JPH0649825Y2 - 框組ドアー - Google Patents
框組ドアーInfo
- Publication number
- JPH0649825Y2 JPH0649825Y2 JP1985889U JP1985889U JPH0649825Y2 JP H0649825 Y2 JPH0649825 Y2 JP H0649825Y2 JP 1985889 U JP1985889 U JP 1985889U JP 1985889 U JP1985889 U JP 1985889U JP H0649825 Y2 JPH0649825 Y2 JP H0649825Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- groove
- end plate
- joint
- horizontal frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「考案の目的」 (産業上の利用分野) 本考案は製造工程を容易にする框組ドアーに関するもの
である。
である。
(従来の技術) 従来、框組ドアーの接合においてもホゾ穴の溝と鏡板嵌
合用溝は同一形状であり、連続的に溝加工する場合が多
いが、この場合ホゾ、溝とも嵌合部が短く、接合強度が
低いため、ダボとの併用が多い。しかしダボ使用は極め
て精度を必要とし、加工し難いので、かなり熟練を要す
るものであった。
合用溝は同一形状であり、連続的に溝加工する場合が多
いが、この場合ホゾ、溝とも嵌合部が短く、接合強度が
低いため、ダボとの併用が多い。しかしダボ使用は極め
て精度を必要とし、加工し難いので、かなり熟練を要す
るものであった。
(考案が解決しようとする問題点) そこで本考案は、ダボを用いないでホゾだけで接合強度
を持たせ、しかも鏡板の溝加工をも容易に行える框組ド
アーを提供するものである。
を持たせ、しかも鏡板の溝加工をも容易に行える框組ド
アーを提供するものである。
「考案の構成」 (問題点を解決するための手段) 本考案は框組ドアーの縦框、横框の接合部において、横
框側(A)には横框端部にそれぞれ板厚の1〜2倍の長
さの接合突部(1)を設け、縦框側(B)に形成する框
組用接合凹溝(2)は、前記接合突部(1)に適合し、
かつ、鏡板嵌合用溝(2′)の形状と同一に一体溝加工
を施し、更に、縦框(B)における接合凹溝(3)のう
ち、鏡板嵌合用溝(2′)には縦框(B)とは異なる材
種又は構成の埋木(4)を埋設することによって横框
(A)における鏡板専用嵌合溝(5)と同一形状の溝を
形成するものより構成される。
框側(A)には横框端部にそれぞれ板厚の1〜2倍の長
さの接合突部(1)を設け、縦框側(B)に形成する框
組用接合凹溝(2)は、前記接合突部(1)に適合し、
かつ、鏡板嵌合用溝(2′)の形状と同一に一体溝加工
を施し、更に、縦框(B)における接合凹溝(3)のう
ち、鏡板嵌合用溝(2′)には縦框(B)とは異なる材
種又は構成の埋木(4)を埋設することによって横框
(A)における鏡板専用嵌合溝(5)と同一形状の溝を
形成するものより構成される。
(作用) 即ち、本考案はダボを用いず、ホゾだけで強度をもたせ
るため、まずホゾの長さを従来より長くする必要があ
る。そこで接合突部の長さを板厚の1〜2倍程度にす
る。その長さの嵌合溝を縦框に鏡板部と共通に連続的に
刻設すると、鏡板嵌合用の溝が深すぎるので、埋木によ
って深さを調整するものである。
るため、まずホゾの長さを従来より長くする必要があ
る。そこで接合突部の長さを板厚の1〜2倍程度にす
る。その長さの嵌合溝を縦框に鏡板部と共通に連続的に
刻設すると、鏡板嵌合用の溝が深すぎるので、埋木によ
って深さを調整するものである。
また埋木には縦框と異なる材質のものをもちいるのがよ
い。例えば縦方向に反り難い挽材とか、単板積層材(LV
Lという)とかを用いると、ドアー本体の反りを防止す
ることが出来る。
い。例えば縦方向に反り難い挽材とか、単板積層材(LV
Lという)とかを用いると、ドアー本体の反りを防止す
ることが出来る。
(実施例) 3.4m/m厚ロータリーレース米松単板を11枚積層接着した
LVLの最外層に0.6m/m厚のナラ単板を貼着し36m/m×120m
/m×1980m/mの縦框と、36m/m×150m/m×550m/mの上横框
36m/m×210m/m×550m/mの下横框を作成した。
LVLの最外層に0.6m/m厚のナラ単板を貼着し36m/m×120m
/m×1980m/mの縦框と、36m/m×150m/m×550m/mの上横框
36m/m×210m/m×550m/mの下横框を作成した。
横框である下横框と上横框の両端には根元部が厚さ10m/
m先端部が厚さ7m/mになるようなテーパー状の50m/m長さ
のホゾを作りこのホゾに嵌合する部分の縦框部分にはこ
のホゾとの逆の形状の溝を上から下に通して作成した。
m先端部が厚さ7m/mになるようなテーパー状の50m/m長さ
のホゾを作りこのホゾに嵌合する部分の縦框部分にはこ
のホゾとの逆の形状の溝を上から下に通して作成した。
一方LVLの積層方向を第2図のような方向で、ホゾ先端3
8m/m部分の形状とした埋木を作成し、縦框鏡板相当部分
に水性ビニルウレタン樹脂接着剤を用いて埋め込んだ。
鏡板として9.5m/m厚みの両面ナラ化粧合板を作成した。
8m/m部分の形状とした埋木を作成し、縦框鏡板相当部分
に水性ビニルウレタン樹脂接着剤を用いて埋め込んだ。
鏡板として9.5m/m厚みの両面ナラ化粧合板を作成した。
最後に縦框、横框、鏡板を水性ビニルウレタン樹脂接着
剤を用いながら組み込んで第4図のようなドアーを作成
した。
剤を用いながら組み込んで第4図のようなドアーを作成
した。
実施例のようにして作成したドアーは、製造が極めて容
易で、多量生産に適すると共に、埋木がLVLの異なる構
成により組み合わされているので施工後の反り狂いがな
く安定したドアーとすることが出来た。
易で、多量生産に適すると共に、埋木がLVLの異なる構
成により組み合わされているので施工後の反り狂いがな
く安定したドアーとすることが出来た。
「考案の効果」 (考案の効果) 本考案によると、鏡板嵌合用溝を框組用の接合凹溝と同
一の形状に形成し、一体的に形成することにより作業の
効率化を図り、作業工程を省略することによりコストダ
ウンが図れる等極めて有益なる効果を奏する。
一の形状に形成し、一体的に形成することにより作業の
効率化を図り、作業工程を省略することによりコストダ
ウンが図れる等極めて有益なる効果を奏する。
第1図は、この考案の一実施例を示す一部欠截斜視図、
第2図は、この考案の一実施例を示す一部欠截平面図、
第3図は、この考案の組み立て状態を示す斜視図、第4
図は、この考案の一実施例を示す正面図、第5図は、従
来例を示す一部欠截斜視図である。 1……接合突部、2,2′……鏡板嵌合用溝、3……接合
凹溝、4……埋木、5……横框鏡板嵌合用溝、A……横
框、B……縦框、
第2図は、この考案の一実施例を示す一部欠截平面図、
第3図は、この考案の組み立て状態を示す斜視図、第4
図は、この考案の一実施例を示す正面図、第5図は、従
来例を示す一部欠截斜視図である。 1……接合突部、2,2′……鏡板嵌合用溝、3……接合
凹溝、4……埋木、5……横框鏡板嵌合用溝、A……横
框、B……縦框、
Claims (1)
- 【請求項1】框組ドアーの縦框、横框の接合部におい
て、横框側には横框端部にそれぞれ板厚の1〜2倍の長
さの接合突部を設け、縦框側に形成する框組用接合凹溝
は、前記接合突部に適合し、かつ、鏡板嵌合用溝の形状
と同一に一体溝加工を施し、更に、縦框における接合凹
溝のうち、鏡板嵌合用溝には縦框とは異なる材種又は構
成の埋木を埋設することによって横框における鏡板専用
嵌合溝と同一形状の溝を形成することを特徴とする框組
ドアー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985889U JPH0649825Y2 (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | 框組ドアー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985889U JPH0649825Y2 (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | 框組ドアー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02112887U JPH02112887U (ja) | 1990-09-10 |
JPH0649825Y2 true JPH0649825Y2 (ja) | 1994-12-14 |
Family
ID=31235741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985889U Expired - Lifetime JPH0649825Y2 (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | 框組ドアー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0649825Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005504194A (ja) * | 2000-12-29 | 2005-02-10 | ホールマン インコーポレーテッド | ベニア加工されたレイズドパネルエレメントおよびその製造方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4837511B2 (ja) * | 2006-09-29 | 2011-12-14 | 大建工業株式会社 | 框戸およびその製造方法 |
JP5767503B2 (ja) * | 2010-05-17 | 2015-08-19 | イビデン株式会社 | 保持シール材、該保持シール材を用いた被巻着体への巻き付け方法及び排ガス浄化装置 |
-
1989
- 1989-02-21 JP JP1985889U patent/JPH0649825Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005504194A (ja) * | 2000-12-29 | 2005-02-10 | ホールマン インコーポレーテッド | ベニア加工されたレイズドパネルエレメントおよびその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02112887U (ja) | 1990-09-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |