JPH0655990A - エアバッグ展開用ガス発生装置のガス発生剤 - Google Patents
エアバッグ展開用ガス発生装置のガス発生剤Info
- Publication number
- JPH0655990A JPH0655990A JP4214233A JP21423392A JPH0655990A JP H0655990 A JPH0655990 A JP H0655990A JP 4214233 A JP4214233 A JP 4214233A JP 21423392 A JP21423392 A JP 21423392A JP H0655990 A JPH0655990 A JP H0655990A
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- Japan
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- gas generating
- generating agent
- gas
- air bag
- space
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/26—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow
- B60R21/264—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using instantaneous generation of gas, e.g. pyrotechnic
- B60R21/2644—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using instantaneous generation of gas, e.g. pyrotechnic using only solid reacting substances, e.g. pellets, powder
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C06—EXPLOSIVES; MATCHES
- C06D—MEANS FOR GENERATING SMOKE OR MIST; GAS-ATTACK COMPOSITIONS; GENERATION OF GAS FOR BLASTING OR PROPULSION (CHEMICAL PART)
- C06D5/00—Generation of pressure gas, e.g. for blasting cartridges, starting cartridges, rockets
- C06D5/06—Generation of pressure gas, e.g. for blasting cartridges, starting cartridges, rockets by reaction of two or more solids
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Air Bags (AREA)
- Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、エアバッグ展開用ガス発生装置に
おいて、燃焼ガスを発生するために装置内に配置される
ガス発生剤に関し、ガス発生剤とガス発生剤との間に配
置されるセパレーターを不要にすることを目的とする。 【構成】 軸長方向に貫通孔が形成されるガス発生剤本
体の一側に、隣接するガス発生剤本体との間隔を維持す
る間隔維持用突起を形成して構成する。
おいて、燃焼ガスを発生するために装置内に配置される
ガス発生剤に関し、ガス発生剤とガス発生剤との間に配
置されるセパレーターを不要にすることを目的とする。 【構成】 軸長方向に貫通孔が形成されるガス発生剤本
体の一側に、隣接するガス発生剤本体との間隔を維持す
る間隔維持用突起を形成して構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衝突安全装置用の空気
袋,救命袋,ゴムボート,脱出シュート等のエアバッグ
を燃焼ガスにより展開するのに使用されるエアバッグ展
開用ガス発生装置に係わり、特に、燃焼ガスを発生する
ために装置内に配置されるガス発生剤に関する。
袋,救命袋,ゴムボート,脱出シュート等のエアバッグ
を燃焼ガスにより展開するのに使用されるエアバッグ展
開用ガス発生装置に係わり、特に、燃焼ガスを発生する
ために装置内に配置されるガス発生剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、乗用車において、その衝突時のシ
ョックから運転者を保護するための衝突安全装置は、例
えば、60リッターの容積を持つエアバッグと、このエ
アバッグをガスにより展開するためのエアバッグ展開用
ガス発生装置とから構成されており、乗用車の衝突時
に、エアバッグ展開用ガス発生装置内に充填した火薬
類、あるいはその類似組成物からなるガス発生剤を点火
燃焼させ、その発生ガスによりエアバッグを瞬時に展開
して、運転者を衝突から保護し、運転者の重大な負傷を
防止するようになっている。
ョックから運転者を保護するための衝突安全装置は、例
えば、60リッターの容積を持つエアバッグと、このエ
アバッグをガスにより展開するためのエアバッグ展開用
ガス発生装置とから構成されており、乗用車の衝突時
に、エアバッグ展開用ガス発生装置内に充填した火薬
類、あるいはその類似組成物からなるガス発生剤を点火
燃焼させ、その発生ガスによりエアバッグを瞬時に展開
して、運転者を衝突から保護し、運転者の重大な負傷を
防止するようになっている。
【0003】図7は、特開平2−155857号公報に
開示される従来のエアバッグ展開用ガス発生装置を示す
もので、図において符号11は、複数のガス発生剤13
が積層状態で収容される燃焼室を示している。
開示される従来のエアバッグ展開用ガス発生装置を示す
もので、図において符号11は、複数のガス発生剤13
が積層状態で収容される燃焼室を示している。
【0004】ガス発生剤13は、中央に貫通孔15の形
成される環状板状をしており、貫通孔15内には、着火
薬17が収容されている。これ等のガス発生剤13は、
密封容器19内に収容されており、この密封容器19の
中央には、ガス発生剤13の貫通孔15側に陥没する凹
部21が形成されている。
成される環状板状をしており、貫通孔15内には、着火
薬17が収容されている。これ等のガス発生剤13は、
密封容器19内に収容されており、この密封容器19の
中央には、ガス発生剤13の貫通孔15側に陥没する凹
部21が形成されている。
【0005】この凹部21には、ガス発生剤13を燃焼
するための点火器23が配置されている。燃焼室11の
内周に沿って燃焼室フィルタ25が配置されており、ま
た、燃焼室11を囲繞して、燃焼室フィルタ25を通過
したガスを、オリフィス26から流入させる充気室27
が、環状に配置されている。
するための点火器23が配置されている。燃焼室11の
内周に沿って燃焼室フィルタ25が配置されており、ま
た、燃焼室11を囲繞して、燃焼室フィルタ25を通過
したガスを、オリフィス26から流入させる充気室27
が、環状に配置されている。
【0006】そして、この充気室27内には、上部フィ
ルタ29とガス濾過フィルタ31とからなる充気室フィ
ルタが収容されている。また、充気室27には、ガス濾
過フィルタ31を通過したガスをエアバッグに流出する
ためのガス流出口33が形成されている。
ルタ29とガス濾過フィルタ31とからなる充気室フィ
ルタが収容されている。また、充気室27には、ガス濾
過フィルタ31を通過したガスをエアバッグに流出する
ためのガス流出口33が形成されている。
【0007】このようなエアバッグ展開用ガス発生装置
では、点火器23に電気が通電されると、点火器23内
の火薬の燃焼により、着火薬17が燃焼し、この燃焼に
より、ガス発生剤13が燃焼し、このガス発生剤13の
ガスが、燃焼室11の内周に沿って配置される燃焼室フ
ィルタ19を通り、充気室27内に流入した後、上部フ
ィルタ29とガス濾過フィルタ31により浄化され、ガ
ス流出口33を通りエアバッグ内に流入し、例えば、
0.04秒程度の短時間でエアバッグが充分に膨張され
る。
では、点火器23に電気が通電されると、点火器23内
の火薬の燃焼により、着火薬17が燃焼し、この燃焼に
より、ガス発生剤13が燃焼し、このガス発生剤13の
ガスが、燃焼室11の内周に沿って配置される燃焼室フ
ィルタ19を通り、充気室27内に流入した後、上部フ
ィルタ29とガス濾過フィルタ31により浄化され、ガ
ス流出口33を通りエアバッグ内に流入し、例えば、
0.04秒程度の短時間でエアバッグが充分に膨張され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
エアバッグ展開用ガス発生装置では、ガス発生剤13の
間隔を維持し、ガス発生剤13の燃焼効率を確保するた
めに、ガス発生剤13とガス発生剤13との間に、セパ
レーター35を配置しているため、組み付け工数が増大
し、また、製造コストが増大するという問題があった。
エアバッグ展開用ガス発生装置では、ガス発生剤13の
間隔を維持し、ガス発生剤13の燃焼効率を確保するた
めに、ガス発生剤13とガス発生剤13との間に、セパ
レーター35を配置しているため、組み付け工数が増大
し、また、製造コストが増大するという問題があった。
【0009】本発明は、上記のような問題を解決したも
ので、ガス発生剤とガス発生剤との間に配置されるセパ
レーターを不要にすることができるエアバッグ展開用ガ
ス発生装置のガス発生剤を提供することを目的とする。
ので、ガス発生剤とガス発生剤との間に配置されるセパ
レーターを不要にすることができるエアバッグ展開用ガ
ス発生装置のガス発生剤を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のエアバッグ展開
用ガス発生装置のガス発生剤は、軸長方向に貫通孔が形
成されるガス発生剤本体の一側に、隣接するガス発生剤
本体との間隔を維持する間隔維持用突起を形成してなる
ものである。
用ガス発生装置のガス発生剤は、軸長方向に貫通孔が形
成されるガス発生剤本体の一側に、隣接するガス発生剤
本体との間隔を維持する間隔維持用突起を形成してなる
ものである。
【0011】
【作用】本発明のエアバッグ展開用ガス発生装置のガス
発生剤では、間隔維持用突起によりガス発生剤本体とガ
ス発生剤本体との間隔が所定の間隔に維持される。
発生剤では、間隔維持用突起によりガス発生剤本体とガ
ス発生剤本体との間隔が所定の間隔に維持される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の詳細を図面に示す実施例につ
いて説明する。図1および図2は、本発明のガス発生剤
の一実施例を備えたエアバッグ展開用ガス発生装置を示
しており、図において符号55は、一側端板部57およ
び他側端板部59により密閉される長尺状の外側筒状部
材を示している。
いて説明する。図1および図2は、本発明のガス発生剤
の一実施例を備えたエアバッグ展開用ガス発生装置を示
しており、図において符号55は、一側端板部57およ
び他側端板部59により密閉される長尺状の外側筒状部
材を示している。
【0013】この外側筒状部材55の外周には、多数の
ガス流出口61が形成されている。そして、他側端板部
59には、車両側への取り付け部63が一体形成されて
いる。
ガス流出口61が形成されている。そして、他側端板部
59には、車両側への取り付け部63が一体形成されて
いる。
【0014】外側筒状部材55の内側には、筒状の最終
フィルタ65が配置されている。この最終フィルタ65
は、例えば、細目金網,畳み織り金網等を重ね巻きして
構成され、燃焼ガスをエアバッグが焼損しない程度にま
で冷却し、また、燃焼ガスに含まれる燃焼残渣を除去
し、エアバッグに無害の窒素ガスのみを供給する機能を
有している。
フィルタ65が配置されている。この最終フィルタ65
は、例えば、細目金網,畳み織り金網等を重ね巻きして
構成され、燃焼ガスをエアバッグが焼損しない程度にま
で冷却し、また、燃焼ガスに含まれる燃焼残渣を除去
し、エアバッグに無害の窒素ガスのみを供給する機能を
有している。
【0015】この最終フィルタ65の内側には、内側筒
状部材67が挿入されている。内側筒状部材67の外周
には、全周にわたって、多数のガス流通孔69が形成さ
れている。
状部材67が挿入されている。内側筒状部材67の外周
には、全周にわたって、多数のガス流通孔69が形成さ
れている。
【0016】内側筒状部材67内には、ガス発生剤パッ
ク71が収容されている。このガス発生剤パック71
は、図3に示すように、アルミニウムからなる有底長尺
状の筒状パック73を有している。
ク71が収容されている。このガス発生剤パック71
は、図3に示すように、アルミニウムからなる有底長尺
状の筒状パック73を有している。
【0017】この筒状パック73内には、中央に貫通孔
75の形成される多数のガス発生剤77が、軸長方向に
積層状態で収容されている。筒状パック73の一側は、
一側端面79により密閉され、他側は、例えば、アルミ
ニウムのキャップ81からなる他側端面82により密閉
されている。
75の形成される多数のガス発生剤77が、軸長方向に
積層状態で収容されている。筒状パック73の一側は、
一側端面79により密閉され、他側は、例えば、アルミ
ニウムのキャップ81からなる他側端面82により密閉
されている。
【0018】筒状パック73の一側には、円筒状のクッ
ション材83が配置されている。このクッション材83
は、例えば、発泡シリコンゴムにより形成され、その弾
性によりガス発生剤77を、キャップ81側に付勢する
付勢手段の役割をしている。
ション材83が配置されている。このクッション材83
は、例えば、発泡シリコンゴムにより形成され、その弾
性によりガス発生剤77を、キャップ81側に付勢する
付勢手段の役割をしている。
【0019】そして、クッション材83の中央には、着
火薬84が配置されている。この着火薬84は、着火薬
パック85内に収容され、着火薬パック85の底面86
が、筒状パック73の一側端面79に当接されている。
火薬84が配置されている。この着火薬84は、着火薬
パック85内に収容され、着火薬パック85の底面86
が、筒状パック73の一側端面79に当接されている。
【0020】一方、筒状パック73の他側に配置される
キャップ81は、筒状パック73に外周を巻き締め成形
され、筒状の巻き締め部87が形成されている。そし
て、キャップ81の中央には、着火薬84を収容するた
めの突出部88が形成されている。
キャップ81は、筒状パック73に外周を巻き締め成形
され、筒状の巻き締め部87が形成されている。そし
て、キャップ81の中央には、着火薬84を収容するた
めの突出部88が形成されている。
【0021】この着火薬84は、着火薬パック85内に
収容されている。図1に示したように、外側筒状部材5
5の一端を密閉する一側端板部57は、エンドキャップ
からなり、外側筒状部材57によりかしめ固定されてい
る。
収容されている。図1に示したように、外側筒状部材5
5の一端を密閉する一側端板部57は、エンドキャップ
からなり、外側筒状部材57によりかしめ固定されてい
る。
【0022】この一側端板部57の中央には、貫通孔8
9が形成され、この貫通孔89内に、点火器90が嵌挿
され、一側端板部57にかしめにより固定されている。
なお、最終フィルタ65の両端と一側端板部57および
他側端板部59との間には、例えば、難燃性シリコンゴ
ムからなるパッキン91が配置されている。
9が形成され、この貫通孔89内に、点火器90が嵌挿
され、一側端板部57にかしめにより固定されている。
なお、最終フィルタ65の両端と一側端板部57および
他側端板部59との間には、例えば、難燃性シリコンゴ
ムからなるパッキン91が配置されている。
【0023】この実施例では、ガス発生剤パック71の
他側端面82を形成するキャップ81と、外側筒状部材
55の他側端板部59との間に、付勢部材93が配置さ
れている。
他側端面82を形成するキャップ81と、外側筒状部材
55の他側端板部59との間に、付勢部材93が配置さ
れている。
【0024】この付勢部材93は、円筒状をしており、
巻き締め部87と突出部88との間に配置されている。
そして、付勢部材93は、例えば、発泡シリコンゴムに
より形成され、その弾性によりガス発生剤パック71
を、点火器90側に付勢する付勢手段の役割をしてい
る。
巻き締め部87と突出部88との間に配置されている。
そして、付勢部材93は、例えば、発泡シリコンゴムに
より形成され、その弾性によりガス発生剤パック71
を、点火器90側に付勢する付勢手段の役割をしてい
る。
【0025】しかして、この実施例では、ガス発生剤7
7は、図4に示すように、ガス発生剤本体97の一側
に、隣接するガス発生剤本体97との間隔を維持する間
隔維持用突起97Aを形成して構成されている。
7は、図4に示すように、ガス発生剤本体97の一側
に、隣接するガス発生剤本体97との間隔を維持する間
隔維持用突起97Aを形成して構成されている。
【0026】すなわち、ガス発生剤本体97は、中央に
円形の貫通孔75が形成される円環状をしており、その
一側に、十字状に間隔維持用突起97Aが一体形成され
ている。
円形の貫通孔75が形成される円環状をしており、その
一側に、十字状に間隔維持用突起97Aが一体形成され
ている。
【0027】そして、間隔維持用突起97Aは、その横
断面が先端先細りの三角形状とされている。なお、横断
面の形状は、三角形状に限らず、台形形状,半円形形状
等であっても良い。
断面が先端先細りの三角形状とされている。なお、横断
面の形状は、三角形状に限らず、台形形状,半円形形状
等であっても良い。
【0028】上述したエアバッグ展開用ガス発生装置で
は、点火器90に電気が通電されると、着火薬84が燃
焼し、この燃焼により、ガス発生剤77が燃焼し、ガス
発生剤パック71の筒状パック73が、内側筒状部材6
7のガス流通孔69の位置において破断し、燃焼ガス
は、内側筒状部材67のガス流通孔69を通り、最終フ
ィルタ65に流入し、最終フィルタ65により浄化さ
れ、外側筒状部材55のガス流出口61からエアバッグ
内に流入される。
は、点火器90に電気が通電されると、着火薬84が燃
焼し、この燃焼により、ガス発生剤77が燃焼し、ガス
発生剤パック71の筒状パック73が、内側筒状部材6
7のガス流通孔69の位置において破断し、燃焼ガス
は、内側筒状部材67のガス流通孔69を通り、最終フ
ィルタ65に流入し、最終フィルタ65により浄化さ
れ、外側筒状部材55のガス流出口61からエアバッグ
内に流入される。
【0029】しかして、以上のように構成されたエアバ
ッグ展開用ガス発生装置のガス発生剤では、軸長方向に
貫通孔75が形成されるガス発生剤本体97の一側に、
隣接するガス発生剤本体97との間隔を維持する間隔維
持用突起97Aを形成したので、ガス発生剤77とガス
発生剤77との間に配置されるセパレーターを不要にす
ることが容易に可能になる。
ッグ展開用ガス発生装置のガス発生剤では、軸長方向に
貫通孔75が形成されるガス発生剤本体97の一側に、
隣接するガス発生剤本体97との間隔を維持する間隔維
持用突起97Aを形成したので、ガス発生剤77とガス
発生剤77との間に配置されるセパレーターを不要にす
ることが容易に可能になる。
【0030】この結果、組み付け工数および製造コスト
を低減することができる。そして、この実施例では、間
隔維持用突起97Aを十字状に形成したので、軸長方向
への応力に対してガス発生剤77が割れにくくなり、ま
た、着火薬84の火炎によりガス発生剤77が着火し易
くなる。
を低減することができる。そして、この実施例では、間
隔維持用突起97Aを十字状に形成したので、軸長方向
への応力に対してガス発生剤77が割れにくくなり、ま
た、着火薬84の火炎によりガス発生剤77が着火し易
くなる。
【0031】図5は、本発明の他の実施例のガス発生剤
を示すもので、この実施例では、ガス発生剤本体97の
一側に、複数の間隔維持用突起97Bが、点状に一体形
成されている。
を示すもので、この実施例では、ガス発生剤本体97の
一側に、複数の間隔維持用突起97Bが、点状に一体形
成されている。
【0032】このガス発生剤においても図4に示した実
施例とほぼ同様の効果を得ることができる。図6は、本
発明のさらに他の実施例のガス発生剤を示すもので、こ
の実施例では、ガス発生剤本体97の一側に、間隔維持
用突起97Cが、貫通孔75と同心状に一体形成され、
切欠部98により複数に分断されている。
施例とほぼ同様の効果を得ることができる。図6は、本
発明のさらに他の実施例のガス発生剤を示すもので、こ
の実施例では、ガス発生剤本体97の一側に、間隔維持
用突起97Cが、貫通孔75と同心状に一体形成され、
切欠部98により複数に分断されている。
【0033】このガス発生剤においても図4に示した実
施例とほぼ同様の効果を得ることができる。
施例とほぼ同様の効果を得ることができる。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のエアバッグ
展開用ガス発生装置のガス発生剤では、軸長方向に貫通
孔が形成されるガス発生剤本体の一側に、隣接するガス
発生剤本体との間隔を維持する間隔維持用突起を形成し
たので、ガス発生剤とガス発生剤との間に配置されるセ
パレーターを不要にすることができるという利点があ
る。
展開用ガス発生装置のガス発生剤では、軸長方向に貫通
孔が形成されるガス発生剤本体の一側に、隣接するガス
発生剤本体との間隔を維持する間隔維持用突起を形成し
たので、ガス発生剤とガス発生剤との間に配置されるセ
パレーターを不要にすることができるという利点があ
る。
【図1】本発明のガス発生剤の一実施例を備えたエアバ
ッグ展開用ガス発生装置を示す縦断面図である。
ッグ展開用ガス発生装置を示す縦断面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う横断面図である。
【図3】図1のガス発生剤パックを示す断面図である。
【図4】図3のガス発生剤パック内に収容されるガス発
生剤を示す斜視図である。
生剤を示す斜視図である。
【図5】本発明のガス発生剤の他の実施例を示す斜視図
である。
である。
【図6】本発明のガス発生剤のさらに他の実施例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図7】従来のエアバッグ展開用ガス発生装置を示す縦
断面図である。
断面図である。
75 貫通孔 77 ガス発生剤 97 ガス発生剤本体 97A,97B,97C 間隔維持用突起
Claims (1)
- 【請求項1】 軸長方向に貫通孔が形成されるガス発生
剤本体の一側に、隣接するガス発生剤本体との間隔を維
持する間隔維持用突起を形成してなることを特徴とする
エアバッグ展開用ガス発生装置のガス発生剤。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4214233A JPH0655990A (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | エアバッグ展開用ガス発生装置のガス発生剤 |
DE69306879T DE69306879T2 (de) | 1992-08-11 | 1993-07-20 | Gaserzeugungsmittel für einen Gasgenerator zum Aufblasen eines Gaskissens |
EP93111594A EP0582861B1 (en) | 1992-08-11 | 1993-07-20 | Gas generating agent of air bag inflation gas generator |
DE0582861T DE582861T1 (de) | 1992-08-11 | 1993-07-20 | Gaserzeugungsmittel für einen Gasgenerator zum Aufblasen eines Gaskissens. |
US08/594,418 US5578787A (en) | 1992-08-11 | 1996-01-31 | Gas generating agent of air bag inflation gas generator |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4214233A JPH0655990A (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | エアバッグ展開用ガス発生装置のガス発生剤 |
US08/594,418 US5578787A (en) | 1992-08-11 | 1996-01-31 | Gas generating agent of air bag inflation gas generator |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0655990A true JPH0655990A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=26520209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4214233A Pending JPH0655990A (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | エアバッグ展開用ガス発生装置のガス発生剤 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5578787A (ja) |
EP (1) | EP0582861B1 (ja) |
JP (1) | JPH0655990A (ja) |
DE (1) | DE582861T1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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