JPH06509006A - 注射器圧力モニタ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 注射器圧力モニタ装置 発明の背景 本発明は注射器圧力モニタ装置に関し、更に具体的には、注射器のプランジャ部 分に取り付けるための多部分構成の再使用可能な圧力モニタ装置に関する。

種々の薬剤の静脈内投与中には、注射器プランジャあるいはピストンに加えられ る力、およびこれによって注射器内の流体上に生じる圧力をモニタする手段が高 頻度に必要である。これまでに、投与量および送達時間を測定可能とする種々の 装置が提供されているが、注射器内の内容物に加えられる圧力をモニタするのに 特に適する装置はない。注射器内容物に加えられる圧力をモニタすることは、過 度の加圧下では破裂する微小気泡を含有する薬剤を注射する場合、特に有用であ り、また必須である。したがって、薬剤を患者に静脈内投与するのに役立ち、且 つ注射器プランジャによって薬剤に加えられる圧力をモニタ可能とする本発明の 注射器圧力モニタ装置が必要である。

一般的に、本発明の目的は、注射器内の１穫類あるいは複数の種類の流体上に加 えられる圧力をモニタする手段を供する再使用可能な注射器圧力モニタ装置を提 供することにある。

本発明の他の目的は、前述の特徴を有し、使用が容易で便利な注射器圧力モニタ 装置を提供することにある。

本発明の別の目的は、前述の特徴を有し、廉価で組み立てが容易な注射器圧力モ ニタ装置を提供することにある。

本発明の更に別の目的および特徴は、好適な実施例の詳細を添付図を参照に記載 した下記の説明から明らかになるであろう。

図面の簡単な説明 図１は本発明の注射器圧力モニタ装置および注射器の側面図である。

図２は注射器のプランジャ部分に取り付けられている図１の注射器圧力モニタ装 置の断面図である。

図３は注射器のプランジャ部分に取り付けられ、加圧されてＧ）る図１の注射器 圧力モニタ装置の断面図である。

図４は注射器のプランジャ部分に取り付けられている図１の注射器圧力モニタ装 置の別の実施例の断面図である。

図５は注射器のプランジャ部分に取り付けられ、加圧されている図４の注射器圧 力モニタ装置の断面図である。

図６は注射器のプランジャ部分に取り付けられている図１の注射器圧力モニタ装 置の別の実施例の断面図である。

図７は注射器のプランジャ部分に取り付けられ、加圧されて（１）る図６の注射 器圧力モニタ装置の断面図である。

図８は注射器のプランジャ部分に取り付けられている図１の注射器圧力モニタ装 置の更に別の実施例の断面図である。

図９は注射器のプランジャ部分に取り付けられ、加圧されてし入る図８の注射器 圧力モニタ装置の断面図である。

発明の概要 本発明の注射器圧力モニタ装置は、注射器内の流体（複数の種類の流体）内容物 を患者に投与中に、この流体内容物に加えられる圧力をモニタするのに使用され る。患者への投与量および送達時間を測定するために、注射器内の流体に加えら れる圧力をモニタすることは高頻度に重要である。しかも現在では、画像診断法 のために微小気泡を含有する薬剤を使用するために、本発明の圧力モニタ装置の 必要性は一層増大している。このような薬剤注射中に過度の力が加えられた場合 、薬剤内に含有される微小気泡は加圧下で破砕され、これらの微小気泡によって 作成される画像も、高圧下にかけられない薬剤の場合に比して、不鮮明であった り作成されなくなる。したがって、シェル部分、前記シェル部分内のバネおよび 前記シェル部分内のインジケータ手段から成る本発明の圧力モニタ装置は、シェ ル部分内のバネ圧縮時に、インジケータ手段からの信号を作動させることによっ て、注射投与者に、過度の力が使用されていることを示すように設計されている 。

発明の詳細な説明 図１〜３は、本発明の技術に従って製作した注射器圧力モニタ装置１０の好適な 実施例の１例を示している。図２および３で良く図示されているように１本発明 は５シ工ル部分１２．円板部分３２およびバネ部材３４という必須の３部分から 成り、これらを組み立てた場合、注射器２０のプランジャ部分２２上に取り付け るための注射器圧力モニタ装置が形成される。

本発明装置を組み立てる場合、最初に筒状シェル部分１２の両端を、内方に延在 する頂部フランジ１８及び底部フランジ２８によって、部分的に閉鎖すること。

内方に延在する頂部フランジ１８の内側縁１７に取り付けられているのは、筒状 上部シェル部分１４である。筒状上部シェル部分１４の上部縁１５は、平板な頂 部１６によって閉鎖されている。

頂部１６の内面１９から垂直に延在しているのは延出手段４２であり、これにイ ンジケータ源４０が固着している。円板３２は、内方に延在する底部フランジ２ ８によって、シェル部分１２の内部２つに保持されている。円板３２の内面２３ から垂直に延在しているのは延出手段３６であり、これに電源３８が固着してい る。頂部１６の内面１９と円板３２の内面２３間に部分的に圧縮されているのは バネ３４である。バネ３４は、延出手段４２と３６、インジケータ源４０および 電源３８の周囲に周設されている。部分的に圧縮されているバネ３４によって外 方に加えられる圧力は、円板３２を、内方に延在する底部フランジ２８の内面３ ０に、強く押し当てる。

圧力モニタ装置１０は、注射器２０のプランジャ部材２２のベース部材２４を、 内方に延在する底部フランジ２８の内面３０と円板３２の外面３５間に保持する ように、内方に延在する底部フランジ２８を通り越して内方に押し進めることに よって注射器２０に配設される。

混血動物あるいは患者に実施例１０の圧力モニタ装置を使用して注射投与する場 合、投与者は親指を、圧力モニタ装置を使用しない場合のプランジャ部材２２の ベース部材２４上ではなくて、圧力モニタ装置１０の頂部１６上に置く。本発明 の装置を使用した注射投与法は、親指の位置が変わるという点以外は、本装置を 使用しない従来方法と全く同様の方法である。

図３で更に示すように、注射投与中に、親指の力を圧力モニタ装置１０の頂部１ ６（したがって、プランジャ２２に）に過度にかけすぎて、対向して部分的に圧 縮されているバネ３４の力より強い圧力が形成された場合、バネは更に圧縮され て、円板３２のシェル部分１２内部２９の内方方向への移動を許容する。円板２ の内方移動は、インジケータ源４０ど電源３８の相互直接接触を許容する。イン ジケータ源４０と電源３８が直接接触するやいなや、信号、つまり単数のブザー 音（複数）、光照明、色変化あるいは類似のものが、過度の力がプランジャ２２ にかかり、したがって過度の圧力が注射器内の流体（複数の種類の流体）に加え られたことを表示する。

図４と図５に示す別の実施例６０は、実施例１Ｏとかなり類似している。実施例 ６０の実施例ＩＯとの相違点は、内方に延在する頂部フランジ６４の内面６５か ら垂直に延出する延出手段８０である。インジケータ源６８は、延出手段８０に よって正しい位置に固着されている。電源７０は、インジケータ源６８と直列す るように円板部材７４の内面７１に接着剤あるいは類似のもので同様に固着され ている。したがって、電源７０とインジケータ源６８とは、円板部材７４に形成 されているグループ７７に一致する延出ビン部材７６によって直列するようにな る。延出ビン部材７６とグループ７７とは協働して円板部材７４の回転移動を阻 止する。

図５で良く示されているように、過度の力が圧力モニタ装置６０の頂部６６（し たがってプランジャ８４上に）上の親指にかけられ、したがって対向して部分的 に圧縮されているバネ７８の力より強い圧力が形成された場合、バネは更に圧縮 させられて、円板部材７４が、ビン部材７６に沿ってシェル部分６２の内部８６ に内方に移動するのを許容する。

前述のようにバネ部材７８の更なる圧縮時には、インジケータ源６８と電源７０ とは相互に直接接触する。インジケータ源６８と電源７０とが直接接触するやい なや、信号が始動して、過度の力が注射器プランジャ８４上にかかっていること を投与者に警告する。

図６および図７に示す別の実施例１００も、実施例１０にかなり類似している。

しかし、実施例１００では、外方に延在するフランジ１１６が、筒状上部１０６ の自由縁１１５に取り付けられている。外方に延在するフランジ１１６は、内方 に延在する頂部フランジ１１４によって、筒状シェル部分１０２の内部１２３に 保持される。円板１２５は、筒状シェル部分１０２の内面１１９に接着剤あるい は類似のものによって接着されて固定していても（図６および７に図示）、ある いは内方に延在する底部フランジ１２０によって筒状シェル部分１０２の内部１ ２３に保持されて可動（図２および３に図示）であってもよい。

゛　圧力モニタ装置１００は、圧力モニタ装置１０と同様の方法で注射器２０に 配設され、それによって注射器２０のプランジャ部材２２のベース部材２４は、 内方に延在する底部フランジ１２０を通過して内方に押し進められ、内方に延在 する底部フランジ１２０の内面１２１と、可動あるいは固定の円板１２５の外面 １２７間に保持されるように配設される。

図７で良く示されているように、実施例１００の圧力モニタ装置を使用して患者 に注射投与時に、過度の力が圧力モニタ装置１００の頂部１０８上（したがって プランジャ２２上）の親指にかかり、対向して部分的に圧縮しているバネ１１０ の力によって形成される圧力より強い圧力が形成された場合、バネ１１０は更に 圧縮させられる。バネ１１０が更に収縮するにつれて、筒状上部１０６は、内方 に延在するフランジ１１４を通過して、筒状シェル部分１０２の内部１２３に摺 動する。円板部材１２５が可動の場合は、バネ１１０の更なる圧縮時に、円板部 材も内部１２３に移動する。前述のバネ部材１１０のこのような圧縮時には、イ ンジケータ源１２６と電源１２４とは相互に直接接触して、したがって、信号を 始動して、過度の力が加えられていることを投与者に警告する。

図８および９に示す更に別の実施例１４０も、実施例１０にかなり類似している 。しかし、実施例１４０は、実施例１０の円板部材３２と類似の円板部材を有し ない。しかし、バネ１４８が頂部１４６の内面１４５に、接着剤あるいは類似の もので接着されている。電源１５４は、可撓性フランジ１５６によって、筒状シ ェル部分１４２内のインジケータ源１５２と直列するように正しい位置に保持さ れている。

圧力モニタ装置１４０は、注射器２０のプランジャ部材２２のベース部材２４を 、延在するバネ１４８に押しつけ、それによってバネ１４８を圧縮し、内方に延 在する底部フランジ１５８を通過して内方に移動させることによって、注射器２ ０に配設される。したがって、ベース部材２４は、部分的に圧縮されたバネ１４ ８の力によって、内方に延在する底部フランジ１５８の内面１５９と向かい合っ て保持されるように配設される。

図９に良く示されるように、患者に注射投与時に、過度の力が圧力モニタ装置１ ４０の頂部１４６上（したがってプランジャ２２上）の親指に加えられ、対向し て部分的に圧縮しているバネ１４８によって形成されている圧力より強い圧力が 形成された場合、ベース部材２４がシェル部分１４２の内部１４３に内方に移動 するにつれて、バネは更に圧縮させられる。前述のようなバネ部材１４８の更な る圧縮時には、ベース部材２４は可撓性フランジに接触して屈曲させ、インジケ ータ源１５２と電源１５４とを相互に直接接触させて信号を始動し、注射器内の 流体に影響を及ぼす可能性のある過度の力が加えられたことを投与者に警告する 。

本発明の圧力モニタ装置の特別の各実施例を製作する場合は、金属。

合金、木材、合成ポリマー、合成モノマーあるいはこれら何れかの適切で所望の 組み合わせ等、適切な天然あるいは合成材料の何れを使用してもよい。本発明装 置のバネ部分は熱論、金属、合金、合成ポリマー、合成モノマーあるいはこれら の何れかの適切で所望の組み合わせ等の可撓性で弾性の天然あるいは合成材料か ら製作される。バネ部分の特定の剛性は、注射される薬剤あるいは流体（複数の 種類の流体）の特定の使用法および特徴に基づいて、圧縮に対して適切な剛性お よび抵抗性を有するように前もって決定される。インジケータ源は、電源による 接触を必要とすることなく、単なる接触によって作動させることも考えられる。

明細書本文では、本発明の好適な実施例を記載した。特定的な多数の詳細を記載 したが、明細書本文は本発明の例示にすぎず、本発明を限定するものではないこ とが理解されるであろう。本発明の範囲は、下記の特許請求の範囲から明確にな るであろう。

ＦＩＣＯＲＥ　１ ＦＩＧ切Ｃ２ ＦＩＣｌＵＲＥ　４

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．ａ．シェル部分と、 ｂ．前記シェル部分内のバネと、 ｃ．前記シェル部分内のインジケータ手段とから成り、前記シェル部分内の前記 バネの圧縮時に、前記インジケータ手段によって信号が始動される圧力モニタ装 置。
2. ２．前記インジケータ手段が、インジケータ源と電源とから成る請求の範囲１に 記載の圧力モニタ装置。
3. ３．前記信号が、単数の音、複数の音、色変化あるいは光照明である請求の範囲 １に記載の圧力モニタ装置。
4. ４．ａ．シェル部分と、 ｂ．前記シェル部分内のバネと、 ｃ．前記シェル部分内のインジケータ手段とから成り、患者への注射投与時に過 度の力を使用したことが原因で前記シェル部分内の前記バネが圧縮した場合に、 前記インジケータ手段からの信号が始動して、過度の力が使用されたことを投与 者に警告する注射器プランジャのベース部分上に取り付けられる圧力モニタ装置 。
5. ５．前記インジケータ手段が、インジケータ源と電源とから成る請求の範囲４に 記載の圧力モニタ装置。
6. ６．前記信号が、単数の音、複数の音、色変化あるいは光照明である請求の範囲 ５に記載の圧力モニタ装置