JPH07123775A - センサレスブラシレスモータの回転子位置信号発生回路及びセンサレスブラシレスモータの駆動回路 - Google Patents
センサレスブラシレスモータの回転子位置信号発生回路及びセンサレスブラシレスモータの駆動回路Info
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- JPH07123775A JPH07123775A JP5272506A JP27250693A JPH07123775A JP H07123775 A JPH07123775 A JP H07123775A JP 5272506 A JP5272506 A JP 5272506A JP 27250693 A JP27250693 A JP 27250693A JP H07123775 A JPH07123775 A JP H07123775A
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- brushless motor
- position signal
- circuit
- sensorless brushless
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 安価で簡単な構成で回転子位置信号を発生し
得るセンサレスブラシレスモータの回転子位置信号発生
回路及び駆動回路を提供する。 【構成】 センサレスブラシレスモータの電機子巻線の
各対の相電圧同志を比較器により比較することにより、
各比較器よりセンサレスブラシレスモータの回転子位置
信号を得る。また、電機子巻線の各々にフィルタを接続
し、該フィルタの各対について該フィルタから得られる
相電圧同志を比較器により比較することにより、より正
確に回転子位置信号を得る。
得るセンサレスブラシレスモータの回転子位置信号発生
回路及び駆動回路を提供する。 【構成】 センサレスブラシレスモータの電機子巻線の
各対の相電圧同志を比較器により比較することにより、
各比較器よりセンサレスブラシレスモータの回転子位置
信号を得る。また、電機子巻線の各々にフィルタを接続
し、該フィルタの各対について該フィルタから得られる
相電圧同志を比較器により比較することにより、より正
確に回転子位置信号を得る。
Description
【0001】本発明はセンサレスブラシレスモータに関
し、特にセンサレスブラシレスモータの回転子位置信号
発生回路及びセンサレスブラシレスモータの駆動回路に
関する。
し、特にセンサレスブラシレスモータの回転子位置信号
発生回路及びセンサレスブラシレスモータの駆動回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のブラシレスモータの駆動回路とし
ては、モータ駆動信号を発生するために用いられる回転
子位置信号を、回転子の周囲にそれを囲むように設けら
れた複数のホールセンサから得るようにしたものがあっ
た。しかし、この場合、ホールセンサからの線がモータ
から出るため配線が複雑となり、また回転子の周囲にホ
ールセンサを置くためモータの小型化が妨げられ、更に
ホールセンサは温度が高くなると壊れるおそれがあっ
た。
ては、モータ駆動信号を発生するために用いられる回転
子位置信号を、回転子の周囲にそれを囲むように設けら
れた複数のホールセンサから得るようにしたものがあっ
た。しかし、この場合、ホールセンサからの線がモータ
から出るため配線が複雑となり、また回転子の周囲にホ
ールセンサを置くためモータの小型化が妨げられ、更に
ホールセンサは温度が高くなると壊れるおそれがあっ
た。
【0003】このような点から近年、ホールセンサ等の
センサを用いずに回転子位置信号を得るようにしたセン
サレスブラシレスモータが開発されており、その一例が
例えば特公昭第58−25038号公報に示されてい
る。このような従来技術においては、電機子巻線に誘起
される回転起電力を中性点電圧と比較して回転子位置を
検出するものであり、具体的には、該比較の結果得た信
号を位相や減衰率を適切に調整した積分回路等を通し、
それにより得た信号を再び比較して回転子位置信号を得
ている。
センサを用いずに回転子位置信号を得るようにしたセン
サレスブラシレスモータが開発されており、その一例が
例えば特公昭第58−25038号公報に示されてい
る。このような従来技術においては、電機子巻線に誘起
される回転起電力を中性点電圧と比較して回転子位置を
検出するものであり、具体的には、該比較の結果得た信
号を位相や減衰率を適切に調整した積分回路等を通し、
それにより得た信号を再び比較して回転子位置信号を得
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】上記特公昭に記載の
従来技術では、積分回路等を用いて複雑な処理を必要と
し、従って回路が複雑となるため、組み立て等が面倒と
なると共にコストが高くなった。
従来技術では、積分回路等を用いて複雑な処理を必要と
し、従って回路が複雑となるため、組み立て等が面倒と
なると共にコストが高くなった。
【0005】
【発明の目的】本発明の目的は上記の従来技術の問題点
を解決し、安価で簡単な構成で回転子位置信号を発生し
得るセンサレスブラシレスモータの回転子位置信号発生
回路及びセンサレスブラシレスモータの駆動回路を提供
するにある。
を解決し、安価で簡単な構成で回転子位置信号を発生し
得るセンサレスブラシレスモータの回転子位置信号発生
回路及びセンサレスブラシレスモータの駆動回路を提供
するにある。
【0006】
【問題点を解決するための手段】本発明は、センサレス
ブラシレスモータの電機子巻線の各対の相電圧同志を比
較器により比較することにより、各比較器よりセンサレ
スブラシレスモータの回転子位置信号を得るようにした
ものである。また、電機子巻線の各々にフィルタを接続
し、該フィルタの各対について該フィルタから得られる
相電圧同志を比較器により比較することにより、より正
確に回転子位置信号を得るようにしたものである。
ブラシレスモータの電機子巻線の各対の相電圧同志を比
較器により比較することにより、各比較器よりセンサレ
スブラシレスモータの回転子位置信号を得るようにした
ものである。また、電機子巻線の各々にフィルタを接続
し、該フィルタの各対について該フィルタから得られる
相電圧同志を比較器により比較することにより、より正
確に回転子位置信号を得るようにしたものである。
【0007】
【作用】本発明においては、各電機子巻線の相電圧が、
駆動回路からの励磁電圧と回転起電力との重畳電圧であ
り、各相電圧のピーク値が回転子の所定の角位置に現
れ、従って電機子巻線の各対の相電圧間の差の電圧が回
転子位置信号に対応する位相角位置に現れる点に着目
し、電機子巻線の各対の相電圧を比較器で比較すること
でセンサレスブラシレスモータの回転子位置信号を得る
ようにしたものである。また、各電機子巻線の相電圧を
それぞれフィルタ(ローパスフィルタ)を通した後、比
較器で比較することでより正確に回転子位置信号を得る
ようにしたものである。従って、回転子位置信号を得る
ために必要な回路構成は比較器(及びフィルタ)のみで
良く、回路構成を簡単にでき従って安価な回転子位置信
号発生回路が提供できる。
駆動回路からの励磁電圧と回転起電力との重畳電圧であ
り、各相電圧のピーク値が回転子の所定の角位置に現
れ、従って電機子巻線の各対の相電圧間の差の電圧が回
転子位置信号に対応する位相角位置に現れる点に着目
し、電機子巻線の各対の相電圧を比較器で比較すること
でセンサレスブラシレスモータの回転子位置信号を得る
ようにしたものである。また、各電機子巻線の相電圧を
それぞれフィルタ(ローパスフィルタ)を通した後、比
較器で比較することでより正確に回転子位置信号を得る
ようにしたものである。従って、回転子位置信号を得る
ために必要な回路構成は比較器(及びフィルタ)のみで
良く、回路構成を簡単にでき従って安価な回転子位置信
号発生回路が提供できる。
【0008】
【実施例】本発明によるセンサレスブラシレスモータの
回転子位置信号発生回路及びセンサレスブラシレスモー
タの駆動回路の実施例を添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例の構成を示す回路図であり、図
2は図1の各部における信号波形を示すタイミングチャ
ートである。尚、本実施例は典型例として3相のセンサ
レスブラシレスモータに本発明を適用したものである
が、本発明は相数に無関係に多相のセンサレスブラシレ
スモータに適用可能である。
回転子位置信号発生回路及びセンサレスブラシレスモー
タの駆動回路の実施例を添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例の構成を示す回路図であり、図
2は図1の各部における信号波形を示すタイミングチャ
ートである。尚、本実施例は典型例として3相のセンサ
レスブラシレスモータに本発明を適用したものである
が、本発明は相数に無関係に多相のセンサレスブラシレ
スモータに適用可能である。
【0009】図1において、ブラシレスモータ2の電機
子巻線3u,3v,3wはそれぞれ抵抗8u,8v,8
wを介してコンデンサ7u,7v,7wの一端に接続さ
れ、これらコンデンサの他端は接地されている。これら
抵抗8u、8v,8wとコンデンサ7u,7v,7wの
各組はそれぞれローパスフィルタ9u,9v,9wを構
成する。比較器6aは抵抗8uとコンデンサ7uの接続
点に接続され、比較器6bは抵抗8vとコンデンサ7v
の接続点に接続され、比較器6cは抵抗8wとコンデン
サ7wの接続点に接続されている。比較器6aはコンデ
ンサ7u,7wの一端の電圧を比較し、比較器6bはコ
ンデンサ7u,7vの一端の電圧を比較し、比較器6c
はコンデンサ7v,7wの一端の電圧を比較する。比較
器6a,6b,6cの出力電圧信号Va,Vb,Vcは
回転子の位置信号として制御回路5に与えられる。
子巻線3u,3v,3wはそれぞれ抵抗8u,8v,8
wを介してコンデンサ7u,7v,7wの一端に接続さ
れ、これらコンデンサの他端は接地されている。これら
抵抗8u、8v,8wとコンデンサ7u,7v,7wの
各組はそれぞれローパスフィルタ9u,9v,9wを構
成する。比較器6aは抵抗8uとコンデンサ7uの接続
点に接続され、比較器6bは抵抗8vとコンデンサ7v
の接続点に接続され、比較器6cは抵抗8wとコンデン
サ7wの接続点に接続されている。比較器6aはコンデ
ンサ7u,7wの一端の電圧を比較し、比較器6bはコ
ンデンサ7u,7vの一端の電圧を比較し、比較器6c
はコンデンサ7v,7wの一端の電圧を比較する。比較
器6a,6b,6cの出力電圧信号Va,Vb,Vcは
回転子の位置信号として制御回路5に与えられる。
【0010】制御回路5は、タイマ50、起動用回転子
位置信号発生回路52、スイッチング信号発生回路5
4、タイマにより制御されるリレー56、該リレーに応
動しスイッチング信号発生回路54に接続された接点5
8a,58b,58cを有する。起動用回転子信号発生
回路52はタイマ50の制御の下でモータ2の起動後所
定時間の間、起動用回転子位置信号を発生してリレーの
接点58a,58b,58cを介してスイッチング信号
発生回路54に与える。リレー56は、タイマ50の制
御の下でモータ2の起動後の所定時間の間は接点58
a,58b,58cを起動用回転子位置信号発生回路5
2側へ接続し、所定時間経過後は接点58a,58b,
58cを比較器6a,6b,6c側へ接続する。従っ
て、スイッチング信号発生回路54は、起動後の所定時
間の間は起動用回転子位置信号発生回路52からの起動
用回転子位置信号に基づき、所定時間経過後は比較器6
a,6b,6cからの回転子位置信号Va,Vb,Vc
に基づきスイッチング信号を発生する。これらスイッチ
ング信号は、半導体コミュテーション回路1の各制御電
極付き半導体スイッチング素子、例えばトランジスタ1
0u,10v,10w,12u,12v,12wに与え
られる。各トランジスタ10u,10v,10w,12
u,12v,12wにはそれぞれ並列にフリーホイール
ダイオード20u,20v,20w,22u,22v,
22wが接続されている。これら6個のトランジスタは
3相ブリッジ接続されている。 トランジスタ10u,1
2uは電機子巻線3uへの励磁信号発生用、トランジス
タ10v,12vは電機子巻線3vへの励磁信号発生
用、トランジスタ10w,12wは電機子巻線3wへの
励磁信号発生用である。制御回路5における半導体コミ
ュテーション回路1へのスイッチング信号を発生するた
めの構成は公知のものでよく従ってその詳細な説明は省
略する。ここで、起動用回転子位置信号発生回路52
は、起動時より時間が経過するに従いデューティ比は同
じで周波数の高くなる起動用回転子位置信号(図2の
(g),(h),(i)と同様の波形)を出力する。該
起動用回転子位置信号のデューティ比は回転子位置信号
Va,Vb,Vcと同じで、その周波数は、好ましく
は、所定時間経過時には同期速度での回転子位置信号の
周波数とほぼ同じとなる。
位置信号発生回路52、スイッチング信号発生回路5
4、タイマにより制御されるリレー56、該リレーに応
動しスイッチング信号発生回路54に接続された接点5
8a,58b,58cを有する。起動用回転子信号発生
回路52はタイマ50の制御の下でモータ2の起動後所
定時間の間、起動用回転子位置信号を発生してリレーの
接点58a,58b,58cを介してスイッチング信号
発生回路54に与える。リレー56は、タイマ50の制
御の下でモータ2の起動後の所定時間の間は接点58
a,58b,58cを起動用回転子位置信号発生回路5
2側へ接続し、所定時間経過後は接点58a,58b,
58cを比較器6a,6b,6c側へ接続する。従っ
て、スイッチング信号発生回路54は、起動後の所定時
間の間は起動用回転子位置信号発生回路52からの起動
用回転子位置信号に基づき、所定時間経過後は比較器6
a,6b,6cからの回転子位置信号Va,Vb,Vc
に基づきスイッチング信号を発生する。これらスイッチ
ング信号は、半導体コミュテーション回路1の各制御電
極付き半導体スイッチング素子、例えばトランジスタ1
0u,10v,10w,12u,12v,12wに与え
られる。各トランジスタ10u,10v,10w,12
u,12v,12wにはそれぞれ並列にフリーホイール
ダイオード20u,20v,20w,22u,22v,
22wが接続されている。これら6個のトランジスタは
3相ブリッジ接続されている。 トランジスタ10u,1
2uは電機子巻線3uへの励磁信号発生用、トランジス
タ10v,12vは電機子巻線3vへの励磁信号発生
用、トランジスタ10w,12wは電機子巻線3wへの
励磁信号発生用である。制御回路5における半導体コミ
ュテーション回路1へのスイッチング信号を発生するた
めの構成は公知のものでよく従ってその詳細な説明は省
略する。ここで、起動用回転子位置信号発生回路52
は、起動時より時間が経過するに従いデューティ比は同
じで周波数の高くなる起動用回転子位置信号(図2の
(g),(h),(i)と同様の波形)を出力する。該
起動用回転子位置信号のデューティ比は回転子位置信号
Va,Vb,Vcと同じで、その周波数は、好ましく
は、所定時間経過時には同期速度での回転子位置信号の
周波数とほぼ同じとなる。
【0011】次に、本実施例の動作を図2を参照して説
明する。起動時においては、制御回路5のタイマ50
は、図示しない起動スイッチに応答して所定時間の間接
点58a,58b,58cを起動用回転子位置信号発生
回路52側に接続すると共に、起動用回転子位置信号発
生回路52より起動用回転子位置信号を発生させる。従
って、起動用回転子位置信号は接点58a,58b,5
8cを介してスイッチング信号発生回路54に与えら
れ、それによりスイッチング信号発生回路54は起動用
回転子位置信号に対応するデューティ比及び周波数のス
イッチング信号を半導体コミュテーション回路1に与え
ブラシレスモータ2を起動する。ここで所定時間とは好
ましくはモータ2が同期速度に達するに必要な時間であ
り、デューティ比とはモータ2が同期速度で回転するに
必要なデューティ比である。モータ2の起動後所定時間
経過すると、タイマ50の制御により接点58a,58
b,58cは比較器6a,6b,6c側に接続されると
共に起動用回転子位置信号発生回路52の出力は停止さ
れ、代わりに比較器6a,6b,6cからの回転子位置
信号Va,Vb,Vcが接点58a,58b,58cを
介してスイッチング信号発生回路54に与えられる。従
って、スイッチング信号発生回路54は回転子位置信号
Va,Vb,Vcに基づきスイッチング信号を半導体コ
ミュテーション回路1に与える。従って、モータ2の起
動後所定時間経過すると、コミュテーション回路1への
スイッチング信号は回転子位置信号Va,Vb,Vcに
対応したものとなる。
明する。起動時においては、制御回路5のタイマ50
は、図示しない起動スイッチに応答して所定時間の間接
点58a,58b,58cを起動用回転子位置信号発生
回路52側に接続すると共に、起動用回転子位置信号発
生回路52より起動用回転子位置信号を発生させる。従
って、起動用回転子位置信号は接点58a,58b,5
8cを介してスイッチング信号発生回路54に与えら
れ、それによりスイッチング信号発生回路54は起動用
回転子位置信号に対応するデューティ比及び周波数のス
イッチング信号を半導体コミュテーション回路1に与え
ブラシレスモータ2を起動する。ここで所定時間とは好
ましくはモータ2が同期速度に達するに必要な時間であ
り、デューティ比とはモータ2が同期速度で回転するに
必要なデューティ比である。モータ2の起動後所定時間
経過すると、タイマ50の制御により接点58a,58
b,58cは比較器6a,6b,6c側に接続されると
共に起動用回転子位置信号発生回路52の出力は停止さ
れ、代わりに比較器6a,6b,6cからの回転子位置
信号Va,Vb,Vcが接点58a,58b,58cを
介してスイッチング信号発生回路54に与えられる。従
って、スイッチング信号発生回路54は回転子位置信号
Va,Vb,Vcに基づきスイッチング信号を半導体コ
ミュテーション回路1に与える。従って、モータ2の起
動後所定時間経過すると、コミュテーション回路1への
スイッチング信号は回転子位置信号Va,Vb,Vcに
対応したものとなる。
【0012】以下に、スイッチング信号発生回路54が
発生するスイッチング信号について説明する。モータ2
が起動されると、その回転中において電機子巻線3u、
3v,3wに現れる相電圧U,V,Wの各波形は図2の
(a),(b),(c)のようになる。ここで、これら
相電圧波形の特徴を例えば相電圧Uを例として説明す
る。 まず、期間t1〜t2に現れるパルス状の電圧は
U相に対応するトランジスタ12uがオフしたことによ
り発生した電圧であり、期間t2〜t3の徐々に増加す
る電圧はU相の電機子巻線3uが回転子4の磁極に接近
することにより誘起される逆起電力であり、期間t3〜
t6はU相のトランジスタ10uがオンしたことにより
半導体コミュテーション回路1より印加される電圧であ
る。時刻t6においてトランジスタ10uがオフされる
と時刻t6〜t7において負側のパルス電圧が現れる。
期間t7〜t8に現れる徐々に減少する電圧はU相の電
機子巻線3uが回転子4の磁極から離れることにより誘
起される逆起電力である。ここで、期間t1〜t2のパ
ルス電圧のピーク値及び時刻t3付近での逆起電力のピ
ーク値は共に、期間t3〜t6でのトランジスタ10u
のオンによる印加電圧値Vumをわずかに超えた値とな
る。また、期間t6〜t7のパルス電圧の負のピーク値
及び時刻t8付近での逆起電力の負のピーク値は共に、
期間t6〜t10でのトランジスタ10uのオフによる
電圧値0Vをわずかに下まわる値となる。他の相の電圧
波形も同様な波形を有する。
発生するスイッチング信号について説明する。モータ2
が起動されると、その回転中において電機子巻線3u、
3v,3wに現れる相電圧U,V,Wの各波形は図2の
(a),(b),(c)のようになる。ここで、これら
相電圧波形の特徴を例えば相電圧Uを例として説明す
る。 まず、期間t1〜t2に現れるパルス状の電圧は
U相に対応するトランジスタ12uがオフしたことによ
り発生した電圧であり、期間t2〜t3の徐々に増加す
る電圧はU相の電機子巻線3uが回転子4の磁極に接近
することにより誘起される逆起電力であり、期間t3〜
t6はU相のトランジスタ10uがオンしたことにより
半導体コミュテーション回路1より印加される電圧であ
る。時刻t6においてトランジスタ10uがオフされる
と時刻t6〜t7において負側のパルス電圧が現れる。
期間t7〜t8に現れる徐々に減少する電圧はU相の電
機子巻線3uが回転子4の磁極から離れることにより誘
起される逆起電力である。ここで、期間t1〜t2のパ
ルス電圧のピーク値及び時刻t3付近での逆起電力のピ
ーク値は共に、期間t3〜t6でのトランジスタ10u
のオンによる印加電圧値Vumをわずかに超えた値とな
る。また、期間t6〜t7のパルス電圧の負のピーク値
及び時刻t8付近での逆起電力の負のピーク値は共に、
期間t6〜t10でのトランジスタ10uのオフによる
電圧値0Vをわずかに下まわる値となる。他の相の電圧
波形も同様な波形を有する。
【0013】このような各電機子巻線に現れた各相電圧
U,V,Wは対応するフィルタ9u,9v,9wを介し
て対応する比較器6a,6b,6cに与えられる。フィ
ルタ9u,9v,9wを通った各相電圧、即ち各フィル
タ9u,9v,9wの出力電圧Vu,Vv,Vwは図2
の(d),(e),(f)のようになる。即ち、例えば
U相の相電圧に関しては、期間t1〜t2のパルス電圧
のピーク値は電圧Vum未満となり、期間t6〜t7の
パルス電圧のピーク値は電圧値0Vを超える値となる
が、時刻t3付近での逆起電力の正のピーク値は電圧V
umを超えた値であり、時刻t8付近での逆起電力の負
のピーク値は電圧値0V未満である。尚、各フィルタの
時定数は、このようにパルス電圧の正及び負のピーク値
を大きく減少し、逆起電力部の正及び負のピーク値を僅
かに減少するように設定されている。従って、各フィル
タ9u,9v,9wの出力電圧Vu,Vv,Vwの正及
び負のピーク値は回転子の所定の角位置に対応してい
る。
U,V,Wは対応するフィルタ9u,9v,9wを介し
て対応する比較器6a,6b,6cに与えられる。フィ
ルタ9u,9v,9wを通った各相電圧、即ち各フィル
タ9u,9v,9wの出力電圧Vu,Vv,Vwは図2
の(d),(e),(f)のようになる。即ち、例えば
U相の相電圧に関しては、期間t1〜t2のパルス電圧
のピーク値は電圧Vum未満となり、期間t6〜t7の
パルス電圧のピーク値は電圧値0Vを超える値となる
が、時刻t3付近での逆起電力の正のピーク値は電圧V
umを超えた値であり、時刻t8付近での逆起電力の負
のピーク値は電圧値0V未満である。尚、各フィルタの
時定数は、このようにパルス電圧の正及び負のピーク値
を大きく減少し、逆起電力部の正及び負のピーク値を僅
かに減少するように設定されている。従って、各フィル
タ9u,9v,9wの出力電圧Vu,Vv,Vwの正及
び負のピーク値は回転子の所定の角位置に対応してい
る。
【0014】これらフィルタ9u,9v,9wの出力電
圧Vu,Vv,Vwが対応する比較器6a,6b,6c
に与えられると、各比較器6a,6b,6cは対応する
出力電圧Vu,Vv,Vwの差(Vu−Vw),(Vv
−Vu),(Vw−Vv)を求め出力電圧Va,Vb,
Vc(図2の(g),(h),(i))としてそれぞれ
出力する。即ち、例えば、比較器6aにおいては、フィ
ルタ9u,9wの出力電圧Vu、Vwの差を求めること
で図2の(g)に示す出力電圧Vaが得られる。これ
は、上記したように、フィルタ9uの出力電圧Vu(図
2の(d))が、例えば、時刻t3、t11付近等で正
のピークとなり、時刻t8付近等で負のピークとなり、
またフィルタ9wの出力電圧Vw(図2の(d)の点
線)が時刻t9付近等で正のピークとなり、時刻t5,
t12付近等で負のピークとなるため、出力電圧Vuと
Vwとの差として得られる電圧が時刻t3からt8等に
おいてハイレベル、時刻t8〜t11等においてローレ
ベルとなるからである。他の比較器6b,6cの出力電
圧Vb,Vcも同様にして図2の(h),(i)に示す
波形となる。こうして得られた比較器6a,6b,6c
の出力電圧Va,Vb,Vcはそれぞれ回転子の所定の
角位置に対応し、モータ2の回転子位置信号となる。こ
れら比較器6a,6b,6cの出力電圧は、制御回路5
において接点58a,58b,58cを介してスイッチ
ング信号発生回路54に与えられ、上記のように該発生
回路54はこれら回転子位置信号に基づきスイッチング
信号を発生する。従って、コミュテーション回路1のト
ランジスタ10u,12u,10v,12v,10w,
12wの出力電圧はそれぞれ図2の(j)〜(o)のよ
うになる。
圧Vu,Vv,Vwが対応する比較器6a,6b,6c
に与えられると、各比較器6a,6b,6cは対応する
出力電圧Vu,Vv,Vwの差(Vu−Vw),(Vv
−Vu),(Vw−Vv)を求め出力電圧Va,Vb,
Vc(図2の(g),(h),(i))としてそれぞれ
出力する。即ち、例えば、比較器6aにおいては、フィ
ルタ9u,9wの出力電圧Vu、Vwの差を求めること
で図2の(g)に示す出力電圧Vaが得られる。これ
は、上記したように、フィルタ9uの出力電圧Vu(図
2の(d))が、例えば、時刻t3、t11付近等で正
のピークとなり、時刻t8付近等で負のピークとなり、
またフィルタ9wの出力電圧Vw(図2の(d)の点
線)が時刻t9付近等で正のピークとなり、時刻t5,
t12付近等で負のピークとなるため、出力電圧Vuと
Vwとの差として得られる電圧が時刻t3からt8等に
おいてハイレベル、時刻t8〜t11等においてローレ
ベルとなるからである。他の比較器6b,6cの出力電
圧Vb,Vcも同様にして図2の(h),(i)に示す
波形となる。こうして得られた比較器6a,6b,6c
の出力電圧Va,Vb,Vcはそれぞれ回転子の所定の
角位置に対応し、モータ2の回転子位置信号となる。こ
れら比較器6a,6b,6cの出力電圧は、制御回路5
において接点58a,58b,58cを介してスイッチ
ング信号発生回路54に与えられ、上記のように該発生
回路54はこれら回転子位置信号に基づきスイッチング
信号を発生する。従って、コミュテーション回路1のト
ランジスタ10u,12u,10v,12v,10w,
12wの出力電圧はそれぞれ図2の(j)〜(o)のよ
うになる。
【0015】従って、本実施例においては、起動後所定
時間の間は起動用回転子位置信号発生回路52からの起
動用回転子位置信号に基づくスイッチング信号発生回路
54からのスイッチング信号によりコミュテーション回
路1が制御されてモータ2は駆動され、起動後所定時間
経過すると、回転子位置信号Va,Vb,Vcに基づく
スイッチング信号発生回路54からのスイッチング信号
によりコミュテーション回路1が制御されモータ2が駆
動される。従って、起動後所定時間経過すると、モータ
2は逆起電力(回転起電力)に同期して発生された回転
子位置信号に従い制御されるため、同期はずれを起こす
ことなく安定に所定の同期速度で定常運転されることと
なる。
時間の間は起動用回転子位置信号発生回路52からの起
動用回転子位置信号に基づくスイッチング信号発生回路
54からのスイッチング信号によりコミュテーション回
路1が制御されてモータ2は駆動され、起動後所定時間
経過すると、回転子位置信号Va,Vb,Vcに基づく
スイッチング信号発生回路54からのスイッチング信号
によりコミュテーション回路1が制御されモータ2が駆
動される。従って、起動後所定時間経過すると、モータ
2は逆起電力(回転起電力)に同期して発生された回転
子位置信号に従い制御されるため、同期はずれを起こす
ことなく安定に所定の同期速度で定常運転されることと
なる。
【0016】このような状態でモータ2の負荷変動等に
よりモータ2の速度が変化した場合、例えば速度が同期
速度より遅くなった場合について図3を参照して説明す
る。図3において、実線は同期速度での状態、点線は同
期速度より遅い状態を示す。例えば、モータが同期速度
で定常運転している状態において、モータ速度が減少す
ると各相電圧U、V,W、例えば相電圧Uは図3の
(a)に示すように変化し、従って対応するフィルタ9
u,9v,9wの各出力電圧Vu,Vv,Vw、例えば
Vuも図3の(b)に示すように変化する。従って、各
比較器6a,6b,6cからの各回転子位置信号Va,
Vb,Vc、例えばVaも図3の(d)に示すようにそ
の立ち上がり位相が遅れると共に、そのデューティも長
くなる。従って、モータ2の回転速度は増加し同期速度
にすみやかに復帰する。速度が同期速度より増加した場
合も同様にしてすみやかに同期速度に復帰される。
よりモータ2の速度が変化した場合、例えば速度が同期
速度より遅くなった場合について図3を参照して説明す
る。図3において、実線は同期速度での状態、点線は同
期速度より遅い状態を示す。例えば、モータが同期速度
で定常運転している状態において、モータ速度が減少す
ると各相電圧U、V,W、例えば相電圧Uは図3の
(a)に示すように変化し、従って対応するフィルタ9
u,9v,9wの各出力電圧Vu,Vv,Vw、例えば
Vuも図3の(b)に示すように変化する。従って、各
比較器6a,6b,6cからの各回転子位置信号Va,
Vb,Vc、例えばVaも図3の(d)に示すようにそ
の立ち上がり位相が遅れると共に、そのデューティも長
くなる。従って、モータ2の回転速度は増加し同期速度
にすみやかに復帰する。速度が同期速度より増加した場
合も同様にしてすみやかに同期速度に復帰される。
【0017】上記実施例では、タイマ50を用い、起動
後所定時間の間は起動用回転子位置信号発生回路52か
らの起動用回転子位置信号を、起動後所定時間経過する
と比較器6a,6b,6cからの回転子位置信号をスイ
ッチング信号発生回路54に与えるようにしたが、タイ
マの代わりにモータ2の速度検出手段を設け、起動後モ
ータの速度が同期速度に達するまでの間は起動用回転子
位置信号発生回路52からの起動用回転子位置信号を、
同期速度に達すると比較器6a,6b,6cからの回転
子位置信号をスイッチング信号発生回路54に与えるよ
うにしても良い。
後所定時間の間は起動用回転子位置信号発生回路52か
らの起動用回転子位置信号を、起動後所定時間経過する
と比較器6a,6b,6cからの回転子位置信号をスイ
ッチング信号発生回路54に与えるようにしたが、タイ
マの代わりにモータ2の速度検出手段を設け、起動後モ
ータの速度が同期速度に達するまでの間は起動用回転子
位置信号発生回路52からの起動用回転子位置信号を、
同期速度に達すると比較器6a,6b,6cからの回転
子位置信号をスイッチング信号発生回路54に与えるよ
うにしても良い。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明においてはセンサ
レスブラシレスモータの電機子巻線の各対の相電圧同志
を好ましくはフィルタを介して比較器により比較するこ
とにより、各比較器よりセンサレスブラシレスモータの
回転子位置信号を得るようにしているため、より正確に
回転子位置信号が得らると共に、回転子位置信号を得る
ために必要な回路構成は比較器(及びフィルタ)のみで
良いため回路構成を簡単にでき従って安価な回転子位置
信号発生回路が提供できる。
レスブラシレスモータの電機子巻線の各対の相電圧同志
を好ましくはフィルタを介して比較器により比較するこ
とにより、各比較器よりセンサレスブラシレスモータの
回転子位置信号を得るようにしているため、より正確に
回転子位置信号が得らると共に、回転子位置信号を得る
ために必要な回路構成は比較器(及びフィルタ)のみで
良いため回路構成を簡単にでき従って安価な回転子位置
信号発生回路が提供できる。
【図1】 本発明の実施例によるセンサレスブラシレス
モータの回転子位置信号発生回路及び駆動回路の構成を
示す回路図である。
モータの回転子位置信号発生回路及び駆動回路の構成を
示す回路図である。
【図2】 図1の実施例の回路の各部における信号波形
を示すタイミングチャートである。
を示すタイミングチャートである。
【図3】 図1の実施例において、モータの回転速度が
変動した際の動作を説明するための信号波形を示すタイ
ミングチャートである。
変動した際の動作を説明するための信号波形を示すタイ
ミングチャートである。
1 コミュテーション回路 2 センサレスブラシレスモータ 3u,3v,3w 電機子巻線 4 回転子 5 制御回路 6a,6b,6c 比較器 9u,9v,9w ローパスフィルタ 10u,10v,10w,12u,12v,12w ト
ランジスタ 20u,20v,20w,22u,22v,22w フ
リーホイールダイオード
ランジスタ 20u,20v,20w,22u,22v,22w フ
リーホイールダイオード
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の半導体スイッチング素子を電機子
巻線に対して多相ブリッジ接続した半導体コミュテーシ
ョン回路を有するセンサレスブラシレスモータの駆動回
路において、 上記モータの電機子巻線に対応して設けられ、該電機子
巻線の各対の相電圧同志を比較して上記センサレスブラ
シレスモータの回転子位置信号を得る比較器(6a,6
b,6c)と、 該比較器からの回転子位置信号(Va,Vb,Vc)に
基づき上記半導体コミュテーション回路(1)へのスイ
ッチング信号を発生するスイッチング信号発生回路
(5)とを有することを特徴とするセンサレスブラシレ
スモータの駆動回路。 - 【請求項2】 複数の半導体スイッチング素子を電機子
巻線に対して多相ブリッジ接続した半導体コミュテーシ
ョン回路を有するセンサレスブラシレスモータの駆動回
路において、 上記各電機子巻線に接続されたフィルタ(9u,9v,
9w)と、 上記各フィルタに対応して設けられ、該電機子巻線の各
対の相電圧同志を比較して上記センサレスブラシレスモ
ータの回転子位置信号を得る比較器(6a,6b,6
c)と、 該比較器からの回転子位置信号に基づき上記半導体コミ
ュテーション回路へのスイッチング信号を発生するスイ
ッチング信号発生回路とを有することを特徴とするセン
サレスブラシレスモータの駆動回路。 - 【請求項3】 上記フィルタはローパスフィルタである
ことを特徴とする請求項1のセンサレスブラシレスモー
タの駆動回路。 - 【請求項4】 多相センサレスブラシレスモータの回転
子位置信号発生回路において、上記モータの電機子巻線
に対応して該電機子巻線の各対の相電圧同志を比較する
比較器(6a,6b,6c)を設け、該比較器の出力か
ら上記センサレスブラシレスモータの回転子位置信号を
得ることを特徴とする多相センサレスブラシレスモータ
の回転子位置信号発生回路。 - 【請求項5】 多相センサレスブラシレスモータの回転
子位置信号発生回路において、 上記各電機子巻線に接続されたフィルタ(9u,9v,
9w)と、 上記各フィルタに対応して設けられ、該電機子巻線の各
対の相電圧同志を比較して上記センサレスブラシレスモ
ータの回転子位置信号を得る比較器(6a,6b,6
c)と、を有することを特徴とする多相センサレスブラ
シレスモータの回転子位置信号発生回路。 - 【請求項6】 上記フィルタはローパスフィルタである
ことを特徴とする請求項5のセンサレスブラシレスモー
タの駆動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5272506A JPH07123775A (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | センサレスブラシレスモータの回転子位置信号発生回路及びセンサレスブラシレスモータの駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5272506A JPH07123775A (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | センサレスブラシレスモータの回転子位置信号発生回路及びセンサレスブラシレスモータの駆動回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07123775A true JPH07123775A (ja) | 1995-05-12 |
Family
ID=17514856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5272506A Pending JPH07123775A (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | センサレスブラシレスモータの回転子位置信号発生回路及びセンサレスブラシレスモータの駆動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07123775A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5726549A (en) * | 1995-02-10 | 1998-03-10 | Nippondenso Co., Ltd. | Sensor-less control apparatus for permanent magnet synchronous motor |
US5903129A (en) * | 1995-02-10 | 1999-05-11 | Denso Corporation | Method and apparatus for sensor-less control of permanent magnet synchronous motor |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01126192A (ja) * | 1987-11-10 | 1989-05-18 | Toshiba Corp | ブラシレスモータの駆動装置 |
-
1993
- 1993-10-29 JP JP5272506A patent/JPH07123775A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01126192A (ja) * | 1987-11-10 | 1989-05-18 | Toshiba Corp | ブラシレスモータの駆動装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5726549A (en) * | 1995-02-10 | 1998-03-10 | Nippondenso Co., Ltd. | Sensor-less control apparatus for permanent magnet synchronous motor |
US5903129A (en) * | 1995-02-10 | 1999-05-11 | Denso Corporation | Method and apparatus for sensor-less control of permanent magnet synchronous motor |
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