JPH0680408A - 硫酸の濃縮および精製法 - Google Patents
硫酸の濃縮および精製法Info
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- JPH0680408A JPH0680408A JP5114151A JP11415193A JPH0680408A JP H0680408 A JPH0680408 A JP H0680408A JP 5114151 A JP5114151 A JP 5114151A JP 11415193 A JP11415193 A JP 11415193A JP H0680408 A JPH0680408 A JP H0680408A
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- C01B17/74—Preparation
- C01B17/76—Preparation by contact processes
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
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- C01B17/00—Sulfur; Compounds thereof
- C01B17/69—Sulfur trioxide; Sulfuric acid
- C01B17/88—Concentration of sulfuric acid
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C38/00—Ferrous alloys, e.g. steel alloys
- C22C38/18—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium
- C22C38/40—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium with nickel
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来法の欠点を解消し、安全性及び経済性が
改善された使用済み硫酸の濃縮方法を提供する。 【効果】 本発明においては、温度90〜350℃にお
いて随時冷却しながら硫酸を硫酸含量80〜97%まで
濃縮または精製する方法において、該工程は高温の硫酸
と接触する設備の部分の全部または一部がニッケル1
5.5〜17.5重量%、クロム10〜12重量%、珪
素5.7〜6.5重量%、炭素最高0.06重量%、マ
ンガン最高1.5重量%、燐最高0.03重量%、硫黄
最高0.03重量%、チタン最高0.15重量%、ジル
コニウム最高0.8重量%、窒素最高0.2重量%、モ
リブデン最高0.3重量%、残りは実質的に鉄である組
成のオーステナイト型鉄−ニッケル−クロム−珪素合金
から成る鍛造または鋳造した材料からつくられた設備の
中で行われることを特徴とする方法が提供される。
改善された使用済み硫酸の濃縮方法を提供する。 【効果】 本発明においては、温度90〜350℃にお
いて随時冷却しながら硫酸を硫酸含量80〜97%まで
濃縮または精製する方法において、該工程は高温の硫酸
と接触する設備の部分の全部または一部がニッケル1
5.5〜17.5重量%、クロム10〜12重量%、珪
素5.7〜6.5重量%、炭素最高0.06重量%、マ
ンガン最高1.5重量%、燐最高0.03重量%、硫黄
最高0.03重量%、チタン最高0.15重量%、ジル
コニウム最高0.8重量%、窒素最高0.2重量%、モ
リブデン最高0.3重量%、残りは実質的に鉄である組
成のオーステナイト型鉄−ニッケル−クロム−珪素合金
から成る鍛造または鋳造した材料からつくられた設備の
中で行われることを特徴とする方法が提供される。
Description
【0001】本発明は90〜350℃の温度において、
硫酸と接触する装置の部材として特殊な合金のものを使
用し濃度を80〜97%H2SO4まで濃縮および/また
は精製する方法に関する。
硫酸と接触する装置の部材として特殊な合金のものを使
用し濃度を80〜97%H2SO4まで濃縮および/また
は精製する方法に関する。
【0002】環境的な理由から、希釈された使用済みの
硫酸を適当なH2SO4濃度に濃縮し回収して工業的に使
用される硫酸の割合が定常的に増加している。しかし一
般に使用済みの硫酸を再利用に適した濃度に濃縮し随時
精製を行う方法は、黄鉄鉱または硫黄からつくられた純
粋な濃硫酸を用いるのに比べ不経済であるとされて来
た。硫酸を回収する方法のコストが高いのは、主として
使用する装置への投下資本および維持経費が高いこと、
およびエネルギー的な経費が高いことに由来する。
硫酸を適当なH2SO4濃度に濃縮し回収して工業的に使
用される硫酸の割合が定常的に増加している。しかし一
般に使用済みの硫酸を再利用に適した濃度に濃縮し随時
精製を行う方法は、黄鉄鉱または硫黄からつくられた純
粋な濃硫酸を用いるのに比べ不経済であるとされて来
た。硫酸を回収する方法のコストが高いのは、主として
使用する装置への投下資本および維持経費が高いこと、
およびエネルギー的な経費が高いことに由来する。
【0003】93〜97%H2SO4まで濃縮する方法
は、硫酸の酸化作用により、或いは添加される酸化剤の
作用により大部分の有機物の不純物が破壊されるという
利点をもっている。このような高濃度を得るための通常
の方法は、常圧において320℃程度の温度で操作され
る。このような条件下において煉瓦をライニングした釜
の中で硫酸高温の燃焼ガスに直接接触させる。廃ガスか
ら得られる硫酸の蒸気および二酸化硫黄を分離する費用
は非常に高く、そのためこのような方法はめったに使用
されない。
は、硫酸の酸化作用により、或いは添加される酸化剤の
作用により大部分の有機物の不純物が破壊されるという
利点をもっている。このような高濃度を得るための通常
の方法は、常圧において320℃程度の温度で操作され
る。このような条件下において煉瓦をライニングした釜
の中で硫酸高温の燃焼ガスに直接接触させる。廃ガスか
ら得られる硫酸の蒸気および二酸化硫黄を分離する費用
は非常に高く、そのためこのような方法はめったに使用
されない。
【0004】別法として炉の中に吊された鋳鉄の釜の上
に分溜塔を取り付け、その中で約320℃の温度で濃縮
することにより濃度95〜96%H2SO4を得ることが
できる[ポーリング(Pauling)法]。この場合
単位装置についての操作能力が低いために、エネルギー
の費用および特に設備の費用の両方が非常に高くなる。
このような鋳鉄の釜は、適切な使用寿命をもたせるため
に壁厚が60〜100mmになるようにつくられる。
に分溜塔を取り付け、その中で約320℃の温度で濃縮
することにより濃度95〜96%H2SO4を得ることが
できる[ポーリング(Pauling)法]。この場合
単位装置についての操作能力が低いために、エネルギー
の費用および特に設備の費用の両方が非常に高くなる。
このような鋳鉄の釜は、適切な使用寿命をもたせるため
に壁厚が60〜100mmになるようにつくられる。
【0005】このような従来法の欠点を避けるために、
真空中で低温において硫酸を濃縮する方法が開発されて
いる。温度およびH2SO4濃度に従って、これらの方法
には種々の材料が使われている。タンタルは熔接可能で
あり、最高200℃までの温度に亙り腐食耐性をもって
いるために好適な材料であるが、非常に値段が高い。従
って一般にこれは熱交換器の材料としてだけ使用され、
実際の濃縮装置はガラス、ガラスをライニングした鋼、
または鉛をライニングした鋼の内側に煉瓦をライニング
したものが使用される[ミュンヘン、ウィーンのカルル
・ハウゼル・フェルラーク(Carl Hauser
Verlag)1982年発行、ヴィンナッケル・キュ
ヒラー(Winnacker−Kuechler)著、
ヘミッシェ・テクノロギー(Chemische Te
chnologie)第2巻(第4版)70〜72
頁]。
真空中で低温において硫酸を濃縮する方法が開発されて
いる。温度およびH2SO4濃度に従って、これらの方法
には種々の材料が使われている。タンタルは熔接可能で
あり、最高200℃までの温度に亙り腐食耐性をもって
いるために好適な材料であるが、非常に値段が高い。従
って一般にこれは熱交換器の材料としてだけ使用され、
実際の濃縮装置はガラス、ガラスをライニングした鋼、
または鉛をライニングした鋼の内側に煉瓦をライニング
したものが使用される[ミュンヘン、ウィーンのカルル
・ハウゼル・フェルラーク(Carl Hauser
Verlag)1982年発行、ヴィンナッケル・キュ
ヒラー(Winnacker−Kuechler)著、
ヘミッシェ・テクノロギー(Chemische Te
chnologie)第2巻(第4版)70〜72
頁]。
【0006】作業温度を約180℃に制限する必要があ
るためにしばしば問題が生じる。何故ならばこのような
温度で、またその際のH2SO4濃度が93%では、使用
済み酸の中に含まれる有機不純物が適切には破壊されな
いからである。そのため作業温度範囲を最高330℃ま
での高い温度へと拡げ得る多くの方法が提案されてい
る。
るためにしばしば問題が生じる。何故ならばこのような
温度で、またその際のH2SO4濃度が93%では、使用
済み酸の中に含まれる有機不純物が適切には破壊されな
いからである。そのため作業温度範囲を最高330℃ま
での高い温度へと拡げ得る多くの方法が提案されてい
る。
【0007】米国特許第3,972,987号に従え
ば、真空下においてかなりの程度濃縮された硫酸を、温
度320℃で常圧においてさらに濃縮および精製して9
6%H2SO4をつくる方法が記載されている。
ば、真空下においてかなりの程度濃縮された硫酸を、温
度320℃で常圧においてさらに濃縮および精製して9
6%H2SO4をつくる方法が記載されている。
【0008】ヨーロッパ特許第16 987号に従え
ば、予め約90%H2SO4まで濃縮された硫酸を、鋳鉄
またはガラスをライニングした釜の中で、浸漬した赤外
線放射器により270〜330℃に加熱することにより
精製し、96%H2SO4まで濃縮し得る方法が記載され
ている。
ば、予め約90%H2SO4まで濃縮された硫酸を、鋳鉄
またはガラスをライニングした釜の中で、浸漬した赤外
線放射器により270〜330℃に加熱することにより
精製し、96%H2SO4まで濃縮し得る方法が記載され
ている。
【0009】カナダ特許第115 8836号において
は、予め90%H2SO4まで濃縮した酸を140〜30
0℃において少なくとも96%H2SO4まで濃縮し、酸
化剤を加えた後に、放射熱で加熱した石英管中で約32
0℃において精製する方法が記載されている。
は、予め90%H2SO4まで濃縮した酸を140〜30
0℃において少なくとも96%H2SO4まで濃縮し、酸
化剤を加えた後に、放射熱で加熱した石英管中で約32
0℃において精製する方法が記載されている。
【0010】カナダ特許第115 2285号において
は、ガラスまたはガラスをライニングした鋼の装置の中
で、温度160〜250℃において真空中で硫酸を約7
5%から90〜98.3%に濃縮し、この際ガラスをラ
イニングした二重ジャケットのパイプ中で熱交換用の油
を用いて加熱を行う方法が記載されている。この用途に
対しては二重ジャケットの鋳物の珪素のパイプが知られ
ているが、この材料の脆さおよび熱的衝撃に対する敏感
性がかなりの危険因子とされている。
は、ガラスまたはガラスをライニングした鋼の装置の中
で、温度160〜250℃において真空中で硫酸を約7
5%から90〜98.3%に濃縮し、この際ガラスをラ
イニングした二重ジャケットのパイプ中で熱交換用の油
を用いて加熱を行う方法が記載されている。この用途に
対しては二重ジャケットの鋳物の珪素のパイプが知られ
ているが、この材料の脆さおよび熱的衝撃に対する敏感
性がかなりの危険因子とされている。
【0011】これらのすべての従来法はまた、使用範囲
が最高200℃までに限定されたタンタルのような高価
な材料を使用するか、或いは高価な構造物を用いて硫酸
の濃縮を行う際に生じる公知の腐食の問題による欠点を
もっている。この場合石英および鋳物の珪素のような脆
い材料を使用し、また熱交換器として二重ジャケット管
を使用する際のような多数の気密面を用いて、200〜
300℃の高温の濃硫酸を処理する工程には、安全上の
危険性が著しく増大する。
が最高200℃までに限定されたタンタルのような高価
な材料を使用するか、或いは高価な構造物を用いて硫酸
の濃縮を行う際に生じる公知の腐食の問題による欠点を
もっている。この場合石英および鋳物の珪素のような脆
い材料を使用し、また熱交換器として二重ジャケット管
を使用する際のような多数の気密面を用いて、200〜
300℃の高温の濃硫酸を処理する工程には、安全上の
危険性が著しく増大する。
【0012】従って本発明の目的は使用済みの硫酸を濃
縮する公知方法の欠点をなくし、操作の安全性および工
程の経済性の上で実質的な改善を齎す方法を提供するこ
とである。
縮する公知方法の欠点をなくし、操作の安全性および工
程の経済性の上で実質的な改善を齎す方法を提供するこ
とである。
【0013】本発明においては驚くべきことには、上記
目的は最高350℃の温度において80〜97%の硫酸
に対し高度の耐性をもち、さらに鋳造および鍛造が可能
であり、また粉砕可能且つ熔接可能であって、機械的強
度および靱性に関し良好な特性を示す特殊な金属材料を
見出だすことにより達成することができる。
目的は最高350℃の温度において80〜97%の硫酸
に対し高度の耐性をもち、さらに鋳造および鍛造が可能
であり、また粉砕可能且つ熔接可能であって、機械的強
度および靱性に関し良好な特性を示す特殊な金属材料を
見出だすことにより達成することができる。
【0014】本発明においては温度90〜350℃にお
いて随時冷却しながら硫酸を硫酸含量80〜97%まで
濃縮し且つ随時精製する方法において、該工程は高温の
硫酸と接触する設備の部分の全部または一部が ニッケル 15.5〜17.5重量% クロム 10〜12重量% 珪 素 5.7〜6.5重量% 炭 素 最高0.06重量% マンガン 最高1.5重量% 燐 最高0.03重量% 硫 黄 最高0.03重量% チタン 最高0.15重量% ジルコニウム 最高0.8重量% 窒 素 最高0.2重量% モリブデン 最高0.3重量% 残 り 実質的に鉄 の組成をもち、且つ酸化防止用のマグネシウム、アルミ
ニウムおよびカルシウムを含む通常存在する不純物を最
低量含有するオーステナイト型の鉄−ニッケル−クロム
−珪素合金から成る鍛造または鋳造した材料からつくら
れた設備の中で行われることを特徴とする方法が提供さ
れる。
いて随時冷却しながら硫酸を硫酸含量80〜97%まで
濃縮し且つ随時精製する方法において、該工程は高温の
硫酸と接触する設備の部分の全部または一部が ニッケル 15.5〜17.5重量% クロム 10〜12重量% 珪 素 5.7〜6.5重量% 炭 素 最高0.06重量% マンガン 最高1.5重量% 燐 最高0.03重量% 硫 黄 最高0.03重量% チタン 最高0.15重量% ジルコニウム 最高0.8重量% 窒 素 最高0.2重量% モリブデン 最高0.3重量% 残 り 実質的に鉄 の組成をもち、且つ酸化防止用のマグネシウム、アルミ
ニウムおよびカルシウムを含む通常存在する不純物を最
低量含有するオーステナイト型の鉄−ニッケル−クロム
−珪素合金から成る鍛造または鋳造した材料からつくら
れた設備の中で行われることを特徴とする方法が提供さ
れる。
【0015】高温における作業性をさらに改善するた
め、これらの材料はさらに最高0.01重量%のホウ素
および最高0.25重量%の希土類金属を含んでいるこ
とができる。
め、これらの材料はさらに最高0.01重量%のホウ素
および最高0.25重量%の希土類金属を含んでいるこ
とができる。
【0016】硫酸を高度に濃縮するのに適した上記のオ
ーステナイト型合金および材料を以後「硫酸オーステナ
イト」と呼ぶことにする。
ーステナイト型合金および材料を以後「硫酸オーステナ
イト」と呼ぶことにする。
【0017】本明細書において「設備」という言葉は硫
酸を加熱、濃縮、洗浄および/または冷却する任意の装
置およびパイプラインの組み合わせ、例えばポーリング
法における反応釜と分溜塔からなる系、または強制循環
真空装置と必要な加熱器および冷却器とから成る系を意
味するものとする。
酸を加熱、濃縮、洗浄および/または冷却する任意の装
置およびパイプラインの組み合わせ、例えばポーリング
法における反応釜と分溜塔からなる系、または強制循環
真空装置と必要な加熱器および冷却器とから成る系を意
味するものとする。
【0018】本発明の一具体化例においては、90〜3
50℃において硫酸を含量80〜97%H2SO4まで濃
縮するが、この際水を加熱し蒸発させるのに必要な熱エ
ネルギーは間接的に熱交換器を介して供給され、この熱
交換器の熱を伝える分割された壁は硫酸オーステナイト
からつくられているものを使用する。
50℃において硫酸を含量80〜97%H2SO4まで濃
縮するが、この際水を加熱し蒸発させるのに必要な熱エ
ネルギーは間接的に熱交換器を介して供給され、この熱
交換器の熱を伝える分割された壁は硫酸オーステナイト
からつくられているものを使用する。
【0019】この熱交換器の技術的な側面はそれぞれの
場合の操作条件を考慮して有利に達成することができ
る。本発明の範囲内において硫酸オーステナイトからつ
くられた例えば放出ガス加熱式の固定ヘッド管状熱交換
器、管状の壁または螺旋管、および反応釜を使用するこ
とができる。
場合の操作条件を考慮して有利に達成することができ
る。本発明の範囲内において硫酸オーステナイトからつ
くられた例えば放出ガス加熱式の固定ヘッド管状熱交換
器、管状の壁または螺旋管、および反応釜を使用するこ
とができる。
【0020】同様に加熱用の水蒸気または傳熱用の油に
より加熱される硫酸オーステナイトからつくられた熱交
換器を使用することができる。これらの熱交換器は例え
ば固定ヘッドの管状または板状熱交換器であることがで
きる。
より加熱される硫酸オーステナイトからつくられた熱交
換器を使用することができる。これらの熱交換器は例え
ば固定ヘッドの管状または板状熱交換器であることがで
きる。
【0021】本発明の特別な利点は、硫酸オーステナイ
トが熔接可能な材料であること、即ち気密にする操作を
避けることができ、このことは250〜350℃の温度
で操作する場合には特に重要である。
トが熔接可能な材料であること、即ち気密にする操作を
避けることができ、このことは250〜350℃の温度
で操作する場合には特に重要である。
【0022】硫酸を濃縮し随時精製する装置は、熱交換
器の他に、全体を硫酸オーステナイトからつくることが
できる。即ち濃度80〜97%の硫酸と接触する蒸発
器、パイプおよびポンプも硫酸オーステナイトからつく
ることができる。
器の他に、全体を硫酸オーステナイトからつくることが
できる。即ち濃度80〜97%の硫酸と接触する蒸発
器、パイプおよびポンプも硫酸オーステナイトからつく
ることができる。
【0023】硫酸オーステナイトと他の材料、例えば鋳
物の珪素鉄のポンプの形の鋳物の珪素鉄、またはガラス
をライニングしたパイプの形のガラスをライニングした
材料との組み合わせも用いることができる。
物の珪素鉄のポンプの形の鋳物の珪素鉄、またはガラス
をライニングしたパイプの形のガラスをライニングした
材料との組み合わせも用いることができる。
【0024】下記実施例により本発明を詳細に例示す
る。これらの実施例は本発明を限定するものではない。
る。これらの実施例は本発明を限定するものではない。
【0025】
実施例 ニトロ芳香族化合物の製造に使用された70%の使用済
み硫酸を96%H2SO4まで濃縮する設備を下記の組成
の硫酸オーステナイトから製作した。
み硫酸を96%H2SO4まで濃縮する設備を下記の組成
の硫酸オーステナイトから製作した。
【0026】 ニッケル 17.49重量% クロム 11.34重量% 珪 素 5.94重量% マンガン 0.68重量% ジルコニウム 0.41重量% チタン 0.10重量% モリブデン 0.09重量% 燐 0.021重量% 炭 素 0.015重量% 硫 黄 0.001重量% 残 り 実質的に鉄 この設備は分溜塔を備えた濃縮容器(直径1.0m、高
さ3m)から成っている。この濃縮容器はパイプを介し
て鋳物の珪素鉄のポンプおよび板状の熱交換器(熱交換
面8m2)に連結されている。
さ3m)から成っている。この濃縮容器はパイプを介し
て鋳物の珪素鉄のポンプおよび板状の熱交換器(熱交換
面8m2)に連結されている。
【0027】290℃においてポンプにより96%硫酸
を25m3/時の割合で濃縮容器から吸入し、これを熱
交換器を介して濃縮機へと返し、熱交換器の中で硫酸を
310℃に加熱する。板状熱交換器中で350から32
0℃に冷却された傳熱用の油が熱媒体として働く。濃縮
器中では0.4バール(絶対)の圧力を維持する。濃縮
器を出た96%硫酸は固定ヘッド管状熱交換器の中で8
0℃に冷却される。ニトロ芳香族化合物を含む濃度70
%の使用済み硫酸を向流にして流し、これを冷却媒体と
して使用する。使用済み硫酸は154℃に加熱され、還
流冷却器のヘッド部分に供給される。蒸発した水は揮発
性の有機化合物と共に凝縮させる。この設備中で約55
分滞在した後得られる濃縮された硫酸は殆ど無色であ
り、芳香族化合物のニトロ化に再利用することができ
る。
を25m3/時の割合で濃縮容器から吸入し、これを熱
交換器を介して濃縮機へと返し、熱交換器の中で硫酸を
310℃に加熱する。板状熱交換器中で350から32
0℃に冷却された傳熱用の油が熱媒体として働く。濃縮
器中では0.4バール(絶対)の圧力を維持する。濃縮
器を出た96%硫酸は固定ヘッド管状熱交換器の中で8
0℃に冷却される。ニトロ芳香族化合物を含む濃度70
%の使用済み硫酸を向流にして流し、これを冷却媒体と
して使用する。使用済み硫酸は154℃に加熱され、還
流冷却器のヘッド部分に供給される。蒸発した水は揮発
性の有機化合物と共に凝縮させる。この設備中で約55
分滞在した後得られる濃縮された硫酸は殆ど無色であ
り、芳香族化合物のニトロ化に再利用することができ
る。
【0028】硫酸オーステナイトからつくられた設備に
おいて硫酸が接触する部分(還流冷却器を備えた蒸発
器、パイプ、板状固定ヘッド熱交換器)の壁厚は、6ヶ
月操作した後に測定し、腐食による損失は認められなか
った。腐食速度は濃縮容器の酸が存在する区域において
のみ、約0.2mm/年であった。
おいて硫酸が接触する部分(還流冷却器を備えた蒸発
器、パイプ、板状固定ヘッド熱交換器)の壁厚は、6ヶ
月操作した後に測定し、腐食による損失は認められなか
った。腐食速度は濃縮容器の酸が存在する区域において
のみ、約0.2mm/年であった。
【0029】本発明の主な特徴及び態様は次の通りであ
る。 1.温度90〜350℃において随時冷却しながら硫酸
を硫酸含量80〜97%まで濃縮または精製する方法に
おいて、該工程は高温の硫酸と接触する設備の部分の全
部または一部が ニッケル 15.5〜17.5重量% クロム 10〜12重量% 珪 素 5.7〜6.5重量% 炭 素 最高0.06重量% マンガン 最高1.5重量% 燐 最高0.03重量% 硫 黄 最高0.03重量% チタン 最高0.15重量% ジルコニウム 最高0.8重量% 窒 素 最高0.2重量% モリブデン 最高0.3重量% 残 り 実質的に鉄 の組成のオーステナイト型の鉄−ニッケル−クロム−珪
素合金から成る鍛造または鋳造した材料からつくられた
設備の中で行われる方法。
る。 1.温度90〜350℃において随時冷却しながら硫酸
を硫酸含量80〜97%まで濃縮または精製する方法に
おいて、該工程は高温の硫酸と接触する設備の部分の全
部または一部が ニッケル 15.5〜17.5重量% クロム 10〜12重量% 珪 素 5.7〜6.5重量% 炭 素 最高0.06重量% マンガン 最高1.5重量% 燐 最高0.03重量% 硫 黄 最高0.03重量% チタン 最高0.15重量% ジルコニウム 最高0.8重量% 窒 素 最高0.2重量% モリブデン 最高0.3重量% 残 り 実質的に鉄 の組成のオーステナイト型の鉄−ニッケル−クロム−珪
素合金から成る鍛造または鋳造した材料からつくられた
設備の中で行われる方法。
【0030】2.該鍛造または鋳造した材料は、さらに
酸化防止用の元素であるマグネシウム、アルミニウムお
よびカルシウムを最低量含み、随時最高0.01重量%
のホウ素および最高0.25重量%希土類金属を含んで
いる上記第1項記載の方法。
酸化防止用の元素であるマグネシウム、アルミニウムお
よびカルシウムを最低量含み、随時最高0.01重量%
のホウ素および最高0.25重量%希土類金属を含んで
いる上記第1項記載の方法。
【0031】3.該設備の熱交換器が上記第1項記載の
オーステナイト型の鉄−ニッケル−クロム−珪素合金で
つくられている上記第1項記載の方法。
オーステナイト型の鉄−ニッケル−クロム−珪素合金で
つくられている上記第1項記載の方法。
【0032】4.煙道ガス、水蒸気または傳熱用の油か
ら成る加熱用媒体により熱交換器中において熱を80〜
97%硫酸に供給する上記第3項記載の方法。
ら成る加熱用媒体により熱交換器中において熱を80〜
97%硫酸に供給する上記第3項記載の方法。
【0033】5.熱交換器中において80〜97%硫酸
を温度90〜350℃からそれよりも低い温度に冷却
し、濃縮すべき硫酸または水を冷却媒体として使用する
上記第3項記載の方法。
を温度90〜350℃からそれよりも低い温度に冷却
し、濃縮すべき硫酸または水を冷却媒体として使用する
上記第3項記載の方法。
【0034】6.該設備における蒸発器またはパイプが
上記第1項記載のオーステナイト型鉄−ニッケル−クロ
ム−珪素合金でつくられている上記第1項記載の方法。
上記第1項記載のオーステナイト型鉄−ニッケル−クロ
ム−珪素合金でつくられている上記第1項記載の方法。
【0035】7.80〜97%硫酸を90〜350℃の
温度において上記第1項記載のオーステナイト型鉄−ニ
ッケル−クロム−珪素合金でつくられたポンプにより移
送する上記第1項記載の方法。
温度において上記第1項記載のオーステナイト型鉄−ニ
ッケル−クロム−珪素合金でつくられたポンプにより移
送する上記第1項記載の方法。
【0036】8.該オーステナイト型鉄−ニッケル−ク
ロム−珪素合金は ニッケル 17.49重量% クロム 11.34重量% 珪 素 5.94重量% マンガン 0.68重量% ジルコニウム 0.41重量% チタン 0.10重量% モリブデン 0.09重量% 燐 0.021重量% 炭 素 0.015重量% 硫 黄 0.001重量% 残 り 実質的に鉄 から成る上記第1項記載の方法。
ロム−珪素合金は ニッケル 17.49重量% クロム 11.34重量% 珪 素 5.94重量% マンガン 0.68重量% ジルコニウム 0.41重量% チタン 0.10重量% モリブデン 0.09重量% 燐 0.021重量% 炭 素 0.015重量% 硫 黄 0.001重量% 残 り 実質的に鉄 から成る上記第1項記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シユテイリアノス・ザフアキス ドイツ連邦共和国デー5000ケルン80・オー デンタラーシユトラーセ309
Claims (1)
- 【請求項1】 温度90〜350℃において随時冷却し
ながら硫酸を硫酸含量80〜97%まで濃縮または精製
する方法において、該工程は高温の硫酸と接触する設備
の部分の全部または一部が ニッケル 15.5〜17.5重量% クロム 10〜12重量% 珪 素 5.7〜6.5重量% 炭 素 最高0.06重量% マンガン 最高1.5重量% 燐最高 0.03重量% 硫 黄 最高0.03重量% チタン 最高0.15重量% ジルコニウム 最高0.8重量% 窒 素 最高0.2重量% モリブデン 最高0.3重量% 残 り 実質的に鉄 の組成のオーステナイト型の鉄−ニッケル−クロム−珪
素合金から成る鍛造または鋳造した材料からつくられた
設備の中で行われることを特徴とする方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4213324A DE4213324A1 (de) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | Verfahren zum Konzentrieren und Reinigen von Schwefelsäure |
DE4213324.6 | 1992-04-23 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5114151A Pending JPH0680408A (ja) | 1992-04-23 | 1993-04-19 | 硫酸の濃縮および精製法 |
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JP (1) | JPH0680408A (ja) |
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CA (1) | CA2094453A1 (ja) |
DE (2) | DE4213324A1 (ja) |
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DE19807632A1 (de) * | 1998-02-23 | 1999-09-02 | Bayer Ag | Vorrichtung zum Konzentrieren und Reinigen von Schwefelsäure |
US6405214B1 (en) * | 1998-12-17 | 2002-06-11 | Hewlett-Packard Company | Method of gathering usage information and transmitting to a primary server and a third party server by a client program |
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EP0022181B1 (de) * | 1979-06-13 | 1983-10-12 | Bayer Ag | Verfahren und Vorrichtung zum Regenerieren von Schwefelsäure |
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-
1993
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- 1993-04-13 EP EP93105950A patent/EP0566949B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1993-04-13 DE DE59300422T patent/DE59300422D1/de not_active Expired - Fee Related
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- 1993-04-20 CA CA002094453A patent/CA2094453A1/en not_active Abandoned
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