JPH0683639A - レジスタ装置 - Google Patents
レジスタ装置Info
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- JPH0683639A JPH0683639A JP23453892A JP23453892A JPH0683639A JP H0683639 A JPH0683639 A JP H0683639A JP 23453892 A JP23453892 A JP 23453892A JP 23453892 A JP23453892 A JP 23453892A JP H0683639 A JPH0683639 A JP H0683639A
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- Japan
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- register
- register device
- context
- interrupt
- processing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 割り込み処理に際し、複数のバスサイクルを
用いることなくコンテキストの退避及び復帰を可能とす
る。 【構成】 第2レジスタ12は、予め割り込み処理に必
要な情報が格納されている。割り込み処理が受け付けら
れ制御信号5、10が立ち上がると、第2レジスタ12
の値が第1レジスタ13へと転送され、第1ラッチ14
に格納されている元のタスク処理のコンテキストが第3
レジスタ15へと転送される。尚、割り込み受付前に、
第1レジスタ13の値が第1ラッチ14へ転送されてい
る。元のタスク処理へ復帰するとき制御信号6が立ち上
がり、第3レジスタ15に退避されたコンテキストが第
2ラッチ16を介して直接第1レジスタ13へ転送され
る。 【効果】 オーバヘッドを削減でき、高速な割り込み処
理への切替え及び復帰が可能となる。
用いることなくコンテキストの退避及び復帰を可能とす
る。 【構成】 第2レジスタ12は、予め割り込み処理に必
要な情報が格納されている。割り込み処理が受け付けら
れ制御信号5、10が立ち上がると、第2レジスタ12
の値が第1レジスタ13へと転送され、第1ラッチ14
に格納されている元のタスク処理のコンテキストが第3
レジスタ15へと転送される。尚、割り込み受付前に、
第1レジスタ13の値が第1ラッチ14へ転送されてい
る。元のタスク処理へ復帰するとき制御信号6が立ち上
がり、第3レジスタ15に退避されたコンテキストが第
2ラッチ16を介して直接第1レジスタ13へ転送され
る。 【効果】 オーバヘッドを削減でき、高速な割り込み処
理への切替え及び復帰が可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プロセッサに内蔵さ
れたレジスタ装置に関するものである。具体的には、プ
ロセッサを用いたシステムの割り込み処理に関して、通
常のタスク処理と割り込み処理との切替え及び復帰を高
速に実現するレジスタ装置に関している。
れたレジスタ装置に関するものである。具体的には、プ
ロセッサを用いたシステムの割り込み処理に関して、通
常のタスク処理と割り込み処理との切替え及び復帰を高
速に実現するレジスタ装置に関している。
【0002】
【従来の技術】図4は、プロセッサに内蔵されたレジス
タ装置の従来の構成を示したブロック図である。従来の
レジスタ装置に於いて主要部をなすのは、同図の内部レ
ジスタ13Aである。本内部レジスタ13Aは、プロセ
ッサの内部バス1に接続されており、制御信号4Aが内
部レジスタ13Aに印加されると、内部バス1のデータ
が内部レジスタ13Aに書き込まれる。又、制御信号5
が内部レジスタ13Aに印加されると、内部レジスタ1
3Aはそのデータ値を内部バス1に書き出す。又、プロ
セッサ内部17とプロセッサ外部18との間には、入出
力バッファ19が設けられており、プロセッサ外部18
のシステムバス20には外部メモリ21が接続されてい
る。この外部メモリ21は、後述するように、内部レジ
スタ13Aに格納されているコンテキスト(プロセッサ
が現在実行中のプログラムに関する情報)を、割り込み
処理の間、退避するために用いられるものである。
タ装置の従来の構成を示したブロック図である。従来の
レジスタ装置に於いて主要部をなすのは、同図の内部レ
ジスタ13Aである。本内部レジスタ13Aは、プロセ
ッサの内部バス1に接続されており、制御信号4Aが内
部レジスタ13Aに印加されると、内部バス1のデータ
が内部レジスタ13Aに書き込まれる。又、制御信号5
が内部レジスタ13Aに印加されると、内部レジスタ1
3Aはそのデータ値を内部バス1に書き出す。又、プロ
セッサ内部17とプロセッサ外部18との間には、入出
力バッファ19が設けられており、プロセッサ外部18
のシステムバス20には外部メモリ21が接続されてい
る。この外部メモリ21は、後述するように、内部レジ
スタ13Aに格納されているコンテキスト(プロセッサ
が現在実行中のプログラムに関する情報)を、割り込み
処理の間、退避するために用いられるものである。
【0003】次に、図4のレジスタ装置を内蔵したプロ
セッサを用いたシステムに於いて、プロセッサが割り込
み処理を受け付けた時に行われる(a)割り込みハンド
ラ(割り込み処理専用のプログラム)への処理切替え動
作と、(b)割り込みハンドラから元のタスク処理への
復帰動作とについて、以下説明を行う。
セッサを用いたシステムに於いて、プロセッサが割り込
み処理を受け付けた時に行われる(a)割り込みハンド
ラ(割り込み処理専用のプログラム)への処理切替え動
作と、(b)割り込みハンドラから元のタスク処理への
復帰動作とについて、以下説明を行う。
【0004】(a) 割り込みハンドラへの処理切替え
動作 プロセッサが割り込み処理を受け付けると、先ず、割り
込みハンドラの処理に先立ってコンテキストの退避を行
う。このコンテキストの退避として、内部レジスタ13
Aの最新の値(割り込み受付時のタスク処理のコンテキ
スト)を各レジスタ単位毎に内部バス1へ出力し、入出
力バッファ19及びシステムバス20を介して、当該内
部レジスタ13Aの最新の値を外部メモリ21に書き出
す。
動作 プロセッサが割り込み処理を受け付けると、先ず、割り
込みハンドラの処理に先立ってコンテキストの退避を行
う。このコンテキストの退避として、内部レジスタ13
Aの最新の値(割り込み受付時のタスク処理のコンテキ
スト)を各レジスタ単位毎に内部バス1へ出力し、入出
力バッファ19及びシステムバス20を介して、当該内
部レジスタ13Aの最新の値を外部メモリ21に書き出
す。
【0005】コンテキストの退避が終了すると、次に外
部からプロセッサ内部の他のレジスタに転送され、格納
されている割り込みベクタを内部バス1へ出力し、その
割り込みベクタの値を内部レジスタ13A内のプログラ
ムカウンタ(図示せず)に書き込む。これにより、割り
込みハンドラの処理がプロセッサ内で開始される。
部からプロセッサ内部の他のレジスタに転送され、格納
されている割り込みベクタを内部バス1へ出力し、その
割り込みベクタの値を内部レジスタ13A内のプログラ
ムカウンタ(図示せず)に書き込む。これにより、割り
込みハンドラの処理がプロセッサ内で開始される。
【0006】(b) 元のタスク処理への復帰 一方、割り込みハンドラから元のタスク処理へプロセッ
サが復帰する場合には、外部メモリ21に退避されたコ
ンテキストを内部レジスタ13Aに読み込む必要があ
る。そこで、各レジスタ単位毎に、外部メモリ21から
当該コンテキストがシステムバス20へ出力され、入出
力バッファ19及び内部バス1を介して内部レジスタ1
3Aに読み込まれる。この内部レジスタ13Aの読み込
みは、制御信号4Aにより制御される。
サが復帰する場合には、外部メモリ21に退避されたコ
ンテキストを内部レジスタ13Aに読み込む必要があ
る。そこで、各レジスタ単位毎に、外部メモリ21から
当該コンテキストがシステムバス20へ出力され、入出
力バッファ19及び内部バス1を介して内部レジスタ1
3Aに読み込まれる。この内部レジスタ13Aの読み込
みは、制御信号4Aにより制御される。
【0007】このように、従来のレジスタ装置では、割
り込み処理受付後、割り込み処理への移行に当たって、
実行中のタクト処理のコンテキストを外部メモリ21に
退避した上で、割り込みハンドラ等への処理切替えを行
っている。又、退避されたコンテキストを内部レジスタ
13Aに再び読み込むことによって、元のタスク処理へ
の復帰を実現している。
り込み処理受付後、割り込み処理への移行に当たって、
実行中のタクト処理のコンテキストを外部メモリ21に
退避した上で、割り込みハンドラ等への処理切替えを行
っている。又、退避されたコンテキストを内部レジスタ
13Aに再び読み込むことによって、元のタスク処理へ
の復帰を実現している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のレジスタ装置は
以上の様に構成されているので、割り込み処理への切替
え及び復帰に当たって次の様な問題点が発生していた。
以上の様に構成されているので、割り込み処理への切替
え及び復帰に当たって次の様な問題点が発生していた。
【0009】その一つは、割り込み処理受付により割り
込みハンドラ等への処理切替えが行われる度に、内部レ
ジスタの個々の値をコンテキストとして外部メモリに書
き出し退避する必要があった。又、元のタスク処理に復
帰する際にも、退避されたコンテキストを各々システム
バス等を介して内部レジスタに読み込む処理が必要であ
った。従って、仮にn個のレジスタ情報よりなるコンテ
キストを退避し、且つ復帰時に読み込みを行うには、n
回のバスサイクルが必要であった。
込みハンドラ等への処理切替えが行われる度に、内部レ
ジスタの個々の値をコンテキストとして外部メモリに書
き出し退避する必要があった。又、元のタスク処理に復
帰する際にも、退避されたコンテキストを各々システム
バス等を介して内部レジスタに読み込む処理が必要であ
った。従って、仮にn個のレジスタ情報よりなるコンテ
キストを退避し、且つ復帰時に読み込みを行うには、n
回のバスサイクルが必要であった。
【0010】このように、従来のレジスタ装置による割
り込みハンドラ等への処理移行及び元のタスク処理への
復帰には多くのバスサイクルを必要としており、割り込
み処理等にリアルタイム性が必要とされる分野に於いて
は、割り込みハンドラ等への切替えと割り込みハンドラ
からの復帰にかかるオーバヘッドが、システム上、大き
な問題となる。
り込みハンドラ等への処理移行及び元のタスク処理への
復帰には多くのバスサイクルを必要としており、割り込
み処理等にリアルタイム性が必要とされる分野に於いて
は、割り込みハンドラ等への切替えと割り込みハンドラ
からの復帰にかかるオーバヘッドが、システム上、大き
な問題となる。
【0011】この発明は、かかる問題を解決すべくなさ
れたものであり、その目的は、割り込み処理受付に際し
て必要なコンテキストの退避及び元のタスク処理への復
帰に必要なコンテキストの読み込みを複数のバスサイク
ルを用いることなく高速に実現し得るレジスタ装置を提
供することにある。
れたものであり、その目的は、割り込み処理受付に際し
て必要なコンテキストの退避及び元のタスク処理への復
帰に必要なコンテキストの読み込みを複数のバスサイク
ルを用いることなく高速に実現し得るレジスタ装置を提
供することにある。
【0012】
1) 請求項1に係るレジスタ装置は、プロセッサに内
蔵されており、プロセッサが割り込み処理を受け付ける
以前のタスク処理のコンテキストを格納した第1レジス
タ装置と、第1レジスタ装置に接続され、割り込み処理
の受け付け時以前に予め割り込み処理に必要な情報が格
納された第2レジスタ装置とを備えており、割り込み処
理の受け付け時に応じて割り込み処理に必要な情報を第
2レジスタ装置が第1レジスタ装置に転送するようにし
たものである。
蔵されており、プロセッサが割り込み処理を受け付ける
以前のタスク処理のコンテキストを格納した第1レジス
タ装置と、第1レジスタ装置に接続され、割り込み処理
の受け付け時以前に予め割り込み処理に必要な情報が格
納された第2レジスタ装置とを備えており、割り込み処
理の受け付け時に応じて割り込み処理に必要な情報を第
2レジスタ装置が第1レジスタ装置に転送するようにし
たものである。
【0013】2) 請求項2に係るレジスタ装置は、プ
ロセッサに内蔵され、プロセッサが割り込み処理を受け
付ける以前のタスク処理のコンテキストを格納した第1
レジスタ装置と、第1レジスタ装置に接続された第2レ
ジスタ装置とを備えており、割り込み処理の受け付け時
に応じて第1レジスタ装置が実行中のタスクのコンテキ
ストを第2レジスタ装置に転送するようにしたものであ
る。
ロセッサに内蔵され、プロセッサが割り込み処理を受け
付ける以前のタスク処理のコンテキストを格納した第1
レジスタ装置と、第1レジスタ装置に接続された第2レ
ジスタ装置とを備えており、割り込み処理の受け付け時
に応じて第1レジスタ装置が実行中のタスクのコンテキ
ストを第2レジスタ装置に転送するようにしたものであ
る。
【0014】3) 請求項3に係るレジスタ装置では、
請求項2のレジスタ装置に於ける第1レジスタ装置が、
コンテキストを格納した第1レジスタと、第1レジスタ
と第2レジスタ装置とに接続されたラッチとを備えるよ
うにしたものであり、しかも割り込み処理の受け付け時
直前に第1レジスタがコンテキストをラッチに転送し、
ラッチは転送されてきた当該コンテキストを割り込み処
理の受け付け時に応じて第2レジスタ装置に転送するよ
うにしている。
請求項2のレジスタ装置に於ける第1レジスタ装置が、
コンテキストを格納した第1レジスタと、第1レジスタ
と第2レジスタ装置とに接続されたラッチとを備えるよ
うにしたものであり、しかも割り込み処理の受け付け時
直前に第1レジスタがコンテキストをラッチに転送し、
ラッチは転送されてきた当該コンテキストを割り込み処
理の受け付け時に応じて第2レジスタ装置に転送するよ
うにしている。
【0015】4) 請求項4に係るレジスタ装置は、プ
ロセッサに内蔵され、割り込み処理に必要な情報を格納
した第1レジスタ装置と、その出力端が第1レジスタ装
置に接続され、割り込み処理の受け付け時におけるタス
ク処理のコンテキストを格納した第2レジスタ装置とを
備えており、プロセッサが割り込み処理から割り込み処
理の受け付け時におけるタスク処理に復帰する時点に応
じて、第2レジスタ装置がコンテキストを第1レジスタ
装置に転送するようにしたものである。
ロセッサに内蔵され、割り込み処理に必要な情報を格納
した第1レジスタ装置と、その出力端が第1レジスタ装
置に接続され、割り込み処理の受け付け時におけるタス
ク処理のコンテキストを格納した第2レジスタ装置とを
備えており、プロセッサが割り込み処理から割り込み処
理の受け付け時におけるタスク処理に復帰する時点に応
じて、第2レジスタ装置がコンテキストを第1レジスタ
装置に転送するようにしたものである。
【0016】5) 請求項5に係るレジスタ装置は、プ
ロセッサに内蔵されており、プロセッサが現在実行して
いるタスク処理のコンテキストを格納した第1レジスタ
装置と、その出力端が第1レジスタ装置の第1入力端に
接続され、且つプロセッサが割り込み処理を受け付ける
以前に予め割り込み処理に必要な情報が格納された第2
レジスタ装置と、その入力端が第1レジスタ装置の出力
端に接続され、その出力端が第1レジスタ装置の第2入
力端に接続された第3レジスタ装置とを備えており、し
かも第2レジスタ装置は割り込み処理の受け付け時に応
じて割り込み処理に必要な情報を前記第1レジスタ装置
に転送すると共に、第1レジスタ装置は割り込み処理の
受け付け時に応じて当該受け付け時のタスク処理のコン
テキストを第3レジスタ装置に転送する一方、プロセッ
サが割り込み処理から受け付け時のタスク処理に復帰す
る時点に応じて、第3レジスタ装置がコンテキストを第
1レジスタ装置に転送するようにしたものである。
ロセッサに内蔵されており、プロセッサが現在実行して
いるタスク処理のコンテキストを格納した第1レジスタ
装置と、その出力端が第1レジスタ装置の第1入力端に
接続され、且つプロセッサが割り込み処理を受け付ける
以前に予め割り込み処理に必要な情報が格納された第2
レジスタ装置と、その入力端が第1レジスタ装置の出力
端に接続され、その出力端が第1レジスタ装置の第2入
力端に接続された第3レジスタ装置とを備えており、し
かも第2レジスタ装置は割り込み処理の受け付け時に応
じて割り込み処理に必要な情報を前記第1レジスタ装置
に転送すると共に、第1レジスタ装置は割り込み処理の
受け付け時に応じて当該受け付け時のタスク処理のコン
テキストを第3レジスタ装置に転送する一方、プロセッ
サが割り込み処理から受け付け時のタスク処理に復帰す
る時点に応じて、第3レジスタ装置がコンテキストを第
1レジスタ装置に転送するようにしたものである。
【0017】6) 請求項6に係るレジスタ装置では、
請求項6の第1レジスタ装置が、その第1及び第2入力
端がそれぞれ第2レジスタ装置の出力端及び第3レジス
タ装置の出力端に接続され、且つコンテキストを格納し
た第1レジスタと、第1レジスタと第2レジスタ装置と
の間に接続されたラッチとを備えるようにしたものであ
り、しかも第1レジスタは割り込み処理の受け付け時直
前にコンテキストをラッチに転送し、ラッチは第1レジ
スタより転送されてきたコンテキストを割り込み処理の
受け付け時に応じて第3レジスタ装置に転送するように
している。
請求項6の第1レジスタ装置が、その第1及び第2入力
端がそれぞれ第2レジスタ装置の出力端及び第3レジス
タ装置の出力端に接続され、且つコンテキストを格納し
た第1レジスタと、第1レジスタと第2レジスタ装置と
の間に接続されたラッチとを備えるようにしたものであ
り、しかも第1レジスタは割り込み処理の受け付け時直
前にコンテキストをラッチに転送し、ラッチは第1レジ
スタより転送されてきたコンテキストを割り込み処理の
受け付け時に応じて第3レジスタ装置に転送するように
している。
【0018】
1) 請求項1に係る発明では、プロセッサが割り込み
処理を受け付けると、第2レジスタ装置は、割り込み処
理に必要な情報をプロセッサの内部バスを経由すること
なく直接第1レジスタ装置へ転送する。
処理を受け付けると、第2レジスタ装置は、割り込み処
理に必要な情報をプロセッサの内部バスを経由すること
なく直接第1レジスタ装置へ転送する。
【0019】2) 請求項2に係る発明では、プロセッ
サが割り込み処理を受け付けると、第1レジスタ装置
は、プロセッサの内部バスを経由することなく直接に、
割り込み処理受け付け時におけるタスク処理のコンテキ
ストをプロセッサ内部の第2レジスタ装置へ転送する。
これにより、当該コンテキストの退避が実行されたこと
となる。
サが割り込み処理を受け付けると、第1レジスタ装置
は、プロセッサの内部バスを経由することなく直接に、
割り込み処理受け付け時におけるタスク処理のコンテキ
ストをプロセッサ内部の第2レジスタ装置へ転送する。
これにより、当該コンテキストの退避が実行されたこと
となる。
【0020】3) 請求項3に係る発明では、プロセッ
サが割り込み処理を受け付ける直前に、第1レジスタが
実行中のタスク処理のコンテキストを直接ラッチに転送
する。更にラッチは、当該コンテキストを割り込み処理
受け付け時に直接第2レジスタ装置へ転送する。従っ
て、割り込み処理受け付け時には、第1レジスタは割り
込み処理に必要な情報を受取ることができる状態にあ
る。
サが割り込み処理を受け付ける直前に、第1レジスタが
実行中のタスク処理のコンテキストを直接ラッチに転送
する。更にラッチは、当該コンテキストを割り込み処理
受け付け時に直接第2レジスタ装置へ転送する。従っ
て、割り込み処理受け付け時には、第1レジスタは割り
込み処理に必要な情報を受取ることができる状態にあ
る。
【0021】4) 請求項4に係る発明では、プロセッ
サが割り込み処理から割り込み処理受け付け時に実行し
ていたタスク処理へ復帰するとき、第2レジスタ装置
は、プロセッサの内部バスを経由することなく直接に、
当該タスク処理のコンテキストを第1レジスタ装置へ転
送する。
サが割り込み処理から割り込み処理受け付け時に実行し
ていたタスク処理へ復帰するとき、第2レジスタ装置
は、プロセッサの内部バスを経由することなく直接に、
当該タスク処理のコンテキストを第1レジスタ装置へ転
送する。
【0022】5) 請求項5に係る発明では、プロセッ
サが割り込み処理を受け付けると、第1レジスタ装置
が、プロセッサの内部バスを介することなく直接に、割
り込み処理受け付け時におけるタスク処理のコンテキス
トを第3レジスタ装置に転送する。又、同時に、第2レ
ジスタ装置が、同じくプロセッサの内部バスを介するこ
となく直接に、割り込み処理に必要な情報を第1レジス
タ装置に転送する。従って、割り込み処理受け付けと同
時に、第1レジスタ装置に格納された情報は、タスク処
理のコンテキストから上記割り込み処理に必要な情報へ
と切替られ、且つコンテキストの退避も同時に行われた
こととなり、割り込み処理への移行が速やかに完了す
る。
サが割り込み処理を受け付けると、第1レジスタ装置
が、プロセッサの内部バスを介することなく直接に、割
り込み処理受け付け時におけるタスク処理のコンテキス
トを第3レジスタ装置に転送する。又、同時に、第2レ
ジスタ装置が、同じくプロセッサの内部バスを介するこ
となく直接に、割り込み処理に必要な情報を第1レジス
タ装置に転送する。従って、割り込み処理受け付けと同
時に、第1レジスタ装置に格納された情報は、タスク処
理のコンテキストから上記割り込み処理に必要な情報へ
と切替られ、且つコンテキストの退避も同時に行われた
こととなり、割り込み処理への移行が速やかに完了す
る。
【0023】一方、プロセッサが割り込み処理受け付け
時のタスク処理へと復帰するとき、第3レジスタ装置
は、プロセッサの内部バスを介することなく直接に、退
避されていたそのコンテキストを第1レジスタ装置に転
送する。従って、復帰時と同時に、第1レジスタ装置に
格納されていた情報が、割り込み処理に必要な情報から
元のタスク処理のコンテキストへと書き換えられる。
時のタスク処理へと復帰するとき、第3レジスタ装置
は、プロセッサの内部バスを介することなく直接に、退
避されていたそのコンテキストを第1レジスタ装置に転
送する。従って、復帰時と同時に、第1レジスタ装置に
格納されていた情報が、割り込み処理に必要な情報から
元のタスク処理のコンテキストへと書き換えられる。
【0024】6) 請求項6に係る発明では、プロセッ
サが割り込み処理を受け付ける直前に、第1レジスタが
実行中のタスク処理のコンテキストを直接ラッチに転送
する。更にラッチは、当該コンテキストを割り込み処理
受け付け時に直接第3レジスタ装置へ転送する。従っ
て、割り込み処理受け付け時には、第1レジスタは割り
込み処理に必要な情報を受取ることができる状態にあ
る。
サが割り込み処理を受け付ける直前に、第1レジスタが
実行中のタスク処理のコンテキストを直接ラッチに転送
する。更にラッチは、当該コンテキストを割り込み処理
受け付け時に直接第3レジスタ装置へ転送する。従っ
て、割り込み処理受け付け時には、第1レジスタは割り
込み処理に必要な情報を受取ることができる状態にあ
る。
【0025】
【実施例】図1は、この発明の一実施例であるレジスタ
装置の構成を示したブロック図である。本図に於いて、
図4と同一符号は同一の構成要素を示している。本レジ
スタ装置の中核となる部分は、第1レジスタ13、第2
レジスタ12及び第3レジスタ15である。各レジスタ
12、13、15共、プロセッサの内部バス1に接続さ
れている。各レジスタ12、13、15の構成は、次の
通りである。
装置の構成を示したブロック図である。本図に於いて、
図4と同一符号は同一の構成要素を示している。本レジ
スタ装置の中核となる部分は、第1レジスタ13、第2
レジスタ12及び第3レジスタ15である。各レジスタ
12、13、15共、プロセッサの内部バス1に接続さ
れている。各レジスタ12、13、15の構成は、次の
通りである。
【0026】先ず、第2レジスタ12は後述するよう
に、割り込みハンドラの先頭アドレス等の情報(割り込
み処理に必要な情報)を予め格納しておくためのもので
ある。第2レジスタ12には、2つの制御信号2、3が
印加されている。この内、前者2は内部バス1の値を当
該第2レジスタ12に書き込むための制御信号であり、
後者3は第2レジスタ12に格納されている値を内部バ
ス1に読み出すための制御信号である。又、第2レジス
タ12の出力端の一つが第1レジスタ13に接続されて
いる。
に、割り込みハンドラの先頭アドレス等の情報(割り込
み処理に必要な情報)を予め格納しておくためのもので
ある。第2レジスタ12には、2つの制御信号2、3が
印加されている。この内、前者2は内部バス1の値を当
該第2レジスタ12に書き込むための制御信号であり、
後者3は第2レジスタ12に格納されている値を内部バ
ス1に読み出すための制御信号である。又、第2レジス
タ12の出力端の一つが第1レジスタ13に接続されて
いる。
【0027】一方、第1レジスタ13は、プロセッサの
動作に用いるレジスタであり、内部レジスタに対応する
ものである。この第1レジスタ13には、4種類の制御
信号4〜7が印加されている。その内、制御信号4は、
内部バス1の値を当該第1レジスタ13に書き込むため
の制御信号であり、制御信号7は第1レジスタ13に格
納されている値を内部バス1に読み出すための制御信号
である。一方、制御信号5は、第2レジスタ12に格納
されている値(割り込み処理に必要な情報)を当該第1
レジスタ13に転送するための制御信号であり、又、制
御信号6は後述する第2ラッチ16の値を当該第1レジ
スタ13に転送するための制御信号である。
動作に用いるレジスタであり、内部レジスタに対応する
ものである。この第1レジスタ13には、4種類の制御
信号4〜7が印加されている。その内、制御信号4は、
内部バス1の値を当該第1レジスタ13に書き込むため
の制御信号であり、制御信号7は第1レジスタ13に格
納されている値を内部バス1に読み出すための制御信号
である。一方、制御信号5は、第2レジスタ12に格納
されている値(割り込み処理に必要な情報)を当該第1
レジスタ13に転送するための制御信号であり、又、制
御信号6は後述する第2ラッチ16の値を当該第1レジ
スタ13に転送するための制御信号である。
【0028】第1レジスタ13と第3レジスタ15との
間には第1ラッチ14が接続されている。この第1ラッ
チ14は、第1レジスタ13から転送されてきた値を第
3レジスタ15に更に転送するためのものである。本ラ
ッチ14に印加されている制御信号8は、第1レジスタ
13に格納されている値を当該第1ラッチ14に転送す
るためのバスクロック信号である。又、このバスクロッ
ク信号8は、第3レジスタ15に格納された値を第2ラ
ッチ16へ転送するためにも用いられる。
間には第1ラッチ14が接続されている。この第1ラッ
チ14は、第1レジスタ13から転送されてきた値を第
3レジスタ15に更に転送するためのものである。本ラ
ッチ14に印加されている制御信号8は、第1レジスタ
13に格納されている値を当該第1ラッチ14に転送す
るためのバスクロック信号である。又、このバスクロッ
ク信号8は、第3レジスタ15に格納された値を第2ラ
ッチ16へ転送するためにも用いられる。
【0029】第3レジスタ15は、割り込み処理を開始
する迄のコンテキストであるレジスタ値を記憶するため
のものであり、後述するようにコンテキスト退避用のレ
ジスタに該当している。本第3レジスタ15に印加され
ている制御信号9〜11は、次の通りである。即ち、制
御信号9は内部バス1の値を第3レジスタ15に書き込
むためのものであり、制御信号10は第1ラッチ14の
値を第3レジスタ15に転送するための制御信号であ
り、制御信号11は第3レジスタ15に格納された値を
内部バス1へ書き出す為の制御信号である。又、第3レ
ジスタ15の出力端の一端は、第2ラッチ16に接続さ
れている。この第2ラッチ16は、前述した通り、制御
信号6に応じて第3レジスタ15から転送されてきた値
を第1レジスタ13に転送するためのものである。
する迄のコンテキストであるレジスタ値を記憶するため
のものであり、後述するようにコンテキスト退避用のレ
ジスタに該当している。本第3レジスタ15に印加され
ている制御信号9〜11は、次の通りである。即ち、制
御信号9は内部バス1の値を第3レジスタ15に書き込
むためのものであり、制御信号10は第1ラッチ14の
値を第3レジスタ15に転送するための制御信号であ
り、制御信号11は第3レジスタ15に格納された値を
内部バス1へ書き出す為の制御信号である。又、第3レ
ジスタ15の出力端の一端は、第2ラッチ16に接続さ
れている。この第2ラッチ16は、前述した通り、制御
信号6に応じて第3レジスタ15から転送されてきた値
を第1レジスタ13に転送するためのものである。
【0030】ここで図2は、図1に示した本レジスタ装
置を1ビットについて具体的に構成した一例である。図
2中、各符号1.1、12.1〜16.1はそれぞれ図
1中の1及び12〜16に対応している。
置を1ビットについて具体的に構成した一例である。図
2中、各符号1.1、12.1〜16.1はそれぞれ図
1中の1及び12〜16に対応している。
【0031】又、図3は、図1及び2に示した本レジス
タ装置の動作を示すタイミングチャートである。同図
(a)〜(e)は、各々制御信号2、5、10、6及び
8の値を示している。又、同図(f)〜(k)は、各々
内部バス1の値、第2レジスタ12の値、第1レジスタ
13の値、第1ラッチ14の値、第3レジスタ15の値
及び第2ラッチ16の値を示している。又、同図(l)
は、時間軸を示している。即ち、時刻t22は割り込み
処理に必要な情報を第2レジスタ12に書き込む時刻で
あり、時刻t23はプロセッサが割り込み処理を受け付
けた時刻である。又、時刻t24は割り込みハンドラの
処理から割り込み処理以前に行っていたタスク処理にプ
ロセッサが復帰する時刻であり、時刻t25は再びプロ
セッサが割り込み処理を受け付けた時刻である。
タ装置の動作を示すタイミングチャートである。同図
(a)〜(e)は、各々制御信号2、5、10、6及び
8の値を示している。又、同図(f)〜(k)は、各々
内部バス1の値、第2レジスタ12の値、第1レジスタ
13の値、第1ラッチ14の値、第3レジスタ15の値
及び第2ラッチ16の値を示している。又、同図(l)
は、時間軸を示している。即ち、時刻t22は割り込み
処理に必要な情報を第2レジスタ12に書き込む時刻で
あり、時刻t23はプロセッサが割り込み処理を受け付
けた時刻である。又、時刻t24は割り込みハンドラの
処理から割り込み処理以前に行っていたタスク処理にプ
ロセッサが復帰する時刻であり、時刻t25は再びプロ
セッサが割り込み処理を受け付けた時刻である。
【0032】次に、プロセッサの処理が割り込みハンド
ラの処理へ切替わる場合の動作について、図3を参照し
つつ説明することとする。
ラの処理へ切替わる場合の動作について、図3を参照し
つつ説明することとする。
【0033】先ず、プロセッサが割り込み処理以前に処
理しているタスク処理をA系列とし、割り込み処理以降
後に処理する割り込みハンドラの処理をB系列とする。
図3に示すように割り込み処理時(時刻t23)以前に
於いては、第1レジスタ13の値はA1からA2へとA
系列の処理に従った値となる。そしてこの時点では、割
り込み処理を受け付けた後に実行する割り込みハンドラ
に必要な情報(ハンドラの先頭アドレス等)を、時刻t
22の時か、又はそれ以前に制御信号2によって第2レ
ジスタ12に書き込んでおく。図3では、時刻t22に
於いて制御信号2がLレベルからHレベルへ立ち上が
り、内部バス1の値B1が第2レジスタ12に書き込ま
れることとしている。しかも本実施例では、制御信号8
も又時刻t22に於いてHレベルへ立ち上がるため、第
1レジスタ13が格納しているコンテキストの値A2が
第1ラッチ14に転送される。
理しているタスク処理をA系列とし、割り込み処理以降
後に処理する割り込みハンドラの処理をB系列とする。
図3に示すように割り込み処理時(時刻t23)以前に
於いては、第1レジスタ13の値はA1からA2へとA
系列の処理に従った値となる。そしてこの時点では、割
り込み処理を受け付けた後に実行する割り込みハンドラ
に必要な情報(ハンドラの先頭アドレス等)を、時刻t
22の時か、又はそれ以前に制御信号2によって第2レ
ジスタ12に書き込んでおく。図3では、時刻t22に
於いて制御信号2がLレベルからHレベルへ立ち上が
り、内部バス1の値B1が第2レジスタ12に書き込ま
れることとしている。しかも本実施例では、制御信号8
も又時刻t22に於いてHレベルへ立ち上がるため、第
1レジスタ13が格納しているコンテキストの値A2が
第1ラッチ14に転送される。
【0034】次にプロセッサが時刻t23に於いて割り
込み処理を受け付けると、制御信号5がHレベルへ立ち
上がり、その結果、第2レジスタ12が格納している値
B1が第1レジスタ13に転送される。これにより、第
1レジスタ13の値は、タスク処理に必要なコンテキス
ト値A2から割り込みハンドラの実行に必要な値B1へ
と変わり、プロセッサは直ちに割り込みハンドラの処理
を開始する。しかも制御信号10が制御信号5と同期し
てHレベルへ立ち上がるため、第1ラッチ14に格納さ
れていたコンテキストの値A2が第3レジスタ15へ転
送されることとなる。即ち、先のタスク処理に用いられ
ていた第1レジスタ13の値A2は、第1ラッチ14を
経由して、時刻t23に於いて第3レジスタ14にコン
テキストとして退避されたこととなる。このように割り
込み処理が受け付けられると、第2レジスタ12から第
1レジスタ13へ直接割り込み処理に必要な情報が転送
されると共に、第1レジスタ13が有していた先のタス
ク処理のコンテキストも又内部バス1を介せず直接に第
3レジスタ15へ転送されることとなる。
込み処理を受け付けると、制御信号5がHレベルへ立ち
上がり、その結果、第2レジスタ12が格納している値
B1が第1レジスタ13に転送される。これにより、第
1レジスタ13の値は、タスク処理に必要なコンテキス
ト値A2から割り込みハンドラの実行に必要な値B1へ
と変わり、プロセッサは直ちに割り込みハンドラの処理
を開始する。しかも制御信号10が制御信号5と同期し
てHレベルへ立ち上がるため、第1ラッチ14に格納さ
れていたコンテキストの値A2が第3レジスタ15へ転
送されることとなる。即ち、先のタスク処理に用いられ
ていた第1レジスタ13の値A2は、第1ラッチ14を
経由して、時刻t23に於いて第3レジスタ14にコン
テキストとして退避されたこととなる。このように割り
込み処理が受け付けられると、第2レジスタ12から第
1レジスタ13へ直接割り込み処理に必要な情報が転送
されると共に、第1レジスタ13が有していた先のタス
ク処理のコンテキストも又内部バス1を介せず直接に第
3レジスタ15へ転送されることとなる。
【0035】同様に、割り込みハンドラの処理から先に
実行していたタスク処理に復帰する場合の動作につい
て、図3を参照しつつ説明する。図3に示す通り、割り
込みハンドラの処理が行われている間(時刻t23〜時
刻t24)、第1レジスタ13の値は、割り込みハンド
ラの処理に従って、B1、B2及びB3へと変わる。
実行していたタスク処理に復帰する場合の動作につい
て、図3を参照しつつ説明する。図3に示す通り、割り
込みハンドラの処理が行われている間(時刻t23〜時
刻t24)、第1レジスタ13の値は、割り込みハンド
ラの処理に従って、B1、B2及びB3へと変わる。
【0036】時刻t24に於いて、割り込みハンドラが
終了すると、制御信号6がHレベルへ立ち上がり、第3
レジスタ15に格納されている先のレジスタ値が、コン
テキストとして第2ラッチ16を経由して、第1レジス
タ13に転送される。尚、第3レジスタ15から第2ラ
ッチ16への転送は、時刻t23の後に最初に制御信号
8がHレベルへ立ち上がる時に実行されている。従っ
て、第1レジスタ13の値は、値B3からA2へと書替
えられ、直ちに元のタスク処理が継続される。この様
に、元のタスク処理への復帰に於いても、内部バス1を
介することなく、元のタスク処理のコンテキストが直接
に第1レジスタ13へと転送される。
終了すると、制御信号6がHレベルへ立ち上がり、第3
レジスタ15に格納されている先のレジスタ値が、コン
テキストとして第2ラッチ16を経由して、第1レジス
タ13に転送される。尚、第3レジスタ15から第2ラ
ッチ16への転送は、時刻t23の後に最初に制御信号
8がHレベルへ立ち上がる時に実行されている。従っ
て、第1レジスタ13の値は、値B3からA2へと書替
えられ、直ちに元のタスク処理が継続される。この様
に、元のタスク処理への復帰に於いても、内部バス1を
介することなく、元のタスク処理のコンテキストが直接
に第1レジスタ13へと転送される。
【0037】更に、時刻t25に於いて再びプロセッサ
が割り込み処理を受け付けた場合には、時刻t22に於
いて第2レジスタ12に格納されている割り込み処理に
必要な情報B1が同様に第1レジスタ13に転送され、
以下、時刻t23に於いてプロセッサの処理が割り込み
ハンドラの処理へと切替わった場合の動作と同じ動作が
行われる。
が割り込み処理を受け付けた場合には、時刻t22に於
いて第2レジスタ12に格納されている割り込み処理に
必要な情報B1が同様に第1レジスタ13に転送され、
以下、時刻t23に於いてプロセッサの処理が割り込み
ハンドラの処理へと切替わった場合の動作と同じ動作が
行われる。
【0038】以上述べた様に、本実施例では割り込み処
理に必要な情報を予め第2レジスタ12に転送している
ため、従来装置のように割り込み受け付け毎にプロセッ
サ内部に持つ割り込みハンドラ等の情報を内部バス1を
経由してレジスタに転送する必要がなく、割り込み受付
後直ちに割り込みハンドラを開始することができる。し
かも、プロセッサが割り込み処理を受け付ける毎に生成
される制御信号5、10によって、割り込み処理以前に
実行していたタスク処理のコンテキストとしてのレジス
タ情報が第3レジスタ15に退避され、従来装置のよう
にプロセッサの外部のメモリ上にスタックとして当該情
報を退避する必要がなくなる。これにより、退避するレ
ジスタの個数分だけ外部メモリをアクセスする必要がな
くなり、割り込み処理受付後直ちに割り込みハンドラを
実行できる。
理に必要な情報を予め第2レジスタ12に転送している
ため、従来装置のように割り込み受け付け毎にプロセッ
サ内部に持つ割り込みハンドラ等の情報を内部バス1を
経由してレジスタに転送する必要がなく、割り込み受付
後直ちに割り込みハンドラを開始することができる。し
かも、プロセッサが割り込み処理を受け付ける毎に生成
される制御信号5、10によって、割り込み処理以前に
実行していたタスク処理のコンテキストとしてのレジス
タ情報が第3レジスタ15に退避され、従来装置のよう
にプロセッサの外部のメモリ上にスタックとして当該情
報を退避する必要がなくなる。これにより、退避するレ
ジスタの個数分だけ外部メモリをアクセスする必要がな
くなり、割り込み処理受付後直ちに割り込みハンドラを
実行できる。
【0039】更に、割り込みハンドラから元のタスク処
理への復帰の際、従来装置のように退避したコンテキス
トをプロセッサ外部のメモリから読み込むことなく、退
避されたコンテキストを第3レジスタ15から第1レジ
スタ13へと直接転送するだけで行うことができ、メモ
リアクセスによるオーバヘッドが生じることなく、割り
込みハンドラからの復帰を行うことができる。
理への復帰の際、従来装置のように退避したコンテキス
トをプロセッサ外部のメモリから読み込むことなく、退
避されたコンテキストを第3レジスタ15から第1レジ
スタ13へと直接転送するだけで行うことができ、メモ
リアクセスによるオーバヘッドが生じることなく、割り
込みハンドラからの復帰を行うことができる。
【0040】尚、割り込みのネスティングが2階層以上
の場合には、1階層目の割り込みハンドラへの切替え及
び復帰を本レジスタ装置を用いて行い、2階層目以上の
割り込みハンドラの切替え時については、制御信号5、
6及び10をマスクした上で、従来の割り込み処理への
切替えと同様に、プロセッサ外部のメモリ上にスタック
として先のタスク処理のコンテキストを退避することと
すればよい。即ち、2階層目以上の割り込み処理への切
替え及び復帰については、従来の機能を用いることとな
る。
の場合には、1階層目の割り込みハンドラへの切替え及
び復帰を本レジスタ装置を用いて行い、2階層目以上の
割り込みハンドラの切替え時については、制御信号5、
6及び10をマスクした上で、従来の割り込み処理への
切替えと同様に、プロセッサ外部のメモリ上にスタック
として先のタスク処理のコンテキストを退避することと
すればよい。即ち、2階層目以上の割り込み処理への切
替え及び復帰については、従来の機能を用いることとな
る。
【0041】又、高速な切替えが必要とされる特定の割
り込みハンドラへの切替え時のみ、本レジスタ装置の第
2及び第3レジスタ12、15を利用することも可能で
ある。
り込みハンドラへの切替え時のみ、本レジスタ装置の第
2及び第3レジスタ12、15を利用することも可能で
ある。
【0042】又、本実施例のように割り込み処理への切
替え及び復帰を全て第2及び第3レジスタ12、15を
用いて行うのではなく、割り込み処理に必要な情報を転
送する時にのみ第1及び第2レジスタ13、12を用い
るようにしてもよく、又、タスク処理のコンテキストの
退避又は復帰にのみ第1及び第3レジスタ13、15を
用いるようにすることも可能である。これらの場合に
は、内部バス1を介した情報の転送が一部利用されるこ
ととなる。
替え及び復帰を全て第2及び第3レジスタ12、15を
用いて行うのではなく、割り込み処理に必要な情報を転
送する時にのみ第1及び第2レジスタ13、12を用い
るようにしてもよく、又、タスク処理のコンテキストの
退避又は復帰にのみ第1及び第3レジスタ13、15を
用いるようにすることも可能である。これらの場合に
は、内部バス1を介した情報の転送が一部利用されるこ
ととなる。
【0043】
1) 請求項1に係る発明では、割り込み処理の受け付
けの度に行う割り込み処理に必要な情報の内部レジスタ
への書き込みを、内部バスを用いることなく、直接に第
2レジスタ装置から第1レジスタ装置へと書き込むこと
によって実現することができる。これにより、書き込み
時のオーバーヘッドを削減することができ、割り込み処
理への切替え動作の高速化に大きく寄与することができ
る。
けの度に行う割り込み処理に必要な情報の内部レジスタ
への書き込みを、内部バスを用いることなく、直接に第
2レジスタ装置から第1レジスタ装置へと書き込むこと
によって実現することができる。これにより、書き込み
時のオーバーヘッドを削減することができ、割り込み処
理への切替え動作の高速化に大きく寄与することができ
る。
【0044】2) 請求項2及び3に係る発明では、割
り込み処理受け付け後、割り込み処理へ切替えるために
必要とされる現タスク処理のコンテキスト退避を、従来
装置の様にプロセッサ外部のメモリへアクセスすること
なく、しかもプロセッサ内部のバスをアクセスすること
なく、直接に第1レジスタ装置から第2レジスタ装置へ
と転送することによって速やかに実現することができ
る。しかも、割り込み処理受け付け後、直ちに当該退避
を実現し得る。この様に本発明は、コンテキスト退避時
のオーバーヘッドを格段に削減することができ、割り込
み処理への高速な切替えの実現に大きく寄与することが
できる。
り込み処理受け付け後、割り込み処理へ切替えるために
必要とされる現タスク処理のコンテキスト退避を、従来
装置の様にプロセッサ外部のメモリへアクセスすること
なく、しかもプロセッサ内部のバスをアクセスすること
なく、直接に第1レジスタ装置から第2レジスタ装置へ
と転送することによって速やかに実現することができ
る。しかも、割り込み処理受け付け後、直ちに当該退避
を実現し得る。この様に本発明は、コンテキスト退避時
のオーバーヘッドを格段に削減することができ、割り込
み処理への高速な切替えの実現に大きく寄与することが
できる。
【0045】又、コンテキストの退避を直ちに完了させ
ることができることから、次の処理として必要な割り込
み処理に必要な情報の第1レジスタ装置への書き込みを
も速やかに実行することが可能となる。
ることができることから、次の処理として必要な割り込
み処理に必要な情報の第1レジスタ装置への書き込みを
も速やかに実行することが可能となる。
【0046】3) 更に請求項3及び6に係る発明で
は、受け付け時直前に予め第1レジスタに格納されたタ
スク処理のコンテキストをラッチへ転送しておくことが
できるため、コンテキストの退避及び割り込み処理に必
要な情報の書き込みを、割り込み処理の受け付けと同時
にしかも確実に実行することができる。
は、受け付け時直前に予め第1レジスタに格納されたタ
スク処理のコンテキストをラッチへ転送しておくことが
できるため、コンテキストの退避及び割り込み処理に必
要な情報の書き込みを、割り込み処理の受け付けと同時
にしかも確実に実行することができる。
【0047】4) 請求項4に係る発明では、割り込み
処理受け付け時のタスク処理のコンテキストを第1レジ
スタ装置と直接に接続された第2レジスタ装置に格納し
ているので、当該第2レジスト装置から第1レジスタ装
置へ上記コンテキストを直接転送するだけで、上記タス
ク処理への復帰を直ちに実現することができる。その
際、外部メモリへのアクセスや内部バスのアクセスを必
要としないため、復帰時のオーバーヘッドを格段に削減
することができ、復帰後、速やかに元のタスク処理へと
移行することが可能となる。この様に本発明は、割り込
み処理からの復帰を高速化することができる効果を奏す
る。
処理受け付け時のタスク処理のコンテキストを第1レジ
スタ装置と直接に接続された第2レジスタ装置に格納し
ているので、当該第2レジスト装置から第1レジスタ装
置へ上記コンテキストを直接転送するだけで、上記タス
ク処理への復帰を直ちに実現することができる。その
際、外部メモリへのアクセスや内部バスのアクセスを必
要としないため、復帰時のオーバーヘッドを格段に削減
することができ、復帰後、速やかに元のタスク処理へと
移行することが可能となる。この様に本発明は、割り込
み処理からの復帰を高速化することができる効果を奏す
る。
【0048】5) 請求項5及び6に係る発明では、割
り込み処理受け付け後、第1レジスタ装置から第3レジ
スタ装置へタスク処理のコンテキストを直接転送するこ
とによって、直ちに当該コンテキストの退避を完了させ
ることができる。その際、プロセッサ内部の第3レジス
タ装置を利用しているため外部メモリへのアクセスが必
要なく、しかもプロセッサ内部のバスをもアクセスする
必要がないため、コンテキスト退避に要するオーバーヘ
ッドを大幅に削減できる。更に割り込み処理に必要な情
報をも、プロセッサ内部の第2レジスタ装置から内部バ
スをアクセスすることなく直接に第1レジスタ装置へ当
該情報を転送することによって、第1レジスタ装置へ書
き込むことができるため、当該書込みに要するオーバー
ヘッドを従来装置に比して格段に削減することができ
る。
り込み処理受け付け後、第1レジスタ装置から第3レジ
スタ装置へタスク処理のコンテキストを直接転送するこ
とによって、直ちに当該コンテキストの退避を完了させ
ることができる。その際、プロセッサ内部の第3レジス
タ装置を利用しているため外部メモリへのアクセスが必
要なく、しかもプロセッサ内部のバスをもアクセスする
必要がないため、コンテキスト退避に要するオーバーヘ
ッドを大幅に削減できる。更に割り込み処理に必要な情
報をも、プロセッサ内部の第2レジスタ装置から内部バ
スをアクセスすることなく直接に第1レジスタ装置へ当
該情報を転送することによって、第1レジスタ装置へ書
き込むことができるため、当該書込みに要するオーバー
ヘッドを従来装置に比して格段に削減することができ
る。
【0049】しかも割り込み処理から元のタスク処理へ
の復帰に際しても、第3レジスタ装置から第1レジスタ
装置へ当該タスク処理のコンテキストを直接的に転送す
るだけで良いため、復帰に要するオーバーヘッドをも格
段に削減することができる。
の復帰に際しても、第3レジスタ装置から第1レジスタ
装置へ当該タスク処理のコンテキストを直接的に転送す
るだけで良いため、復帰に要するオーバーヘッドをも格
段に削減することができる。
【0050】この様に本発明は、割り込み処理への高速
な切替えと割り込み処理からの高速な復帰とを共に実現
することができる。
な切替えと割り込み処理からの高速な復帰とを共に実現
することができる。
【図1】この発明の一実施例であるレジスタ装置の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】1ビットでのレジスタ装置の具体的構成を示し
た回路図である。
た回路図である。
【図3】レジスタ装置の動作を示したタイミングチャー
トである。
トである。
【図4】従来のレジスタ装置の構成を示したブロック図
である。
である。
1 内部バス 12 第2レジスタ 13 第1レジスタ 14 第1ラッチ 15 第3レジスタ 16 第2ラッチ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】コンテキストの退避が終了すると、割り込
みベクタに従って外部から割込みハンドラの先頭アドレ
スを読み込み、その値を内部レジスタ13A内のプログ
ラムカウンタ(図示せず)に書き込む。これにより、割
り込みハンドラの処理がプロセッサ内で開始される。
みベクタに従って外部から割込みハンドラの先頭アドレ
スを読み込み、その値を内部レジスタ13A内のプログ
ラムカウンタ(図示せず)に書き込む。これにより、割
り込みハンドラの処理がプロセッサ内で開始される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】このように、従来のレジスタ装置では、割
り込み処理受付後、割り込み処理への移行に当たって、
実行中タスクのコンテキストを外部メモリ21に退避し
た上で、割り込みハンドラ等への処理切替えを行ってい
る。又、退避されたコンテキストを内部レジスタ13A
に再び読み込むことによって、元のタスク処理への復帰
を実現している。
り込み処理受付後、割り込み処理への移行に当たって、
実行中タスクのコンテキストを外部メモリ21に退避し
た上で、割り込みハンドラ等への処理切替えを行ってい
る。又、退避されたコンテキストを内部レジスタ13A
に再び読み込むことによって、元のタスク処理への復帰
を実現している。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】その一つは、割り込み処理受付により割り
込みハンドラ等への処理切替えが行われる度に、内部レ
ジスタの個々の値をコンテキストとして外部メモリに書
き出し退避する必要があった。又、元のタスク処理に復
帰する際にも、退避されたコンテキストを各々システム
バス等を介して内部レジスタに読み込む処理が必要であ
った。従って、仮にn個のレジスタ情報よりなるコンテ
キストを退避し、且つ復帰時に読み込みを行うには、2
n回のバスサイクルが必要であった。
込みハンドラ等への処理切替えが行われる度に、内部レ
ジスタの個々の値をコンテキストとして外部メモリに書
き出し退避する必要があった。又、元のタスク処理に復
帰する際にも、退避されたコンテキストを各々システム
バス等を介して内部レジスタに読み込む処理が必要であ
った。従って、仮にn個のレジスタ情報よりなるコンテ
キストを退避し、且つ復帰時に読み込みを行うには、2
n回のバスサイクルが必要であった。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
Claims (6)
- 【請求項1】 プロセッサに内蔵されたレジスタ装置で
あって、 前記プロセッサが割り込み処理を受け付ける以前のタス
ク処理のコンテキストを格納した第1レジスタ装置と、 前記第1レジスタ装置に接続され、前記割り込み処理の
受け付け時以前に予め前記割り込み処理に必要な情報が
格納された第2レジスタ装置とを備え、 前記第2レジスタ装置は前記割り込み処理の受け付け時
に応じて前記割り込み処理に必要な情報を第1レジスタ
装置に転送することを特徴とするレジスタ装置。 - 【請求項2】 プロセッサに内蔵されたレジスタ装置で
あって、 前記プロセッサが割り込み処理を受け付ける以前のタス
ク処理のコンテキストを格納した第1レジスタ装置と、 前記第1レジスタ装置に接続された第2レジスタ装置と
を備え、 前記第1レジスタ装置は前記割り込み処理の受け付け時
に応じて実行中のタスク処理の前記コンテキストを第2
レジスタ装置に転送することを特徴とするレジスタ装
置。 - 【請求項3】 前記第1レジスタ装置は、 前記コンテキストを格納した第1レジスタと、 前記第1レジスタと第2レジスタ装置とに接続されたラ
ッチとを備えており、 前記第1レジスタは前記割り込み処理の受け付け時直前
に前記コンテキストを前記ラッチに転送し、 前記ラッチは前記第1レジスタより転送されてきた前記
コンテキストを前記割り込み処理の受け付け時に応じて
前記第2レジスタ装置に転送することを特徴とする請求
項2記載のレジスタ装置。 - 【請求項4】 プロセッサに内蔵されたレジスタ装置で
あって、 割り込み処理に必要な情報を格納した第1レジスタ装置
と、 その出力端が前記第1レジスタ装置に接続され、前記割
り込み処理の受け付け時におけるタスク処理のコンテキ
ストを格納した第2レジスタ装置とを備え、 前記プロセッサが前記割り込み処理から前記割り込み処
理の受け付け時におけるタスク処理に復帰する時点に応
じて、前記第2レジスタ装置が前記コンテキストを前記
第1レジスタ装置に転送することを特徴とするレジスタ
装置。 - 【請求項5】 プロセッサに内蔵されたレジスタ装置で
あって、 前記プロセッサが現在実行しているタスク処理のコンテ
キストを格納した第1レジスタ装置と、 その出力端が前記第1レジスタ装置の第1入力端に接続
され、前記プロセッサが割り込み処理を受け付ける以前
に予め前記割り込み処理に必要な情報が格納された第2
レジスタ装置と、 その入力端が前記第1レジスタ装置の出力端に接続さ
れ、その出力端が前記第1レジスタ装置の第2入力端に
接続された第3レジスタ装置とを備え、 前記第2レジスタ装置は前記割り込み処理の受け付け時
に応じて前記割り込み処理に必要な情報を前記第1レジ
スタ装置に転送すると共に、 前記第1レジスタ装置は前記割り込み処理の受け付け時
に応じて当該受け付け時のタスク処理のコンテキストを
前記第3レジスタ装置に転送する一方、 前記プロセッサが前記割り込み処理から前記受け付け時
のタスク処理に復帰する時点に応じて、前記第3レジス
タ装置は格納する前記コンテキストを前記第1レジスタ
装置に転送することを特徴とするレジスタ装置。 - 【請求項6】 前記第1レジスタ装置は、 その第1及び第2入力端がそれぞれ前記第2レジスタ装
置の出力端及び前記第3レジスタ装置の出力端に接続さ
れ、前記コンテキストを格納した第1レジスタと、 前記第1レジスタと第2レジスタ装置との間に接続され
たラッチとを備えており、 前記第1レジスタは前記割り込み処理の受け付け時直前
に前記コンテキストを前記ラッチに転送し、 前記ラッチは前記第1レジスタより転送されてきた前記
コンテキストを前記割り込み処理の受け付け時に応じて
前記第3レジスタ装置に転送することを特徴とする請求
項5記載のレジスタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23453892A JPH0683639A (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | レジスタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23453892A JPH0683639A (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | レジスタ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0683639A true JPH0683639A (ja) | 1994-03-25 |
Family
ID=16972599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23453892A Pending JPH0683639A (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | レジスタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0683639A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8020169B2 (en) | 2003-01-09 | 2011-09-13 | Japan Science And Technology Agency | Context switching system having context cache and a register file for the save and restore context operation |
US8327122B2 (en) | 2006-03-02 | 2012-12-04 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method and system for providing context switch using multiple register file |
-
1992
- 1992-09-02 JP JP23453892A patent/JPH0683639A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8020169B2 (en) | 2003-01-09 | 2011-09-13 | Japan Science And Technology Agency | Context switching system having context cache and a register file for the save and restore context operation |
US8327122B2 (en) | 2006-03-02 | 2012-12-04 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method and system for providing context switch using multiple register file |
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