JPH07118250B2 - ブレーカのラッチ板の支持構造 - Google Patents
ブレーカのラッチ板の支持構造Info
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- JPH07118250B2 JPH07118250B2 JP29900688A JP29900688A JPH07118250B2 JP H07118250 B2 JPH07118250 B2 JP H07118250B2 JP 29900688 A JP29900688 A JP 29900688A JP 29900688 A JP29900688 A JP 29900688A JP H07118250 B2 JPH07118250 B2 JP H07118250B2
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- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、遠隔操作可能なブレーカのラッチ板の支持構
造に関するものである。
造に関するものである。
[従来の技術] 第11図は、従来のフレームとラッチ板との支持構造を示
す図であり、略コ字型に形成されているラッチ板(イ)
の中央片にはラッチ係合する係合凹所(ロ)が形成さ
れ、両側片の略中央部には穴(ハ)が夫々穿孔されてい
る。フレーム(ニ)の両側板の下端部よりL型の支持片
(ホ)が一体に形成されていて、側板及び支持片(ホ)
に夫々穴(ト)(ヘ)が穿孔してある。このフレーム
(ニ)の側板と支持片(ホ)との間にラッチ板(イ)の
側片を夫々配置し、ピン(チ)を各穴(ヘ)(ハ)
(ト)に挿入して、ピン(チ)によりラッチ板(イ)を
フレーム(ニ)に回動自在に支持していた。
す図であり、略コ字型に形成されているラッチ板(イ)
の中央片にはラッチ係合する係合凹所(ロ)が形成さ
れ、両側片の略中央部には穴(ハ)が夫々穿孔されてい
る。フレーム(ニ)の両側板の下端部よりL型の支持片
(ホ)が一体に形成されていて、側板及び支持片(ホ)
に夫々穴(ト)(ヘ)が穿孔してある。このフレーム
(ニ)の側板と支持片(ホ)との間にラッチ板(イ)の
側片を夫々配置し、ピン(チ)を各穴(ヘ)(ハ)
(ト)に挿入して、ピン(チ)によりラッチ板(イ)を
フレーム(ニ)に回動自在に支持していた。
[発明が解決しようとする課題] かかる従来例では、ピン(チ)によりラッチ板(イ)を
支持する構造であるため、寸法精度が悪く、そのため、
性能が不安定となるという問題が生じ、また、組立性が
悪いという問題があった。
支持する構造であるため、寸法精度が悪く、そのため、
性能が不安定となるという問題が生じ、また、組立性が
悪いという問題があった。
本発明は、上述の点に鑑みて提供したものであって、組
立性を向上させ、また、性能を安定させることを目的と
したブレーカのラッチ板の支持構造を提供するものであ
る。
立性を向上させ、また、性能を安定させることを目的と
したブレーカのラッチ板の支持構造を提供するものであ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明は、ラッチ板の両側片に穴を夫々穿孔し、この穴
に挿通してラッチ板を回動自在に支持する突起を上記フ
レームの両側板に夫々突設し、フレームが配設されるボ
デイの壁面にてラッチ板の側部をガイドしたものであ
る。
に挿通してラッチ板を回動自在に支持する突起を上記フ
レームの両側板に夫々突設し、フレームが配設されるボ
デイの壁面にてラッチ板の側部をガイドしたものであ
る。
また、端部を夫々フレームとラッチ板とに係止して、ラ
ッチ板をフレームの突起の基部方向に付勢するスプリン
グを設けている。
ッチ板をフレームの突起の基部方向に付勢するスプリン
グを設けている。
更に、端部を夫々フレームとラッチ板とに係止して、ラ
ッチ板をフレームを突起の基部方向に付勢するスプリン
グを設け、フレームが配設されるボデイの壁面にてラッ
チ板の側部をガイドしたものである。
ッチ板をフレームを突起の基部方向に付勢するスプリン
グを設け、フレームが配設されるボデイの壁面にてラッ
チ板の側部をガイドしたものである。
[作用] しかして、本発明は、コ字型のフレームに設けた突起を
コ字型のラッチ板の穴に挿入して、ラッチ板の側部をボ
デイの壁面にてガイドするようにしている。
コ字型のラッチ板の穴に挿入して、ラッチ板の側部をボ
デイの壁面にてガイドするようにしている。
また、スプリングの付勢力によりラッチ板をフレームに
支持するようにしている。
支持するようにしている。
更に、ボデイの壁面によりラッチ板をガイドすると共
に、スプリングの付勢力によりラッチ板をフレームに支
持するようにしている。
に、スプリングの付勢力によりラッチ板をフレームに支
持するようにしている。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面により説明する。第8図の
(a)及び(b)とでブレーカ全体の分解斜視図を示
し、本発明のブレーカは電磁石ブロックAと、該電磁石
ブロックAにより制御される接点開閉機構部Bとから構
成されている。また、本ブレーカは3相用の3極構造と
している。
(a)及び(b)とでブレーカ全体の分解斜視図を示
し、本発明のブレーカは電磁石ブロックAと、該電磁石
ブロックAにより制御される接点開閉機構部Bとから構
成されている。また、本ブレーカは3相用の3極構造と
している。
まず、電磁石ブロックAについて説明する。上面が開口
し、絶縁材からなる箱状の取付ベース1内に収納凹所2
が形成され、この収納凹所2内に電磁石部3が収納配置
される。電磁石部3は、コイルボビン4の外周に巻回し
たコイル5と、固定鉄心6と、コイル5の磁気吸引力に
より固定鉄心6に吸引される可動鉄心7等から構成され
ている。固定鉄心6は略コ字型に形成され、両側の鉄心
部6aがコイルボビン4の貫通孔4a内に鉄心部6aの端面が
開口面に少し突出するように挿入配置してある。可動鉄
心7はコ字型に形成された固定板9内に固定されてお
り、可動鉄心7はコイルボビン4との間のスプリング10
を介装して配置される。スプリング10は、コイルボビン
4の側面より突出した突起4bに装着して配置してある。
し、絶縁材からなる箱状の取付ベース1内に収納凹所2
が形成され、この収納凹所2内に電磁石部3が収納配置
される。電磁石部3は、コイルボビン4の外周に巻回し
たコイル5と、固定鉄心6と、コイル5の磁気吸引力に
より固定鉄心6に吸引される可動鉄心7等から構成され
ている。固定鉄心6は略コ字型に形成され、両側の鉄心
部6aがコイルボビン4の貫通孔4a内に鉄心部6aの端面が
開口面に少し突出するように挿入配置してある。可動鉄
心7はコ字型に形成された固定板9内に固定されてお
り、可動鉄心7はコイルボビン4との間のスプリング10
を介装して配置される。スプリング10は、コイルボビン
4の側面より突出した突起4bに装着して配置してある。
略コ字型に形成されている変換軸11は可動鉄心7の横方
向の運動を上下方向に変換するものであり、軸方向に穿
孔されている軸穴11aに軸13が挿通される。この軸13は
取付ベース1の段部14内でその両端が軸支されて、変換
軸11を回動自在としている。変換軸11の中央に突設され
ている中央突部12の穴12aと、固定板9に形成されてい
る連結片17の穴17aとにU字型ピン16が挿入されて、U
字型ピン16により可動鉄心7側に変換軸11が回動自在に
連結される。また、変換軸11の両側に形成してある側片
15の穴15aに第8図(a)に示す連結ピン18の一端18aが
夫々挿通して連結されるようになっている。しかして、
このように構成される電磁石部3が第9図(b)に示す
ように、取付ベース1の収納凹所2内に固定鉄心6の側
面にダンパー19を備えて収納配置される。
向の運動を上下方向に変換するものであり、軸方向に穿
孔されている軸穴11aに軸13が挿通される。この軸13は
取付ベース1の段部14内でその両端が軸支されて、変換
軸11を回動自在としている。変換軸11の中央に突設され
ている中央突部12の穴12aと、固定板9に形成されてい
る連結片17の穴17aとにU字型ピン16が挿入されて、U
字型ピン16により可動鉄心7側に変換軸11が回動自在に
連結される。また、変換軸11の両側に形成してある側片
15の穴15aに第8図(a)に示す連結ピン18の一端18aが
夫々挿通して連結されるようになっている。しかして、
このように構成される電磁石部3が第9図(b)に示す
ように、取付ベース1の収納凹所2内に固定鉄心6の側
面にダンパー19を備えて収納配置される。
次に接点開閉機構部Bについて説明する。絶縁材からな
るボデイ23の上面には隔壁24を介して機構収納部25が3
つ形成してある。第8図(a)に示すように、3極を連
動し絶縁材からなる連動板26には穴26aが3つ形成され
ていて、この穴26aに可動接触子27が挿通される。ま
た、この穴26aに接圧バネ28が納装され、可動接触子27
に適宜な接点圧を付与している。連動板26の下面には凹
部26cが形成されており、この凹部26c内に連動板26を上
方へ付勢する開極バネ29の上部が装着され、また、開極
バネ29は第5図(a)に示すように、ボデイ23に形成さ
れた凹所30内に収納配置されている。連動板26はボデイ
23の隔壁24のスリット31に挿入され、各機構収納部25に
わたるように配置される。機構収納部25内には過電流や
短絡電流を検出するセンサーが配置されるようになって
おり、略コ字型に折曲形成したヨーク32内に短絡コイル
33が設けられ、この短絡コイル33内にヨーク32の上下面
に突出可能とした駆動ピン34が装着してある。可動接触
子27の先端下面には可動接点36が設けられている。
るボデイ23の上面には隔壁24を介して機構収納部25が3
つ形成してある。第8図(a)に示すように、3極を連
動し絶縁材からなる連動板26には穴26aが3つ形成され
ていて、この穴26aに可動接触子27が挿通される。ま
た、この穴26aに接圧バネ28が納装され、可動接触子27
に適宜な接点圧を付与している。連動板26の下面には凹
部26cが形成されており、この凹部26c内に連動板26を上
方へ付勢する開極バネ29の上部が装着され、また、開極
バネ29は第5図(a)に示すように、ボデイ23に形成さ
れた凹所30内に収納配置されている。連動板26はボデイ
23の隔壁24のスリット31に挿入され、各機構収納部25に
わたるように配置される。機構収納部25内には過電流や
短絡電流を検出するセンサーが配置されるようになって
おり、略コ字型に折曲形成したヨーク32内に短絡コイル
33が設けられ、この短絡コイル33内にヨーク32の上下面
に突出可能とした駆動ピン34が装着してある。可動接触
子27の先端下面には可動接点36が設けられている。
第8図(a)に示すように、短絡コイル33と磁気回路を
構成するヨーク32の下部両側よりL型の取付片37が一体
に形成され、両取付片37に穴37bが穿孔されている。可
動接触子27の略中央部には舌片27bが一体に形成され、
この舌片27bに穴27cが穿孔されている。可動接触子27を
両取付片37の間に位置させて、各穴27c,37bにピン86を
挿通して、ヨーク32側に可動接触子27を軸支している。
この時、可動接触子27は連動板26の穴26aに挿入されて
いるため、開極バネ29によって上方に付勢された連動板
26により第6図(b)に示すように可動接触子27は連動
板26によりピン86を中心として時計回転方向の力を受け
る。また、ヨーク32の一端からは先端部をU字型にした
アークホーン38が設けられており、他端には過電流を検
出するバイメタル39が設けてある。バイメタル39の先端
部には電流調整用のネジ40が螺着してある。
構成するヨーク32の下部両側よりL型の取付片37が一体
に形成され、両取付片37に穴37bが穿孔されている。可
動接触子27の略中央部には舌片27bが一体に形成され、
この舌片27bに穴27cが穿孔されている。可動接触子27を
両取付片37の間に位置させて、各穴27c,37bにピン86を
挿通して、ヨーク32側に可動接触子27を軸支している。
この時、可動接触子27は連動板26の穴26aに挿入されて
いるため、開極バネ29によって上方に付勢された連動板
26により第6図(b)に示すように可動接触子27は連動
板26によりピン86を中心として時計回転方向の力を受け
る。また、ヨーク32の一端からは先端部をU字型にした
アークホーン38が設けられており、他端には過電流を検
出するバイメタル39が設けてある。バイメタル39の先端
部には電流調整用のネジ40が螺着してある。
略コ字型に形成されているフレーム41は第5図(a)に
示すようにボデイ23の下面からのねじ42によりボデイ23
に固定される。第2図及び第8図(a)に示すようにフ
レーム41の両側板43には円弧状の長孔44が穿設されてお
り、この長孔44の外側面に、コ字型のラッチ板48と略H
型のリンク45の脚部46が位置し、脚部46の穴46aと、ラ
ッチ板48の先端側を開口した切欠孔49aと、フレーム41
の長孔44に回転軸50が挿通し、この回転軸50によりリン
ク45とラッチ板48とがフレーム41に回動自在に連結され
ることになる。一方、ラッチ板48の側片48aには穴48bが
穿孔されており、また、フレーム41に両側板の一側面側
にラッチ板48の軸となる突起41bが夫々突設してある。
示すようにボデイ23の下面からのねじ42によりボデイ23
に固定される。第2図及び第8図(a)に示すようにフ
レーム41の両側板43には円弧状の長孔44が穿設されてお
り、この長孔44の外側面に、コ字型のラッチ板48と略H
型のリンク45の脚部46が位置し、脚部46の穴46aと、ラ
ッチ板48の先端側を開口した切欠孔49aと、フレーム41
の長孔44に回転軸50が挿通し、この回転軸50によりリン
ク45とラッチ板48とがフレーム41に回動自在に連結され
ることになる。一方、ラッチ板48の側片48aには穴48bが
穿孔されており、また、フレーム41に両側板の一側面側
にラッチ板48の軸となる突起41bが夫々突設してある。
フレーム41とラッチ板48との組立は、ラッチ板48をフレ
ーム41側に平行移動させて、フレーム41の突起41bをラ
ッチ板48の穴48bに挿入し、第1図に示すように、この
突起41bを軸としてラッチ板48を回動自在に支持してい
る。更に、第3図に示すように、フレーム41をボデイ23
に組み込んだ時に、ボデイ23の壁面23bにラッチ板48の
一方のフレーム41より外側に位置する側片48aの外側面
を近接させて、該壁面23bにてラッチ板48をフレーム41
から外れないようにガイドしている。
ーム41側に平行移動させて、フレーム41の突起41bをラ
ッチ板48の穴48bに挿入し、第1図に示すように、この
突起41bを軸としてラッチ板48を回動自在に支持してい
る。更に、第3図に示すように、フレーム41をボデイ23
に組み込んだ時に、ボデイ23の壁面23bにラッチ板48の
一方のフレーム41より外側に位置する側片48aの外側面
を近接させて、該壁面23bにてラッチ板48をフレーム41
から外れないようにガイドしている。
また、ラッチ板48をフレーム41に支持及びガイドするの
に、スプリング95により行なうようにしても良い。すな
わち、第1図及び第2図に示すように、スプリング95の
一端95aをフレーム41の穴96に係止し、スプリング95の
他端95bをラッチ板48の側片48aの穴48eに係止すること
で、フレーム41とラッチ板48とを互いに引き寄せる方向
にスプリング95にて付勢している。つまり、スプリング
95によりラッチ板48をフレーム41側に付勢してラッチ板
48がフレーム41から外れないようにしているものであ
る。
に、スプリング95により行なうようにしても良い。すな
わち、第1図及び第2図に示すように、スプリング95の
一端95aをフレーム41の穴96に係止し、スプリング95の
他端95bをラッチ板48の側片48aの穴48eに係止すること
で、フレーム41とラッチ板48とを互いに引き寄せる方向
にスプリング95にて付勢している。つまり、スプリング
95によりラッチ板48をフレーム41側に付勢してラッチ板
48がフレーム41から外れないようにしているものであ
る。
また、第4図に示すように、スプリング95で上記のよう
にラッチ板48を支持すると共に、ボデイ23の壁面23bに
よりラッチ板48をガイドするようにしても良い。
にラッチ板48を支持すると共に、ボデイ23の壁面23bに
よりラッチ板48をガイドするようにしても良い。
ラッチ係合板53の中央部に形成されている軸支部53aが
フレーム41の後部側に形成した突片54間に位置し、ピン
55が突片54の穴54aとラッチ係合板53の軸支部53aの穴53
bに挿通し、ラッチ係合板53がフレーム41の突片54に挿
通されたピン55を軸として回動自在に軸支される。ラッ
チ係合板53の前面側には係合部56が3つ突設されてお
り、この係合部56は第6図(a)に示すように駆動ピン
34の頭部34aの下方に位置して該頭部34aと係合する。ま
た、ラッチ係合板53の下面より先端をL型とした係合片
57が突設されており、この係合片57がラッチ板48の中央
片48cに形成した係合凹所58に係合し、ラッチ係合板53
とラッチ板48とが係合することになる。
フレーム41の後部側に形成した突片54間に位置し、ピン
55が突片54の穴54aとラッチ係合板53の軸支部53aの穴53
bに挿通し、ラッチ係合板53がフレーム41の突片54に挿
通されたピン55を軸として回動自在に軸支される。ラッ
チ係合板53の前面側には係合部56が3つ突設されてお
り、この係合部56は第6図(a)に示すように駆動ピン
34の頭部34aの下方に位置して該頭部34aと係合する。ま
た、ラッチ係合板53の下面より先端をL型とした係合片
57が突設されており、この係合片57がラッチ板48の中央
片48cに形成した係合凹所58に係合し、ラッチ係合板53
とラッチ板48とが係合することになる。
ヨーク87の両側のL型の取付片88間にピン90により駆動
片89が取り付けられ、ヨーク87の突片87aとフレーム41
の突片41cとが対応してピン(図示せず)にて取り付け
られる。そして、突片41cの下方の突起41dとヨーク87の
舌片87bとの間にスプリング91が介装されて、ヨーク87
を位置決め規制している。そして、ヨーク87に取着した
駆動片89をラッチ係合板53の背面側に位置せしめてい
る。また、ヨーク87からは調整板92が上方に一体に突設
され、上方からの軸を偏心させた調整用のビス93にて調
整板92の傾きを調整することで、ヨーク87全体の傾きを
調整し、その傾きによりトリップ動作を行なわしめる過
電流の大きさを調整することができる。また、フレーム
41の突起41eとラッチ係合板53の上面に形成した凹状の
受け部53dとの間にスプリング94を介装してラッチ係合
板53をラッチ板48とラッチする方向に付勢している。
片89が取り付けられ、ヨーク87の突片87aとフレーム41
の突片41cとが対応してピン(図示せず)にて取り付け
られる。そして、突片41cの下方の突起41dとヨーク87の
舌片87bとの間にスプリング91が介装されて、ヨーク87
を位置決め規制している。そして、ヨーク87に取着した
駆動片89をラッチ係合板53の背面側に位置せしめてい
る。また、ヨーク87からは調整板92が上方に一体に突設
され、上方からの軸を偏心させた調整用のビス93にて調
整板92の傾きを調整することで、ヨーク87全体の傾きを
調整し、その傾きによりトリップ動作を行なわしめる過
電流の大きさを調整することができる。また、フレーム
41の突起41eとラッチ係合板53の上面に形成した凹状の
受け部53dとの間にスプリング94を介装してラッチ係合
板53をラッチ板48とラッチする方向に付勢している。
フレーム41の前部側に腕片59が形成してあり、腕片59の
先端には穴59aが穿孔してある。この腕片59巻にハンド
ル60の下部が位置し、ハンドル60に穿孔した穴60aにハ
ンドル軸61が腕片59の穴59aを介して挿通され、ハンド
ル60がフレーム41にハンドル軸61を軸として回動自在に
装着される。ハンドル60の側面から突起60bが突設され
ており、この突起60bにハンドル60のオフ位置、オン位
置を死点を越えて位置決めする反転バネ62の一端が係止
されるようになっている。また、ハンドル60には、第5
図(c)に示すようにハンドル60をオフ位置にする際に
リンク45を初期位置に設定すべくリンク45を下方に押接
する押接片68が形成されている。尚、ラッチ板48、ラッ
チ係合板53等でトリップ機構が構成され、また、リンク
45、変換軸11、連動板26等でリンク機構が構成される。
先端には穴59aが穿孔してある。この腕片59巻にハンド
ル60の下部が位置し、ハンドル60に穿孔した穴60aにハ
ンドル軸61が腕片59の穴59aを介して挿通され、ハンド
ル60がフレーム41にハンドル軸61を軸として回動自在に
装着される。ハンドル60の側面から突起60bが突設され
ており、この突起60bにハンドル60のオフ位置、オン位
置を死点を越えて位置決めする反転バネ62の一端が係止
されるようになっている。また、ハンドル60には、第5
図(c)に示すようにハンドル60をオフ位置にする際に
リンク45を初期位置に設定すべくリンク45を下方に押接
する押接片68が形成されている。尚、ラッチ板48、ラッ
チ係合板53等でトリップ機構が構成され、また、リンク
45、変換軸11、連動板26等でリンク機構が構成される。
第8図(a)に示すように、上述したようにスプリング
95の一端95aはフレーム41の窓41cの穴96に係止され、他
端95bは第5図(a)に示すようにラッチ板48の前部の
穴48eに係止され、該スプリング95によりラッチが外れ
た場合にラッチ板48を時計回転方向に付勢し、ラッチ板
48のラッチの外れを迅速にするようにしている。つま
り、トリップ時にラッチ板48はスプリング95により速く
引き上げられて、可動接触子27の開極スピードを速くし
て、消弧性能を向上させるようにしている。円弧状の表
示片97の挿通孔97aに上記ハンドル軸61が挿通し、ハン
ドル60の側方に配置される。第5図(c)に示すよう
に、この表示片97の係止部97cとリンク45とが連結ピン9
8により連結され、リンク45及び連結ピン98の動作によ
り表示片97の回転位置を異ならせて、表示片97の表面に
記した表示部97bをカバー80の表示窓80aより表示するよ
うにしている。
95の一端95aはフレーム41の窓41cの穴96に係止され、他
端95bは第5図(a)に示すようにラッチ板48の前部の
穴48eに係止され、該スプリング95によりラッチが外れ
た場合にラッチ板48を時計回転方向に付勢し、ラッチ板
48のラッチの外れを迅速にするようにしている。つま
り、トリップ時にラッチ板48はスプリング95により速く
引き上げられて、可動接触子27の開極スピードを速くし
て、消弧性能を向上させるようにしている。円弧状の表
示片97の挿通孔97aに上記ハンドル軸61が挿通し、ハン
ドル60の側方に配置される。第5図(c)に示すよう
に、この表示片97の係止部97cとリンク45とが連結ピン9
8により連結され、リンク45及び連結ピン98の動作によ
り表示片97の回転位置を異ならせて、表示片97の表面に
記した表示部97bをカバー80の表示窓80aより表示するよ
うにしている。
また、ハンドル60の突部60eにより駆動されるリミット
スイッチ99が配置してあり、ハンドル60を操作すること
により、突部60eがリミットスイッチ99のアクチュエー
タ99aを駆動して内部の接点を開閉するようになってい
る。
スイッチ99が配置してあり、ハンドル60を操作すること
により、突部60eがリミットスイッチ99のアクチュエー
タ99aを駆動して内部の接点を開閉するようになってい
る。
更に、警報報知用のリミットスイッチ100が設けてあ
り、トリップ状態時にラッチ板48の突部48dがリミット
スイッチ100のアクチュエータ100aを駆動して、警報報
知を行なうようにしている。更に、リンク45の両側には
凹部45aが形成してあり、第9図(a)に示すように連
動板26の頂部にリンク45が位置すると共に、連動板26の
上部の内側に対向して突設した突起部26dの下方にリン
ク45の凹部45aが夫々位置し、突起部26dでリンク45をは
さみ込むように配置している。この突起部26dにより、
接点溶着等により開極バネ29の復帰力にても連動板26が
上動しない場合でも、リンク45の上動動作にて、凹部45
aで連動板26の突起部26dを持ち上げるようにして、連動
板26を強制的に上動させて、接点を開離するようにして
いる。従って、オフ時、可動鉄心7の復帰力により連動
板26は衝撃時に引き上げられるため、接点溶着が生じに
くいものである。また、第8図(b)に示すように、リ
ミットスイッチ122が設けられ、このリミットスイッチ1
22は主接点が閉路した時に電磁石部3を自己保持するた
めのものである。
り、トリップ状態時にラッチ板48の突部48dがリミット
スイッチ100のアクチュエータ100aを駆動して、警報報
知を行なうようにしている。更に、リンク45の両側には
凹部45aが形成してあり、第9図(a)に示すように連
動板26の頂部にリンク45が位置すると共に、連動板26の
上部の内側に対向して突設した突起部26dの下方にリン
ク45の凹部45aが夫々位置し、突起部26dでリンク45をは
さみ込むように配置している。この突起部26dにより、
接点溶着等により開極バネ29の復帰力にても連動板26が
上動しない場合でも、リンク45の上動動作にて、凹部45
aで連動板26の突起部26dを持ち上げるようにして、連動
板26を強制的に上動させて、接点を開離するようにして
いる。従って、オフ時、可動鉄心7の復帰力により連動
板26は衝撃時に引き上げられるため、接点溶着が生じに
くいものである。また、第8図(b)に示すように、リ
ミットスイッチ122が設けられ、このリミットスイッチ1
22は主接点が閉路した時に電磁石部3を自己保持するた
めのものである。
電磁石ブロックAと接点開閉機構部Bとの連結は以下の
ように行なっている。すなわち、ボデイ23の底面にはボ
デイ23の上下に貫通する貫通部が穿孔されており、この
貫通部に上記連結ピン18が上下方向に挿入配置され、連
結ピン18の一端18aは変換軸11の穴15aに挿通し、連結ピ
ン18の他端18bはリンク45の腕片47の穴47aに挿通して、
該連結ピン18により変換軸11とリンク45とが連結され
る。これらの連結構成により電磁石部3の横方向の運動
を連結ピン18により縦方向の運動に変換し、リンク45に
電磁石部3の運動を伝達するものである。機構収納部25
の一端には負荷側の端子部70が配設される。この端子部
70は、端子ねじ70aと、締め板70bと、端子板70c等から
構成されている。端子板70cの先端と短絡コイル33の一
端とが固着され、短絡コイル33の他端とバイメタル39の
上端との間には編素線71にて接続され、また、バイメタ
ル39の下部は編素線72を介して可動接触子27の基部に接
続されている。
ように行なっている。すなわち、ボデイ23の底面にはボ
デイ23の上下に貫通する貫通部が穿孔されており、この
貫通部に上記連結ピン18が上下方向に挿入配置され、連
結ピン18の一端18aは変換軸11の穴15aに挿通し、連結ピ
ン18の他端18bはリンク45の腕片47の穴47aに挿通して、
該連結ピン18により変換軸11とリンク45とが連結され
る。これらの連結構成により電磁石部3の横方向の運動
を連結ピン18により縦方向の運動に変換し、リンク45に
電磁石部3の運動を伝達するものである。機構収納部25
の一端には負荷側の端子部70が配設される。この端子部
70は、端子ねじ70aと、締め板70bと、端子板70c等から
構成されている。端子板70cの先端と短絡コイル33の一
端とが固着され、短絡コイル33の他端とバイメタル39の
上端との間には編素線71にて接続され、また、バイメタ
ル39の下部は編素線72を介して可動接触子27の基部に接
続されている。
機構収納部25の他方には第8図(b)に示すように、電
源側の端子部73が配設される。端子部73は、端子ねじ73
a、締め板73b、端子板73c等から構成されている。端子
板73cの上面にはアークホーン74が設けられている。ま
た、端子板73cの端部の上には可動接点36と相対する固
定接点75が固着してある。消弧装置76は、2枚の側板77
と、2枚の側板77間に並設される複数のグリッド板78
と、側板77の外側に夫々位置する絶縁板121と、これら
を覆う絶縁箱79等から構成されている。ここで、両アー
クホーン38,74は第6図(a)に示すように、絶縁箱79
内でグリッド板78と並設されて配設されるようになって
いる。
源側の端子部73が配設される。端子部73は、端子ねじ73
a、締め板73b、端子板73c等から構成されている。端子
板73cの上面にはアークホーン74が設けられている。ま
た、端子板73cの端部の上には可動接点36と相対する固
定接点75が固着してある。消弧装置76は、2枚の側板77
と、2枚の側板77間に並設される複数のグリッド板78
と、側板77の外側に夫々位置する絶縁板121と、これら
を覆う絶縁箱79等から構成されている。ここで、両アー
クホーン38,74は第6図(a)に示すように、絶縁箱79
内でグリッド板78と並設されて配設されるようになって
いる。
ボデイ23の上面を覆うカバー80は絶縁材からなり、その
略中央部にはハンドル60の操作部60dを上面より突出さ
せる窓穴81が穿設されている。また、窓穴81の側方に
は、表示片97の表示部97bを表示させる表示窓80aが設け
てある。この表示部97bにより主回路のオン状態、オフ
状態、トリップ状態等を表示するようにしている。ま
た、カバー80の両端には夫々切欠部83が形成してあり、
この切欠部83内に各端子部70,73が第7図に示すように
位置するようになっている。また、電磁石ブロックAを
収納配置した取付ベース1はボデイ23の下面に第5図
(a)に示すように組立ねじ84にて取り付けられ、カバ
ー80はボデイ23の上面に組立ねじ85にて固定される。こ
こで、電磁石ブロックAの上面は絶縁材からなるボデイ
23の底部により絶縁されているものであり、ただ、電磁
石ブロックAからは連結ピン18がボデイ23の貫通部を介
してボデイ23側に突出しているものである。
略中央部にはハンドル60の操作部60dを上面より突出さ
せる窓穴81が穿設されている。また、窓穴81の側方に
は、表示片97の表示部97bを表示させる表示窓80aが設け
てある。この表示部97bにより主回路のオン状態、オフ
状態、トリップ状態等を表示するようにしている。ま
た、カバー80の両端には夫々切欠部83が形成してあり、
この切欠部83内に各端子部70,73が第7図に示すように
位置するようになっている。また、電磁石ブロックAを
収納配置した取付ベース1はボデイ23の下面に第5図
(a)に示すように組立ねじ84にて取り付けられ、カバ
ー80はボデイ23の上面に組立ねじ85にて固定される。こ
こで、電磁石ブロックAの上面は絶縁材からなるボデイ
23の底部により絶縁されているものであり、ただ、電磁
石ブロックAからは連結ピン18がボデイ23の貫通部を介
してボデイ23側に突出しているものである。
第10図は電気回路図を示し、端子部70,73間に短絡コイ
ル33、バイメタル39、接点36,75等の直列回路が挿入さ
れた形となっている。また、補助端子221,222間にはハ
ンドル60と連動したリミットスイッチ99と警報報知用の
リミットスイッチ100との直列回路が接続され、補助端
子223には警報ランプ123が接続されている。また、補助
端子224,225間には自己保持用のリミットスイッチ122が
接続され、補助端子225にはオフ表示用のランプ124が、
補助端子226にはオン表示用のランプ125が夫々接続して
ある。更に、補助端子222,226間にはオン操作用のスイ
ッチSW3が、補助端子222,224間にはオフ操作用のスイッ
チSW4が夫々接続されている。本ブレーカの特徴は、ハ
ンドル60をオン操作してもスイッチSW3を操作者が操作
しない限り接点36,75がオンせず主回路は通電されない
ようになっているものである。そして、スイッチSW3を
オフするか、あるいは、ハンドル60をオフ操作してリミ
ットスイッチ122をオフすれば、電磁石部3のコイル5
に対して電源が遮断されて接点36,75は開極して主回路
は遮断される。
ル33、バイメタル39、接点36,75等の直列回路が挿入さ
れた形となっている。また、補助端子221,222間にはハ
ンドル60と連動したリミットスイッチ99と警報報知用の
リミットスイッチ100との直列回路が接続され、補助端
子223には警報ランプ123が接続されている。また、補助
端子224,225間には自己保持用のリミットスイッチ122が
接続され、補助端子225にはオフ表示用のランプ124が、
補助端子226にはオン表示用のランプ125が夫々接続して
ある。更に、補助端子222,226間にはオン操作用のスイ
ッチSW3が、補助端子222,224間にはオフ操作用のスイッ
チSW4が夫々接続されている。本ブレーカの特徴は、ハ
ンドル60をオン操作してもスイッチSW3を操作者が操作
しない限り接点36,75がオンせず主回路は通電されない
ようになっているものである。そして、スイッチSW3を
オフするか、あるいは、ハンドル60をオフ操作してリミ
ットスイッチ122をオフすれば、電磁石部3のコイル5
に対して電源が遮断されて接点36,75は開極して主回路
は遮断される。
次に、本ブレーカの動作について説明する。第5図は第
7図のA−A断面図を示し、第6図は第7図のB−B断
面図を示している。第5図(a)と第6図(a)はオフ
状態を示し、第5図(b)と第6図(b)はハンドル60
がオンで電磁石部3がオフの場合のオフ状態を示し、第
5図(c)と第6図(c)はオン状態を示し、第5図
(d)と第6図(d)はトリップ状態を示している。
7図のA−A断面図を示し、第6図は第7図のB−B断
面図を示している。第5図(a)と第6図(a)はオフ
状態を示し、第5図(b)と第6図(b)はハンドル60
がオンで電磁石部3がオフの場合のオフ状態を示し、第
5図(c)と第6図(c)はオン状態を示し、第5図
(d)と第6図(d)はトリップ状態を示している。
まず、第5図と第6図との(a)に示すオフ状態におい
ては、ハンドル60の押接片68がリンク45の上面を下方に
押接し、また、突部60eがリミットスイッチ99のアクチ
ュエータ99aを押接して、リミットスイッチ99の接点を
オフとする。この接点をオフにより電磁石部3への電源
は遮断されている。そして、リンク45とラッチ板48を軸
支している回転軸50をフレーム41の長孔44の下部に位置
している。また、主回路の接点36,75は開離している。
次に、第5図(a)のオフ状態から第5図(c)に示す
ようにハンドル60をオン操作すると、ハンドル60の突部
60eがリミットスイッチ99のアクチュエータ99aから離れ
て、リミットスイッチ99はオンする。従って、第10図に
示すように、電源はランプ124に印加されて、ハンドル6
0がオン状態であり、且つ電磁石部3がオフ状態である
ことを表示する。そして、第10図に示すスイッチSW3を
オン操作して、電磁石部3のコイル5を励磁する。同時
にリミットスイッチ122が駆動されて内部接点も切り替
えて自己保持を行なう。従って、スイッチSW3を離して
も、コイル5は励磁され続ける。この時、ランプ125が
点灯してオン状態であることを表示する。コイル5が励
磁されることにより、第5図と第6図の(c)に示すよ
うに可動鉄心7が固定鉄心6に吸引される。可動鉄心7
が吸引されると、可動鉄心7とU字型ピン16と連結され
ている変換軸11が軸13を支点として時計方向に回動する
ために、連結ピン18は変換軸11の回動に伴い下方に移動
する。連結ピン18が下方に移動すると、該連結ピン18と
連結されているリンク45が回転軸50を軸として反時計方
向に回動する。従って、リンク45の下方に配置された連
動板26がリンク45に連動して開極バネ29の復帰力に抗し
て下動される。連動板26が下動すると、第6図(c)に
示すように連動板26の穴26aに可動接触子27が位置して
いるため、可動接触子27が下動され、可動接触子27の可
動接点36と固定接点75とが接触し、主回路は通電される
ことになる。ここで、接圧バネ28により両接点36,75間
に適宜な接点力が付与される。
ては、ハンドル60の押接片68がリンク45の上面を下方に
押接し、また、突部60eがリミットスイッチ99のアクチ
ュエータ99aを押接して、リミットスイッチ99の接点を
オフとする。この接点をオフにより電磁石部3への電源
は遮断されている。そして、リンク45とラッチ板48を軸
支している回転軸50をフレーム41の長孔44の下部に位置
している。また、主回路の接点36,75は開離している。
次に、第5図(a)のオフ状態から第5図(c)に示す
ようにハンドル60をオン操作すると、ハンドル60の突部
60eがリミットスイッチ99のアクチュエータ99aから離れ
て、リミットスイッチ99はオンする。従って、第10図に
示すように、電源はランプ124に印加されて、ハンドル6
0がオン状態であり、且つ電磁石部3がオフ状態である
ことを表示する。そして、第10図に示すスイッチSW3を
オン操作して、電磁石部3のコイル5を励磁する。同時
にリミットスイッチ122が駆動されて内部接点も切り替
えて自己保持を行なう。従って、スイッチSW3を離して
も、コイル5は励磁され続ける。この時、ランプ125が
点灯してオン状態であることを表示する。コイル5が励
磁されることにより、第5図と第6図の(c)に示すよ
うに可動鉄心7が固定鉄心6に吸引される。可動鉄心7
が吸引されると、可動鉄心7とU字型ピン16と連結され
ている変換軸11が軸13を支点として時計方向に回動する
ために、連結ピン18は変換軸11の回動に伴い下方に移動
する。連結ピン18が下方に移動すると、該連結ピン18と
連結されているリンク45が回転軸50を軸として反時計方
向に回動する。従って、リンク45の下方に配置された連
動板26がリンク45に連動して開極バネ29の復帰力に抗し
て下動される。連動板26が下動すると、第6図(c)に
示すように連動板26の穴26aに可動接触子27が位置して
いるため、可動接触子27が下動され、可動接触子27の可
動接点36と固定接点75とが接触し、主回路は通電される
ことになる。ここで、接圧バネ28により両接点36,75間
に適宜な接点力が付与される。
ここで、スイッチSW4を操作して電磁石部3だけをオフ
にすると、第5図及び第6図の(b)に示すように、可
動鉄心7はスプリング10の復帰力により図の左方へ復帰
移動する。この可動鉄心7の移動により変換軸11は軸13
を中心に反時計方向に回動する。この変換軸11の反時計
方向の回動により連結ピン18は上方に移動されて、リン
ク45を回転軸50を軸として時計方向に回動させる。従っ
て、リンク45による付勢力が解除された連動板26は開極
バネ29の復帰力により上動されて可動接触子27も上動
し、接点36,75は開離する。
にすると、第5図及び第6図の(b)に示すように、可
動鉄心7はスプリング10の復帰力により図の左方へ復帰
移動する。この可動鉄心7の移動により変換軸11は軸13
を中心に反時計方向に回動する。この変換軸11の反時計
方向の回動により連結ピン18は上方に移動されて、リン
ク45を回転軸50を軸として時計方向に回動させる。従っ
て、リンク45による付勢力が解除された連動板26は開極
バネ29の復帰力により上動されて可動接触子27も上動
し、接点36,75は開離する。
次に、ハンドル60をオン位置からオフ操作すると、第5
図と第6図の(a)に示すように、ハンドル60の突部60
eがリミットスイッチ99のアクチュエータ99aを押接し、
内部接点をオフする。従って、リミットスイッチ99のオ
フにより、電磁石部3への通電は完全に遮断され、上記
と同様に初期位置に復帰する。
図と第6図の(a)に示すように、ハンドル60の突部60
eがリミットスイッチ99のアクチュエータ99aを押接し、
内部接点をオフする。従って、リミットスイッチ99のオ
フにより、電磁石部3への通電は完全に遮断され、上記
と同様に初期位置に復帰する。
また、オフ時において、第6図(a)及び第9図(a)
に示すように、開極バネ29により上方に付勢される連動
板26はヨーク32の下面に当たって停止するが、この後も
電磁石部3は復帰し、連結ピン18を介してリンク45はさ
らに回動し、その後リンク45は、連動板26の突起部26d
に当接し以後は、その当接点近傍を中心にしてリンク45
が回転する。このリンク45の回転によりラッチ板48を回
転軸50を介して回転させることで、ラッチ板48の係合凹
所58はラッチ係合板53の係合片57とのラッチ係合をより
確実に行なうことになり、従って、リセット余裕を確実
にとることができ、ミストリップがなくなり、動作信頼
性が向上するものである。
に示すように、開極バネ29により上方に付勢される連動
板26はヨーク32の下面に当たって停止するが、この後も
電磁石部3は復帰し、連結ピン18を介してリンク45はさ
らに回動し、その後リンク45は、連動板26の突起部26d
に当接し以後は、その当接点近傍を中心にしてリンク45
が回転する。このリンク45の回転によりラッチ板48を回
転軸50を介して回転させることで、ラッチ板48の係合凹
所58はラッチ係合板53の係合片57とのラッチ係合をより
確実に行なうことになり、従って、リセット余裕を確実
にとることができ、ミストリップがなくなり、動作信頼
性が向上するものである。
ここで、連動板26を駆動するリンク45はラッチ板48の一
端側と回転軸50と連結され、このラッチ板48とは反対側
の端部が電磁石部3側と連結している連結ピン18と連結
していることから、上記オンオフ時において、ラッチ板
48とラッチ係合板53とのラッチ部(係合片57と係合凹所
58とが係合する部分)は動かないので、ミストリップの
ない安定した動作が得られる。つまり、ラッチ部がオン
オフ状態の時に外れないので、異常状態が生じた場合に
は、確実にトリップ動作を行なわしめることができるの
である。また、オンオフ時、フレーム41に取着されてい
る各部材はすべてピン結合にて行なっているため、長寿
命が期待できる。
端側と回転軸50と連結され、このラッチ板48とは反対側
の端部が電磁石部3側と連結している連結ピン18と連結
していることから、上記オンオフ時において、ラッチ板
48とラッチ係合板53とのラッチ部(係合片57と係合凹所
58とが係合する部分)は動かないので、ミストリップの
ない安定した動作が得られる。つまり、ラッチ部がオン
オフ状態の時に外れないので、異常状態が生じた場合に
は、確実にトリップ動作を行なわしめることができるの
である。また、オンオフ時、フレーム41に取着されてい
る各部材はすべてピン結合にて行なっているため、長寿
命が期待できる。
次にトリップ状態の場合を説明する。まず、主回路が短
絡した場合について説明すると、短絡の場合には大電流
が流れるため、短絡コイル33に電磁力が生じてトリップ
動作を行なわしめる。ここで、短絡が起こる前の正常な
状態においては、第5図(c)に示すようにリンク45と
ラッチ板48とを軸支している回転軸50は、フレーム41の
長孔44の下部に位置している。ラッチ板48はラッチ係合
板53の係合片57と係合している。また、ラッチ係合板53
の係合部56は、第6図(c)に示すように駆動ピン34の
頭部34aと係合している。
絡した場合について説明すると、短絡の場合には大電流
が流れるため、短絡コイル33に電磁力が生じてトリップ
動作を行なわしめる。ここで、短絡が起こる前の正常な
状態においては、第5図(c)に示すようにリンク45と
ラッチ板48とを軸支している回転軸50は、フレーム41の
長孔44の下部に位置している。ラッチ板48はラッチ係合
板53の係合片57と係合している。また、ラッチ係合板53
の係合部56は、第6図(c)に示すように駆動ピン34の
頭部34aと係合している。
第5図及び第6図の(d)に示すように、短絡が起こる
と、短絡コイル33に生じる電磁力により駆動ピン34を下
方に吸引駆動する。この駆動ピン34の下方への移動によ
り係合部56が押接されてピン55を軸としてラッチ係合板
53が反時計方向に回動する。すると、ラッチ係合板53の
係合片57とラッチ板48の係合凹所58との係合が外れたラ
ッチ板48がフリー状態となり、リンク45は開極バネ29の
復帰力により連動板26を介して上方へ付勢され、リンク
45は回転軸50がフレーム41の長孔44の上端まで移動する
ことになる。この時、ラッチ板48はスプリング95の復帰
力により軸41bを支点として時計回転方向に回転して、
突部48dがリミットスイッチ100のアクチュエータ100aを
押接して、接点を切り替えて警報ランプ123を点灯して
トリップ状態を表示すると共に、電磁石部3のコイル5
への通電を遮断する。従って、連動板26は下方への付勢
力が解除されることによって可動接触子27も上動して接
点36,75が開離することになる。
と、短絡コイル33に生じる電磁力により駆動ピン34を下
方に吸引駆動する。この駆動ピン34の下方への移動によ
り係合部56が押接されてピン55を軸としてラッチ係合板
53が反時計方向に回動する。すると、ラッチ係合板53の
係合片57とラッチ板48の係合凹所58との係合が外れたラ
ッチ板48がフリー状態となり、リンク45は開極バネ29の
復帰力により連動板26を介して上方へ付勢され、リンク
45は回転軸50がフレーム41の長孔44の上端まで移動する
ことになる。この時、ラッチ板48はスプリング95の復帰
力により軸41bを支点として時計回転方向に回転して、
突部48dがリミットスイッチ100のアクチュエータ100aを
押接して、接点を切り替えて警報ランプ123を点灯して
トリップ状態を表示すると共に、電磁石部3のコイル5
への通電を遮断する。従って、連動板26は下方への付勢
力が解除されることによって可動接触子27も上動して接
点36,75が開離することになる。
また、トリップ時においては、リンク45と連結している
ラッチ板48の切欠孔49aを端部側を開口しているため、
リンク45の開極動作を早めている。すなわち、上記切欠
孔49aの周囲が閉塞されている場合には、リンク45とラ
ッチ板48とは開極完了まで連動して動くので、それにつ
れて連動板26の開極挙動も制限されて、機械的な遅れ時
間が長くなる。しかしながら、上記のように切欠孔49a
のリンク45側の端部を開口しているため、トリップ時に
おいて途中までは、リンク45とラッチ板48とが連動する
が、あるポイントより回転軸50がラッチ板48の切欠孔49
aより飛び出して、リンク45はラッチ板48から切り離さ
れて動くので、リンク45動きは速くなり、従って、機械
的な遅れ時間の短縮が図れ、開極特性が改善されるもの
である。
ラッチ板48の切欠孔49aを端部側を開口しているため、
リンク45の開極動作を早めている。すなわち、上記切欠
孔49aの周囲が閉塞されている場合には、リンク45とラ
ッチ板48とは開極完了まで連動して動くので、それにつ
れて連動板26の開極挙動も制限されて、機械的な遅れ時
間が長くなる。しかしながら、上記のように切欠孔49a
のリンク45側の端部を開口しているため、トリップ時に
おいて途中までは、リンク45とラッチ板48とが連動する
が、あるポイントより回転軸50がラッチ板48の切欠孔49
aより飛び出して、リンク45はラッチ板48から切り離さ
れて動くので、リンク45動きは速くなり、従って、機械
的な遅れ時間の短縮が図れ、開極特性が改善されるもの
である。
また、トリップ時、コイル5への通電が遮断されるた
め、可動鉄心7を復帰しようとするが、可動鉄心7が少
し復帰すると、変換軸11により連結ピン18が上動しよう
とするが、リンク45の先端より突設した当接片47aがボ
デイ23に形成してある突部23aの壁面に当たって、連結
ピン18の上動を阻止するようにしている。つまり、正常
のオンオフ時では、リンク45は回転軸50を中心にして回
転するため、上記突部23aの壁面に当接することなくス
ムーズに動作するが、トリップ状態の時においては、電
磁石部3より復帰力を受けてリンク45が、一方は回転軸
50とフレーム41の長孔44の側縁で、他方はリンク45の一
部と突部23aの壁面とでリンク45が挟持されることにな
り、リンク45の上動を阻止するものである。従って、上
動を阻止されたリンク45をハンドル60の押接片68にてリ
ンク45の一端を長孔44の下端部に移動させて、手動によ
るハンドル60の操作しかリセットできないようになって
おり、電磁石部3だけによるリモートリセットを確実に
防止できて安全である。
め、可動鉄心7を復帰しようとするが、可動鉄心7が少
し復帰すると、変換軸11により連結ピン18が上動しよう
とするが、リンク45の先端より突設した当接片47aがボ
デイ23に形成してある突部23aの壁面に当たって、連結
ピン18の上動を阻止するようにしている。つまり、正常
のオンオフ時では、リンク45は回転軸50を中心にして回
転するため、上記突部23aの壁面に当接することなくス
ムーズに動作するが、トリップ状態の時においては、電
磁石部3より復帰力を受けてリンク45が、一方は回転軸
50とフレーム41の長孔44の側縁で、他方はリンク45の一
部と突部23aの壁面とでリンク45が挟持されることにな
り、リンク45の上動を阻止するものである。従って、上
動を阻止されたリンク45をハンドル60の押接片68にてリ
ンク45の一端を長孔44の下端部に移動させて、手動によ
るハンドル60の操作しかリセットできないようになって
おり、電磁石部3だけによるリモートリセットを確実に
防止できて安全である。
また、過電流が流れた時にはバイメタル39が湾曲し、バ
イメタル39の先端に取着したネジ40が第5図及び第6図
の(d)に示すように、駆動片89の背面を押接して回転
させ、この駆動片89の回転によりラッチ係合板53を軸41
bを支点として反時計方向に回動させて、係合片57のラ
ッチ板48との係合を解除する。この解除により先の場合
と同様にリンク45が上動して連動板26への付勢力が解除
されて接点36,75が開極されることになる。
イメタル39の先端に取着したネジ40が第5図及び第6図
の(d)に示すように、駆動片89の背面を押接して回転
させ、この駆動片89の回転によりラッチ係合板53を軸41
bを支点として反時計方向に回動させて、係合片57のラ
ッチ板48との係合を解除する。この解除により先の場合
と同様にリンク45が上動して連動板26への付勢力が解除
されて接点36,75が開極されることになる。
次に、トリップ動作した後に、ハンドル60がオン位置
で、表示片97の表示部97bの表示を見てハンドル60を第
5図及び第6図の(a)に示すようにオフ操作して、ハ
ンドル60の押接片68にてリンク45等を下方に位置させ
て、ラッチ板48を反時計方向に回転させてラッチ板48の
係合凹所58とラッチ係合板53の係合片57とを係合してリ
セットさせることができる。従って、上記押接片68をハ
ンドル60に設けることで、手動リセットを容易に行なう
ことができるものである。
で、表示片97の表示部97bの表示を見てハンドル60を第
5図及び第6図の(a)に示すようにオフ操作して、ハ
ンドル60の押接片68にてリンク45等を下方に位置させ
て、ラッチ板48を反時計方向に回転させてラッチ板48の
係合凹所58とラッチ係合板53の係合片57とを係合してリ
セットさせることができる。従って、上記押接片68をハ
ンドル60に設けることで、手動リセットを容易に行なう
ことができるものである。
表示片97はハンドル軸61を中心にハンドル60とは別個に
回転し、リンク45の傾きによって、その表示部97bの位
置を異ならしめている。すなわち、第5図及び第6図に
示すように、オン状態、オフ状態、トリップ状態等によ
り、リンク45の傾きが異なるため、その傾きに応じて連
結ピン98により回転し、表示窓80aより表示するように
なっている。
回転し、リンク45の傾きによって、その表示部97bの位
置を異ならしめている。すなわち、第5図及び第6図に
示すように、オン状態、オフ状態、トリップ状態等によ
り、リンク45の傾きが異なるため、その傾きに応じて連
結ピン98により回転し、表示窓80aより表示するように
なっている。
[発明の効果] 本発明は上述のように、ラッチ板の両側片に穴を夫々穿
孔し、この穴に挿通してラッチ板を回動自在に支持する
突起を上記フレームの両側板に夫々突設し、フレームが
配設されるボデイの壁面にてラッチ板の側部をガイドし
たものであるから、コ字型のフレームに設けた突起をコ
字型のラッチ板の穴に挿入して、ラッチ板の側部をボデ
イの壁面にてガイドすることで、フレームとラッチ板と
の組立が簡単となって組立性が向上し、また、寸法精度
が良くなって、精度良く位置が決まり、性能が安定化す
るという効果を奏し、更に、ボデイの壁面でラッチ板を
ガイドすることで、ラッチ板はフレームから外れない効
果を奏する。
孔し、この穴に挿通してラッチ板を回動自在に支持する
突起を上記フレームの両側板に夫々突設し、フレームが
配設されるボデイの壁面にてラッチ板の側部をガイドし
たものであるから、コ字型のフレームに設けた突起をコ
字型のラッチ板の穴に挿入して、ラッチ板の側部をボデ
イの壁面にてガイドすることで、フレームとラッチ板と
の組立が簡単となって組立性が向上し、また、寸法精度
が良くなって、精度良く位置が決まり、性能が安定化す
るという効果を奏し、更に、ボデイの壁面でラッチ板を
ガイドすることで、ラッチ板はフレームから外れない効
果を奏する。
また、端部を夫々フレームとラッチ板とに係止して、ラ
ッチ板をフレームの突起の基部方向に付勢するスプリン
グを設けていることにより、組立性が向上すると共に、
精度が良くなって性能が向上し、更に、スプリングによ
りラッチ板がフレームから外れないものであり、また、
トリップ時には、ラッチ板はスプリングにより引き上げ
られて、リンク機構の開極スピードが速くなり、消弧性
能が良くなる効果を奏する。
ッチ板をフレームの突起の基部方向に付勢するスプリン
グを設けていることにより、組立性が向上すると共に、
精度が良くなって性能が向上し、更に、スプリングによ
りラッチ板がフレームから外れないものであり、また、
トリップ時には、ラッチ板はスプリングにより引き上げ
られて、リンク機構の開極スピードが速くなり、消弧性
能が良くなる効果を奏する。
更に、端部を夫々フレームとラッチ板とに係止して、ラ
ッチ板をフレームの突起の基部方向に付勢するスプリン
グを設け、フレームが配設されるボデイの壁面にてラッ
チ板の側部をガイドしたものであるから、上記と同様
に、組立性が向上すると共に、精度が良くなって性能が
向上し、更に、ボデイの壁面及びスプリングによりラッ
チ板がフレームから外れないものであり、また、トリッ
プ時には、ラッチ板はスプリングにより引き上げられ
て、リンク機構の開極スピードが速くなり、消弧性能が
良くなる効果を奏する。
ッチ板をフレームの突起の基部方向に付勢するスプリン
グを設け、フレームが配設されるボデイの壁面にてラッ
チ板の側部をガイドしたものであるから、上記と同様
に、組立性が向上すると共に、精度が良くなって性能が
向上し、更に、ボデイの壁面及びスプリングによりラッ
チ板がフレームから外れないものであり、また、トリッ
プ時には、ラッチ板はスプリングにより引き上げられ
て、リンク機構の開極スピードが速くなり、消弧性能が
良くなる効果を奏する。
第1図は本発明の実施例の要部斜視図、第2図は同上の
要部分解斜視図、第3図は同上の要部断面図、第4図は
同上の要部断面図、第5図は同上の第7図のB−B断面
図を示し、同図(a)はオフ状態の断面図、同図(b)
は電磁石部をオフ状態とした場合の断面図、同図(c)
はオン状態の断面図、同図(d)はトリップ状態の断面
図、第6図は同上の第7図のA−A断面図であり、同図
(a)はオフ状態の断面図、同図(b)は電磁石部をオ
フ状態とした場合の断面図、同図(c)はオン状態の断
面図、同図(d)はトリップ状態の断面図、第7図は同
上の平面図、第8図(a)は同上の分解斜視図、第8図
(b)は同上の分解斜視図、第9図(a)は同上の分解
斜視図、第9図(b)は同上の分解斜視図、第10図は同
上の電気回路図、第11図は従来例の要部分解斜視図であ
る。 23はボデイ、23bは壁面、41はフレーム、41bは突起、43
は側板、48はラッチ板、48aは側片、48bは穴、60はハン
ドル、95はスプリングである。
要部分解斜視図、第3図は同上の要部断面図、第4図は
同上の要部断面図、第5図は同上の第7図のB−B断面
図を示し、同図(a)はオフ状態の断面図、同図(b)
は電磁石部をオフ状態とした場合の断面図、同図(c)
はオン状態の断面図、同図(d)はトリップ状態の断面
図、第6図は同上の第7図のA−A断面図であり、同図
(a)はオフ状態の断面図、同図(b)は電磁石部をオ
フ状態とした場合の断面図、同図(c)はオン状態の断
面図、同図(d)はトリップ状態の断面図、第7図は同
上の平面図、第8図(a)は同上の分解斜視図、第8図
(b)は同上の分解斜視図、第9図(a)は同上の分解
斜視図、第9図(b)は同上の分解斜視図、第10図は同
上の電気回路図、第11図は従来例の要部分解斜視図であ
る。 23はボデイ、23bは壁面、41はフレーム、41bは突起、43
は側板、48はラッチ板、48aは側片、48bは穴、60はハン
ドル、95はスプリングである。
Claims (3)
- 【請求項1】ハンドルの操作に連動するリンク機構と、
リンク機構等を保持する略コ字型のフレームと、上記リ
ンク機構により開閉される接点部と、短絡電流や過電流
等の異常電流を検知するセンサーと、センサー出力によ
り駆動されるラッチ係合板と、中央片がラッチ係合板と
ラッチ係合し、両側片がリンク機構と係合して異常時に
トリップ動作させる略コ字型のラッチ板とを備えたブレ
ーカにおいて、ラッチ板の両側片に穴を夫々穿孔し、こ
の穴に挿通してラッチ板を回動自在に支持する突起を上
記フレームの両側板に夫々突設し、フレームが配設され
るボデイの壁面にてラッチ板の側部をガイドしたことを
特徴とするブレーカのラッチ板の支持構造。 - 【請求項2】端部を夫々フレームとラッチ板とに係止し
て、ラッチ板をフレームを突起の基部方向に付勢するス
プリングを設けたことを特徴とする請求項1記載のブレ
ーカのラッチ板の支持構造。 - 【請求項3】端部を夫々フレームとラッチ板とに係止し
て、ラッチ板をフレームを突起の基部方向に付勢するス
プリングを設け、フレームが配設されるボデイの壁面に
てラッチ板の側部をガイドしたことを特徴とする請求項
1記載のブレーカのラッチ板の支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29900688A JPH07118250B2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | ブレーカのラッチ板の支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29900688A JPH07118250B2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | ブレーカのラッチ板の支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02144818A JPH02144818A (ja) | 1990-06-04 |
JPH07118250B2 true JPH07118250B2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=17867014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29900688A Expired - Lifetime JPH07118250B2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | ブレーカのラッチ板の支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07118250B2 (ja) |
-
1988
- 1988-11-25 JP JP29900688A patent/JPH07118250B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02144818A (ja) | 1990-06-04 |
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