JPH0691197B2 - 半導体集積回路装置 - Google Patents
半導体集積回路装置Info
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- JPH0691197B2 JPH0691197B2 JP59019953A JP1995384A JPH0691197B2 JP H0691197 B2 JPH0691197 B2 JP H0691197B2 JP 59019953 A JP59019953 A JP 59019953A JP 1995384 A JP1995384 A JP 1995384A JP H0691197 B2 JPH0691197 B2 JP H0691197B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D84/00—Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers
- H10D84/90—Masterslice integrated circuits
- H10D84/996—Masterslice integrated circuits using combined field effect technology and bipolar technology
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D84/00—Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers
- H10D84/40—Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers characterised by the integration of at least one component covered by groups H10D12/00 or H10D30/00 with at least one component covered by groups H10D10/00 or H10D18/00, e.g. integration of IGFETs with BJTs
- H10D84/401—Combinations of FETs or IGBTs with BJTs
Landscapes
- Bipolar Transistors (AREA)
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Logic Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は半導体集積回路装置に係り、特に、CMOSトラン
ジタ及びにバイポーラトランジスタから成る高速で低消
費電力の半導体集積回路装置に関する。
ジタ及びにバイポーラトランジスタから成る高速で低消
費電力の半導体集積回路装置に関する。
従来のCMOS回路から成るCMOS LSIは消費電力が小さい
という特長がある。しかし、MOSトランジスタの伝達コ
ンダクタンスが小さいため、負荷容量の大きい所では充
放電に時間がかかり、スピードが遅くなる欠点があつ
た。
という特長がある。しかし、MOSトランジスタの伝達コ
ンダクタンスが小さいため、負荷容量の大きい所では充
放電に時間がかかり、スピードが遅くなる欠点があつ
た。
また、従来のバイポーラLSIは、バイポーラトランジス
タの伝達コンダクタンスがMOSトランジスタに比して大
きいために、負荷容量が大きくなつてもスピードが落ち
にくいという特長がある。しかし、大電流を低インピー
ダンス回路に流し込んだり、流し出したりするので消費
電力が大きいという欠点があつた。
タの伝達コンダクタンスがMOSトランジスタに比して大
きいために、負荷容量が大きくなつてもスピードが落ち
にくいという特長がある。しかし、大電流を低インピー
ダンス回路に流し込んだり、流し出したりするので消費
電力が大きいという欠点があつた。
本発明の目的は高速で低消費電極、高集積度,高信頼度
のバイポーラ、CMOS複合のLSIを提供するにある。
のバイポーラ、CMOS複合のLSIを提供するにある。
本発明は、CMOS回路の低消費電力特性及びバイポーラ回
路の高駆動能力特性に着目した発明者らの(特願昭57−
119815,特願昭57−188942)バイポーラ・CMOS複合論理
回路の半導体基板への実装に関して、(1)サイリスタ
構造ができないようにしてラツチアツプ現象を押えて信
頼性を向上させた。(2)MOSトランジスタとバイポー
ラトランジスタのそれぞれの性能が充分に引き出せるよ
うに寄生抵抗の影響を押えて、高速、低消費電力特性を
達成した。(3)NMOSトランジスタの配置場所、素子間
分離の方法等に意を払い高集積度を達成した。
路の高駆動能力特性に着目した発明者らの(特願昭57−
119815,特願昭57−188942)バイポーラ・CMOS複合論理
回路の半導体基板への実装に関して、(1)サイリスタ
構造ができないようにしてラツチアツプ現象を押えて信
頼性を向上させた。(2)MOSトランジスタとバイポー
ラトランジスタのそれぞれの性能が充分に引き出せるよ
うに寄生抵抗の影響を押えて、高速、低消費電力特性を
達成した。(3)NMOSトランジスタの配置場所、素子間
分離の方法等に意を払い高集積度を達成した。
以下、本発明の実施例を図面によつて説明する。第1図
は発明者らの(特願昭57−119815)バイポーラ・CMOS複
合の二入力NAND回路である。構成及び動作は先願を参照
されたい。
は発明者らの(特願昭57−119815)バイポーラ・CMOS複
合の二入力NAND回路である。構成及び動作は先願を参照
されたい。
第2図は第1図の回路を半導体基板へ実装するパターン
を示す。第3図はその断面図を示す。PMOSトランジスタ
14,15はNウエル22内に配置され、Nウエル22の電位はN
+拡散層23を介してVcc電位に固定されている。一方、コ
レクタ電位がVcc電位であるNPNトランジスタ20は別のN
ウエル24内に配置され、そのコレクタ電位はN+拡散層25
を介してVcc電位に固定されている。このように、PMOS
トランジスタの配置されるNウエルとコレクタがVccに
固定されるNPNトランジスタの配置されるNウエルを分
離することによつてPNPN構造(Vcc電位につながつてい
るPMOSのソース−Nウエル−ベースのP−エミツタの
N)がたち切られ、ラツチアツプ現象を起こすことはな
い。
を示す。第3図はその断面図を示す。PMOSトランジスタ
14,15はNウエル22内に配置され、Nウエル22の電位はN
+拡散層23を介してVcc電位に固定されている。一方、コ
レクタ電位がVcc電位であるNPNトランジスタ20は別のN
ウエル24内に配置され、そのコレクタ電位はN+拡散層25
を介してVcc電位に固定されている。このように、PMOS
トランジスタの配置されるNウエルとコレクタがVccに
固定されるNPNトランジスタの配置されるNウエルを分
離することによつてPNPN構造(Vcc電位につながつてい
るPMOSのソース−Nウエル−ベースのP−エミツタの
N)がたち切られ、ラツチアツプ現象を起こすことはな
い。
また、第1図に示す回路が複数個ある場合、コレクタが
Vcc電位に固定されるNPNトランジスタ(例えば20)の配
置されるNウエル同士も分離する(図示せず)。分離す
ることによつてPNPN構造(ベースのP−Nウエル−ベー
スのP−エミツタのN)がたち切られ、ラツチアツプ現
象を防止できる。その際、Nウエルの分離の間隔はそれ
らのNウエル間に電位差がないので、電位差の発生する
Nウエル間よりも狭くても耐圧上問題ない。
Vcc電位に固定されるNPNトランジスタ(例えば20)の配
置されるNウエル同士も分離する(図示せず)。分離す
ることによつてPNPN構造(ベースのP−Nウエル−ベー
スのP−エミツタのN)がたち切られ、ラツチアツプ現
象を防止できる。その際、Nウエルの分離の間隔はそれ
らのNウエル間に電位差がないので、電位差の発生する
Nウエル間よりも狭くても耐圧上問題ない。
同様に、PMOSトランジスタのNウエル22とコレクタがVc
cに固定されるNPNトランジスタ20のNウエル24の間隔
も、電位差の発生するNウエル間よりも狭くて良い。
cに固定されるNPNトランジスタ20のNウエル24の間隔
も、電位差の発生するNウエル間よりも狭くて良い。
コレクタの電位が回路動作によつて変化するNPNトラン
ジスタ21は分離されているNウエル26内に配置されてい
る。P基板上に構成されたNMOSトランジスタ17,18はそ
のNウエル26とPMOSトランジスタ14,15のNウエル22の
間に置かれている。Nウエル間は接地電位に落としたP
領域で電気的に絶縁する必要から、耐圧等で決まる寸法
だけ離す必要がある。ここで接地電位に落としたP領域
はNMOSトランジスタの基板に相当することに着目してN
ウエル22と26の間にNMOSトランジスタ17,18を配置して
いる。
ジスタ21は分離されているNウエル26内に配置されてい
る。P基板上に構成されたNMOSトランジスタ17,18はそ
のNウエル26とPMOSトランジスタ14,15のNウエル22の
間に置かれている。Nウエル間は接地電位に落としたP
領域で電気的に絶縁する必要から、耐圧等で決まる寸法
だけ離す必要がある。ここで接地電位に落としたP領域
はNMOSトランジスタの基板に相当することに着目してN
ウエル22と26の間にNMOSトランジスタ17,18を配置して
いる。
P拡散抵抗16はNウエル24の中に、P拡散抵抗19はNウ
エル26の中にそれぞれ構成されている。但し、抵抗19の
GND電位に接続される端子はP基板領域まで伸びてい
る。前述の各素子は回路図に従つて結線される。第2図
中、 印はCONT(1層目のAL,以下AL1とする、と拡散領域、あ
るいは、ゲート電極とを接続する孔)、破線はAL1、 印はTH(AL1と2層目のAL、以下AL2とする、とを接続す
る孔),一点鎖線はAL2を示す。
エル26の中にそれぞれ構成されている。但し、抵抗19の
GND電位に接続される端子はP基板領域まで伸びてい
る。前述の各素子は回路図に従つて結線される。第2図
中、 印はCONT(1層目のAL,以下AL1とする、と拡散領域、あ
るいは、ゲート電極とを接続する孔)、破線はAL1、 印はTH(AL1と2層目のAL、以下AL2とする、とを接続す
る孔),一点鎖線はAL2を示す。
コレクタがVccに固定されるNPNトランジスタ20のエミツ
タ27とコレクタの電位が回路動作によつて変化するNPN
トランジスタ21のコレクタ28とはAL1配線29,30、及びAL
2配線34とそれらを接続するTHによつて接続されてい
る。このように大きな電流の流れる所は金属配線にする
ことによつて配線抵抗を減らしてスピードが低下するの
を防いでいる。
タ27とコレクタの電位が回路動作によつて変化するNPN
トランジスタ21のコレクタ28とはAL1配線29,30、及びAL
2配線34とそれらを接続するTHによつて接続されてい
る。このように大きな電流の流れる所は金属配線にする
ことによつて配線抵抗を減らしてスピードが低下するの
を防いでいる。
MOSトランジスタ14,15,17,18のドレインあるいはソース
上にはCONTをできるだけ多くとつている。これはMOSの
シート抵抗やコンタクト抵抗を低減し、MOSの性能を充
分に引き出してスピードの向上を図るためである。
上にはCONTをできるだけ多くとつている。これはMOSの
シート抵抗やコンタクト抵抗を低減し、MOSの性能を充
分に引き出してスピードの向上を図るためである。
NPNトランジスタ20のベース30はAL1配線31によつて抵抗
16やPMOSトランジスタ14,15と接続され、NPNトランジス
タ21のベース32はAL1配線33によつて抵抗19やNMOSトラ
ンジスタ18に接続されている。ベース電流の流れる配線
はベース電流の約hFE倍のエミツタ電流の流れる配線よ
り細くて良い。
16やPMOSトランジスタ14,15と接続され、NPNトランジス
タ21のベース32はAL1配線33によつて抵抗19やNMOSトラ
ンジスタ18に接続されている。ベース電流の流れる配線
はベース電流の約hFE倍のエミツタ電流の流れる配線よ
り細くて良い。
NPNトランジスタ20と21は形が異なる。これは面積が最
小になるように、あるいは、論理ゲートの結線が容易な
ようにあるいは、トランジスタの寄生抵抗が小さくなる
ように、コレクタ25と28を配置しているためである。
小になるように、あるいは、論理ゲートの結線が容易な
ようにあるいは、トランジスタの寄生抵抗が小さくなる
ように、コレクタ25と28を配置しているためである。
ゲート電極11,12は入力となり、図面の上方からでも下
方からでもあるいは中央からでも入荷可能なようになつ
ている。これによつて多数の論理ゲートを結線するとき
に、その自由度を増すことができる。
方からでもあるいは中央からでも入荷可能なようになつ
ている。これによつて多数の論理ゲートを結線するとき
に、その自由度を増すことができる。
また、その入力位置11,12及び出力位置13が、第2図の
y方向を走るAL2配線の配線ピツチ上にある。これは自
動設計(Design Automation,DA)できるようにするた
めである。
y方向を走るAL2配線の配線ピツチ上にある。これは自
動設計(Design Automation,DA)できるようにするた
めである。
第2図のパターンは二入力NAND回路を示すがCONT,AL1,T
H,AL2の各マスクを変更することによつて、他の論理回
路を構成することができる。即ち、第2図のパターンか
ら上記の4パターンを除いた拡散工程までのパターン
(第4図)をゲートアレイの基本セルとして用いること
ができる。
H,AL2の各マスクを変更することによつて、他の論理回
路を構成することができる。即ち、第2図のパターンか
ら上記の4パターンを除いた拡散工程までのパターン
(第4図)をゲートアレイの基本セルとして用いること
ができる。
第4図の基本セルを用いて第5図の2入力NOR回路を構
成したものを第6図に示す。第5図の二入力NOR回路は
発明者らが先に出願した(特願昭57−119815,バイポー
ラ・CMOS複合論理回路である。構成及び動作は先願を参
照されたい。第6図において、第2図と異なる点は単に
二入力NANDから二入力NORに回路構成が変わつたので、
それにつれて配線系統の結線が変わつたのみである。二
入力NAND回路を構成している第2図の場合もそうであつ
たが、出力部13のAL2配線34はy方向を走るAL2配線の配
線ピツチ上にある。これは自動設計における制限事項を
なくして、自動配線の未配線本数を減らす効果がある。
また、第6図,第2図とも、Vcc電源線10はコレクタがV
ccに固定されるNPNトランジスタ20のコレクタ25上を通
り、GND電源線35はコレクタの電位が回路動作によつて
変化するNPNトランジスタ21のエミツタ36上を通る。こ
のことによつて、MOSトランジスタのドレイン、ソース
上に信号用のCONTを充分な数だけ設置できるので、MOS
トランジスタの電流特性をフルに発揮でき、高速化の効
果がある。
成したものを第6図に示す。第5図の二入力NOR回路は
発明者らが先に出願した(特願昭57−119815,バイポー
ラ・CMOS複合論理回路である。構成及び動作は先願を参
照されたい。第6図において、第2図と異なる点は単に
二入力NANDから二入力NORに回路構成が変わつたので、
それにつれて配線系統の結線が変わつたのみである。二
入力NAND回路を構成している第2図の場合もそうであつ
たが、出力部13のAL2配線34はy方向を走るAL2配線の配
線ピツチ上にある。これは自動設計における制限事項を
なくして、自動配線の未配線本数を減らす効果がある。
また、第6図,第2図とも、Vcc電源線10はコレクタがV
ccに固定されるNPNトランジスタ20のコレクタ25上を通
り、GND電源線35はコレクタの電位が回路動作によつて
変化するNPNトランジスタ21のエミツタ36上を通る。こ
のことによつて、MOSトランジスタのドレイン、ソース
上に信号用のCONTを充分な数だけ設置できるので、MOS
トランジスタの電流特性をフルに発揮でき、高速化の効
果がある。
第4図から明らかなように、ゲート電極11,12の一ケ所
以上にAL1とのコンタクトが可能なようにふくらみ(一
般にドツク ボーンと言う)を設けられる。このことに
よつて、この基本セルをx方向に並べて複雑な論理回
路、例えば、フリツプフロツプやカウンタを構成する際
に、その構成を容易にしている。従つて、ゲートアレイ
利用者に豊富な回路種を提供できる。
以上にAL1とのコンタクトが可能なようにふくらみ(一
般にドツク ボーンと言う)を設けられる。このことに
よつて、この基本セルをx方向に並べて複雑な論理回
路、例えば、フリツプフロツプやカウンタを構成する際
に、その構成を容易にしている。従つて、ゲートアレイ
利用者に豊富な回路種を提供できる。
また、第4図の基本セルをx方向に並べて複雑な論理回
路を構成する際、CONTマスクから品種毎に変えると、第
7図に示すように未使用のNPNトランジスタ上をVcc電源
強化線36やGND電源強化線37が通ることができる。ある
いは、第8図に示すように未使用のNPNトランジスタ上
を論理回路構成のための内部配線群38が通ることができ
る。つまり、未使用の素子上を有効に利用してチツプ面
積の増大を防いでいる。
路を構成する際、CONTマスクから品種毎に変えると、第
7図に示すように未使用のNPNトランジスタ上をVcc電源
強化線36やGND電源強化線37が通ることができる。ある
いは、第8図に示すように未使用のNPNトランジスタ上
を論理回路構成のための内部配線群38が通ることができ
る。つまり、未使用の素子上を有効に利用してチツプ面
積の増大を防いでいる。
また、第4図の基本セルを用いて純CMOS回路を構成でき
ることは明らかであろう。つまり、フリツプフロツプ等
の複雑な論理回路で配線チヤネルに出力しない内部領域
の回路はCMOSで構成可能で、未使用のNPNトランジスタ
上は第8図の様に利用する。
ることは明らかであろう。つまり、フリツプフロツプ等
の複雑な論理回路で配線チヤネルに出力しない内部領域
の回路はCMOSで構成可能で、未使用のNPNトランジスタ
上は第8図の様に利用する。
また、第4図の実施例ではNPNトランジスタ二個に対し
て二個直列に接ながつたPMOS,NMOSトランジスタのペア
を設けているが、三個あるいは四個以上直列に接ながつ
ていても良い。また、PMOSとNMOSの一個の1ペアでも良
い。
て二個直列に接ながつたPMOS,NMOSトランジスタのペア
を設けているが、三個あるいは四個以上直列に接ながつ
ていても良い。また、PMOSとNMOSの一個の1ペアでも良
い。
本発明によれば、バイポーラ・CMOS複合論理回路を半導
体基板に各素子の性能を充分に引き出し、寄生素子の効
果を押え、更に、面積の無駄を省いて実装できるので、
高速で低消費電力、高集積、高信頼度のバイポーラ・CM
OS複合のLSIを実現できる。
体基板に各素子の性能を充分に引き出し、寄生素子の効
果を押え、更に、面積の無駄を省いて実装できるので、
高速で低消費電力、高集積、高信頼度のバイポーラ・CM
OS複合のLSIを実現できる。
第1図はバイポーラ・CMOS複合の二入力NAND回路図、第
2図は本発明の一実施例の二入力NAND回路のレイアウト
パターン、第3図は第2図の縦構造図、第4図は第2図
から配線パターンを除いた基本セル図、第5図はバイポ
ーラ・CMOS複合の二入力NOR回路図、第6図は二入力NOR
回路のレイアウトパターン、第7図は本発明の一実施例
の電源補強パターン図、第8図は本発明の一実施例の素
子上内部配線図である。 20,21……NPNトランジスタ、22,24,26……Nウエル、1
4,15……PMOSトランジスタ、17,18……NMOSトランジス
タ、11,12……ゲート電極。
2図は本発明の一実施例の二入力NAND回路のレイアウト
パターン、第3図は第2図の縦構造図、第4図は第2図
から配線パターンを除いた基本セル図、第5図はバイポ
ーラ・CMOS複合の二入力NOR回路図、第6図は二入力NOR
回路のレイアウトパターン、第7図は本発明の一実施例
の電源補強パターン図、第8図は本発明の一実施例の素
子上内部配線図である。 20,21……NPNトランジスタ、22,24,26……Nウエル、1
4,15……PMOSトランジスタ、17,18……NMOSトランジス
タ、11,12……ゲート電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 隆英 茨城県日立市幸町3丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立研究所内 (56)参考文献 特開 昭57−75453(JP,A) IEEE JOURNAL OF SO LID−STATE CIRCUITS, Vol.24 No.5 OCTOBER 1989
Claims (20)
- 【請求項1】バイポーラトランジスタを含んで構成され
る出力部と、CMOSトランジスタを含んで構成され上記出
力部を駆動し論理をとる駆動部とからなり、各種の論理
をとる論理ゲートセルを含む半導体集積回路装置におい
て、 上記半導体集積回路装置の半導体基板はP基板であっ
て、 上記P基板上には、 少なくとも1つの第1のNPNトランジスタを有する第1
のNウエルと、 少なくとも1つのPMOSトランジスタを有し、上記第1の
ウエルとは異なる領域に作られる第2のNウエルと、 少なくとも1つの第2のNPNトランジスタを有し、上記
第1のNウエルと上記第2のNウエルとは異なる領域に
作られる第3のNウエルとを有し、 上記第1のNPNトランジスタのコレクタと上記PMOSのド
レイン又はソースのどちらか一方と上記第2のNウエル
が所定電位に固定され、上記第2のNPNトランジスタの
コレクタの電位が回路動作によって変化するように配線
され、 上記第1のNウエルと上記第2のNウエルとの間隔は、
上記第2のNウエルと上記第3のNウエルとの間隔より
も小さいことを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項において、 上記第2のNウエルと上記第3のNウエルとの間隔によ
って形成される領域に少なくとも1つのNMOSトランジス
タを形成配置したことを特徴とする半導体集積回路装
置。 - 【請求項3】特許請求の範囲第1項又は第2項におい
て、 上記第1のNウエルと上記第2のNウエルとの間隔は、
電源電圧値に近い電位差が印加されるNウエル間の間隔
以下にしたことを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項4】特許請求の範囲第1項又は第2項におい
て、 上記第1のNPNトランジスタのエミッタと、上記第2のN
PNトランジスタのコレクタとが金属配線で接続されてい
ることを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項5】特許請求の範囲第1項又は第2項におい
て、 上記PMOSトランジスタ又は上記NMOSトランジスタのドレ
インあるいはソース上に、上記ドレインあるいは上記ソ
ースと1層目の金属配線とを接続するためのコンタクト
を複数個設けたことを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項6】特許請求の範囲第1項又は第2項におい
て、 上記NPNトランジスタのベースに接続される配線は使用
する半導体プロセス技術によって決まる配線幅にし、上
記NPNトランジスタのエミッタに接続される配線は上記N
PNトランジスタのベースに接続される配線幅より大きい
配線幅であることを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項7】特許請求の範囲第1項又は第2項におい
て、 上記第1のNPNトランジスタのコレクタを上記NPNトラン
ジスタの寄生抵抗が小さくなるようにベース,エミッタ
端子の長手方向の延在した位置に配置することを特徴と
する半導体集積回路装置。 - 【請求項8】特許請求の範囲第1項又は第2項におい
て、 上記NMOSと上記PMOSからなるCMOSトランジスタのゲート
電極への入力部は、上記NMOSから離れ上記PMOSに隣接す
る第1の位置、または、上記PMOSから離れ上記NMOSに隣
接する第2の位置、または、上記NMOSと上記PMOSに挟ま
れた第3の位置のうちいずれかの位置に配置されること
を特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項9】特許請求の範囲第1項又は第2項におい
て、 上記CMOSトランジスタへの入力端子及び上記第2のNPN
トランジスタのコレクタの出力端子は、DA(自動設計)
システムでの自動配置配線の配線格子上にあることを特
徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項10】特許請求の範囲第1項、第2項または第
5項において、 上記1層目の金属配線と上記半導体基板上に設けられた
拡散領域またはゲート電極とを接続する上記コンタクト
の配置を表すマスクと、上記1層目の金属配線及び他の
金属配線が複数の層にそれぞれ配置される場合に上記金
属配線層の間を接続するスルーホールの配置を示すマス
クと、上記各層ごとに金属配線のパターンを示すマスク
とを有し、上記それぞれのマスクの変更による配線工程
の変更のみによって、所望の論理回路を有するセミカス
タムLSIを構成することを特徴とする半導体集積回路装
置。 - 【請求項11】特許請求の範囲第2項、第5項または第
10項において、 上記PMOSトランジスタ又はNMOSトランジスタのゲート電
極に上記金属配線との接続をするドックボーンを少なく
とも1つ有することを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項12】特許請求の範囲第1項、第2項、第5
項、第10項または第11項において、 1層目の金属配線
層と下層とを接続するパターンを示すコンタクトマス
ク,1層目の金属配線のパターンを示す1層目の金属配線
マスク,1層目の金属配線層と2層目の金属配線層とを接
続するパターンを示すスルーホールマスク、及び2層目
の金属配線のパターンを示す2層目の金属配線マスク
を、所望する製品の論理回路の配線パターンに応じて作
成することを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項13】特許請求の範囲第2項、第10項または第
12項において、 上記論理ゲートセル中に上記NPNトランジスタを少なく
とも1つ、上記PMOSと上記NMOSからなる対を少なくとも
1つ有することを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項14】特許請求の範囲第1項、第2項、第10項
または第12項において、 上記最高電位に接続されている最高電位電源線は上記第
1のNPNトランジスタのコレクタ上を通るように配線さ
れ、最低電位電源線は上記第2のNPNトランジスタのエ
ミッタ上を通るように配線されていることを特徴とする
半導体集積回路装置。 - 【請求項15】特許請求の範囲第1項、第2項、第10項
または第12項において、 上記論理ゲートを構成するのに2層目の金属配線は、上
記2層目の金属配線層にあらかじめ配置されている配線
格子上に配線されることを特徴とする半導体集積回路装
置。 - 【請求項16】特許請求の範囲第1項、第2項、第10項
または第12項において、 上記論理ゲートを構成した後に生じる1層目の未使用の
金属配線スペースを、最高電位電源線あるいは最低電位
電源線を補強するための電源強化線の配線領域に用いる
ことを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項17】特許請求の範囲第1項、第2項、第10項
または第12項において、 上記論理ゲートを構成するときに生じる未使用のバイポ
ーラトランジスタ配置領域を、上記論理ゲートを構成す
るための内部配線チャネルに用いることを特徴とする半
導体集積回路装置。 - 【請求項18】特許請求の範囲第10項または第12項にお
いて、 上記論理ゲートセルのマスクを変更することにより、PM
OSトランジスタとNMOSトランジスタだけで構成される純
CMOS回路を構成し、上記純CMOS回路を含むことを特徴と
する半導体集積回路装置。 - 【請求項19】特許請求の範囲第2項において、 上記第1のNPNトランジスタと上記PMOSトランジスタと
上記NMOSトランジスタと上記第2のNPNトランジスタか
らなる回路を複数有し、上記第1のNPNトランジスタは
回路ごとに異なるNウエル領域に形成配置されることを
特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項20】特許請求の範囲第19項において、 上記回路ごとに形成される第1のNPNトランジスタのN
ウエル領域の上記回路間の間隔は、電源電圧値に近い電
位差が印加されるNウエル間の間隔以下であることを特
徴とする半導体集積回路装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59019953A JPH0691197B2 (ja) | 1984-02-08 | 1984-02-08 | 半導体集積回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59019953A JPH0691197B2 (ja) | 1984-02-08 | 1984-02-08 | 半導体集積回路装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60165751A JPS60165751A (ja) | 1985-08-28 |
JPH0691197B2 true JPH0691197B2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=12013562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59019953A Expired - Lifetime JPH0691197B2 (ja) | 1984-02-08 | 1984-02-08 | 半導体集積回路装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0691197B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4746817A (en) * | 1987-03-16 | 1988-05-24 | International Business Machines Corporation | BIFET logic circuit |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5775453A (en) * | 1980-10-29 | 1982-05-12 | Fujitsu Ltd | Semiconductor device and manufacture thereof |
-
1984
- 1984-02-08 JP JP59019953A patent/JPH0691197B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
IEEEJOURNALOFSOLID−STATECIRCUITS,Vol.24No.5OCTOBER1989 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60165751A (ja) | 1985-08-28 |
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