。 b)“PBT”: 市販のポリブチレンテレフタレー
ト。このものは25cm3/10分のメルトインデック
スMFI190/2.16(DIN53735に従う)および2
20〜225℃の結晶融点(ASTM D 2133)
を有する。 1)成形材料の組成: 99重量部のPOM 1重量部の鉱物黒色顔料(C.I.ピグメント・ブラッ
ク9) 0.2重量部の有機赤色顔料(C.I.ピグメント・レ
ッド209) レーザー照射によって生じる鮮明な有色文字:暗色の背
景に赤色。 2)成形材料の組成: 99重量部のPOM 1重量部の鉱物黒色顔料(C.I.ピグメント・ブラッ
ク9) 0.2重量部の有機黄色顔料(C.I.ピグメント・イ
エロー180) レーザー照射によって生じる鮮明な有色文字:暗色の背
景に黄色。 3)成形材料の組成: 99重量部のPOM 1重量部の鉱物黒色顔料(C.I.ピグメント・ブラッ
ク9) 0.2重量部の有機緑色顔料(C.I.ピグメント・グ
リーン7) レーザー照射によって生じる鮮明な有色文字:暗色の背
景に緑色。 4)成形材料の組成: 99重量部のPOM 1重量部の鉱物黒色顔料(C.I.ピグメント・ブラッ
ク9) 0.4重量部の有機赤色顔料(C.I.ピグメント・レ
ッド209) レーザー照射によって生じる鮮明な有色文字:暗色の背
景に赤色。 5)成形材料の組成: 99重量部のPBT 1重量部の鉱物黒色顔料(C.I.ピグメント・ブラッ
ク9) 0.2重量部の有機赤色顔料(C.I.ピグメント・レ
ッド209) レーザー照射によって生じる鮮明な有色文字:暗色の背
景に赤色。 6)成形材料の組成: 99重量部のPOM 1重量部の鉱物黒色顔料(C.I.ピグメント・ブラッ
ク9) 0.2重量部のオレンジに有色した蛍光染料(C.I.
ピグメント・ソルベント・オレンジ63) レーザー照射によって生じる鮮明な有色文字:暗色の背
景にオレンジ色。 7)成形材料の組成: 99重量部のPOM 1重量部の鉱物黒色顔料(C.I.ピグメント・ブラッ
ク9) 0.2重量部のバイオレット昇華染料(C.I.ピグメ
ント・ソルベント・バイオレット13) レーザー照射によって生じる鮮明な有色文字:暗色の背
景に淡い青色。 8)成形材料の組成: 99重量部のPOM 1重量部の鉱物黒色顔料(C.I.ピグメント・ブラッ
ク9) 0.2重量部の有機青色顔料(C.I.ピグメント・ブ
ルー15:3) レーザー照射によって生じる鮮明な有色文字:暗色の背
景に青色。 9)成形材料の組成: 99重量部のPOM 1重量部の鉱物黒色顔料(C.I.ピグメント・ブラッ
ク9) 0.2重量部の有機青色顔料(C.I.ピグメント・ブ
ルー15:3) 0.2重量部の有機黄色顔料(C.I.ピグメント・イ
エロー180) レーザー照射によって生じる鮮明な有色文字:暗色の背
景に配合色。 10)実施例1と同じ組成の成形材料。1,064nmの
波長のNd:YAGレーザーの代わりに波長532nm
の周波数倍増Nd:YAGレーザー(パルス周波数5k
Hz、出力:約3ワット)を使用する。暗色の背景の上
の明瞭な赤色の文字が生じる。
Claims (13)
- 【請求項1】 (a) 少なくとも1種類の熱可塑性有機ポ
リマー、(b) 少なくとも1種類の鉱物性黒色顔料および
(c) 無機系−および/または有機系顔料および/または
ポリマー可溶性染料である少なくとも1種類の他の着色
剤よりなる合成樹脂成形材料。 - 【請求項2】 熱可塑性ポリマー(a) がポリアセター
ル、ポリエステル、補強されたポリプロピレン、ポリフ
ェニレンスルフィドまたは液晶コポリエステルである請
求項1に記載の合成樹脂成形材料。 - 【請求項3】 熱可塑性ポリマー(a) がポリオキシメチ
レン、好ましくはオキシメチレンコポリマーである請求
項1または2に記載の合成樹脂成形材料 - 【請求項4】 熱可塑性ポリマー(a) がポリブチレンテ
レフタレートである請求項1または2に記載の合成樹脂
成形材料。 - 【請求項5】 顔料(b) の量が合成樹脂成形材料を基準
として0.001〜10重量% である請求項1〜4のい
ずれか一つに記載の合成樹脂成形材料。 - 【請求項6】 顔料(b) が70〜90重量% の燐酸カル
シウムと30〜10重量% の炭素とより成り、その際に
炭素が燐酸カルシウムよりなるマトリックス中に包埋さ
れている請求項1〜5のいずれか一つに記載の合成樹脂
成形材料。 - 【請求項7】 顔料(b) の粒径が1〜50μm の範囲内
にある請求項1〜6のいずれか一つに記載の合成樹脂成
形材料。 - 【請求項8】 顔料(b) が着色剤(c) 、即ち無機系−お
よび/または有機系顔料および/またはポリマー可溶性
染料との混合状態で存在する請求項1〜6のいずれか一
つに記載の合成樹脂成形材料。 - 【請求項9】 着色剤(c) の量が0.001〜10重量
% である請求項1〜8のいずれか一つに記載の合成樹脂
成形材料。 - 【請求項10】 成形材料が場合によっては他の添加物
(d) を含有している、請求項1〜9の一つに記載の合成
樹脂成形材料。 - 【請求項11】 合成樹脂成形材料からレーザー光線の
作用によって有色記号を持つ成形体を製造する方法にお
いて、(a)少なくとも1種類の熱可塑性有機ポリマ
ー、(b)少なくとも1種類の鉱物黒色顔料および
(c)無機系−および/または有機系顔料および/また
はポリマー可溶性染料より成る合成樹脂成形材料を使用
し、そして成形品を1,064nmまたは532nmの
主な波長を持つレーザー光線に曝すことを特徴とする、
上記方法。 - 【請求項12】 成形材料が場合によっては他の添加物
(d) を含有している、請求項11に記載の方法。 - 【請求項13】 請求項1〜10に記載の合成樹脂成形
材料をレーザー光線を用いて有色記号を持つ成形体を製
造するための材料として用いる方法。
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---|---|---|---|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20040302 |