JPH07117472A - 自動車のドアサッシュ部構造 - Google Patents
自動車のドアサッシュ部構造Info
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- JPH07117472A JPH07117472A JP5271897A JP27189793A JPH07117472A JP H07117472 A JPH07117472 A JP H07117472A JP 5271897 A JP5271897 A JP 5271897A JP 27189793 A JP27189793 A JP 27189793A JP H07117472 A JPH07117472 A JP H07117472A
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- Seal Device For Vehicle (AREA)
Abstract
隠す。ドア開時の支持リップのめくれを防止する。 【構成】 ウエザーストリップ4の支持リップ14をサ
ッシュモール7の嵌合脚部16まで延出させ、支持リッ
プ14と嵌合脚部16とを重合させる。支持リップ14
をドアサッシュ本体2のフランジ部6上面に両面テープ
24で接着する。ウエザーストリップ4やサッシュモー
ル7に製造誤差や組付誤差がある場合や、ドアサッシュ
本体2のフランジ部6の延出長さが部分的に異なる場合
であっても、支持リップ14と嵌合脚部16の間には隙
間ができない。ドア開時にサブリップ12がこじられて
も支持リップ14にめくれが生じることはない。
Description
部の構造に関する。
開平5−56545号公報に示されるようなものが案出
されている。以下、図5,図6によってこのドアサッシ
ュ部構造について簡単に説明する。
のサッシュ基部3に、ウエザーストリップ4が取り付け
られると共に、ドアサッシュ本体2のサッシュ基部3か
ら車外側に延出するフランジ部6にサッシュモール7が
取り付けられ、ウエザーストリップ4によってドアサッ
シュ本体2と車体開口部8の間を密閉し、サッシュモー
ル7によってフランジ部6の端末を車外側から隠すよう
になっている。そして、ウエザーストリップ4は、ドア
サッシュ本体2に嵌合固定される取付基部9と、この基
部9の上部に連設されるメインリップ10と、取付基部
9からフランジ部6に沿って延出する延出壁11と、延
出壁11から車体開口部8に向かって立ち上がるサブリ
ップ12と、このサブリップ12の立ち上がり基部13
から車外方向に延出してフランジ部6に当接する支持リ
ップ14とを備え、ドア閉時にメインリップ10とサブ
リップ12とが車体開口部8の車内寄り、車外寄りの各
内側面に弾接するようになっており、サッシュモール7
は、モール本体15の裏面に嵌合脚部16を備え、この
嵌合脚部16がドアサッシュ本体2のフランジ部6に嵌
着されるようになっている。尚、ウエザーストリップ4
の支持リップ14は、ドアサッシュ本体2のフランジ部
6に当接してサブリップ12の倒れを防止するばかりで
なく、サッシュモール7と共にフランジ部6の上面を覆
い隠す役目も兼ねている。
アサッシュ部1においては、ウエザーストリップ4の支
持リップ14とサッシュモール7の嵌合脚部16とが夫
々別々にフランジ部6を覆う構造となっているため、ウ
エザーストリップ4やサッシュモール7に製造誤差や組
付誤差がある場合や、図7に示すようにフランジ部6の
延出長さが部分的に長い部位がある場合に支持リップ1
4と嵌合脚部16の間に隙間aができ、この隙間aから
フランジ部6の車体色が露出して外観品質の低下を招く
ことがある。
ザーストリップ4の支持リップ14はそのリップ剛性の
みによってフランジ部6に当接させているため、ウエス
ト部近傍部等のドア開時にサブリップ12に大きなこじ
り力が作用する部位において、図8に示すような支持リ
ップ14のめくれが生じ、そのときに車体色が見えて外
観を損なうばかりでなく、ウエザーストリップの4劣化
を招くことが考えられる。
ンシ部を確実に覆い隠し、かつ、ドア開時の支持リップ
のめくれを防止できるようにして、外観品質、並びに、
耐久性に優れた自動車のドアサッシュ部構造を提供しよ
うとするものである。
解決するための手段として、ドアサッシュ本体のサッシ
ュ基部にウエザーストリップが取り付けられると共に、
ドアサッシュ本体の前記サッシュ基部から車外側に延出
するフランジ部にサッシュモールが取り付けられて成る
自動車のドアサッシュ部構造であって、前記ウエザース
トリップが、取付基部と、この基部に連設されて車体開
口部の車内寄り内側面に弾接するメインリップと、前記
取付基部から前記ドアサッシュ本体のフランジ部に沿っ
て延出する延出壁と、この延出壁から立ち上がって車体
開口部の車外寄り内側面に弾接するサブリップと、この
サブリップの立ち上がり基部から車外方向に延出して前
記フランジ部に当接する支持リップとを備え、前記サッ
シュモールが、ドアサッシュ本体のフランジ部に嵌着さ
れる嵌合脚部を備えたものにおいて、前記ウエザースト
リップの支持リップをサッシュモールの嵌合脚部内側ま
で延出させて支持リップと嵌合脚部とを重合させると共
に、支持リップをドアサッシュ本体のフランジ部上面に
接合固定した。
いて説明する。尚、図5以下に示した従来のものと同一
部分には同一符号を用いるものとする。
2と、ウエザーストリップ4と、サッシュモール7とか
ら成り、ドアサッシュ本体2は、ドア外周側に蟻溝状の
支持溝22を有するサッシュ基部3と、このサッシュ基
部3から車体開口部8側に立ち上がり、車外側に略L字
状に延出するフランジ部6とを備え、フランジ部6の車
外側の端末部には略T字状の係止片23が一体に設けら
れている。
溝22に嵌合固定される取付基部9と、この基部9上に
連設されてドア閉時に車体開口部8の車内寄り内周面に
弾接する中空構造のメインリップ10と、取付基部9か
ら前記フランジ部6に沿って車体開口部8方向に延出す
る延出壁11と、延出壁11から立ち上がってドア閉時
に車体開口部8の車外寄り内周面に弾接する舌片状のサ
ブリップ12と、このサブリップ12の立ち上がり基部
13からフランジ部6の先端側上面に沿って延出する支
持リップ14とを備えている。また、サッシュモール7
は、ドア閉時に車外側に露出するモール本体15と、モ
ール本体15の裏面側でフランジ部6の端末部(係止片
23)に嵌着される嵌合脚部16とを備えている。
部においては、ウエザーストリップ4の支持リップ14
が嵌合脚部16の内側まで延設され、嵌合脚部16が支
持リップ14の先端上面に重合されている。支持リップ
14と嵌合脚部16を重合させるにあたっては、支持リ
ップ14の延出長さを長めに設定しておけば良いのであ
るが、フランジ部6の延出長さが部分的に大きく異なる
場合には、図3に示すように、支持リップ14の形状
(延出長さ)をフランジ部6に合わせて変化させるよう
にすれば良い。この支持リップ14の形状変化は、押出
成形時に押出断面を変化させる所謂異形押出によって容
易に得ることができる。また、支持リップ14は裏面側
に両面テープ24が接着されおり、この両面テープ24
によってフランジ部6の上面に接着されている。
容されるドアガラスであり、26は、サッシュ基部3に
取り付けられたトリムである。
プ14を嵌合脚部16の内側まで延出させて支持リップ
14と嵌合脚部16とを重合させているため、ウエザー
ストリップ4やサッシュモール7に製造誤差がある場合
や、フランジ部6の長さが部分的に異なる場合であって
も支持リップ14と嵌合脚部16の間に隙間ができるこ
とがなく、したがって、フランジ部6の車体色が露出す
ることはない。また、さらにこのドアサッシュ部にあっ
ては、支持リップ14を両面テープ24でフランジ部6
に接着するようにしているため、ドア開時にサブリップ
12が車体開口部8でこじられても、支持リップ14が
めくれるようなことはない。したがって、このめくれに
よるフランジ部6の車体色の露出がなくなるうえ、ウエ
ザーストリップ4の劣化も生じにくい。
に限るものでなく、例えば、支持リップ14をフランジ
部6に接合固定するのに両面テープ24を用いるのに代
えて樹脂クリップを用いるようにしたり、図4に示すよ
うに、取付基部9、サブリップ12、延出壁11の各一
部と支持リップ14とを硬質スポンジゴムbで形成し
て、取付部剛性、シール部剛性、及び、接合部剛性をよ
り高めるようにしても良い。
ップの支持リップをサッシュモールの嵌合脚部内側まで
延出させて支持リップと嵌合脚部とを重合させるように
したため、ウエザーストリップやサッシュモールに製造
誤差や組付誤差がある場合や、ドアサッシュ本体のフラ
ンジ部の延出長さが部分的に異なる場合であっても、支
持リップと嵌合脚部の間に隙間ができることがなく、ま
た、支持リップをドアサッシュ本体のフランジ部上面に
接合固定したため、ドア開時にサブリップがこじられて
も支持リップにめくれが生じることもない。したがっ
て、本発明によれば、フランジ部の車体色の露出や支持
リップのめくれといった問題が解消され、外観品質と耐
久性が共に向上する。
応した断面図。
面図。
断面図。
図。
図。
Claims (1)
- 【請求項1】 ドアサッシュ本体のサッシュ基部にウエ
ザーストリップが取り付けられると共に、ドアサッシュ
本体の前記サッシュ基部から車外側に延出するフランジ
部にサッシュモールが取り付けられて成る自動車のドア
サッシュ部構造であって、前記ウエザーストリップが、
取付基部と、この基部に連設されて車体開口部の車内寄
り内側面に弾接するメインリップと、前記取付基部から
前記ドアサッシュ本体のフランジ部に沿って延出する延
出壁と、この延出壁から立ち上がって車体開口部の車外
寄り内側面に弾接するサブリップと、このサブリップの
立ち上がり基部から車外方向に延出して前記フランジ部
に当接する支持リップとを備え、前記サッシュモール
が、ドアサッシュ本体のフランジ部に嵌着される嵌合脚
部を備えたものにおいて、前記ウエザーストリップの支
持リップをサッシュモールの嵌合脚部内側まで延出させ
て支持リップと嵌合脚部とを重合させると共に、支持リ
ップをドアサッシュ本体のフランジ部上面に接合固定し
たことを特徴とする自動車のドアサッシュ部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5271897A JPH07117472A (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 自動車のドアサッシュ部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5271897A JPH07117472A (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 自動車のドアサッシュ部構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07117472A true JPH07117472A (ja) | 1995-05-09 |
Family
ID=17506423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5271897A Pending JPH07117472A (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 自動車のドアサッシュ部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07117472A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012162100A (ja) * | 2011-02-03 | 2012-08-30 | Mazda Motor Corp | 車両のドアサッシュ構造 |
JP2022007240A (ja) * | 2020-06-26 | 2022-01-13 | 鬼怒川ゴム工業株式会社 | ドアウェザーストリップ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6085023A (ja) * | 1983-10-15 | 1985-05-14 | Nissan Motor Co Ltd | ドアウエスト部シ−ル構造 |
JPH0556545B2 (ja) * | 1985-11-08 | 1993-08-19 | Nippon Electric Co |
-
1993
- 1993-10-29 JP JP5271897A patent/JPH07117472A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6085023A (ja) * | 1983-10-15 | 1985-05-14 | Nissan Motor Co Ltd | ドアウエスト部シ−ル構造 |
JPH0556545B2 (ja) * | 1985-11-08 | 1993-08-19 | Nippon Electric Co |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012162100A (ja) * | 2011-02-03 | 2012-08-30 | Mazda Motor Corp | 車両のドアサッシュ構造 |
JP2022007240A (ja) * | 2020-06-26 | 2022-01-13 | 鬼怒川ゴム工業株式会社 | ドアウェザーストリップ |
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