JPH07164503A - 射出成形機の連続運転装置 - Google Patents
射出成形機の連続運転装置Info
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- JPH07164503A JPH07164503A JP34200593A JP34200593A JPH07164503A JP H07164503 A JPH07164503 A JP H07164503A JP 34200593 A JP34200593 A JP 34200593A JP 34200593 A JP34200593 A JP 34200593A JP H07164503 A JPH07164503 A JP H07164503A
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 製品の形状や金型の構造に応じた製品の取出
し動作により、生産スケジュールに応じて交換される金
型に容易に対処することのできる射出成形機の連続運転
装置を提供すること。 【構成】 射出成形作業に用いる金型に応じて製品取出
し用のロボットハンドおよび製品取出しプログラムを選
択して製品の取り出し作業を行わせることにより、製品
の形状や金型の構造が相違する場合であっても、生産ス
ケジュールに対応して交換される金型に応じた製品の取
り出し作業を確実に行えるようにする。
し動作により、生産スケジュールに応じて交換される金
型に容易に対処することのできる射出成形機の連続運転
装置を提供すること。 【構成】 射出成形作業に用いる金型に応じて製品取出
し用のロボットハンドおよび製品取出しプログラムを選
択して製品の取り出し作業を行わせることにより、製品
の形状や金型の構造が相違する場合であっても、生産ス
ケジュールに対応して交換される金型に応じた製品の取
り出し作業を確実に行えるようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形機の連続運転
装置に関する。
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】生産スケジュールに対応して次の作業対
象となる金型の成形条件や生産予定数を自動設定するよ
うにした射出成形機が特開昭61−53020号として
提案されているが、このものは単に射出成形機の制御装
置における成形条件を自動的に更新できるようにしたも
のに過ぎず、スケジュール運転に必要とされる金型交換
や製品の取出しに関する作業を自動化するものではな
い。また、スケジュール運転に必要とされる金型交換や
製品の取出しに関する作業を単一の作業ロボットにより
行わせるようにした射出成形装置が特開平4−2231
16号として提案されているが、このものは製品取出し
の動作が画一的であり、製品取出し用のロボットハンド
の交換ができないため、製品の形状や金型の構造が著し
く相違するような場合には、交換された金型の製品の取
出しに対処できない場合があった。
象となる金型の成形条件や生産予定数を自動設定するよ
うにした射出成形機が特開昭61−53020号として
提案されているが、このものは単に射出成形機の制御装
置における成形条件を自動的に更新できるようにしたも
のに過ぎず、スケジュール運転に必要とされる金型交換
や製品の取出しに関する作業を自動化するものではな
い。また、スケジュール運転に必要とされる金型交換や
製品の取出しに関する作業を単一の作業ロボットにより
行わせるようにした射出成形装置が特開平4−2231
16号として提案されているが、このものは製品取出し
の動作が画一的であり、製品取出し用のロボットハンド
の交換ができないため、製品の形状や金型の構造が著し
く相違するような場合には、交換された金型の製品の取
出しに対処できない場合があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来技術の欠点を解消し、製品の形状や金型の構造に応
じた製品の取出し動作により、生産スケジュールに応じ
て交換される金型に容易に対処することのできる射出成
形機の連続運転装置を提供することにある。
従来技術の欠点を解消し、製品の形状や金型の構造に応
じた製品の取出し動作により、生産スケジュールに応じ
て交換される金型に容易に対処することのできる射出成
形機の連続運転装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、金型の自動交
換と製品取出しを行うロボットを備えた射出成形機にお
いて、複数の金型の各々をストッカコードに対応させて
収容する金型ストッカと、複数のロボットハンドの各々
をロボットハンドコードに対応させて収容するロボット
ハンドストッカとを備え、射出成形機の制御装置には、
ストッカコードに対応して成形条件コードおよびロボッ
トハンドコードを記憶すると共に生産予定数が記憶され
る生産データ記憶ファイルと、成形条件コード毎の成形
条件を記憶する成形条件記憶ファイルと、射出成形作業
を行う金型の選択順序がストッカコードによって設定さ
れる生産順序記憶ファイルを設け、前記ロボットの制御
装置には、成形条件コード毎に製品取出しプログラムを
記憶する製品取出しプログラム記憶手段を有し、射出成
形機の制御装置は、生産順序記憶ファイルに記憶された
順序に基いて設定生産予定数が生産される毎にストッカ
コードを指定してストッカコードに応じた成形条件コー
ド,ストッカコードおよびロボットハンドコードをロボ
ット制御装置に出力すると共に前記成形条件コードに対
応する成形条件を成形条件記憶ファイルから読出して該
成形条件で射出成形機を駆動制御し、ロボット制御装置
は、受信したストッカコードに基いて金型を交換し、受
信したロボットハンドコードに基いてロボットハンドを
交換し、成形条件コードに基いて製品取出しプログラム
を読出し、該プログラムに従って製品取出しの制御を行
うことを特徴とする構成により前記目的を達成した。
換と製品取出しを行うロボットを備えた射出成形機にお
いて、複数の金型の各々をストッカコードに対応させて
収容する金型ストッカと、複数のロボットハンドの各々
をロボットハンドコードに対応させて収容するロボット
ハンドストッカとを備え、射出成形機の制御装置には、
ストッカコードに対応して成形条件コードおよびロボッ
トハンドコードを記憶すると共に生産予定数が記憶され
る生産データ記憶ファイルと、成形条件コード毎の成形
条件を記憶する成形条件記憶ファイルと、射出成形作業
を行う金型の選択順序がストッカコードによって設定さ
れる生産順序記憶ファイルを設け、前記ロボットの制御
装置には、成形条件コード毎に製品取出しプログラムを
記憶する製品取出しプログラム記憶手段を有し、射出成
形機の制御装置は、生産順序記憶ファイルに記憶された
順序に基いて設定生産予定数が生産される毎にストッカ
コードを指定してストッカコードに応じた成形条件コー
ド,ストッカコードおよびロボットハンドコードをロボ
ット制御装置に出力すると共に前記成形条件コードに対
応する成形条件を成形条件記憶ファイルから読出して該
成形条件で射出成形機を駆動制御し、ロボット制御装置
は、受信したストッカコードに基いて金型を交換し、受
信したロボットハンドコードに基いてロボットハンドを
交換し、成形条件コードに基いて製品取出しプログラム
を読出し、該プログラムに従って製品取出しの制御を行
うことを特徴とする構成により前記目的を達成した。
【0005】
【作用】予め金型の成形条件を金型の成形条件コードに
対応させて射出成形機の制御装置の成形条件記憶ファイ
ルに記憶させ、ロボットの制御装置の製品取出しプログ
ラム記憶手段には、金型の成形条件コード毎に製品取出
しプログラムを記憶させておく。また、成形条件および
製品取出しプログラムを射出成形機およびロボットの制
御装置に記憶させた複数の金型を金型ストッカに収容
し、金型ストッカのストッカコードに対応させて各々の
金型の成形条件コード,生産予定数(ショット数),製
品の取出しに用いるロボットハンドのロボットハンドコ
ードを生産データ記憶ファイルに設定しておく。
対応させて射出成形機の制御装置の成形条件記憶ファイ
ルに記憶させ、ロボットの制御装置の製品取出しプログ
ラム記憶手段には、金型の成形条件コード毎に製品取出
しプログラムを記憶させておく。また、成形条件および
製品取出しプログラムを射出成形機およびロボットの制
御装置に記憶させた複数の金型を金型ストッカに収容
し、金型ストッカのストッカコードに対応させて各々の
金型の成形条件コード,生産予定数(ショット数),製
品の取出しに用いるロボットハンドのロボットハンドコ
ードを生産データ記憶ファイルに設定しておく。
【0006】そして、射出成形作業を行う金型の選択順
序をストッカコードによって指定し、生産順序記憶ファ
イルに設定する。
序をストッカコードによって指定し、生産順序記憶ファ
イルに設定する。
【0007】射出成形機の制御装置は、生産順序記憶フ
ァイルに記憶された順序に基いて設定生産予定数が生産
される毎にストッカコードを指定して、ストッカコード
に応じた成形条件コード,ストッカコードおよびロボッ
トハンドコードをロボット制御装置に出力すると共に、
成形条件コードに対応する成形条件を成形条件記憶ファ
イルから読出して該成形条件で射出成形機を駆動制御す
る。
ァイルに記憶された順序に基いて設定生産予定数が生産
される毎にストッカコードを指定して、ストッカコード
に応じた成形条件コード,ストッカコードおよびロボッ
トハンドコードをロボット制御装置に出力すると共に、
成形条件コードに対応する成形条件を成形条件記憶ファ
イルから読出して該成形条件で射出成形機を駆動制御す
る。
【0008】一方、ロボット制御装置は、射出成形機の
制御装置から受信したストッカコードに基いてロボット
を駆動制御して金型の自動交換を行い、受信したロボッ
トハンドコードに基いてロボットハンドを交換すると共
に、成形条件コードに基いて製品取出しプログラムを読
出し、該製品取出しプログラムに基き、射出成形機の動
作に応じてロボットの製品取出し作業を駆動制御する。
制御装置から受信したストッカコードに基いてロボット
を駆動制御して金型の自動交換を行い、受信したロボッ
トハンドコードに基いてロボットハンドを交換すると共
に、成形条件コードに基いて製品取出しプログラムを読
出し、該製品取出しプログラムに基き、射出成形機の動
作に応じてロボットの製品取出し作業を駆動制御する。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明の連続運転装置を適用した一実施例
の電動式射出成形機30の要部を示すブロック図であ
り、実施例の連続運転装置は、概略において、電動式射
出成形機30の制御装置10とロボット本体71および
ロボット制御装置70と図示しない金型ストッカおよび
ロボットハンドストッカよりなる。
する。図1は本発明の連続運転装置を適用した一実施例
の電動式射出成形機30の要部を示すブロック図であ
り、実施例の連続運転装置は、概略において、電動式射
出成形機30の制御装置10とロボット本体71および
ロボット制御装置70と図示しない金型ストッカおよび
ロボットハンドストッカよりなる。
【0010】符号33は電動式射出成形機30における
固定プラテン、符号32は可動プラテン、符号34は射
出シリンダ、符号35はスクリューである。可動プラテ
ン32は、型締用サーボモータM1の軸出力により、ボ
ールナット&スクリューやトグル機構等から成る型締機
構31を介し、射出成形機30のタイバー(図示せず)
に沿って移動される。可動プラテン32および固定プラ
テン33には各々固定側および可動側のモールドベース
40および41が取り付けられ、更に、モールドベース
40および41には可動側金型50および固定側金型5
1が内嵌されるようになっている。ここでいう金型とは
製品を直接形づくるキャビテイとコアの部分、いわゆる
入れ子の部分であって、モールドベース40および41
の部分は含まない。可動側金型50および固定側金型5
1の部分のみで製品が形成される場合もあれば、また、
可動側金型50および固定側金型51の部分とモールド
ベース40および41の彫込み部分とで製品が形成され
る場合もある。
固定プラテン、符号32は可動プラテン、符号34は射
出シリンダ、符号35はスクリューである。可動プラテ
ン32は、型締用サーボモータM1の軸出力により、ボ
ールナット&スクリューやトグル機構等から成る型締機
構31を介し、射出成形機30のタイバー(図示せず)
に沿って移動される。可動プラテン32および固定プラ
テン33には各々固定側および可動側のモールドベース
40および41が取り付けられ、更に、モールドベース
40および41には可動側金型50および固定側金型5
1が内嵌されるようになっている。ここでいう金型とは
製品を直接形づくるキャビテイとコアの部分、いわゆる
入れ子の部分であって、モールドベース40および41
の部分は含まない。可動側金型50および固定側金型5
1の部分のみで製品が形成される場合もあれば、また、
可動側金型50および固定側金型51の部分とモールド
ベース40および41の彫込み部分とで製品が形成され
る場合もある。
【0011】スクリュー35は、駆動源の軸回転を射出
軸方向の直線運動に変換するための駆動変換装置37を
介して射出用サーボモータM2により軸方向に駆動さ
れ、また、歯車機構36を介してスクリュー回転用サー
ボモータM3により計量回転されるようになっている。
スクリュー35の基部には圧力検出器38が設けられ、
スクリュー35の軸方向に作用する樹脂圧力、即ち、射
出保圧工程における射出保圧圧力や計量混練り工程にお
けるスクリュー背圧が検出される。射出用サーボモータ
M2にはスクリュー35の位置や移動速度を検出するた
めのパルスコーダP2が配備され、また、型締用サーボ
モータM1には、可動プラテン32を駆動する型締機構
31のトグルヘッドの位置を検出するためのパルスコー
ダP1が配備されている。
軸方向の直線運動に変換するための駆動変換装置37を
介して射出用サーボモータM2により軸方向に駆動さ
れ、また、歯車機構36を介してスクリュー回転用サー
ボモータM3により計量回転されるようになっている。
スクリュー35の基部には圧力検出器38が設けられ、
スクリュー35の軸方向に作用する樹脂圧力、即ち、射
出保圧工程における射出保圧圧力や計量混練り工程にお
けるスクリュー背圧が検出される。射出用サーボモータ
M2にはスクリュー35の位置や移動速度を検出するた
めのパルスコーダP2が配備され、また、型締用サーボ
モータM1には、可動プラテン32を駆動する型締機構
31のトグルヘッドの位置を検出するためのパルスコー
ダP1が配備されている。
【0012】射出成形機30を駆動制御する制御装置1
0は、数値制御用のマイクロプロセッサであるCNC用
CPU25、プログラマブルマシンコントローラ用のマ
イクロプロセッサであるPMC用CPU18、サーボ制
御用のマイクロプロセッサであるサーボCPU20、お
よび、A/D変換器16および圧力検出器38を介して
射出保圧圧力やスクリュー背圧のサンプリング処理を行
うための圧力モニタ用CPU17を有し、バス22を介
して相互の入出力を選択することにより各マイクロプロ
セッサ間での情報伝達が行えるようになっている。
0は、数値制御用のマイクロプロセッサであるCNC用
CPU25、プログラマブルマシンコントローラ用のマ
イクロプロセッサであるPMC用CPU18、サーボ制
御用のマイクロプロセッサであるサーボCPU20、お
よび、A/D変換器16および圧力検出器38を介して
射出保圧圧力やスクリュー背圧のサンプリング処理を行
うための圧力モニタ用CPU17を有し、バス22を介
して相互の入出力を選択することにより各マイクロプロ
セッサ間での情報伝達が行えるようになっている。
【0013】PMC用CPU18には射出成形機のシー
ケンス動作を制御するシーケンスプログラム等を記憶し
たROM13および演算データの一時記憶等に用いられ
るRAM14が接続され、CNC用CPU25には、射
出成形機を全体的に制御するプログラム等を記憶したR
OM27および演算データの一時記憶等に用いられるR
AM28が接続されている。
ケンス動作を制御するシーケンスプログラム等を記憶し
たROM13および演算データの一時記憶等に用いられ
るRAM14が接続され、CNC用CPU25には、射
出成形機を全体的に制御するプログラム等を記憶したR
OM27および演算データの一時記憶等に用いられるR
AM28が接続されている。
【0014】また、サーボCPU20および圧力モニタ
用CPU17の各々には、サーボ制御専用の制御プログ
ラムを格納したROM21やデータの一時記憶に用いら
れるRAM19、および、成形データのサンプリング処
理等に関する制御プログラムを格納したROM11やデ
ータの一時記憶に用いられるRAM12が接続されてい
る。更に、サーボCPU20には、該CPU20からの
指令に基いてエジェクタ用(図示せず),型締用,射出
用およびスクリュー回転用等の各軸のサーボモータを駆
動するサーボアンプ15が接続され、型締用サーボモー
タM1に配備したパルスコーダP1および射出用サーボ
モータM2に配備したパルスコーダP2からの出力の各
々がサーボCPU20に帰還され、パルスコーダP1か
らのフィードバックパルスに基いてサーボCPU20に
より算出された型締機構31のトグルヘッドの現在位置
や、パルスコーダP2からのフィードバックパルスに基
いてサーボCPU20により算出されたスクリュー35
の移動速度およびその現在位置が、RAM19の現在位
置記憶レジスタおよび現在速度記憶レジスタの各々に逐
次更新記憶される。
用CPU17の各々には、サーボ制御専用の制御プログ
ラムを格納したROM21やデータの一時記憶に用いら
れるRAM19、および、成形データのサンプリング処
理等に関する制御プログラムを格納したROM11やデ
ータの一時記憶に用いられるRAM12が接続されてい
る。更に、サーボCPU20には、該CPU20からの
指令に基いてエジェクタ用(図示せず),型締用,射出
用およびスクリュー回転用等の各軸のサーボモータを駆
動するサーボアンプ15が接続され、型締用サーボモー
タM1に配備したパルスコーダP1および射出用サーボ
モータM2に配備したパルスコーダP2からの出力の各
々がサーボCPU20に帰還され、パルスコーダP1か
らのフィードバックパルスに基いてサーボCPU20に
より算出された型締機構31のトグルヘッドの現在位置
や、パルスコーダP2からのフィードバックパルスに基
いてサーボCPU20により算出されたスクリュー35
の移動速度およびその現在位置が、RAM19の現在位
置記憶レジスタおよび現在速度記憶レジスタの各々に逐
次更新記憶される。
【0015】インターフェイス23は射出成形機30の
制御装置10とロボット制御装置70との間のデータの
入出力、および、射出シリンダ34へ供給する樹脂を切
替える射出材料供給手段60への切替信号を出力するた
めのインターフェイスであり、更に、射出成形機の各部
に配備したリミットスイッチや操作盤からの信号を受信
したり射出成形機の周辺機器等に各種の指令を伝達した
りするための入出力インターフェイスとしても利用され
る。射出材料供給手段60の構成に関しては特願平5−
23411号として開示したものと同様である。ディス
プレイ付手動データ入力装置29はCRT表示回路26
を介してバス22に接続され、モニタ表示画面や機能メ
ニューの選択および各種データの入力操作等が行えるよ
うになっており、数値データ入力用のテンキーおよび各
種のファンクションキー等が設けられている。
制御装置10とロボット制御装置70との間のデータの
入出力、および、射出シリンダ34へ供給する樹脂を切
替える射出材料供給手段60への切替信号を出力するた
めのインターフェイスであり、更に、射出成形機の各部
に配備したリミットスイッチや操作盤からの信号を受信
したり射出成形機の周辺機器等に各種の指令を伝達した
りするための入出力インターフェイスとしても利用され
る。射出材料供給手段60の構成に関しては特願平5−
23411号として開示したものと同様である。ディス
プレイ付手動データ入力装置29はCRT表示回路26
を介してバス22に接続され、モニタ表示画面や機能メ
ニューの選択および各種データの入力操作等が行えるよ
うになっており、数値データ入力用のテンキーおよび各
種のファンクションキー等が設けられている。
【0016】不揮発性メモリ24には、射出成形作業に
関する成形条件(射出保圧条件,計量混練り条件等)と
各種設定値を成形条件コードに対応して記憶する成形条
件記憶ファイルと、金型ストッカのストッカコードに対
応して成形条件コード,生産予定数(ショット数),成
形に用いる射出材料の材料コードおよびロボットハンド
コードを記憶するための生産データ記憶ファイルF1
(図2参照)、および、射出成形作業を行う金型の選択
順序をストッカコードによって記憶するための生産順序
記憶ファイルF2(図3参照)が設けられている。
関する成形条件(射出保圧条件,計量混練り条件等)と
各種設定値を成形条件コードに対応して記憶する成形条
件記憶ファイルと、金型ストッカのストッカコードに対
応して成形条件コード,生産予定数(ショット数),成
形に用いる射出材料の材料コードおよびロボットハンド
コードを記憶するための生産データ記憶ファイルF1
(図2参照)、および、射出成形作業を行う金型の選択
順序をストッカコードによって記憶するための生産順序
記憶ファイルF2(図3参照)が設けられている。
【0017】ロボット本体71は金型の自動交換作業を
行うための金型交換用ロボットハンドと製品の取出しお
よび箱詰め等を行うための製品取出し用ロボットハンド
とを有し、ロボット本体71の近傍には各々のロボット
ハンドコードに対応して製品取出し用ロボットハンドを
収容したロボットハンドストッカが配備されている。ロ
ボット本体71における製品取出し用ロボットハンド
は、射出成形機の制御装置10からのロボットハンドコ
ードの指令を受けて自動的に交換されるようになってお
り、ロボット制御装置70には、成形条件コードの各々
に対応して製品取出し用ロボットハンドの製品取出しお
よび箱詰めプログラムを記憶した製品取出しプログラム
記憶ファイルが保存されている。ロボット本体71にお
ける金型交換用ロボットハンドの構成は特開平4−22
3116号として開示したものと同様であり、タレット
状に回転する金型ストッカから一体的に組み合わされた
可動側金型50および固定側金型51を取り出してモー
ルドベース40および41に装着するものである。
行うための金型交換用ロボットハンドと製品の取出しお
よび箱詰め等を行うための製品取出し用ロボットハンド
とを有し、ロボット本体71の近傍には各々のロボット
ハンドコードに対応して製品取出し用ロボットハンドを
収容したロボットハンドストッカが配備されている。ロ
ボット本体71における製品取出し用ロボットハンド
は、射出成形機の制御装置10からのロボットハンドコ
ードの指令を受けて自動的に交換されるようになってお
り、ロボット制御装置70には、成形条件コードの各々
に対応して製品取出し用ロボットハンドの製品取出しお
よび箱詰めプログラムを記憶した製品取出しプログラム
記憶ファイルが保存されている。ロボット本体71にお
ける金型交換用ロボットハンドの構成は特開平4−22
3116号として開示したものと同様であり、タレット
状に回転する金型ストッカから一体的に組み合わされた
可動側金型50および固定側金型51を取り出してモー
ルドベース40および41に装着するものである。
【0018】複数の射出成形機30を各々のインターフ
ェイス23を介してセルコントローラとなるホストコン
ピュータに接続してスケジュール運転を行うような場合
は、生産データ記憶ファイルF1や生産順序記憶ファイ
ルF2および成形条件記憶ファイルの情報を必要に応じ
てホストコンピュータからダウンロードすることがで
き、同様に、ロボット制御装置70の製品取出し用ロボ
ットハンドの製品取出しおよび箱詰めプログラム等をホ
ストコンピュータからダウンロードすることも可能であ
る。
ェイス23を介してセルコントローラとなるホストコン
ピュータに接続してスケジュール運転を行うような場合
は、生産データ記憶ファイルF1や生産順序記憶ファイ
ルF2および成形条件記憶ファイルの情報を必要に応じ
てホストコンピュータからダウンロードすることがで
き、同様に、ロボット制御装置70の製品取出し用ロボ
ットハンドの製品取出しおよび箱詰めプログラム等をホ
ストコンピュータからダウンロードすることも可能であ
る。
【0019】成形条件記憶ファイルには、各可動側金型
50および固定側金型51の試作完了段階で各金型毎に
条件出しを行って適切な成形条件を求め、金型を特定す
る成形条件コードを決めた後、各金型の成形条件コード
と各金型の成形条件を対応させて予め記憶させておく。
50および固定側金型51の試作完了段階で各金型毎に
条件出しを行って適切な成形条件を求め、金型を特定す
る成形条件コードを決めた後、各金型の成形条件コード
と各金型の成形条件を対応させて予め記憶させておく。
【0020】現存する可動側金型50および固定側金型
51のセットの総数が金型ストッカにおける収容可能数
の範囲内にある場合、全ての金型を金型ストッカに収容
し、各金型を収容したストッカのストッカコードに対応
させて各々の金型の成形条件コード,生産予定数(ショ
ット数),使用する射出材料の材料コードおよびロボッ
トハンドコードを生産データ記憶ファイルF1に記憶さ
せてしまえば、生産予定数(ショット数)の更新を除
き、それ以降の生産データ記憶ファイルF1の再設定操
作は必要ない。また、可動側金型50および固定側金型
51のセットの総数が金型ストッカにおける収容可能数
の範囲を越えているような場合では、一連のスケジュー
ル運転に必要とされる可動側金型50および固定側金型
51のセットのみを選択して金型ストッカに収容し、各
金型を収容したストッカのストッカコードに対応させて
各々の金型の成形条件コード,生産予定数(ショット
数),使用する射出材料の材料コードおよびロボットハ
ンドコードを生産データ記憶ファイルF1にその都度更
新して記憶させるようにする。
51のセットの総数が金型ストッカにおける収容可能数
の範囲内にある場合、全ての金型を金型ストッカに収容
し、各金型を収容したストッカのストッカコードに対応
させて各々の金型の成形条件コード,生産予定数(ショ
ット数),使用する射出材料の材料コードおよびロボッ
トハンドコードを生産データ記憶ファイルF1に記憶さ
せてしまえば、生産予定数(ショット数)の更新を除
き、それ以降の生産データ記憶ファイルF1の再設定操
作は必要ない。また、可動側金型50および固定側金型
51のセットの総数が金型ストッカにおける収容可能数
の範囲を越えているような場合では、一連のスケジュー
ル運転に必要とされる可動側金型50および固定側金型
51のセットのみを選択して金型ストッカに収容し、各
金型を収容したストッカのストッカコードに対応させて
各々の金型の成形条件コード,生産予定数(ショット
数),使用する射出材料の材料コードおよびロボットハ
ンドコードを生産データ記憶ファイルF1にその都度更
新して記憶させるようにする。
【0021】生産データ記憶ファイルF1の内容が一旦
確定してしまえば、使用対象となる可動側金型50およ
び固定側金型51のセットが金型ストッカに収納されて
いる限り、ストッカコードによって生産順序記憶ファイ
ルF2に金型の選択順序を指定することにより、射出成
形作業を行う金型の選択順序を任意に設定することがで
きる。金型の選択順序を指定してからでも、その金型に
関する製品の生産予定数が終了していなければ、生産デ
ータ記憶ファイルF1における生産予定数(ショット
数)を設定変更しても何ら問題はない。また、生産予定
数(ショット数)が終了してから追加生産が必要となっ
た場合には、対応する金型の生産データ記憶ファイルF
1に新たな生産予定数(ショット数)を設定し、その金
型を収容した金型のストッカコードを生産順序記憶ファ
イルF2の最後に追加設定するか、または、次回以降の
生産順序の途中に割り込ませて設定することにより対処
することができる。
確定してしまえば、使用対象となる可動側金型50およ
び固定側金型51のセットが金型ストッカに収納されて
いる限り、ストッカコードによって生産順序記憶ファイ
ルF2に金型の選択順序を指定することにより、射出成
形作業を行う金型の選択順序を任意に設定することがで
きる。金型の選択順序を指定してからでも、その金型に
関する製品の生産予定数が終了していなければ、生産デ
ータ記憶ファイルF1における生産予定数(ショット
数)を設定変更しても何ら問題はない。また、生産予定
数(ショット数)が終了してから追加生産が必要となっ
た場合には、対応する金型の生産データ記憶ファイルF
1に新たな生産予定数(ショット数)を設定し、その金
型を収容した金型のストッカコードを生産順序記憶ファ
イルF2の最後に追加設定するか、または、次回以降の
生産順序の途中に割り込ませて設定することにより対処
することができる。
【0022】以上の構成により、CNC用CPU25が
ROM27の制御プログラムに基いて各軸のサーボモー
タに対してパルス分配を行い、サーボCPU20は各軸
に対してパルス分配された移動指令とパルスコーダP
1,P2等の検出器で検出された位置のフィードバック
信号および速度のフィードバック信号に基いて、従来と
同様に位置ループ制御,速度ループ制御さらには電流ル
ープ制御等のサーボ制御を行い、いわゆるディジタルサ
ーボ処理を実行する。
ROM27の制御プログラムに基いて各軸のサーボモー
タに対してパルス分配を行い、サーボCPU20は各軸
に対してパルス分配された移動指令とパルスコーダP
1,P2等の検出器で検出された位置のフィードバック
信号および速度のフィードバック信号に基いて、従来と
同様に位置ループ制御,速度ループ制御さらには電流ル
ープ制御等のサーボ制御を行い、いわゆるディジタルサ
ーボ処理を実行する。
【0023】図4〜図6は射出成形機30の制御装置1
0に配備されたPMC用CPU18によって実施される
スケジュール運転管理の概略を示すフローチャートであ
り、以下、このフローチャートを参照して本実施例にお
けるスケジュール運転管理について説明する。
0に配備されたPMC用CPU18によって実施される
スケジュール運転管理の概略を示すフローチャートであ
り、以下、このフローチャートを参照して本実施例にお
けるスケジュール運転管理について説明する。
【0024】まず、スケジュール運転の開始指令を受け
たPMC用CPU18は生産順序記憶レジスタnに1を
セットし(ステップS1)、生産順序記憶ファイルF2
の第n番目に設定された金型のストッカコードAnの値
を読込み(ステップS2)、生産データ記憶ファイルF
1を検索してストッカコードAnに対応する成形条件コ
ードBnと生産予定数(ショット数)Cnおよび材料コ
ードDnとロボットハンドコードEnを読取る(ステッ
プS3)。次いで、PMC用CPU18は成形条件記憶
ファイルを検索して成形条件コードBnに対応する成形
条件を読込み、その成形条件を不揮発性メモリ24の成
形条件記憶メモリに実行対象データとして記憶した後
(ステップS4)、インターフェイス23を介して金型
搬入指令およびストッカコードAnをロボット制御装置
70に出力し(ステップS5)、ロボット制御装置70
の側から金型搬入完了信号が入力されるまで待機する
(ステップS6)。
たPMC用CPU18は生産順序記憶レジスタnに1を
セットし(ステップS1)、生産順序記憶ファイルF2
の第n番目に設定された金型のストッカコードAnの値
を読込み(ステップS2)、生産データ記憶ファイルF
1を検索してストッカコードAnに対応する成形条件コ
ードBnと生産予定数(ショット数)Cnおよび材料コ
ードDnとロボットハンドコードEnを読取る(ステッ
プS3)。次いで、PMC用CPU18は成形条件記憶
ファイルを検索して成形条件コードBnに対応する成形
条件を読込み、その成形条件を不揮発性メモリ24の成
形条件記憶メモリに実行対象データとして記憶した後
(ステップS4)、インターフェイス23を介して金型
搬入指令およびストッカコードAnをロボット制御装置
70に出力し(ステップS5)、ロボット制御装置70
の側から金型搬入完了信号が入力されるまで待機する
(ステップS6)。
【0025】これに対し、金型搬入指令およびストッカ
コードAnを受信したロボット制御装置70は、ロボッ
ト本体71の金型交換用ロボットハンドを駆動制御し、
ストッカコードAnの金型ストッカに収納されている可
動側金型50および固定側金型51を取り出し、射出成
形機30の可動プラテン32および固定プラテン33に
予め装着されているモールドベース40および41に装
着する。各々の可動側金型50および固定側金型51の
取り付け部の形状は全て標準化されたユニットにより構
成されているので、ストッカコードの異なる金型を取り
出して装着する場合であっても金型交換用ロボットハン
ドを交換する必要はなく、また、金型交換用ロボットハ
ンドの動作自体も、全て固定的なシーケンス制御によっ
て行われる。可動側金型50および固定側金型51の装
着が完了すると、ロボット制御装置70は、インターフ
ェイス23を介して射出成形機30の制御装置10に金
型搬入完了信号を出力する。
コードAnを受信したロボット制御装置70は、ロボッ
ト本体71の金型交換用ロボットハンドを駆動制御し、
ストッカコードAnの金型ストッカに収納されている可
動側金型50および固定側金型51を取り出し、射出成
形機30の可動プラテン32および固定プラテン33に
予め装着されているモールドベース40および41に装
着する。各々の可動側金型50および固定側金型51の
取り付け部の形状は全て標準化されたユニットにより構
成されているので、ストッカコードの異なる金型を取り
出して装着する場合であっても金型交換用ロボットハン
ドを交換する必要はなく、また、金型交換用ロボットハ
ンドの動作自体も、全て固定的なシーケンス制御によっ
て行われる。可動側金型50および固定側金型51の装
着が完了すると、ロボット制御装置70は、インターフ
ェイス23を介して射出成形機30の制御装置10に金
型搬入完了信号を出力する。
【0026】金型搬入完了信号を受信したPMC用CP
U18は、不揮発性メモリ24の成形条件記憶メモリに
実行対象データとして記憶されている成形条件に基いて
バンドヒータを制御して射出シリンダ34の温調を開始
すると共に(ステップS7)、インターフェイス23を
介してロボット制御装置70にパージ対応処理の開始指
令を出力し(ステップS8)、射出材料供給手段60に
射出シリンダ34に供給する樹脂を材料コードDnの樹
脂に切替る信号を出力し(ステップS9)、従来と同様
の自動パージ動作でスクリュー35を駆動することによ
り、パージ材を射出シリンダ34から排出させて材料コ
ードDnの樹脂に置き換え、不揮発性メモリ24の成形
条件記憶メモリに実行対象データとして記憶された成形
条件に基いて1回分の計量動作を行う(ステップS1
0)。このとき射出シリンダ34から排出されるパージ
材および材料コードDnの樹脂は、ロボット制御装置7
0のパージ対応処理により駆動制御されるロボット本体
71のロボットハンドにより射出成形機30上から取り
除かれ、適宜の場所に廃棄される。
U18は、不揮発性メモリ24の成形条件記憶メモリに
実行対象データとして記憶されている成形条件に基いて
バンドヒータを制御して射出シリンダ34の温調を開始
すると共に(ステップS7)、インターフェイス23を
介してロボット制御装置70にパージ対応処理の開始指
令を出力し(ステップS8)、射出材料供給手段60に
射出シリンダ34に供給する樹脂を材料コードDnの樹
脂に切替る信号を出力し(ステップS9)、従来と同様
の自動パージ動作でスクリュー35を駆動することによ
り、パージ材を射出シリンダ34から排出させて材料コ
ードDnの樹脂に置き換え、不揮発性メモリ24の成形
条件記憶メモリに実行対象データとして記憶された成形
条件に基いて1回分の計量動作を行う(ステップS1
0)。このとき射出シリンダ34から排出されるパージ
材および材料コードDnの樹脂は、ロボット制御装置7
0のパージ対応処理により駆動制御されるロボット本体
71のロボットハンドにより射出成形機30上から取り
除かれ、適宜の場所に廃棄される。
【0027】自動パージ動作が完了すると、PMC用C
PU18はインターフェイス23を介してハンド交換指
令およびロボットハンドコードEnをロボット制御装置
70に出力し(ステップS11)、ロボット制御装置7
0の側からロボットハンド交換完了信号が入力されるま
で待機する(ステップS12)。
PU18はインターフェイス23を介してハンド交換指
令およびロボットハンドコードEnをロボット制御装置
70に出力し(ステップS11)、ロボット制御装置7
0の側からロボットハンド交換完了信号が入力されるま
で待機する(ステップS12)。
【0028】これに対し、ハンド交換指令およびロボッ
トハンドコードEnを受信したロボット制御装置70
は、ロボット本体71を駆動制御し、製品取出し用ロボ
ットハンドをロボットハンドコードEnのロボットハン
ドストッカに収納されているロボットハンドに交換し、
交換作業完了後、インターフェイス23を介して射出成
形機30の制御装置10にロボットハンド交換完了信号
を出力する。
トハンドコードEnを受信したロボット制御装置70
は、ロボット本体71を駆動制御し、製品取出し用ロボ
ットハンドをロボットハンドコードEnのロボットハン
ドストッカに収納されているロボットハンドに交換し、
交換作業完了後、インターフェイス23を介して射出成
形機30の制御装置10にロボットハンド交換完了信号
を出力する。
【0029】そして、ロボットハンド交換完了信号を受
信したPMC用CPU18は、インターフェイス23を
介してプログラム選択指令および成形条件コードBnを
ロボット制御装置70に出力し(ステップS13)、ロ
ボット制御装置70の側からプログラム選択完了信号が
入力されるまで待機する(ステップS14)。
信したPMC用CPU18は、インターフェイス23を
介してプログラム選択指令および成形条件コードBnを
ロボット制御装置70に出力し(ステップS13)、ロ
ボット制御装置70の側からプログラム選択完了信号が
入力されるまで待機する(ステップS14)。
【0030】プログラム選択指令および成形条件コード
Bnを受信したロボット制御装置70は、製品取出しプ
ログラム記憶ファイルを検索して成形条件コードBnに
対応する製品取出しおよび箱詰めプログラムを選択し、
実行対象プログラムとして記憶した後、インターフェイ
ス23を介して射出成形機30の制御装置10にプログ
ラム選択完了信号を出力する。
Bnを受信したロボット制御装置70は、製品取出しプ
ログラム記憶ファイルを検索して成形条件コードBnに
対応する製品取出しおよび箱詰めプログラムを選択し、
実行対象プログラムとして記憶した後、インターフェイ
ス23を介して射出成形機30の制御装置10にプログ
ラム選択完了信号を出力する。
【0031】そして、プログラム選択完了信号を受信し
たPMC用CPU18は、不揮発性メモリ24の成形条
件記憶メモリに実行対象データとして記憶されている成
形条件に基いて所定回数の成形サイクルを繰り返し実行
して予備生産を行う(ステップS15)。なお、この予
備生産で成形された製品は、成形条件安定前の予備生産
品として廃棄される。
たPMC用CPU18は、不揮発性メモリ24の成形条
件記憶メモリに実行対象データとして記憶されている成
形条件に基いて所定回数の成形サイクルを繰り返し実行
して予備生産を行う(ステップS15)。なお、この予
備生産で成形された製品は、成形条件安定前の予備生産
品として廃棄される。
【0032】以下、PMC用CPU18は、ショット数
カウンタの値が生産予定数Cnに達するまでの間、スト
ッカコードAnの金型により材料コードDnの樹脂を使
用して成形条件コードBnの成形条件で成形サイクルを
繰り返し実行する(ステップS16,ステップS1
7)。
カウンタの値が生産予定数Cnに達するまでの間、スト
ッカコードAnの金型により材料コードDnの樹脂を使
用して成形条件コードBnの成形条件で成形サイクルを
繰り返し実行する(ステップS16,ステップS1
7)。
【0033】このようにして成形サイクルが繰り返し実
行される間、PMC用CPU18は型開きの完了が検出
される毎にインターフェイス23を介してロボット制御
装置70に製品取出し信号を出力し、ロボット制御装置
70により成形条件コードBnに対応する製品取出しお
よび箱詰めプログラムを実行させてロボット本体71の
製品取出し用ロボットハンドを駆動制御させ、製品の離
型および箱詰め作業(予備生産の段階では廃棄)を行わ
せる。また、製品取出し用ロボットハンドによる製品の
離型作業の完了を検出したロボット制御装置70は、イ
ンターフェイス23を介して射出成形機30の制御装置
10に離型操作完了信号を出力し、離型操作完了信号を
受信したPMC用CPU18がショット数カウンタをカ
ウントアップして、次の成形サイクルを開始する。
行される間、PMC用CPU18は型開きの完了が検出
される毎にインターフェイス23を介してロボット制御
装置70に製品取出し信号を出力し、ロボット制御装置
70により成形条件コードBnに対応する製品取出しお
よび箱詰めプログラムを実行させてロボット本体71の
製品取出し用ロボットハンドを駆動制御させ、製品の離
型および箱詰め作業(予備生産の段階では廃棄)を行わ
せる。また、製品取出し用ロボットハンドによる製品の
離型作業の完了を検出したロボット制御装置70は、イ
ンターフェイス23を介して射出成形機30の制御装置
10に離型操作完了信号を出力し、離型操作完了信号を
受信したPMC用CPU18がショット数カウンタをカ
ウントアップして、次の成形サイクルを開始する。
【0034】そして、ショット数カウンタの値が生産予
定数Cnに達したことがステップS17の判別処理で検
出されると、PMC用CPU18は、インターフェイス
23を介してロボット制御装置70にパージ対応処理の
開始指令を出力し(ステップS18)、射出シリンダ3
4に供給する樹脂をパージ材に切替えて従来と同様の自
動パージ動作でスクリュー35を駆動することにより、
材料コードDnの樹脂を射出シリンダ34から排出させ
てパージ材に置き換える(ステップS19)。このとき
射出シリンダ34から排出される材料コードDnの樹脂
およびパージ材は、ロボット制御装置70のパージ対応
処理により駆動制御されるロボット本体71のロボット
ハンドにより前記と同様に射出成形機30上から取り除
かれ、適宜の場所に廃棄される。
定数Cnに達したことがステップS17の判別処理で検
出されると、PMC用CPU18は、インターフェイス
23を介してロボット制御装置70にパージ対応処理の
開始指令を出力し(ステップS18)、射出シリンダ3
4に供給する樹脂をパージ材に切替えて従来と同様の自
動パージ動作でスクリュー35を駆動することにより、
材料コードDnの樹脂を射出シリンダ34から排出させ
てパージ材に置き換える(ステップS19)。このとき
射出シリンダ34から排出される材料コードDnの樹脂
およびパージ材は、ロボット制御装置70のパージ対応
処理により駆動制御されるロボット本体71のロボット
ハンドにより前記と同様に射出成形機30上から取り除
かれ、適宜の場所に廃棄される。
【0035】自動パージ動作が完了すると、PMC用C
PU18は、インターフェイス23を介して金型搬出指
令およびストッカコードAnをロボット制御装置70に
出力し(ステップS20)、ロボット制御装置70の側
から金型搬出完了信号が入力されるまで待機する(ステ
ップS21)。
PU18は、インターフェイス23を介して金型搬出指
令およびストッカコードAnをロボット制御装置70に
出力し(ステップS20)、ロボット制御装置70の側
から金型搬出完了信号が入力されるまで待機する(ステ
ップS21)。
【0036】これに対し、金型搬出指令およびストッカ
コードAnを受信したロボット制御装置70は、ロボッ
ト本体71の金型交換用ロボットハンドを駆動制御し、
モールドベース40および41に装着されている可動側
金型50および固定側金型51を取り出し、ストッカコ
ードAnの金型ストッカに収納する。可動側金型50お
よび固定側金型51の収納が完了すると、ロボット制御
装置70は、インターフェイス23を介して射出成形機
30の制御装置10に金型搬出完了信号を出力する。
コードAnを受信したロボット制御装置70は、ロボッ
ト本体71の金型交換用ロボットハンドを駆動制御し、
モールドベース40および41に装着されている可動側
金型50および固定側金型51を取り出し、ストッカコ
ードAnの金型ストッカに収納する。可動側金型50お
よび固定側金型51の収納が完了すると、ロボット制御
装置70は、インターフェイス23を介して射出成形機
30の制御装置10に金型搬出完了信号を出力する。
【0037】金型搬出完了信号を受信したPMC用CP
U18は、生産順序記憶レジスタnの値に基いて生産順
序記憶ファイルF2の第n+1番目のアドレスにアクセ
スし、このアドレスに金型のストッカコードが設定され
ているか否か、即ち、次に行うべき運転スケジュールが
設定されているか否かを判別する(ステップS22)。
そして、ストッカコードが設定されていれば、PMC用
CPU18は生産順序記憶レジスタnの値をインクリメ
ントし(ステップS23)、以下、ステップS22の判
別結果が偽となって全ての運転スケジュールが完了した
ことが確認されるまでの間、前記と同様にしてステップ
S2以降の処理を繰り返し実行し、更新された生産順序
記憶レジスタnの値に基いて各運転スケジュールにおけ
る射出成形作業を繰り返し実行する。
U18は、生産順序記憶レジスタnの値に基いて生産順
序記憶ファイルF2の第n+1番目のアドレスにアクセ
スし、このアドレスに金型のストッカコードが設定され
ているか否か、即ち、次に行うべき運転スケジュールが
設定されているか否かを判別する(ステップS22)。
そして、ストッカコードが設定されていれば、PMC用
CPU18は生産順序記憶レジスタnの値をインクリメ
ントし(ステップS23)、以下、ステップS22の判
別結果が偽となって全ての運転スケジュールが完了した
ことが確認されるまでの間、前記と同様にしてステップ
S2以降の処理を繰り返し実行し、更新された生産順序
記憶レジスタnの値に基いて各運転スケジュールにおけ
る射出成形作業を繰り返し実行する。
【0038】最終的に、全ての運転スケジュールが完了
してステップS22の判別結果が偽となった段階で、生
産順序記憶ファイルF2に設定された一連のスケジュー
ル運転が終了する。
してステップS22の判別結果が偽となった段階で、生
産順序記憶ファイルF2に設定された一連のスケジュー
ル運転が終了する。
【0039】
【発明の効果】本発明による射出成形機の連続運転装置
は、射出成形作業に用いる金型に応じて製品取出し用の
ロボットハンドおよび製品取出しプログラムを選択して
製品の取り出し作業を行わせるようにしたので、製品の
形状や金型の構造が相違する場合であっても、生産スケ
ジュールに対応して交換される金型に応じた製品の取り
出し作業を確実に行うことができる。
は、射出成形作業に用いる金型に応じて製品取出し用の
ロボットハンドおよび製品取出しプログラムを選択して
製品の取り出し作業を行わせるようにしたので、製品の
形状や金型の構造が相違する場合であっても、生産スケ
ジュールに対応して交換される金型に応じた製品の取り
出し作業を確実に行うことができる。
【図1】本発明における射出成形機の連続運転装置の一
実施例を要部で示すブロック図である。
実施例を要部で示すブロック図である。
【図2】同実施例で採用した生産データ記憶ファイルを
示す概念図である。
示す概念図である。
【図3】同実施例で採用した生産順序記憶ファイルを示
す概念図である。
す概念図である。
【図4】同実施例におけるスケジュール運転管理の概略
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図5】スケジュール運転管理の概略を示すフローチャ
ートの続きである。
ートの続きである。
【図6】スケジュール運転管理の概略を示すフローチャ
ートの続きである。
ートの続きである。
10 射出成形機の制御装置 24 不揮発性メモリ 30 射出成形機 40 モールドベース 41 モールドベース 50 金型 51 金型 70 ロボット制御装置 71 ロボット本体
Claims (1)
- 【請求項1】 金型の自動交換と製品取出しを行うロボ
ットを備えた射出成形機において、複数の金型の各々を
ストッカコードに対応させて収容する金型ストッカと、
複数のロボットハンドの各々をロボットハンドコードに
対応させて収容するロボットハンドストッカとを備え、
射出成形機の制御装置には、ストッカコードに対応して
成形条件コードおよびロボットハンドコードを記憶する
と共に生産予定数が記憶される生産データ記憶ファイル
と、成形条件コード毎の成形条件を記憶する成形条件記
憶ファイルと、射出成形作業を行う金型の選択順序がス
トッカコードによって設定される生産順序記憶ファイル
を設け、前記ロボットの制御装置には、成形条件コード
毎に製品取出しプログラムを記憶する製品取出しプログ
ラム記憶手段を有し、射出成形機の制御装置は、生産順
序記憶ファイルに記憶された順序に基いて設定生産予定
数が生産される毎にストッカコードを指定してストッカ
コードに応じた成形条件コード,ストッカコードおよび
ロボットハンドコードをロボット制御装置に出力すると
共に前記成形条件コードに対応する成形条件を成形条件
記憶ファイルから読出して該成形条件で射出成形機を駆
動制御し、ロボット制御装置は、受信したストッカコー
ドに基いて金型を交換し、受信したロボットハンドコー
ドに基いてロボットハンドを交換し、成形条件コードに
基いて製品取出しプログラムを読出し、該プログラムに
従って製品取出しの制御を行うことを特徴とする射出成
形機の連続運転装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34200593A JPH07164503A (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 射出成形機の連続運転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34200593A JPH07164503A (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 射出成形機の連続運転装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07164503A true JPH07164503A (ja) | 1995-06-27 |
Family
ID=18350445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34200593A Pending JPH07164503A (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 射出成形機の連続運転装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07164503A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114506047A (zh) * | 2021-12-22 | 2022-05-17 | 海天塑机集团有限公司 | 一种注塑机的预约生产以及自切换方法与系统 |
WO2023166706A1 (ja) * | 2022-03-04 | 2023-09-07 | ファナック株式会社 | 射出成形補助システム及び射出成形システム |
-
1993
- 1993-12-14 JP JP34200593A patent/JPH07164503A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114506047A (zh) * | 2021-12-22 | 2022-05-17 | 海天塑机集团有限公司 | 一种注塑机的预约生产以及自切换方法与系统 |
WO2023166706A1 (ja) * | 2022-03-04 | 2023-09-07 | ファナック株式会社 | 射出成形補助システム及び射出成形システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030729 |