JPH07108133B2 - 野菜移植機 - Google Patents
野菜移植機Info
- Publication number
- JPH07108133B2 JPH07108133B2 JP35582792A JP35582792A JPH07108133B2 JP H07108133 B2 JPH07108133 B2 JP H07108133B2 JP 35582792 A JP35582792 A JP 35582792A JP 35582792 A JP35582792 A JP 35582792A JP H07108133 B2 JPH07108133 B2 JP H07108133B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel
- drive wheel
- transmission case
- holder
- frame
- Prior art date
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- Transplanting Machines (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圃場に順次野菜苗を植
付ける野菜移植機に関する。
付ける野菜移植機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、実開昭58−187212号公報
に示す如く、苗移植部、接地駆動輪、覆土輪などを備
え、接地駆動輪によって苗移植部を駆動する技術があっ
た。
に示す如く、苗移植部、接地駆動輪、覆土輪などを備
え、接地駆動輪によって苗移植部を駆動する技術があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、覆土
輪と反対側の接地駆動輪一側に移植伝動ケースを配置さ
せるものではなく、接地駆動輪の内側に移植伝動ケース
を設ける構造であるから、覆土輪下側の畦を移植伝動ケ
ースによって崩し易く、また移植伝動ケースに草藁また
は土が付着して覆土輪作用を適正に維持し得ず、そのた
め覆土輪と接地駆動輪を前後に離反させて設ける必要が
ある等の問題があった。
輪と反対側の接地駆動輪一側に移植伝動ケースを配置さ
せるものではなく、接地駆動輪の内側に移植伝動ケース
を設ける構造であるから、覆土輪下側の畦を移植伝動ケ
ースによって崩し易く、また移植伝動ケースに草藁また
は土が付着して覆土輪作用を適正に維持し得ず、そのた
め覆土輪と接地駆動輪を前後に離反させて設ける必要が
ある等の問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、圃場
に苗を植付ける苗移植部と、苗移植部を駆動する接地駆
動輪とを備える野菜移植機において、機体に移植伝動ケ
ースを介して接地駆動輪を取付け、覆土輪の外側方に接
地駆動輪を配置させ、接地駆動輪を挾んで覆土輪と移植
伝動ケースを両側に配置させたもので、覆土輪一側に接
地駆動輪を配置しても、移植伝動ケースによって畦を崩
すことがなく、また覆土輪作用を適正に維持し得、機体
構造のコンパクト化並びに機能向上などを容易に図り得
るものである。
に苗を植付ける苗移植部と、苗移植部を駆動する接地駆
動輪とを備える野菜移植機において、機体に移植伝動ケ
ースを介して接地駆動輪を取付け、覆土輪の外側方に接
地駆動輪を配置させ、接地駆動輪を挾んで覆土輪と移植
伝動ケースを両側に配置させたもので、覆土輪一側に接
地駆動輪を配置しても、移植伝動ケースによって畦を崩
すことがなく、また覆土輪作用を適正に維持し得、機体
構造のコンパクト化並びに機能向上などを容易に図り得
るものである。
【0005】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
述する。図1及び図2は要部の拡大説明図、図3は全体
の側面図、図4は同平面図であり、図中(1)は前方を
下方に折曲形成する左右一対の機体フレーム(2)後部
左側に装設するエンジン、(3)は前記エンジン(1)
上部に備える燃料タンク、(4)は前記エンジン(1)
の右側に装設する駆動ケース、(5)は前記エンジン
(1)の下方部に配設するミッション、(6)は前記ミ
ッション(5)両側にスイングケース(7)を介して支
持する走行輪である後車輪、(8)は前記フレーム
(2)の中間部に装設する運転席、(9)は前記フレー
ム(2)前端に連設する前車輪、(10)は前記前車輪
(9)の中間後方に装備する作溝ディスク、(11)は
前記フレーム(2)前端上方に苗台フレーム(12)を
介し配設する移植苗載台、(13)は前記苗台フレーム
(12)中間に装備するヘッドライト、(14)は前記
フレーム(2)前端上部を覆う前カバー、(15)は前
記フレーム(2)前端に連結支持させる左右一対の植付
フレーム(16)に装設して苗移植用の苗ホルダー(1
7)をホルダーフレーム(18)に備える苗移植部であ
る苗移植装置、(19)は前記植付フレーム(16)に
備えて畦上位置に接地させる覆土輪、(20)は前記苗
移植装置(15)に移植伝動ケース(21)を介して動
力伝達する移植部駆動用の接地駆動輪、(22)は前記
フレーム(2)の後端から後方に延設する操向ハンド
ル、(23)は前記フレーム(2)の後端に備えるウエ
イト、(24)は前記フレーム(2)から運転席(8)
側方に延設する予備苗箱フレーム、(25)(26)
(27)は前記ハンドル(22)先端に備えるサイドク
ラッチレバー及びブレーキレバー及び主クラッチレバ
ー、(28)は前記ハンドル(19)基端に延設する後
車輪スイングハンドル、(29)は運転席(8)後側に
延設する走行変速レバー、(30)は運転席(8)側部
に延設する主クラッチレバー、(31)は操向手段であ
る前車輪(9)のステアリングペダル、(32)は右側
のステアリングペダル(31)外側近傍に延設するフッ
ト主クラッチペダル、(33)は接地駆動輪(20)の
引上げ操作レバーである。
述する。図1及び図2は要部の拡大説明図、図3は全体
の側面図、図4は同平面図であり、図中(1)は前方を
下方に折曲形成する左右一対の機体フレーム(2)後部
左側に装設するエンジン、(3)は前記エンジン(1)
上部に備える燃料タンク、(4)は前記エンジン(1)
の右側に装設する駆動ケース、(5)は前記エンジン
(1)の下方部に配設するミッション、(6)は前記ミ
ッション(5)両側にスイングケース(7)を介して支
持する走行輪である後車輪、(8)は前記フレーム
(2)の中間部に装設する運転席、(9)は前記フレー
ム(2)前端に連設する前車輪、(10)は前記前車輪
(9)の中間後方に装備する作溝ディスク、(11)は
前記フレーム(2)前端上方に苗台フレーム(12)を
介し配設する移植苗載台、(13)は前記苗台フレーム
(12)中間に装備するヘッドライト、(14)は前記
フレーム(2)前端上部を覆う前カバー、(15)は前
記フレーム(2)前端に連結支持させる左右一対の植付
フレーム(16)に装設して苗移植用の苗ホルダー(1
7)をホルダーフレーム(18)に備える苗移植部であ
る苗移植装置、(19)は前記植付フレーム(16)に
備えて畦上位置に接地させる覆土輪、(20)は前記苗
移植装置(15)に移植伝動ケース(21)を介して動
力伝達する移植部駆動用の接地駆動輪、(22)は前記
フレーム(2)の後端から後方に延設する操向ハンド
ル、(23)は前記フレーム(2)の後端に備えるウエ
イト、(24)は前記フレーム(2)から運転席(8)
側方に延設する予備苗箱フレーム、(25)(26)
(27)は前記ハンドル(22)先端に備えるサイドク
ラッチレバー及びブレーキレバー及び主クラッチレバ
ー、(28)は前記ハンドル(19)基端に延設する後
車輪スイングハンドル、(29)は運転席(8)後側に
延設する走行変速レバー、(30)は運転席(8)側部
に延設する主クラッチレバー、(31)は操向手段であ
る前車輪(9)のステアリングペダル、(32)は右側
のステアリングペダル(31)外側近傍に延設するフッ
ト主クラッチペダル、(33)は接地駆動輪(20)の
引上げ操作レバーである。
【0006】図5及び図6に示す如く、前記前車輪
(9)は、機体フレーム(2)の固定枢支軸(34)に
揺動自在に連設するスイング部材(35)にトレッド
(左右の車輪幅)調節自在に且つ支持高さ(機体高さ)
調節自在に連設させると共に、前記スイング部材(3
5)にリンク部材(36)を介して左右の前記ステアリ
ングペダル(31)を連設させ、その左或いは右のペダ
ル(31)の踏込み動作でもって前記枢支軸(34)を
中心にスイング部材(35)と共に左右の前車輪(9)
を水平揺動させ、機体を略直進させるように構成する。
(9)は、機体フレーム(2)の固定枢支軸(34)に
揺動自在に連設するスイング部材(35)にトレッド
(左右の車輪幅)調節自在に且つ支持高さ(機体高さ)
調節自在に連設させると共に、前記スイング部材(3
5)にリンク部材(36)を介して左右の前記ステアリ
ングペダル(31)を連設させ、その左或いは右のペダ
ル(31)の踏込み動作でもって前記枢支軸(34)を
中心にスイング部材(35)と共に左右の前車輪(9)
を水平揺動させ、機体を略直進させるように構成する。
【0007】また前記作溝ディスク(10)は機体フレ
ーム(2)中央上部に連設する筒体(37)に機体前後
方向に調節自在に且つ支持高さ(作溝深さ)調節自在に
連設されている。
ーム(2)中央上部に連設する筒体(37)に機体前後
方向に調節自在に且つ支持高さ(作溝深さ)調節自在に
連設されている。
【0008】さらに前記スイング部材(35)に係脱自
在に嵌合するロック部材(38)を前記筒体(37)下
面に連設し、スイング部材(35)と共に、前車輪
(9)の水平揺動動作を阻止するように構成する。
在に嵌合するロック部材(38)を前記筒体(37)下
面に連設し、スイング部材(35)と共に、前車輪
(9)の水平揺動動作を阻止するように構成する。
【0009】図7に示す如く、前記ミッション(5)の
両側に上下揺動自在に連設するスイングケース(7)先
端に支承する後車軸(39)に、前記後車輪(6)をト
レッド調節自在に軸架させると共に、前記ミッション
(5)の入力軸(40)と左右の出力軸(41)とをギ
ヤ伝導機構(42)を介して、また前記出力軸(41)
と前記後車軸(39)とをチェン伝導機構(43)を介
して連動連結し、前記後車輪(6)を前記走行変速レバ
ー(29)の切換操作でもって変速自在に且つ前記左右
のサイドクラッチレバー(25)の操作でもって左右択
一的に駆動させるように構成する。
両側に上下揺動自在に連設するスイングケース(7)先
端に支承する後車軸(39)に、前記後車輪(6)をト
レッド調節自在に軸架させると共に、前記ミッション
(5)の入力軸(40)と左右の出力軸(41)とをギ
ヤ伝導機構(42)を介して、また前記出力軸(41)
と前記後車軸(39)とをチェン伝導機構(43)を介
して連動連結し、前記後車輪(6)を前記走行変速レバ
ー(29)の切換操作でもって変速自在に且つ前記左右
のサイドクラッチレバー(25)の操作でもって左右択
一的に駆動させるように構成する。
【0010】図8及び図9に示す如く、左右のスイング
ケース(7)の先端と機体フレーム(2)間に支持高さ
調節部材(44)(45)を架設し、左側の調節部材
(44)は左側のスイングケース(7)支持高さを段階
的に、右側の調節部材(45)は前記スイングハンドル
(28)の回転操作でもって右側のスイングケース
(7)の支持高さを無段階的に調節させ、左右の後車輪
(6)の支持高さ(機体高さ)を夫々適宜調節すること
によって傾斜地においても機体を水平に保つように構成
する。
ケース(7)の先端と機体フレーム(2)間に支持高さ
調節部材(44)(45)を架設し、左側の調節部材
(44)は左側のスイングケース(7)支持高さを段階
的に、右側の調節部材(45)は前記スイングハンドル
(28)の回転操作でもって右側のスイングケース
(7)の支持高さを無段階的に調節させ、左右の後車輪
(6)の支持高さ(機体高さ)を夫々適宜調節すること
によって傾斜地においても機体を水平に保つように構成
する。
【0011】図9に示す如く、前記エンジン(1)の出
力プーリ(46)と前記ミッション(5)の入力軸(4
0)に係合軸支する入力プーリ(47)とを前記駆動ケ
ース(4)に内設するベルト伝導機構(48)を介して
連動連結すると共に、前記操向ハンドル(22)側の主
クラッチレバー(27)と前記運転席(8)側の主クラ
ッチレバー(30)と前記ステアリングペダル(31)
側のフット主クラッチペダル(32)とに連動連結させ
るテンションクラッチ部材(49)を前記ベルト伝導機
構(48)に備え、前記各レバー(27)(30)(3
2)の何れか一つの操作でもってエンジン(1)からミ
ッション(5)への動力伝達を継断操作するように構成
する。
力プーリ(46)と前記ミッション(5)の入力軸(4
0)に係合軸支する入力プーリ(47)とを前記駆動ケ
ース(4)に内設するベルト伝導機構(48)を介して
連動連結すると共に、前記操向ハンドル(22)側の主
クラッチレバー(27)と前記運転席(8)側の主クラ
ッチレバー(30)と前記ステアリングペダル(31)
側のフット主クラッチペダル(32)とに連動連結させ
るテンションクラッチ部材(49)を前記ベルト伝導機
構(48)に備え、前記各レバー(27)(30)(3
2)の何れか一つの操作でもってエンジン(1)からミ
ッション(5)への動力伝達を継断操作するように構成
する。
【0012】図1及び図10に示す如く、前記植付フレ
ーム(16)は機体フレーム(2)前端の固定軸(5
0)に前側を揺動自在に連設し、後側を機体フレーム
(2)中間にチェン(51)を介して高さ調節自在に吊
下げたもので、その植付フレーム(16)間にブラケッ
ト(52)(53)を介して前記ホルダーフレーム(1
8)下部両側を連結固定すると共に、前記植付フレーム
(16)外側に突設する覆土輪軸(54)を介して前記
覆土輪(19)を回転自在に支承し、植付フレーム(1
6)の高さ調節によって前記苗移植装置(15)と前記
覆土輪(19)の上下調節を行うように構成する。
ーム(16)は機体フレーム(2)前端の固定軸(5
0)に前側を揺動自在に連設し、後側を機体フレーム
(2)中間にチェン(51)を介して高さ調節自在に吊
下げたもので、その植付フレーム(16)間にブラケッ
ト(52)(53)を介して前記ホルダーフレーム(1
8)下部両側を連結固定すると共に、前記植付フレーム
(16)外側に突設する覆土輪軸(54)を介して前記
覆土輪(19)を回転自在に支承し、植付フレーム(1
6)の高さ調節によって前記苗移植装置(15)と前記
覆土輪(19)の上下調節を行うように構成する。
【0013】また前記苗移植装置(15)はホルダーフ
レーム(18)に軸支する各スプロケット(55)(5
6)(57)にホルダ駆動チェン(58)を張設し、該
チェン(58)に支持部材(59)を介して前記苗ホル
ダー(17)を連結させ、ホルダーフレーム(18)内
側面とガイド板(60)に前記支持部材(59)が嵌合
移動している間前記ホルダー(17)を閉じ状態でホル
ダーフレーム(18)から突出支持し、それ以外ではホ
ルダー(17)の自重でもって垂下支持させそして前記
ホルダーフレーム(18)上部のホルダー開き板(6
1)に前記ホルダー(17)が接触移動している間だけ
ホルダー(17)を開いて移植苗をホルダー(17)内
に受持すると共に、ホルダーフレーム(18)下部のホ
ルダー開きアーム(62)に前記ホルダー(17)が接
触移動している間だけ再びホルダー(17)を開きホル
ダー(17)内の移植苗を移植溝に落下するように構成
している。
レーム(18)に軸支する各スプロケット(55)(5
6)(57)にホルダ駆動チェン(58)を張設し、該
チェン(58)に支持部材(59)を介して前記苗ホル
ダー(17)を連結させ、ホルダーフレーム(18)内
側面とガイド板(60)に前記支持部材(59)が嵌合
移動している間前記ホルダー(17)を閉じ状態でホル
ダーフレーム(18)から突出支持し、それ以外ではホ
ルダー(17)の自重でもって垂下支持させそして前記
ホルダーフレーム(18)上部のホルダー開き板(6
1)に前記ホルダー(17)が接触移動している間だけ
ホルダー(17)を開いて移植苗をホルダー(17)内
に受持すると共に、ホルダーフレーム(18)下部のホ
ルダー開きアーム(62)に前記ホルダー(17)が接
触移動している間だけ再びホルダー(17)を開きホル
ダー(17)内の移植苗を移植溝に落下するように構成
している。
【0014】尚、(63)はホルダー(17)が苗供給
位置で垂下状態から突出状態に変移するときの跳上がり
を防止する取付位置調節自在なホルダー跳上がり規制
板、(64)は移植装置(15)の掃除窓、(65)は
移植苗を計数するカウンタ、(66)はホルダーフレー
ム(18)両側に設ける移植部保護アームである。
位置で垂下状態から突出状態に変移するときの跳上がり
を防止する取付位置調節自在なホルダー跳上がり規制
板、(64)は移植装置(15)の掃除窓、(65)は
移植苗を計数するカウンタ、(66)はホルダーフレー
ム(18)両側に設ける移植部保護アームである。
【0015】そして機体フレーム(2)の右側のステッ
プ(67)に一体固設する筒体(68)に筒軸(69)
を介して移植装置(15)の入力軸(70)を支承し、
該軸(69)に一側を揺動自在に連設する前記伝動ケー
ス(21)先端側に軸支する支軸(71)に、ラグ(7
2)を外周に突設する前記接地駆動輪(20)を支承さ
せ、前記伝動ケース(21)内に備える植付駆動用の変
速機構(72)を介して前記入力軸(70)と支軸(7
1)とを連動連結させると共に、前記入力軸(70)端
部に嵌合固定する出力スプロケット(73)と前記スプ
ロケット(55)とをスプロケット(74)とチェン
(75)とスプロケット(76)を介して連動連結さ
せ、接地駆動輪(20)の回転力でもってホルダー(1
7)を駆動させるように構成する。
プ(67)に一体固設する筒体(68)に筒軸(69)
を介して移植装置(15)の入力軸(70)を支承し、
該軸(69)に一側を揺動自在に連設する前記伝動ケー
ス(21)先端側に軸支する支軸(71)に、ラグ(7
2)を外周に突設する前記接地駆動輪(20)を支承さ
せ、前記伝動ケース(21)内に備える植付駆動用の変
速機構(72)を介して前記入力軸(70)と支軸(7
1)とを連動連結させると共に、前記入力軸(70)端
部に嵌合固定する出力スプロケット(73)と前記スプ
ロケット(55)とをスプロケット(74)とチェン
(75)とスプロケット(76)を介して連動連結さ
せ、接地駆動輪(20)の回転力でもってホルダー(1
7)を駆動させるように構成する。
【0016】尚前記支軸(71)を機体内方に延設し、
前記接地駆動輪(20)を前後車輪(9)(6)のトレ
ッド調節に合わせて横移動可能に軸架させ、畦の溝底に
接地させる前記接地駆動輪(20)を常に前後車輪
(9)(6)の中間で回動させるように構成する。
前記接地駆動輪(20)を前後車輪(9)(6)のトレ
ッド調節に合わせて横移動可能に軸架させ、畦の溝底に
接地させる前記接地駆動輪(20)を常に前後車輪
(9)(6)の中間で回動させるように構成する。
【0017】図1及び図2に示す如く、前記変速機構
(72)は、前記入力軸(70)に係合軸支する複数の
変速スプロケット(77)と前記支軸(71)に係合軸
支する複数の掛変えスプロケット(78)と、前記各ス
プロケット(77)(78)間に張設する伝導チェン
(79)と、該チェン(79)を張変え張設する変速操
作用のアイドラ(80)(81)とで形成されていて、
図11に示す如く、前記伝動ケース(21)の内板(2
1a)の固定ナット(82)にアイドラ軸(83)のネ
ジ部(83a)を螺入し、前記軸(83)先端に軸受け
(84)を介してアイドラ板(85)を遊嵌軸支させ、
該アイドラ板(85)に前記アイドラ(80)(81)
を軸支し、前記アイドラ軸(83)の回転操作でもって
アイドラ(80)(81)をスライドさせて前記チェン
(79)の張変えを行い移植苗の植付間隔を変更するよ
うに構成する。
(72)は、前記入力軸(70)に係合軸支する複数の
変速スプロケット(77)と前記支軸(71)に係合軸
支する複数の掛変えスプロケット(78)と、前記各ス
プロケット(77)(78)間に張設する伝導チェン
(79)と、該チェン(79)を張変え張設する変速操
作用のアイドラ(80)(81)とで形成されていて、
図11に示す如く、前記伝動ケース(21)の内板(2
1a)の固定ナット(82)にアイドラ軸(83)のネ
ジ部(83a)を螺入し、前記軸(83)先端に軸受け
(84)を介してアイドラ板(85)を遊嵌軸支させ、
該アイドラ板(85)に前記アイドラ(80)(81)
を軸支し、前記アイドラ軸(83)の回転操作でもって
アイドラ(80)(81)をスライドさせて前記チェン
(79)の張変えを行い移植苗の植付間隔を変更するよ
うに構成する。
【0018】尚、(86)は伝動ケース(21)を内板
(21a)に着脱自在に連設する蝶ネジ、(87)は前
記アイドラ(80)(81)のテンションバネである。
(21a)に着脱自在に連設する蝶ネジ、(87)は前
記アイドラ(80)(81)のテンションバネである。
【0019】更に図1及び図12に示す如く、機体フレ
ーム(2)に連結する苗箱フレーム支持板(88)にブ
ラケット(89)を介して支点軸(90)を突設し、一
端にボス(91)を他端に支軸(92)を固設する連設
リンク(93)を備え、前記支点軸(90)にボス(9
1)を介してリンク(93)を回転自在に連結し、又前
記操作レバー(33)下端に固設する筒体(94)にボ
ス(95)を備え、前記リンク(93)の支軸(92)
に前記ボス(95)を回転自在に軸支させ、前記レバー
(33)を前記支点軸(90)に回転揺動自在に支持さ
せると共に、前記伝動ケース(21)の内板(21a)
に固設するブラケット(96)に揺動自在に連結するロ
ッド(97)上部を前記筒体(94)に挿入し、前記レ
バー(33)と伝動ケース(21)とを連設する。
ーム(2)に連結する苗箱フレーム支持板(88)にブ
ラケット(89)を介して支点軸(90)を突設し、一
端にボス(91)を他端に支軸(92)を固設する連設
リンク(93)を備え、前記支点軸(90)にボス(9
1)を介してリンク(93)を回転自在に連結し、又前
記操作レバー(33)下端に固設する筒体(94)にボ
ス(95)を備え、前記リンク(93)の支軸(92)
に前記ボス(95)を回転自在に軸支させ、前記レバー
(33)を前記支点軸(90)に回転揺動自在に支持さ
せると共に、前記伝動ケース(21)の内板(21a)
に固設するブラケット(96)に揺動自在に連結するロ
ッド(97)上部を前記筒体(94)に挿入し、前記レ
バー(33)と伝動ケース(21)とを連設する。
【0020】また前記筒体(94)より上方で上部スナ
ップピン(98)を前記ロッド(97)に係合させると
共に、筒体(94)より下方で下部スナップピン(9
9)をロッド(97)に係合させ、その筒体(94)と
下部スナップピン(99)間にバネ座(100)(10
1)を介して押圧バネ(102)を前記ロッドに巻装
し、更に前記リンク(93)のボス(91)と前記支点
軸(90)に前記リンク(93)の回転範囲を規制する
ストッパ(103)及びストッパピン(104)を備え
るもので、前記操作レバー(33)を下げた時接地駆動
輪(20)が作動状態となり、その状態をストッパ(1
03)とストッパピン(104)の係合により係止保持
し、圃場の凹凸による接地駆動輪(20)と伝動ケース
(21)の上下動時前記バネ(102)でもって前記ロ
ッド(97)を緩衝保持させる。
ップピン(98)を前記ロッド(97)に係合させると
共に、筒体(94)より下方で下部スナップピン(9
9)をロッド(97)に係合させ、その筒体(94)と
下部スナップピン(99)間にバネ座(100)(10
1)を介して押圧バネ(102)を前記ロッドに巻装
し、更に前記リンク(93)のボス(91)と前記支点
軸(90)に前記リンク(93)の回転範囲を規制する
ストッパ(103)及びストッパピン(104)を備え
るもので、前記操作レバー(33)を下げた時接地駆動
輪(20)が作動状態となり、その状態をストッパ(1
03)とストッパピン(104)の係合により係止保持
し、圃場の凹凸による接地駆動輪(20)と伝動ケース
(21)の上下動時前記バネ(102)でもって前記ロ
ッド(97)を緩衝保持させる。
【0021】また操作レバー(33)を引上げた時接地
駆動輪(20)が圃場から離反して非作動状態となるも
ので、図13に示す如くその状態を前記ストッパ(10
3)とストッパピン(104)及び上部スナップピン
(98)でもって係止保持し、前記操作レバー(33)
の上下動作でもって接地駆動輪(20)を作動・非作動
位置に係止保持するように構成する。
駆動輪(20)が圃場から離反して非作動状態となるも
ので、図13に示す如くその状態を前記ストッパ(10
3)とストッパピン(104)及び上部スナップピン
(98)でもって係止保持し、前記操作レバー(33)
の上下動作でもって接地駆動輪(20)を作動・非作動
位置に係止保持するように構成する。
【0022】尚、前記ロッド(97)に複数のピンさし
換え孔(図示省略)を備えて前記上部スナップピン(9
8)の上下調節によってレバー(33)による接地駆動
輪(20)の引上げ量を調節すると共に、下部スナップ
ピン(99)の上下調節によってバネ(102)力を調
節して接地駆動輪(20)の接地圧を調節するものであ
る。
換え孔(図示省略)を備えて前記上部スナップピン(9
8)の上下調節によってレバー(33)による接地駆動
輪(20)の引上げ量を調節すると共に、下部スナップ
ピン(99)の上下調節によってバネ(102)力を調
節して接地駆動輪(20)の接地圧を調節するものであ
る。
【0023】上記から明らかなように、圃場に苗を植付
ける苗移植部(15)と、苗移植部(15)を駆動する
接地駆動輪(20)とを備える野菜移植機において、機
体に移植伝動ケース(21)を介して接地駆動輪(2
0)を取付け、覆土輪(19)の外側方に接地駆動輪
(20)を配置させ、接地駆動輪(20)を挟んで覆土
輪(19)と移植伝動ケース(21)を両側に配置させ
ている。
ける苗移植部(15)と、苗移植部(15)を駆動する
接地駆動輪(20)とを備える野菜移植機において、機
体に移植伝動ケース(21)を介して接地駆動輪(2
0)を取付け、覆土輪(19)の外側方に接地駆動輪
(20)を配置させ、接地駆動輪(20)を挟んで覆土
輪(19)と移植伝動ケース(21)を両側に配置させ
ている。
【0024】本実施例は上記の如く構成するものにし
て、今作業中においては、前記作溝ディスク(10)に
よって畦上に形成された移植溝に前記移植部(15)の
ホルダー(17)により苗が植付けられ、その後畦上位
置に接地させる覆土輪(19)の覆土、鎮圧作用によっ
て植付けられた苗に覆土が施される。またこの機体走行
中、前記接地駆動輪(20)が畦の溝底を回転し乍ら移
動することによって移植部(15)の苗ホルダー(1
7)が駆動され、順次ホルダー(17)に供給される苗
が畦の移植溝に植付けされるものである。
て、今作業中においては、前記作溝ディスク(10)に
よって畦上に形成された移植溝に前記移植部(15)の
ホルダー(17)により苗が植付けられ、その後畦上位
置に接地させる覆土輪(19)の覆土、鎮圧作用によっ
て植付けられた苗に覆土が施される。またこの機体走行
中、前記接地駆動輪(20)が畦の溝底を回転し乍ら移
動することによって移植部(15)の苗ホルダー(1
7)が駆動され、順次ホルダー(17)に供給される苗
が畦の移植溝に植付けされるものである。
【0025】またこの場合、駆動輪(20)と覆土輪
(19)とが別体構造のため、単一構造のものに比べ駆
動及び覆土の両作用が最適条件のもとで確実に行われ、
しかも駆動輪(20)のラグ(72)が直接畦に作用す
ることがないので畦の形状を損なわせることなく良好に
回動できる。
(19)とが別体構造のため、単一構造のものに比べ駆
動及び覆土の両作用が最適条件のもとで確実に行われ、
しかも駆動輪(20)のラグ(72)が直接畦に作用す
ることがないので畦の形状を損なわせることなく良好に
回動できる。
【0026】更に機体外側の伝動ケース(21)に植付
駆動の変速機構(72)を設けるため、チェン(79)
の掛け変え等の植付間隔の変更作業を伝動ケース(2
1)を外すだけの操作で然も余裕をもった作業スペース
のもとで行え、その機体への組込み並びに保守点検整備
等も極めて至便に行えるものである。
駆動の変速機構(72)を設けるため、チェン(79)
の掛け変え等の植付間隔の変更作業を伝動ケース(2
1)を外すだけの操作で然も余裕をもった作業スペース
のもとで行え、その機体への組込み並びに保守点検整備
等も極めて至便に行えるものである。
【0027】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、圃場に苗を植付ける苗移植部(15)と、苗移植部
(15)を駆動する接地駆動輪(20)とを備える野菜
移植機において、機体に移植伝動ケース(21)を介し
て接地駆動輪(20)を取付け、覆土輪(19)の外側
方に接地駆動輪(20)を配置させ、接地駆動輪(2
0)を挾んで覆土輪(19)と移植伝動ケース(21)
を両側に配置させたもので、覆土輪(19)一側に接地
駆動輪(20)を配置しても、移植伝動ケース(21)
によって畦を崩すことがなく、また覆土輪(19)作用
を適正に維持でき、機体構造のコンパクト化並びに機能
向上などを容易に図ることができるものである。
は、圃場に苗を植付ける苗移植部(15)と、苗移植部
(15)を駆動する接地駆動輪(20)とを備える野菜
移植機において、機体に移植伝動ケース(21)を介し
て接地駆動輪(20)を取付け、覆土輪(19)の外側
方に接地駆動輪(20)を配置させ、接地駆動輪(2
0)を挾んで覆土輪(19)と移植伝動ケース(21)
を両側に配置させたもので、覆土輪(19)一側に接地
駆動輪(20)を配置しても、移植伝動ケース(21)
によって畦を崩すことがなく、また覆土輪(19)作用
を適正に維持でき、機体構造のコンパクト化並びに機能
向上などを容易に図ることができるものである。
【図1】本発明の要部を示す説明図。
【図2】同部分拡大説明図。
【図3】全体の側面図。
【図4】同平面図。
【図5】前車輪と作溝ディスクの支持構造説明図。
【図6】同説明図。
【図7】後車輪の支持構造及び駆動説明図。
【図8】同説明図。
【図9】同説明図。
【図10】移植部と覆土輪の支持構造説明図。
【図11】図2の部分図。
【図12】図1の側面図。
【図13】同作用説明図。
(15) 苗移植装置(苗移植部) (19) 覆土輪 (20) 接地駆動輪 (21) 移植伝動ケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太 田 清 志 岡山県岡山市江並428番地 セイレイ工業 株式会社内 (72)発明者 金 尾 洋 平 岡山県岡山市江並428番地 セイレイ工業 株式会社内 (72)発明者 相 沢 宏 文 岡山県岡山市江並428番地 セイレイ工業 株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 圃場に苗を植付ける苗移植部(15)
と、苗移植部(15)を駆動する接地駆動輪(20)と
を備える野菜移植機において、機体に移植伝動ケース
(21)を介して接地駆動輪(20)を取付け、覆土輪
(19)の外側方に接地駆動輪(20)を配置させ、接
地駆動輪(20)を挾んで覆土輪(19)と移植伝動ケ
ース(21)を両側に配置させたことを特徴とする野菜
移植機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35582792A JPH07108133B2 (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 野菜移植機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35582792A JPH07108133B2 (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 野菜移植機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06237609A JPH06237609A (ja) | 1994-08-30 |
JPH07108133B2 true JPH07108133B2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=18445952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35582792A Expired - Lifetime JPH07108133B2 (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 野菜移植機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07108133B2 (ja) |
-
1992
- 1992-12-17 JP JP35582792A patent/JPH07108133B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06237609A (ja) | 1994-08-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |