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JPH0658475U - ディスクカートリッジおよびその成形金型 - Google Patents

ディスクカートリッジおよびその成形金型

Info

Publication number
JPH0658475U
JPH0658475U JP406993U JP406993U JPH0658475U JP H0658475 U JPH0658475 U JP H0658475U JP 406993 U JP406993 U JP 406993U JP 406993 U JP406993 U JP 406993U JP H0658475 U JPH0658475 U JP H0658475U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive shaft
case
disk
insertion hole
shaft insertion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP406993U
Other languages
English (en)
Inventor
久雄 加藤
優 池辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP406993U priority Critical patent/JPH0658475U/ja
Publication of JPH0658475U publication Critical patent/JPH0658475U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】カートリッジにおけるケースの駆動軸挿入孔の
成形性を改善し、ディスク状媒体の回転不良をなくした
ディスクカートリッジを形成する。 【構成】内部にディスク状媒体2を回転自在に収納しう
るケース1であって、該媒体2の駆動軸挿入孔16をケ
ース1に備えたディスクカートリッジにおいて、該駆動
軸挿入孔16の内縁部のケース外面側と内面側とに凹面
部18,19を形成したことで、ケースに駆動軸挿入孔
16を形成するに際し、押し切り構造ではなく貫通のコ
アピンで形成することにより、孔部の横バリ発生をなく
し、若干の縦バリは、凹面部18,19に納めて高精度
の駆動軸孔としてディスク状媒体2の回転不良がなく信
頼性を大巾に高めることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、フレキシブルディスク、ハードディスク、特に光ディスクなどをケ ース内に回転可能に収納したディスクカートリッジおよびその成形金型に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、情報媒体、例えば磁気ディスク、光ディスク或いは光磁気ディスクは 、ケースに収納された状態が透視できるように透明または半透明ケースに収納さ れることもあってディスクカートリッジとして記録・再生機器にセッティングさ れて用いられる。 従来のこの種のケースの合成樹脂射出成形品では、図6A,Bに示すようにデ ィスク状媒体の駆動軸挿入孔dのある下ケースaでは、直筒状のコアピンb或い は縦バリ発生防止のために押し切り用固定ピンeと、これに当接するコアピンc とで孔部dを成形することが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来例でのコアピンにより押し切りで駆動軸挿入孔の成形すると、 押切孔部に横バリが発生する傾向があって、かつ縦バリも若干残って、これらバ リのために寸法不良若しくはディスク状媒体の回転不良によってノイズ発生の原 因となる不具合となって問題であった。 本考案は、これら従来の欠点を排除しようとするもので、駆動軸孔の成形不良 がなく、媒体の回転不良を発生させることなく、ノイズ発生原因となることなく 高精度の駆動軸孔つきのディスクカートリッジを成形作業性良好で提供すること を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、内部にディスク状の媒体2を回転自在に収納しうるケース1であっ て、該媒体2の駆動軸挿入孔16をケース1に備えたディスクカートリッジにお いて、該駆動軸挿入孔16の内縁部のケース外面側と内面側とに凹面部18,1 9を形成したことを特徴とするディスクカートリッジである。
【0005】
【作用】
ディスク状媒体の駆動軸挿入孔をケースに備えたディスクカートリッジにおい て、該駆動軸挿入孔16の内縁部のケース外面側と内面側とに凹面部18,19 を形成したことで、孔部での横バリをなくし、縦バリが若干残っても凹面部に納 って悪影響がなく、媒体の回転不良及び寸法不良を発生させることなく、高精度 の駆動軸孔つきのディスクカートリッジとして成形作業性良好に生産することが できる。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例を図1乃至図4のディスクカートリッジの例で説明すると、ケ ース1の内部に情報媒体のディスク状媒体2を収納し、ヘッド挿入孔などの開口 3を形成したケース1に、該開口3を開閉するための断面略コ字状のシャッタ4 を摺動自在に備え、前記ケース1は上ケースと下ケースとからなり、該ケース1 が透明または半透明の樹脂で形成されるディスクカートリッジであって、上ケー ス1の底面にあるセンターコア穴部10に対向する下ケースの駆動軸挿入孔16 の内縁部のケース外面側と内面側とに凹面部18,19を形成してディスクカー トリッジとしてある。
【0007】 そして、前記センターコア穴部10及び駆動軸挿入孔16の周囲には、ケース 内面に突設された円環状リブ12が備えられ、下ケース1の円環状リブ12の内 周径に等しい直径のコア部21,22で駆動軸挿入孔16の周囲に凹面部18, 19を成形してある。
【0008】 この場合、前記凹面部18,19が、ケース内外表面から0.05〜0.15 mmの深さで表面と平行な平坦な底部を持ち、駆動軸挿入孔16の周囲に形成す るのがよい。
【0009】 ディスク状媒体2の駆動軸挿入孔16を形成した下ケース1を成形する金型と しては、固定金型13と可動金型14とからキャビティ15を形成し、前記駆動 軸孔16の位置にコアピン20を貫通して摺動可能に設けると共に、駆動軸孔の 周囲で固定金型13と可動金型14との対向面に凹部成形用のコア部21,22 を設けて、前記凹面部18,19が成形できるようにしてあって、ケースに駆動 軸挿入孔16を形成するに際し、押し切り構造ではなく貫通のコアピンで形成す ることにより孔部の横バリ発生をなくし、若干の縦バリは、凹面部18,19に 納めて高精度の駆動軸孔としてディスク状媒体2の回転不良がなく信頼性を大巾 に高めることができる。
【0010】 図中、5はシャッタスライドエリア、6はクランピングプレートで媒体2に備 えられる。7は駆動軸、8はシャッタロック部材、9は消去防止用プラグ、11 は凹凸模様、17は媒体収納部である。 なお、前記ケース1は、フロッピーディスク、コンパクトディスクやビデオデ ィスク、光ディスクなどのディスク状媒体を収納した各種のディスクカートリッ ジ形態のシェルに選んで構成される。
【0011】
【考案の効果】
本考案は、内部にディスク状の媒体を回転自在に収納しうるケースであって、 該媒体の駆動軸挿入孔をケースに備えたディスクカートリッジにおいて、該駆動 軸挿入孔の内縁部のケース外面側と内面側とに凹面部を形成したことにより、孔 部での横バリ発生を防止し、縦バリが若干残っても凹面部に納って影響を及ぼさ ないで、媒体の回転不良及び寸法不良を発生させることなく、高精度の駆動軸孔 つきのディスクカートリッジとして成形作業性良好に生産でき、その成形金型も ケース薄肉化に寄与し、外観上、支障となることなく用いられると共に、樹脂の 流動性も良好で成形しやすい形態となって、成形不良がなく、外観体裁も良く商 品価値も高められるなどの実用上の効果がある。
【提出日】平成5年12月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】
一般に、情報媒体、例えば磁気ディスク、光ディスク或いは光磁気ディスクは 、ケースに収納された状態が透視できるように透明または半透明ケースに収納さ れることもあってディスクカートリッジとして記録・再生機器にセッティングさ れて用いられる。 従来のこの種のケースの合成樹脂射出成形品では、図6A,Bに示すようにデ ィスク状媒体の駆動軸挿入孔dのある下ケースaでは、直筒状のコアピンb或い は横バリ発生防止のために押し切り用固定ピンeと、これに当接するコアピンc とで孔部dを成形することが知られている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の底面図である。
【図2】図1の例の分離状態の斜視図である。
【図3】図1の例の下ケースの内面を示す拡大平面図で
ある。
【図4】図1の例のA−A線における拡大縦断面図であ
る。
【図5】図1の例の下ケースの成形状態の一部の縦断面
図である。
【図6】従来例の成形状態の一部の縦断面図でA,Bは
それぞれ一例を示す。
【符号の説明】
1 ケース 2 ディスク状媒体 3 開口 4 シャッタ 5 シャッタスライドエリア 6 クランピングプレート 10 センターコア穴部 12 環状リブ 13 固定金型 14 可動金型 15 キャビティ 16 駆動軸挿入孔 18 凹面部 19 凹面部 20 コアピン 21 コア部 22 コア部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年12月9日
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にディスク状の媒体2を回転自在に
    収納しうるケース1であって、該媒体2の駆動軸挿入孔
    16をケース1に備えたディスクカートリッジにおい
    て、該駆動軸挿入孔16の内縁部のケース外面側と内面
    側とに凹面部18,19を形成したことを特徴とするデ
    ィスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記凹面部18,19が、ケース内外表
    面から0.05〜0.15mmの深さで表面と平行な平
    坦な底部を持ち、駆動軸挿入孔16の周囲に形成されて
    いる請求項1記載のディスクカートリッジ。
  3. 【請求項3】 ディスク状媒体の駆動軸孔16を形成し
    た下ケース1を成形する金型であって、固定金型13と
    可動金型14とからキャビティ15を形成し、かつ固定
    金型13と可動金型14との対向面に凹部成形用のコア
    部21,22を設け、該コア部21,22の中央に貫通
    して駆動軸孔形成用のコアピン20を摺動自在に配備し
    たことを特徴とするディスクカートリッジ成形金型。
JP406993U 1993-01-20 1993-01-20 ディスクカートリッジおよびその成形金型 Pending JPH0658475U (ja)

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JP406993U JPH0658475U (ja) 1993-01-20 1993-01-20 ディスクカートリッジおよびその成形金型

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JP406993U JPH0658475U (ja) 1993-01-20 1993-01-20 ディスクカートリッジおよびその成形金型

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JPH0658475U true JPH0658475U (ja) 1994-08-12

Family

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JP406993U Pending JPH0658475U (ja) 1993-01-20 1993-01-20 ディスクカートリッジおよびその成形金型

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990914