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JPH0642196B2 - 倍密度走査用ラインメモリ - Google Patents

倍密度走査用ラインメモリ

Info

Publication number
JPH0642196B2
JPH0642196B2 JP63141979A JP14197988A JPH0642196B2 JP H0642196 B2 JPH0642196 B2 JP H0642196B2 JP 63141979 A JP63141979 A JP 63141979A JP 14197988 A JP14197988 A JP 14197988A JP H0642196 B2 JPH0642196 B2 JP H0642196B2
Authority
JP
Japan
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read
data
write
input
shift
Prior art date
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Application number
JP63141979A
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English (en)
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JPH01310433A (ja
Inventor
邦雄 村松
清吾 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP63141979A priority Critical patent/JPH0642196B2/ja
Priority to US07/363,276 priority patent/US4945518A/en
Priority to KR1019890007942A priority patent/KR920003754B1/ko
Priority to EP89110481A priority patent/EP0345807B1/en
Priority to DE68925307T priority patent/DE68925307T2/de
Publication of JPH01310433A publication Critical patent/JPH01310433A/ja
Publication of JPH0642196B2 publication Critical patent/JPH0642196B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F5/00Methods or arrangements for data conversion without changing the order or content of the data handled
    • G06F5/06Methods or arrangements for data conversion without changing the order or content of the data handled for changing the speed of data flow, i.e. speed regularising or timing, e.g. delay lines, FIFO buffers; over- or underrun control therefor
    • G06F5/16Multiplexed systems, i.e. using two or more similar devices which are alternately accessed for enqueue and dequeue operations, e.g. ping-pong buffers
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store

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  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Image Input (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、画像処理等の分野で使用されるラインメモリ
に関し、特に、テレビ等の画像信号をN(自然数)倍密
度走査に変換するのに用いて好適な倍密度走査(速度変
換)用ラインメモリに関する。
(従来の技術) インタレースのテレビ(画像)信号を倍密度走査のテレ
ビ信号に変換して走査線数を増大し、大画面テレビの画
質向上を図ることが行われている。また、印刷原稿を読
取るスキャナの主走査方向の解像度を改良するために走
査線数を電気的に増加することが行われる。このよう
な、走査線数を通常の走査線数から倍増する目的で同じ
内容のライン(走査線)情報を繰り返し出力する倍密度
走査用ラインメモリが使用される。
第5図は、従来の倍密度走査用ラインメモリの構成を示
し、第6図はそのタイムチャートを示す。第6図では、
出力データレートが入力データレートの2倍である場合
についてタイムチャートが例示されている。
シリアルに入力される画像情報を担う入力データDin
は、メモリセル1の実際の動作スピードを下げるため
に、入力バッファ2を介して1:n(nは自然数)シリ
アルパラレル変換回路3に入る。動作スピードが1/n
になったこの回路3の出力は、メモリセル1に入力さ
れ、ライトアドレスポインタ4によって指定されたアド
レスに書き込まれる。このライトアドレスポインタ4
は、ライトクロックWCKによって動作し、変換回路3
の出力タイミング毎にライトアドレスを増加して行く。
そして、ライトアドレスの所定自然数回目の増加タイミ
ング毎に入力されるライトアドレスリセット信号WRに
より、ライトアドレスを“0”に戻し、新たな書込サイ
クルを開始する。
メモリセル1に書込まれたデータは、リードアドレスポ
インタ5によって指定されたアドレスのデータから順に
読み出される。このリードアドレスポインタ5はリード
クロックRCKによって動作し、ライトアドレスの増加
周期より入出力データレート比倍だけ短い周期でリード
アドレスを増加して行く。そして、リードアドレスの所
定自然数回目の増加タイミング毎に入力されるリードア
ドレスリセット信号RRにより、リードアドレスを
“0”に戻し、新たな読み出しサイクルを開始する。
メモリセル1は同数の番地を有する2つのメモリエリア
(図示せず)を有し、書込みは2つのメモリエリアに交
互に行われ、読み出しは書込みの行われていないメモリ
エリアに行われる。入力データDinに対する出力データ
Dout のレートの比Nが例えば2倍の場合、読み出しス
ピードは書込スピードの2倍である。従って、1つの書
込サイクル中に読み出しサイクルが2回繰り返される。
この場合、ライトアドレスリセット信号WRの入力時点
から書込サイクルが開始された後、2つ目のリードアド
レスリセット信号RRの入力時点で書込サイクルおよび
2回の読み出しサイクルが完了し、書込みの行われるエ
リアと読み出しの行われるエリアとの交替が行われる。
メモリセル1より読み出されたデータはn:1パラレル
シリアル変換回路6に入力される。動作スピードがメモ
リセル1の読出しスピードのn倍になった変換回路6の
出力は、出力バッファ7を介して出力データDout とし
てシリアルに出力される。
以上の動作を第6図のタイムチャートで説明する。通常
は同図(a)のようにライトリセット信号WRとリード
リセット信号RRが同時に入り、ライトリセット信号W
Rの立下りでライトアドレスポインタ4が“0”に0に
リセットされる。すなわち、書込アドレスが“0”にセ
ットされる。
また、リードリセット信号RRの立下りでリードアドレ
スポインタ5が“0”にリセットされ、読出アドレスが
“0”にセットされる。この時点から入力データDin
(例えば、B,B,…,B)がメモリセル1の一
方のエリアに書込み始められ、同時に他方のエリアから
そこに既に書き込まれている入力データ(例えばA
,…,A)の読み出しが開始される。前述のよう
に読み出しスピードは書込スピードの2倍であるから、
新しい入力データB,B,…,Bの書込サイクル
中に、先に書き込まれた入力データA ,A,…,A
の読出しサイクルが2回繰返される。ライトアドレス
リセット信号WRの入力後の2つ目のリードアドレスリ
セット信号RRの入力時点で書込みと読み出しのメモリ
エリアが交替し、先程書込みがなされたエリアからデー
タB,B,…,Bの読み出しが開始され、かつ先
程読み出しがなされたエリアに対し次の入力データ
,C,…,Cの書込みが開始される。
ところで、画像情報が、例えば、カラーテレビ信号であ
る場合、輝度信号と色差信号、あるいはR(赤)信号、
G(緑)信号、B(青)信号といった複数の信号につい
て倍の情報量に変換することが必要である。この際、こ
の倍密度走査変換を行う回路よりも前段回路或いは後段
回路で生じる各信号の遅延信号差をどこかで補償し、同
一画像の情報が同一タイミングでCRTに入力されるよ
うにする。このため、倍密度走査用ラインメモリにおい
て出力データをシフトさせて遅延時間を調整することが
行われる。
同図(b)は、同図(a)に対し出力データDout のタ
イミングをシフトさせた場合のタイムチャートを示して
いる。従来このような場合には、タイムチャートに示す
ようにリードアドレスリセット信号RRの入力タイミン
グをシフトさせるようにしている。これにより、リード
アドレスリセット信号RRのシフト量と同量だけ出力デ
ータタイミングがシフトする。
(発明が解決しようとする課題) 上述のように、従来技術では、出力データのタイミング
をシフトさせたい場合、そのシフト量と同量だけリード
アドレスリセット信号RRをシフトさせている。このよ
うにリードアドレスリセット信号RRをシフトさせた場
合、第6図(b)のタイムチャートに示すように、ライ
トアドレスリセット信号WRとリードアドレスリセット
信号Rとの間に時間的なずれが生じる。例えば第6図
(b)のタイムチャートではリードアドレスリセット信
号RRはライトアドレスリセット信号WRより入力デー
タDinの2クロック分だけ先行している。この場合、前
述のように、ライトアドレスリセット信号WR後の2つ
目のリードアドレスリセット信号RR(例えばタイムチ
ャートの左端のリードアドレスリセット信号RR)の入
力時点で書込みと読み出しのメモリエリアが交替するか
ら、左端のリードアドレスリセット信号RRの入力時点
以後に書き込まれるデータAm-1 ,Aは、その前に書
き込まれたデータA,A,…,Am-2 とは異なるメ
モリエリアに書き込まれる。別言すると、これまで書込
まれていたエリアのアドレスのm−1,mにはデータが
書込まれない。その結果、左端のリードアドレスリセッ
ト信号RRで開始される読み出しサイクルでは、データ
,A,…,Am-2 が読み出された後、データA
m-1 ,Aは読み出されず無関係なデータ(内容不明の
出力;タイムチャートの“X”で示すデータ)が読み出
される。これと同様のことが全ての読み出しサイクルに
おいて生じる。このように、リードアドレスリセット信
号RRをシフトさせると、ライトアドレスリセット信号
WRとリードアドレスリセット信号RR間に時間的なず
れが生じ、このずれの期間中に書き込まれたデータは出
力データ内から欠けてしまうという問題が生じる。
また、ラインメモリの動作速度の高速化を図るため、前
述のように書込みに際し1:nのシリアル・パラレル変
換を行って、入力データDinのnクロック毎にメモリセ
ルへ書込みを行うようにしている。この場合、あるアド
レスへの書込動作の途中で書込みと読み出しのメモリエ
リアの交替が行われることがないように、リードアドレ
スリセット号信号RRとライトアドレスリセット信号W
R間の時間的ずれはリードアドレスの増加周期と等しい
か又はその自然数倍となっていなければならない。その
ため、リードアドレスリセット信号RRのシフトは入力
データDinのnクロック単位で行わなければならず、従
って入力データDinのnクロック単位でしかデータ出力
タイミングのシフトが行えない。
従って、本発明の目的は、出力タイミングを従来より細
かい時間巾でシフトすることができ、かつ出力データが
欠けることもない倍密度走査用ラインメモリを提供する
ことにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明の倍密度走査用ライン
メモリは、所定量の画像データ(Din)を記憶し得る2
つの記憶領域を備えるメモリセル(1)と、供給される
一連の画像データ(Din)を、画像データの上記所定量
毎に上記2つの記憶領域に交互に書込む書込手段(4)
と、上記2つの記憶領域のうち非書込中の領域から書込
みのN(自然数)倍の速さで上記所定量の画像データを
N回繰り返して読み出す読出手段(5)と、を有する倍
密度走査用ラインメモリにおいて、上記画像データの書
込アドレスをシフトさせる書込シフト手段(8)と、上
記画像データの読出アドレスをシフトさせる読出シフト
手段(9)と、上記書込シフト手段及び上記読出シフト
手段の各シフト量を同量に設定するシフト量設定手段
(12)と、を備えることを特徴とする。
(作 用) 上記構成によれば、データ出力タイミングをシフトさせ
るために読み出し(リード)アドレスのリセットタイミ
ングをシフトさせた場合、書込(ライト)アドレスのリ
セットタイミングも同量だけシフトさせることができ
る。つまり、リードアドレスリセットタイミングとライ
トアドレスリセットタイミングとを一致させた状態でそ
れらをシフトさせることができる。このように両アドレ
スのリセットタイミングを一致させてシフトした場合、
そのシフト量に入出力データのレート比を乗じた値から
シフト量を減じた値だけデータ出力タイミングがシフト
する。
また、ライトアドレスリセットタイミングとリードアド
レスリセットタイミングとが一致することは、書込サイ
クルの終了時期とメモリエリアの交替時期とが一致して
いることを意味する。従って、従来のように書込サイク
ルの終了前にメモリエリアが交替してしまうことがな
く、読み出された出力データの一部が欠けるということ
がない。従来、出力データの一部が欠けた部分には、一
般に画像相関の高い隣接する走査線の画像データが代り
に入るため、テレビ等の視聴者に視覚的な違和感を生じ
させることが少ない。
さらに、ライトアドレスリセットタイミングとリードア
ドレスリセットタイミングとが一致しているということ
は、両タイミング間の時間ずれをリードアドレスの増加
周期の自然数倍に設定しなければならないという制約を
受けないことを意味する。そのため、ライトおよびリー
ドアドレスリセットタイミングのシフトは入力データの
1クロックを単位として行うことができる。その場合、
前述のようにデータ出力タイミングのシフト量はアドレ
スリセットタイミングのシフト量に入出力データレート
比を乗じた値からシフト量を減じた値となるため、デー
タ出力タイミングのシフトは従来より細かい単位で行う
ことができ、特に、入出力データレート比が2の通常の
利用法の場合には出力データの1クロックを単位として
行うことが可能となる。
(実施例) 以下、本発明を実施例により具体的に説明する。
第1図は本発明に係る倍密度走査用ラインメモリの構成
を示し、第2図はそのタイムチャートを示す。第2図で
は、出力データレートが入力データレートの2倍である
場合についてタイムチャートが例示されている。
第1図において、入力データDinは入力バッファ2を介
して1:n(nは自然数)シリアル・パラレル変換回路
3にシリアルに入力される。この変換回路3は入力デー
タDinのレートに比例したレートで入力されるライトク
ロックWCKにより動作し、その入力動作速度は入力デ
ータDinのレートと同一であり、出力動作速度は入力動
作速度の1/nとなる。こうして動作速度が1/nとな
った変換回路3の出力は、メモリセル1に入力され、書
込手段たるライトアドレスポインタ4により指定された
アドレスに書き込まれる。
ライトアドレスポインタ4はライトクロックWCKによ
り動作し、変換回路3の出力タイミング毎にライトアド
レスを増加させて行く。そして、ライトアドレスの所定
自然数回目の増加タイミング毎に発生するライトアドレ
スリセット信号WRをシフト回路8で時間的にシフトさ
せたライトアドレスリセット信号WR′の入力により、
ライトアドレスを“0”に戻し新たな書込サイクルを開
始する。
メモリセル1に書込まれたデータは、読出手段たるリー
ドアドレスポインタ5により指定されたアドレスのデー
タから順に読み出される。リードアドレスポインタ5は
出力データDout のレートに比例したレートで入力され
るリードクロックRCKにより動作し、ライトアドレス
の増加周期より入出力データレート比倍だけ短い周期で
リードアドレスを増加させて行く。そして、リードアド
レスの所定自然数回目の増加タイミング毎に発生するリ
ードアドレスリセット信号RRをシフト回路9で時間的
にシフトさせたリードアドレスリセット信号RR′の入
力により、リードアドレスを“0”に戻し新たなリード
サイクルを開始する。
書込シフト手段たるシフト回路8は、そのシフト量の可
変単位を決めるためにライトクロックWCKが入力さ
れ、ライトクロックWCKの1クロック単位つまり入力
データDinの1クロック単位でシフト量を可変できるよ
うになっている。また、読出シフト手段たるシフト回路
9は、そのシフト量の可変単位を決めるためにリードク
ロックRCKが入力され、ライトクロックWCKの1ク
ロック単位つまりはデータDout の1クロック単位でシ
フト量を可変できるようになっている。
第3図はシフト回路8(9)の回路構成の一例を示す。
同図に示すシフト回路8は、多段に縦列接続されたD型
フリップフロープ10〜10より成るシフトレジス
タを備える。このシフトレジスタの各段フリップフロッ
プ10〜10のクロック端子にはライトクロックW
CKが加えられ、初段フリップフロップ10のD入力端
子にはライトアドレスリセット信号WRが加えられる。
従って、ライトアドレスリセット信号WRはライトクロ
ックWCRが1クロック入力される毎にシフトレジスタ
の後段へ順次移送されて行く。初段フリップフロップ1
のD入力端子Dおよび各フリップフロップ10
〜10の出力端子Q〜Qはセレクタ11の入力端
子に接続される。セレクタ11はそれら入力信号の1つ
を選択してライトアドレスリセット信号WR′として出
力する。この選択はセレクトスイッチ12からのコード
信号に基づいて行われる。セレクトスイッチ12は例え
ば手動により操作されるスイッチ群を有し、それらのオ
ン/オフに対応したコード信号を出力する。セレクトス
イッチ12により初段フリップフロップ10の出力Q
を選択した場合と3段目フリップフロップ10の出
力Qを選択した場合における各ライドアドレスリセッ
ト信号WR′をそれぞれケース1、ケース2として第4
図に示す。この図から、ライトアドレスリセット信号W
R′はライトクロックWCRの1クロック単位で遅延さ
れ得ることが判る。出力側のシフト回路9も上記と同様
に構成されている。
シフト回路8とシフト回路9のシフト量は互いに同一と
なるように各々のセレクタスイッチ12により設定され
る。あるいは、両シフト回路8,9が同一のセレクトス
イッチ12を共用するようにして、自動的にシフト量が
同一になるように構成することもできる。ここで、セレ
クトスイッチ12はシフト量設定手段に対応する。シフ
ト量が同一となる結果、例えば出力データレートが入力
データレートの2倍の場合、入力データDinの1クロッ
クは出力データDout の2クロックに相当するから、シ
フト回路9のシフト量の可変は実際には出力データDou
t の2クロック単位となる。シフト回路8,9のシフト
量はデータ出力タイミングをシフトさせる場合にのみあ
る有限量に設定され、データ出力タイミングをシフトさ
せない場合は“0”に設定される。
メモリセル1は従来のそれと同一である。即ち、同一ア
ドレス数のメモリエリアを2つ有し、この2つのメモリ
エリアに交互に書込みが行われ、書込みが行われていな
いメモリエリアに読み出しが行われる。例えば出力デー
タレートが入力データレートの2倍の場合、1つの書込
サイクルの間に読み出しサイクルは2回行われる。この
2サイクルの読み出しが終った時点のリードアドレスリ
セット信号RR′により、書き込みと読み出しのメモリ
エリアが交替する。
メモリセル1から読み出されたデータはn:1パラレル
・シリアル変換回路6に入力される。この変換回路6は
リードクロックRCKにより動作し、その入力動作速度
はメモリセル1の読み出し速度と同一であり、出力動作
速度は入力動作速度とn倍つまり出力データDout のレ
ートと同一である。この変換回路6の出力は出力バッフ
ァ7を介して出力データDout としてシリアルに出力さ
れる。
次に、かかる構成による作動を第2図のタイムチャート
により説明する。同図(a)はシフト回路8,9とシフ
ト量を“0”とした場合、同図(b)はデータ出力タイ
ミングをシフトさせるためにシフト回路8,9のシフト
量を入力データDinの2クロックに設定した場合の各タ
イムチャートを示している。
同図(a)の場合は既に説明した第6図(a)の場合と
同一であり、例えばライトアドレスリセット信号WR′
の立下り部分によってライトアドレスポインタ4がリセ
ットされ、データB(ライトアドレス0),B,…
…,B(ライトアドレスm-1 )の書込みが開始される
と、同時入力のリードアドレスリセット信号RR′の立
下り部分によってリードアドレスポインタ5がリセット
され、前に書込まれたデータA(リードアドレス
0),A,……,A(リードアドレスm-1 )の読み
出しが開始され、この読み出しが2サイクル完了すると
書込サイクルを完了し、次いで同時入力される両リセッ
ト信号WR′RR′により次のデータC,C,…
…,Cの書込みと先程書込まれたデータB,B
……,Bの読み出しとが開始されるというように動作
が繰り返されて行く。
同図(b)のタイムチャートは、上記(a)の場合に対
し、リードアドレスリセット信号RR′を入力データD
inの2クローク(つまり出力データDout の4クロッ
ク)だけシフトした場合を示している。この場合、前述
のようにライトアドレスリセット信号WR′もリードア
ドレスリセット信号RR′と同量だけシフトされ、両リ
セット信号WR′,RR′のタイミングの一致が保持さ
れる。このタイミングチャートにおいて、例えば左端の
ライトアドレスリセット信号WR′の入力時点に着目す
ると、この時点から開始される書込サイクルは同図
(a)の場合より2データ前のデータAm-1 から開始さ
れることがわかる。従って、その前の書込サイクルでは
データAm-1 の前のデータZm-1 (ライトアドレス
0),Z,A,A,……,Am-2 (ライトアドレ
スm-1 )が書き込まれていることになるから、左端のリ
ードアドレスリセット信号RR′により開始される読み
出しサイクルでは、データZm-1 (リードアドレス0)
から読み出しが開始される。この最初のデータZm-1
読み出し時点は同図(a)の場合における最初のデータ
の読み出し時点より、リセット信号WR′RR′の
シフト量つまり出力データDout の4クロック分だけ先
行した時点にある。従って、データZm-1 より2クロッ
ク後に読み出されるデータAは、同図(a)の場合に
おける同データAの読み出し時点より出力データの2
クロック分だけ先行することになる。これと同じことが
他の全てのデータについても言える。即ち、リセット信
号WR′,RR′を入力データDinの2クロック分だけ
シフトしたことにより、入力データの1クロック分のシ
フト量がデータ出力タイミングに生じる。一般的に言え
ば、リセット信号WR′,RR′のシフト量に出力デー
タの入力データに対するレート比(この例で2)を乗じ
た値からシフト量を減じた値、つまり、入出力データレ
ート比から1を減じた値にシフト量を乗じた値に相当す
るシフト量がデータ出力タイミングに生じることにな
る。その場合、リセット信号WR′,RR′のシフトは
入力データの1クロック単位で行うことができるため、
これに上記入出力レート比から1を減じた値に乗じた値
つまり出力データの1クロックがデータ出力タイミング
のシフト量の可変単位ということになる。
左端のライトアドレスリセット信号WR′により開始さ
れたデータAm-1 より始まり書込サイクルは、データA
m-1 (ライトアドレス0),A(ライトアドレス
1),B(ライトアドレス2),B(ライトアドレ
ス3),…と進んで行くデータBm-2 (ライトアドレス
m-1 )の書込みで完了する。この間に、前の書込サイク
ルで書き込まれたデータZm-1 (リートアドレス0),
(リードアドレス1),A(リードアドレス
2),A(リードアドレス3),…,Am-2 (リード
アドレスm-1 )に対する読み出しサイクルが2回行われ
る。この2回の読み出しサイクルの完了により、次のラ
イトアドレスリセット信号WR′およびリードアドレス
リセット信号RR′が同時入力され、次の書込サイクル
および読み出しサイクルが開始される。
出力データDout は、…,Zm-1 ,Z,A,A
…,Am-2 、Zm-1 ,Z,A,A,…,Am-2
m-1 ,A,B,B,B,…となり、従来、デ
ータが欠けた部分(第6図の最初の“××”部)に、前
後のデータとは非連続なデータZm-1 ,Zが挿入され
ている。画像データの場合、隣接する走査線の画像情報
は通常相関度が高く、値が近似しているので、Am-1
の代わりにZm-1 ,Zが挿入されても特に不具合
はない。不定のデータがノイズとして部分的に加わる従
来よりS/Nは改善される。
このようにして、入力データDinはその入力された順序
に従って読み出されて出力データDout となって行くの
で、出力データDout の一部が従来のように欠けてしま
うことは無い。
尚、上記実施例では出力データレートが入力データレー
トの2倍の場合を例に説明したが、2倍を越える倍率の
場合にも本発明が適用できることは勿論である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、入出力データレー
トの異なるラインメモリにおいて、リードアドレスのリ
セットタイミングをシフトした場合、ライトアドレスの
リセットタイミングも同様にシフトして両タイミングを
一致させることができるように構成したので、出力デー
タの一部を欠くことなくデータ出力タイミングをシフト
することができ、かつそのシフト量を入出力データレー
ト比から1を減じた値に相当する出力データのクロック
数単位で設定することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る倍密度走査用ラインメモリの一実
施例を示すブロック図、第2図は第1図の実施例の作動
を示すタイムチャート、第3図はシフト回路の一例を示
す回路図、第4図は第3図の作動を示すタイムチャー
ト、第5図は倍密度走査用ラインメモリの従来例を示す
ブロック図、第6図は第5図の従来例の作動を示すタイ
ムチャートである。 1……メモリセル、2……入力バッファ、3……1:n
シリアル・パラレル変換回路、4……ライトアドレスポ
インタ、5……リードアドレスポインタ、6……n:1
パラレル・シリアル変換回路、7……出力バッファ、
8,9……シフト回路、10……D型フリップフロッ
プ、11……セレクタ、12……セレクトスイッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定量の画像データを記憶し得る2つの記
    憶領域を備えるメモリセルと、 供給される一連の画像データを、画像データの前記所定
    量毎に前記2つの記憶領域に交互に書込む書込手段と、 前記2つの記憶領域のうち非書込中の領域から書込みの
    N(自然数)倍の速さで前記所定量の画像データをN回
    繰り返して読み出す読出手段と、 を有する倍密度走査用ラインメモリであって、 前記画像データの書込アドレスをシフトさせる書込シフ
    ト手段と、 前記画像データの読出アドレスをシフトさせる読出シフ
    ト手段と、 前記書込シフト手段及び前記読出シフト手段の各シフト
    量を同量に設定するシフト量設定手段と、 を備えることを特徴とする倍密度走査用ラインメモリ。
JP63141979A 1988-06-09 1988-06-09 倍密度走査用ラインメモリ Expired - Fee Related JPH0642196B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63141979A JPH0642196B2 (ja) 1988-06-09 1988-06-09 倍密度走査用ラインメモリ
US07/363,276 US4945518A (en) 1988-06-09 1989-06-08 Line memory for speed conversion
KR1019890007942A KR920003754B1 (ko) 1988-06-09 1989-06-09 속도변환용 라인메모리
EP89110481A EP0345807B1 (en) 1988-06-09 1989-06-09 Line memory for speed conversion
DE68925307T DE68925307T2 (de) 1988-06-09 1989-06-09 Zeilenspeicher für Geschwindigkeitsumwandlung

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