JPH0670590B2 - 色順判定方式 - Google Patents
色順判定方式Info
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- JPH0670590B2 JPH0670590B2 JP63227184A JP22718488A JPH0670590B2 JP H0670590 B2 JPH0670590 B2 JP H0670590B2 JP 63227184 A JP63227184 A JP 63227184A JP 22718488 A JP22718488 A JP 22718488A JP H0670590 B2 JPH0670590 B2 JP H0670590B2
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Description
方式に関する。 (従来技術とその課題) 従来より、コンピュータ等の電子機器の内部配線に用い
られるコネクタには、所定本数のワイヤハーネスを所定
の色順で接続されるようにしているが、色順が誤って接
続された場合には、誤配線の原因となる。 従来においては、コネクタのワイヤハーネスの色順をい
ちいち目視により検査しているため、多くの人手と時間
を要する問題があった。 このため、特開昭62−9236号公報においては、 「カラーセンサ制御装置を用いて、検査マスターと被検
査物との差に基づき色順の正誤を判定する方法にして,
カラーセンサー制御装置に検査マスター値入力により,
赤,緑,青の3原色のセンサー入力をとり込み,サンプ
ル数を増せば,その平均値をとり,今,この値を とし,次に被検査物用データを入力し,この時サンプル
の値を とし,このデータを基にして,色順を判定する方法とし
て, を計算し,l1nの最小になる色nを決定し, これをR11,G11,B11〜Rn1,Gn1,Bn1まで処理を行ない をくり返し、この結果 となれば合格とするカラーセンサー制御装置による演算
処理を行うことを特徴とする複数の色彩を備えた被検査
物の色順判定法。」 が提案されている。 しかしながら、この方式を用いて上記ワイヤハーネスの
検査を行うことは、実際上不可能であった。 その原因としては、種々考えられるが、第1には、上記
のようにR,G,Bの3原色を用いて比較を行う方法では,
光源の変化や距離の変動に弱く、例えば、赤と茶といっ
た同系色を確実に検出することができず、実用に適して
いないことである。第2に、上記の特開昭62−9236号公
報においても、コネクタの電線の色順の判別を行う実施
例が開示されているが、電線は普通、円柱形状をしてお
り、光を照射して、その反射光を受光する際に、光の照
射位置を確定するのが困難であり、また、電線が隣同士
接しているような場合には、隣の電線からの反射光をも
受光してしまい、そのために、正確な3原色の読み取り
ができないが、これらの問題に対する対策はなんら触れ
られていない。さらには、1つのコネクタ中に同じ色の
電線が存在する場合には、上述の演算方法では検出が不
可能である。 また、近年、現在用いられているバーコードの情報量を
アップさせるために、バーコードのカラー化の計画があ
り、そのようなカラーバーコードを正確に読み取ること
のできるバーコードリーダーの要望が高まっているが、
特開昭62-9236号公報によるものでは、そのカラーバー
コードリーダーに応用できない。 本発明の目的は、上記の問題点を解決するために、色彩
工学上の手法を有効に利用し、人間の視覚による判断と
同様に、色の判別を色相、色調に基づいて行って、正確
な色順の判定を行うことのできる色順判定方式を提供す
ることである。 (課題を解決するための手段) そのため、本発明に係る色順判定方式は、 複数の色が所定の順序で配列された色配列の色順を検出
する色順判定方式であって、 基準となる色配列の各色について、配列された個々の色
をR,G,Bに分解して読み取り、その読取値からL*a*b*表
色系における明度指数L*及びクロマチックネス指数a*,b
*をそれぞれ求め、式 によって定義される色相角H°と、式 T°=tan-1{L*/(a*2+b*2)1/2} によって定義される色調角T°と、式 TR=(L*2+a*2+b*2)1/2 によって定義される色調長TRとを、予め計算して、テー
ブルに記憶し、上記複数の色の各色について、配列され
た個々の色をR,G,Bに分解して読み取り、その読取値か
ら上記色相角H°、色調角T°および色調長TRを計算し
て、上記テーブルに記憶された上記基準となる色配列の
各色の色相角、色調角および色調長とそれぞれ比較する
ことによって色順を判定することを特徴とする。 (作用) 基準となる色順と判定させる色順の各色に対する色相
角、色調角、色調長をそれぞれ比較して、色順を判定す
る。 (実施例) 以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施例を説
明する。 第3図に、本発明を適用した色順判定装置のシステム構
成を示すように、本色順判定装置は、センサヘッド1
と、このセンサヘッド1に信号ケーブル群2を介して接
続されたコントローラ3によって基本的に構成される。 センサヘッド1は、例えばダイクロイックミラー付ハロ
ゲンランプで構成した照明光源4と、入射角45°で照明
光源によって照射された被測定物5の表面からの散乱光
を集光レンズ6を介して受光するR,G,B3色のカラーセン
サ7と、カラーセンサ7のR,G,B各検出部から出力され
るR,G,B信号を増幅するR,G,B信号増幅用アンプ8,9,10と
を備えて構成される。 また、上記コントローラ3は、増幅されたR,G,B信号を
順次にスキャンするマルチプレクサ12と、マルチプレク
サ12から順次に出力されるR,G,B信号をA/D変換器13
を介して読み込み、色判別を行うマイクロコンピュータ
14とで基本的に構成されている。 マイクロコンピュータ14は、機能的に大別した場合、キ
ーボード15から入力される指令にしたがって色順判定演
算に必要な制御を実行する制御部14Aと、色順判定に必
要な各種データを格納したデータ格納部14Bと、制御部1
4Aからの制御信号に従って色順判定演算のために予め組
み込まれた演算プログラムを実行する演算部14Cと、演
算結果を表示信号に変換して、液晶ディスプレイ16に演
算結果を表示するための表示部14Dと、演算結果を出力
端子14Fにデジタル信号として出力するためのデジタル
出力部14Eとに分けることができる。 第8図には、本発明に係る色順判定方式を用いてワイヤ
ハーネスの色順判定を行うための装置を示す。第8図に
示すように、基台25には、その中央部にコネクタホルダ
ー100,100,…を外周部に等角度ピッチで設けた回転台10
1が回転軸102によって等速度で一方向に回転するように
支持されている。上記各コネクタホルダー100には、所
定本数のワイヤハーネスを接続したコネクタ5が吊下げ
支持され、回転台101の回転に伴って、支持台103上に支
持されたセンサヘッド1の前方を通過する。センサヘッ
ド1によって読み取られたワイヤハーネスの色データ
は、ケーブル2を介して、支持フレーム104に支持され
たコントローラ3に送られ、コントローラ3のディスプ
レイ16上に判定結果が表示されるようになっている。ま
た、各コネクタホルダー100,100…の上面には、ワイヤ
ハーネスと同ピッチのストライプパターン101aが付けら
れており、光電センサ50が、センサヘッド1に対向する
コネクタホルダー100のストライプパターン101aを検知
可能な位置に固定される。この光電センサ50は、個々の
ストライプを読み取って、ワイヤハーネス1本毎の位置
情報を与えるものであって、この位置情報(同期信号)
の存在時に、R,G,Bデータのピーク値が存在するか否か
により、黒色を判定するものである。位置情報の存在に
もかかわらず、R,G,Bデータのピークが存在しない場合
には黒色ハーネスと判断する。 なお、ワイヤハーネスが欠落している場合にも、ハーネ
スの同期信号があるにもかかわらず、ピーク値が検出で
きないために黒色ハーネスと判断されてしまうが、これ
を防ぐために、図示は省略するが、別の光電センサ等を
用いて、センサヘッドに対向するコネクタホルダー100
に支持されているワイヤハーネスを同期信号に同期させ
てその存在を検知させたり、ワイヤハーネスの数を回転
台101の回転に伴ってカウントして所定のハーネス数よ
り少ないときは、ワイヤハーネスが欠落していると判断
させてもよい。 第1図及び第2図に色順判定のためのアルゴリズムをフ
ローチャートで示す。 このアルゴリズムは、基本的には、判定する色の配列
(色順)をデータ格納部14BのRAM(図示せず)にティー
チングテーブルとして必要なデータを格納する色順の登
録処理(ティーチング)と、被検査物の色測定を行い、
その結果を分析して、最終的に色順を判定する色順判定
処理の2つの処理に大別される。
いる諸量の定義を行う。 (A)XYZ表色系 RGB表色系における三刺激値R,G,Bが与えられたとき、XY
Z表色系における三刺激値X,Y,Zは、色彩工学上よく知ら
れているように、 X=2.7689R+1.7517G+1.1302B Y=1.0000R+4.5907G+0.0601B Z=0.0560G+5.5943B で与えられる。 (B)L*a*b*表色系 このL*a*b*表色系は、上記三刺激値X,Y,Zを用いて、明
度指数L*、クロマチックネス指数a*,b*がそれぞれ以下
の式で与えられる表色系である。 L*=116(Y/Y0)1/3−16 a*=500{(X/X0)1/3−(Y/Y0)1/3} b*=200{(Y/Y0)1/3−(Z/Z0)1/3} ただし、X0,Y0,Z0は照明光源の三刺激値である。 なお、第4図には、参考のため、L*a*b*表色系立体を示
す。 ◎色差 2色間の物理的な測定の数値的評価の差を色差ΔEと呼
び、L*a*b*表色系では、次の式で定義される。 ΔE={(ΔL*)2+(Δa*)2+(Δb*)2}
1/2 (C)色ベクトル いま、第5図に示すような色相面を考える。この色相面
は、第4図のL*a*b*表色系立体を明度L*軸に直交する
任意の横断面に相当する。 この色相面上で、2つの指数a*,b*で与えられる色相ベ
クトル を考え、以下のごとく色相角H°と色相ベクトル長(=
彩度)C*を定義する。 ◎色相角(H°) ◎色相ベクトル長(=彩度)(C*) C*=(a*2+b*2)1/2 (D)色調ベクトル いま、第6図に示すように、彩度C*を横軸、明度L*を縦
軸とした色調面を考え、この色調面上で色調ベクトル▲
▼を以下の通り定義する。 ◎色調角(T°) T°=tan-1(L*/C*) ◎色調ベクトル長(TR) TR=(L*2+C*2)1/2 こうして色調面を考え、色調ベクトル▲▼がどの領
域を指すかによって、第6図に細線で領域を囲って示す
ように、“うすい(P領域)”、“浅い(LT領域)”、
“明るい(B領域)”、“さえた(V領域)”、“濃い
(DP領域)”“暗い(DK領域)”といった計6個の領域
に、色を色調化することができ、人間が実際に見た感覚
にあったものとすることができる。
順判定のための登録処理(ティーチング)の概略フロー
チャートを示す。 以下に、第1図のフローチャートの説明を行う。 まず、センサヘッド1を通して、ワイヤハーネスの色を
入力し、かつ、センサ50から同期信号を入力してメモリ
にストアする(ステップS2,S4、以下ステップを略す
る)。これはワイヤハーネスの数だけ繰り返して行われ
る。 次に、メモリにストアされたデータより、ハーネス1本
毎の代表となるデータ、即ち、R,G,B信号のピーク値を
検出する演算処理を行う(S6)。第7図に、例として色
順が橙、赤、茶、黒、白、灰、紫、青、緑、黄、橙、
赤、茶の13本のハーネスを有するコネクタの入力データ
と、それと同時にコネクタホルダー100に設けられたハ
ーネスと同ピッチのパターンを検出して、その検出に同
期して出力される同期信号を示す。この同期信号の出力
期間内における各ハーネスに対応するR,G,Bの信号のピ
ークを検出して、そのピーク値を代表データとすること
も可能である。このように非接触測定とすることによっ
て、円柱状のワイヤハーネスだけでなく、移動物体及
び、表面が凹凸のものの表面色の場合にも、測定のため
の位置決めが同時に容易に行え、測定も正確になる。 続いて、黒色ハーネス以外は同期信号の存在時に上記の
ピーク値が存在するので(S8でYES)、ハーネス1本毎
の代表データより色相角H°、色調角T°、色調長TR、
彩度C*をそれぞれ算出する(S10)。 そして、彩度C*が所定の閾値よりも大きければ(S12でY
ES)、有彩色であると判断されるので、無彩色フラグを
0にする(S14)。一方、彩度C*が所定の閾値よりも小
さければ(S12でNO)、無彩色と判断され、無彩色フラ
グを1として、色相角H°、色調角T°をともに0にす
る(S16)。 また、S8で同期信号の存在時にピーク信号が不在のとき
(NO)、ハーネスが存在していれば(ハーネスの存否は
図示しない光電管等で検出される)、(S18でYES)、そ
のハーネスを黒色と判断し、無彩色フラグを1、色相角
H°、色調角T°、色調長TR、彩度C*をそれぞれ0とす
る(S20)。ハーネスが存在していなければ(S18でN
O)、ハーネスの欠落等のなんらかのエラーであるの
で、エラー情報として色番号を−1としておき(S2
4)、S26に移る。 S14,S16,S20のうちの1つの処理を終えると、S22に移
る。S22では、ハーネスの整列順番号、色相角H°、色
調角T°、色調長TR、無彩色フラグ、色番号(この時点
では整列順番号と同じ)をそれぞれティーチングテーブ
ルにストアする。 なお、S8からS24までの処理は、ハーネスの数だけ繰り
返して行われる。 そして、S26でティーチングテーブル内に同色のハーネ
スを探して、みつかれば色番号を付け直して終了する。
同色か否かは、前述の色差ΔEによって判断され、色差
ΔEが所定の閾値以下であれば、同色とみなすようにす
る。 (B)色順判定処理 第2図に、色順判定のためのルーチンを示す。 まず、色順判定を行わせるワイヤハーネスの色データ及
び同期信号を入力し(S100)、メモリする(S102)。こ
れは、ハーネスの数だけ繰り返して行われる。 次に、ティーチングテーブルの作成のときと同様に、メ
モリにストアされたデータより、ピークを検出してハー
ネス1本毎の代表となるデータを選ぶ演算を行う(S10
4)。 ピークが検出されれば(S106でYES)、ハーネス1本毎
の代表データより、色相角H°、色調角T°、色調長T
R、彩度C*をそれぞれ算出する(S108)。 そして、求められた彩度C*が所定の閾値より大きければ
(S120でYES)、有彩色と判断して、無彩色フラグを0
とし(S122)、S124に移る。 次に、ティーチングテーブル内の同じ整列順において、
S108で求められた色相角H°、色調角T°及び色調長TR
が所定の許容範囲内であれば(S124,S126,S128でYE
S)、TRをメモリした後(S130)、色番号をランテーブ
ルにストアする(S140)。 なお、この許容範囲は比較的あらめに設定することで、
光量や測定距離等の変動に対して強くなる。 一方、S120で、彩度C*が所定の閾値よりも小さければ
(NO)、無彩色フラグを1とし、色相角H°、色調角T
°をそれぞれ0として(S134)、ティーチングテーブル
内の同じ整列順において、無彩色フラグが1であるかを
調べて(S136)、1であれば(YES)、S128に移り、色
調長TRについて許容範囲内にあるか否かを調べる。 S124,S126,S128において、色相角H°、色調角T°、色
調長TRのそれぞれが、同じ整列順で許容範囲内でなかっ
たり、S136で同じ整列順で無彩色フラグが0であったり
(NO)すれば、色番号を0として(S132,S138)、色が
一致しなかったことを示す。 また一方、S106で同期信号が存在するにもかかわらず、
ピーク値が存在しなければ(NO)、ハーネスの存在をチ
ェックして(S110)、存在していれば(YES)、そのハ
ーネスの色は黒と判断して、無彩色フラグを1、色相角
H°、色調角T°、色調長TR、彩度C*のそれぞれを0と
した(S112)後、S140に移る。また、存在していなけれ
ば(S110でNO)、エラー情報としてS114で色番号を−1
としてS140に移る。 上記のS106〜S140の処理は、ハーネスの本数だけ繰り返
して行われる。 ハーネスの本数分の処理が行われると、S142では、ラン
テーブル内のハーネスの色調長TRの最小値を基準とし
て、各ハーネスの色調長TRを相対的に見直して、色番号
を最終決定する(S142)。これは、色相角H°や色調角
T°は光源の光量変動に対して基準化された値であるの
に対し、色調長TRは、光源の光量変動を反映してしまう
ので、光量変動があった場合は、色調長TRの値は絶対的
な値とはみなすことができない。従って、色調長TRの最
小値を基準として、相対的な差を考慮して、各色番号を
見直して、最終決定するようにする。 (C)色順判定の具体例 以下に、上記の第1図、第2図のフローによる色順判定
の実例を示す。 第1表は、第7図のR,G,Bのデータから第1図のフロー
によって、色相角、色調角、色調長を算出し、これらを
登録して、作成したティーチングテーブルの一例であ
る。 また、ランテーブルは、第2図のフローによって、第1
表と同様に作成され、ティーチングテーブルの色番号の
一致、不一致を調べて、色順判定を行う。 ランテーブルの作成時には、第1図、第2図のフローの
ところで述べたように、ティーチングテーブルの色相
角、色調角、色調長のそれぞれには、許容範囲を予め設
定しておき(例えば色相角及び色調角は±15、色調長は
±13程度)、全てこの範囲内であれば、ランテーブルと
ティーチングテーブルの色番号が等しいものとする。第
2表にランテーブルの1例を示す。 この第2表の例では、下線を付して示すように、色番号
が、本来「9」の緑であるところが「0」となってい
る。これは、同じく下線によって示されている色相角H
°の値が142となっており、第1表のティーチングテー
ブルとは、その差が26(=168−142)となっており、上
記の許容範囲である±15を大幅に越えているため、第2
図のフローのS124でNOとなり、S132において色番号が0
とされたためである。従って、第1表のティーチングテ
ーブルと第2表のランテーブルの色番号が全て一致して
いないために、上記のランテーブルの作成に用いたワイ
ヤハーネスは、色順が基準のワイヤハーネスと一致して
いないと判定される。 本発明は、上記の実施例にとらわれるものではなく、色
配列順序が問題となるような種々の対象に適用すること
ができることはいうまでもない。 (効果) 本発明は、色彩工学上の手法を有効に利用して、人間の
視覚による判断に近い、色相角、色調角、色調長を用い
て、従来のR,G,Bの光量比のみによる色順判定では、達
成できなかった数多くの色からなる色順の正確な判定が
可能である。
図である。 第4図は、L*a*b*表色系の立体説明図である。 第5図は、色相ベクトルを示す平面説明図である。 第6図は、色調ベクトルを示す平面説明図である。 第7図は、入力されるR,G,Bデータの一例を示す図であ
る。 第8図は、本発明を応用した色順判定装置の一実施例の
形態を示す外観図である。 1……センサヘッド、3……コントローラ、 7……カラーセンサ、 14A……制御部、14B……データ格納部、 14C……演算部。
Claims (2)
- 【請求項1】複数の色が所定の順序で配列された色配列
の色順を検出する色順判定方式であって、 基準となる色配列の各色について、配列された個々の色
をR,G,Bに分解して読み取り、その読取値からL*a*b*表
色系における明度指数L*及びクロマチックネス指数a*,b
*をそれぞれ求め、式 によって定義される色相角H°と、式 T°=tan-1{L*/(a*2+b*2)1/2} によって定義される色調角T°と、式 TR=(L*2+a*2+b*2)1/2 によって定義される色調長TRとを、予め計算して、テー
ブルに記憶し、上記複数の色の各色について、配列され
た個々の色をR,G,Bに分解して読み取り、その読取値か
ら上記色相角H°、色調角T°および色調長TRを計算し
て、上記テーブルに記憶された上記基準となる色配列の
各色の色相角、色調角および色調長とそれぞれ比較する
ことによって色順を判定することを特徴とする色順判定
方式。 - 【請求項2】複数の色が所定の順序で配列された色配列
の色順を検出する色順判定方式であって、 基準となる色配列の各色について、配列された個々の色
をR,G,Bに分解して読み取り、その読取値からL*a*b*表
色系における明度指数L*及びクロマチックネス指数a*,b
*をそれぞれ求め、式 によって定義される色相角H°と、式 T°=tan-1{L*/(a*2+b*2)1/2} によって定義される色調角T°と、式 TR=(L*2+a*2+b*2)1/2 によって定義される色調長TRとを、予め計算して、読み
取った各色のうち黒色の場合は、色相角H°、色調角T
°、色調長TRをそれぞれ0としてテーブルに記憶し、 上記複数の色の各色について、配列された個々の色をR,
G,Bに分解して読み取り、その読取値から上記色相角H
°、色調角T°および色調長TRを計算して、黒色の場合
は色相角H°、色調角T°、色調長TRをそれぞれ0とし
て、上記テーブルに記憶された上記基準となる色配列の
各色の色相角、色調角および色調長とそれぞれ比較する
ことによって色順を判定することを特徴とする色順判定
方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63227184A JPH0670590B2 (ja) | 1988-09-10 | 1988-09-10 | 色順判定方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63227184A JPH0670590B2 (ja) | 1988-09-10 | 1988-09-10 | 色順判定方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0274832A JPH0274832A (ja) | 1990-03-14 |
JPH0670590B2 true JPH0670590B2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=16856806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63227184A Expired - Lifetime JPH0670590B2 (ja) | 1988-09-10 | 1988-09-10 | 色順判定方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0670590B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
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---|---|---|---|---|
JPH0792401B2 (ja) * | 1992-02-04 | 1995-10-09 | 倉敷紡績株式会社 | 色画像抽出装置 |
DE4345106C2 (de) * | 1993-12-28 | 1995-11-23 | Reemtsma H F & Ph | Verfahren zum optischen Sortieren von Schüttgut |
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JPS6092607A (ja) * | 1983-10-27 | 1985-05-24 | Agency Of Ind Science & Technol | 電子ビ−ムアニ−ル装置 |
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1988
- 1988-09-10 JP JP63227184A patent/JPH0670590B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0274832A (ja) | 1990-03-14 |
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