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JPH0711747Y2 - ミシンの糸切り装置 - Google Patents

ミシンの糸切り装置

Info

Publication number
JPH0711747Y2
JPH0711747Y2 JP1989049266U JP4926689U JPH0711747Y2 JP H0711747 Y2 JPH0711747 Y2 JP H0711747Y2 JP 1989049266 U JP1989049266 U JP 1989049266U JP 4926689 U JP4926689 U JP 4926689U JP H0711747 Y2 JPH0711747 Y2 JP H0711747Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thread
guide portion
cutting
belt cover
side wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989049266U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02142282U (ja
Inventor
康男 榊原
耕太郎 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP1989049266U priority Critical patent/JPH0711747Y2/ja
Publication of JPH02142282U publication Critical patent/JPH02142282U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0711747Y2 publication Critical patent/JPH0711747Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ミシンの糸切り装置に関し、特にボビンへの
糸巻終了後の糸を切断するための糸切り装置に関するも
のである。
[従来技術] 従来、作業者側より見てミシンアームの脚柱部の右側方
に取付けられ且つ断面矩形状に形成されたベルトカバー
を備えたミシンにおいて、そのベルトカバーに、ボビン
への糸巻終了後の糸を切断するための糸切り板を取付け
た糸切り装置の一例として、第4図に示すものが知られ
ている。
この従来装置においては、ベルトカバー30の右側壁30a
上において、図示形状の糸切り板31が、ねじ32と、前記
右側壁30a上に突出形成されたピン状部30bに嵌合される
小孔31aとにより、図示の位置関係にて取付けられてい
る。また、その糸切り板31には、前記右側壁30aに対し
て傾斜した傾斜案内部31bと、作業者より遠ざかる方向
に閉鎖したV字形をなす切刃部31cと、糸挟持歩31dとが
形成されている。
而して、ボビンへの糸巻終了後は、作業者がボビンを保
持し糸をベルトカバー30の角部30cに押し付けるような
状態にて糸切り板31の下方よりその傾斜案内部31bとの
間に導びき、その後、その糸を上方且つ作業者から遠ざ
かる方向に導びき切刃部31cにより糸を切断すると同時
に糸の供給源側の端部を糸挟持部31dにより挟持させる
ようにしていた。
[考案が解決しようとする課題] ところが、上記装置においては、糸をベルトカバーの角
部に押し付けるようにして糸切り板に導びくようにして
いるため、度重なるミシンの使用に従って、ベルトカバ
ーの角部及びその周辺の塗装がはがれミシンの外観を損
っていたものであり、また、切刃部31cが作業者より遠
ざかる方向に閉鎖したV字形をなしているため、糸を上
方且つ作業者より遠ざかる方向に導びかなければなら
ず、作業が煩雑であった。
この考案は上記の問題点を解決するためになされたもの
であって、ベルトカバーの角部の塗装がはがれたりする
こともなく、しかも糸切り作業の容易なミシンの糸切り
装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するために、本考案のミシンの糸切り装
置は、作業者側より見てミシンアームの脚柱部の右側方
に取付けられ、且つ断面矩形状に形成されたベルトカバ
ーと、そのベルトカバーに取付けられ、且つボビンへの
糸巻終了後の糸を切断するための略V字形状の切刃部を
形成した糸切り板とを備えたミシンの糸切り装置におい
て、前記糸切り板に、前記ベルトカバーの右側壁の作業
者側の角部近傍においてその角部に沿い前記切刃部から
下方に直線状に延びる長い直線状案内部と、前記直線状
案内部と協働して糸を前記切刃部に導くために、下端部
に行くに従って前記右側壁から徐々に離間するように傾
斜すると共に、前記直線状案内部に対向する縁部が下端
部に行くに従って前記直線状案内部から徐々に離間する
ように傾斜した傾斜案内部と、その傾斜案内部の上部に
連続して形成され、且つ前記切刃部によって切断された
糸供給源側の糸の端部を前記右側壁の壁面との協働によ
り挟持する糸挟持部とを形成したものである。
[作用] 以上のように構成された本考案のミシンの糸切り装置に
よれば、ボビンに対する糸巻終了後に糸を切断する際、
先ず、その糸を糸切り板の直線状案内部にあてがってそ
のままその直線状案内部に沿って上方に持ち上げること
により、その糸は直線状案内部と傾斜案内部との間に案
内され、さらに略V字状の切刃部に至り、ここでその糸
は切断されると共に、その糸の糸供給源側の端部が糸挟
持部によって右側壁の壁面との間に挟持される。この場
合、糸はベルトカバーの角部に接触することがないの
で、その角部もしくはその周辺の塗料がはがれる等の不
具合がないと共に、糸を傾斜案内部によって切刃部に容
易且つ確実に案内することができる。
[実施例] 以下に第1図乃至第3図を参照して本考案の一実施例に
つき説明する。
テーブル1上にはミシンアーム2が載置され、そのミシ
ンアーム内のミシン主軸にはプーリ3が固定され、モー
タによりベルトを介して駆動されるようになっている。
作業者側より見て前記ミシンアーム2の脚柱部2aの右側
方には前記ベルトを覆う断面矩形状のベルトカバー4が
取付けられている。そのベルトカバー4の右方のテーブ
ル1上には、公知の糸巻装置5が取付けられ、図示しな
い糸供給源からテンション装置6を介して糸7が、糸巻
装置5の糸巻軸に着脱可能に装着されるボビン8に導か
れる。
9は前記ボビン8への糸巻終了後の糸7を切断するため
の糸切り板で、前記ベルトカバー4の右側壁4a上におい
て、ねじ10と、前記右側壁4a上に打出しによって突出形
成されたピン状部4bに嵌合される小孔9aとによって着脱
可能に固定されている。更に、その糸案内板9には、そ
の上下中間部において上方に閉鎖した下向きV字形状に
形成された切刃部9cと、前記ベルトカバー4の右側壁4a
の作業者側の角部4c近傍においてその角部4cに沿い前記
切刃部9cから下方に直線状に延びる長い直線状案内部9b
と、前記直線状案内部9bと協働して糸7を前記切刃部9c
に導くために、下端部に行くに従って前記右側壁4aから
徐々に離間するように傾斜すると共に(第3図参照)、
前記直線状案内部9bに対向する縁部が下端部に行くに従
って前記直線状案内部9bから徐々に離間するように傾斜
(第2図参照)した傾斜案内部9dと、その傾斜案内部9d
の上部に連続して形成され、且つ前記切刃部9cによって
切断された糸供給源側の糸7の端部を前記右側壁4aの壁
面との協働により挟持する糸挟持部9eとが形成されてい
る。
このような構成からなるため、今、ボビン8への糸巻き
が完了した際には、そのボビン8を糸巻装置5のボビン
挿着軸から外し第1,2図に示すように糸7を糸切り板9
の直線状糸案内部9bに押圧しつつ上方に持ち上げればよ
い。これによって、糸7はその直線状糸案内部9bと傾斜
案内部9dとにより切刃部9cに導びかれそこで切断され
る。また、切断後の糸供給源側の端部は右側面4aと糸挟
持部9eとの間で挟持される。
[考案の効果] 本考案は以上に詳述したように、糸切り板9にはベルト
カバー4の右側壁4aの作業者側の角部4c近傍においてそ
の角部4cに沿い切刃部9cから下方に直線状に延びる長い
直線状案内部9bを形成したことにより、糸7はその直線
状案内部9dにのみ接触してベルトカバー4の角部4cに接
触することがないので、ベルトカバー4の角部4c若しく
はその周辺における塗料のはがれ問題は一挙に解消し得
る。
しかも、前記直線状案内部9bに対向させて傾斜案内部9d
を形成すると共に、その直線状案内部9b及び傾斜案内部
9dの上部に下向きV字状の切刃部9cを形成したので、単
に糸7を直線状案内部9bに押しつけたまま上方に持ち上
げるだけで、その糸を前記切刃部9に確実に案内導入さ
せて、その糸の切断を容易に行うことができ、それと共
に、その切断した糸7の糸供給源側の端部を糸挟持部9e
によって右側壁4aの壁面との間に挟持することができ、
糸7の散乱を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は一実施例を示すものであり、第1図
は斜面図、第2図は要部のみを拡大して示す右側面図、
第3図は同正面図、第4図は従来例を示す第2図相当図
である。 図中、2はミシンアーム、2aは脚柱部、4はベルトカバ
ー,4aは右側壁,4cは角部、7は糸、8はボビン、9は糸
切り板,9bは直線状糸案内部、9cは切刃部、9dは傾斜案
内部,9eは糸挟持部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】作業者側より見てミシンアーム(2)の脚
    柱部(2a)の右側方に取付けられ、且つ断面矩形状に形
    成されたベルトカバー(4)と、そのベルトカバー
    (4)に取付けられ、且つボビン(8)への糸巻終了後
    の糸(7)を切断するための下向きV字形状の切刃部
    (9c)を形成した糸切り板(9)とを備えたミシンの糸
    切り装置において、 前記糸切り板(9)に、 前記ベルトカバー(4)の右側壁(4a)の作業者側の角
    部(4c)近傍においてその角部(4c)に沿い前記切刃部
    (9c)から下方に直線状に延びる長い直線状案内部(9
    b)と、 その直線状案内部(9b)と協働して糸(7)を前記切刃
    部(9c)に導くために、下端部に行くに従って前記右側
    壁(4a)から徐々に離間するように傾斜すると共に、前
    記直線状案内部(9b)に対向する縁部が下端部に行くに
    従って前記直線状案内部(9b)から徐々に離間するよう
    に傾斜した傾斜案内部(9d)と、 その傾斜案内部(9d)の上部に連続して形成され、且つ
    前記切刃部(9c)によって切断された糸供給源側の糸
    (7)の端部を前記右側壁(4a)の壁面との協働により
    挟持する糸挟持部(9e)と を形成したことを特徴とするミシンの糸切り装置。
JP1989049266U 1989-04-26 1989-04-26 ミシンの糸切り装置 Expired - Lifetime JPH0711747Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989049266U JPH0711747Y2 (ja) 1989-04-26 1989-04-26 ミシンの糸切り装置

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JP1989049266U JPH0711747Y2 (ja) 1989-04-26 1989-04-26 ミシンの糸切り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02142282U JPH02142282U (ja) 1990-12-03
JPH0711747Y2 true JPH0711747Y2 (ja) 1995-03-22

Family

ID=31566807

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JP1989049266U Expired - Lifetime JPH0711747Y2 (ja) 1989-04-26 1989-04-26 ミシンの糸切り装置

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5851911Y2 (ja) * 1978-08-09 1983-11-26 リツカ−株式会社 ミシンにおける下糸巻の自動定量巻取装置
JPS648388U (ja) * 1987-07-07 1989-01-18

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02142282U (ja) 1990-12-03

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