JPH10173055A - セルベース半導体装置及びスタンダードセル - Google Patents
セルベース半導体装置及びスタンダードセルInfo
- Publication number
- JPH10173055A JPH10173055A JP8328371A JP32837196A JPH10173055A JP H10173055 A JPH10173055 A JP H10173055A JP 8328371 A JP8328371 A JP 8328371A JP 32837196 A JP32837196 A JP 32837196A JP H10173055 A JPH10173055 A JP H10173055A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- cell
- signal line
- line
- supply line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Abandoned
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims description 16
- 210000004027 cell Anatomy 0.000 abstract 6
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 64
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 10
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 229910021420 polycrystalline silicon Inorganic materials 0.000 description 6
- 229920005591 polysilicon Polymers 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N tungsten Chemical compound [W] WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 229910052721 tungsten Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000010937 tungsten Substances 0.000 description 4
- 238000010374 somatic cell nuclear transfer Methods 0.000 description 3
- 239000011229 interlayer Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 101710116852 Molybdenum cofactor sulfurase 1 Proteins 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- -1 polycide Inorganic materials 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D89/00—Aspects of integrated devices not covered by groups H10D84/00 - H10D88/00
- H10D89/10—Integrated device layouts
Landscapes
- Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】セル同士の信号線結線の自由度をある程度確保
しながら、セル面を積縮小化する。 【解決手段】 任意に組み合わせることによって所望の
回路機能ブロックが構成するセルは、複数の基本素子
1,2と、複数の基本素子1,2を内部結線させる内部
信号線10と、一方の両側に隣接するセル間で相互に接
続され、基本素子1,2に電源電圧を供給する電源線1
1,12とを有する。内部信号線10は、電源線11,
12より下層側の配線層で構成されている。また、電源
線11,12より上層側に積層されている信号線用配線
層(不図示)は、異なるセルの入出力端子間を結線させ
る外部信号線を構成している。これにより、第2層目以
降の配線層を電源線として利用でき、その線幅を従来よ
りも狭くでき、また電源線の下層側を有効利用できるこ
とから、セル面積を縮小化できる。
しながら、セル面を積縮小化する。 【解決手段】 任意に組み合わせることによって所望の
回路機能ブロックが構成するセルは、複数の基本素子
1,2と、複数の基本素子1,2を内部結線させる内部
信号線10と、一方の両側に隣接するセル間で相互に接
続され、基本素子1,2に電源電圧を供給する電源線1
1,12とを有する。内部信号線10は、電源線11,
12より下層側の配線層で構成されている。また、電源
線11,12より上層側に積層されている信号線用配線
層(不図示)は、異なるセルの入出力端子間を結線させ
る外部信号線を構成している。これにより、第2層目以
降の配線層を電源線として利用でき、その線幅を従来よ
りも狭くでき、また電源線の下層側を有効利用できるこ
とから、セル面積を縮小化できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セル同士の信号線
結線の自由度をある程度確保しながら、セル面積を縮小
化することができるセルベース半導体装置、及びスタン
ダードセルに関する。
結線の自由度をある程度確保しながら、セル面積を縮小
化することができるセルベース半導体装置、及びスタン
ダードセルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、いわゆるセルベース(または、ビ
ルディングブロック方式ともいう)のセミカスタム設計
手法は、ASIC(Application Specific Integrated C
ircuit) 設計に広く採用されている。この設計手法で
は、ライブラリに登録されている共通設計資産を組み合
わせ、また自動配置配線ツールを用いることによってI
C設計の効率向上が図られる。セルベースASICは、
セル登録した単位論理回路(または、素子単体でも可)
を組み合わせて回路機能ブロックを構成させるスタンダ
ードセル方式、既に設計された回路機能ブロックを階層
構造にして配置配線する一般セル方式に大別される。
ルディングブロック方式ともいう)のセミカスタム設計
手法は、ASIC(Application Specific Integrated C
ircuit) 設計に広く採用されている。この設計手法で
は、ライブラリに登録されている共通設計資産を組み合
わせ、また自動配置配線ツールを用いることによってI
C設計の効率向上が図られる。セルベースASICは、
セル登録した単位論理回路(または、素子単体でも可)
を組み合わせて回路機能ブロックを構成させるスタンダ
ードセル方式、既に設計された回路機能ブロックを階層
構造にして配置配線する一般セル方式に大別される。
【0003】図3および図4は、セルベースASICの
設計に用いられ、予めライブラリに登録されている従来
の単位セルを例示するパターン図である。図3は、2入
力のNANDセル、図4は、3入力のNORセルを示
す。図3および図4中、符号1はPチャネルMOSトラ
ンジスタ(以下、PMOSという)、2はNチャネルM
OSトランジスタ(以下、NMOSという)、3はp型
能動領域、4はn型能動領域、5はゲート電極、6はP
MOS1のドレイン領域(p+ 不純物拡散領域)、7は
PMOS1のソース領域(p+ 不純物拡散領域)、8は
NMOS2のドレイン領域(n+ 不純物拡散領域)、9
はNMOS2のソース領域(n+ 不純物拡散領域)、1
0は内部信号線、11は電源電圧供給線、12はGND
線(本発明では、11と12を電源線と総称する)の各
パターンである。
設計に用いられ、予めライブラリに登録されている従来
の単位セルを例示するパターン図である。図3は、2入
力のNANDセル、図4は、3入力のNORセルを示
す。図3および図4中、符号1はPチャネルMOSトラ
ンジスタ(以下、PMOSという)、2はNチャネルM
OSトランジスタ(以下、NMOSという)、3はp型
能動領域、4はn型能動領域、5はゲート電極、6はP
MOS1のドレイン領域(p+ 不純物拡散領域)、7は
PMOS1のソース領域(p+ 不純物拡散領域)、8は
NMOS2のドレイン領域(n+ 不純物拡散領域)、9
はNMOS2のソース領域(n+ 不純物拡散領域)、1
0は内部信号線、11は電源電圧供給線、12はGND
線(本発明では、11と12を電源線と総称する)の各
パターンである。
【0004】ゲート電極5は、例えば第1層目のポリシ
リコン(1PS)、ポリサイド等から構成される。各ゲ
ート電極5の途中には、入力端子TINが設けられてい
る。
リコン(1PS)、ポリサイド等から構成される。各ゲ
ート電極5の途中には、入力端子TINが設けられてい
る。
【0005】内部信号線10は、ゲート電極5上に層間
絶縁層を介して積層される、例えば第2層目のポリシリ
コン(2PS)、ポリサイド、タングステン等の膜から
構成される。内部信号線10下地の層間絶縁層に第1の
コンタクト(1CNT)が設けられている。この1CN
Tを介して、内部信号線10が、PMOS1のドレイン
領域6とNMOS2の一方のドレイン領域8とに接続さ
れている。内部信号線10の途中には、出力端子TOUT
が設けられている。
絶縁層を介して積層される、例えば第2層目のポリシリ
コン(2PS)、ポリサイド、タングステン等の膜から
構成される。内部信号線10下地の層間絶縁層に第1の
コンタクト(1CNT)が設けられている。この1CN
Tを介して、内部信号線10が、PMOS1のドレイン
領域6とNMOS2の一方のドレイン領域8とに接続さ
れている。内部信号線10の途中には、出力端子TOUT
が設けられている。
【0006】一方、電源線11および12は、セルの上
下部分で一方方向に平行に配線され、この配線幅が、種
類の異なるセル間(この例では、図3のNANDセルと
図4のNORセル間)で統一されている。これは、種類
の異なるセルを一方方向に並べるだけで内部の電源電圧
供給線11同士、GND線12同士が直列接続させるた
めである。電源電圧供給線11は、PMOSのソース領
域に1CNTを介して接続されている。また、GND線
12は、NMOS2の他方のソース領域9に1CNTを
介して接続されている。
下部分で一方方向に平行に配線され、この配線幅が、種
類の異なるセル間(この例では、図3のNANDセルと
図4のNORセル間)で統一されている。これは、種類
の異なるセルを一方方向に並べるだけで内部の電源電圧
供給線11同士、GND線12同士が直列接続させるた
めである。電源電圧供給線11は、PMOSのソース領
域に1CNTを介して接続されている。また、GND線
12は、NMOS2の他方のソース領域9に1CNTを
介して接続されている。
【0007】このように構成されている単位セルを用い
た従来のセルベースASICの設計では、自動配置配線
ツールに顧客仕様にもとづく必要な機能、性能および制
約条件等を与えると、この自動配置配線ツールによっ
て、適切な論理回路セル(単位セル)がライブラリから
呼び出され、最適なパターン設計が行なわれる。すなわ
ち、顧客仕様(機能、性能)を満たすように、種類の異
なる単位セルを組み合わせて自動配置した後、配置され
た各セル間が多層配線によって自動接続される。
た従来のセルベースASICの設計では、自動配置配線
ツールに顧客仕様にもとづく必要な機能、性能および制
約条件等を与えると、この自動配置配線ツールによっ
て、適切な論理回路セル(単位セル)がライブラリから
呼び出され、最適なパターン設計が行なわれる。すなわ
ち、顧客仕様(機能、性能)を満たすように、種類の異
なる単位セルを組み合わせて自動配置した後、配置され
た各セル間が多層配線によって自動接続される。
【0008】たとえば、図3および図4の例では、自動
配置しただけでセル列内部の電源電圧供給線11同士、
GND線12同士がそれぞれ相互接続され、上記自動配
線では、セル間で入出力端子TIN,TOUT を相互接続さ
せる外部信号線の配線と、各セル列の電源電圧供給線1
1と各セル列GND線12を、それぞれ共通化する外部
電源線の配線とが行なわれる。
配置しただけでセル列内部の電源電圧供給線11同士、
GND線12同士がそれぞれ相互接続され、上記自動配
線では、セル間で入出力端子TIN,TOUT を相互接続さ
せる外部信号線の配線と、各セル列の電源電圧供給線1
1と各セル列GND線12を、それぞれ共通化する外部
電源線の配線とが行なわれる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】所定機能の回路又は素
子が予めインストールされた単位セルは、上述したよう
に顧客の要求に応じて種々の回路機能ブロックを構成す
るために供せられることから、その設計段階において
は、どのような回路にも対応できるように、そのセル間
接続の配線の自由度が大きいことが要求される。具体的
に、セル間接続の配線の自由度が大きいとは、単位セル
自身のパターンや接続点が後の外部信号線の結線に邪魔
にならないことを意味する。このため、例えば図3およ
び図4では、内部信号線10、電源電圧供給線11およ
びGND線12は、ともに第1層目の配線層(例えば、
タングステン層)が用いられる。また、この配線の際に
は、信号遅延の問題も考慮しなければならない。すなわ
ち、近くを結ぶ信号線は下層側の配線を利用し、例えば
クロックラインやバスラインといった遠くまで信号を運
ぶ配線は、邪魔なものがすくなく配線の自由度が高く、
また抵抗の低い上層側の配線を利用するといった、信号
の種類に応じた配線層の使い分けがなされる。
子が予めインストールされた単位セルは、上述したよう
に顧客の要求に応じて種々の回路機能ブロックを構成す
るために供せられることから、その設計段階において
は、どのような回路にも対応できるように、そのセル間
接続の配線の自由度が大きいことが要求される。具体的
に、セル間接続の配線の自由度が大きいとは、単位セル
自身のパターンや接続点が後の外部信号線の結線に邪魔
にならないことを意味する。このため、例えば図3およ
び図4では、内部信号線10、電源電圧供給線11およ
びGND線12は、ともに第1層目の配線層(例えば、
タングステン層)が用いられる。また、この配線の際に
は、信号遅延の問題も考慮しなければならない。すなわ
ち、近くを結ぶ信号線は下層側の配線を利用し、例えば
クロックラインやバスラインといった遠くまで信号を運
ぶ配線は、邪魔なものがすくなく配線の自由度が高く、
また抵抗の低い上層側の配線を利用するといった、信号
の種類に応じた配線層の使い分けがなされる。
【0010】一方、半導体プロセスの立場では、配線構
造が多層になればなるほど、後のプロセスの容易性を考
慮すると平坦化が重要になり、下層側ほど膜厚を薄くし
上層側ほど厚くするほうが好ましい。加えて、加工性の
面では、より上層側にいくほどL&S(Line and Space)
間隔を広くしたほうが好ましく、また最下層はタングス
テン膜などの比較的に高抵抗な材料の使用を余儀なくさ
れる場合も多い。以上の観点により、この第1層目の配
線層は、例えば、1PS、タングステン膜といった比較
的に抵抗率が高い材料で構成され、しかも比較的に薄い
ので、隣接する素子間を接続する内部配線層としては適
している。
造が多層になればなるほど、後のプロセスの容易性を考
慮すると平坦化が重要になり、下層側ほど膜厚を薄くし
上層側ほど厚くするほうが好ましい。加えて、加工性の
面では、より上層側にいくほどL&S(Line and Space)
間隔を広くしたほうが好ましく、また最下層はタングス
テン膜などの比較的に高抵抗な材料の使用を余儀なくさ
れる場合も多い。以上の観点により、この第1層目の配
線層は、例えば、1PS、タングステン膜といった比較
的に抵抗率が高い材料で構成され、しかも比較的に薄い
ので、隣接する素子間を接続する内部配線層としては適
している。
【0011】しかし、大規模な回路構成をとることがあ
る近年のセルベースASICでは、第1層目の配線層を
セル内部の電源線に用いることによる不利益が、セル間
配線の自由度確保との関係で相対的に大きくなってきて
いる。すなわち、近年のICの製造プロセスでは、4
層、5層といった配線構造を多層化することによって配
線のリソースが増え、これとともに配線の自由度が増大
している。また、論理回路の大規模化および高速化にと
もなって、面積縮小化や配線長の短縮化の要求が次第に
高まり、以前のようなセル間に配線領域を設けずにセル
配置領域上で殆どの配線を行なうこととしている。とこ
ろが、従来のセル構造では、シート抵抗が高い第1層目
の配線層によってセル内部の電源線が構成されているこ
とから、必然的に内部の電源線幅を広くとらざるを得
ず、セル面積の縮小化が難しいのが実情であった。
る近年のセルベースASICでは、第1層目の配線層を
セル内部の電源線に用いることによる不利益が、セル間
配線の自由度確保との関係で相対的に大きくなってきて
いる。すなわち、近年のICの製造プロセスでは、4
層、5層といった配線構造を多層化することによって配
線のリソースが増え、これとともに配線の自由度が増大
している。また、論理回路の大規模化および高速化にと
もなって、面積縮小化や配線長の短縮化の要求が次第に
高まり、以前のようなセル間に配線領域を設けずにセル
配置領域上で殆どの配線を行なうこととしている。とこ
ろが、従来のセル構造では、シート抵抗が高い第1層目
の配線層によってセル内部の電源線が構成されているこ
とから、必然的に内部の電源線幅を広くとらざるを得
ず、セル面積の縮小化が難しいのが実情であった。
【0012】本発明は、このような実情に鑑みてなさ
れ、セル同士の信号線結線の自由度をある程度確保しな
がら、セル面積を縮小化することができるセルベース半
導体装置、及びスタンダードセルを提供することを目的
とする。
れ、セル同士の信号線結線の自由度をある程度確保しな
がら、セル面積を縮小化することができるセルベース半
導体装置、及びスタンダードセルを提供することを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した従来技術の問題
点を解決し、上記目的を達成するために、本発明のセル
ベース半導体装置では、少なくとも基本素子が予め形成
されている複数種類のセルを、任意に組み合わせること
によって所望の回路機能ブロックが構成されているセル
ベース半導体装置であって、前記セルは、複数の基本素
子と、前記複数の基本素子をセル内部で接続させる内部
信号線と、一方方向の両側に隣接するセル間で相互に接
続され、前記基本素子に電源電圧を供給する電源線とを
有し、前記内部信号線が、前記電源線より下層側の配線
層で構成され、前記電源線より上層側に積層されている
信号線用配線層は、異なるセルの入出力端子間を結線さ
せる外部信号線を構成していることを特徴とする。
点を解決し、上記目的を達成するために、本発明のセル
ベース半導体装置では、少なくとも基本素子が予め形成
されている複数種類のセルを、任意に組み合わせること
によって所望の回路機能ブロックが構成されているセル
ベース半導体装置であって、前記セルは、複数の基本素
子と、前記複数の基本素子をセル内部で接続させる内部
信号線と、一方方向の両側に隣接するセル間で相互に接
続され、前記基本素子に電源電圧を供給する電源線とを
有し、前記内部信号線が、前記電源線より下層側の配線
層で構成され、前記電源線より上層側に積層されている
信号線用配線層は、異なるセルの入出力端子間を結線さ
せる外部信号線を構成していることを特徴とする。
【0014】このように、本セルベース半導体装置で
は、セル内の電源線を内部信号線より上層側の配線層で
構成させることによって、一般にアルミニウム等から構
成される第2層目以降の配線層を電源線として利用で
き、電源線の線幅を従来よりも狭くすることができる。
また、電源線の下層側に第1層目の配線層パターンやコ
ンタクトを形成できることから、セル面積の縮小化が容
易となる。この結果、電源線を従来よりも上層化するこ
ととなり、この意味ではセル間配線の自由度は若干低下
する。しかし、先に記述したように近年の配線構造の多
層化にともなってセル間接続の自由度が大幅に増大して
いることを考慮し、また電源線より外側には内部信号線
を引き出さないようにすることによって、セル間接続の
自由度低下は余り問題とならず、本発明によって、電源
線の上層化によるセル面積が縮小化されるといった大き
な効果を得ることができる。
は、セル内の電源線を内部信号線より上層側の配線層で
構成させることによって、一般にアルミニウム等から構
成される第2層目以降の配線層を電源線として利用で
き、電源線の線幅を従来よりも狭くすることができる。
また、電源線の下層側に第1層目の配線層パターンやコ
ンタクトを形成できることから、セル面積の縮小化が容
易となる。この結果、電源線を従来よりも上層化するこ
ととなり、この意味ではセル間配線の自由度は若干低下
する。しかし、先に記述したように近年の配線構造の多
層化にともなってセル間接続の自由度が大幅に増大して
いることを考慮し、また電源線より外側には内部信号線
を引き出さないようにすることによって、セル間接続の
自由度低下は余り問題とならず、本発明によって、電源
線の上層化によるセル面積が縮小化されるといった大き
な効果を得ることができる。
【0015】このセル間接続の自由度確保の観点から
は、電源線は出来るだけ下層側の配線層を利用すること
が望ましいが、例えば同じ機能のセルが連続的に接続さ
れるような場合にあっては、電源線と同じ階層、或いは
下層側で外部信号線を配線させることができる。この場
合の外部信号線は、電源線と略平行に配線させるよう
に、例えば入出力端子の位置を決めおくと、自由度には
何ら問題なく配線を行なうことができる。
は、電源線は出来るだけ下層側の配線層を利用すること
が望ましいが、例えば同じ機能のセルが連続的に接続さ
れるような場合にあっては、電源線と同じ階層、或いは
下層側で外部信号線を配線させることができる。この場
合の外部信号線は、電源線と略平行に配線させるよう
に、例えば入出力端子の位置を決めおくと、自由度には
何ら問題なく配線を行なうことができる。
【0016】本発明のスタンダードセルでは、複数の基
本素子と、前記複数の基本素子をセル内部で接続させる
内部信号線と、一方方向の両側に隣接するセル間で相互
に接続され、前記基本素子に電源電圧を供給する電源線
とを有するスタンダードセルであって、前記内部信号線
が、前記電源線より下層側の配線層で構成されているこ
とを特徴とする。
本素子と、前記複数の基本素子をセル内部で接続させる
内部信号線と、一方方向の両側に隣接するセル間で相互
に接続され、前記基本素子に電源電圧を供給する電源線
とを有するスタンダードセルであって、前記内部信号線
が、前記電源線より下層側の配線層で構成されているこ
とを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わるセルベース
半導体装置およびスタンダードセルを、図面を参照しな
がら詳細に説明する。図1および図2は、セルベースA
SICの設計に用いられ、予めライブラリに登録されて
いる本実施形態に係わる単位セル(スタンダードセル)
を例示するパターン図である。本発明のスタンダードセ
ルは、このパターン図に特徴があり、本発明のセルベー
ス半導体装置は、このパターン図に例示されるような種
類が異なるセルを、任意に組み合わせることによって所
望の回路機能ブロックが構成されている。したがって、
以下の説明では、本発明の要部が示されている図1およ
び図2のセルパターンを説明することによって本発明の
実施形態を説明する。
半導体装置およびスタンダードセルを、図面を参照しな
がら詳細に説明する。図1および図2は、セルベースA
SICの設計に用いられ、予めライブラリに登録されて
いる本実施形態に係わる単位セル(スタンダードセル)
を例示するパターン図である。本発明のスタンダードセ
ルは、このパターン図に特徴があり、本発明のセルベー
ス半導体装置は、このパターン図に例示されるような種
類が異なるセルを、任意に組み合わせることによって所
望の回路機能ブロックが構成されている。したがって、
以下の説明では、本発明の要部が示されている図1およ
び図2のセルパターンを説明することによって本発明の
実施形態を説明する。
【0018】図1は、本発明のセルベースASICにお
ける2入力のNANDセルを示し、従来例を示す図3と
対応する。また、図2は、本発明のセルベースASIC
における3入力のNORセルを示し、従来例を示す図4
と対応する。なお、ここで図3および図4に示す従来の
セルと重複する構成は、同一符号を付し、その詳細な説
明は省略する。図1および図2中、符号1はPMOS、
2はNMOS、3はp型能動領域、4はn型能動領域
域、5はゲート電極、6はPMOS1のドレイン領域
(p+ 不純物拡散領域)、7はPMOS1のソース領域
(p+ 不純物拡散領域)、8はNMOS2のドレイン領
域(n+ 不純物拡散領域)、9はNMOS2のソース領
域(n+ 不純物拡散領域)、10は内部信号線、11は
電源電圧供給線、12はGND線(本発明では、11と
12を電源線と総称する)の各パターンを示す。また、
符号TINは入力端子、TOUT は出力端子、1CNTは第
1のコンタクト(第1配線層と、ソース領域7又はドレ
イン領域8との接続孔)を示す。
ける2入力のNANDセルを示し、従来例を示す図3と
対応する。また、図2は、本発明のセルベースASIC
における3入力のNORセルを示し、従来例を示す図4
と対応する。なお、ここで図3および図4に示す従来の
セルと重複する構成は、同一符号を付し、その詳細な説
明は省略する。図1および図2中、符号1はPMOS、
2はNMOS、3はp型能動領域、4はn型能動領域
域、5はゲート電極、6はPMOS1のドレイン領域
(p+ 不純物拡散領域)、7はPMOS1のソース領域
(p+ 不純物拡散領域)、8はNMOS2のドレイン領
域(n+ 不純物拡散領域)、9はNMOS2のソース領
域(n+ 不純物拡散領域)、10は内部信号線、11は
電源電圧供給線、12はGND線(本発明では、11と
12を電源線と総称する)の各パターンを示す。また、
符号TINは入力端子、TOUT は出力端子、1CNTは第
1のコンタクト(第1配線層と、ソース領域7又はドレ
イン領域8との接続孔)を示す。
【0019】本実施形態のセルが、図3および図4の従
来の場合と異なるのは、第1に、電源電圧供給線11お
よびGND線12が第2層目の配線層(以下、第2配線
層という)から構成されていることである。具体例に
は、この第2配線層として、例えば第1層目のAl配線
層(1AL)が選択される。この電源線11,12を第
2配線層から構成させることによって、電源線11,1
2の幅それぞれが、この図の場合は従来の40%と細く
なっている。なお、この電源線11,12の配線幅は、
従来と同様、種類の異なるセル間(この例では、図1の
NANDセルと図2のNORセル間)で統一されてい
る。
来の場合と異なるのは、第1に、電源電圧供給線11お
よびGND線12が第2層目の配線層(以下、第2配線
層という)から構成されていることである。具体例に
は、この第2配線層として、例えば第1層目のAl配線
層(1AL)が選択される。この電源線11,12を第
2配線層から構成させることによって、電源線11,1
2の幅それぞれが、この図の場合は従来の40%と細く
なっている。なお、この電源線11,12の配線幅は、
従来と同様、種類の異なるセル間(この例では、図1の
NANDセルと図2のNORセル間)で統一されてい
る。
【0020】第2に、この電源線11,12を従来より
上層側の配線層を用いることによって、トランジスタ1
または2へ電源電圧を供給するコンタクト構造が従来と
異なっている。すなわち、PMOS1のソース領域7上
の図示せぬ絶縁層上に、例えば第2ポリシリコン膜で構
成されるコンタクトパッド層13が配置され、これが1
CNTを介してソース領域7接続されている。このコン
タクトパッド層13は、その上に成膜される図示せぬ絶
縁層に形成される第2のコンタクト(2CNT)を介し
て上層側の前記電源供給線11に接続されている。同様
に、NMOS2側では、そのソース領域9とGND線1
2との間には、それぞれ絶縁層を介してコンタクトパッ
ド層13が介在され、このコンタクトパッド層13は、
1CNTを介して下層側のソース領域9に接続され、2
CNTを介して上層側のGND線12に接続されてい
る。なお、図2中、符号SCNTは、1CNTと2CN
Tがコンタクトパッド層13を介在させて重ねられたス
タックコンタクトの例を示している。
上層側の配線層を用いることによって、トランジスタ1
または2へ電源電圧を供給するコンタクト構造が従来と
異なっている。すなわち、PMOS1のソース領域7上
の図示せぬ絶縁層上に、例えば第2ポリシリコン膜で構
成されるコンタクトパッド層13が配置され、これが1
CNTを介してソース領域7接続されている。このコン
タクトパッド層13は、その上に成膜される図示せぬ絶
縁層に形成される第2のコンタクト(2CNT)を介し
て上層側の前記電源供給線11に接続されている。同様
に、NMOS2側では、そのソース領域9とGND線1
2との間には、それぞれ絶縁層を介してコンタクトパッ
ド層13が介在され、このコンタクトパッド層13は、
1CNTを介して下層側のソース領域9に接続され、2
CNTを介して上層側のGND線12に接続されてい
る。なお、図2中、符号SCNTは、1CNTと2CN
Tがコンタクトパッド層13を介在させて重ねられたス
タックコンタクトの例を示している。
【0021】第3に、従来は電源線が最下層の配線層で
構成されていたために、この電源線の下層側の領域が有
効に利用できなかったが、本発明では、電源線を2層目
以降の配線層で構成させることによって、この下層側領
域の有効利用を図ることが可能となったことである。す
なわち、従来の図3および図4では、同じ階層の内部信
号線10との距離を確保するために、電源線11,12
の内側にしか配置できなかったコンタクト部(2CN
T,SCNT)を、本実施形態では電源線11,12直
下に位置させている。また、内部信号線10は電源線1
1,12の直下で配線することも可能となる。
構成されていたために、この電源線の下層側の領域が有
効に利用できなかったが、本発明では、電源線を2層目
以降の配線層で構成させることによって、この下層側領
域の有効利用を図ることが可能となったことである。す
なわち、従来の図3および図4では、同じ階層の内部信
号線10との距離を確保するために、電源線11,12
の内側にしか配置できなかったコンタクト部(2CN
T,SCNT)を、本実施形態では電源線11,12直
下に位置させている。また、内部信号線10は電源線1
1,12の直下で配線することも可能となる。
【0022】とくに図示しないが、このように構成され
ているスタンダードセルは、従来と同様に、その配置配
線時に、顧客仕様にもとづいて多数、種類を組み合わせ
て回路機能ブロックを形成し、このセル間の入力端子T
IN/出力端子TOUT が、更に上層側の第2層目のAl配
線(2AL)、第3層目のAl配線(3AL)、…を用
いて最適に結線されている。また、セル配置時にセル列
内で直列接続される電源線11,12は、それぞれ上層
側までコンタクトプラグやコンタクトパッド層で持ち上
げられ、上層側の配線層によって共通化され、外部に引
き出されている。
ているスタンダードセルは、従来と同様に、その配置配
線時に、顧客仕様にもとづいて多数、種類を組み合わせ
て回路機能ブロックを形成し、このセル間の入力端子T
IN/出力端子TOUT が、更に上層側の第2層目のAl配
線(2AL)、第3層目のAl配線(3AL)、…を用
いて最適に結線されている。また、セル配置時にセル列
内で直列接続される電源線11,12は、それぞれ上層
側までコンタクトプラグやコンタクトパッド層で持ち上
げられ、上層側の配線層によって共通化され、外部に引
き出されている。
【0023】本実施形態のセルベースASICおよびス
タンダードセルは、電源線11,12が、内部信号線1
0より上層側の配線層で構成されていることから、電源
線11,12の体積抵抗率を変えることなく(又は、体
積抵抗率を下げながら)線幅を細くでき、また電源線1
1,12の下に内部信号線10を配線することができ、
この結果、全体のセル面積を従来より縮小化できる。た
とえば、図1および図2の例では、電源線11,12の
線幅が従来の60%、その内部信号線10との距離が従
来の40〜50%とそれぞれ小さくなっており、この結
果、2割ほどセル面積が縮小化されている。このセル構
造では、電源線11,12と内部信号線10とを重ねる
ことも可能であり、また1ALの厚さによっては更に電
源線11,12の幅を短縮でき、その場合は3〜5割と
いった更なる面積縮小化も可能である。
タンダードセルは、電源線11,12が、内部信号線1
0より上層側の配線層で構成されていることから、電源
線11,12の体積抵抗率を変えることなく(又は、体
積抵抗率を下げながら)線幅を細くでき、また電源線1
1,12の下に内部信号線10を配線することができ、
この結果、全体のセル面積を従来より縮小化できる。た
とえば、図1および図2の例では、電源線11,12の
線幅が従来の60%、その内部信号線10との距離が従
来の40〜50%とそれぞれ小さくなっており、この結
果、2割ほどセル面積が縮小化されている。このセル構
造では、電源線11,12と内部信号線10とを重ねる
ことも可能であり、また1ALの厚さによっては更に電
源線11,12の幅を短縮でき、その場合は3〜5割と
いった更なる面積縮小化も可能である。
【0024】なお、上記説明は、電源線11,12は2
層目の配線層を用いた場合について行なったが、本発明
は、これに限定されず、電源線は内部信号線より上層側
の配線層を用い、かつ電源線より上層側の信号線用配線
層は、外部信号線、即ち自動配線できる信号線であるこ
とが要件である。したがって、電源線と同じ階層、又は
下層側においても外部信号線を存在させてもよい。この
場合、配線の自由度確保の観点からは、当該外部信号線
は、電源線と略平行に配線されていることが好ましい。
また、この外部信号線は、例えば同じ機能のセルを連続
的に接続されるような場合にあっては、前記電源線1
1,12と同様に、信号線引出し位置と線幅が予め決め
られ、セルを配置させるだけで入力端子TINが隣接セル
の出力端子TOUT に自動接続されるような構成であって
もよい。もちろん、この電源線と同じ階層又は下層側の
外部信号線は、セルに予め形成されたものでなく、自動
配線時に配線させるものでもよい。
層目の配線層を用いた場合について行なったが、本発明
は、これに限定されず、電源線は内部信号線より上層側
の配線層を用い、かつ電源線より上層側の信号線用配線
層は、外部信号線、即ち自動配線できる信号線であるこ
とが要件である。したがって、電源線と同じ階層、又は
下層側においても外部信号線を存在させてもよい。この
場合、配線の自由度確保の観点からは、当該外部信号線
は、電源線と略平行に配線されていることが好ましい。
また、この外部信号線は、例えば同じ機能のセルを連続
的に接続されるような場合にあっては、前記電源線1
1,12と同様に、信号線引出し位置と線幅が予め決め
られ、セルを配置させるだけで入力端子TINが隣接セル
の出力端子TOUT に自動接続されるような構成であって
もよい。もちろん、この電源線と同じ階層又は下層側の
外部信号線は、セルに予め形成されたものでなく、自動
配線時に配線させるものでもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明に係わ
るセルベース半導体装置およびスタンダードセルによれ
ば、セル同士の信号線結線の自由度をある程度確保しな
がら、セル面積を縮小化することができる。また、電源
線の低抵抗化が可能であり、電圧降下を小さくできる。
さらに、配線層の下層側の領域を有効に利用できる。す
なわち、面積縮小化のために利用するほか、例えば本実
施形態に示すようにゲート電極の引回し配線の抵抗を低
減したり、電源線の直下にコンタクトを設けることも可
能となる。
るセルベース半導体装置およびスタンダードセルによれ
ば、セル同士の信号線結線の自由度をある程度確保しな
がら、セル面積を縮小化することができる。また、電源
線の低抵抗化が可能であり、電圧降下を小さくできる。
さらに、配線層の下層側の領域を有効に利用できる。す
なわち、面積縮小化のために利用するほか、例えば本実
施形態に示すようにゲート電極の引回し配線の抵抗を低
減したり、電源線の直下にコンタクトを設けることも可
能となる。
【図1】本発明の実施形態に係わるNANDセルを示す
パターン図である。
パターン図である。
【図2】本発明の実施形態に係わるNORセルを示すパ
ターン図である。
ターン図である。
【図3】従来のNANDセルを示すパターン図である。
【図4】従来のNORセルを示すパターン図である。
1…PMOS、2…NMOS、3…p型不純物領域、4
…n型不純物領域、5…ゲート電極、6,8…ドレイン
領域、7,9…ソース領域、10…内部信号線、11…
電源電圧供給線(電源線)、12…GND線(電源
線)、13…コンタクトパッド層、TIN…入力端子、T
OUT …出力端子、1CNT,2CNT,SCNT…コン
タクト。
…n型不純物領域、5…ゲート電極、6,8…ドレイン
領域、7,9…ソース領域、10…内部信号線、11…
電源電圧供給線(電源線)、12…GND線(電源
線)、13…コンタクトパッド層、TIN…入力端子、T
OUT …出力端子、1CNT,2CNT,SCNT…コン
タクト。
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくとも所定の基本素子が予め形成さ
れている複数種類のセルを、任意に組み合わせることに
よって所望の回路機能ブロックが構成されているセルベ
ース半導体装置であって、 前記セルは、複数の基本素子と、前記複数の基本素子を
セル内部で接続させる内部信号線と、一方方向の両側に
隣接するセル間で相互に接続され、前記基本素子に電源
電圧を供給する電源線とを有し、 前記内部信号線が、前記電源線より下層側の配線層で構
成され、 前記電源線より上層側に積層されている信号用配線層
は、異なるセルの入出力端子間を結線させる外部信号線
を構成しているセルベース半導体装置。 - 【請求項2】 前記電源線と同じ階層の配線層によって
構成されている前記外部信号線を更に有し、当該外部信
号線が、前記電源線と略平行に配線されている請求項1
に記載のセルベース半導体装置。 - 【請求項3】 前記電源線より下層側の配線層によって
構成されている前記外部信号線を更に有し、当該外部信
号線が、前記電源線と略平行に配線されている請求項1
に記載のセルベース半導体装置。 - 【請求項4】 前記電源線は、前記内部信号線よりも低
抵抗の膜から構成されている請求項1に記載のセルベー
ス半導体装置。 - 【請求項5】 少なくとも複数の基本素子と、前記複数
の基本素子をセル内で接続する内部信号線と、一方方向
の両側に隣接するセル間で相互に接続され、 前記基本素子に電源電圧を供給する電源線とを有するス
タンダードセルであって、 前記内部信号線が、前記電源線より下層側の配線層で構
成されているスタンダードセル。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8328371A JPH10173055A (ja) | 1996-12-09 | 1996-12-09 | セルベース半導体装置及びスタンダードセル |
KR1019970066663A KR19980063892A (ko) | 1996-12-09 | 1997-12-08 | 셀 베이스 반도체 장치 및 스탠다드 셀 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8328371A JPH10173055A (ja) | 1996-12-09 | 1996-12-09 | セルベース半導体装置及びスタンダードセル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10173055A true JPH10173055A (ja) | 1998-06-26 |
Family
ID=18209509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8328371A Abandoned JPH10173055A (ja) | 1996-12-09 | 1996-12-09 | セルベース半導体装置及びスタンダードセル |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10173055A (ja) |
KR (1) | KR19980063892A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6888254B2 (en) | 2000-09-28 | 2005-05-03 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device |
US8357955B2 (en) | 2009-08-28 | 2013-01-22 | Sony Corporation | Semiconductor integrated circuit |
US9490263B2 (en) | 2013-09-24 | 2016-11-08 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Semiconductor device and method of forming the same |
US9825024B2 (en) | 2015-09-30 | 2017-11-21 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Semiconductor device |
US9946828B2 (en) | 2014-10-30 | 2018-04-17 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Integrated circuit and method of designing layout thereof |
CN113196463A (zh) * | 2018-12-26 | 2021-07-30 | 株式会社索思未来 | 半导体集成电路装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4521088B2 (ja) * | 2000-03-27 | 2010-08-11 | 株式会社東芝 | 半導体装置 |
-
1996
- 1996-12-09 JP JP8328371A patent/JPH10173055A/ja not_active Abandoned
-
1997
- 1997-12-08 KR KR1019970066663A patent/KR19980063892A/ko not_active Application Discontinuation
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6888254B2 (en) | 2000-09-28 | 2005-05-03 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device |
US8357955B2 (en) | 2009-08-28 | 2013-01-22 | Sony Corporation | Semiconductor integrated circuit |
USRE45988E1 (en) | 2009-08-28 | 2016-04-26 | Sony Corporation | Semiconductor integrated circuit |
USRE47095E1 (en) | 2009-08-28 | 2018-10-23 | Sony Corporation | Semiconductor integrated circuit |
USRE48085E1 (en) | 2009-08-28 | 2020-07-07 | Sony Corporation | Semiconductor integrated circuit |
USRE48831E1 (en) | 2009-08-28 | 2021-11-23 | Sony Group Corporation | Semiconductor integrated circuit |
USRE49821E1 (en) | 2009-08-28 | 2024-01-30 | Sony Group Corporation | Semiconductor integrated circuit |
US9490263B2 (en) | 2013-09-24 | 2016-11-08 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Semiconductor device and method of forming the same |
US9946828B2 (en) | 2014-10-30 | 2018-04-17 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Integrated circuit and method of designing layout thereof |
US9825024B2 (en) | 2015-09-30 | 2017-11-21 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Semiconductor device |
CN113196463A (zh) * | 2018-12-26 | 2021-07-30 | 株式会社索思未来 | 半导体集成电路装置 |
CN113196463B (zh) * | 2018-12-26 | 2024-03-01 | 株式会社索思未来 | 半导体集成电路装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR19980063892A (ko) | 1998-10-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5493135A (en) | Symmetrical multi-layer metal logic array with continuous substrate taps and extension portions for increased gate density | |
JP7415176B2 (ja) | 半導体集積回路装置 | |
JP3154411B2 (ja) | Cadによってレイアウトされた2金属層集積回路ゲート・アレイ | |
JP3926011B2 (ja) | 半導体装置の設計方法 | |
US5892276A (en) | Semiconductor integrated circuit | |
EP0177336B1 (en) | Gate array integrated device | |
US5321280A (en) | Composite semiconductor integrated circuit device | |
JPH0434309B2 (ja) | ||
JP2822781B2 (ja) | マスタスライス方式半導体集積回路装置 | |
JP3115787B2 (ja) | ポリセル集積回路 | |
JP4497791B2 (ja) | 半導体集積回路 | |
JPH10173055A (ja) | セルベース半導体装置及びスタンダードセル | |
US5063430A (en) | Semiconductor integrated circuit device having standard cells including internal wiring region | |
JP2000223575A (ja) | 半導体装置の設計方法、半導体装置および半導体装置の製造方法 | |
JP2855905B2 (ja) | 半導体集積回路装置 | |
US20030049891A1 (en) | Utilization of MACRO power routing area for buffer insertion | |
EP1009031B1 (en) | Semiconductor integrated circuit device and method of producing the same | |
JP3747980B2 (ja) | 半導体集積回路装置 | |
JP3019764B2 (ja) | 半導体集積回路装置およびその回路セルの多段接続構造 | |
JPH08213577A (ja) | 半導体集積回路装置 | |
JP2000277620A (ja) | 標準セル及びそれを用いた電源配線レイアウト方法 | |
JPS5972742A (ja) | マスタスライスlsiのマスタ方法 | |
JP3082772B2 (ja) | Cmosスタティックメモリセル | |
JPS62263653A (ja) | 半導体集積回路装置の製造方法 | |
JPH053252A (ja) | 半導体集積回路装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060425 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20060626 |