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JPH06504567A - 末端アリールシクロブテンの縮合ポリマー製造方法 - Google Patents

末端アリールシクロブテンの縮合ポリマー製造方法

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Publication number
JPH06504567A
JPH06504567A JP4502869A JP50286992A JPH06504567A JP H06504567 A JPH06504567 A JP H06504567A JP 4502869 A JP4502869 A JP 4502869A JP 50286992 A JP50286992 A JP 50286992A JP H06504567 A JPH06504567 A JP H06504567A
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JP
Japan
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polymer
arylcyclobutene
condensation
compound
carbonate
Prior art date
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Pending
Application number
JP4502869A
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English (en)
Inventor
マークス,モーリス・ジェイ
シェロック,アラン・ケイ
ニューマン,トーマス・エイチ
Original Assignee
ザ・ダウ・ケミカル・カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ザ・ダウ・ケミカル・カンパニー filed Critical ザ・ダウ・ケミカル・カンパニー
Publication of JPH06504567A publication Critical patent/JPH06504567A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ←哨孝 末端アリールシクロブテンの縮合ポリマー製造方法殆叫の詳紐管騎吋 本発明は少なくとも一つの末端アリールシクロブテン部分を有する縮合ポリマー の新規製造方法に関する。該ポリマー組成物はシートやフィルムのような成形品 、押出品および複合材料の製造に用いるのに好適である。該方法は末端アリール シクロブテン部分を有する広範囲の縮合ポリマーを選択的かつ効率的に提供する 。
縮合ポリマー中に反応性のアリールシクロブテン基を包含させるために最近いく つかの努力がなされている。たとえば、米国特許第4.708.994号には、 ポリマーの主鎖に沿ってランダムに側鎖のアリールシクロブテン部分を付与する ために、樹脂の芳香族基を反応性のアリールシクロブテン部分を含有する分子で アルキル化またはアシル化させることによって反応性のアリールシクロブテン基 を包含させることが教示されている。しかし、都合の悪いことに、該方法は反応 性のアリールシクロブテン部分を包含させるのに効率的でもなければ選択的でも ない。さらに、ポリマーの主鎖のいたるところにランダムで無規制の橋かけを有 する物質は靭性のような他の物理的性質との概して不満足な組み合わせをもたら すことがわかっている。
米国特許第4,795,827号および同第4.825.001号にはシクロブ タレーン基を、エステル形もしくはエーテル形ポリマーを含めて、アミノ反応性 官能基を有するポリマーまたは他の分子に結合させるためにシクロブタレーンケ トアニリンモノマーが用いられている。次に、シクロブタレーン基は橋かけまた は重合組成物をつくるのに用いられる。しかし、アミノ反応性に対する要求およ び結合基をつくるのに用いられる窒素原子によって、縮合ポリマー中への該モノ マーの使用は制限される。たとえば、アリールシクロブテン部分を有する望まし いカーボネート形縮合ポリマーは、該モノマーの使用に必然的に起因すると思わ れるカルバメート基の好ましい不安定性のために、米国特許第4. 795.  827号および同第4.825,001号の教示によって製造することができな かった。さらに、アリールシクロブテン官能性縮合ポリマーを製造するのに該方 法を用いることは、調製に多工程を必要とするかまたは官能化させるべき初期の ポリマーを得、続いて別の工程でシクロブタレーンケトアニリンモノマーを結合 させるという別の方法が必要である。
米国特許第4.864.010号では、シクロブタレーン−カルボン酸、ジアミ ノジヒドロキシアレーン、および場合により、芳香族二酸または二酸クロリドの 縮合反応によってベンゾオキサゾールに結合したビスアリールシクロブテンが製 造される。
したがって、末端アリールシクロブテン部分を有し、靭性、耐溶剤性、耐熱性、 および熱安定性を含む製品性状がうまく組合さった広範囲のカーボネート形およ び/またはエステル形縮合ポリマーの改良された、効率的な製造方法を得ること が望ましいと思われる。
よって、一つの態様において、本発明は、縮合ポリマーが一つ以上の末端アリー ルシクロブテン部分を有する一つ以上の多価化合物を基剤とする縮合ポリマーの 製造方法であって、該方法は、縮合重合過程に、一つ以上の了り−ルシクロブテ ン連鎖停止剤化合物を添加する工程を含む方法である。別の態様においては、縮 合ポリマーはカーボネートポリマー、ポリエステルポリマーまたはポリエステル カーボネートポリマーである。
他の態様においては、本発明は、 a、 (i)多価化合物; (■)縮合ポリマー前駆物質;および(ifl)多 価化合物1モル当り0.01ないし1モルのアリールシクロブテン連鎖停止剤化 合物を含む反応混合物を反応容器に供給し、(i)、(ii)または(bi)は 別個に供給するか、または二つ以上を一緒に供給し;b5反応混合物を縮合重合 条件下に保ち:さらにC1反応混合物から末端アリールシクロブテン部分を有す る縮合ポリマーを回収する工程を含む縮合重合方法である。
本発明によって製造される了り−ルシクロブテン官能性縮合ポリマーは、一般に 、公知の縮合ポリマー樹脂に用いられる方法に従って容易に処理、加工すること ができ、さらに十分な橋かけ条件に置かれた場合には、耐熱性、耐溶剤性、靭性 および熱安定性のような物理的性質のすぐれた組合せを有する成形品となる。
縮合ポリマーの分子量によって、カーボネートポリマー樹脂の場合に期待される 良好な水準に加工性と製品性状とのバランスを保ちながら別の製品性状を最適に し、改善させることができる。目的の特定縮合ポリマーならびにアリールシクロ ブテン連輪停止剤化合物および使用する縮合ポリマー前駆物質の反応性によって 、前記の工程raJにおける反応物1.ifおよび世の添加順序は、方法および 生成物を最適にするように用いることができる。
たとえば、ポリカーボネート、ポリエステルおよびポリエステルカーボネートを 含む縮合ポリマーは当業者には周知のものである。一般に、縮合ポリマーは二価 フェノール(またはその金属フェノラートのような縮合反応性誘導体)のような 多水酸基含有化合物を縮合反応性前駆物質と反応させることによって一つ以上の 多価化合物から製造することができる。
カーボネートポリマーの製造に関しては、カーボネート前駆物質は周知であって 、ホスゲン、ハロホルメートまたはジフェニルカーボネートのようなカーボネー トエステルを含んでいる。カーボネートポリマーは文献で周知であり、また周知 の方法で作ることができる。たとえば、米国特許第2.970,131号;同第 2.999,835号;同2,999,846号;同第3,028,365号; 同第3,148,172号;同第3,153,008号;同第3.248.41 4号;同第3,271..367号;同第3.334.154号;同第3,91 2.687号;同第1.182,736号;同第4,286,085号;同第4 ゜384.108号;同第4.4572.968号;同第4,529,791号 :および同第4,954.613号(いずれも参考資料として本明細書に収録) を参照のこと。とくに、米国特許第3,912,687号;同第4. 286.  085号;同第4,384.108号および同第4,529,791号は界面 法を具体的に示し、また米国特許第4. 182.726号;同第4.452, 968号および同第4,954,613号はカーボネートポリマーを製造するの に好ましいと思われる溶融型式の方法を具体的に説明している。
一般に、カーボネートポリマーは、二価フェノールのような多価化合物をホスゲ ン、ハロホルメート、またはカーボネートエステルたとえばジフェニルカーボネ ートのようなカーボネート前駆物質と反応させることによって一つ以上の多価化 合物から製造することができる。二価フェノールの使用はもっとも典型的なカー ボネートポリマーである芳香族カーボネートポリマーを生成する。概していえば 、該カーボネートポリマーは式■に従う繰返し構造単位を有している。
式中、nは重合度;Aは多価化合物の残基である少な(とも2原子価を有する基 であり(−)は図示のようにカーボネート部分に結合するAの原子価を表わし、 VはAの1を超える原子価の数で、1よりも大きいかまたは1に等しい整数であ る。一般に、Aは主として二価化合物の残基(Vは1)であるが、分枝状ポリマ ーが所期のものであれば、Aは低いレベルでは三価または四価化合物残基(Vは それぞれ2または3)であることもできる。二価フェノールは好ましい多価化合 物である。二価フェノールの使用は、最も典型的なカーボネートポリマーである 芳香族カーボネートポリマーを生成する。カーボネートポリマー分子は通常、− 値化合物または他の一官能性連鎖停止剤化合物の残基を末端基とする。
現在市販され、熱可塑性樹脂成形用にもっともしばしば用いられている種類の芳 香族カーボネートポリマーの場合には、nは通常30ないし315で、重量平均 分子量が20,000ないし200,000の芳香族ポリカーボネートを表わす 。たとえば、Encylopedia of Polymer 5cience  and Technology、第11巻第648頁のrPolycarbo natesJ (1987年)を参照のこと。
しかし、アリールシクロブテン部分を用い、橋かけに先だちカーボネートポリマ ーを製造する本発明によれば、nは都合よく2ないし100であることができ、 芳香族カーボネートポリマーの分子量(未橋かけ)は500ないし65.000 を示す。一般に、本発明による特定カーボネートポリマー樹脂の重合度はポリマ ー1分子当りの末端アリールシクロブテン部分の平均数による。1連鎖当り二つ 以上の末端アリールシクロブテン部分を有するカーボネートポリマーは通常、密 に橋かけして、有効分子量を徹底的に高めて、物理的性状の所望のバランスを与 える。該ポリマーは橋かけ前の段階でも低重合度が必要なだけである。分枝状カ ーボネートポリマーは1連鎖当り二つ未満のアリールシクロブテン単位および分 枝状カーボネートポリマーに概して望まれる範囲内の分子量を有するカーボネー トポリマーから製造することができる。
したがりて、一般に、本発明による方法で製造されるカーボネートポリマーの橋 かけ前の重合度は少なくとも2、好ましくは2を上回り、より好ましくは少なく とも2.5で、もっと好ましくは少なくとも3である。本発明による方法で製造 されるカーボネートポリマーの橋かけ前の重合度は概して最高50、好ましくは 35以下、より好ましくは30以下、もっとも好ましくは20以下である。
縮合ポリマーの場合には、重合度は、下記に示した公知のフローリーの式により 計算してめることができる。
n=(1+r)/(1+r−2pr) r=X、/(X、+2Xυ式中、nは重 合度、rは反応基のモル比、pは反応度、X、は二価連鎖延長剤化合物のモル分 率およびXlは一価連鎮停止剤化合物のモル分率である。NewYork、It hacaのCornell Univ、Press発行、P、J。
Flory著rPrinciples of Polymer Chemist ryJ92頁(1953年)参照のこと。
芳香族カーボネートポリマーを提供するために用いるのが好ましい二価フェノー ルは一つ以上の芳香環を含み、かつ官能基として、カーボネート前駆物質化合物 と反応的な二つ以上のヒドロキシル部分を含むことができ、各ヒドロキシル部分 は芳香環の炭素原子に直接結合していることが好ましい。
典型的な二価フェノールは2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン( 「ビスフェノールA」);ヒドロキノン;レゾルシノール;2,2−ビス(4− ヒドロキシフェニル)ペンタン;2.4’ −ジヒドロキシジフェニルメタン; ビス(2−ヒドロキシフェニル)メタン;ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタ ン;ビス(4−ヒドロキシ−5−二トロフェニル)メタン;1,1−ビス(4− ヒドロキシフェニル)エタン;3,3−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ペンタ ン;2.2’−ジヒドロキシフェニル;2,6−シヒドロキシナフタレン;ビス (4−ヒドロキシフェニル)スルホン;2,4°−ジヒドロキシジフェニルスル ホン;5゛−クロロ−2,4′ −ジヒドロキシジフェニルスルホン;ビス(4 −ヒドロキシフェニル)ジフェニルジスルホン;4.4’ −ジヒドロキシジフ ェニルエーテル:4.4”−ジヒドロキシ−3,3′ −ジクロロジフェニルエ ーテル;および4.4°−ジヒドロキシ−2,5−ジェトキシジフェニルエーテ ルである。好ましいカーボネート重合法は多価化合物として、二価フェノール、 好ましくはビスフェノールAを使用する。
米国特許第3,544.514号に見られる三価および/または四価フェノール によって例示されているように、三価および/または四価のフェノール化合物を 用いて、ランダムに枝分れしだカーボネートポリマーを製造することが可能であ る。本発明に用いられるランダムに枝分れしたポリカーボネートも当業者には周 知であり、参考資料として本明細書に収録しである米国特許第3. 544.  514号に例示されているように、三価および/または四価化合物の存在下で、 二価化合物とホスゲンとを反応させることによって製造される。
ポリマー生成反応中のカーボネート前駆物質としてカーボネートエステルを使用 する場合には、物質を、100℃以上の温度で、1時間から15時間に及ぶ間反 応させる。該条件下ではカーボネートエステルと使用する多価化合物との間でエ ステル交換が起る。エステル交換は水銀柱10ないし100mm程度の減圧で行 うのが有利である。好ましいカーボネートポリマーは、多価化合物として、二価 フェノール、好ましくはビスフェノールAを用いて製造する。
いうまでもなく、本発明のカーボネートポリマー混合物の製造に用いるのに、カ ーボネートホモポリマーよりもカーボネートコポリマーが望ましい場合には、二 つ以上の異なる多価化合物またはグリコール類、末端ヒドロキシポリエステル、 もしくは二塩基酸とともに多価化合物を使用することができる。また(ポリエス テルとの混合物を含め)種々のカーボネートポリマーの混合物も使用可能である 。
また本発明によるアリールシクロブテン官能化に適する縮合ポリマーの中には、 参考資料として本明細書に収録しである米国特許第3.169,121号、同第 4.105,633号、同第4.156.069号および同第4. 260.  731号に開示され、それによって製造されるようなポリカーボネート/ポリエ ステルコポリマーのみならず、ポリカーボネートとポリカーボネート/ポリエス テルコポリマーとの混合物がある。
一般に、アリールシクロブテン官能化に適するポリエステルおよびコポリエステ ルは、二価フェノールのような多価化合物とポリエステル前駆物質とを反応させ ることによって一つ以上の多価化合物(ジフェノールの金属フェノラートのよう な前記の誘導体を含めて)から製造することができる。たとえば前記Encyc lopedia of Polymer 5cience and Engin eering、Vol、12.rPolyestersJ 1頁以下参照(19 たい。これらポリエステルおよびコポリエステルを製造する溶融法、溶液法およ び界面法は公知であって、そのアリールシクロブテン官能性相当品を製造するの にも同様に用いることができる。たとえば、米国特許第2,465,319号; しである。とくに、米国特許第4.137.278号および同第3. 946.  091号は溶融重合法を開示し;米国特許第4,049,629号および同第 3゜946.091号は溶液重合法を開示し;さらに米国特許第3.946,0 91号および同第3,216,970号は界面重合法を開示し、これらの方法は ポリエステル樹脂を製造するのに好ましく使用できるかもしれない。
本発明によるアリールシクロブテン官能化に好ましいポリエステルは、通常、し くはジフェノールと縮合させることによって製造される。ポリエステル前駆物質 は芳香族ジカルボン酸またはその酸クロリドの群から選ぶのがより好ましい。
適当なジカルボン酸には、たとえば、下記の酸または相当する酸クロリドがある 。
すなわち、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、ジフェニル エーテルジカルボン酸、ジフェニルジカルボン酸、ジフェニルスルホンジカルボ ン酸、ジフェノキシエタンジカルボン酸等。本発明の方法によってポリエステル を製造するのにもワとも好ましいジカルボン酸は芳香族ジカルボン酸で、テレフ タル酸およびイソフタル酸がもっとも好ましい。
ポリエステルの製造に適当なジオールには、たとえばエチレングリコール、1゜ 3−プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタジオール 、1.6−ヘキサンジオール、シクロヘキサンジメチロール、カーボネートポリ マーの製造に使用する前記二価フェノール等がある。本発明の方法によるポリエ ステルの製造に好ましい脂肪族ジオールはエチレンジオールおよび1,3−プロ ピレングリコールである。
好ましいポリエステルは下記一般式に相当する繰返し単位を特徴とする。
さきにnとして開示した範囲内で、好ましくは2から200、より好ましくは3 から100の範囲内である。
ポリエチレンテレフタレートおよびポリブチレンテレフタレートは本発明の方法 によるアリールシクロブテン官能化に好ましいポリエステルである。本発明の方 法によるアリールシクロブテン官能化に好ましい他のポリエステルには、上記式 ■のRがジフェノール残基であるポリアリ−レートがある。
本発明で使用するポリエステルという用語には、一つ以上のジカルボン酸または その酸クロリドと一つ以上のジオールとを共縮合させることにより製造すること ができるコポリエステルも意図されている。
本発明の方法によるアリールシクロブテン官能化に適応することができる芳香族 ポリエステルおよびコポリエステルを製造する具体的な方法は米国特許第2゜4 65.319号および同第3,047,539号にさらに詳細に示されており、 そのいずれも参考資料として全文を本明細書に収録しである。
本発明の方法によれば、前記縮合ポリマーすべてまたはその一部の主鎖はさらに 末端アリールシクロブテン部分を有している。末端アリールシクロブテン部分を 除いて、ポリマー分子に沿う不規則で不整合の配列が、たとえばゲルまたは物理 的性質の低下をもたらすことによって、ポリマーの性状に不利に影響するほどの ポリマー主鎖とは異種の側鎖であるアリールシクロブテン部分は避けるのが望ま しい。本発明によれば、縮合ポリマーは、アリールシクロブテン部分が実質的に 末端アリールシクロブテン部分より成り、より好ましくは側鎖のアリールシクロ ブテン縮合ポリマーは上記式mに相当する。
式中、Bは縮合ポリマー、Arは電子吸引性置換基または電子供与性置換基で置 換することができる芳香族基、Cで表わした炭素原子は芳香族基Arの隣接炭素 原子に結合され、Rは各存在において独立的に水素または電子吸引性置換基また は電子供与性置換基であり;Xは1以上の整数、さらにyは1以上の整数、好ま しくは1である。たとえば、本発明の方法によって製造されるベンゾシクロブテ ン官能性縮合ポリマーは次式■に相当する。
式中、Pは縮合ポリマー、R6は各存在において独立的に水素または電子吸引性 置換基または電子供与性置換基;2は1以上の整数である。側鎖のない縮合ポリ マーで、R1が常に水素である上式■によって表わされるベンゾシクロブテンは ビシクロ[4,2,0]−オクタ−1,3,5−トリエンとも呼ばれる。
本発明の方法によれば、縮合ポリマー分子のすべてまたは一部の主鎖に、縮合ポ リマー重合反応においてフリールシクロブテン官能性連鎖停止剤化合物を用いる ことによって末端アリールシクロブテン部分が付加される。縮合重合過程で連鎖 停止剤化合物として使用するのに適当な化合物は文献で周知となっている。同様 に、アリールシクロブテン含有分子の製造方法も、文献、たとえば米国特許第4 .540.763号および同第4.708.994号で周知となっている。
アリールシクロブテン官能性連鎖停止剤化合物では、アリールシクロブテン部分 は中で反応する分子上に位置しているが、縮合ポリマー分子の成長を停止させる 。たとえば、単一のアシルクロリドまたはヒドロキシ官能性を有するアリールシ クロブテン含有分子を縮合ポリマー重合過程で用いるのが好ましい。たとえば、 米国特許第4,540,763号には酸クロリド官能性およびヒドロキシ官能性 アリールシクロブテン化合物が記載されている。また、LloydらのTetr ロブテン、とくに4−ヒドロキシベンゾシクロブテンは、本発明によって縮合ポ リマーを製造するのに用いるのに好ましいアリールシクロブテン官能性連鎖停止 剤化合物である。4−ヒドロキシベンゾシクロブテンはまた時として3−ヒドロ キシ−ビシクロ[4,2,0]−オクタ−1,3,5−1−リエンとも呼ばれる ことに注目すべきである。ヒドロキシベンゾシクロブテン中のヒドロキシ部分は 縮合重合過程で極めて効果的に反応して、所望レベルの末端ベンゾシクロブテン 部分を生じる。
前記のように、本発明の縮合重合過程は、下記の工程を含むことができる。
a1反応容器に、(i)多価化合物; (H)縮合ポリマー前駆物質;および( ffl)多価化合物1モル当り0.01ないし1モルのアリールシクロブテン連 鎖停止剤化合物を含む反応混合物を供給し、ただしくi)、(n)または(伍) は別個に供給するか、または二種類以上を一緒に供給し;b0反応混合物を縮合 重合条件下に維持し;さらにC1反応混合物から、末端アリールシクロブテン部 分を有する縮合ポリマーを回収する工程。
本発明の縮合重合方法を実施する場合に、反応容器に反応混合物を供給し、反応 混合物を縮合重合条件下に維持し、さらに反応混合物から縮合ポリマーを回収す るという概括的な工程は当業者にとっては通例のことである。しかし、本発明に よる方法では、多価化合物1モル当り、0.01ないし1モルのアリールシクロ ブテン連鎖停止剤化合物を、別個にまたは多価化合物および/もしくは縮合ポリ マー前駆物質と一緒に反応混合物に供給する。アリールシクロブテン基を組み入 れる他の方法とは異なり、別個のポリマー製造工程および官能化工程は用いない 。さらに、他の方法と比較すると、アリールシクロブテン基は工程中でより効果 的に利用され、優先的にポリマー中に配置され、組込まれて、高価なアリールシ クロブテン成分から最適の製品性状および最適の利益が得られる。
この方法を実施する場合に、下式Vによるアリールシクロブテン連鎖停止剤化合 物を使用するのが好ましいことが判明した。
式中、Tは縮合反応性部分、好ましくはヒドロキシル(−OH)または下式■に よる酸クロリドであり、 かつR1は各存在において独立的に水素基または電子吸引性置換基または電子供 与性置換基であり、各存在において水素基であるのが好ましい。好ましくは、ア リールシクロブテン連鎖停止剤化合物は、TがヒドロキシルでR1が各存在にお いて水素基である4−ヒドロキシ−ベンゾシクロブテン(3−ヒドロキシ−ビシ クロ[4,2,1]−オクタ−1,3,5−)リエン)である。
アリールシクロブテン連鎖停止剤化合物および使用される他の縮合ポリマー停止 剤化合物の全量および相対量を調節することによって、アリールシクロブテン基 の濃度および縮合ポリマーの分子量を特定の一連の性状に対して最適のものとす ることができる。このようにして、停止剤化合物の総濃度が統計的に縮合ポリマ ー分子の鎖長を決定する。他の連鎖停止剤化合物の量に対するアリールシクロブ テン連鎖停止剤化合物の量が、平均して、縮合ポリマー分子端部の何パーセント がアリールシクロブテン部分を末端基とするかを決定し、したがって行われる枝 分かれおよび/または橋かけの量を決定する。
縮合ポリマー中に完全なアリールシクロブテン連鎖停止を有することを望む場合 には、他の連鎖停止剤化合物の使用を避けなければならないことは明らかである 。線状縮合ポリマーの場合には、完全なアリールシクロブテン連鎖停止とはポリ マー分子が両端でアリールシクロブテン部分を末端基とし、さらに橋かけ反応の 活性化により、完全に橋かけしたポリマー組成物を得ることを意味する。橋かけ 前には、極めて低い初期溶融粘度を有するが、容易に橋かけして十分な靭性、耐 溶剤性および耐熱性をもたらすことができる加工可能なポリマーが望ましい場合 には、比較的重合度が小さく、かつアリールシクロブテン部分による完全な連鎖 停止を有する縮合ポリマーが好ましい。
本発明による方法において、三つ以上のヒドロキシル基を有する分枝化合物を使 用することによって分枝縮合ポリマーを製造できることも注目すべきことである 。このような場合には、連鎖停止剤アリールシクロブテン化合物と他の連鎖停止 剤化合物との相対濃度をめて、所望の分子量および末端アリールシクロブテン部 分を有する連鎖端部の所望のパーセントを与えるのに必要と思われる理論量を得 ることができる。
橋かけ前には比較的分子量が低く、かつ末端はすべてアリールシクロブテン末端 基で完全に占められている縮合ポリマーは、本発明による方法で極めて容易に製 造することができる。該ポリマーは金型、たとえば比較的大型で複雑な金型の中 に溶融したポリマーが迅速かつ容易に流入しなければならない用途に用いること ができるのが好ましい。次に、金型の中、またはその後で、さらに加熱して橋か けさせると、成形品は良好な水準の靭性および他の性質を有する。このように高 度に橋かけすることができる容易な加工可能なポリマーを得、さらに、比較的強 靭で、耐熱および耐溶剤性がある成形ポリマー物品を得ることができることはま ったく予期しないことである。
界面重合法において、ヒドロキシルまたはアシルクロリドアリールシクロブテン モノマーを用いて、縮合ポリマーを完全に停止させるときに、所望の縮合ポリマ ー分子量を得るためには、多価化合物1モル当り少なくとも0.01モルのア  、リールシクロブテン化合物のモル比を用いるのが適当あることが判明した。多 価化合物1モル当りのアリールシクロブテン化合物のモル比は、好ましくは少な くとも0.02、より好ましくは少なくとも0.03、もっとも好ましくは少な くとも0.1である。最大量に関しては、多価化合物1モル当りのアリールシク ロブテン化合物のモル比は望ましくは1以下、好ましくは0.99以下、より好 ましくは0.5以下である。
たとえば、ヒドロキシベンゾシクロブテン、ホスゲンのような前駆物質化合物お よびビスフェノールAのような二価フェノール化合物を用いる界面重合法でカー −ボネートポリマーを製造する場合には、二価フェノール化合物1モル当りヒド ロキシベンゾシクロブテン1モルのモル比は、公知のフローリーの式から計算さ れるように、ポリマーの橋かけ前に測定される二価アルコール化合物に対して重 合度2をもたらす。これらの化合物を用いて、アリールシクロブテン部分で完全 に停止させるカーボネートポリマーを製造する場合には、二価フェノール化合物 1モル当りヒドロキシベンゾシクロブテン0.03モルのモル比を用いて、重合 度35を得ることができる。
上述のように、本発明の一つの態様には、必ずしもすべての連鎖端部がアリール シクロブテン部分で終ってはいないポリマーの製造がある。活性化すると該アリ ールシクロブテン部分は多くの他のアリールシクロブテン部分と反応するので、 生成する縮合ポリマーは相互に反応したアリールシクロブテン部分の結合点の周 りで枝分れする。アリールシクロブテン反応を経る縮合ポリマーのこの部分積か け(すなわち、枝分れ)によって極めて望ましい分枝縮合ポリマーを得ることが できることが見出された。本発明のこの態様では、重合過程で、アリールシクロ ブテン連鎖停止剤化合物が一つ以上の他の連鎖停止剤化合物とともに用いられる 。
アリールシクロブテン部分を用いて枝分れさせ、現在入手可能な分枝樹脂が用い られている用途に使用しようとする芳香族縮合ポリマーの製造に関しては、多価 芳香族化合物1モルにつき、総量で0.04ないし0.01モルの範囲の連鎖停 止剤化合物(アリールシクロブテンほか)を用いるのが望ましい。連鎖停止剤化 合物のこの量の範囲内で、望ましい枝分れ量、典型的にはポリマー1分子当り0 .01ないし0.05の枝分れは、さらに、用いられるアリールシクロブテンお よび他の種類の連鎖停止剤化合物の相当量によって決定される。
一般に、望ましい分子量がio、oooないし65,000の範囲内にある縮合 ポリマーで枝分れによる顕著な効果を得るには、他の連鎖停止剤1モル当りアリ ールシクロブテン連鎖停止剤化合物を少なくとも0.01モル、好ましくは少な くとも0.03モル、より好ましくは少な(とも0.05モル使用するのが望ま しい。概して、望ましくは分校しているが、完全に橋かけしていない縮合ポリマ ーを得るには、他の連鎖停止剤1モル当り、アリールシクロブテン連鎖停止剤化 合物を最高0. 5モル、好ましくは最高0.3モル、より好ましくは最高0゜ 2モルの量で使用することができる。
アリールシクロブテン部分のシクロブテン環は官能性ポリマーに十分な熱を加え ることによって開環させることができる。典型的には、200℃ないし300℃ の温度が開環させるのに十分である。銅塩触媒が所要温度を下げることができる とはいえ、重合溶剤または触媒は不必要である。マイクロ波、赤外線、紫外線、 電子線およびガンマ線のような電磁放射線も開環させるのに用いることができる がありふれた方法で適用できるので、熱放射が好ましい。
本発明による縮合ポリマーは、他の縮合ポリマーとの混合物を含め、他のポリマ ー樹脂との混合物、合金または配合物として用いることができる。さらに、本発 明の縮合ポリマー中に、充填剤(すなわち、ガラス繊維)、顔料、染料、酸化防 止剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、離型剤、耐衝撃性改良剤および縮合ポリマー組 成物に通常用いられる他の添加剤のようなほかの添加剤を含有させることができ る。
次の実験で、ポリカーボネート樹脂(rPCJ)に末端ベンゾシクロブテン(r BCBJ)部分を付与することによって本発明による方法を具体的に説明する。
見てわかるように、このような−貫した効率的な製造方法で広範囲の分子量にわ たって末端アリールシクロブテン部分を与え得ることは全く驚くべきことである 。
下記の手順に従って、調製法A1実験No、2ないし9を行い、高レベルのベン ゾシクロブテン、すなわち0.06以上の808モル比を有するカーボネートポ リマーを製造した。
ガラス反応器に機械的撹拌機、じゃま板、温度計、pHメーター/制御器に接続 したpH電極、液体注入管、ガス送入管ならびに50重量パーセント水酸化ナト リウムおよび1重量パーセントトリエチルアミンの水溶液を含むホスゲンスフラ ッパーに接続したガス排出管を取付けた。反応器に68.5重量部(0,3モル 部)のビスフェノールA、2.16重量部(0,018モル)の4−ヒドロキシ ベンゾシクロブテン(BCB−OH) 、360重量部の水および240重量部 のジクロロメタンを添加した。
反応混合物を撹拌しながら、48重量部(16モル部)の水酸化ナトリウムを5 0重量%水溶液として加え、続いて毎分1重量部の速度で37重量部(0゜37 5モル)のガス状ホスゲンを添加した。水酸化ナトリウム添加は、pHを12. 5に保つように必要にに応じて継続した。ホスゲンの添加に続いて、515重量 部のジクロロメタンおよび0.3重量部(1モル%)のトリエチルアミンを加え た。反応混合物を20分撹拌して、ベンゾシクロブテン部分を末端基とするビス フェノールAポリカーボネート樹脂を生成させた。9重量部のホスゲンを加えて 混合物のpHを7に下げた。ポリマー溶液をlNHClおよび水で洗った後、ポ リマーを単離させた。
ゲル浸透クロマトグラフ分析によってポリマーの分子量を測定し、重量平均分子 量(Mw)は18,190であった。反応混合残留物の液体クロマトグラフ分析 より、4−ヒドロキシベンゾシクロブテンは完全に反応していることが判明した 。生成したポリカーボネートは、橋かけ前には、ビスフェノールA1モル当り0 .06モルのベンゾシクロブテンを含み、したがって重合度は27であることが 確認された。
この物質を585°F(307℃)で圧縮成形して、ジクロロメタンに完全に不 溶の橋かけポリカーボネートを生成させた。示差走査熱量分析の結果ガラス転移 点(T g)は165℃であった。組成物は下記表■中に実験No、2として要 約し、物理的性質を表■に示す。
上記の方法を用い、表■の実験3ないし9に示すように表示量の4〜ヒドロキシ ベンゾシクロブテン(rBCB−OHJ)およびビスフェノールA(rBPAJ )を用いて、一連の分子量および高アリールシクロブテン濃度を有する一連のア リールシクロブテン末端基カーボネートポリマーを製造した。表Iにおいて、ヒ ドロキシベンゾシクロブテンのそル数とビスフェノールAのモル数との比を「B CB MoJe Ratio(808モル比)」として示す。表Iでわかるよう に、BCHの量を変動させると表示範囲のポリマー組成および分子量をもたらす 。
表Iは、生成したポリマーの分子量(MwおよびMn)間の相関関係、重合度( n)およびアリールシクロブテンと多価化合物とのモル比を示す。表■は、さら に、得られた橋かけポリマー組成物の極めて望ましい性質の兼備を示す。
調製方法B−PCの完全BCB停止反応調製方法Aに類似の調製方法Bにより、 実験No、1を行い、808モル比が小さく、高分子量の0.03の808モル 比を有するカーボネートポリマーを製量部の水を加えた。撹拌しながら、53重 量部(0,66モル部)の水酸化ナトリウムを50%水溶液として加え、続いて 毎分1重量部の割合で38重量部(0゜39モル部)のホスゲンを添加した。次 に210重量部のジクロロメタンおよび1.08重量部(0,009モル部)の 4−ヒドロキシベンゾシクロブテン(BCB−OH)を加えて、混合物を2分間 撹拌した。50%水溶液として水酸化ナトリウムを加えて混合物のpHを12. 5に上げて、360重量部のジクロロメタンおよび0.10重量部(0,001 モル部)のトリエチルアミンを加えた。
50%水酸化ナトリウム水溶液を加えてpHを12.5に保ちながら混合物を3 0分撹拌した。次に19重量部のホスゲンを加えて混合物のpHを7に下げて、 BCB末端基ポリカーボネートを生成させた。
ポリマー溶液はlNHClおよび水で洗った後単離させた。ゲル浸透クロマトグ ラフ分析の結果重量平均分子量(Mw)は31,967を示し、反応混合残留物 の液体クロマトグラフ分析はBCB−OHの完全な反応を示した。生成したポリ マーを585’ F (307℃)で圧縮成形して、ジクロロメタンに完全に不 溶の橋かけポリカーボネートとした(100%ゲル)。差差走査熱量分析は16 0℃のガラス転移点(Tg)を示した。この組成物は後記表Iに実験No、1と して要約し、さらに物理的性質をあとの表■に示す。
ポリマー分析および表■に示す評価は標準の実験方法および試験方法を用いた。
MwおよびMnはゲル浸透クロマトグラフ分析により未橋かけの試料について測 定した。該物質のガラス転移点(Tg)は350℃に加熱して橋かけさせた試料 について差差走査熱量分析によりめた。
引張試験は、307℃で圧縮成形して1.6ミリメードル(mm)すなわち17 16インチの試料について実施する。分析はASTM D−638に従いタイプ Vの試料寸法で行った。引張モジュラスはrTen ModJとして示し、その 値はメガパスカル(MPa)単位で表わし、キロポンド/平方インチ(kpsi )単位の値を括弧内に示す。試料の降伏点および試料の破断点までに要する応力 をrYield 5tressJおよびrBreak 5tressJとして表 わし、数値はMPa単位で示し、kpsi単位の値を括弧内に示す。試料降伏時 および試料破断時の試料の伸びパーセントを「Yield elongJおよび rBreak elongJとして表わし、表示値は初めの試料の長さに対する 試料が伸ばされた長さのパーセンテージとして示す。曲げモジュラス(rF 1 ex Mode)はASTM D−790により試験され、数値はMPa単位で 表わし、kpsi単位の値は括弧内に示す。
ノツチ付アイゾツト耐衝撃性は307℃で圧縮成形した3、18ミリメートル( 1/8インチ)の試料についてASTM D−256−72Aにより試験を行う 。結果(rN、I zodJ )はジュール/メートル(J /m)単位で表わ し、フートボンド/インチ(ft lb/in)単位の結果は括弧内に示す。
膨潤%(%Swe 11)はポリマーの耐溶剤性を示し、ジクロロメタンに浸漬 した領 254mm (1/100インチ)のフィルム試料について測定した。
表示結果は溶剤の吸収によるポリマー表面積の増加パーセントである。すべての 試料がジクロロメタン不溶であることが認められた。
熱重量分析(TGA)を用いて、チャー収率([%Charm)、すなわち空気 中で800℃に加熱後の残留物の重量パーセントおよび分解温度(rTdJ)す なわち試料物質の5パーセントが失われる温度を測定する。これらの結果は、本 発明によるポリマーの良好な熱安定性を示す。
ポリマー組成物の耐発火性は限界酸素指数(LOI)によって表わされ、AST M A−2863−87およびD−4804−88により、それぞれ3.18ミ リメートル(1/8インチ)の試料についてUL−94試験が行われる。
線膨張係数(rcLTEJ )はASTM D−696により測定され、摂氏1 度当りの10−5倍の値(x 10−5/’C)および括弧内では華氏1度当り の10−6倍の値(XIO−’/” F)として報告される。
引掻硬度試験値(rHardnessJ)は試料の摩擦抵抗を示し、ASTMD −3363によって試験され、Hがもっとも硬く、HB、B、2Bおよび3Bは 順次硬度の低下することを示す。表示のように、典型的なカーボネートポリマー は硬度の値か3Bであり、硬度がBという値は標準のカーボネートポリマーより も著しくすぐれた硬度と認められる。
害T−M虚物データ:ヒドロキシBCB法ポリマーを橋かけさせずに200℃で 成形表Iでわかるように、アリールシクロブテン対二価フェノールのモル比が大 きいと、低重合度で低分子量のカーボネートポリマーが生成する。しかし表nl こ示すように、ポリマー組成物の橋かけ後に試験した生成成形品の物理的性状は 驚くべきほど良好である。当業者は概してもろ(、耐衝撃性の小さい程度まで橋 かけしたポリマーを予想すると思われる。
調製方法c−pcの部分的BCB停止反応実験10では、0.13重量部(0, 011モル部)の4−ヒドロキシベンゾシクロブテンおよび他の連鎖停止剤化合 物として1.42重量部(0,0095モル部)のp−第三級ブチルフェノール を用いて前記調製方法Aに記した手順を繰返した。ベンゾシクロブテン結合の活 性化前の分枝前分子量(Mw)は29゜797であった。ポリマーのずり感度は 、280℃において毎秒1ラジアンと100ラジアンのすり速度における溶融粘 度を測定してめた。ずり感度指数(R傘)は毎秒1ラジアンと100ラジアンと における溶融粘度比と定義される。とりわけ、R3値はポリマーの成形適性の指 標であり、分枝状ポリカーボネートは線状ポリカーボネート樹脂よりもブロー成 形用として優れていると一般に認められている。下記表■は本発明による分枝状 ポリカーボネートの性状と線状ビスフェノールAポリカーボネート樹脂の性状と を比較するものである。
表■−分技ポリカーボネート性状データ実験番号 pc比較 川 BP^(重量部) 68.5 BP^(モル部)0.3 BCB−OH(重量部) 0.13 BCB−OH(モル部) 0・0011p−第三級ブチルフェノール(重量部)  1.42p−第三級ブチルフェノール(モル比) 0.0095二価化合物( BP^)1モル当りのBCBモル比 0 .0037他の連鎖停止剤1モル当り のBCBモル比 なし 0.1Mw 29.400 29.797 n(重合度) 34 34 Tg (C) 150 153 R寧 1.27 1.64 調製方法D−アシルクロリドによるBCB停止反応別の実験(実験11)では、 官能性ポリカーボネートを調製するのにベンゾシクロブテンのアシルクロリド( rBCB−COCIJ )を使用した。ガラス製反応器に、機械的撹拌機、撹拌 じゃま板、温度計、Fisber 805型pHメーター/制御器に接続したp H電極、苛性アルカリ送入管、ホスゲン送入管ならびに50重量%水酸化ナトリ ウムおよび1重量%トリエチルアミンの水溶液を含有するホスゲンスフラッパー に接続されたガス排出管を取付けた。反応器および溶剤はホスゲン化かる前に窒 素で完全にパージした。撹拌機は容器内に乱流混合を生じるように配置した。反 応器の温度は30℃未満に保った。
前記の反応器に、68.5重量部(0,3モル部)のビスフェノールA11゜5 0重量部(0,009モル部)のベンゾシクロブテン−4−カルボニルクロリド (BCB−COCI) 、360重量部の水、および240重量部のジクロロメ タンを加えた。撹拌しながら、48重量部(0,6モル部)の水酸化ナトリウム を50重量%水溶液として添加し、続いて37重量部(0,375モル部)のホ スゲンを毎分1重量部の割合で加えた。水酸化ナトリウムを加えてpHを12゜ 5に保った。次に、515重量部のジクロロメタンおよび0.30重量部(1モ ル%)のトリエチルアミンを添加した。
混合物を20分間撹拌して、BCB末端基のポリカーボネートを生成させた。
9重量部のホスゲンを加えて混合物のpHを7に下げた。ポリマー溶液をlNH Clおよび水で洗った後ポリマーを単離させた。ゲル浸透クロマトグラフ分析に より32.814の重量平均分子量(Mw)を得、反応混合残留物の液体クロマ トグラフ分析の結果はBCB−COClの完全な反応を示した。本実験11の結 果を下表■に示す。
表■−アシルクロリド系ポリマー 実験番号 PC比較 U BPA (重量部) なし 68.5 8P^(モル比) なし 0゜3 BCB−COCI (重量部)1.5 8CB−COCI((−/l/比) 0.009BCB Mo1e Ratio  0 0.03My 30000 32.800 Mn 12000 10.900 My/Mn 2.50 3.02 n(重合度) 34 34 補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の7第1卯 平成 5年 6月141

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.一つ以上の末端アリールシクロブテン部分を有し、一つ以上の多価化合物を 基剤とする縮合ポリマーの製造方法において、該方法が縮合重合過程に、一つ以 上のアリールシクロブテン連鎖停止剤化合物を添加する工程を含むことを特徴と する方法。
  2. 2.縮合ポリマーがカーボネートポリマー、ポリエステルポリマーまたはポリエ ステルカーボネートポリマーであることを特徴とする請求項1の方法。
  3. 3.縮合重合過程が、縮合重合条件下で芳香族ジフェノールと縮合ポリマー前駆 物質との反応に基づくことを特徴とする請求項1の方法。
  4. 4.アリールシクロブテン連鎖停止剤化合物がヒドロキシベンゾシクロブテンま たはベンゾシクロブテンアシルクロリドであることを特徴とする請求項1の方法 。
  5. 5.縮合ポリマー生成物が2ないし100の平均重合度を有することを特徴とす る請求項1の方法。
  6. 6.アリールシクロブテン連鎖停止剤化合物および一つ以上の他の非−アリール シクロブテン連鎖停止剤化合物を添加することを特徴とする請求項1の方法。
  7. 7.a.反応容器に、(i)多価化合物;(ii)縮合ポリマー前駆物質;およ び(iii)多価化合物1モル当り0.01ないし1モルのアリールシクロブテ ン連鎖停止剤化合物を含む反応混合物を供給し、ただし、(i)、(ii)また は(iii)は別個かもしくは二つ以上を一緒に供給し;b.反応混合物を縮合 重合条件下に保ち;さらにc.反応混合物から末端アリールシクロブテン部分を 有する縮合ポリマーを回収する工程を含むことを特徴とする請求項1の縮合重合 方法。
  8. 8.縮合ポリマー前駆物質がホスゲン、ハロホルメート、カーボネートエステル 、一つ以上のジカルボン酸および一つのジカルボン酸クロリドより成る群から選 はれる一つ以上の化合物であることを特徴とする請求項9の方法。
  9. 9.ポリカーボネートまたはポリエステルが界面法、溶液法または溶融法によっ て製造されることを特徴とする請求項1の方法。
  10. 10.さらに、縮合ポリマー生成物を、アリールシクロブテン部分がともに反応 して、ポリマーを橋かけまたは枝分れさせる条件に付する工程を含むことを特徴 とする請求項1の方法。
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