JPH0699419A - コンクリートブロック製造法 - Google Patents
コンクリートブロック製造法Info
- Publication number
- JPH0699419A JPH0699419A JP29366892A JP29366892A JPH0699419A JP H0699419 A JPH0699419 A JP H0699419A JP 29366892 A JP29366892 A JP 29366892A JP 29366892 A JP29366892 A JP 29366892A JP H0699419 A JPH0699419 A JP H0699419A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- design
- concrete block
- upper press
- press plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】即時脱型方式によるコンクリートブロック製造
に関してコンクリートブロックの表面意匠を簡単に安価
につける事の出来る技術を提供する事にある。 【構成】即時脱型方式によるコンクリートブロック製造
機の上側プレス板4の底面に、意匠の凹凸模様を彫り込
んだ樹脂板5を取り付けて成るものである。
に関してコンクリートブロックの表面意匠を簡単に安価
につける事の出来る技術を提供する事にある。 【構成】即時脱型方式によるコンクリートブロック製造
機の上側プレス板4の底面に、意匠の凹凸模様を彫り込
んだ樹脂板5を取り付けて成るものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンクリートブロッ
クの製造に関する。
クの製造に関する。
【0002】
【従来の技術】即時脱型プレス方式のコンクリートブロ
ック製造機により製品を連続成形する場合、型の構成は
押し寿司を作る型のように下側プレス板1、底面板2と
それを囲む枠体3と上方から押す上側プレス板4から成
っていた。
ック製造機により製品を連続成形する場合、型の構成は
押し寿司を作る型のように下側プレス板1、底面板2と
それを囲む枠体3と上方から押す上側プレス板4から成
っていた。
【0003】その型に流動性のないスランプ零のコンク
リートを投入したのち、上側プレス板4で押さえつけな
がら型全体に数秒間振動を与え、型の中にくまなくコン
クリートが充填されるようにする。
リートを投入したのち、上側プレス板4で押さえつけな
がら型全体に数秒間振動を与え、型の中にくまなくコン
クリートが充填されるようにする。
【0004】プレス終了後、上側プレス板4と枠体3を
取り除きコンクリートブロックを底面板2に乗せたま
ま、底面板ごと機械からはずし製品の養生を行った。養
生には通常1日かかる。
取り除きコンクリートブロックを底面板2に乗せたま
ま、底面板ごと機械からはずし製品の養生を行った。養
生には通常1日かかる。
【0005】製品のコンクリートブロックの表面に模様
を付けたい場合、2つの方法があった。1つは底面板の
表面に逆彫の凹凸模様を彫込んでおく方法で、その底面
板はそれ程の強度を必要とせず普通の鉄板等で良いが、
模様を付けた底面板が1日の生産量だけ必要になった。
を付けたい場合、2つの方法があった。1つは底面板の
表面に逆彫の凹凸模様を彫込んでおく方法で、その底面
板はそれ程の強度を必要とせず普通の鉄板等で良いが、
模様を付けた底面板が1日の生産量だけ必要になった。
【0006】もう1つの方法は、上側プレス板に模様を
彫込んでおくやり方であるが、このプレス板は特にエッ
ヂ部6に耐摩耗性が要求される為、硬くて強靭な鋼材を
使用せねばならず、自由な模様が付けにくかった。仮に
模様を付けようとするとそれは高価なものになった。
彫込んでおくやり方であるが、このプレス板は特にエッ
ヂ部6に耐摩耗性が要求される為、硬くて強靭な鋼材を
使用せねばならず、自由な模様が付けにくかった。仮に
模様を付けようとするとそれは高価なものになった。
【0007】いずれにしても模様を付けた面板・プレス
板の費用がかさむため、簡単に模様を変更する事が出来
ず、異なったデザインの小ロット生産はほとんど行われ
ないのが現状であった。
板の費用がかさむため、簡単に模様を変更する事が出来
ず、異なったデザインの小ロット生産はほとんど行われ
ないのが現状であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】コンクリートブロック
の表面意匠を簡単に安価につける事のできる技術を提供
する事にある。
の表面意匠を簡単に安価につける事のできる技術を提供
する事にある。
【0009】
【課題を解決する為の手段】上記目的を達成する為に、
本発明はコンクリートブロックの表面に付ける意匠の凹
凸模様を彫込んだ意匠板5を上側プレス板4の底面に取
付けて成るものである。
本発明はコンクリートブロックの表面に付ける意匠の凹
凸模様を彫込んだ意匠板5を上側プレス板4の底面に取
付けて成るものである。
【0010】意匠板を作るにあたり種々の樹脂を使用し
て試験を繰り返した結果、樹脂硬度85以上のウレタン
系樹脂あるいは、フィラーとしてガラス粉、アルミ粉を
混入したエポキシ系樹脂で作成した厚さ5mm以上の樹
脂板を使用すれば、従来の金属プレス板に比べて充分機
械的強度、耐摩耗性がある事がわかった。またダクタイ
ル鋳鉄を使用した鋳造品でも良い事がわかった。
て試験を繰り返した結果、樹脂硬度85以上のウレタン
系樹脂あるいは、フィラーとしてガラス粉、アルミ粉を
混入したエポキシ系樹脂で作成した厚さ5mm以上の樹
脂板を使用すれば、従来の金属プレス板に比べて充分機
械的強度、耐摩耗性がある事がわかった。またダクタイ
ル鋳鉄を使用した鋳造品でも良い事がわかった。
【0011】
【作用】即時脱型プレス方式コンクリートブロック製造
機の下側プレス板1と底面板2と枠体3からなる凹み
に、すでに練り合わせた流動性のないコンクリートを投
入し、上方から目的とする意匠の凹凸模様を付けた意匠
板5を張り付けた上側プレス板4を押しつけながら全体
に振動を与え、コンクリートが型内にまんべんなく充填
するのを待って脱型を行う。できあがった未硬化のコン
クリートブロックの表面には意匠が付いており、表面板
に乗せたまま約1日養生を行って製品を硬化させる。
機の下側プレス板1と底面板2と枠体3からなる凹み
に、すでに練り合わせた流動性のないコンクリートを投
入し、上方から目的とする意匠の凹凸模様を付けた意匠
板5を張り付けた上側プレス板4を押しつけながら全体
に振動を与え、コンクリートが型内にまんべんなく充填
するのを待って脱型を行う。できあがった未硬化のコン
クリートブロックの表面には意匠が付いており、表面板
に乗せたまま約1日養生を行って製品を硬化させる。
【0012】
【実施例1】樹脂製の意匠板5を張り付ける金属製の上
側プレス板4は図2の様に意匠板の厚さ分だけ深く堀り
込んであり、接着剤で意匠板を上側プレス板に接着固定
させる。使用する意匠樹脂板5は強度を持たせる為に、
硬度85〜95・厚さ5mm以上必要である。
側プレス板4は図2の様に意匠板の厚さ分だけ深く堀り
込んであり、接着剤で意匠板を上側プレス板に接着固定
させる。使用する意匠樹脂板5は強度を持たせる為に、
硬度85〜95・厚さ5mm以上必要である。
【0013】
【実施例2】樹脂製の意匠板を製作する過程で、図3に
示すように上側プレス板4を天地逆にして樹脂の原料液
8を直接その凹みに流し込んで、意匠おす型9を押しつ
けたまま硬化させ、樹脂が硬化した後意匠おす型を取り
はずす方法もある。この場合には意匠板を上側プレス板
に接着する手間がはぶける。仕上がった樹脂板の硬度、
厚みは実施例1と同様である。
示すように上側プレス板4を天地逆にして樹脂の原料液
8を直接その凹みに流し込んで、意匠おす型9を押しつ
けたまま硬化させ、樹脂が硬化した後意匠おす型を取り
はずす方法もある。この場合には意匠板を上側プレス板
に接着する手間がはぶける。仕上がった樹脂板の硬度、
厚みは実施例1と同様である。
【0014】
【実施例3】意匠板5をダクタイル鋳鉄を使用して鋳造
法で製作し、実施例1と同様に接着剤で接着固定して上
側プレス板を作成することもできる。
法で製作し、実施例1と同様に接着剤で接着固定して上
側プレス板を作成することもできる。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように上側プレス板はプレス
板4と意匠板5から構成されているためにその意匠が不
必要になった時は、意匠板のみを取り替える事により新
たな意匠のコンクリートブロックを作る事ができるので
安価に多様な模様のコンクリートブロックが小ロットで
も製造できる。
板4と意匠板5から構成されているためにその意匠が不
必要になった時は、意匠板のみを取り替える事により新
たな意匠のコンクリートブロックを作る事ができるので
安価に多様な模様のコンクリートブロックが小ロットで
も製造できる。
【図1】 即時脱型プレス方式コンクリートブロック製
造機のプレス型部分断面図。
造機のプレス型部分断面図。
【図2】 上側プレス板に意匠板を張り付けた場合の断
面図。
面図。
【図3】 上側プレス板に樹脂製の意匠板を一体で成形
する場合の断面図。
する場合の断面図。
1・下側プレス板 2・底面板 3・枠体 4・上側プレス 5・意匠板 6・エッヂ部 7・上側プレス板固定ビス 8・樹脂原料液 9・意匠おす型
Claims (1)
- 【請求項1】即時脱型プレス方式によるコンクリートブ
ロック製造用の上側プレス板4の底面に意匠の凹凸模様
を彫込んだ樹脂あるいは、鋳鉄製の意匠板5を取付けた
上側プレス板を使用する事を特徴としたコンクリートブ
ロック製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29366892A JPH0699419A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | コンクリートブロック製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29366892A JPH0699419A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | コンクリートブロック製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0699419A true JPH0699419A (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=17797706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29366892A Pending JPH0699419A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | コンクリートブロック製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0699419A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1458532A1 (en) * | 2001-11-19 | 2004-09-22 | Kvm Industrimaskiner A/S | Mould equipment for concrete casting and a method for making the mould equipment |
-
1992
- 1992-09-18 JP JP29366892A patent/JPH0699419A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1458532A1 (en) * | 2001-11-19 | 2004-09-22 | Kvm Industrimaskiner A/S | Mould equipment for concrete casting and a method for making the mould equipment |
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