JPH0661783A - 弾性表面波フィルタ - Google Patents
弾性表面波フィルタInfo
- Publication number
- JPH0661783A JPH0661783A JP21698292A JP21698292A JPH0661783A JP H0661783 A JPH0661783 A JP H0661783A JP 21698292 A JP21698292 A JP 21698292A JP 21698292 A JP21698292 A JP 21698292A JP H0661783 A JPH0661783 A JP H0661783A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- surface acoustic
- acoustic wave
- resonators
- band
- resonance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 挿入損失が小さく、通過帯域を広くでき、入
出力インピーダンスの整合が取り易く、非通過帯域の減
衰量が大きい弾性表面波フィルタを。 【構成】 入出力端子間に7個の弾性表面波共振器11
〜17を備え、7個の弾性表面波共振器11〜17のう
ち2個の弾性表面波共振器16,17の共振及び反共振
周波数の両方が非通過帯域にある。
出力インピーダンスの整合が取り易く、非通過帯域の減
衰量が大きい弾性表面波フィルタを。 【構成】 入出力端子間に7個の弾性表面波共振器11
〜17を備え、7個の弾性表面波共振器11〜17のう
ち2個の弾性表面波共振器16,17の共振及び反共振
周波数の両方が非通過帯域にある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、弾性表面波共振器を使
用した弾性表面波フィルタに関するものである。
用した弾性表面波フィルタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、発信器やフィルタに応用するた
め、弾性表面波素子の研究が盛んに行なわれてきた。特
に最近の移動体通信の発達、高周波化により、弾性表面
波素子の高周波化が必要となってきている。
め、弾性表面波素子の研究が盛んに行なわれてきた。特
に最近の移動体通信の発達、高周波化により、弾性表面
波素子の高周波化が必要となってきている。
【0003】従来の弾性表面波フィルタはいわゆる多電
極フィルタが主流であった。これは図28に示されるよ
うに圧電性基板上に弾性表面波を励振する櫛形電極を少
なくとも1組以上形成し(図28では9組)、片側の弾
性表面波変換器を入力、反対側の弾性表面波変換器を出
力とし、電気信号ー弾性表面波ー電気信号の変換の周波
数特性を利用してフィルタとして利用するものである。
入力、出力が1対ずつであると櫛形電極の両方向性によ
る損失が存在するので図28のように入力、出力を交互
に並べ、方向性損失をできる限り押えた形のものを多電
極型フィルタと呼んでいる。代表的な特性を図29に示
す。これは入力7電極、出力6電極の構成で、基板は36
°YX-LiTaO3を使用した例である。
極フィルタが主流であった。これは図28に示されるよ
うに圧電性基板上に弾性表面波を励振する櫛形電極を少
なくとも1組以上形成し(図28では9組)、片側の弾
性表面波変換器を入力、反対側の弾性表面波変換器を出
力とし、電気信号ー弾性表面波ー電気信号の変換の周波
数特性を利用してフィルタとして利用するものである。
入力、出力が1対ずつであると櫛形電極の両方向性によ
る損失が存在するので図28のように入力、出力を交互
に並べ、方向性損失をできる限り押えた形のものを多電
極型フィルタと呼んでいる。代表的な特性を図29に示
す。これは入力7電極、出力6電極の構成で、基板は36
°YX-LiTaO3を使用した例である。
【0004】図29からも明らかなように多電極型フィ
ルタにしても、両方向性による損失、弾性表面波の伝搬
損失によるフィルタの挿入損失は、900MHz帯の場合
帯域を25MHzとると3dB以下にすることは難しかっ
た。
ルタにしても、両方向性による損失、弾性表面波の伝搬
損失によるフィルタの挿入損失は、900MHz帯の場合
帯域を25MHzとると3dB以下にすることは難しかっ
た。
【0005】また別の構成のフィルタとして共振子型フ
ィルタがあげられる。このような構造のフィルタは19
92年電子情報通信学会春季全国大会予稿集A-393に詳
しく掲載されているが、これは図30のように従来から
あるセラミックラダーフィルターを弾性表面波共振器1
1〜15を用いて構成したもので、その特性を図31に
示す。これは弾性表面波共振器を5個使用したタイプ
で、基板は36°YX-LiTaO3を使用したものである。
ィルタがあげられる。このような構造のフィルタは19
92年電子情報通信学会春季全国大会予稿集A-393に詳
しく掲載されているが、これは図30のように従来から
あるセラミックラダーフィルターを弾性表面波共振器1
1〜15を用いて構成したもので、その特性を図31に
示す。これは弾性表面波共振器を5個使用したタイプ
で、基板は36°YX-LiTaO3を使用したものである。
【0006】このフィルタの基本原理は従来から良く知
られているように、直列に接続されている共振器は通過
帯域のほぼ真中で共振点をとり、通過帯域の上限で反共
振となる。並列に接続されている共振器は通過帯域の下
限で共振となり、通過帯域のほぼ真中で反共振をとる。
られているように、直列に接続されている共振器は通過
帯域のほぼ真中で共振点をとり、通過帯域の上限で反共
振となる。並列に接続されている共振器は通過帯域の下
限で共振となり、通過帯域のほぼ真中で反共振をとる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た多電極型フィルタでは挿入損失が大きい、フィルタの
通過帯域を広くできない、通過帯域内の入出力インピー
ダンスが50オームに合わせにくいという課題がある。
挿入損失は例えば、基板として36°YX-LiTaO3を使用
し、900MHz帯で帯域25MHzのフィルタを作成した場
合およそ3dB程度であり、入出力インピーダンスが50
オームにあっていない。また帯域を33MHzとすると挿
入損失は4dB以上となり入出力インピーダンスも50オ
ームに合わないという問題が生じる。
た多電極型フィルタでは挿入損失が大きい、フィルタの
通過帯域を広くできない、通過帯域内の入出力インピー
ダンスが50オームに合わせにくいという課題がある。
挿入損失は例えば、基板として36°YX-LiTaO3を使用
し、900MHz帯で帯域25MHzのフィルタを作成した場
合およそ3dB程度であり、入出力インピーダンスが50
オームにあっていない。また帯域を33MHzとすると挿
入損失は4dB以上となり入出力インピーダンスも50オ
ームに合わないという問題が生じる。
【0008】一方、共振子型フィルタにおいては非通過
帯域における減衰量が小さいという課題がある。ここで
非通過帯域の減衰量を大きくとることは可能であるが、
同時に通過帯域内の入出力インピーダンスは50オーム
から離れていき、通過帯域内減衰量も増加する。このた
め共振子型フィルタにおいては妥当な通過帯域内減衰量
を例えば2dBとすると非通過帯域減衰量は約20dB程度
であった。これは多電極型の30dBに比較すると悪い値
であり、実使用時の欠点となっていた。
帯域における減衰量が小さいという課題がある。ここで
非通過帯域の減衰量を大きくとることは可能であるが、
同時に通過帯域内の入出力インピーダンスは50オーム
から離れていき、通過帯域内減衰量も増加する。このた
め共振子型フィルタにおいては妥当な通過帯域内減衰量
を例えば2dBとすると非通過帯域減衰量は約20dB程度
であった。これは多電極型の30dBに比較すると悪い値
であり、実使用時の欠点となっていた。
【0009】本発明は、従来のこのような課題を考慮
し、挿入損失が小さく、通過帯域を広くでき、入出力イ
ンピーダンスの整合が取り易く、非通過帯域の減衰量が
大きい弾性表面波フィルタを提供することを目的とする
ものである。
し、挿入損失が小さく、通過帯域を広くでき、入出力イ
ンピーダンスの整合が取り易く、非通過帯域の減衰量が
大きい弾性表面波フィルタを提供することを目的とする
ものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、入出力端子間
に複数個の弾性表面波共振器を備え、複数個の弾性表面
波共振器のうち少なくとも1つの弾性表面波共振器の共
振及び反共振周波数の両方が非通過帯域にある弾性表面
波フィルタである。
に複数個の弾性表面波共振器を備え、複数個の弾性表面
波共振器のうち少なくとも1つの弾性表面波共振器の共
振及び反共振周波数の両方が非通過帯域にある弾性表面
波フィルタである。
【0011】
【作用】本発明は、少なくとも一つの弾性表面波共振器
の共振及び反共振周波数の両方がフィルタの非通過帯域
にあるため、通過帯域内減衰量を増大させることなく非
通過帯域内の減衰量を増加させる。
の共振及び反共振周波数の両方がフィルタの非通過帯域
にあるため、通過帯域内減衰量を増大させることなく非
通過帯域内の減衰量を増加させる。
【0012】
【実施例】以下に、本発明をその実施例を示す図面に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0013】(実施例1)図1は、本発明にかかる実施
例1の弾性表面波フィルタの構成図である。基板として
36°YX-LiTaO3を使用し、周波数帯としては中心周波数
881MHzで帯域25MHzのフィルタ、つまり、北米用の
自動車電話用送信フィルタである。このフィルタの周波
数特性を図2に示す。この構造の直列腕にはいっている
共振器11、12、13のインピーダンス特性を図3に
示し、並列腕にはいっている共振器14、15のインピ
ーダンス特性を図4に示す。さらに一番外側に接続され
ている共振器16、17のインピーダンス特性を図5に
示す。従来例で示したように、並列腕の共振器の14、
15の等価回路的に見た並列容量と直列腕にはいった共
振器11、12、13の等価回路的に見た並列容量の比
によって通過帯域内損失と非通過帯域内損失が決定され
る。しかしこの例の場合は特に、自動車電話の回路構成
上、送受信アンテナを共用し、違う周波数において同時
に送受信を行なうことから送信フィルタにおいては受信
帯域の減衰量が大きいことが必要とされる。その周波数
帯域がちょうど最外側の共振器16、17の共振点付近
に当たる。この共振器16、17は並列にはいっている
ため、そのインピーダンスが0となるところでフィルタ
の通過特性は減衰極を持つ。つまりそれぞれの共振器の
役割としては、共振器11、12、13、14、15は
通過帯域を構成するためのもの、共振器16、17はこ
の例でいけば受信帯域の帯域外減衰量を増大させるため
のものである。また、この共振器16、17は通過帯域
付近には共振、反共振点を持たず、ほぼ一定の容量成分
として働くため、この容量を考慮に入れて共振器11、
12、13、14、15を設計すれば全体として入出力
インピーダンスが50オームに整合されたフィルタとす
ることができる。この構成により、通過帯域減衰量2d
B、非通過帯域減衰量20dB、受信帯域減衰量30dBの
フィルタを作成することができた。
例1の弾性表面波フィルタの構成図である。基板として
36°YX-LiTaO3を使用し、周波数帯としては中心周波数
881MHzで帯域25MHzのフィルタ、つまり、北米用の
自動車電話用送信フィルタである。このフィルタの周波
数特性を図2に示す。この構造の直列腕にはいっている
共振器11、12、13のインピーダンス特性を図3に
示し、並列腕にはいっている共振器14、15のインピ
ーダンス特性を図4に示す。さらに一番外側に接続され
ている共振器16、17のインピーダンス特性を図5に
示す。従来例で示したように、並列腕の共振器の14、
15の等価回路的に見た並列容量と直列腕にはいった共
振器11、12、13の等価回路的に見た並列容量の比
によって通過帯域内損失と非通過帯域内損失が決定され
る。しかしこの例の場合は特に、自動車電話の回路構成
上、送受信アンテナを共用し、違う周波数において同時
に送受信を行なうことから送信フィルタにおいては受信
帯域の減衰量が大きいことが必要とされる。その周波数
帯域がちょうど最外側の共振器16、17の共振点付近
に当たる。この共振器16、17は並列にはいっている
ため、そのインピーダンスが0となるところでフィルタ
の通過特性は減衰極を持つ。つまりそれぞれの共振器の
役割としては、共振器11、12、13、14、15は
通過帯域を構成するためのもの、共振器16、17はこ
の例でいけば受信帯域の帯域外減衰量を増大させるため
のものである。また、この共振器16、17は通過帯域
付近には共振、反共振点を持たず、ほぼ一定の容量成分
として働くため、この容量を考慮に入れて共振器11、
12、13、14、15を設計すれば全体として入出力
インピーダンスが50オームに整合されたフィルタとす
ることができる。この構成により、通過帯域減衰量2d
B、非通過帯域減衰量20dB、受信帯域減衰量30dBの
フィルタを作成することができた。
【0014】(実施例2)次に別の例の本発明による弾
性表面波フィルタの実施例を説明する。構成図は図1と
同様で、便宜上共振器16の方を入力側、共振器17の
方を出力側と称する。直列腕にはいった共振器11、1
2、13のインピーダンス特性を図2、並列腕にはいっ
た共振器14、15のインピーダンス特性を図3、共振
器16のインピーダンス特性を図6、共振器17のイン
ピーダンス特性を図7に示す。フィルタとしての特性を
図8に示す。この例は例えば送信周波数フィルタにおい
て、受信周波数帯域における減衰と同時に中間周波数に
おけるイメージ周波数の減衰を要求された時の例であ
り、減衰極を作成する弾性表面波共振器の共振、反共振
周波数を適当に設定することにより、減衰極を自由に設
定できる例である。この実施例2の場合も実施例1の場
合と同様に、共振器16、17は通過帯域内においては
共振、反共振点を有さず、容量性の素子として働くの
で、共振器11、12、13、14、15を適当に設定
することにより、入出力インピーダンスを50オームに
整合させることが可能である。
性表面波フィルタの実施例を説明する。構成図は図1と
同様で、便宜上共振器16の方を入力側、共振器17の
方を出力側と称する。直列腕にはいった共振器11、1
2、13のインピーダンス特性を図2、並列腕にはいっ
た共振器14、15のインピーダンス特性を図3、共振
器16のインピーダンス特性を図6、共振器17のイン
ピーダンス特性を図7に示す。フィルタとしての特性を
図8に示す。この例は例えば送信周波数フィルタにおい
て、受信周波数帯域における減衰と同時に中間周波数に
おけるイメージ周波数の減衰を要求された時の例であ
り、減衰極を作成する弾性表面波共振器の共振、反共振
周波数を適当に設定することにより、減衰極を自由に設
定できる例である。この実施例2の場合も実施例1の場
合と同様に、共振器16、17は通過帯域内においては
共振、反共振点を有さず、容量性の素子として働くの
で、共振器11、12、13、14、15を適当に設定
することにより、入出力インピーダンスを50オームに
整合させることが可能である。
【0015】なお、この例では入力側に低域周波数側の
減衰極、出力側に高域周波数側の減衰極を設定したが、
当然、この位置関係は反対でも良い。
減衰極、出力側に高域周波数側の減衰極を設定したが、
当然、この位置関係は反対でも良い。
【0016】(実施例3)次に別の例の本発明による弾
性表面波フィルタの実施例を説明する。構成図は図1と
同様で、便宜上共振器16の方を入力側、共振器17の
方を出力側と称する。直列腕にはいった共振器11、1
2、13のインピーダンス特性を図2、並列腕にはいっ
た共振器14、15のインピーダンス特性を図3、共振
器16のインピーダンス特性を図9、共振器17のイン
ピーダンス特性を図10に示す。フィルタとしての特性
を図11に示す。この例は例えば受信周波数帯域におけ
る減衰を広く要求された時の例であり、弾性表面波共振
器16、17の共振、反共振周波数をわずかに変えるこ
とにより、減衰極の範囲を自由に設定できる例である。
この実施例3の場合も実施例1の場合と同様に、共振器
16、17は通過帯域内においては共振、反共振点を有
さず、容量性の素子として働くので、共振器11、1
2、13、14、15を適当に設定することにより、入
出力インピーダンスを50オームに整合させることが可
能である。
性表面波フィルタの実施例を説明する。構成図は図1と
同様で、便宜上共振器16の方を入力側、共振器17の
方を出力側と称する。直列腕にはいった共振器11、1
2、13のインピーダンス特性を図2、並列腕にはいっ
た共振器14、15のインピーダンス特性を図3、共振
器16のインピーダンス特性を図9、共振器17のイン
ピーダンス特性を図10に示す。フィルタとしての特性
を図11に示す。この例は例えば受信周波数帯域におけ
る減衰を広く要求された時の例であり、弾性表面波共振
器16、17の共振、反共振周波数をわずかに変えるこ
とにより、減衰極の範囲を自由に設定できる例である。
この実施例3の場合も実施例1の場合と同様に、共振器
16、17は通過帯域内においては共振、反共振点を有
さず、容量性の素子として働くので、共振器11、1
2、13、14、15を適当に設定することにより、入
出力インピーダンスを50オームに整合させることが可
能である。
【0017】(実施例4)次に別の構成による本発明の
弾性表面波フィルタの実施例を説明する。図12に示す
ような構成であり、便宜上共振器22の方を入力側と呼
ぶこととする。またこのフィルタの通過損失特性を図1
3に示す。直列腕に入っている共振器21のインピーダ
ンス特性を図14、共振器22のインピーダンス特性を
図15、共振器23のインピーダンス特性を図16に示
す。また、並列腕に入っている共振器24、25のイン
ピーダンス特性を図17に示す。このように、減衰極を
決定する弾性表面波共振器は並列腕に入っている必要は
なく、直列腕に入っていても良い。これは弾性表面波共
振器が共振、反共振という現象があるためである。
弾性表面波フィルタの実施例を説明する。図12に示す
ような構成であり、便宜上共振器22の方を入力側と呼
ぶこととする。またこのフィルタの通過損失特性を図1
3に示す。直列腕に入っている共振器21のインピーダ
ンス特性を図14、共振器22のインピーダンス特性を
図15、共振器23のインピーダンス特性を図16に示
す。また、並列腕に入っている共振器24、25のイン
ピーダンス特性を図17に示す。このように、減衰極を
決定する弾性表面波共振器は並列腕に入っている必要は
なく、直列腕に入っていても良い。これは弾性表面波共
振器が共振、反共振という現象があるためである。
【0018】(実施例5)次に別の構成による本発明の
弾性表面波フィルタの実施例を説明する。構成図を図1
8に示す。すなわち、通過帯域内に共振、反共振点を持
たない共振器31を入力側及び出力側にそれぞれ直列に
挿入する。このフィルタの通過損失特性を図19に示
す。また、共振器31のインピーダンス特性を図20
に、共振器32、33、34のインピーダンス特性を図
21に、共振器35、36のインピーダンス特性を図2
2に示す。
弾性表面波フィルタの実施例を説明する。構成図を図1
8に示す。すなわち、通過帯域内に共振、反共振点を持
たない共振器31を入力側及び出力側にそれぞれ直列に
挿入する。このフィルタの通過損失特性を図19に示
す。また、共振器31のインピーダンス特性を図20
に、共振器32、33、34のインピーダンス特性を図
21に、共振器35、36のインピーダンス特性を図2
2に示す。
【0019】(実施例6)次に実施例6として図23の
ような構成のものも作製した。このフィルタの通過損失
特性を図24に、それぞれの共振器の特性は共振器41
のインピーダンス特性を図25に、共振器42、43、
44のインピーダンス特性を図26に、共振器45、4
6のインピーダンス特性を図27に示す。ここで実施例
5と実施例6の両者を比較してみるとわかるように帯域
内特性に大きな違いはないが、帯域外、特に減衰極のレ
ベルが違う。これは弾性表面波共振器の共振、反共振の
レベルの違いによるものであり、一般に反共振レベルの
方を大きくとり易いからである。
ような構成のものも作製した。このフィルタの通過損失
特性を図24に、それぞれの共振器の特性は共振器41
のインピーダンス特性を図25に、共振器42、43、
44のインピーダンス特性を図26に、共振器45、4
6のインピーダンス特性を図27に示す。ここで実施例
5と実施例6の両者を比較してみるとわかるように帯域
内特性に大きな違いはないが、帯域外、特に減衰極のレ
ベルが違う。これは弾性表面波共振器の共振、反共振の
レベルの違いによるものであり、一般に反共振レベルの
方を大きくとり易いからである。
【0020】なお、上記実施例では、減衰極を決定する
弾性表面波共振器を入力、出力側対称の位置においた
が、これに限らず、対称でなくてももちろん良い。
弾性表面波共振器を入力、出力側対称の位置においた
が、これに限らず、対称でなくてももちろん良い。
【0021】また、上記実施例では、減衰極を決定する
弾性表面波共振器を入出力の一番外側においたが、これ
に限らず、フィルタ内部のどの位置にあっても良い。
弾性表面波共振器を入出力の一番外側においたが、これ
に限らず、フィルタ内部のどの位置にあっても良い。
【0022】また、上記実施例では、減衰極を設定する
弾性表面波共振器を2つ使用しているが、この数は設計
により変更できる値であり、帯域外減衰量と帯域幅、帯
域内挿入損失の兼ね合いにより自由に設定できる。
弾性表面波共振器を2つ使用しているが、この数は設計
により変更できる値であり、帯域外減衰量と帯域幅、帯
域内挿入損失の兼ね合いにより自由に設定できる。
【0023】また、上記実施例では、入出力間に接続さ
れた共振器の個数は5個又は7個の例を示したが、これ
に限らず、2個以上であれば幾つであってもよい。
れた共振器の個数は5個又は7個の例を示したが、これ
に限らず、2個以上であれば幾つであってもよい。
【0024】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように本
発明は、共振及び反共振周波数の両方が非通過帯域にあ
る弾性表面波共振器を少なくとも1つ備えているので、
挿入損失が小さく、通過帯域を広くでき、入出力インピ
ーダンスの整合が取り易く、非通過帯域の減衰量が大き
いという長所を有する。
発明は、共振及び反共振周波数の両方が非通過帯域にあ
る弾性表面波共振器を少なくとも1つ備えているので、
挿入損失が小さく、通過帯域を広くでき、入出力インピ
ーダンスの整合が取り易く、非通過帯域の減衰量が大き
いという長所を有する。
【図1】本発明にかかる実施例1の弾性表面波フィルタ
の構成図である。
の構成図である。
【図2】同実施例1の弾性表面波フィルタの周波数特性
を示す図である。
を示す図である。
【図3】同実施例1の弾性表面波フィルタの直列腕の弾
性表面波共振器のインピーダンス特性を示す図である。
性表面波共振器のインピーダンス特性を示す図である。
【図4】同実施例1の弾性表面波フィルタの中央部の並
列腕の弾性表面波共振器のインピーダンス特性を示す図
である。
列腕の弾性表面波共振器のインピーダンス特性を示す図
である。
【図5】同実施例1の弾性表面波フィルタの最外側の並
列腕の弾性表面波共振器のインピーダンス特性を示す図
である。
列腕の弾性表面波共振器のインピーダンス特性を示す図
である。
【図6】本発明にかかる実施例2の弾性表面波フィルタ
の入力側最外側の並列腕の弾性表面波共振器のインピー
ダンス特性を示す図である。
の入力側最外側の並列腕の弾性表面波共振器のインピー
ダンス特性を示す図である。
【図7】同実施例2の弾性表面波フィルタの出力側最外
側の並列腕の弾性表面波共振器のインピーダンス特性を
示す図である。
側の並列腕の弾性表面波共振器のインピーダンス特性を
示す図である。
【図8】同実施例2の弾性表面波フィルタの周波数特性
を示す図である。
を示す図である。
【図9】本発明にかかる実施例3の弾性表面波フィルタ
の入力側最外側の並列腕の弾性表面波共振器のインピー
ダンス特性を示す図である。
の入力側最外側の並列腕の弾性表面波共振器のインピー
ダンス特性を示す図である。
【図10】同実施例3の弾性表面波フィルタの出力側最
外側の並列腕の弾性表面波共振器のインピーダンス特性
を示す図である。
外側の並列腕の弾性表面波共振器のインピーダンス特性
を示す図である。
【図11】同実施例3の弾性表面波フィルタの周波数特
性を示す図である。
性を示す図である。
【図12】本発明にかかる実施例4の弾性表面波フィル
タの構成図である。
タの構成図である。
【図13】同実施例4の弾性表面波フィルタの周波数特
性を示す図である。
性を示す図である。
【図14】同実施例4の弾性表面波フィルタの直列腕の
弾性表面波共振器21のインピーダンス特性を示す図で
ある。
弾性表面波共振器21のインピーダンス特性を示す図で
ある。
【図15】同実施例4の弾性表面波フィルタの直列腕の
弾性表面波共振器22のインピーダンス特性を示す図で
ある。
弾性表面波共振器22のインピーダンス特性を示す図で
ある。
【図16】同実施例4の弾性表面波フィルタの直列腕の
弾性表面波共振器23のインピーダンス特性を示す図で
ある。
弾性表面波共振器23のインピーダンス特性を示す図で
ある。
【図17】同実施例4の弾性表面波フィルタの並列腕の
弾性表面波共振器のインピーダンス特性を示す図であ
る。
弾性表面波共振器のインピーダンス特性を示す図であ
る。
【図18】本発明にかかる実施例5の弾性表面波フィル
タの構成図である。
タの構成図である。
【図19】同実施例5の弾性表面波フィルタの周波数特
性を示す図である。
性を示す図である。
【図20】同実施例5の弾性表面波フィルタの弾性表面
波共振器31のインピーダンス特性を示す図である。
波共振器31のインピーダンス特性を示す図である。
【図21】同実施例5の弾性表面波フィルタの弾性表面
波共振器32、33、34のインピーダンス特性を示す
図である。
波共振器32、33、34のインピーダンス特性を示す
図である。
【図22】同実施例5の弾性表面波フィルタの弾性表面
波共振器35、36のインピーダンス特性を示す図であ
る。
波共振器35、36のインピーダンス特性を示す図であ
る。
【図23】本発明にかかる実施例6の弾性表面波フィル
タの構成図である。
タの構成図である。
【図24】同実施例6の弾性表面波フィルタの周波数特
性を示す図である。
性を示す図である。
【図25】同実施例6の弾性表面波フィルタの弾性表面
波共振器41のインピーダンス特性を示す図である。
波共振器41のインピーダンス特性を示す図である。
【図26】同実施例6の弾性表面波フィルタの弾性表面
波共振器42、43、44のインピーダンス特性を示す
図である。
波共振器42、43、44のインピーダンス特性を示す
図である。
【図27】同実施例6の弾性表面波フィルタの弾性表面
波共振器45、46のインピーダンス特性を示す図であ
る。
波共振器45、46のインピーダンス特性を示す図であ
る。
【図28】従来の多電極型フィルタの構成図である。
【図29】従来の多電極型フィルタの周波数特性を示す
図である。
図である。
【図30】従来の共振器型フィルタの構成図である。
【図31】従来の共振器型フィルタの周波数特性を示す
図である。
図である。
11〜13 直列腕の弾性表面波共振器 14〜17 並列腕の弾性表面波共振器 21〜23 直列腕の弾性表面波共振器 24〜25 並列腕の弾性表面波共振器 31〜34 直列腕の弾性表面波共振器 35〜36 並列腕の弾性表面波共振器 42〜44 直列腕の弾性表面波共振器 41、45〜46 並列腕の弾性表面波共振器
フロントページの続き (72)発明者 関 俊一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 入出力端子間に複数個の弾性表面波共振
器を備え、前記複数個の弾性表面波共振器のうち少なく
とも1つの弾性表面波共振器の共振及び反共振周波数の
両方が非通過帯域にあることを特徴とする弾性表面波フ
ィルタ。 - 【請求項2】 共振及び反共振周波数の両方が非通過帯
域にある前記弾性表面波共振器は、前記入出力端子間に
直列に接続されている弾性表面波共振器であることを特
徴とする請求項1記載の弾性表面波フィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21698292A JPH0661783A (ja) | 1992-08-14 | 1992-08-14 | 弾性表面波フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21698292A JPH0661783A (ja) | 1992-08-14 | 1992-08-14 | 弾性表面波フィルタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0661783A true JPH0661783A (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=16696967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21698292A Pending JPH0661783A (ja) | 1992-08-14 | 1992-08-14 | 弾性表面波フィルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0661783A (ja) |
Cited By (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5854579A (en) * | 1997-08-25 | 1998-12-29 | Motorola Inc. | Saw filter using low-pass configuration and method of providing the same |
WO1999023757A1 (en) * | 1997-11-04 | 1999-05-14 | Motorola Inc. | Acoustic wave ladder filter with effectively increased coupling coefficient and method of providing same |
US5936483A (en) * | 1997-08-22 | 1999-08-10 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Surface acoustic wave device with two filters each having capacitive impedance in the other's passband |
WO2000030253A1 (en) * | 1998-11-18 | 2000-05-25 | Cts Corporation | Notch filter incorporating saw devices and a delay line |
JP2001510950A (ja) * | 1997-07-17 | 2001-08-07 | エプコス アクチエンゲゼルシャフト | 改善されたエッジ急峻特性付きの表面弾性波フィルタ |
US6409012B2 (en) | 1996-08-23 | 2002-06-25 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Disk cartridge storage case and index card |
JP2002232264A (ja) * | 2000-11-30 | 2002-08-16 | Kyocera Corp | 弾性表面波フィルタ |
US7049908B2 (en) * | 2003-07-28 | 2006-05-23 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Surface acoustic wave device and communication apparatus |
JP2008160562A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | Kyocera Corp | 分波器および通信装置 |
KR100849741B1 (ko) * | 2005-07-28 | 2008-07-31 | 후지쓰 메디아 데바이스 가부시키가이샤 | 공진기, 래더형 필터, 탄성 표면파 필터 및 안테나 분파기 |
US20100194494A1 (en) * | 2009-01-30 | 2010-08-05 | Fujitsu Limited | High frequency device, filter, duplexer, communication module, and communication apparatus |
US7915975B2 (en) * | 2006-12-05 | 2011-03-29 | Epcos Ag | DMS filter with improved matching |
US20110187478A1 (en) * | 2008-09-01 | 2011-08-04 | Epcos Ag | Antenna Matching Circuit |
US8026776B2 (en) * | 2008-01-31 | 2011-09-27 | Taiyo Yuden Co., Ltd. | Acoustic wave device, duplexer, communication module, and communication apparatus |
US20120038435A1 (en) * | 2009-04-30 | 2012-02-16 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Elastic wave apparatus |
US20130127566A1 (en) * | 2011-11-21 | 2013-05-23 | Taiyo Yuden Co., Ltd. | Filter and duplexer |
JP2014068123A (ja) * | 2012-09-25 | 2014-04-17 | Murata Mfg Co Ltd | ラダー型フィルタ及び分波器 |
US20140197903A1 (en) * | 2011-09-30 | 2014-07-17 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Signal separation device |
US20140218129A1 (en) * | 2011-11-30 | 2014-08-07 | Panasonic Corporation | Ladder-type elastic wave filter and antenna duplexer using same |
US20140266510A1 (en) * | 2013-03-15 | 2014-09-18 | Resonant Llc | Microwave acoustic wave filters |
US20150180450A1 (en) * | 2011-01-26 | 2015-06-25 | Panasonic Corporation | Antenna duplexer |
WO2016121818A1 (ja) * | 2015-01-27 | 2016-08-04 | 京セラ株式会社 | フィルタ,分波器および通信装置 |
US20170093372A1 (en) * | 2014-06-27 | 2017-03-30 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Ladder filter |
US20180013405A1 (en) * | 2015-04-30 | 2018-01-11 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Ladder filter and duplexer |
US11309867B2 (en) * | 2017-01-30 | 2022-04-19 | Kyocera Corporation | Acoustic wave filter, multiplexer, and communication apparatus |
-
1992
- 1992-08-14 JP JP21698292A patent/JPH0661783A/ja active Pending
Cited By (44)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6409012B2 (en) | 1996-08-23 | 2002-06-25 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Disk cartridge storage case and index card |
JP2001510950A (ja) * | 1997-07-17 | 2001-08-07 | エプコス アクチエンゲゼルシャフト | 改善されたエッジ急峻特性付きの表面弾性波フィルタ |
US5936483A (en) * | 1997-08-22 | 1999-08-10 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Surface acoustic wave device with two filters each having capacitive impedance in the other's passband |
US5854579A (en) * | 1997-08-25 | 1998-12-29 | Motorola Inc. | Saw filter using low-pass configuration and method of providing the same |
WO1999010978A1 (en) * | 1997-08-25 | 1999-03-04 | Cts Corporation | Improved saw filter using low-pass configuration and method of providing the same |
WO1999023757A1 (en) * | 1997-11-04 | 1999-05-14 | Motorola Inc. | Acoustic wave ladder filter with effectively increased coupling coefficient and method of providing same |
US5933062A (en) * | 1997-11-04 | 1999-08-03 | Motorola Inc. | Acoustic wave ladder filter with effectively increased coupling coefficient and method of providing same |
EP0950283A1 (en) * | 1997-11-04 | 1999-10-20 | Motorola, Inc. | Acoustic wave ladder filter with effectively increased coupling coefficient and method of providing same |
EP0950283A4 (en) * | 1997-11-04 | 2006-04-12 | Motorola Inc | ACOUSTIC WAVE SCALING FILTER WITH EFFECTIVE IMPROVEMENT OF THE COUPLING COEFFICIENT, AND PROCESS FOR PRODUCING THE SAME |
WO2000030253A1 (en) * | 1998-11-18 | 2000-05-25 | Cts Corporation | Notch filter incorporating saw devices and a delay line |
US6201457B1 (en) * | 1998-11-18 | 2001-03-13 | Cts Corporation | Notch filter incorporating saw devices and a delay line |
JP2002232264A (ja) * | 2000-11-30 | 2002-08-16 | Kyocera Corp | 弾性表面波フィルタ |
US7049908B2 (en) * | 2003-07-28 | 2006-05-23 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Surface acoustic wave device and communication apparatus |
KR100849741B1 (ko) * | 2005-07-28 | 2008-07-31 | 후지쓰 메디아 데바이스 가부시키가이샤 | 공진기, 래더형 필터, 탄성 표면파 필터 및 안테나 분파기 |
US7915975B2 (en) * | 2006-12-05 | 2011-03-29 | Epcos Ag | DMS filter with improved matching |
US7733197B2 (en) * | 2006-12-25 | 2010-06-08 | Kyocera Corporation | Duplexer and communications equipment |
JP2008160562A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | Kyocera Corp | 分波器および通信装置 |
US8026776B2 (en) * | 2008-01-31 | 2011-09-27 | Taiyo Yuden Co., Ltd. | Acoustic wave device, duplexer, communication module, and communication apparatus |
US9214920B2 (en) * | 2008-09-01 | 2015-12-15 | Epcos Ag | Antenna matching circuit |
US20110187478A1 (en) * | 2008-09-01 | 2011-08-04 | Epcos Ag | Antenna Matching Circuit |
US20100194494A1 (en) * | 2009-01-30 | 2010-08-05 | Fujitsu Limited | High frequency device, filter, duplexer, communication module, and communication apparatus |
US8350643B2 (en) * | 2009-01-30 | 2013-01-08 | Taiyo Yuden Co., Ltd. | High frequency device, filter, duplexer, communication module, and communication apparatus |
US20120038435A1 (en) * | 2009-04-30 | 2012-02-16 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Elastic wave apparatus |
US20150180450A1 (en) * | 2011-01-26 | 2015-06-25 | Panasonic Corporation | Antenna duplexer |
US9294071B2 (en) * | 2011-01-26 | 2016-03-22 | Skyworks Panasonic Filter Solutions Japan Co., Ltd. | Antenna duplexer |
US20140197903A1 (en) * | 2011-09-30 | 2014-07-17 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Signal separation device |
US9236850B2 (en) * | 2011-09-30 | 2016-01-12 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Signal separation device |
US20130127566A1 (en) * | 2011-11-21 | 2013-05-23 | Taiyo Yuden Co., Ltd. | Filter and duplexer |
US9148119B2 (en) * | 2011-11-21 | 2015-09-29 | Taiyo Yuden Co., Ltd. | Filter and duplexer |
US20140218129A1 (en) * | 2011-11-30 | 2014-08-07 | Panasonic Corporation | Ladder-type elastic wave filter and antenna duplexer using same |
US10044340B2 (en) | 2011-11-30 | 2018-08-07 | Skyworks Filter Solutions Japan Co., Ltd. | Ladder-type elastic wave filter having series and parallel resonators |
US9467117B2 (en) * | 2011-11-30 | 2016-10-11 | Skyworks Filter Solutions Japan Co., Ltd. | Ladder-type elastic wave filter and antenna duplexer using same |
JP2014068123A (ja) * | 2012-09-25 | 2014-04-17 | Murata Mfg Co Ltd | ラダー型フィルタ及び分波器 |
US20140320236A1 (en) * | 2013-03-15 | 2014-10-30 | Resonant Llc | Microwave acoustic wave filters |
US20140266510A1 (en) * | 2013-03-15 | 2014-09-18 | Resonant Llc | Microwave acoustic wave filters |
US9325294B2 (en) * | 2013-03-15 | 2016-04-26 | Resonant Inc. | Microwave acoustic wave filters |
US20170093372A1 (en) * | 2014-06-27 | 2017-03-30 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Ladder filter |
US10084431B2 (en) * | 2014-06-27 | 2018-09-25 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Ladder filter |
CN107210730A (zh) * | 2015-01-27 | 2017-09-26 | 京瓷株式会社 | 滤波器、分波器以及通信装置 |
WO2016121818A1 (ja) * | 2015-01-27 | 2016-08-04 | 京セラ株式会社 | フィルタ,分波器および通信装置 |
US10367473B2 (en) | 2015-01-27 | 2019-07-30 | Kyocera Corporation | Filter, multiplexer, and communication apparatus |
US20180013405A1 (en) * | 2015-04-30 | 2018-01-11 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Ladder filter and duplexer |
US10236861B2 (en) * | 2015-04-30 | 2019-03-19 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Ladder filter and duplexer |
US11309867B2 (en) * | 2017-01-30 | 2022-04-19 | Kyocera Corporation | Acoustic wave filter, multiplexer, and communication apparatus |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0661783A (ja) | 弾性表面波フィルタ | |
EP0633660B1 (en) | Surface acoustic wave filter | |
US5694096A (en) | Surface acoustic wave filter | |
KR100290804B1 (ko) | 탄성표면파필터 | |
EP0337703B1 (en) | Surface acoustic wave filter | |
US9998098B2 (en) | Band pass filter and duplexer | |
KR100797833B1 (ko) | 탄성 표면파 필터 및 그를 이용한 안테나 공용기 | |
JP4541853B2 (ja) | アンテナ分波器およびアンテナ分波器用表面弾性波フィルタ | |
KR100809120B1 (ko) | 사다리형 필터, 무선 주파수 대역 통과 필터, 무선 주파수수신기 및/또는 송신기 장치 | |
JP2002300003A (ja) | 弾性波フィルタ | |
KR20100130602A (ko) | 탄성파 필터 및 이를 이용한 듀플렉서 및 전자 기기 | |
KR100340286B1 (ko) | 탄성 표면파 필터 | |
JPH07283688A (ja) | 弾性表面波フィルター | |
JP2003069385A (ja) | 弾性表面波フィルタ | |
JP3259459B2 (ja) | 分波器 | |
US6549100B2 (en) | Surface acoustic wave lattice filter with different lattice and series arm capacitance ratios and communication device using same | |
JPH09205343A (ja) | 弾性表面波フィルタ | |
KR100626973B1 (ko) | 탄성 표면파 필터와 이를 사용한 탄성 표면파 장치 및 이필터 또는 이 장치를 사용한 통신 장치 | |
JP2004023611A (ja) | 弾性表面波フィルタ、分波器、通信機 | |
JPH0865097A (ja) | 弾性表面波フィルタ装置 | |
JPH1065481A (ja) | 弾性表面波フィルタ | |
KR100599244B1 (ko) | 단면반사형 탄성표면파 필터 | |
JP2002217680A (ja) | ラダー型弾性表面波フィルタ | |
JPH09181565A (ja) | 弾性表面波フィルタ装置 | |
US20230198502A1 (en) | Acoustic wave filter and multiplexer |