JPH07144455A - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
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- JPH07144455A JPH07144455A JP5295374A JP29537493A JPH07144455A JP H07144455 A JPH07144455 A JP H07144455A JP 5295374 A JP5295374 A JP 5295374A JP 29537493 A JP29537493 A JP 29537493A JP H07144455 A JPH07144455 A JP H07144455A
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- JP
- Japan
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- recording
- recording head
- ink
- head
- printing
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/015—Ink jet characterised by the jet generation process
- B41J2/04—Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J25/00—Actions or mechanisms not otherwise provided for
- B41J25/304—Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface
- B41J25/308—Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface with print gap adjustment mechanisms
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J25/00—Actions or mechanisms not otherwise provided for
- B41J25/304—Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface
- B41J25/308—Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface with print gap adjustment mechanisms
- B41J25/3082—Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface with print gap adjustment mechanisms with print gap adjustment means on the print head carriage, e.g. for rotation around a guide bar or using a rotatable eccentric bearing
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 記録材の後端部における印字領域を拡大する
こと。 【構成】 記録ヘッド1のインク吐出面と記録紙との間
の距離を一定に保つ拍車2を、片方向印字モードにおけ
る記録ヘッド1の移動方向に関して記録ヘッド1の上流
側となる様にキャリッジ6に設ける。そして記録紙を記
録位置に搬送する給送ローラ12及びピンチローラ13
の接触部から記録紙が外れたか否かをセンサ30により
監視する。記録紙後端が給送ローラ12及びピンチロー
ラ13から外れる迄はキャリッジ6の往動及び復動時の
各々で記録動作を行う双方向印字を行う。そして記録紙
後端が給送ローラ12及びピンチローラ13から外れた
ことをセンサ30が検知すると、片方向印字に切換えて
記録動作を行う。
こと。 【構成】 記録ヘッド1のインク吐出面と記録紙との間
の距離を一定に保つ拍車2を、片方向印字モードにおけ
る記録ヘッド1の移動方向に関して記録ヘッド1の上流
側となる様にキャリッジ6に設ける。そして記録紙を記
録位置に搬送する給送ローラ12及びピンチローラ13
の接触部から記録紙が外れたか否かをセンサ30により
監視する。記録紙後端が給送ローラ12及びピンチロー
ラ13から外れる迄はキャリッジ6の往動及び復動時の
各々で記録動作を行う双方向印字を行う。そして記録紙
後端が給送ローラ12及びピンチローラ13から外れた
ことをセンサ30が検知すると、片方向印字に切換えて
記録動作を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】記録材にインク滴を吐出すること
により画像を記録するインクジェット記録装置に関する
ものである。
により画像を記録するインクジェット記録装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、いわゆるインクジェット記録装置
においては、記録ヘッドのインク吐出面と記録紙、プラ
スチックシートなどの被記録部材との距離(紙間距離)
は、記録画像の品位に大きく影響する。この紙間距離は
近ければ近いほど画像品位は向上するが、あまり近すぎ
ても記録紙に凹凸があるだけでインク吐出面と記録紙が
接触してしまいかえって画像品位を悪化させてしまうと
いう恐れがある。上記紙間距離として現在目標とされる
値は0.7〜1.2mm程度である。
においては、記録ヘッドのインク吐出面と記録紙、プラ
スチックシートなどの被記録部材との距離(紙間距離)
は、記録画像の品位に大きく影響する。この紙間距離は
近ければ近いほど画像品位は向上するが、あまり近すぎ
ても記録紙に凹凸があるだけでインク吐出面と記録紙が
接触してしまいかえって画像品位を悪化させてしまうと
いう恐れがある。上記紙間距離として現在目標とされる
値は0.7〜1.2mm程度である。
【0003】図4はこの様な記録装置におけるインクジ
ェットカートリッジ3を搭載しているキャリッジ6の概
略構成を示した正面図である。1はインクジェットカ−
トリッジ3に一体化された記録ヘッド、2は記録動作
時、記録紙4をプラテン5に付勢し、記録ヘッド1のイ
ンク吐出面と記録紙4との距離(紙間距離)を一定に保
ちながらキャリッジ6が往復移動するためにキャリッジ
6に付いているキャリッジ拍車である。上記キャリッジ
拍車2は、記録後の記録紙4の記録面に接触してもイン
クが転写されない材質が用いられている。
ェットカートリッジ3を搭載しているキャリッジ6の概
略構成を示した正面図である。1はインクジェットカ−
トリッジ3に一体化された記録ヘッド、2は記録動作
時、記録紙4をプラテン5に付勢し、記録ヘッド1のイ
ンク吐出面と記録紙4との距離(紙間距離)を一定に保
ちながらキャリッジ6が往復移動するためにキャリッジ
6に付いているキャリッジ拍車である。上記キャリッジ
拍車2は、記録後の記録紙4の記録面に接触してもイン
クが転写されない材質が用いられている。
【0004】上記記録ヘッド1とキャリッジ拍車2の位
置関係は、順方向(A方向)印字の時に印字する方向に
対しキャリッジ拍車2は記録ヘッド1の上流側にある。
これは記録紙6が給送ローラ12とピンチローラ13の
接触部から外れて付勢されない状態において順方向にキ
ャリッジ6が移動するときはキャリッジ拍車2により記
録紙4をプラテン5に付勢し紙間距離を一定に保つため
である。
置関係は、順方向(A方向)印字の時に印字する方向に
対しキャリッジ拍車2は記録ヘッド1の上流側にある。
これは記録紙6が給送ローラ12とピンチローラ13の
接触部から外れて付勢されない状態において順方向にキ
ャリッジ6が移動するときはキャリッジ拍車2により記
録紙4をプラテン5に付勢し紙間距離を一定に保つため
である。
【0005】図10は記録装置の要部を示す図である。
記録紙4は給送ローラ12とピンチローラ13により挟
持搬送される。記録紙4が記録位置に到達するとプーリ
ー7を回転駆動することによりキャリッジ6がガイドレ
ール9に沿って記録紙搬送方向と直角方向に往復移動
し、記録走査を行う。記録走査はキャリッジ6の往動時
及び復動時の各々において行われる。1回の記録走査が
終了すると、記録ヘッド1の記録幅に応じた紙送りが行
われる。この様な動作を複数回繰り返すことにより1頁
の画像記録が行われる。記録装置の下流には排紙ローラ
14、拍車15が設けられ、記録後の記録紙が搬送され
る。
記録紙4は給送ローラ12とピンチローラ13により挟
持搬送される。記録紙4が記録位置に到達するとプーリ
ー7を回転駆動することによりキャリッジ6がガイドレ
ール9に沿って記録紙搬送方向と直角方向に往復移動
し、記録走査を行う。記録走査はキャリッジ6の往動時
及び復動時の各々において行われる。1回の記録走査が
終了すると、記録ヘッド1の記録幅に応じた紙送りが行
われる。この様な動作を複数回繰り返すことにより1頁
の画像記録が行われる。記録装置の下流には排紙ローラ
14、拍車15が設けられ、記録後の記録紙が搬送され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、記録紙4の後端が給送ローラ12とピンチローラ1
3の接触部から外れると記録紙4はプラテン5に付勢さ
れなくなり紙間距離が不安定になり、双方向印字を行お
うとすると順方向印字の時は、印字する方向に対しキャ
リッジ拍車2は記録ヘッド1の上流側にあるため、キャ
リッジ拍車2により記録紙4はプラテン5に付勢し紙間
距離が一定に保たれるが逆方向印字の時は、印字する方
向に対しキャリッジ拍車2は記録ヘッド1の下流側にあ
るため記録紙4はプラテン5に付勢されず、紙間距離が
一定に保たれないためインク吐出面と記録紙4が接触し
てしまい画像品位を悪化させてしまうという欠点があっ
た。このために記録紙4が給送ローラ12とピンチロー
ラ13の接触部から外れると印字しないように制御して
いる。それ故印字範囲が狭くなってしまう。
は、記録紙4の後端が給送ローラ12とピンチローラ1
3の接触部から外れると記録紙4はプラテン5に付勢さ
れなくなり紙間距離が不安定になり、双方向印字を行お
うとすると順方向印字の時は、印字する方向に対しキャ
リッジ拍車2は記録ヘッド1の上流側にあるため、キャ
リッジ拍車2により記録紙4はプラテン5に付勢し紙間
距離が一定に保たれるが逆方向印字の時は、印字する方
向に対しキャリッジ拍車2は記録ヘッド1の下流側にあ
るため記録紙4はプラテン5に付勢されず、紙間距離が
一定に保たれないためインク吐出面と記録紙4が接触し
てしまい画像品位を悪化させてしまうという欠点があっ
た。このために記録紙4が給送ローラ12とピンチロー
ラ13の接触部から外れると印字しないように制御して
いる。それ故印字範囲が狭くなってしまう。
【0007】本発明は上記点に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、記録材の後端部における印字
領域を拡大することが可能なインクジェット記録装置を
提供することにある。
その目的とするところは、記録材の後端部における印字
領域を拡大することが可能なインクジェット記録装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、画像データに応じてインク滴を吐出する
記録ヘッドを用いて記録材上に画像を記録するインクジ
ェット記録装置において、前記記録ヘッドを記録材に対
し往復移動させる移動手段と、記録材を前記記録ヘッド
による記録位置に搬送する搬送手段と、記録材の後端が
前記搬送手段を通過したことを検知する検知手段と、前
記検知手段の出力に応じて記録モードを選択する制御手
段とを有し、前記制御手段は前記検知手段が記録材の後
端通過を検知する迄は前記移動手段の往動時及び復動時
の各々で記録を行う第1記録モードを選択し、前記検知
手段が記録材の後端通過を検知後は前記移動手段の往動
時又は復動時のいずれか一方で記録を行う第2記録モー
ドを選択する。
に、本発明は、画像データに応じてインク滴を吐出する
記録ヘッドを用いて記録材上に画像を記録するインクジ
ェット記録装置において、前記記録ヘッドを記録材に対
し往復移動させる移動手段と、記録材を前記記録ヘッド
による記録位置に搬送する搬送手段と、記録材の後端が
前記搬送手段を通過したことを検知する検知手段と、前
記検知手段の出力に応じて記録モードを選択する制御手
段とを有し、前記制御手段は前記検知手段が記録材の後
端通過を検知する迄は前記移動手段の往動時及び復動時
の各々で記録を行う第1記録モードを選択し、前記検知
手段が記録材の後端通過を検知後は前記移動手段の往動
時又は復動時のいずれか一方で記録を行う第2記録モー
ドを選択する。
【0009】又本発明は、画像データに応じてインク滴
を吐出する記録ヘッドを用いて記録材上に画像を記録す
るインクジェット記録装置において、前記記録ヘッドを
搭載する搭載手段と、前記搭載手段に搭載された記録ヘ
ッドを記録材に対し相対的に往復移動させる移動手段
と、記録材を前記記録ヘッドによる記録位置に搬送する
搬送手段と、前記移動手段の往動時又は復動時に記録動
作を行うべく前記記録ヘッドを駆動する駆動手段とを有
し、前記搭載手段は、前記移動手段による前記記録ヘッ
ドの移動方向に対し、前記記録ヘッドのインク吐出面の
上流側及び下流側に、前記記録ヘッドのインク吐出面と
記録材との間の距離を一定に保つ部材を有することを特
徴とする。
を吐出する記録ヘッドを用いて記録材上に画像を記録す
るインクジェット記録装置において、前記記録ヘッドを
搭載する搭載手段と、前記搭載手段に搭載された記録ヘ
ッドを記録材に対し相対的に往復移動させる移動手段
と、記録材を前記記録ヘッドによる記録位置に搬送する
搬送手段と、前記移動手段の往動時又は復動時に記録動
作を行うべく前記記録ヘッドを駆動する駆動手段とを有
し、前記搭載手段は、前記移動手段による前記記録ヘッ
ドの移動方向に対し、前記記録ヘッドのインク吐出面の
上流側及び下流側に、前記記録ヘッドのインク吐出面と
記録材との間の距離を一定に保つ部材を有することを特
徴とする。
【0010】
【作用】本発明によれば、記録材の後端が記録位置の上
流側に設けられた搬送手段を通過すると、両方向印字か
ら片方向印字に切換える。
流側に設けられた搬送手段を通過すると、両方向印字か
ら片方向印字に切換える。
【0011】又本発明によれば、記録ヘッドの移動方向
に対して、記録ヘッドのインク吐出面の上流側及び下流
側にインク吐出面と記録材との間の距離を一定に保つ部
材を搭載手段に設け、記録材後端が記録位置の上流側に
設けられた搬送手段を通過した後も記録ヘッドのインク
吐出面と記録材との距離一定に保つ。
に対して、記録ヘッドのインク吐出面の上流側及び下流
側にインク吐出面と記録材との間の距離を一定に保つ部
材を搭載手段に設け、記録材後端が記録位置の上流側に
設けられた搬送手段を通過した後も記録ヘッドのインク
吐出面と記録材との距離一定に保つ。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して詳細に
説明する。
説明する。
【0013】(実施例1)図1は本発明を実施したファ
クシミリにおけるインクジェット記録装置の記録部の概
略構成を示した斜視図であり、図2はその断面図であ
る。図1及び図2において、3は記録ヘッドとインクタ
ンクを一体化にしてディスポーサブルタイプのカートリ
ッジにしたインクジェットカートリッジ、4は被記録部
材である記録紙、5はインクジェットカートリッジ3の
対向側にあって、被記録部材である記録紙4を支持する
ためのプラテン、6はインクジェットカートリッジ3を
搭載して記録紙4の幅方向に走査するキャリッジであ
る。このキャリッジ6は図示しない駆動源によって駆動
されるプーリ7に掛け渡された無端ベルト状のタイミン
グベルト8が連結しており、上記プーリ7を回転駆動さ
せることで、キャリッジ6をガイドレール9に沿って往
復移動させるものである。本実施例ではこの往復動の各
々で記録を行う双方向記録モードと、往動時又は復動時
の一方のみ記録を行う片方向記録モードで動作可能であ
る。10は記録紙4を複数枚数積載収納可能な給紙トレ
イであり、11は上記カセット10に積載された記録紙
4のうち最上部より1枚ずつ分離給送するためのピック
アップローラである。12、13は記録紙4の上流側ガ
イド手段である給送ローラ、ピンチローラである。上記
給送ローラ12とピンチローラ13は圧接しており、上
記ピックアップローラ11によって繰り出された記録紙
4を下流側のプラテン5の記録位置に搬送するものであ
る。14、15は記録紙4の下流側ガイド手段である排
紙ローラ、拍車である。上記拍車15は軸方向に複数箇
所に設けられており、記録後の記録紙4の記録面に接触
してもインクが転写されない材質が用いられている。上
記排紙ローラ14と拍車15の協働作用によって、画像
記録後の記録紙4を搬送して、排紙トレイ16に記録紙
4を排出するものである。又、30−1,30−2は透
過型センサを構成する発光素子及び受光素子であり、記
録紙後端検知センサ30を構成する。
クシミリにおけるインクジェット記録装置の記録部の概
略構成を示した斜視図であり、図2はその断面図であ
る。図1及び図2において、3は記録ヘッドとインクタ
ンクを一体化にしてディスポーサブルタイプのカートリ
ッジにしたインクジェットカートリッジ、4は被記録部
材である記録紙、5はインクジェットカートリッジ3の
対向側にあって、被記録部材である記録紙4を支持する
ためのプラテン、6はインクジェットカートリッジ3を
搭載して記録紙4の幅方向に走査するキャリッジであ
る。このキャリッジ6は図示しない駆動源によって駆動
されるプーリ7に掛け渡された無端ベルト状のタイミン
グベルト8が連結しており、上記プーリ7を回転駆動さ
せることで、キャリッジ6をガイドレール9に沿って往
復移動させるものである。本実施例ではこの往復動の各
々で記録を行う双方向記録モードと、往動時又は復動時
の一方のみ記録を行う片方向記録モードで動作可能であ
る。10は記録紙4を複数枚数積載収納可能な給紙トレ
イであり、11は上記カセット10に積載された記録紙
4のうち最上部より1枚ずつ分離給送するためのピック
アップローラである。12、13は記録紙4の上流側ガ
イド手段である給送ローラ、ピンチローラである。上記
給送ローラ12とピンチローラ13は圧接しており、上
記ピックアップローラ11によって繰り出された記録紙
4を下流側のプラテン5の記録位置に搬送するものであ
る。14、15は記録紙4の下流側ガイド手段である排
紙ローラ、拍車である。上記拍車15は軸方向に複数箇
所に設けられており、記録後の記録紙4の記録面に接触
してもインクが転写されない材質が用いられている。上
記排紙ローラ14と拍車15の協働作用によって、画像
記録後の記録紙4を搬送して、排紙トレイ16に記録紙
4を排出するものである。又、30−1,30−2は透
過型センサを構成する発光素子及び受光素子であり、記
録紙後端検知センサ30を構成する。
【0014】次に上述のように構成された記録装置の記
録動作について説明する。記録動作を開始するコマンド
が与えられると、ピックアップローラ11が図2の矢印
の方向(時計回り方向)に回転し始め、給紙トレイ10
に積載された記録紙4の最上部より1枚ずつ分離給送さ
れる。上記ピックアップローラ11によって繰り出され
た記録紙4は、給送ローラ12とピンチローラ13によ
って狭持されて搬送され、プラテン5の記録位置に到達
する。記録動作は、キャリッジ6が往復移動しつつイン
クジェットカートリッジ3より画像情報に応じてインク
を吐出することにより行われる。記録終了後の記録紙4
は排紙ローラ14と拍車15によって挟持されて搬送さ
れ、排紙トレイ16に順次排出され積載されていく。
録動作について説明する。記録動作を開始するコマンド
が与えられると、ピックアップローラ11が図2の矢印
の方向(時計回り方向)に回転し始め、給紙トレイ10
に積載された記録紙4の最上部より1枚ずつ分離給送さ
れる。上記ピックアップローラ11によって繰り出され
た記録紙4は、給送ローラ12とピンチローラ13によ
って狭持されて搬送され、プラテン5の記録位置に到達
する。記録動作は、キャリッジ6が往復移動しつつイン
クジェットカートリッジ3より画像情報に応じてインク
を吐出することにより行われる。記録終了後の記録紙4
は排紙ローラ14と拍車15によって挟持されて搬送さ
れ、排紙トレイ16に順次排出され積載されていく。
【0015】次に上記記録装置におけるガイド手段のよ
り具体的な構成について図2を参照して説明する。図2
に示すように、給送ローラ12とピンチローラ13の水
平方向の中心軸は、ピンチローラ13の中心軸が記録紙
搬送方向下流側に距離Aだけずれている。このピンチロ
ーラ13の中心軸のズレにより記録紙4は下方に向かっ
て搬送され、先端がプラテン5に突き当たった後、該プ
ラテン5の上面に付勢されながら搬送される。このとき
記録紙4は、プラテン5との接触部で湾曲させられてお
り、この湾曲によって記録紙4はプラテン5に付勢され
ながら搬送される。ここでピンチローラ13の中心軸の
ズレ量は、給送ローラ12の半径R1より小さいことは
言うまでもないが、装置の信頼性を考慮すると、 A<R1sin30° であることが好ましい。尚、排紙ローラ14と拍車15
の水垂方向の中心軸は同一直線上にある。上記プラテン
5と各ローラとの位置関係は、給送ローラ12とピンチ
ローラ13の接触部がプラテン5の通紙面(上面)より
上側(カートリッジ側)になるように配置されている。
これは給送ローラ12とピンチローラ13によって記録
紙4を下方に搬送して、該記録紙4の下流側をプラテン
5に付勢するためである。尚、排紙ローラ14と拍車1
5の接触部はプラテン5の上面より下側になるように配
置されている。
り具体的な構成について図2を参照して説明する。図2
に示すように、給送ローラ12とピンチローラ13の水
平方向の中心軸は、ピンチローラ13の中心軸が記録紙
搬送方向下流側に距離Aだけずれている。このピンチロ
ーラ13の中心軸のズレにより記録紙4は下方に向かっ
て搬送され、先端がプラテン5に突き当たった後、該プ
ラテン5の上面に付勢されながら搬送される。このとき
記録紙4は、プラテン5との接触部で湾曲させられてお
り、この湾曲によって記録紙4はプラテン5に付勢され
ながら搬送される。ここでピンチローラ13の中心軸の
ズレ量は、給送ローラ12の半径R1より小さいことは
言うまでもないが、装置の信頼性を考慮すると、 A<R1sin30° であることが好ましい。尚、排紙ローラ14と拍車15
の水垂方向の中心軸は同一直線上にある。上記プラテン
5と各ローラとの位置関係は、給送ローラ12とピンチ
ローラ13の接触部がプラテン5の通紙面(上面)より
上側(カートリッジ側)になるように配置されている。
これは給送ローラ12とピンチローラ13によって記録
紙4を下方に搬送して、該記録紙4の下流側をプラテン
5に付勢するためである。尚、排紙ローラ14と拍車1
5の接触部はプラテン5の上面より下側になるように配
置されている。
【0016】また上記給送ローラ12と排紙ローラ14
の周速関係は、給送ローラ12の周速をv1,排紙ロー
ラ14の周速をv2としたとき、 v1>v2 に設定されており、給送ローラ12で記録紙14をプラ
テン5上に押さえつけるために、排紙ローラ14でブレ
ーキをかけるように構成されている。このとき排紙ロー
ラ14の搬送力が大きいと、記録紙4がプラテン5の上
方向に撓んでしまう。よって、排紙ローラ14の搬送力
を十分弱くしておき、記録紙4の撓み復元力よってプラ
テン5上にスリップさせながら搬送するように構成して
いる。
の周速関係は、給送ローラ12の周速をv1,排紙ロー
ラ14の周速をv2としたとき、 v1>v2 に設定されており、給送ローラ12で記録紙14をプラ
テン5上に押さえつけるために、排紙ローラ14でブレ
ーキをかけるように構成されている。このとき排紙ロー
ラ14の搬送力が大きいと、記録紙4がプラテン5の上
方向に撓んでしまう。よって、排紙ローラ14の搬送力
を十分弱くしておき、記録紙4の撓み復元力よってプラ
テン5上にスリップさせながら搬送するように構成して
いる。
【0017】尚、本実施例におけるキャリッジ6の構成
は図4と同様であるため、その説明は省略する。
は図4と同様であるため、その説明は省略する。
【0018】図3は本発明の第1実施例に係るインクジ
ェット記録装置の制御系のブロック図である。19は回
線との接続を制御する網制御部、20は受信された信号
を復調するためのモデム、21はこの装置の主制御部で
あり、データの送受信のための装置全体の制御を行う。
22は受信された画情報を格納する入力画像メモリであ
り、主制御部21の制御により23の1ブロックメモリ
に生データの形でデータを転送する。
ェット記録装置の制御系のブロック図である。19は回
線との接続を制御する網制御部、20は受信された信号
を復調するためのモデム、21はこの装置の主制御部で
あり、データの送受信のための装置全体の制御を行う。
22は受信された画情報を格納する入力画像メモリであ
り、主制御部21の制御により23の1ブロックメモリ
に生データの形でデータを転送する。
【0019】本実施例はインクジェットヘッドとして、
熱エネルギーを用いてインクに状態変化を起こさせるこ
とにより吐出口よりインク滴を吐出する方式で、数十ノ
ズル(本実施例では360dpiで64ノズル)のセミ
マルチタイプのヘッドを持ち、1ページ分の情報を複数
回走査して記録紙に記録するシャトル方式の記録装置で
あって、ここで1ブロックとは1走査分の画像データを
意味する。本実施例ではB4短手方向幅の印字が可能で
あり、1ブロックのデータ量は(64×3648)ビッ
トとなる。24はヘッド25に画像データを転送するデ
ータ転送回路であり、26は1チップマイクロコンピュ
ータ等からなる記録制御部である。この記録制御部26
のコントロールによりヘッド25へのデータ転送、ヘッ
ド25の駆動を行うほか、27のキャリッジ駆動部、2
8の記録紙搬送部に制御信号を出力する。キャリッジ駆
動部27はキャリッジモータとモータドライバとで構成
され、記録紙搬送部28は副走査方向の1スキャンの終
了毎に記録紙を1走査分移動させるステッピングモータ
等の記録紙搬送モータとモータドライバとで構成され
る。29は記録装置の状態を示すLED,LCD,本実
施例の記録装置の操作キーなどからなる操作表示部であ
る。尚、ヘッド25は内部にヘッドの温度を検知するた
めのサーミスタ等の温度検知素子を持ち、この温度検知
素子の出力や過去の印字データによる吐出履歴に基づ
き、ヘッド駆動電圧のパルス幅が制御される。
熱エネルギーを用いてインクに状態変化を起こさせるこ
とにより吐出口よりインク滴を吐出する方式で、数十ノ
ズル(本実施例では360dpiで64ノズル)のセミ
マルチタイプのヘッドを持ち、1ページ分の情報を複数
回走査して記録紙に記録するシャトル方式の記録装置で
あって、ここで1ブロックとは1走査分の画像データを
意味する。本実施例ではB4短手方向幅の印字が可能で
あり、1ブロックのデータ量は(64×3648)ビッ
トとなる。24はヘッド25に画像データを転送するデ
ータ転送回路であり、26は1チップマイクロコンピュ
ータ等からなる記録制御部である。この記録制御部26
のコントロールによりヘッド25へのデータ転送、ヘッ
ド25の駆動を行うほか、27のキャリッジ駆動部、2
8の記録紙搬送部に制御信号を出力する。キャリッジ駆
動部27はキャリッジモータとモータドライバとで構成
され、記録紙搬送部28は副走査方向の1スキャンの終
了毎に記録紙を1走査分移動させるステッピングモータ
等の記録紙搬送モータとモータドライバとで構成され
る。29は記録装置の状態を示すLED,LCD,本実
施例の記録装置の操作キーなどからなる操作表示部であ
る。尚、ヘッド25は内部にヘッドの温度を検知するた
めのサーミスタ等の温度検知素子を持ち、この温度検知
素子の出力や過去の印字データによる吐出履歴に基づ
き、ヘッド駆動電圧のパルス幅が制御される。
【0020】図5に1ブロックを記録(プリント)する
ための記録制御部6の制御動作のフローチャートを示
す。
ための記録制御部6の制御動作のフローチャートを示
す。
【0021】ステップS1で主制御部21からのプリン
トコマンドを受け取ったかどうかの判断を行う。このプ
リントコマンドを受け取るときには、すでに印字する画
像データは1ブロックメモリ23に入力画像メモリ22
から1ブロック分の生データとして転送されているもの
とする。ここでYesであればステップS2で記録紙後
端検知センサ30の出力により記録紙が給送ローラ12
とピンチローラ13の接触部から外れているかどうかの
判断を行う。ここで記録紙が給送ローラ12とピンチロ
ーラ13の接触部から外れていなければ、記録紙後端セ
ンサ30はONであるのでステップS3に進み、双方向
印字を行うために前回のブロックの印字方向を調べる。
トコマンドを受け取ったかどうかの判断を行う。このプ
リントコマンドを受け取るときには、すでに印字する画
像データは1ブロックメモリ23に入力画像メモリ22
から1ブロック分の生データとして転送されているもの
とする。ここでYesであればステップS2で記録紙後
端検知センサ30の出力により記録紙が給送ローラ12
とピンチローラ13の接触部から外れているかどうかの
判断を行う。ここで記録紙が給送ローラ12とピンチロ
ーラ13の接触部から外れていなければ、記録紙後端セ
ンサ30はONであるのでステップS3に進み、双方向
印字を行うために前回のブロックの印字方向を調べる。
【0022】ここで参照するフラグは記録制御部26が
1回のブロック印字毎にその方向を保存するフラグであ
り、1ブロック記録終了時に順方向印字で記録したなら
ば1をセットし、逆方向印字で記録したならば0をセッ
トするものとする。ここでの順方向とは片方向印字の時
に印字する方向である。
1回のブロック印字毎にその方向を保存するフラグであ
り、1ブロック記録終了時に順方向印字で記録したなら
ば1をセットし、逆方向印字で記録したならば0をセッ
トするものとする。ここでの順方向とは片方向印字の時
に印字する方向である。
【0023】ステップS3で前回のブロックが逆方向印
字を行っていたならばステップS5に進み、データ転送
回路24に設けてあるカウンタNに3648を、カウン
タnに0をセットする。このカウンタnが1ブロックメ
モリ23からデータを読み出す1ブロックメモリ23の
アドレスとなる。前回のブロックを順方向で印字してい
ればステップS4に進み、今回のブロックは逆方向印字
となるのでカウンタNに0を、カウンタnに3648を
セットする。ステップS3で前回のブロックが逆方向印
字であれば、次にステップS10でヘッド1列分のデー
タを転送し、ステップS12でそのデータで印字を行
う。印字のための吐出終了後にヘッド1列分キャリッジ
を移動する。そしてデータを読み出す1ブロックメモリ
23のアドレスをステップS13でインクリメントし、
S14でn=Nの判断を行う。n=NがYesであれば
1ブロック3648列の印字が終了したことになる。印
字が終了したならばステップS18で排紙コマンドが主
制御部21から出力されているかどうかの判断を行い、
排紙コマンドであればS19に進み、排紙動作を行い、
1ページの記録を終了する。S18で排紙コマンドでな
ければステップS15で記録方向を示すフラグに1をセ
ットする。ステップS14でNoであればステップS1
0に戻り、そのブロックの次の列のデータをヘッドに転
送し、印字を行う。ステップS3で前回のブロックが順
方向印字であった場合も同様にステップS6からステッ
プS8でヘッド1列分の印字を行う。このとき印字する
ブロックは逆方向印字となるためにステップS4ではカ
ウンタnに3648をセットし、Nに0をセットする。
またステップS8ではカウンタnをデクリメントし、ス
テップS9でn=Nの判断を行う。このときは1ブロッ
クメモリ23からのデータの読みだしの方向も逆方向と
なっている。そしてステップS11でフラグをリセット
する。ステップS9、またはS14で1ブロックの印字
が終了したならば、ステップS16で記録紙を1ブロッ
ク分(64ノズル分)搬送し、1ブロックの記録を終了
する。そして次ブロックのプリントコマンドを待つ。
字を行っていたならばステップS5に進み、データ転送
回路24に設けてあるカウンタNに3648を、カウン
タnに0をセットする。このカウンタnが1ブロックメ
モリ23からデータを読み出す1ブロックメモリ23の
アドレスとなる。前回のブロックを順方向で印字してい
ればステップS4に進み、今回のブロックは逆方向印字
となるのでカウンタNに0を、カウンタnに3648を
セットする。ステップS3で前回のブロックが逆方向印
字であれば、次にステップS10でヘッド1列分のデー
タを転送し、ステップS12でそのデータで印字を行
う。印字のための吐出終了後にヘッド1列分キャリッジ
を移動する。そしてデータを読み出す1ブロックメモリ
23のアドレスをステップS13でインクリメントし、
S14でn=Nの判断を行う。n=NがYesであれば
1ブロック3648列の印字が終了したことになる。印
字が終了したならばステップS18で排紙コマンドが主
制御部21から出力されているかどうかの判断を行い、
排紙コマンドであればS19に進み、排紙動作を行い、
1ページの記録を終了する。S18で排紙コマンドでな
ければステップS15で記録方向を示すフラグに1をセ
ットする。ステップS14でNoであればステップS1
0に戻り、そのブロックの次の列のデータをヘッドに転
送し、印字を行う。ステップS3で前回のブロックが順
方向印字であった場合も同様にステップS6からステッ
プS8でヘッド1列分の印字を行う。このとき印字する
ブロックは逆方向印字となるためにステップS4ではカ
ウンタnに3648をセットし、Nに0をセットする。
またステップS8ではカウンタnをデクリメントし、ス
テップS9でn=Nの判断を行う。このときは1ブロッ
クメモリ23からのデータの読みだしの方向も逆方向と
なっている。そしてステップS11でフラグをリセット
する。ステップS9、またはS14で1ブロックの印字
が終了したならば、ステップS16で記録紙を1ブロッ
ク分(64ノズル分)搬送し、1ブロックの記録を終了
する。そして次ブロックのプリントコマンドを待つ。
【0024】次にステップS2で記録紙後端検知センサ
30の、前回のブロックの印字終了後のステップS16
での記録紙搬送により、給送ローラ12とピンチローラ
13の接触部から記録紙が外れたことを検知した場合に
は、ステップS17に進み、前回印字したブロックの記
録方向にかかわらずフラグをリセットし今回は順方向印
字を行うようにする。
30の、前回のブロックの印字終了後のステップS16
での記録紙搬送により、給送ローラ12とピンチローラ
13の接触部から記録紙が外れたことを検知した場合に
は、ステップS17に進み、前回印字したブロックの記
録方向にかかわらずフラグをリセットし今回は順方向印
字を行うようにする。
【0025】以上説明したように給送ローラ12とピン
チローラ13の接触部から記録紙4が外れてから順方向
印字を行うようにすると、キャリッジ拍車2により記録
紙4がプラテン5に付勢されるので記録紙4の平滑性が
保たれ紙間距離が安定するため印字可能となり印字範囲
が広がる。
チローラ13の接触部から記録紙4が外れてから順方向
印字を行うようにすると、キャリッジ拍車2により記録
紙4がプラテン5に付勢されるので記録紙4の平滑性が
保たれ紙間距離が安定するため印字可能となり印字範囲
が広がる。
【0026】(実施例2)次に本発明によるインクジェ
ット記録装置の他の構成例について図5、図6を参照し
て説明する。装置の概略構成は前記第1実施例と同様で
あるので、同一部材には同一番号を付して説明を省略す
る。本実施例は、記録ヘッド1とキャリッジ拍車2の位
置関係を逆に配置し、給送ローラ12とピンチローラ1
3の接触部から記録紙4が外れてから逆方向印字を行う
ようにしたものである。以下、この構成について詳述す
る。
ット記録装置の他の構成例について図5、図6を参照し
て説明する。装置の概略構成は前記第1実施例と同様で
あるので、同一部材には同一番号を付して説明を省略す
る。本実施例は、記録ヘッド1とキャリッジ拍車2の位
置関係を逆に配置し、給送ローラ12とピンチローラ1
3の接触部から記録紙4が外れてから逆方向印字を行う
ようにしたものである。以下、この構成について詳述す
る。
【0027】図6において上記記録ヘッド1とキャリジ
ッジ拍車2の位置関係は、順方向印字の時に印字する方
向に対しキャリッジ拍車2は記録ヘッド1の下流側にあ
る。これは記録紙4が給送ローラ12とピンチローラ1
3の接触部から外れて付勢されない状態において逆方向
にキャリッジが移動するときはキャリッジ拍車2により
記録紙4をプラテン5に付勢し紙間距離を一定に保つた
めである。
ッジ拍車2の位置関係は、順方向印字の時に印字する方
向に対しキャリッジ拍車2は記録ヘッド1の下流側にあ
る。これは記録紙4が給送ローラ12とピンチローラ1
3の接触部から外れて付勢されない状態において逆方向
にキャリッジが移動するときはキャリッジ拍車2により
記録紙4をプラテン5に付勢し紙間距離を一定に保つた
めである。
【0028】次に図7において1ブロックを記録(プリ
ント)するための記録制御部26の制御動作のフローチ
ャートを示す。
ント)するための記録制御部26の制御動作のフローチ
ャートを示す。
【0029】第1実施例では、記録紙後端検知センサ3
0が記録紙後端を検知すると、ステップS17で順方向
印字フラグを1にセットしていたが、本実施例では記録
紙後端を検知するとステップS27で順方向フラグを0
にリセットする。他の処理は第1実施例の図4と同様で
ある。
0が記録紙後端を検知すると、ステップS17で順方向
印字フラグを1にセットしていたが、本実施例では記録
紙後端を検知するとステップS27で順方向フラグを0
にリセットする。他の処理は第1実施例の図4と同様で
ある。
【0030】これにより、ステップS2で記録制御部2
6のマイクロコンピュータが、記録紙後端検知センサ3
0が前回のブロックの印字終了後のステップS16での
記録紙搬送により、給送ローラ12とピンチローラ13
の接触部から記録紙が検知したと判断した場合には、ス
テップS27に進み、前回印字したブロックの記録方向
にかかわらずフラグをリセットし今回は逆方向印字を行
うようにする。
6のマイクロコンピュータが、記録紙後端検知センサ3
0が前回のブロックの印字終了後のステップS16での
記録紙搬送により、給送ローラ12とピンチローラ13
の接触部から記録紙が検知したと判断した場合には、ス
テップS27に進み、前回印字したブロックの記録方向
にかかわらずフラグをリセットし今回は逆方向印字を行
うようにする。
【0031】従って給送ローラ12とピンチローラ13
の接触部から記録紙4が外れてから逆方向印字を行うの
で、キャリッジ拍車2により記録紙4がプラテン5に付
勢され、記録紙4の平滑性が保たれ紙間距離が安定する
ため印字可能となり印字範囲が広がる。
の接触部から記録紙4が外れてから逆方向印字を行うの
で、キャリッジ拍車2により記録紙4がプラテン5に付
勢され、記録紙4の平滑性が保たれ紙間距離が安定する
ため印字可能となり印字範囲が広がる。
【0032】(実施例3)次に本発明によるインクジェ
ット記録装置の他の構成例について図5及び図8を参照
して説明する。装置の概略構成は前記第1実施例と同様
であるので、同一部材には同一番号を付して説明を省略
する。本実施例は、キャリッジ拍車2−1及び2−2を
キャリッジ6の往復移動方向に対し記録ヘッド1の上、
下流側両方に配置し、給送ローラ12とピンチローラ1
3の接触部から記録紙4が外れてから、順方向印字を行
うようにしたものである。以下、この構成について詳述
する。
ット記録装置の他の構成例について図5及び図8を参照
して説明する。装置の概略構成は前記第1実施例と同様
であるので、同一部材には同一番号を付して説明を省略
する。本実施例は、キャリッジ拍車2−1及び2−2を
キャリッジ6の往復移動方向に対し記録ヘッド1の上、
下流側両方に配置し、給送ローラ12とピンチローラ1
3の接触部から記録紙4が外れてから、順方向印字を行
うようにしたものである。以下、この構成について詳述
する。
【0033】図8においてキャリッジ拍車2−1,2−
2をキャリッジ6の往復移動方向に対し記録ヘッド1の
上、下流側両方に配置してある。これは記録紙4が給送
ローラ12とピンチローラ13の接触部から外れて付勢
されない状態において順、逆方向(双方向)にキャリッ
ジが移動するとき、キャリッジ拍車2−1,2−2によ
り記録紙4をプラテン5に付勢し紙間距離を一定に保つ
ためである。
2をキャリッジ6の往復移動方向に対し記録ヘッド1の
上、下流側両方に配置してある。これは記録紙4が給送
ローラ12とピンチローラ13の接触部から外れて付勢
されない状態において順、逆方向(双方向)にキャリッ
ジが移動するとき、キャリッジ拍車2−1,2−2によ
り記録紙4をプラテン5に付勢し紙間距離を一定に保つ
ためである。
【0034】本実施例における制御動作のフローチャー
トは図5と同じである。即ち、ステップS2で記録紙4
が給送ローラ12とピンチローラ13の接触部から外れ
たことを記録紙後端検知センサ30が検知する迄は1ブ
ロック毎に順方向印字,逆方向印字を交互に繰り返し双
方向印字を行う。
トは図5と同じである。即ち、ステップS2で記録紙4
が給送ローラ12とピンチローラ13の接触部から外れ
たことを記録紙後端検知センサ30が検知する迄は1ブ
ロック毎に順方向印字,逆方向印字を交互に繰り返し双
方向印字を行う。
【0035】そしてステップS2で記録紙後端検知セン
サ30が、前回のブロックの印字終了後のステップS1
6での記録紙搬送により、給送ローラ12とピンチロー
ラ13の接触部から記録紙が外れたことを検知した場合
には、ステップS17に進み、前回印字したブロックの
記録方向にかかわらずフラグをリセットし今回は順方向
印字を行うようにする。
サ30が、前回のブロックの印字終了後のステップS1
6での記録紙搬送により、給送ローラ12とピンチロー
ラ13の接触部から記録紙が外れたことを検知した場合
には、ステップS17に進み、前回印字したブロックの
記録方向にかかわらずフラグをリセットし今回は順方向
印字を行うようにする。
【0036】このように給送ローラ12とピンチローラ
13の接触部から記録紙4が外れてから順方向印字を行
うようにすると、キャリッジ拍車2−1,2−2により
記録紙4がプラテン5に付勢されるので記録紙4の平滑
性が保たれ紙間距離が安定するため印字可能となり印字
範囲が広がる。
13の接触部から記録紙4が外れてから順方向印字を行
うようにすると、キャリッジ拍車2−1,2−2により
記録紙4がプラテン5に付勢されるので記録紙4の平滑
性が保たれ紙間距離が安定するため印字可能となり印字
範囲が広がる。
【0037】(実施例4)次に本発明によるインクジェ
ット記録装置の他の構成例について図7、図8を参照し
て説明する。装置の概略構成は前記第1実施例と同様で
あるので、同一部材には同一番号を付して説明を省略す
る。本実施例は、キャリッジ拍車2−1,2−2をキャ
リッジ6の往復移動方向に対し記録ヘッド1の上、下流
側両方に配置し、給送ローラ12とピンチローラ13の
接触部から記録紙4が外れてから、逆方向印字を行うよ
うにしたものである。
ット記録装置の他の構成例について図7、図8を参照し
て説明する。装置の概略構成は前記第1実施例と同様で
あるので、同一部材には同一番号を付して説明を省略す
る。本実施例は、キャリッジ拍車2−1,2−2をキャ
リッジ6の往復移動方向に対し記録ヘッド1の上、下流
側両方に配置し、給送ローラ12とピンチローラ13の
接触部から記録紙4が外れてから、逆方向印字を行うよ
うにしたものである。
【0038】本実施例における制御動作のフローチャー
トは図5と同じである。即ち、ステップS2で記録紙4
が給送ローラ12とピンチローラ13の接触部から外れ
たことを記録紙後端検知センサ30が検知する迄は1ブ
ロック毎に順方向印字,逆方向印字を交互に繰り返し双
方向印字を行う。
トは図5と同じである。即ち、ステップS2で記録紙4
が給送ローラ12とピンチローラ13の接触部から外れ
たことを記録紙後端検知センサ30が検知する迄は1ブ
ロック毎に順方向印字,逆方向印字を交互に繰り返し双
方向印字を行う。
【0039】そしてステップS2で記録紙後端検知セン
サ30が、前回のブロックの印字終了後のステップS1
6での記録紙搬送により、給送ローラ12とピンチロー
ラ13の接触部から記録紙が外れたことを検知した場合
には、ステップS17に進み、前回印字したブロックの
記録方向にかかわらずフラグをリセットし今回は逆方向
印字を行うようにする。
サ30が、前回のブロックの印字終了後のステップS1
6での記録紙搬送により、給送ローラ12とピンチロー
ラ13の接触部から記録紙が外れたことを検知した場合
には、ステップS17に進み、前回印字したブロックの
記録方向にかかわらずフラグをリセットし今回は逆方向
印字を行うようにする。
【0040】このように給送ローラ12とピンチローラ
13の接触部から記録紙4が外れてから逆方向印字を行
うようにすると、キャリッジ拍車2−1,2−2により
記録紙4がプラテン5に付勢されるので記録紙4の平滑
性が保たれ紙間距離が安定するため印字可能となり印字
範囲が広がる。
13の接触部から記録紙4が外れてから逆方向印字を行
うようにすると、キャリッジ拍車2−1,2−2により
記録紙4がプラテン5に付勢されるので記録紙4の平滑
性が保たれ紙間距離が安定するため印字可能となり印字
範囲が広がる。
【0041】(実施例5)次に本発明によるインクジェ
ット記録装置の他の構成例について図8、図9を参照し
て説明する。装置の概略構成は前記第1実施例と同様で
あるので、同一部材には同一番号を付して説明を省略す
る。本実施例は、キャリッジ拍車2−1,2−2をキャ
リッジ6の往復移動方向に対し記録ヘッド1の上、下流
側両方に配置し、給送ローラ12とピンチローラ13の
接触部から記録紙4が外れてからも双方向印字を行うよ
うにしたものである。以下、この構成について詳述す
る。
ット記録装置の他の構成例について図8、図9を参照し
て説明する。装置の概略構成は前記第1実施例と同様で
あるので、同一部材には同一番号を付して説明を省略す
る。本実施例は、キャリッジ拍車2−1,2−2をキャ
リッジ6の往復移動方向に対し記録ヘッド1の上、下流
側両方に配置し、給送ローラ12とピンチローラ13の
接触部から記録紙4が外れてからも双方向印字を行うよ
うにしたものである。以下、この構成について詳述す
る。
【0042】次に図8において1ブロックを記録(プリ
ント)するための記録制御部26の制御動作のフローを
示す。
ント)するための記録制御部26の制御動作のフローを
示す。
【0043】ステップS1で主制御部1からのプリント
コマンドを受け取ったかどうかの判断を行う。このプリ
ントコマンドを受け取るときには、すでに印字する画像
データは1ブロックメモリ23に入力画像メモリ22か
ら1ブロック分の生データとして転送されているものと
する。ここでYesであればステップS3に進み、双方
向印字を行うために前回のブロックの印字方向を調べ
る。ここで参照するフラグは記録制御部26が1回のブ
ロック印字毎にその方向を保存するフラグであり、1ブ
ロック記録終了時に順方向印字で記録したならば1をセ
ットし、逆方向印字で記録したならば0をセットするも
のとする。ここでの順方向とは片方向印字の時に印字す
る方向である。ステップS3で前回のブロックが逆方向
印字を行っていたならばステップS5に進み、データ転
送回路24に設けてあるカウンタNに3648を、カウ
ンタnに0をセットする。このカウンタnが1ブロック
メモリ23からデータを読み出す1ブロックメモリ23
のアドレスとなる。前回のブロックを順方向で印字して
いればステップS4に進み、今回のブロックは逆方向印
字となるのでカウンタNに0を、カウンタnに3648
をセットする。ステップS3で前回のブロックが逆方向
印字であれば、次にステップS10でヘッド1列分のデ
ータを転送し、ステップS12でそのデータで印字を行
う。印字のための吐出終了後にヘッド1列分キャリッジ
を移動する。そしてデータを読み出す1ブロックメモリ
23のアドレスをステップS13でインクリメントし、
S14でn=Nの判断を行う。n=NがYesであれば
1ブロック3648ドットの印字が終了したことにな
る。印字が終了したならばステップS18で排紙コマン
ドがきているかどうかの判断を行い、排紙コマンドであ
ればS19に進み、排紙動作を行い、1ページの記録を
終了する。S18で排紙コマンドでなければステップS
15で記録方向を示すフラグに1をセットする。ステッ
プS14でNoであればステップS10に戻り、そのブ
ロックの次の列のデータをヘッドに転送し、印字を行
う。S3で前回のブロックが順方向印字であった場合も
同様にステップS6からステップS8でヘッド1列分の
印字を行う。このとき印字するブロックは逆方向印字と
なるためにステップS4ではカウンタnに3648をセ
ットし、Nに0をセットする。またステップS8ではカ
ウンタnをデクリメントし、ステップS9でn=Nの判
断を行う。このときは1ブロックメモリ23からのデー
タの読みだしの方向も逆方向となっている。そしてステ
ップS11でフラグをリセットする。ステップS9、ま
たはS14で1ブロックの印字が終了したならば、ステ
ップS16で記録紙を1ブロック分搬送し、1ブロック
の記録を終了する。そして次ブロックのプリントコマン
ドを待つ。記録紙4が給送ローラ12とピンチローラ1
3の接触部から外れていても同様な動作を続ける。
コマンドを受け取ったかどうかの判断を行う。このプリ
ントコマンドを受け取るときには、すでに印字する画像
データは1ブロックメモリ23に入力画像メモリ22か
ら1ブロック分の生データとして転送されているものと
する。ここでYesであればステップS3に進み、双方
向印字を行うために前回のブロックの印字方向を調べ
る。ここで参照するフラグは記録制御部26が1回のブ
ロック印字毎にその方向を保存するフラグであり、1ブ
ロック記録終了時に順方向印字で記録したならば1をセ
ットし、逆方向印字で記録したならば0をセットするも
のとする。ここでの順方向とは片方向印字の時に印字す
る方向である。ステップS3で前回のブロックが逆方向
印字を行っていたならばステップS5に進み、データ転
送回路24に設けてあるカウンタNに3648を、カウ
ンタnに0をセットする。このカウンタnが1ブロック
メモリ23からデータを読み出す1ブロックメモリ23
のアドレスとなる。前回のブロックを順方向で印字して
いればステップS4に進み、今回のブロックは逆方向印
字となるのでカウンタNに0を、カウンタnに3648
をセットする。ステップS3で前回のブロックが逆方向
印字であれば、次にステップS10でヘッド1列分のデ
ータを転送し、ステップS12でそのデータで印字を行
う。印字のための吐出終了後にヘッド1列分キャリッジ
を移動する。そしてデータを読み出す1ブロックメモリ
23のアドレスをステップS13でインクリメントし、
S14でn=Nの判断を行う。n=NがYesであれば
1ブロック3648ドットの印字が終了したことにな
る。印字が終了したならばステップS18で排紙コマン
ドがきているかどうかの判断を行い、排紙コマンドであ
ればS19に進み、排紙動作を行い、1ページの記録を
終了する。S18で排紙コマンドでなければステップS
15で記録方向を示すフラグに1をセットする。ステッ
プS14でNoであればステップS10に戻り、そのブ
ロックの次の列のデータをヘッドに転送し、印字を行
う。S3で前回のブロックが順方向印字であった場合も
同様にステップS6からステップS8でヘッド1列分の
印字を行う。このとき印字するブロックは逆方向印字と
なるためにステップS4ではカウンタnに3648をセ
ットし、Nに0をセットする。またステップS8ではカ
ウンタnをデクリメントし、ステップS9でn=Nの判
断を行う。このときは1ブロックメモリ23からのデー
タの読みだしの方向も逆方向となっている。そしてステ
ップS11でフラグをリセットする。ステップS9、ま
たはS14で1ブロックの印字が終了したならば、ステ
ップS16で記録紙を1ブロック分搬送し、1ブロック
の記録を終了する。そして次ブロックのプリントコマン
ドを待つ。記録紙4が給送ローラ12とピンチローラ1
3の接触部から外れていても同様な動作を続ける。
【0044】以上説明したように給送ローラ12とピン
チローラ13の接触部から記録紙4が外れてからも双方
向方向印字を行うようにすると、キャリッジ拍車2によ
り記録紙4がプラテン5に付勢されるので記録紙4の平
滑性が保たれ紙間距離が安定するため印字可能となり印
字範囲が広がり、さらに印字時間も短縮できる。
チローラ13の接触部から記録紙4が外れてからも双方
向方向印字を行うようにすると、キャリッジ拍車2によ
り記録紙4がプラテン5に付勢されるので記録紙4の平
滑性が保たれ紙間距離が安定するため印字可能となり印
字範囲が広がり、さらに印字時間も短縮できる。
【0045】以上説明したように、記録ヘッドより記録
ヘッドの移動方向上流側若しくは下流側に部材を設け、
該部材によって被記録紙をプラテン上に付勢することに
よって紙間距離を安定させることができ、印字方向を制
御することによって記録紙が給送ローラ12とピンチロ
ーラ13の接触部から外れてからも印字させることが可
能となり、その結果印字領域を広げることが可能であ
る。
ヘッドの移動方向上流側若しくは下流側に部材を設け、
該部材によって被記録紙をプラテン上に付勢することに
よって紙間距離を安定させることができ、印字方向を制
御することによって記録紙が給送ローラ12とピンチロ
ーラ13の接触部から外れてからも印字させることが可
能となり、その結果印字領域を広げることが可能であ
る。
【0046】又、記録ヘッドの移動方向上流側及び下流
側の両方に前記部材を設けることにより、記録紙が給送
ローラ12とピンチローラ13の接触部から外れてから
も双方向印字を行うことが可能となり、印字領域を広げ
るとともに印字時間の短縮も可能となる。
側の両方に前記部材を設けることにより、記録紙が給送
ローラ12とピンチローラ13の接触部から外れてから
も双方向印字を行うことが可能となり、印字領域を広げ
るとともに印字時間の短縮も可能となる。
【0047】なお、上記実施例では、特にインクジェッ
ト記録方式の中でも熱エネルギーを利用して飛翔的液滴
を形成し、記録を行うインクジェット方式の記録装置に
ついて説明した。
ト記録方式の中でも熱エネルギーを利用して飛翔的液滴
を形成し、記録を行うインクジェット方式の記録装置に
ついて説明した。
【0048】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行なうものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマン
ド型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越え
る急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号を
印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギーを
発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰させて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長、収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも一つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行なわれるので、特に応答性に優れた液体(インク)の
吐出が達成でき、より好ましい。
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行なうものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマン
ド型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越え
る急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号を
印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギーを
発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰させて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長、収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも一つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行なわれるので、特に応答性に優れた液体(インク)の
吐出が達成でき、より好ましい。
【0049】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0050】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成としてもよい。
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成としてもよい。
【0051】加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59年第123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応せる構成を開
示する特開昭59−138461号公報に基づいた構成
としてもよい。
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59年第123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応せる構成を開
示する特開昭59−138461号公報に基づいた構成
としてもよい。
【0052】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによって、その長さを満
たす構成や、一体的に形成された一個の記録ヘッドとし
ての構成のいずれでもよい。
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによって、その長さを満
たす構成や、一体的に形成された一個の記録ヘッドとし
ての構成のいずれでもよい。
【0053】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的に設けられたカートリッ
ジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効で
ある。
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的に設けられたカートリッ
ジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効で
ある。
【0054】また、記録ヘッドに対しての回復手段、予
備的な補助手段等を付加することは本発明の効果を一層
安定できるので好ましいものである。これらを具体的に
挙げれば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、ク
リーニング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体
あるいはこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合
わせによる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備
吐出モードを行うことも安定した記録を行うために有効
である。
備的な補助手段等を付加することは本発明の効果を一層
安定できるので好ましいものである。これらを具体的に
挙げれば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、ク
リーニング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体
あるいはこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合
わせによる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備
吐出モードを行うことも安定した記録を行うために有効
である。
【0055】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
もよいが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも一つを備えた装置としてもよい。
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
もよいが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも一つを備えた装置としてもよい。
【0056】以上説明した本発明実施例においては、イ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであって、室温で軟化するもの、もしくは
液体であるもの、あるいは上述のインクジェット方式で
はインク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度調
整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように温
度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付与
時にインクが液状をなすものであればよい。
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであって、室温で軟化するもの、もしくは
液体であるもの、あるいは上述のインクジェット方式で
はインク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度調
整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように温
度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付与
時にインクが液状をなすものであればよい。
【0057】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで防止するか、またはイン
クの蒸発防止を目的として放置状態で固化するインクを
用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの記録信号
に応じた付与によってインクが液化し、液状インクとし
て吐出するものや、記録媒体に到達する時点では既に固
化し始めるもの等のような、熱エネルギーによって初め
て液化する性質のインクとしてもよい。このような場合
インクは、特開昭54−56847号公報あるいは特開
昭60−71260号公報に記載されるような、多孔質
シート凹部または貫通孔に液状または固形物として保持
された状態で、電気熱変換体に対して対向するような形
態としてもよい。本発明においては、上述した各インク
に対して最も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行
するものである。
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで防止するか、またはイン
クの蒸発防止を目的として放置状態で固化するインクを
用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの記録信号
に応じた付与によってインクが液化し、液状インクとし
て吐出するものや、記録媒体に到達する時点では既に固
化し始めるもの等のような、熱エネルギーによって初め
て液化する性質のインクとしてもよい。このような場合
インクは、特開昭54−56847号公報あるいは特開
昭60−71260号公報に記載されるような、多孔質
シート凹部または貫通孔に液状または固形物として保持
された状態で、電気熱変換体に対して対向するような形
態としてもよい。本発明においては、上述した各インク
に対して最も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行
するものである。
【0058】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、ワードプロセッサやコンピュータ等の情報
処理機器の画像出力端末として一体または別体に設けら
れるものの他、リーダ等と組み合わせた複写装置、さら
には送受信機能を有するファクシミリ装置の形態を採る
ものであっても良い。
態としては、ワードプロセッサやコンピュータ等の情報
処理機器の画像出力端末として一体または別体に設けら
れるものの他、リーダ等と組み合わせた複写装置、さら
には送受信機能を有するファクシミリ装置の形態を採る
ものであっても良い。
【0059】
【発明の効果】以上の様に本発明によれば、記録位置に
対し記録材を搬送する搬送手段を記録材後端が通過する
迄は双方向記録を行い、該搬送手段を記録材の後端が通
過した後は片方向記録を行うので、記録材後端部におけ
る印字領域を拡大することが可能になる。
対し記録材を搬送する搬送手段を記録材後端が通過する
迄は双方向記録を行い、該搬送手段を記録材の後端が通
過した後は片方向記録を行うので、記録材後端部におけ
る印字領域を拡大することが可能になる。
【0060】又、記録ヘッドの移動方向の上流側及び下
流側の両方に、記録ヘッドのインク吐出面と記録材との
間隔を一定に保つ部材を設けることにより、記録位置に
対し記録材を搬送する搬送手段を記録材後端が通過した
か否かに拘らず記録を行うことができ、記録材後端部に
おける印字領域を拡大することが可能となる。
流側の両方に、記録ヘッドのインク吐出面と記録材との
間隔を一定に保つ部材を設けることにより、記録位置に
対し記録材を搬送する搬送手段を記録材後端が通過した
か否かに拘らず記録を行うことができ、記録材後端部に
おける印字領域を拡大することが可能となる。
【図1】本発明によるインクジェット記録装置の概略構
成を示す斜視図である。
成を示す斜視図である。
【図2】本発明によるインクジェット記録装置の概略構
成を示す断面図である。
成を示す断面図である。
【図3】本発明によるインクジェット記録装置の制御系
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第1実施例に係るキャリッジの概略構
成を示す正面図である。
成を示す正面図である。
【図5】本発明の第1実施例及び第3実施例の制御動作
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2実施例に係るキャリッジの概略構
成を示す正面図である。
成を示す正面図である。
【図7】本発明の第2実施例及び第4実施例の制御動作
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第3実施例、第4実施例及び第5実施
例に係るキャリッジの概略構成を示す正面図である。
例に係るキャリッジの概略構成を示す正面図である。
【図9】本発明の第3実施例及び第5実施例の制御動作
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図10】従来のインクジェット記録装置の概略構成を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
1 記録ヘッド 2 キャリッジ拍車 3 インクジェットカートリッジ 4 記録紙 5 プラテン 6 キャリッジ 7 プーリ 8 タイミングベルト 9 ガイドレール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笹井 敬三 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 池田 靖彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 小花 克己 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 大久保 明夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 杉山 茂行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内
Claims (10)
- 【請求項1】 画像データに応じてインク滴を吐出する
記録ヘッドを用いて記録材上に画像を記録するインクジ
ェット記録装置において、 前記記録ヘッドを記録材に対し往復移動させる移動手段
と、 記録材を前記記録ヘッドによる記録位置に搬送する搬送
手段と、 記録材の後端が前記搬送手段を通過したことを検知する
検知手段と、 前記検知手段の出力に応じて記録モードを選択する制御
手段とを有し、 前記制御手段は前記検知手段が記録材の後端通過を検知
する迄は前記移動手段の往動時及び復動時の各々で記録
を行う第1記録モードを選択し、前記検知手段が記録材
の後端通過を検知後は前記移動手段の往動時又は復動時
のいずれか一方で記録を行う第2記録モードを選択する
ことを特徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項2】 前記移動手段は前記記録ヘッドを搭載す
る搭載手段を有し、前記搭載手段は前記記録ヘッドのイ
ンク吐出面と記録材との間の距離を一定に保つ部材を有
することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット
記録装置。 - 【請求項3】 前記部材は、前記第2記録モードにおけ
る前記記録ヘッドの記録のための移動方向に対し、前記
部材が前記記録ヘッドのインク吐出面の上流側となる様
に前記搭載手段に設けられていることを特徴とする請求
項2記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項4】 前記部材は、前記移動手段による前記記
録ヘッドの移動方向に対し、前記記録ヘッドのインク吐
出面の上流側及び下流側の両方に設けられていることを
特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項5】 前記部材が拍車を有することを特徴とす
る請求項2乃至4に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項6】 前記搬送手段は記録材を挟持して搬送す
るローラ対を有することを特徴とする請求項1に記載の
インクジェット記録装置。 - 【請求項7】 前記記録ヘッドは熱エネルギーを用いて
インクに状態変化を生起させることによりインク滴を吐
出することを特徴とする請求項1に記載のインクジェッ
ト記録装置。 - 【請求項8】 画像データに応じてインク滴を吐出する
記録ヘッドを用いて記録材上に画像を記録するインクジ
ェット記録装置において、 前記記録ヘッドを搭載する搭載手段と、 前記搭載手段に搭載された記録ヘッドを記録材に対し相
対的に往復移動させる移動手段と、 記録材を前記記録ヘッドによる記録位置に搬送する搬送
手段と、 前記移動手段の往動時又は復動時に記録動作を行うべく
前記記録ヘッドを駆動する駆動手段とを有し、 前記搭載手段は、前記移動手段による前記記録ヘッドの
移動方向に対し、前記記録ヘッドのインク吐出面の上流
側及び下流側に、前記記録ヘッドのインク吐出面と記録
材との間の距離を一定に保つ部材を有することを特徴と
するインクジェット記録装置。 - 【請求項9】 前記部材が拍車を有することを特徴とす
る請求項8に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項10】 前記記録ヘッドは熱エネルギーを用い
てインクに状態変化を生起させることによりインク滴を
吐出することを特徴とする請求項8に記載のインクジェ
ット記録装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5295374A JPH07144455A (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | インクジェット記録装置 |
US08/946,569 US5859653A (en) | 1993-11-25 | 1997-10-07 | Ink jet recording apparatus for maintaining constant distance between recording head and recording medium |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5295374A JPH07144455A (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | インクジェット記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07144455A true JPH07144455A (ja) | 1995-06-06 |
Family
ID=17819805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5295374A Pending JPH07144455A (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | インクジェット記録装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5859653A (ja) |
JP (1) | JPH07144455A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015003472A (ja) * | 2013-06-21 | 2015-01-08 | キヤノン株式会社 | インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 |
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JP2000198581A (ja) * | 1998-12-28 | 2000-07-18 | Fujitsu Ltd | シ―ト供給装置及び記録装置 |
JP3595779B2 (ja) | 2000-07-21 | 2004-12-02 | キヤノン株式会社 | 記録装置 |
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