JPH0710858Y2 - 溶接用電極チップの切削装置 - Google Patents
溶接用電極チップの切削装置Info
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- JPH0710858Y2 JPH0710858Y2 JP3537192U JP3537192U JPH0710858Y2 JP H0710858 Y2 JPH0710858 Y2 JP H0710858Y2 JP 3537192 U JP3537192 U JP 3537192U JP 3537192 U JP3537192 U JP 3537192U JP H0710858 Y2 JPH0710858 Y2 JP H0710858Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、スポット溶接加工にお
ける溶接用電極チップの再生利用を目的として、チップ
先端を所定形状に切削するための切削装置に関するもの
である。
ける溶接用電極チップの再生利用を目的として、チップ
先端を所定形状に切削するための切削装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】スポット溶接加工における溶接用電極チ
ップとしては、クロム銅等よりなる種々の形状をなすも
のが使用されている。例えば、先端が略截頭半円状もし
くは截頭円錐状なし、かつ尻端部に圧入支持用の穴を有
する所謂キャップチップと称する図7(a)のごときチ
ップが用いられている。
ップとしては、クロム銅等よりなる種々の形状をなすも
のが使用されている。例えば、先端が略截頭半円状もし
くは截頭円錐状なし、かつ尻端部に圧入支持用の穴を有
する所謂キャップチップと称する図7(a)のごときチ
ップが用いられている。
【0003】この電極チップ(T)は、当初は図7
(a)の形状をなすものであっても、その使用によって
先端部(T1)が摩耗し、同図(b)のように先端形状
が歪な形で変形する。このような摩耗、変形が生じる
と、溶接位置が変化する等の問題が生じるため、従来よ
り、摩耗、変形したチップの先端部を切削して整形する
ことにより再生し、チップの長寿命化を図っている。
(a)の形状をなすものであっても、その使用によって
先端部(T1)が摩耗し、同図(b)のように先端形状
が歪な形で変形する。このような摩耗、変形が生じる
と、溶接位置が変化する等の問題が生じるため、従来よ
り、摩耗、変形したチップの先端部を切削して整形する
ことにより再生し、チップの長寿命化を図っている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】この溶接用電極チップ
の切削の手段として、従来一般には、摩耗、変形したチ
ップを1個づつ旋盤のチャックに保持させて旋盤加工に
より切削するか、あるいは通常のボール盤を用いてチッ
プ先端面を切削加工していた。
の切削の手段として、従来一般には、摩耗、変形したチ
ップを1個づつ旋盤のチャックに保持させて旋盤加工に
より切削するか、あるいは通常のボール盤を用いてチッ
プ先端面を切削加工していた。
【0005】そのため、切削加工に時間、手間がかか
り、きわめてコスト高なものになり、再生使用する価値
が低くなっていた。
り、きわめてコスト高なものになり、再生使用する価値
が低くなっていた。
【0006】本考案は、上記に鑑みて、摩耗、変形した
溶接用の電極チップを再生使用するための切削加工を、
チップ1個づつを切削部に供給しながら、自動的に能率
よく行なえるようにした電極チップの切削装置を提供し
ようとするものである。
溶接用の電極チップを再生使用するための切削加工を、
チップ1個づつを切削部に供給しながら、自動的に能率
よく行なえるようにした電極チップの切削装置を提供し
ようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の課題を
解決する溶接用電極チップの切削装置であり、切削対象
物である溶接用電極チップを、その先端を下に向けた状
態で1個づつ下方に落下させて切削部側方に供給するチ
ップ供給手段と、前記チップ供給手段より落下供給され
る電極チップを倒立姿勢に保持する保持部材を含み、こ
の保持部材をシリンダー装置等の進退手段によりチップ
保持作用毎に横移動させて、保持した電極チップを倒立
姿勢のまま切削セット位置に送り込むチップ送り込み手
段と、切削セット位置の上方において上下方向に配され
てシリンダー装置等の駆動手段により上下動可能に設け
られ、電極チップが切削セット位置に送り込まれる毎に
倒立姿勢の電極チップに対し下動作用によって先端を圧
入して該チップを支持し、該電極チップをチップ送り込
み手段から離脱させるとともに切削セット位置下方に向
って進出降下させる支持ロッドと、上下方向の軸心を持
ちかつ切削セット位置の下方側に配されて適宜駆動手段
により回転駆動され、支持ロッドに支持されて進出降下
する電極チップの先端部を所定形状に切削する切削カッ
ターとを備えてなることを特徴とする。
解決する溶接用電極チップの切削装置であり、切削対象
物である溶接用電極チップを、その先端を下に向けた状
態で1個づつ下方に落下させて切削部側方に供給するチ
ップ供給手段と、前記チップ供給手段より落下供給され
る電極チップを倒立姿勢に保持する保持部材を含み、こ
の保持部材をシリンダー装置等の進退手段によりチップ
保持作用毎に横移動させて、保持した電極チップを倒立
姿勢のまま切削セット位置に送り込むチップ送り込み手
段と、切削セット位置の上方において上下方向に配され
てシリンダー装置等の駆動手段により上下動可能に設け
られ、電極チップが切削セット位置に送り込まれる毎に
倒立姿勢の電極チップに対し下動作用によって先端を圧
入して該チップを支持し、該電極チップをチップ送り込
み手段から離脱させるとともに切削セット位置下方に向
って進出降下させる支持ロッドと、上下方向の軸心を持
ちかつ切削セット位置の下方側に配されて適宜駆動手段
により回転駆動され、支持ロッドに支持されて進出降下
する電極チップの先端部を所定形状に切削する切削カッ
ターとを備えてなることを特徴とする。
【0008】前記の装置において、切削セット位置とそ
の上方の支持ロッドとの間には、支持ロッドの上下動に
よって開閉可能で、支持ロッドが上昇位置にあるときに
閉状態に保持される一対の受け部材を有し、切削後の支
持ロッドの上昇により支持ロッドから抜脱した電極チッ
プを払い出し得るようにしたチップ払い出し手段を設け
ておくの好ましい。
の上方の支持ロッドとの間には、支持ロッドの上下動に
よって開閉可能で、支持ロッドが上昇位置にあるときに
閉状態に保持される一対の受け部材を有し、切削後の支
持ロッドの上昇により支持ロッドから抜脱した電極チッ
プを払い出し得るようにしたチップ払い出し手段を設け
ておくの好ましい。
【0009】
【作用】上記の構成を備えた本考案の切削装置による
と、切削対象物である溶接用電極チップは、供給手段か
ら先端を下に向けた倒立姿勢で1個づつ下方に落下され
て切削部側方に供給される。このように供給される電極
チップは、チップ送り込み手段の保持部材により倒立姿
勢に保持される。そしてこの保持作用毎に、シリンダー
装置が作動し、前記保持部材が横移動を行なって、前記
の電極チップを倒立姿勢に保持したまま切削セット位置
に送り込む。この際、電極チップを側面で摺接転動させ
ないため、位置ずれを生じさせることなく、切削セット
位置における上方の支持ロッドとの同軸心位置に確実に
送り込むことができる。
と、切削対象物である溶接用電極チップは、供給手段か
ら先端を下に向けた倒立姿勢で1個づつ下方に落下され
て切削部側方に供給される。このように供給される電極
チップは、チップ送り込み手段の保持部材により倒立姿
勢に保持される。そしてこの保持作用毎に、シリンダー
装置が作動し、前記保持部材が横移動を行なって、前記
の電極チップを倒立姿勢に保持したまま切削セット位置
に送り込む。この際、電極チップを側面で摺接転動させ
ないため、位置ずれを生じさせることなく、切削セット
位置における上方の支持ロッドとの同軸心位置に確実に
送り込むことができる。
【0010】電極チップが切削セット位置に送り込まれ
ると、その上方に配した支持ロッドが、シリンダー装置
等の駆動手段の作動により軸心方向に下動し、その先端
が電極チッブに対し圧入されて、該先端(下端)に電極
チップが結合され支持される。次いで、支持ロッドの上
昇等により先端に支持した電極チップをチップ送り込み
手段から離脱させ、チップ送り込み手段を元の位置に復
帰させた後、この支持ロッドの下動作用によって、先端
に支持された電極チップを下方に配された切削カッター
の部分に降下させ、その先端部が切削カッターに押し当
てられる。
ると、その上方に配した支持ロッドが、シリンダー装置
等の駆動手段の作動により軸心方向に下動し、その先端
が電極チッブに対し圧入されて、該先端(下端)に電極
チップが結合され支持される。次いで、支持ロッドの上
昇等により先端に支持した電極チップをチップ送り込み
手段から離脱させ、チップ送り込み手段を元の位置に復
帰させた後、この支持ロッドの下動作用によって、先端
に支持された電極チップを下方に配された切削カッター
の部分に降下させ、その先端部が切削カッターに押し当
てられる。
【0011】切削カッターは適宜駆動手段により回転
し、前記の電極チップの先端面を切削する。通常電極チ
ップの種類等に応じてタイマーにより設定された一定の
時間だけ回転切削を行ない、チップ先端面を所定形状に
切削し整形する。
し、前記の電極チップの先端面を切削する。通常電極チ
ップの種類等に応じてタイマーにより設定された一定の
時間だけ回転切削を行ない、チップ先端面を所定形状に
切削し整形する。
【0012】前記の切削作用後、支持ロッドの上昇によ
ってその先端に支持されている電極チップが抜脱せしめ
られて、切削セット位置から回収される。殊に、切削セ
ット位置とその上方の支持ロッドとの間に、支持ロッド
の上下動によって開閉可能で、支持ロッドが上昇位置に
あるときに閉状態に保持される受け部材を有してなるチ
ップ払い出し手段を設けておくことにより、切削後の支
持ロッドの上昇により支持ロッドから抜脱した電極チッ
プを切削セット位置の部分から確実に払い出し回収でき
る。
ってその先端に支持されている電極チップが抜脱せしめ
られて、切削セット位置から回収される。殊に、切削セ
ット位置とその上方の支持ロッドとの間に、支持ロッド
の上下動によって開閉可能で、支持ロッドが上昇位置に
あるときに閉状態に保持される受け部材を有してなるチ
ップ払い出し手段を設けておくことにより、切削後の支
持ロッドの上昇により支持ロッドから抜脱した電極チッ
プを切削セット位置の部分から確実に払い出し回収でき
る。
【0013】このようにして、順次1個づつ供給されて
切削セット位置に送り込まれる電極チップを自動的に連
続して切削加工することができる。特に、電極チップを
倒立姿勢で供給して、かつその倒立姿勢に保持したまま
切削セット位置に送り込んで先端面を切削加工するた
め、切削対象の電極チップが歪な形に摩耗、変形してい
たり、また先端が半円形状をなすもの、あるいはテーパ
形状をなすものであっても、切削セット位置への送り込
み等の一連の作用を問題なく行なえる。
切削セット位置に送り込まれる電極チップを自動的に連
続して切削加工することができる。特に、電極チップを
倒立姿勢で供給して、かつその倒立姿勢に保持したまま
切削セット位置に送り込んで先端面を切削加工するた
め、切削対象の電極チップが歪な形に摩耗、変形してい
たり、また先端が半円形状をなすもの、あるいはテーパ
形状をなすものであっても、切削セット位置への送り込
み等の一連の作用を問題なく行なえる。
【0014】
【実施例】次に本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
る。
【0015】装置全体の概略を示す図1において、
(1)は装置フレームを含む本体、(2)は後述の切削
部が設けられる基板、(3)は装置本体内の上方部に配
されたチップ供給手段としてのパーツフィーダである。
(1)は装置フレームを含む本体、(2)は後述の切削
部が設けられる基板、(3)は装置本体内の上方部に配
されたチップ供給手段としてのパーツフィーダである。
【0016】パーツフィーダ(3)は、上部のホッパー
部(3a)に投入された切削対象物である電極チップ
を、該ホッパー部内での回動により整列させながら送出
路を経て漏斗状の送出口(3b)に送り出し、該送出口
(3b)より下方に送出落下させるもので、起立姿勢に
整列させるとともに、漸次方向転換させて倒立姿勢で送
出口(3b)より1個づつ送出落下させるように構成さ
れている。
部(3a)に投入された切削対象物である電極チップ
を、該ホッパー部内での回動により整列させながら送出
路を経て漏斗状の送出口(3b)に送り出し、該送出口
(3b)より下方に送出落下させるもので、起立姿勢に
整列させるとともに、漸次方向転換させて倒立姿勢で送
出口(3b)より1個づつ送出落下させるように構成さ
れている。
【0017】通常、前記ホッパー部(3a)からの送出
の際、切削可能なチップと、切削不可能なチップとに選
別して、切削可能なチップのみを送出口(3b)から落
下供給させるように設けられる。
の際、切削可能なチップと、切削不可能なチップとに選
別して、切削可能なチップのみを送出口(3b)から落
下供給させるように設けられる。
【0018】(4)は前記の送出口(3b)に連結され
た落下供給用のシュートで、その下端は、基板(2)上
に配されたチップ送り込み手段(5)の上に位置するガ
イドパイプ(6)に連結されており、送出口(3b)か
ら送出される電極チップ(T)を倒立姿勢のまま自重で
チップ送り込み手段(5)の部分に供給できるように設
けられている。
た落下供給用のシュートで、その下端は、基板(2)上
に配されたチップ送り込み手段(5)の上に位置するガ
イドパイプ(6)に連結されており、送出口(3b)か
ら送出される電極チップ(T)を倒立姿勢のまま自重で
チップ送り込み手段(5)の部分に供給できるように設
けられている。
【0019】チップ送り込み手段(5)は、図1〜図5
に示すように、ガイドパイプ(6)より落下する電極チ
ップ(T)を倒立姿勢に嵌合して保持できる保持穴(7
a)を有する保持部材(7)を備えている。この保持部
材(7)は、フローティングジョイント等の連結手段を
介して進退手段であるシリンダー装置(8)のロッド
(8a)が連接され、該シリンダー装置(8)の作動に
より、切削部位置に対し側方から進退移動可能に設けら
れており、これにより前記保持穴(7a)に保持した電
極チップ(T)を倒立姿勢のまま切削セット位置に送り
込めるようになっている。この保持部材(7)は後述す
る支持ロッドに電極チップを支持させた後、元の位置に
復動するように設けられる。(9)は保持部材(7)の
摺動用ガイドプレート、(9a)は復動時の位置決めを
するストッパーである。
に示すように、ガイドパイプ(6)より落下する電極チ
ップ(T)を倒立姿勢に嵌合して保持できる保持穴(7
a)を有する保持部材(7)を備えている。この保持部
材(7)は、フローティングジョイント等の連結手段を
介して進退手段であるシリンダー装置(8)のロッド
(8a)が連接され、該シリンダー装置(8)の作動に
より、切削部位置に対し側方から進退移動可能に設けら
れており、これにより前記保持穴(7a)に保持した電
極チップ(T)を倒立姿勢のまま切削セット位置に送り
込めるようになっている。この保持部材(7)は後述す
る支持ロッドに電極チップを支持させた後、元の位置に
復動するように設けられる。(9)は保持部材(7)の
摺動用ガイドプレート、(9a)は復動時の位置決めを
するストッパーである。
【0020】なお、前記チップ供給手段(3)の送出口
(3b)と、前記保持部材(7)の保持穴(7a)の部
分にセンサを設けて、前記保持部材(7)の保持穴(7
a)のチップの有無に応じて、保持穴(7a)が空のと
きのみ電極チップ(T)を1個づつ落下供給するように
構成される。また前記ガイドパイプ(6)は支持板(2
1)に対し前後移動可能に支持され、トラブルの際に前
記保持穴(7a)との対応位置から後方にずらすことに
より、保持穴(7a)内の電極チップ(T)を取り除け
るように設けられる。
(3b)と、前記保持部材(7)の保持穴(7a)の部
分にセンサを設けて、前記保持部材(7)の保持穴(7
a)のチップの有無に応じて、保持穴(7a)が空のと
きのみ電極チップ(T)を1個づつ落下供給するように
構成される。また前記ガイドパイプ(6)は支持板(2
1)に対し前後移動可能に支持され、トラブルの際に前
記保持穴(7a)との対応位置から後方にずらすことに
より、保持穴(7a)内の電極チップ(T)を取り除け
るように設けられる。
【0021】(10)は切削カッター(11)を備える
切削部、(12)は切削部(10)の上方位置におい
て、前記切削カッター(11)と対向して同一軸心上に
配された支持ロッドである。
切削部、(12)は切削部(10)の上方位置におい
て、前記切削カッター(11)と対向して同一軸心上に
配された支持ロッドである。
【0022】支持ロッド(12)は、その上方に設けら
れた駆動手段であるシリンダー装置(13)のロッド
(13a)に連結されて、該シリンダー装置(13)の
作動により上下動可能に設けられており、電極チップ
(T)が切削セット位置に送り込まれる毎に倒立姿勢の
電極チップ(T)に対し下動作用によって先端(12
a)を圧入して該チップ(T)を結合し支持するように
なっている。
れた駆動手段であるシリンダー装置(13)のロッド
(13a)に連結されて、該シリンダー装置(13)の
作動により上下動可能に設けられており、電極チップ
(T)が切削セット位置に送り込まれる毎に倒立姿勢の
電極チップ(T)に対し下動作用によって先端(12
a)を圧入して該チップ(T)を結合し支持するように
なっている。
【0023】またこの支持ロッド(12)は、前記シリ
ンダー装置(13)の作動により、先端(12a)に電
極チップ(T)を支持した状態で一旦上昇して、電極チ
ップ(T)を保持穴(7a)から抜脱し、保持部材
(7)の復動を許容するとともに、この保持部材(7)
の復動後に再度下動して、電極チップ(T)を下方の切
削カッター(11)の部分に向けて進出降下させるよう
に構成されている。
ンダー装置(13)の作動により、先端(12a)に電
極チップ(T)を支持した状態で一旦上昇して、電極チ
ップ(T)を保持穴(7a)から抜脱し、保持部材
(7)の復動を許容するとともに、この保持部材(7)
の復動後に再度下動して、電極チップ(T)を下方の切
削カッター(11)の部分に向けて進出降下させるよう
に構成されている。
【0024】切削セット位置の下方側に配された切削カ
ッター(11)による切削部(10)は次のように構成
されている。
ッター(11)による切削部(10)は次のように構成
されている。
【0025】基板(2)に上下に貫通して固定された筒
状の保持部材(14)に軸受を介して回転可能に保持筒
(15)が遊嵌され、この保持筒(15)の上側開口部
内に、切削対象の電極チップ(T)の種類や形態に応じ
た切削カッター(11)を保持するカッターホルダー
(16)が固着されている。切削カッター(11)は必
要に応じて取換え可能に設けられる。
状の保持部材(14)に軸受を介して回転可能に保持筒
(15)が遊嵌され、この保持筒(15)の上側開口部
内に、切削対象の電極チップ(T)の種類や形態に応じ
た切削カッター(11)を保持するカッターホルダー
(16)が固着されている。切削カッター(11)は必
要に応じて取換え可能に設けられる。
【0026】前記保持筒(15)は、基板(2)の下側
において、下端側外周に固着されたギアー(17)と駆
動用モータ(18)の出力軸上ギアー(19)とに、歯
着きベルト(20)が掛架されて、適宜回転駆動される
ように設けられており、これにより、上記の支持ロッド
(12)に支持されて降下し押し当てられる電極チップ
(T)の先端面を切削カッター(11)により所定形状
に切削するようになっている。もちろん他の駆動手段に
より切削カッターを回転させるようにしてもよい。
において、下端側外周に固着されたギアー(17)と駆
動用モータ(18)の出力軸上ギアー(19)とに、歯
着きベルト(20)が掛架されて、適宜回転駆動される
ように設けられており、これにより、上記の支持ロッド
(12)に支持されて降下し押し当てられる電極チップ
(T)の先端面を切削カッター(11)により所定形状
に切削するようになっている。もちろん他の駆動手段に
より切削カッターを回転させるようにしてもよい。
【0027】前記の切削カッター(11)による電極チ
ップ(T)の切削量を好適な一定量とするために、例え
ば支持ロッド(12)の降下による電極チップ(T)の
切削カッター(11)に対する押し当て時間(切削時
間)を一定となるようにタイマーにより設定することと
し、これに対応するようにシリンダー装置(13)の作
動を制御する。このほか、切削カッター(11)の回転
時間を設定したり、支持ロッド(12)の押し当て後の
変位量、あるいはシリンダー装置(13)の変位量を検
出して制御し、切削量を一定にすることも可能である。
ップ(T)の切削量を好適な一定量とするために、例え
ば支持ロッド(12)の降下による電極チップ(T)の
切削カッター(11)に対する押し当て時間(切削時
間)を一定となるようにタイマーにより設定することと
し、これに対応するようにシリンダー装置(13)の作
動を制御する。このほか、切削カッター(11)の回転
時間を設定したり、支持ロッド(12)の押し当て後の
変位量、あるいはシリンダー装置(13)の変位量を検
出して制御し、切削量を一定にすることも可能である。
【0028】(22)は支持ロッド(12)が貫通する
ブッシュであり、支持ロッド(12)の先端(12a)
が前記ブッシュ(22)の下面より上方に退入すること
により、先端(12a)に圧入された電極チップ(T)
を抜脱できるように設けられている。
ブッシュであり、支持ロッド(12)の先端(12a)
が前記ブッシュ(22)の下面より上方に退入すること
により、先端(12a)に圧入された電極チップ(T)
を抜脱できるように設けられている。
【0029】(23)は切削セット位置とその上方の支
持ロッド(12)との間に配されたチップ払い出し手段
であり、支持ロッド(12)の上下動によって開閉可能
で、支持ロッド(12)が上昇位置にあるときに閉状態
に保持される一対の受け部材(24a)(24b)を有
し、支持ロッド(12)から抜脱した電極チップ(T)
を切削セット位置の部分から払い出し回収するように設
けられている。その構成例を図6に示している。
持ロッド(12)との間に配されたチップ払い出し手段
であり、支持ロッド(12)の上下動によって開閉可能
で、支持ロッド(12)が上昇位置にあるときに閉状態
に保持される一対の受け部材(24a)(24b)を有
し、支持ロッド(12)から抜脱した電極チップ(T)
を切削セット位置の部分から払い出し回収するように設
けられている。その構成例を図6に示している。
【0030】図6に示すチップ払い出し手段(23)に
おいて、断面略L形および逆L形をなす一対の受け部材
(24a)(24b)が、それぞれ切削セット位置の軸
心部より後方において鉛直方向の軸(25a)(25
b)を中心に回動可能に設けられた一対の支持部材(2
6a)(26b)に固着されるとともに、両支持部材
(26a)(26b)間にスプリング(27)が架設さ
れ、通常時は前記両受け部材(24a)(24b)が閉
状態に保持されるように設けられている。一方、上下動
可能な支持ロッド(12)に固着された連接板(28)
に、前記支持ロッド(12)の後方において該支持ロッ
ド(12)と平行な作用ピン(29)が垂設され、支持
ロッド(12)の下動に伴って前記作用ピン(29)が
前記両支持部材(26a)(26b)間に入り込み、両
支持部材(26a)(26b)間、つまりは両受け部材
(24a)(24b)間をスプリング(27)に抗して
拡開できるように設けられている。さらに前記受け部材
(24a)(24b)は後方へ傾斜してチップ回収用の
シュートと接続されている。
おいて、断面略L形および逆L形をなす一対の受け部材
(24a)(24b)が、それぞれ切削セット位置の軸
心部より後方において鉛直方向の軸(25a)(25
b)を中心に回動可能に設けられた一対の支持部材(2
6a)(26b)に固着されるとともに、両支持部材
(26a)(26b)間にスプリング(27)が架設さ
れ、通常時は前記両受け部材(24a)(24b)が閉
状態に保持されるように設けられている。一方、上下動
可能な支持ロッド(12)に固着された連接板(28)
に、前記支持ロッド(12)の後方において該支持ロッ
ド(12)と平行な作用ピン(29)が垂設され、支持
ロッド(12)の下動に伴って前記作用ピン(29)が
前記両支持部材(26a)(26b)間に入り込み、両
支持部材(26a)(26b)間、つまりは両受け部材
(24a)(24b)間をスプリング(27)に抗して
拡開できるように設けられている。さらに前記受け部材
(24a)(24b)は後方へ傾斜してチップ回収用の
シュートと接続されている。
【0031】前記の作用ピン(29)は、支持ロッド
(12)の先端(12a)に電極チップ(T)を圧入し
支持させた状態での受け部材(24a)(24b)より
上方にまで上昇させ得るように、支持ロッド(12)よ
り長く形成されている。また前記受け部材(24a)
(24b)間は電極チップ(T)か通過できる間隔にま
で拡開するように設けられる。
(12)の先端(12a)に電極チップ(T)を圧入し
支持させた状態での受け部材(24a)(24b)より
上方にまで上昇させ得るように、支持ロッド(12)よ
り長く形成されている。また前記受け部材(24a)
(24b)間は電極チップ(T)か通過できる間隔にま
で拡開するように設けられる。
【0032】上記の切削装置の作動状態を次に説明す
る。
る。
【0033】パーツフィーダ(3)で整列されて送出口
(3b)から先端を下に向けた倒立姿勢で1個づつ下方
に落下供給される切削対象の電極チップ(T)は、チッ
プ送り込み手段(5)の保持部材(7)に有する保持穴
(7a)に倒立姿勢のまま嵌合して保持される(図
2)。すると、シリンダー装置(8)の作動により前記
保持部材(7)が切削セット位置に向って横移動し、前
記の電極チップ(T)を倒立姿勢に保持したまま切削セ
ット位置に送り込む(図2鎖線)。
(3b)から先端を下に向けた倒立姿勢で1個づつ下方
に落下供給される切削対象の電極チップ(T)は、チッ
プ送り込み手段(5)の保持部材(7)に有する保持穴
(7a)に倒立姿勢のまま嵌合して保持される(図
2)。すると、シリンダー装置(8)の作動により前記
保持部材(7)が切削セット位置に向って横移動し、前
記の電極チップ(T)を倒立姿勢に保持したまま切削セ
ット位置に送り込む(図2鎖線)。
【0034】電極チップ(T)が切削セット位置に送り
込まれると、これに伴って上方の支持ロッド(12)
が、シリンダー装置(13)の作動により下動し、同時
にチップ払い出し手段(23)の受け部材(24a)
(24b)が拡開する。そして支持ロッド(12)の下
動によりその先端(12a)が電極チップ(T)に対し
圧入されて、該先端(12a)に電極チップ(T)が支
持される。次いで、支持ロッド(12)が上昇して先端
(12a)に支持した電極チップ(T)を保持穴(7
a)から抜脱するとともに(図3)、これと同時に保持
部材(7)が元の位置に復動する。
込まれると、これに伴って上方の支持ロッド(12)
が、シリンダー装置(13)の作動により下動し、同時
にチップ払い出し手段(23)の受け部材(24a)
(24b)が拡開する。そして支持ロッド(12)の下
動によりその先端(12a)が電極チップ(T)に対し
圧入されて、該先端(12a)に電極チップ(T)が支
持される。次いで、支持ロッド(12)が上昇して先端
(12a)に支持した電極チップ(T)を保持穴(7
a)から抜脱するとともに(図3)、これと同時に保持
部材(7)が元の位置に復動する。
【0035】この後、支持ロッド(12)が再び下動し
て、先端(12a)に支持された電極チップ(T)を下
方に配された切削部(10)の切削カッター(11)の
部分に降下させ、その先端面を駆動用モータ(18)に
より回転している切削カッター(11)に対しタイマー
等により設定された一定時間だけ押し当てる。これによ
り、チップ先端面が所定形状に切削される(図4)。
て、先端(12a)に支持された電極チップ(T)を下
方に配された切削部(10)の切削カッター(11)の
部分に降下させ、その先端面を駆動用モータ(18)に
より回転している切削カッター(11)に対しタイマー
等により設定された一定時間だけ押し当てる。これによ
り、チップ先端面が所定形状に切削される(図4)。
【0036】前記の切削作用後、支持ロッド(12)の
上昇によってその先端(12a)に支持されている切削
済の電極チップ(T)がブッシュ(22)当接すること
により(図5)、支持ロッド(12)から離脱する。こ
の時、チップ払い出し手段(23)の受け部材(24
a)(24b)は閉状態になっており、そのため支持ロ
ッド(1)から離脱した電極チップ(T)は受け部材
(24a)(24b)上に載り、そ傾斜味により後方へ
転がって回収される。
上昇によってその先端(12a)に支持されている切削
済の電極チップ(T)がブッシュ(22)当接すること
により(図5)、支持ロッド(12)から離脱する。こ
の時、チップ払い出し手段(23)の受け部材(24
a)(24b)は閉状態になっており、そのため支持ロ
ッド(1)から離脱した電極チップ(T)は受け部材
(24a)(24b)上に載り、そ傾斜味により後方へ
転がって回収される。
【0037】なお、本考案は、上記の切削作用を連続一
連の作用として行なうように、電気的手段等により制御
される。
連の作用として行なうように、電気的手段等により制御
される。
【0038】
【考案の効果】上記したように本考案によれば、摩耗、
変形した溶接用の電極チップを、順次1個づつ倒立姿勢
で下方に供給し、かつその倒立姿勢に保持したまま切削
セット位置に送り込みながら、その先端面を自動的に能
率よく所定形状に切削し整形することができる。殊に、
電極チップを倒立姿勢で供給するようにしたため、歪な
形に摩耗、変形していたり、また先端が半円形状をなす
ものであったり、またテーパ形状をなすものであって
も、切削セット位置への送り込み等の一連の作用を問題
なく行なえ、この切削加工の自動化を図ることができ、
また電極チップの切削加工による再生利用を容易に可能
にする。
変形した溶接用の電極チップを、順次1個づつ倒立姿勢
で下方に供給し、かつその倒立姿勢に保持したまま切削
セット位置に送り込みながら、その先端面を自動的に能
率よく所定形状に切削し整形することができる。殊に、
電極チップを倒立姿勢で供給するようにしたため、歪な
形に摩耗、変形していたり、また先端が半円形状をなす
ものであったり、またテーパ形状をなすものであって
も、切削セット位置への送り込み等の一連の作用を問題
なく行なえ、この切削加工の自動化を図ることができ、
また電極チップの切削加工による再生利用を容易に可能
にする。
【図1】本考案の1実施例を示す装置全体の概略を示す
一部縦断正面図である。
一部縦断正面図である。
【図2】同上一部の電極チップ落下供給した状態の拡大
断面図である。
断面図である。
【図3】支持ロッドの先端に電極チップを保持穴から抜
脱させた断面図である。
脱させた断面図である。
【図4】電極チップを切削カッターに押し当てた切削時
の断面図である。
の断面図である。
【図5】切削後の電極チップを上昇させた断面図であ
る。
る。
【図6】チップ払い出し手段を示す斜視図である。
【図7】電極チップの使用前(a)と使用後(b)の状
態を示す正面図である。
態を示す正面図である。
(T) 電極チップ (1) 装置本体 (2) 基板 (3) パーツフィーダ (3a) 送出口 (4) シュート (5) チップ送り込み手段 (7) 保持部材 (7a) 保持穴 (8) シリンダー装置 (10) 切削部 (11) 切削カッター (12) 支持ロッド (13) シリンダー装置 (16) カッターホルダー (18) 駆動用モータ (22) ブッシュ (23) チップ払い出し手段 (24a)(24b) 受け部材
Claims (2)
- 【請求項1】 切削対象物である溶接用電極チップを、
その先端を下に向けた状態で1個づつ下方に落下させて
切削部側方に供給するチップ供給手段と、 前記チップ供給手段より落下供給される電極チップを倒
立姿勢に保持する保持部材を含み、この保持部材をシリ
ンダー装置等の進退手段によりチップ保持作用毎に横移
動させて、保持した電極チップを倒立姿勢のまま切削セ
ット位置に送り込むチップ送り込み手段と、 切削セット位置の上方において上下方向に配されてシリ
ンダー装置等の駆動手段により上下動可能に設けられ、
電極チップが切削セット位置に送り込まれる毎に倒立姿
勢の電極チップに対し下動作用によって先端を圧入して
該チップを支持し、該電極チップをチップ送り込み手段
から離脱させるとともに切削セット位置下方に向って進
出降下させる支持ロッドと、 上下方向の軸心を持ちかつ切削セット位置の下方側に配
されて適宜駆動手段により回転駆動され、支持ロッドに
支持されて進出降下する電極チップの先端部を所定形状
に切削する切削カッターとを備えてなることを特徴とす
る溶接用電極チップの切削装置。 - 【請求項2】 切削セット位置とその上方の支持ロッド
との間には、支持ロッドの上下動によって開閉可能で、
支持ロッドが上昇位置にあるときに閉状態に保持される
一対の受け部材を有し、切削後の支持ロッドの上昇によ
り支持ロッドから抜脱した電極チップを払い出し得るよ
うにしたチップ払い出し手段を備えることを特徴とする
請求項1に記載の溶接用電極チップの切削装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3537192U JPH0710858Y2 (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | 溶接用電極チップの切削装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3537192U JPH0710858Y2 (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | 溶接用電極チップの切削装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0593673U JPH0593673U (ja) | 1993-12-21 |
JPH0710858Y2 true JPH0710858Y2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=12440044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3537192U Expired - Lifetime JPH0710858Y2 (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | 溶接用電極チップの切削装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0710858Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3261985B2 (ja) * | 1996-07-22 | 2002-03-04 | トヨタ自動車株式会社 | 抵抗溶接電極チップの再生方法および再生装置 |
-
1992
- 1992-05-27 JP JP3537192U patent/JPH0710858Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0593673U (ja) | 1993-12-21 |
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