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JPH0669753B2 - インクジェット用被記録材 - Google Patents

インクジェット用被記録材

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Publication number
JPH0669753B2
JPH0669753B2 JP60026333A JP2633385A JPH0669753B2 JP H0669753 B2 JPH0669753 B2 JP H0669753B2 JP 60026333 A JP60026333 A JP 60026333A JP 2633385 A JP2633385 A JP 2633385A JP H0669753 B2 JPH0669753 B2 JP H0669753B2
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JP
Japan
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ink
recording material
polymer
recording
receiving layer
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Expired - Lifetime
Application number
JP60026333A
Other languages
English (en)
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JPS61188181A (ja
Inventor
守 坂木
竜一 新井
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP60026333A priority Critical patent/JPH0669753B2/ja
Priority to EP86301024A priority patent/EP0191645A3/en
Publication of JPS61188181A publication Critical patent/JPS61188181A/ja
Publication of JPH0669753B2 publication Critical patent/JPH0669753B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/50Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
    • B41M5/52Macromolecular coatings
    • B41M5/5254Macromolecular coatings characterised by the use of polymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, e.g. vinyl polymers

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Duplication Or Marking (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、インクジェット記録方法に好適に用いられる
被記録材に関し、特にインク受容性、記録画像の鮮明性
および耐水性に優れた被記録材に関する。
(従来の技術) インクジェット記録方法は、種々のインク(記録液)吐
出方式、例えば、静電吸引方式、圧電素子を用いてイン
クに機械的振動または変位を与える方式、インクを加熱
して発泡させその圧力を利用する方式等により、インク
の小滴を発生、飛翔させ、それらの一部若しくは全部を
紙などの被記録材に付着させて記録を行うものである
が、騒音の発生が少なく、高速印字、多色印字の行なえ
る記録方法として注目されている。
インクジェット記録用のインクとしては、安全性、記録
特性の面から主に水を主成分とするものが使用され、ノ
ズルの目詰り防止および吐出安定性の向上のために多価
アルコール等が添加されている場合が多い。
このインクジェット記録方法に使用される被記録材とし
ては、従来、通常の紙やインクジェット記録用紙と称さ
れる基材上に多孔質のインク受容層を設けてなる被記録
材が使用されてきた。
しかし、記録の高速化あるいは多色化等インクジェット
記録装置の性能の向上と普及に伴ない、被記録材に対し
てもより高度だ広範な特性が要求されつつある。
すなわち、高解像度、高品質の記録画像を得るためのイ
ンクジェット記録用の被記録材としては、 (1) インクの被記録材への受容が可及的速やかであ
ること、 (2) インクドットが重複した場合でも、後で付着し
たインクが前に付着したドット中に流れ出さないこと、 (3) インク液滴が被記録材上で拡散し、インクドッ
トの径が必要以上に大きくならないこと、 (4) インクドットの形状が真円に近く、またその円
周が滑めらかであること、 (5) インクドットのOD(光学濃度)が高く、ドット
周辺がぼけないこと、 等の基本的諸要求を満足させる必要がある。
更に、多色インクジェット記録方法によりカラー写真に
匹敵する程度の高解像度の記録画質を得るには、上記要
求性能に加え、 (6) インクの着色成分の発色性に優れたものである
こと、 (7) インクの色の数と同数の液滴が同一箇所に重ね
て付着することがあるので、インク定着性が特に優れて
いること、 (8) 表面に光沢があること、 (9) 白色度の高いこと、 等の性能が加重して要求される。
また、インクジェット記録方法による記録画像は、従来
は専ら表面画像観察用に使用されてきたが、インクジェ
ット記録装置の性能の向上や普及に伴ない、表面画像観
察用以外の用途に適した被記録材が要求されつつある。
表面画像観察用以外の被記録材の用途としては、スライ
ドやOHP(オーバーヘッドプロジェクター)等の光学機
器により、記録画像をスクリーン等へ投影してそれらの
画像を観察するのに用いるもの、カラー印刷のポジ版を
作成する際の色分解版、液晶等のカラーディスプレイに
用いるCMF(カラーモザイクフィルター)等が挙げられ
る。
被記録材が表面画像観察用に使用される場合には、主に
記録画像の拡散光が観察されるのに対し、これらの用途
における被記録材においては主に記録画像の透過光が問
題となる。従って、透光性、特に直線透光率に優れたも
のであることが前述の一般的なインクジェット記録用の
被記録材の要求性能に加重されて要求される。
(発明が解決しようとしている問題点) しかしながら、これら要求性能を全て満たした被記録材
は未だ知られていないのが実状である。
また、従来の表面画像観察用の被記録材の多くは、表面
に多孔性のインク受容層を設け、その多孔性空隙中にイ
ンクを受容させ記録剤を定着させる方式を用いていたの
で、多孔性であることに基づき被記録材の表面に光沢が
なかった。
一方、インク受容層の表面が非多孔性の場合には記録実
施後インク中の多価アルコール等の不揮発性成分が被記
録材表面に長時間残存し、インクの乾燥定着時間が長い
ために、記録画像に接触すると衣服が汚れたり、記録画
像が損なわれたりするという欠点があった。
また、インクとの親和性およびインク受容性を高めるた
めに、インク受容層の形成に水溶性ポリマーを用いた被
記録材の場合には、このインク受容層の表面が高湿度条
件下で粘着性を帯び、そのためプリンターに装着した際
にプリンターの送りローラー等に付着し、被記録材を搬
送できない、また重ねた場合に被記録材がブロッキング
したりするという問題がある。
従って、本発明の目的は、特にインク受容性、耐水性お
よび記録画像の鮮明性に優れたインクジェット記録用の
被記録材を提供することにある。本発明の他の目的は、
インク受容性、記録画像の鮮明性、表面光沢に優れ、高
湿度条件下でも、表面のベタツキ、ブロッキング等を生
じないフルカラーインクジェット記録用の被記録材を提
供することにある。
本発明のもう一つの目的は、スライドやOHP等の光学機
器により記録画像をスクリーン等への投影により観察に
用いるもの、カラー印刷のポジ版を作成する際の色分解
版、あるいは液晶等のカラーディスプレイに用いるCMF
等の透過光観測用に用いることのできるインクジェット
記録用の被記録材を提供することにある。
上記および他の本発明の目的は、以下の本発明によって
達成される。
(発明の開示) すなわち、本願発明は、基材上にインク受容層を設けて
なるインクジェット用被記録材において、上記インク受
容層が、塩基性ポリマーと酸性ポリマーとのポリマーコ
ンプレックスを主体として形成され、上記ポリマーコン
プレックスを形成している上記両ポリマーの重量比が、
(塩基性ポリマー/酸性ポリマー)=0.1〜20の範囲に
あり、且つ、被記録材全体として透光性であることを特
徴とするインクジェット用被記録材である。
本発明を詳細に説明すると、本発明の被記録材は、その
インク受容層が塩基性ポリマーと酸性ポリマーとのポリ
マーコンプレックスからなることを主たる特徴としてお
り、主としてそれにより本発明の目的が達成されるもの
である。
本発明の被記録材は、一般に支持体としての基材とその
表面に設けた記録面、すなわちインク受容層とからなる
ものであり、例えば特に好ましい態様として、 (1) 基材およびインク受容層のいずれも透光性であ
り被記録材全体として透光性である態様、 (2) インク受容層の表面が平滑で光沢のある態様等
があげられる。
また、それぞれにインク受容層が、支持体としての機能
を同時に兼備したものであってもよい。
以上の如きいくつかの好ましい態様を代表例として本発
明を更に詳しく説明する。
本発明を主として特徴づけるポリマーコンプレックスと
は、塩基性ポリマーと酸性ポリマーとからなるものであ
り、例えば、特公昭51−37017号公報および特公昭55−4
2744号公報においてそれ自体はすでに公知である。
本発明において、好ましい塩基性ポリマーとしては、例
えば下記のものを包含する。
N−ビニルピロリドン、N−ビニル−3−メチルピロリ
ドン、N−ビニル−5−メチルピロリドン、N−ビニル
−3,3,5−トリメチルピロリドン、N−ビニル−3−ベ
ンジルピロリドン、N−ビニルピペリドン、N−ビニル
−4−メチルピペリドン、N−ビニル−カプロラクタ
ム、N−ビニルカプリルラクタム、N−ビニル−3−モ
ルホリン、N−ビニルチオピロリドン、N−ビニル−2
−ピリドン等の単独重合体または他の一般的なモノマー
とのランダム共重合体、ブロック共重合体、グラフト共
重合体等; N−ビニル−2−オキサゾリドン、N−ビニル−5−メ
チル−2−オキサゾリドン、N−ビニル−5−エチル−
2−オキサゾリドン、N−ビニル−4−メチル−2−オ
キサゾリドン、N−ビニル−2−チオオキサゾリドン、
N−ビニル−2−メルカプトベンゾチアゾール等の単独
重合体または他の一般的なモノマーとのランダム共重合
体、ブロック共重合体、グラフト共重合体等; N−ビニルイミダゾール、N−ビニル−2−メチルイミ
ダゾール、N−ビニル−4−メチルイミダゾール等の単
独重合体または他の一般的なモノマーとのランダム共重
合体、ブロック共重合体、グラフト共重合体等; 2−または4−ビニルピリジン等の単独重合体または他
の一般的なモノマーとのランダム共重合体、ブロック共
重合体、グラフト共重合体等があげられ、上記において
使用してもよい他の共重合体モノマーは、メタクリレー
ト、アクリレート、アクリルアミド、アクリロニトリ
ル、ビニルエーテル、酢酸ビニル、ビニルイミダゾー
ル、エチレン、スチレンおよびその他の一般的なモノマ
ー等であり、本発明において特に有用なものは、N−ビ
ニルピロリドン、N−ビニルピペリドン、N−ビニルカ
プロラクタム、N−ビニルモルホリン、N−ビニル−2
−オキサゾリドン、N−ビニル−5−メチル−2−オキ
サゾリドンの単独重合体、共重合体等である。共重合体
の場合には、上述の如き含窒素モノマーが50モル%以上
包含されるのが好ましい。
また、上記の塩基性ポリマーとポリマーコンプレックス
を形成し得る酸性ポリマー(なお、本発明における「酸
性ポリマー」とはその分子中にスルホン酸基、カルボン
酸基、硫酸エステル基、燐酸エステル基、フェノール性
水酸基を有するものを包含する。)としては、例えば下
記のものを包含する。
1.カルボン酸基を有するポリマー クエン酸、酒石酸、フタル酸等の多価カルボン酸と、エ
チレングリコール、1,4−ブタンジオール、ジエチレン
グリコール等の多価アルコールと酸過剰で反応させて得
られる末端カルボキシル基ポリエステル; 各種多価カルボン酸で変性した酸性セルロース誘導体
(特公昭35−5093号公報参照); 多価カルボン酸のビニルエーテルエステルモノマー等の
単独重合体または他の一般的なモノマーとのランダム共
重合体、ブロック共重合体、グラフト共重合体等(特公
昭35−8495号公報参照); アクリル酸またはメタクリル酸等のモノマーの単独重合
体または他の一般的なモノマーとのランダム共重合体、
ブロック共重合体、グラフト共重合体等; 無水マレイン酸、イタコン酸等のα、β−不飽和ビニル
モノマー等の単独重合体または他の一般的なモノマーと
のランダム共重合体、ブロック共重合体、グラフト共重
合体等(村橋、井上、谷編、合成高分子(III)P.250〜
257およびP.374〜380、朝倉書店(1971)参照); 2.スルホン酸基を有するポリマー O−エチルセルロース酢酸水素硫酸水素フタル酸エステ
ル、セルロース酢酸水素硫酸水素フタル酸、エチルセル
ロース水素−O−スルホ安息香酸エステル、O−P−ス
ルホンベンジルセルロース酢酸エステル、O−エチル、
O−P−スルホエチルセルロース酢酸エステル等の如き
セルロース誘導体(特公昭35−5093号公報参照); ポリビニルアルコールまたはビニルアルコール共重合体
のスルホン酸化合物(例えば、O−スルホ安息香酸、ス
ルホプロピオン酸、スルホバレリック酸、スルホベンズ
アルデヒド、スルホフタル酸等)によるスルホン酸変性
ポリマー等; その他スルホン酸やフェノール基を含有するモノマーの
単独重合体または他の一般的なモノマーとのランダム共
重合体、ブロック共重合体、グラフト共重合体等; その他カルボキシル基またはスルホン酸基またはフェノ
ール基含有化合物による各種重合体の酸性変性物; 以上の如き酸性ポリマーはいずれも使用することができ
るが、本発明において特に好ましいものは、α,β−不
飽和酸の単独重合体、ランダム共重合体、ブロック共重
合体、グラフト共重合体であり、特に好ましいものはア
ルキルビニルエーテルと無水マレイン酸との共重合体で
ある。
本発明者は、上記の如き塩基性ポリマーと酸性ポリマー
との混合物について従来から種々研究していたところ、
これらのポリマーを溶液中で混合することによって、両
ポリマーが何らかの相互作用を及ぼしあって、いずれの
ポリマーとも異なるポリマーコンプレックスを形成し、
両ポリマーを比較的貧溶剤中で混合すれば、ポリマーコ
ンプレックスが析出し、また比較的良溶剤中で混合すれ
ば、著しい粘度の上昇等を生じ、使用した両ポリマーの
単なる混合物とは異なる性質を有するに到ることを見い
出した。
従って、本発明において使用するポリマーコンプレック
スとは、上記の如きポリマーからなるポリマーコンプレ
ックスを意味するものである(塩基性ポリマー、酸性ポ
リマーおよびこれらのポリマーからなるポリマーコンプ
レックスの詳細は、特公昭51−37017号公報および特公
昭55−42744号公報を参照されたい。)。
本発明者は更にこれらのポリマーコンプレックスの用途
について種々研究したところ、これらのポリマーコンプ
レックスは、著しく親水性であるにも拘らず、耐水性、
耐湿性であり、インクジェット用被記録材のインク受容
層の形成に使用したところ、従来の水溶性ポリマーと同
等のインク受容性を示し鮮明な画像を与え、しかも、、
高湿度条件下でも、その表面が何ら粘着化もしないこと
を知見したものである。
以上の如き、ポリマーコンプレックスは、一般に、水、
アルコール、エステル、炭化水素等の如き比較的貧溶剤
には溶解しないので、両ポリマーをそれぞれこれらの貧
溶剤に溶解しておいて、両溶液を混合することによっ
て、本発明で使用するポリマーコンプレックスで単離す
ることができる。また、ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルアセトアミド、ジメチルスルホキシド等の如き比較的
良溶媒中で混合すれば、ポリマーコンプレックスの溶液
を得ることができる。
以上の如きポリマーコンプレックスを形成するのに好ま
しい塩基性ポリマーおよび酸性ポリマーとしては、それ
ぞれの分子量が500以上、好ましくは1,000以上のもので
あり、これらの分子量の両ポリマーを使用することによ
って、強度が大で、インク受容性、画像の鮮明性、耐水
性に優れたインク受容層を形成することができる。
また、使用する両ポリマーの使用割合は、重量比で塩基
性ポリマー/酸性ポリマーが20/1〜1/10となる範囲であ
り、好ましくは、各々のポリマーの塩基度と酸度が大略
等しくなる割合である。上記の重量比から外れる範囲で
は、両ポリマー間の結合が不十分となり、本発明の目的
が十分には達成できなくなる。すなわち、塩基性ポリマ
ーが多すぎると耐水性が低下し、また酸性ポリマーが多
すぎるとインク受容性が低下することになる。
本発明の被記録材のインク受容層は、以上の如きポリマ
ーコンプレックスを用いて形成されるが、本発明におい
ては、上記の如きポリマーコンプレックス以外にも、例
えば、他の透光性ポリマーを前記のポリマーコンプレッ
クスと併用して使用してもよい。
このような他のポリマーとして好ましいものは、アルブ
ミン、ゼラチン、カゼイン、でんぷん、カチオンでんぷ
ん、アラビアゴム、アルギン酸ソーダ等の天然樹脂、ポ
リビニルアルコール、ポリアミド、ポリアクリルアミ
ド、四級化ポリビニルピロリドン、ポリエチレンイミ
ン、ポリビニルピリジウムハライド、メラミン樹脂、ポ
リウレタン、ポリエステル、ポリアクリル酸ソーダ等の
合成樹脂があげられ、これらの材料の1種以上が所望に
より併用される。
更に、インク受容層の強度補強および/または基材との
密着性を改善するために、必要に応じて、SBRラテック
ス、NBRラテックス、ポリビニルホルマール、ポリメチ
ルメタクリレート、ポリビニルブチラール、ポリアクリ
ロニトリル、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、フェノ
ール樹脂、アルキド樹脂等の樹脂を併用してもよい。
また、インク受容層のインク吸収性を高めるために、イ
ンク受容層中に各種の充填剤、例えばシリカ、クレー、
タルク、ケイソウ土、炭酸カルシウム、硫酸カルシウ
ム、硫酸バリウム、ケイ酸アルミニウム、合成ゼオライ
ト、アルミナ、酸化亜鉛、リトポン、サチンホワイト等
の充填剤をインク受容層中に分散させることもできる。
また、本発明でインク受容層の支持体として用いる基材
としては、透明性、不透明性等従来公知の基材はいずれ
も使用でき、透明性基材として好適な例としては、例え
ばポリエステル系樹脂、ジアセテート系樹脂、トリアセ
テート系樹脂、アクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹
脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリイミド系樹脂、セロハ
ン、セルロイド等のフイルムもしくは板およびガラス板
等があげられる。また不透明性基材として好ましいもの
としては、例えば一般の紙、布、木材、金属板、合成紙
等の外、上記の透明性基材を公知の手段により不透明性
化処理したものがあげられる。
以上のごとき主要材料を用いて本発明の被記録材が形成
されるが、前記(1)の好ましい態様は、基材およびイ
ンク受容層の双方とも透光性であり、直線透過率が10%
以上であり、被記録材全体として透光性である態様であ
る。
この態様の被記録材は、特に透光性に優れたもので、光
学機器により記録画像をスクリーン等へ投影するOHP等
の場合に主に用いられ、透過光観察用被記録材として有
用である。
このような透光性被記録材は、前記のごとき透光性基材
上に、前記のごときポリマーコンプレックス単独あるい
は他の透光性ポリマーとの混合物から、透光性インク受
容層を形成することにより調製することができる。
このようなインク受容層を形成する方法としては、上記
のポリマーコンプレックス単独あるいは他の適当なポリ
マーとの混合物を適当な溶剤に溶解または分散させて塗
工液を調製し、該塗工液を、例えばロールコーティング
法、ロッドバーコーティング法、スプレーコーティング
法、エアナイフコーティング法等の公知の方法により透
光性基材上に塗工し、その後速やかに乾燥させる方法あ
るいは塩基性ポリマーまたは酸性ポリマーの溶液のいず
れか一方を塗布し、次いで他の溶液を塗布して基材上で
ポリマーコンプレックスを形成させる方法が好ましく、
また、上記のポリマーコンプレックス単独あるいは他の
ポリマーとの混合物をホットメルトコーティングする方
法あるいは上記の如き材料から一旦単独のインク受容層
用フイルムを形成しておき、該フイルムを上記基材にラ
ミネートする如き他の方法でもよい。
以上のようにして形成される(1)の態様の被記録材
は、充分な透光性を有している透光性被記録材である。
本発明で言う充分な透光性とは、被記録材の直線透過率
が、少なくとも2%、好ましくは10%以上呈することが
望ましい。
直線透過率が2%以上であれば、例えばOHPにより記録
画像をスクリーンへ投影して観察することが可能であ
り、更に記録画像の細部が鮮明に観察されるためには、
直線透過率が10%以上であることが望ましい。
ここで言う直線透過率T(%)とは、サンプルに垂直に
入射し、サンプルを透過し、サンブルから少なくとも8c
m以上はなれた入射光路の延長線上にある受光側スリッ
トを通過し、検出器に受光される直線光の分光透過率
を、例えば323型日立自記分光光度計(日立製作所製)
等を使用して測定し、更に測定された分光透過率より、
色の三刺激値のY値を求め、次式より求められる値であ
る。
T=Y/Y×100 (1) T;直線透過率 Y;サンプルのY値 Y;ブランクのY値 従って、本発明で言う直線透過率は、直線光に対するも
のであり、拡散透過率(サンプルの後方に積分球を設け
て拡散光をも含めて透過率を求める。)や、不透明度
(サンプルの裏に、白および黒の裏当てを当ててそれら
の比から求める。)等の拡散光により透光性を評価する
方法とは異なる。
光学技術を利用した機器などで問題となるのは直線光の
挙動であるから、それらの機器で使用しようとする被記
録材の透光性を評価する上で、被記録材の直線透過率を
求めることは、特に重要である。
例えばOHPで投影画像を観察する場合、記録部と非記録
部とのコントラストが高く、鮮明で見やすい画像を得る
ためには、投影画像における非記録部が明るいこと、す
なわち被記録材の直線透過率がある一定以上の水準にあ
ることが要求される。OHPでのテストチャートによる試
験では、上記目的に適した画像を得るためには、被記録
材の直線透過率が2%以上、より鮮明な画像を得るため
には、好ましくは、10%以上であることが必要とされ
る。したがって、この目的に適した被記録材は、その直
線透過率2%以上であることが必要である。
前記(2)の好ましい態様は、前記(1)の1種の態様
でもあり、そのインク受容層の表面が平滑で、JISZ8741
に基づく45度鏡面光沢が、30%以上であることを特徴と
する。
該タイプの被記録材は特に表面光沢に優れ、フルカラー
で鮮明性に優れた表面画像観察用の被記録材として特に
有用である。この態様における被記録材は透明性でも不
透明性でもよく、前記の透明性および不透明性のいずれ
の基材も使用することができる。またこれらの基材上に
形成するインク受容層も透明性でも不透明性でもよい。
インク受容層の形成に使用する材料および方法等は前記
(1)の態様と同様であるが、前記の充填剤等をインク
受容層の表面が平滑性を保持できる限り、インク受容層
が不透明になる程度に使用してもかまわない。
また必要に応じて、前述の塗工方法の他にキャストコー
ティング法を用いたり、光沢ロールによる光沢出しをし
てもよい。
以上の如き本発明においては、基材上に形成するインク
受容層の厚さは、通常、1〜200μm程度、好ましくは
3〜100μm程度、より好ましくは5〜30μm程度であ
る。
更に、本発明においては、以上の如き各種の態様の被記
録材において、その記録面に、有機または無機の微細な
粉体を、約0.01〜約1.0g/m2の割合で付与することによ
って、得られる被記録材のプリンター内における搬送性
や積重ね時の耐ブロッキング性、耐指紋性等を更に向上
させることができる。
以上、本発明の被記録材の代表的な態様を例示して本発
明を説明したが、勿論本発明の被記録材はこれらの態様
に限定されるものではない。なお、いずれの態様の場合
においても、インク受容層には、分散剤、蛍光染料、pH
調節剤、消泡剤、潤滑剤、防腐剤、界面活性剤等の公知
の各種添加剤を包含させることができる。
なお、本発明の被記録材は必ずしも無色である必要はな
く、着色された被記録材であってもよい。
以上の如き本発明の被記録材は、従来の水溶性ポリマー
によりインク受容層を形成したものと同様に優れたイン
ク受容性を示し、優れた鮮明性の記録画像を与え、しか
も高湿度条件下でも、その表面が粘着化したり、ベタツ
イたりすることがない。
従って、モノカラーは勿論、フルカラー画像の記録にお
いて、異色のインクが短時間内に同一箇所に重複して付
着した場合にも、インクの流れ出しやしみ出し現象がな
く、高解像度の鮮明な記録画像が得られる。
しかも、本発明の被記録材は、従来の水溶性ポリマーを
用いた被記録材とは異なり、上記の如き記録を著しい高
湿度条件下で行っても、インク受容層の表面の粘着化や
ベタツキが全く生じないので、プリンター内でトラブル
を生じることがなく、また重ねてもブロッキングや色う
つりが全く生じないものである。
このような高湿度条件下での優れた作用効果は、インク
受容層の形成に使用した2種のポリマーが、それらの分
子間に例えばイオン間静電力、水素結合、ファンデル・
ワールス力、電荷の部分的な移動等により、何らかに弱
い結合が発生してポリマーコンプレックスとなり、高い
インク受容性を保持したまま、高湿度条件下でも優れた
耐水生を示すものと考えられる。
以上の如き優れた効果が、水不溶性のポリマーコンプレ
ックスにより達成されるのは、全く予想外であったが、
これは、インクが水−多価アルコール混合系であるた
め、付与されたインクが被記録材のインク受容層を一時
的に溶解または膨潤させてインクの受容を促進し、受容
後は、水分の吸収および蒸発によってインク受容層が元
の水不溶性のポリマーコンプレックスに戻る為であると
考えられる。尚、このような理論は単なる想像であり、
本発明を何ら限定するものではない。
本発明では、従来のインクジェット用被記録材では見ら
れなかった表面光沢の優れたものを提供することも可能
であり、また、スライドやOHP等の光学機器により記録
画像をスクリーン等への投影により観察に用いるもの、
カラー印刷のポジ版を作成する際の色分解版、あるいは
液晶等のカラーディスプレイに用いるCMF等、従来の表
面画像観察以外の用途に適用することができる。
以下、実施例に従って本発明を更に詳細に説明する。な
お、文中、部とあるのは重量基準である。
実施例1 ポリビニルピロリドン10%水溶液(PVPK−90、GAF製)6
6部とメチルビニルエーテル/無水マレイン酸共重合体
(GANTREZ AN−169、GAF製)10%水溶液34部を混合し
た。混合液はゲル化しポリマーコンプレックスが形成さ
れるが、この混合液に100部のN,N−ジメチルホルムアミ
ドを加え、90℃に加熱すると溶液となり、これを塗布液
として使用する。
透光性基材として厚さ100μmのポリエチレンテレフタ
レートフイルム(東レ製)を使用し、このフイルム上に
上記の組成の塗工液を、乾燥後の膜厚が8μmとなるよ
うにバーコーター法により塗工し、80℃で10分間の条件
で乾燥し、本発明の透光性被記録材を得た。
このようにして得られた本発明の被記録材は、無色透明
なものであった。
実施例2〜5および比較例1〜3 下記の組成物により、実施例1と同様に塗工液を調製
し、実施例1で用いたのと同じポリエチレンテレフタレ
ートフィルム上に、実施例1と同様にインク受容層を設
け、4種の本発明の透光性被記録材と3種の比較用の被
記録材を得た。
実施例2 ポリビニルピロリドン(PVPK−90GAF製)<10%水溶液
> 66部 メチルビニルエーテル/無水マレイン酸モノエチルエス
テル共重合体(GANTREZ ES425、GAF製)<10%エタノ
ール溶液に稀釈> 34部 実施例3 ポリビニルピロリドン(PVPK−90GAF製)<10%水溶液
> 75部 イソブチレン/無水マレイン酸共重合体(イソバン10、
クラレイソプレン製)<10%DMF溶液> 25部 実施例4 ポリビニルピロリドン(PVPK−90GAF製)<10%水溶液
> 66部 タンニン酸<10%水溶液> 34部 実施例5 ポリ−N−ビニルイミダゾール<10%エタノール溶液>
66部 メチルビニルエーテル/マレイン酸モノエチルエステル
<10%エタノール溶液> 34部 実施例6 ポリビニルピロリドン<10%水溶液> 56部 メチルビニルエーテル/マレイン酸モノエチルエステル
<10%エタノール溶液> 19部 D−ソルビトール/ベンズアルデヒド縮合物<ゲルオー
ルD、新日本理化製、10%DMF溶液> 25部 比較例1 ポリビニルアルコール(PVA−217、クラレ製) 10部 水 90部 比較例2 ポリビニルピロリドン(PVPK−90、GAF製) 10部 水 90部 比較例3 ポリビニルピロリドン(PVPK−90GAF製)<10%水溶液
> 50部 ポリビニルアルコール(PVA−220、クラレ製) 50部 上記の実施例および比較例の被記録材に対し、下記の4
種のインクを用いて、ピエゾ振動子によってインクを吐
出させるオンデマンド型インクジェット記録ヘッド(吐
出オリフィス径60μm、ピエゾ振動子駆動電圧70V、周
波数2KHz)を有する記録装置を使用してインクジェット
記録を実施した。
黄インク(組成) C.I.ダイレクトイエロー86 2部 ジエチレングリコール 20部 ポリエチレングリコール#200 10部 水 70部 赤インク(組成) C.I.アシッドレッド35 2部 ジエチレングリコール 20部 ポリエチレングリコール#200 10部 水 70部 青インク(組成) C.I.ダイレクトブルー86 2部 ジエチレングリコール 20部 ポリエチレングリコール#200 10部 水 70部 黒インク(組成) C.I.フードブラック2 2部 ジエチレングリコール 20部 ポリエチレングリコール#200 10部 水 70部 実施例および比較例の被記録材の評価結果を第1表に示
した。
第1表における各評価項目の測定は下記の方法に従っ
た。
(1) インク定着時間は、記録実施後の被記録材を、
室温下(20℃65%RH)に放置し、記録画像に指触したと
きに、インクが乾燥して指に付着しなくなる時間を測定
した。
(2) ドット濃度は、JIS K7505を印字マイクロドッ
トに応用してサクラマイクロデンシドメーターPDM−5
(小西六写真工業(株)製)を用いて黒ドットにつき測
定した。
(3) OHP適性は、光学機器の代表例として測定した
もので、記録画像をOHPによりスクリーンに投影し、目
視により観察して判定したもので、非記録部が明るく、
記録画像のOD(オプチカルデンシティ)が高く、コント
ラストの高い鮮明で見やすい投影画像の得られるものを
〇、非記録部がやや暗く、記録画像のODがやや低く、ピ
ッチ巾0.5mm、太さ0.25mmの線が明瞭に判別できないも
のを△、非記録部がかなり暗く、記録画像のODがかなり
低く、ピッチ巾1mm、太さ0.3mmの線が明瞭に判別できな
いものあるいは非記録部と記録画像の見分けがつかない
ものを×とした。
(4) 直線透過率は、323型日立自記分光光度計(日
立製作所(株)製)を使用し、サンプルから受光側のマ
ドまでの距離を約9cmに保ち、分光透過率を測定し、前
記(1)式により求めた。
(5) 搬走性は、35℃85%RHの条件下で、被記録材を
プリンターに装着した際に、インク受容層表面のベタツ
キのため、プリンターの送りローラーで搬走できず、記
録できないものを×、そうでないものを〇とした。
(6) ブロッキングは、印字12時間後、印字面の上に
上質紙を密着させ、12時間保存した。保存後、被記録材
との上質紙との間に粘着の起こらないものを〇、そうで
ないものを×とした。
(7) ポリマーコンプレックスの形成は、塩基性ポリ
マーと酸性ポリマーのそれぞれの溶液を混合した際、急
激な粘度上昇あるいはゲルの生成のあったものを〇、そ
うでないものを×とした。
実施例7及び8及び比較例4及び5 前記実施例2に使用されている2種のポリマーの使用割
合(PVPK−90=X、ガントレッツES−425=Y)を第2
表に示す比とした以外は実施例2と同様にして本発明及
び比較例の透光性被記録材を得た。
但し評価項目及び評価方法は以下の様にして行った。
(1) インク定着性;前記方法と同一。
(2) 投影画像適性;投影された画像の鮮明性につい
て評価した。染料の発色性が良好であり、画像に濁りが
なく且つ鮮明な画像を提供できるものを〇、投影画像に
鮮明性がないものを×、その中位のものを△とした。
(3) 搬送性;前記方法と同一。
(4) ブロッキング;前記方法と同一。
(5) 耐水性;1分間静水中に浸漬した際、インク受容
層が溶解して消失したり基材より剥離してしまったもの
を×、浸漬したもののインク受容層表面を指で擦った際
損傷してしまうものを△、いずれでもなく良好なものを
〇とした。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−95186(JP,A) 特開 昭59−103789(JP,A) 特開 昭58−89391(JP,A) 特開 昭56−58869(JP,A) 特開 昭57−14091(JP,A) 特開 昭53−100227(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材上にインク受容層を設けてなるインク
    ジェット用被記録材において、上記インク受容層が、塩
    基性ポリマーと酸性ポリマーとのポリマーコンプレック
    スを主体として形成され、上記ポリマーコンプレックス
    を形成している上記両ポリマーの重量比が、(塩基性ポ
    リマー/酸性ポリマー)=0.1〜20の範囲にあり、且
    つ、被記録材全体として透光性であることを特徴とする
    インクジェット用被記録材。
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