JPH0715823U - 暗渠集排水管 - Google Patents
暗渠集排水管Info
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Landscapes
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 土壌による耐目詰り性を向上し、集排水機能
を向上し、土中における耐圧性機能を向上すること。 【構成】 連続した切目のない一直線上の開口部3,3
a,3bより集水し、相隣合う3つの空間室2,2a,
2bを水路として排水する暗渠集排水管1であって、連
続したC字状突起体4,4a,4bを有し、さらに6つ
の板状突起体5,5a,5b,5c,5d,5eを設
け、これによって空間室2,2a,2bを圧縮変形させ
ない。
を向上し、土中における耐圧性機能を向上すること。 【構成】 連続した切目のない一直線上の開口部3,3
a,3bより集水し、相隣合う3つの空間室2,2a,
2bを水路として排水する暗渠集排水管1であって、連
続したC字状突起体4,4a,4bを有し、さらに6つ
の板状突起体5,5a,5b,5c,5d,5eを設
け、これによって空間室2,2a,2bを圧縮変形させ
ない。
Description
【0001】
本考案は、土中に埋設して土中の湧水あるいは外周からの浸透水を連続した切 目のない一直線状の開口部より集水し、相隣合う3つの空間室を水路として排出 するための暗渠集排水管に関する。
【0002】
従来から、公園、学校グランド、造成地などにおける暗渠排水工、その他地下 水が原因となる地滑り対策工には竹詰渠、そだ束、栗石詰あるいは種々の合成樹 脂製暗渠管やコンクリート有孔管が多く用いられている。
【0003】 暗渠工として求められる機能は、主として集水性、排水性、耐圧性および耐目 詰り性があげられるが、最優先的に必要とされるのは管内に水を集めることであ って、これが良好であるのは、外周が一直線状の集水口となる竹詰渠とか、集水 面積の大きいそだ束、栗石詰などの往時のものが該当し、一例としては皇居お堀 の水位調整は、江戸何百年間そだ束によっていたものである。
【0004】 しかし、近年これら資材は不足がちで、また手間不足のため入手が困難であり 、そのため各種プラスチック製やコンクリート製のものが代用されている。
【0005】 従来の類似管では、同形の空間が2つしかなく、単体で用いた場合には、上下 各1個の集水口だけであり、あらゆる方向から浸潤してくる湧水、地下水の捕捉 が十分でなく、また水路も2個しかなく、長期的に見た場合経年での目詰りなど による集排水路の生き残る確率も劣るものであった。またあらゆる方向の土圧に 対しても、水路数が少ない分だけ土圧の分散度が低く、耐圧効果も十分発揮され ていなかった。多数を集結束した場合には、完全な円形になりにくく、荷造りや 運送中にやや偏平体になる傾向があった。
【0006】
本考案の目的は、S字型暗渠集排水管の優れた技術を参考応用し、三ツ葉状に 同型の3つの空間とそれぞれに板状突起体を設け、前記集排水管を集束して土中 に埋設したときに、集排水管が相互に空間を形成するようにして耐目詰り性を向 上し、集排水機能を向上し、土中における耐圧性機能を向上し、さらに改良を加 えた新規な暗渠集排水管を提供することである。
【0007】
本考案は、暗渠集排水管は土中に埋設して、土中の湧水あるいは地上からの浸 透水を連続した切目のない一直線状の開口部3,3a,3bより集水し、相隣合 う3つの空間室2,2a,2bを水路として排水する暗渠集排水管1であって、 空間室2,2a,2b外部には水受けを良好ならしめ、かつ集排水管を束ねた場 合にもそれぞれの互いの間にも空間が確保できるよう連続したC字状突起体4, 4a,4bを有し、さらに開口部3,3a,3bの極近傍に連続した6つの板状 突起体5,5a,5b,5c,5d,5eを設け、これによって集排水管を土中 に埋設した場合、土圧あるいは重機圧が集排水管1の全外周各方位から加わり、 空間室2,2a,2bを圧縮変形させず、また土中での土粒砂が集水口から容易 に入り込んで空間室2,2a,2bの内腔に堆積して、水路としての機能を損な うことを未然に防止することを特徴とする暗渠集排水管である。
【0008】
本考案に従えば、土中に埋設して、土中の湧水あるいは地上からの浸透水を連 続した切目のない一直線状の開口部より集水し、相隣合う3つの空間室を水路と して排水する暗渠集排水管であって、空間室の外部には水受けを良好ならしめ、 かつ集排水管を多数束ねた場合にもそれぞれの互いの間にも空間が確保できるよ う連続したC字状突起体を有し、さらに集排水管を土中に埋設した場合、土圧あ るいは重機圧が集排水管の全外周方位から加わり、空間室を圧縮変形させたり、 また土中での土粒砂が集水口から容易に入り込んで水路の内腔に堆積して水路と しての機能を損ねることを未然に防止するため、開口部の極近傍に連続した板状 突起体を設けた複数の暗渠集排水管を集束して、公園、学校のグランドおよび造 成地における暗渠集排水工を行った場合は、雨水などの浸透水、湧水や土粒砂が 集排水管のC字状の突起体によって暗渠集排水管の相互の間に多数の空間が形成 されるので、前記土粒砂などは濾過され水のみが集水口に入り、流通路を流れて 排水される。
【0009】 また前記C字状の突起体の略円形の中の空間は水路として少量の水の流通路と なり、大量の水は三ツ葉状集排水管に設けた集水口から入り、内腔間の流通路よ り排出される。
【0010】 なお集水口の極近傍に設けられた複数の板状の連続した突起体は、土砂などの 土圧および重機圧によって前記暗渠集排水管の内側に巻き込もうとする前記集水 管の変形を食い止め、かつ集水口から入り込もうとする土粒砂を食い止めるため のものである。
【0011】
図1は暗渠集排水管1の斜視図であるが、これを図1のごとく単独で用いれば 、一直線状の開口部3,3a,3bから集水することが可能であり、またこれを 多数ランダムに図2のごとく集束した場合は、お互いの接する隙間を含めて上下 左右全周より集水することが可能となる。3つの空間室2,2a,2bは円形に 近い水路となっており地盤中の浸透水、湧水は上述したように連続した線状の開 口部3,3a,3bから流入することになる。開口部3,3a,3bの形状は漏 斗状であって水受け入れが良好であり、開口部3に対しては4、開口部3aに対 しては4a、開口部3bに対しては4cと連続したC字状の突起体が設けられて いるため、その効果はなお一層向上することになる。
【0012】 このC字状の突起体4,4a,4bは、図2のごとく複数の暗渠集排水管1を 結束した場合には、それぞれ互いの暗渠集排水管1と突き合って、集束内部にも 空間を確保して耐水性と耐目詰り性、耐圧性の機能を向上する役目も果たすこと になる。
【0013】 水路となる空間室2,2a,2bは、市販のビニルパイプなどと同じであるた め、全く平滑であり、また多数束ねたときの互いの空間の所も同様に滑らかであ り、またC字状の突起体の略円形の中は、空間を形成するので排水通路となるた め、排水能力は向上する。
【0014】 次に、暗渠工として要求される機能としては、一般にこれらのものは土中に埋 設されるため、補修、保全、取替えということは全くといっていいほど不可能で あり、そのため破壊されたり、土粒砂などによる目詰りによって永続性が損なわ れることに対する対策が是非とも必要となる。
【0015】 開口部3,3a,3bの極近傍に設けられた板状の連続した突起体5,5a, 5b,5c,5d,5eはこれらの諸問題を解決するものであり、土圧(重機圧 )が3つの空間室に対して上方方向から(2aに対しては右下方から、2bに対 しては左下方から)加わり、開口部3の部分の先端6が内側に巻き込もうとする ときは、5の突起体により、また土圧(重機圧)が下方方向から加わり、先端6 が支えられた円形管としてのアーチアクションが即発揮されることになる。空間 室2a,2bでも全く同様の効果が突起体5b,5dによって発揮されることに なる。左右方向からの土圧(重機圧)に対しては、空間室2,2a,2bを分離 する部材7によって各先端6,6a,6bが支えられ、円形管上の水路が確保さ れることになる。
【0016】 すなわち、図1において空間室が3つあるうち、空間室2について述べると、 上方向(C字状突起体4方向)から外圧が加わったときは、先端6は板状突起体 5または5aに確実に当接して空間室2の変形を防止できる。また右方向(板状 突起体5a方向)から外圧が加わったときは、先端6は板状突起体5に確実に当 接して空間室2の変形を防止できる。また左方向(板状突起体5e方向)から外 圧が加わったときは先端6は板状突起体5aに確実に当接して空間室2の変形を 防止できる。空間室2a,2bについても外圧に対する変形は空間室2と同様で あり、あらゆる方向からの外圧にも耐え得ることになる。
【0017】 また暗渠集排水管の周辺には、この考案されたものに限らず他の多くの排水管 も含めて砕石、砂利、もみがら、荒砂などのフィルター材を一般に充填するが、 埋設管周辺の土粒砂が、これら暗渠管周辺に侵入することを防ぐことは現実に不 可能であり、この土粒砂を水路内へ再侵入することを最大限防止する必要があり 、この対策として本考案では、突起体5a,5c,5eを開口部3,3a,3b の近傍に設けることにより土粒砂を塞ぎ止め、また細かい土粒砂は侵入水がいっ たん曲流するためそこで堆積する。暗渠侵入水の流速は極めて小さく、少しの流 速低下は含有物の堆積効果があるので、水路内の目詰りを防止させることができ る。
【0018】 また集排水管1の空間室2,2a,2bの外部には、C字状の突起体4,4a ,4bが設けられたので、これらの集排水管1を多数集束したときには、相互間 に空間を確保され土粒砂などは濾過されるとともに、C字状の突起体の略円形の 中は水路を形成し、流通路となる。さらに集排水管1を多数集束しても、C字状 の突起体4,4a,4bは、前記開口部3,3a,3bにも食い込んで塞ぐこと がないため、集排水の効果が向上する。
【0019】 さらに集排水管1のC字状の突起体4,4a,4bには、円周の一部に切欠き を有しているため、外圧に対して弾力性があり、高盛土工における耐圧性機能が 向上する。
【0020】 図2は、上述の機能を備えた暗渠集排水管1を多数ランダムに束ねてポリプロ ピレン製合成樹脂バンド、またはその他結束番線などの結束部材10で結束した 状態8である。
【0021】 図3は、暗渠排水管1を結束したものを土中に配置し、砕石9を充填したもの である。
【0022】 図4は、暗渠集排水管1の大型のものを単独で用いた場合を示しているが、こ れは排水量が大きいとき、より大きい内腔を確保し、集排水効率を上げるために 配置したもので経済性効果も大きいものである。
【0023】 図5は、暗渠集排水管1を結束した状態8の使用状態を示す参考図である。コ ンクリート擁壁12の後面の傾斜地13に上向き10°〜15°の角度で横ボー リング工により穴14を掘進して、結束した暗渠集排水管8を挿入設置する。主 として集水井戸15を設けて地中深くの水を処理する。深層排水用に用いるが浅 層用にも用いる。
【0024】
以上のように本考案によれば、集排水管を土中に埋設した場合、土圧あるいは 重機圧が集排水管の全外周各方位から加わった場合にも空間室を圧縮変形するこ とが可及的に防止され、さらに途中での土粒砂が集排水口から入り込むことを防 止して、水路が遮断することを防止することが可能となる。
【0025】 また集排水管は、C字状の突起体を有するため集束して暗渠集排水管とすれば 、濾過的効果が向上し、略小円形状の水路が増加されることから排水性能の向上 を図ることを可能とし、土圧に対しては、C字状の突起体のものを円周の一部を 切欠いているため、弾力的であり、耐圧性機能の向上を可能とした。
【提出日】平成6年5月26日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】 プラスチック製のものとして、実開昭61−121227に横S字型暗渠排水 管が記載されている。この暗渠排水管は、同形の空間室が左右に2つしかなく、 単体で用いた場合には、2つの空間室に連なる上下各1個の開口部を有するだけ であり、あらゆる方向から浸潤してくる湧水、地下水の捕捉が十分でなく、また 空間室も2個しかなく、長期的に見た場合経年での目詰りなどによる集排水路の 生き残る確率も劣るものであった。またあらゆる方向の土圧に対しても、水路数 が少ない分だけ土圧の分散度が低く、耐圧効果も十分発揮されていなかった。多 数を集結束した場合には、外形が完全な円形になりにくく、荷造りや運送中にや や偏平体になる傾向があった。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【0006】
本考案の目的は、横S字型暗渠集排水管の優れた技術を参考応用し、三ツ葉状 に同型の3つの空間室と開口部と開口部近傍の板状突起体を有する暗渠排水管を 構成し、前記暗渠排水管を集束して土中に埋設したときに、暗渠排水管が相互に 空間を形成するようにして耐目詰り性を向上し、集排水機能を向上し、土中にお ける耐圧性機能を向上し、さらに改良を加えた新規な暗渠集排水管を提供するこ とである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【0007】
本考案は、土中に埋設して、土中の湧水または地上からの浸透水を集水する暗 渠排水管であって、 暗渠排水管の軸線に沿う連続した切目のない3つの開口部3,3a,3bと、 周方向に延びる仕切板7によって区切られ、前記各開口部3,3a,3bとそ れぞれ連なる外形が三ツ葉状の3つの空間室2,2a,2bと、 各開口部3,3a,3bのそれぞれの近傍に設けられた少なくとも3つの連続 した板状突起体5,5a,5bとを含むことを特徴とする暗渠排水管である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【0008】
本考案に従えば、土中に埋設して、土中の湧水あるいは地上からの浸透水を連 続した切目のない管軸に沿った開口部から集水し、相隣合う3つの空間室を水路 として排水する暗渠集排水管である。空間室の外部は三ツ葉状で、かつ暗渠排水 管を多数束ねた場合にもそれぞれの互いの間に空間が確保できる。さらに集束排 水管を土中に埋設した場合、土圧あるいは重機圧が集束排水管の全外周方位から 加わり、空間室を圧縮変形させない。また土中での土粒砂が開口部から容易に入 り込んで空間室に堆積して水路としての機能を損ねることを未然に防止するため 、各開口部の近傍に連続した板状突起体を少なくとも1個設け、水の入口を屈曲 させている。また複数の暗渠排水管を集束して、公園、学校のグランドおよび造 成地における暗渠集排水工を行った場合は、雨水などの浸透水、湧水や土粒砂が 集束暗渠排水管の相互の間に生じた多数の空間によって濾過され水のみが開口部 から空間室に入り、空間室を流れて排水される。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【0010】 各開口部の近傍に設けられた少なくとも1個の板状の連続した突起体は、土砂 などの土圧および重機圧によって、前記暗渠集排水管の内側に巻き込もうとする 空間室の変形を食い止め、かつ開口部から入り込もうとする土粒砂を食い止める ためのものである。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【0011】
図1は本考案の一実施例の暗渠集排水管1の斜視図である。これを図1のよう に単独で用いれば、管軸に沿う開口部3,3a,3bから集水することが可能で あり、またこれを多数ランダムに図2のように集束した場合は、お互いの接する 隙間を含めて上下左右全周より集水することが可能となる。3つの空間室2,2 a,2bは円形に近い水路となっており地盤中の浸透水、湧水は上述したように 連続した線状の開口部3,3a,3bから流入することになる。開口部3,3a ,3bの形状は漏斗状であって水受け入れが良好であり、開口部3に対しては4 、開口部3aに対しては4a、開口部3bに対しては4cと連続したC字状の突 起体が設けられているため、その効果はなお一層向上することになる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【0017】 また暗渠集排水管の周辺には、この考案されたものに限らず他の多くの排水管 も含めて砕石、砂利、もみがら、荒砂などのフィルター材を一般に充填するが、 埋設管周辺の土粒砂が、これら暗渠管周辺に侵入することを防ぐことは現実に不 可能であり、この土粒砂を水路内へ再侵入することを最大限防止する必要がある 。この対策として本考案では、板状の突起体5,5a,5bを開口部3,3a, 3bの内側近傍に、突起体5c,5d,5eを開口部3,3a,3bの外側近傍 にそれぞれ設けることによって侵入路を屈曲させて土粒砂を塞ぎ止め、また細か い土粒砂をそこで堆積させる。暗渠排水管への侵入水の流速は極めて小さく、少 しの流速低下は含有物の堆積効果があるので、水路内の目詰りを防止させること ができる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】削除
【図1】暗渠集排水管1の斜視図である。
【図2】本考案に従う暗渠集排水管1を多数ランダムに
重ねて結束した状態を示す図である。
重ねて結束した状態を示す図である。
【図3】本考案に従う暗渠集排水管1を結束したものを
土中に配置した状態を示す図である。
土中に配置した状態を示す図である。
【図4】本考案に従う暗渠集排水管1を大型化したもの
を土中に配置した状態を示す図である。
を土中に配置した状態を示す図である。
【図5】本考案に従う暗渠集排水管1の結束したものの
実施例の断面図である。
実施例の断面図である。
1 暗渠集排水管 2,2a,2b 空間室 3,3a,3b 開口部 4,4a,4b,4c C字状の突起体 5,5a,5b,5c,5d,5e 板状の突起体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の暗渠集排水管1の斜視図で
ある。
ある。
【図2】暗渠集排水管1を多数ランダムに重ねて結束し
た状態を示す図である。
た状態を示す図である。
【図3】暗渠集排水管1を結束したものを土中に配置し
た状態を示す図である。
た状態を示す図である。
【図4】暗渠集排水管1を大型化したものを土中に配置
した状態を示す図である。
した状態を示す図である。
【図5】暗渠集排水管1の結束したものの断面図であ
る。
る。
【符号の説明】 1 暗渠集排水管 2,2a,2b 空間室 3,3a,3b 開口部 4,4a,4b, C字状の突起体 5,5a,5b,5c,5d,5e 板状の突起体
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
Claims (1)
- 【請求項1】 暗渠集排水管は土中に埋設して、土中の
湧水あるいは地上からの浸透水を連続した切目のない一
直線状の開口部3,3a,3bより集水し、相隣合う3
つの空間室2,2a,2bを水路として排水する暗渠集
排水管1であって、空間室2,2a,2b外部には水受
けを良好ならしめ、かつ集排水管を束ねた場合にもそれ
ぞれの互いの間にも空間が確保できるよう連続したC字
状突起体4,4a,4bを有し、さらに開口部3,3
a,3bの極近傍に連続した6つの板状突起体5,5
a,5b,5c,5d,5eを設け、これによって集排
水管を土中に埋設した場合、土圧あるいは重機圧が集排
水管1の全外周各方位から加わり、空間室2,2a,2
bを圧縮変形させず、また土中での土粒砂が集水口から
容易に入り込んで空間室2,2a,2bの内腔に堆積し
て、水路としての機能を損なうことを未然に防止するこ
とを特徴とする暗渠集排水管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993044951U JPH086818Y2 (ja) | 1993-08-18 | 1993-08-18 | 暗渠集排水管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993044951U JPH086818Y2 (ja) | 1993-08-18 | 1993-08-18 | 暗渠集排水管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0715823U true JPH0715823U (ja) | 1995-03-17 |
JPH086818Y2 JPH086818Y2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=12705802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993044951U Expired - Lifetime JPH086818Y2 (ja) | 1993-08-18 | 1993-08-18 | 暗渠集排水管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH086818Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6404422B1 (ja) * | 2017-08-31 | 2018-10-10 | ニホン・ドレン株式会社 | 浸透トレンチおよびその製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4819934U (ja) * | 1971-07-15 | 1973-03-07 | ||
JPH0248503U (ja) * | 1988-09-28 | 1990-04-04 |
-
1993
- 1993-08-18 JP JP1993044951U patent/JPH086818Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4819934U (ja) * | 1971-07-15 | 1973-03-07 | ||
JPH0248503U (ja) * | 1988-09-28 | 1990-04-04 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6404422B1 (ja) * | 2017-08-31 | 2018-10-10 | ニホン・ドレン株式会社 | 浸透トレンチおよびその製造方法 |
JP2019044396A (ja) * | 2017-08-31 | 2019-03-22 | ニホン・ドレン株式会社 | 浸透トレンチおよびその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH086818Y2 (ja) | 1996-02-28 |
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Legal Events
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EXPY | Cancellation because of completion of term |