JPH113696A - 電池の端子 - Google Patents
電池の端子Info
- Publication number
- JPH113696A JPH113696A JP9154181A JP15418197A JPH113696A JP H113696 A JPH113696 A JP H113696A JP 9154181 A JP9154181 A JP 9154181A JP 15418197 A JP15418197 A JP 15418197A JP H113696 A JPH113696 A JP H113696A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead
- battery
- groove
- soldering
- negative electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/341—Surface mounted components
- H05K3/3421—Leaded components
- H05K3/3426—Leaded components characterised by the leads
Landscapes
- Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 実装面積が小さく、ハンダ付け強度の大きい
電池を提供する。 【解決手段】 電池の負極30または正極20に接する
リード40、50の基板に接する面の、リードの長さ方
向に溝60を設けることにより、ハンダフィレット長が
長く形成されるようにする。
電池を提供する。 【解決手段】 電池の負極30または正極20に接する
リード40、50の基板に接する面の、リードの長さ方
向に溝60を設けることにより、ハンダフィレット長が
長く形成されるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯情報端末やコ
ンピューター等の電子機器に用いられる電池に関し、特
にハンダ付けリード部にハンダフィレットを長く形成す
る溝を有するハンダ付けリードを持つ電池とその製造方
法に関する。
ンピューター等の電子機器に用いられる電池に関し、特
にハンダ付けリード部にハンダフィレットを長く形成す
る溝を有するハンダ付けリードを持つ電池とその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のハンダ付けリード部を持つ電池
は、ハンダ付け部の外形が長方形または円形の形状であ
った。
は、ハンダ付け部の外形が長方形または円形の形状であ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の電池は、ハンダ
付け部の外形が長方形または円形であったため、ハンダ
付け強度は、ハンダ付け時のフィレット長さに依存し、
そのためハンダの接合強度を向上させるためには、リー
ドの面積を大きくしなければならず、その結果電池全体
が大きくなる問題点があった。また、電池は他の表面実
装部品に比べて自重が大きいため、ハンダ付け後の衝撃
により電池のハンダ付け部が受ける力が大きく、特にハ
ンダ付けの強度が要求される。また、ハンダ付け部の電
気抵抗は、電池の性能として重要な電池の容量を減少さ
せることになるため、ハンダ付け後の衝撃に対しても電
気抵抗が変化しないように、他の表面実装部品に対して
特にハンダ付け強度が要求される。さらに電池端子の接
触部は常に大きな電流が流れるため、コンデサーや抵抗
などの実装部品と異なり、接触部の電位差により基板の
電極部の電解腐食を生じることがあった。
付け部の外形が長方形または円形であったため、ハンダ
付け強度は、ハンダ付け時のフィレット長さに依存し、
そのためハンダの接合強度を向上させるためには、リー
ドの面積を大きくしなければならず、その結果電池全体
が大きくなる問題点があった。また、電池は他の表面実
装部品に比べて自重が大きいため、ハンダ付け後の衝撃
により電池のハンダ付け部が受ける力が大きく、特にハ
ンダ付けの強度が要求される。また、ハンダ付け部の電
気抵抗は、電池の性能として重要な電池の容量を減少さ
せることになるため、ハンダ付け後の衝撃に対しても電
気抵抗が変化しないように、他の表面実装部品に対して
特にハンダ付け強度が要求される。さらに電池端子の接
触部は常に大きな電流が流れるため、コンデサーや抵抗
などの実装部品と異なり、接触部の電位差により基板の
電極部の電解腐食を生じることがあった。
【0004】ハンダ付けの強度を高めるために、ハンダ
の層の厚みが薄く均一であることが好ましく、そのた
め、リード部の基板と接触する面は平坦である必要があ
る。しかし、従来の平坦なリードでは、リード端部のバ
リや反りなどにより、基板との接触面は平坦度が低く、
ハンダ層は均一とならず、リード部の端部と中央部のハ
ンダ層の厚みが異なることが多かった。従って、ハンダ
付けの強度が低い不良が発生することがあった。
の層の厚みが薄く均一であることが好ましく、そのた
め、リード部の基板と接触する面は平坦である必要があ
る。しかし、従来の平坦なリードでは、リード端部のバ
リや反りなどにより、基板との接触面は平坦度が低く、
ハンダ層は均一とならず、リード部の端部と中央部のハ
ンダ層の厚みが異なることが多かった。従って、ハンダ
付けの強度が低い不良が発生することがあった。
【0005】さらに、近年製品の軽薄短小化に伴い、製
品設計においてはハンダ付けリード部の面積拡大が受け
入れ難い状況があった。
品設計においてはハンダ付けリード部の面積拡大が受け
入れ難い状況があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、電池のハンダ
付けリード部を、電池本体から外側に突出させるか又
は、電池本体の下部に折り曲げ、さらにリード部基板接
触面側にリード部の突出方向または下部の曲げ方向に向
かって溝を設ける。このように溝を形成することにより
ハンダフィレットの長さを長くすることができ、リード
部の面積を大きくすることなく、ハンダ付けの強度を高
めることができる。
付けリード部を、電池本体から外側に突出させるか又
は、電池本体の下部に折り曲げ、さらにリード部基板接
触面側にリード部の突出方向または下部の曲げ方向に向
かって溝を設ける。このように溝を形成することにより
ハンダフィレットの長さを長くすることができ、リード
部の面積を大きくすることなく、ハンダ付けの強度を高
めることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の電池では、電池本体の正
極または負極に接続されたリード部の基板と接触する面
に、リードの長さ方向に溝を形成する。また、リード部
の基板と接触する面に、リードの長さ方向とリードの長
さ方向に直交するリードの幅方向の両方に溝を形成す
る。
極または負極に接続されたリード部の基板と接触する面
に、リードの長さ方向に溝を形成する。また、リード部
の基板と接触する面に、リードの長さ方向とリードの長
さ方向に直交するリードの幅方向の両方に溝を形成す
る。
【0008】
(実施例1)実施例について図面を参考にして説明する
と、図1において電池本体10の正極20と負極30に
それぞれ正極リード40と負極リード50を形成する。
ここで、図1(A)は電池の正面図、図1(C)は電池
の側面図である。
と、図1において電池本体10の正極20と負極30に
それぞれ正極リード40と負極リード50を形成する。
ここで、図1(A)は電池の正面図、図1(C)は電池
の側面図である。
【0009】ここで負極リード50は図1(B)に示す
ように、下面に溝を形成している。また正極リード40
についても回路基板に接する面に溝60を形成してい
る。上記のような溝60を形成することにより、従来の
同じ接触面積を持つリード部よりハンダ付けフィレット
の長さを長くすることができ、その結果ハンダ付けリー
ドの強度を高めることができた。 (実施例2)また、他の実施例としては、図2に示すよう
に、リード部の断面を下面に向かって開口したU字形と
した溝60を形成した。
ように、下面に溝を形成している。また正極リード40
についても回路基板に接する面に溝60を形成してい
る。上記のような溝60を形成することにより、従来の
同じ接触面積を持つリード部よりハンダ付けフィレット
の長さを長くすることができ、その結果ハンダ付けリー
ドの強度を高めることができた。 (実施例2)また、他の実施例としては、図2に示すよう
に、リード部の断面を下面に向かって開口したU字形と
した溝60を形成した。
【0010】さらに、図3に示すようにリード部の断面
を下面を開口したU字形とし、さらに上面を凸の形状と
した溝60を形成した。また、図4に示すようにリード
部の断面を下面を開口したコの字の形状とした溝60を
形成した。さらに、図5に示すように2本の溝を形成
し、下面に向かって開口したU字形の溝を平行に配置し
た溝60を形成した。
を下面を開口したU字形とし、さらに上面を凸の形状と
した溝60を形成した。また、図4に示すようにリード
部の断面を下面を開口したコの字の形状とした溝60を
形成した。さらに、図5に示すように2本の溝を形成
し、下面に向かって開口したU字形の溝を平行に配置し
た溝60を形成した。
【0011】(実施例3)別の実施例として、リード部の
突出方向と平行に複数の溝を形成し、さらにこれら複数
の溝と直交した複数の溝を形成した。したがって、リー
ド部の基板接触面に格子状の溝を形成した。
突出方向と平行に複数の溝を形成し、さらにこれら複数
の溝と直交した複数の溝を形成した。したがって、リー
ド部の基板接触面に格子状の溝を形成した。
【0012】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。ハンダ
付けリード部のハンダフィレット長を長くする溝を設け
ることにより、リード部の面積を拡大せず電池の取り付
け強度を向上することができる。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。ハンダ
付けリード部のハンダフィレット長を長くする溝を設け
ることにより、リード部の面積を拡大せず電池の取り付
け強度を向上することができる。
【0013】溶融したハンダがリード部の溝に沿って流
入し、ハンダの接触面積を十分にとることができハンダ
付け部分の電気抵抗を低くすることができる。溝の形成
により、リード部の垂直部の高さを高くすることがで
き、結果としてリード部の機械的強度を高めることがで
きる。リード部の平坦度と高めることができ、基板に対
する接触面積を大きくすることができ、ハンダ付けの強
度を高めることができる。
入し、ハンダの接触面積を十分にとることができハンダ
付け部分の電気抵抗を低くすることができる。溝の形成
により、リード部の垂直部の高さを高くすることがで
き、結果としてリード部の機械的強度を高めることがで
きる。リード部の平坦度と高めることができ、基板に対
する接触面積を大きくすることができ、ハンダ付けの強
度を高めることができる。
【0014】リード部の平坦度と高めることができ、基
板に対して均一に接触することができ、基板との電気的
接続が良好となり基板上の電極の電解腐食を防止するこ
とができる。
板に対して均一に接触することができ、基板との電気的
接続が良好となり基板上の電極の電解腐食を防止するこ
とができる。
【図1】本発明の電池の実施例
【図2】本発明のリードの断面図
【図3】本発明のリードの断面図
【図4】本発明のリードの断面図
【図5】本発明のリードの断面図
10 電池本体 20 正極 30 負極 40 正極リード 50 負極リード 60 溝
Claims (1)
- 【請求項1】 電池本体から外側方向へ突出するかまた
は、電池本体の下部に曲げたリード部を有する電池にお
いて、前記リード部の突出方向または下部曲げ方向にハ
ンダフィレットの長さを長くする溝を前記リード部の基
板接触面に有する電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9154181A JPH113696A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | 電池の端子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9154181A JPH113696A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | 電池の端子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH113696A true JPH113696A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15578614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9154181A Pending JPH113696A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | 電池の端子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH113696A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100947963B1 (ko) * | 2007-09-28 | 2010-03-15 | 삼성에스디아이 주식회사 | 이차 전지용 보호회로 기판과 이를 이용한 이차 전지 |
JP4750339B2 (ja) * | 2000-05-15 | 2011-08-17 | 三星モバイルディスプレイ株式會社 | 封入されたマイクロ電子デバイス |
JP2015060844A (ja) * | 2013-09-17 | 2015-03-30 | セイコーインスツル株式会社 | リード端子付き電気化学セル |
-
1997
- 1997-06-11 JP JP9154181A patent/JPH113696A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4750339B2 (ja) * | 2000-05-15 | 2011-08-17 | 三星モバイルディスプレイ株式會社 | 封入されたマイクロ電子デバイス |
KR100947963B1 (ko) * | 2007-09-28 | 2010-03-15 | 삼성에스디아이 주식회사 | 이차 전지용 보호회로 기판과 이를 이용한 이차 전지 |
US8369095B2 (en) | 2007-09-28 | 2013-02-05 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Protection circuit board for secondary battery and secondary battery using the protection circuit board |
JP2015060844A (ja) * | 2013-09-17 | 2015-03-30 | セイコーインスツル株式会社 | リード端子付き電気化学セル |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040130 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20040316 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050531 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051004 |