JPH0666038U - 半導体の面実装パッケージ - Google Patents
半導体の面実装パッケージInfo
- Publication number
- JPH0666038U JPH0666038U JP1303993U JP1303993U JPH0666038U JP H0666038 U JPH0666038 U JP H0666038U JP 1303993 U JP1303993 U JP 1303993U JP 1303993 U JP1303993 U JP 1303993U JP H0666038 U JPH0666038 U JP H0666038U
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- mount package
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- lead electrode
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- Pending
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- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ディップはんだにより配線基板にパッケージを
搭載する際にリード電極のはんだ付け不良が生じ難くさ
れた半導体の面実装パッケージを提供すること。 【構成】モールド基体12に取着された所定本のリード
電極15が上記モールド基体12の側面12a,12b
上部から横方向に張り出した後に下向きに折り曲げられ
ていることを特徴としている。
搭載する際にリード電極のはんだ付け不良が生じ難くさ
れた半導体の面実装パッケージを提供すること。 【構成】モールド基体12に取着された所定本のリード
電極15が上記モールド基体12の側面12a,12b
上部から横方向に張り出した後に下向きに折り曲げられ
ていることを特徴としている。
Description
【0001】
本考案は、プリント配線基板等に表面実装すべく、モールド基体に所定本のリ ード電極が取着されて構成される、半導体の面実装パッケージに関する。
【0002】
この種の面実装パッケージは、従来図5に示される如くの構造となっている。 図5の面実装パッケージ50は、EIAJ(社団法人日本電子工業界)で規定さ れているもので、6端子ミニモールドタイプと呼ばれ、6本のリード電極55が モールド基体52の側面52a,52bの上部からその側面52a,52bに沿 って垂下され、モールド基体52の底面52cよりやや下方に突き出た位置で横 方向に折り曲げられている。
【0003】 このような構成の面実装パッケージ50をプリント配線基板60に実装するに あたっては、図に示されるように接着剤62でモールド基体52を基板60のレ ジスト64上に固定する。このとき、リード電極55の横向きの下部55aが基 板60上に形成された銅泊等からなる導電性配線パターン66に接触せしめられ る。
【0004】 しかる後、上記のように基板60にパッケージ50を搭載した状態を反転して 、図6に示すように、面実装パッケージ50が固定された基板60全体をディッ プはんだ湯70内に浸し、リード電極55と配線パターン66とをはんだ付けす る。
【0005】
しかしながら、ディップはんだでは、はんだ湯70の表面張力が高いため、は んだ湯70とモールド基体52との間に、配線パターン66部分を上辺としモー ルド基体52の側面52a,52bを側辺とし、かつはんだ湯70の内周面70 aを斜辺とする断面倒概略直角三角形状の隙間Sが生じて、はんだ湯70とリー ド電極55とが接触し難くなり、リード電極55と配線パターン66との接触部 分にはんだ湯70が流れ込まず、リード電極のはんだ付け不良が発生し易いとい う問題を生じていた。
【0006】 かかる点に鑑み本考案は、ディップはんだにより配線基板に面実装パッケージ を搭載する際にリード電極のはんだ付け不良が生じ難くされた半導体の面実装パ ッケージを提供することを目的とする。
【0007】
上述の目的を達成すべく、本考案に係る半導体の面実装パッケージは、モール ド基体に取着された所定本のリード電極が上記モールド基体の側面上部から横方 向に張り出した後に下向きに折り曲げられていることを特徴としている。
【0008】
上述の如くの構成とされた本考案に係る半導体の面実装パッケージにおいては 、リード電極がモールド基体の側面上部から横方向に張り出しているので、ディ ップはんだの際、はんだ湯とモールド基体との間に、配線パターン部分を上辺と しモールド基体の側面を側辺とし、かつはんだ湯の内周面を斜辺とする断面概略 三角形状の隙間が生じていても、上記リード電極の張り出し部分がはんだ湯に接 触することになる。
【0009】 そのため、はんだ湯はリード電極の張り出し部分から下向きに折り曲げられた 下部分を通じて、リード電極55と配線パターン66との接触部分に流れ込み、 それらのはんだ付けが良好に行われることになる。
【0010】
以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。 図1〜図3は、本考案に係る半導体の面実装パッケージの一実施例を示してお り、本実施例の面実装パッケージ10は、逆L字形の6本のリード電極15がモ ールド基体12の側面12a,12bの上部に取着されるとともに、そこから横 方向に張り出した後に下向きに折り曲げられてその下端がモールド基体12の底 面12cからやや下方に突き出している。
【0011】 このような構成の面実装パッケージ10をプリント配線基板60に実装するに あたっては、図1に示されるように接着剤62でモールド基体12を基板60の レジスト64上に固定する。このとき、リード電極15の下垂部15aの下端が 基板60上に形成された銅泊等からなる導電性配線パターン66に接触せしめら れる。 に接触せしめられる。
【0012】 しかる後、上記のように基板60にパッケージ10を搭載した状態を反転して 、図2に示すように、面実装パッケージ10が固定された基板60全体をディッ プはんだ湯70内に浸し、リード電極15と配線パターン66とをはんだ付けす る。
【0013】 この場合、リード電極15がモールド基体12の側面12a,12b上部から 横方向に張り出しているので、ディップはんだの際、上記リード電極15の張り 出し部分15bがはんだ湯70に接触することになる。
【0014】 そのため、はんだ湯70とリード電極15の間には隙間が生じず、リード電極 15と配線パターン66とのはんだ付けが良好に行われることになる。
【0015】 なお、リード電極15の下垂部15aの端部をモールド基体12方向に更に折 り曲げて構成し(図示せず)、配線パターン66との接触面積を大きく形成する ことにより、はんだ付けを更に良好にできることは説明するまでもない。
【0016】 また、リード電極15の張り出し部分15bの張り出し長さは、前述の従来例 によるリード電極55の横向きの下部55aと同じ長さに形成することにより、 平面視即ち基板60にパッケージ10を搭載する実質面積を換えることなく、良 好にはんだ付けできることとなる。
【0017】 なお、リード電極15の形状は必ずしも上記のような逆L字形にする必要はな く、例えば図3に示される如くに、張り出し部分15bをパッケージ上面付近ま で近づけた「7」の字形状に構成する等、種々の変形例が考えられる。この場合 、張り出し部分15bの横方向の突出長は、その部分の高さ位置、はんだ湯70 の内周面70aで形成される隙間Sの形状等を勘案して適宜設定することができ る。
【0018】
以上の説明から明らかな如く、本考案に係る半導体の面実装パッケージは、リ ード電極がモールド基体の側面上部から横方向に張り出しているので、ディップ はんだにより配線基板に面実装パッケージを搭載する際にリード電極のはんだ付 け不良を生じ難くできるという極めて実用的な優れた利点が得られる。
【図1】本考案に係る半導体の面実装パッケージの一実
施例を、基板にパッケージを搭載した状態で示す断面
図。
施例を、基板にパッケージを搭載した状態で示す断面
図。
【図2】図1をディップはんだする状態で示す断面図。
【図3】図1の面実装パッケージを示す平面図。
【図4】実施例の面実装パッケージの変形例を示す側面
図。
図。
【図5】従来の半導体の面実装パッケージの一例を、基
板にパッケージを搭載した状態で示す断面図。
板にパッケージを搭載した状態で示す断面図。
【図6】図5をディップはんだする状態で示す断面図。
10 半導体の面実装パッケージ 12 モールド基体 12a,12b 側面 15 リード電極 15b 張り出し部分 60 プリント配線基板 70 はんだ湯
Claims (1)
- 【請求項1】 モールド基体に取着された所定本のリー
ド電極が上記モールド基体の側面上部から横方向に張り
出した後に下向きに折り曲げられていることを特徴とす
る、半導体の面実装パッケージ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1303993U JPH0666038U (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 半導体の面実装パッケージ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1303993U JPH0666038U (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 半導体の面実装パッケージ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0666038U true JPH0666038U (ja) | 1994-09-16 |
Family
ID=11821978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1303993U Pending JPH0666038U (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 半導体の面実装パッケージ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0666038U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016077092A (ja) * | 2014-10-07 | 2016-05-12 | 三菱電機株式会社 | 電動機、空気調和機、および電動機の製造方法 |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP1303993U patent/JPH0666038U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016077092A (ja) * | 2014-10-07 | 2016-05-12 | 三菱電機株式会社 | 電動機、空気調和機、および電動機の製造方法 |
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