JPH06341547A - 電磁弁を固定する装置 - Google Patents
電磁弁を固定する装置Info
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- JPH06341547A JPH06341547A JP397894A JP397894A JPH06341547A JP H06341547 A JPH06341547 A JP H06341547A JP 397894 A JP397894 A JP 397894A JP 397894 A JP397894 A JP 397894A JP H06341547 A JPH06341547 A JP H06341547A
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- recess
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Links
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- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 24
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 claims 1
- 238000000034 method Methods 0.000 claims 1
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/0003—Arrangement or mounting of elements of the control apparatus, e.g. valve assemblies or snapfittings of valves; Arrangements of the control unit on or in the transmission gearbox
- F16H61/0009—Hydraulic control units for transmission control, e.g. assembly of valve plates or valve units
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K27/00—Construction of housing; Use of materials therefor
- F16K27/04—Construction of housing; Use of materials therefor of sliding valves
- F16K27/041—Construction of housing; Use of materials therefor of sliding valves cylindrical slide valves
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K27/00—Construction of housing; Use of materials therefor
- F16K27/04—Construction of housing; Use of materials therefor of sliding valves
- F16K27/048—Electromagnetically actuated valves
-
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K31/00—Actuating devices; Operating means; Releasing devices
- F16K31/02—Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic
- F16K31/06—Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic using a magnet, e.g. diaphragm valves, cutting off by means of a liquid
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 保持湾曲部材によって電磁弁ケーシングに生
ずる応力を著しくわずかにし,電磁弁を短く構成する。 【構成】 電磁弁12は自動変速機の収容孔11内に挿
入されている。保持湾曲部材25が制御ケーシング10
に固定されていて,電磁弁ケーシング13の外周面の突
起18をまたいでいる。突起の,収容孔とは逆の側に凹
所19が形成されており,この凹所内に,保持湾曲部材
の下方に向かって直角に折り曲げられた自由端部36が
係合して,電磁弁を固定している。
ずる応力を著しくわずかにし,電磁弁を短く構成する。 【構成】 電磁弁12は自動変速機の収容孔11内に挿
入されている。保持湾曲部材25が制御ケーシング10
に固定されていて,電磁弁ケーシング13の外周面の突
起18をまたいでいる。突起の,収容孔とは逆の側に凹
所19が形成されており,この凹所内に,保持湾曲部材
の下方に向かって直角に折り曲げられた自由端部36が
係合して,電磁弁を固定している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,弁接続部分を自動変速
機の収容孔内に突入させている電磁弁を固定する装置で
あって,ばね作用のある保持湾曲部材を有し,この保持
湾曲部材は自動変速機の制御ケーシングに固定されてい
て,電磁弁の凹所内に係合している形式のものに関す
る。
機の収容孔内に突入させている電磁弁を固定する装置で
あって,ばね作用のある保持湾曲部材を有し,この保持
湾曲部材は自動変速機の制御ケーシングに固定されてい
て,電磁弁の凹所内に係合している形式のものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】このような電磁弁は,自動車の自動変速
機においてクラッチを操作する圧力媒体流を制御及び
(又は)調節するために役立つ。そしてこのような電磁
弁は電磁弁ケーシングと圧力媒体通路を有する弁接続部
分とを備えている。弁接続部分は自動変速機の制御ケー
シングの受容孔内に挿入され,自動変速機の圧力媒体通
路に接続される。従来の電磁弁を固定する装置において
は,制御ケーシングに保持湾曲部材が取り付けられてお
り,この保持湾曲部材はほぼ半円形の区分を有してい
る。この半円形の区分によって,電磁弁のケーシング若
しくは弁接続部分のリング溝内に係合する固定区分が形
成される。このような電磁弁固定装置の耐振動強度を増
大させるために,保持湾曲部材の半円形区分の自由端部
はフック状に形成されていて,リング溝の側壁に点接触
若しくは線接触している。このような電磁弁固定装置の
欠点は,この点接触若しくは線接触によってリング溝の
ところに著しい集中応力が生じ,したがって電磁弁のケ
ーシング又は弁接続部分を相応して強度及び厚さの大き
い材料から作らなければならない。また保持湾曲部材の
半円形区分の自由端部を支えるリング溝の側壁部分の軸
方向厚さも大きくしておかなければならない。この結果
電磁弁が長くなり,その重量が増大する。
機においてクラッチを操作する圧力媒体流を制御及び
(又は)調節するために役立つ。そしてこのような電磁
弁は電磁弁ケーシングと圧力媒体通路を有する弁接続部
分とを備えている。弁接続部分は自動変速機の制御ケー
シングの受容孔内に挿入され,自動変速機の圧力媒体通
路に接続される。従来の電磁弁を固定する装置において
は,制御ケーシングに保持湾曲部材が取り付けられてお
り,この保持湾曲部材はほぼ半円形の区分を有してい
る。この半円形の区分によって,電磁弁のケーシング若
しくは弁接続部分のリング溝内に係合する固定区分が形
成される。このような電磁弁固定装置の耐振動強度を増
大させるために,保持湾曲部材の半円形区分の自由端部
はフック状に形成されていて,リング溝の側壁に点接触
若しくは線接触している。このような電磁弁固定装置の
欠点は,この点接触若しくは線接触によってリング溝の
ところに著しい集中応力が生じ,したがって電磁弁のケ
ーシング又は弁接続部分を相応して強度及び厚さの大き
い材料から作らなければならない。また保持湾曲部材の
半円形区分の自由端部を支えるリング溝の側壁部分の軸
方向厚さも大きくしておかなければならない。この結果
電磁弁が長くなり,その重量が増大する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は,保持
湾曲部材によって電磁弁ケーシングに生ずる応力を著し
くわずかにし,電磁弁を短く構成し得るようにすること
である。
湾曲部材によって電磁弁ケーシングに生ずる応力を著し
くわずかにし,電磁弁を短く構成し得るようにすること
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に,本発明の構成によれば,最初に述べた形式の電磁弁
固定装置において,電磁弁のケーシングに突起が形成さ
れており,この突起を保持湾曲部材がまたいでおり,突
起の,収容孔とは逆の側に凹所が形成されており,この
凹所内に,保持湾曲部材の直角に折り曲げられた自由端
部が係合しているようにした。
に,本発明の構成によれば,最初に述べた形式の電磁弁
固定装置において,電磁弁のケーシングに突起が形成さ
れており,この突起を保持湾曲部材がまたいでおり,突
起の,収容孔とは逆の側に凹所が形成されており,この
凹所内に,保持湾曲部材の直角に折り曲げられた自由端
部が係合しているようにした。
【0005】
【発明の効果】この構成によって,保持湾曲部材の自由
端部が電磁弁のケーシングに点接触若しくは線接触する
ことが避けられ,保持湾曲部材の自由端部は電磁弁ケー
シングに面接触する。したがって大きな集中応力が生ず
ることはない。これにより電磁弁を短く構成することが
できる。
端部が電磁弁のケーシングに点接触若しくは線接触する
ことが避けられ,保持湾曲部材の自由端部は電磁弁ケー
シングに面接触する。したがって大きな集中応力が生ず
ることはない。これにより電磁弁を短く構成することが
できる。
【0006】保持湾曲部材の寸法と電磁弁ケーシングの
凹所の寸法とをほぼ同じにすると,付加的に電磁弁の回
動防止作用が生ぜしめられる。また凹所の配置位置又は
寸法によって,外形は同じであるが弁機能は異なってい
る電磁弁を識別することができる。
凹所の寸法とをほぼ同じにすると,付加的に電磁弁の回
動防止作用が生ぜしめられる。また凹所の配置位置又は
寸法によって,外形は同じであるが弁機能は異なってい
る電磁弁を識別することができる。
【0007】
【実施例】以下においては図面に示した実施例に基づい
て本発明の構成を具体的に説明する。
て本発明の構成を具体的に説明する。
【0008】図1及び図2において,符号10は自動変
速機の制御ケーシングを示す。この制御ケーシング内に
は,電磁弁12のための複数の受容孔11が形成されて
いる。これらの受容孔は,電磁弁12を取り付けるため
に役立つとともに,圧力媒体の供給若しくは排出のため
に役立つ。電磁弁12は電磁弁ケーシング13と弁接続
部分14とを有している。弁接続部分14は,受容孔1
1内にシールされて挿入されている円筒形の弁区分15
と,直径の大きいつば状の円筒区分16とを有してお
り,この円筒区分は制御ケーシング10の端面17に当
てつけられていて,受容孔11をふさいでいる。円筒区
分16が端面17に当てつけられていることによって,
電磁弁の挿入深さが確定されており,弁接続部分14内
の図示されていない圧力媒体通路と制御ケーシングの圧
力媒体通路とが正確に位置合わせされる。
速機の制御ケーシングを示す。この制御ケーシング内に
は,電磁弁12のための複数の受容孔11が形成されて
いる。これらの受容孔は,電磁弁12を取り付けるため
に役立つとともに,圧力媒体の供給若しくは排出のため
に役立つ。電磁弁12は電磁弁ケーシング13と弁接続
部分14とを有している。弁接続部分14は,受容孔1
1内にシールされて挿入されている円筒形の弁区分15
と,直径の大きいつば状の円筒区分16とを有してお
り,この円筒区分は制御ケーシング10の端面17に当
てつけられていて,受容孔11をふさいでいる。円筒区
分16が端面17に当てつけられていることによって,
電磁弁の挿入深さが確定されており,弁接続部分14内
の図示されていない圧力媒体通路と制御ケーシングの圧
力媒体通路とが正確に位置合わせされる。
【0009】電磁弁12は電磁弁ケーシング13の外面
にほぼ直方体形の突起18を有しており,この突起に
は,上方に向かって開いている凹所19が形成されてい
る。この凹所19と制御ケーシング10との間には縁部
20が残されている。更に凹所19はそれぞれ2つの側
縁部21・22によって囲まれており,したがって凹所
19はほぼU字形に囲まれている。
にほぼ直方体形の突起18を有しており,この突起に
は,上方に向かって開いている凹所19が形成されてい
る。この凹所19と制御ケーシング10との間には縁部
20が残されている。更に凹所19はそれぞれ2つの側
縁部21・22によって囲まれており,したがって凹所
19はほぼU字形に囲まれている。
【0010】制御ケーシング10の上面24にはばね作
用を有する保持湾曲部材25の一方の端部が固定されて
いる。この保持湾曲部材は,固定区分27から直角に折
り曲げられた支持区分26をもって制御ケーシング10
に支えられている。固定区分27は制御ケーシングの上
面24に対してほぼ平行であり,固定ねじ28がこの固
定区分を通って制御ケーシング10にねじ込まれてい
る。固定区分27から互いに逆の方向に2つの固定脚部
30及び31が延びており,これらの固定脚部は電磁弁
12の縦軸線32に対してほぼ直角である。固定脚部3
0・31の端部からそれぞれ1つのばね区分33a・3
3bが直角に,すなわち縦軸線32に対してほぼ平行
に,延びている。第3のばね区分33cは固定区分27
から直接に縦軸線32の方向に延びている。要するに,
これら3つのばね区分33a〜33cはそれぞれ縦軸線
32に対して平行にかつ固定される電磁弁12の上方を
延びている。そしてばね区分33a〜33cはそれぞれ
上方に向かって段状に曲げられた中間区分34を介して
固定区分27若しくは固定脚部30・31に結合されて
いる。
用を有する保持湾曲部材25の一方の端部が固定されて
いる。この保持湾曲部材は,固定区分27から直角に折
り曲げられた支持区分26をもって制御ケーシング10
に支えられている。固定区分27は制御ケーシングの上
面24に対してほぼ平行であり,固定ねじ28がこの固
定区分を通って制御ケーシング10にねじ込まれてい
る。固定区分27から互いに逆の方向に2つの固定脚部
30及び31が延びており,これらの固定脚部は電磁弁
12の縦軸線32に対してほぼ直角である。固定脚部3
0・31の端部からそれぞれ1つのばね区分33a・3
3bが直角に,すなわち縦軸線32に対してほぼ平行
に,延びている。第3のばね区分33cは固定区分27
から直接に縦軸線32の方向に延びている。要するに,
これら3つのばね区分33a〜33cはそれぞれ縦軸線
32に対して平行にかつ固定される電磁弁12の上方を
延びている。そしてばね区分33a〜33cはそれぞれ
上方に向かって段状に曲げられた中間区分34を介して
固定区分27若しくは固定脚部30・31に結合されて
いる。
【0011】ばね脚部33a〜33cの自由端部36は
それぞれ下方に向かってほぼ直角に折り曲げられてい
て,固定される電磁弁の凹所19内に係合している。こ
の場合ばね区分33a〜33cの寸法は次のように選定
されている。すなわち,ばね区分33a〜33cの折り
曲げられた自由端部36が凹所19内で突起18の縁部
20の背面37に密着するようになっている。
それぞれ下方に向かってほぼ直角に折り曲げられてい
て,固定される電磁弁の凹所19内に係合している。こ
の場合ばね区分33a〜33cの寸法は次のように選定
されている。すなわち,ばね区分33a〜33cの折り
曲げられた自由端部36が凹所19内で突起18の縁部
20の背面37に密着するようになっている。
【0012】電磁弁12を取り付ける場合,各電磁弁は
それぞれ受容孔11内に差し込まれ,円筒区分16が制
御ケーシング10の端面17に接触せしめられる。次い
で,保持湾曲部材25のばね脚部33a〜33cの自由
端部36がそれぞれ凹所19内に係合せしめられ,固定
区分27が制御ケーシング10に固定ねじ28によって
固定される。固定ねじ28を締め付けることによって,
保持湾曲部材が固定されると同時に,中間区分34が変
形せしめられて,ばね区分33a〜33c若しくは保持
湾曲部材25全体に初ばね力が生ぜしめられ,電磁弁が
耐振動性に固定される。
それぞれ受容孔11内に差し込まれ,円筒区分16が制
御ケーシング10の端面17に接触せしめられる。次い
で,保持湾曲部材25のばね脚部33a〜33cの自由
端部36がそれぞれ凹所19内に係合せしめられ,固定
区分27が制御ケーシング10に固定ねじ28によって
固定される。固定ねじ28を締め付けることによって,
保持湾曲部材が固定されると同時に,中間区分34が変
形せしめられて,ばね区分33a〜33c若しくは保持
湾曲部材25全体に初ばね力が生ぜしめられ,電磁弁が
耐振動性に固定される。
【0013】電磁弁12のケーシングはプラスチック例
えばポリアミドから作られており,したがって凹所19
を有する突起18を一緒に成形することができる。この
ような射出成形プラスチック(例えばポリアミド)はス
ラスト負荷に対してかなりの強度を有しており,保持湾
曲部材25の自由端部36が突起18の縁部20の壁面
に密着しても,強く負荷された領域若しくは過負荷領域
が生じることはない。
えばポリアミドから作られており,したがって凹所19
を有する突起18を一緒に成形することができる。この
ような射出成形プラスチック(例えばポリアミド)はス
ラスト負荷に対してかなりの強度を有しており,保持湾
曲部材25の自由端部36が突起18の縁部20の壁面
に密着しても,強く負荷された領域若しくは過負荷領域
が生じることはない。
【0014】保持湾曲部材25は,図示のように,3つ
の電磁弁12の固定に使用することができる。しかしな
がら,保持湾曲部材がたんに1つの電磁弁を固定するよ
うにすることも可能である。その場合には,ばね区分3
3a・33bを有する固定脚部30及び31を取り除
く。また,中央のばね区分33cを取り除いて,たんに
2つの電磁弁を対称的に固定するようにすることも可能
である。更に,4つ以上の電磁弁12を1つの制御ケー
シング10に固定することも可能である。
の電磁弁12の固定に使用することができる。しかしな
がら,保持湾曲部材がたんに1つの電磁弁を固定するよ
うにすることも可能である。その場合には,ばね区分3
3a・33bを有する固定脚部30及び31を取り除
く。また,中央のばね区分33cを取り除いて,たんに
2つの電磁弁を対称的に固定するようにすることも可能
である。更に,4つ以上の電磁弁12を1つの制御ケー
シング10に固定することも可能である。
【0015】保持湾曲部材25を固定ねじ28によって
制御ケーシング10の上面24に固定することは,たん
なる1例にすぎない。固定ねじ28及び固定区分27の
位置を90°変えて,制御ケーシングの端面17に固定
することも可能である。すなわちこの場合には中間区分
34を図1の位置から上方に90°折り曲げる。この場
合においても,支持区分26は固定ねじ28の中間区分
34とは逆の側に位置しており,ある程度の初ばね力が
生ぜしめられる。
制御ケーシング10の上面24に固定することは,たん
なる1例にすぎない。固定ねじ28及び固定区分27の
位置を90°変えて,制御ケーシングの端面17に固定
することも可能である。すなわちこの場合には中間区分
34を図1の位置から上方に90°折り曲げる。この場
合においても,支持区分26は固定ねじ28の中間区分
34とは逆の側に位置しており,ある程度の初ばね力が
生ぜしめられる。
【0016】ばね区分33a〜33cの幅bは凹所19
の幅B若しくは両方の側縁部21・22の間隔Bよりも
わずかに小さいだけである。したがってばね区分33a
〜33cの自由端部36が凹所19内に係合することに
よって,付加的に電磁弁12の回動が防止される。これ
によって,電磁弁の図示されていない電気接続部も正し
い位置にあることになる。
の幅B若しくは両方の側縁部21・22の間隔Bよりも
わずかに小さいだけである。したがってばね区分33a
〜33cの自由端部36が凹所19内に係合することに
よって,付加的に電磁弁12の回動が防止される。これ
によって,電磁弁の図示されていない電気接続部も正し
い位置にあることになる。
【0017】ばね区分33a〜33cの幅bと凹所19
の幅Bとを適当に選定することによって,保持湾曲部材
25と電磁弁12とを明確に組み合わせることができ
る。換言すれば,外見では分からない電磁弁の構造を識
別することができる。更に付加的に,あるいはこのよう
にする代わりに,円筒区分16が接触している制御ケー
シング10の端面17と凹所19との間隔を変化させ
て,電磁弁の構造の識別値にすることも可能である。こ
れによって,外観が同じでも,弁機能若しくは内部構造
が異なっている電磁弁を取り違えることが避けられる。
特に,外観が同じで構造が異なっている2種以上の電磁
弁を1つの自動変速機に使用する場合,保持湾曲部材2
5若しくはばね区分33a〜33cを相応して構成する
ことによって弁構造の識別を簡単かつ安価に行うことが
できる。従来の保持湾曲部材と異なって,本発明による
保持湾曲部材の自由端部36は縁部20の背面37に面
接触する。これによって,保持湾曲部材が接触する電磁
弁領域における集中応力が著しく減少せしめられる。こ
の電磁弁領域においては,既に述べたように,主として
電磁弁の縦軸線32に対して平行なスラスト負荷が作用
するが,前述の射出成形プラスチックはスラスト負荷に
対してかなりの強度を有している。
の幅Bとを適当に選定することによって,保持湾曲部材
25と電磁弁12とを明確に組み合わせることができ
る。換言すれば,外見では分からない電磁弁の構造を識
別することができる。更に付加的に,あるいはこのよう
にする代わりに,円筒区分16が接触している制御ケー
シング10の端面17と凹所19との間隔を変化させ
て,電磁弁の構造の識別値にすることも可能である。こ
れによって,外観が同じでも,弁機能若しくは内部構造
が異なっている電磁弁を取り違えることが避けられる。
特に,外観が同じで構造が異なっている2種以上の電磁
弁を1つの自動変速機に使用する場合,保持湾曲部材2
5若しくはばね区分33a〜33cを相応して構成する
ことによって弁構造の識別を簡単かつ安価に行うことが
できる。従来の保持湾曲部材と異なって,本発明による
保持湾曲部材の自由端部36は縁部20の背面37に面
接触する。これによって,保持湾曲部材が接触する電磁
弁領域における集中応力が著しく減少せしめられる。こ
の電磁弁領域においては,既に述べたように,主として
電磁弁の縦軸線32に対して平行なスラスト負荷が作用
するが,前述の射出成形プラスチックはスラスト負荷に
対してかなりの強度を有している。
【図1】断面して示した制御ケーシングに保持湾曲部材
によって固定された電磁弁の側面図である。
によって固定された電磁弁の側面図である。
【図2】保持湾曲部材によって固定された3つの電磁弁
の平面図である。
の平面図である。
10 制御ケーシング, 11 受容孔, 12 電磁
弁, 13 電磁弁ケーシング, 14 弁接続部分,
15 弁区分, 16 円筒区分, 17端面, 1
8 突起, 19 凹所, 20 縁部, 21及び2
2 側縁部,24 上面, 25 保持湾曲部材, 2
6 支持区分, 27 固定区分,28 固定ねじ,
30及び31 固定脚部, 32 縦軸線, 33a〜
33c ばね区分, 34 中間区分, 36 自由端
部, 37 背面, b及びB 幅
弁, 13 電磁弁ケーシング, 14 弁接続部分,
15 弁区分, 16 円筒区分, 17端面, 1
8 突起, 19 凹所, 20 縁部, 21及び2
2 側縁部,24 上面, 25 保持湾曲部材, 2
6 支持区分, 27 固定区分,28 固定ねじ,
30及び31 固定脚部, 32 縦軸線, 33a〜
33c ばね区分, 34 中間区分, 36 自由端
部, 37 背面, b及びB 幅
フロントページの続き (72)発明者 クラウス シュット ドイツ連邦共和国 ノルトハイム クロス ターシュトラーセ 23 (72)発明者 エルヴィン クリンマー ドイツ連邦共和国 プリューダーハウゼン シェッフェルヴェーク 9
Claims (7)
- 【請求項1】 弁接続部分(14)を自動変速機の収容
孔(11)内に突入させている電磁弁(12)を固定す
る装置であって,ばね作用のある保持湾曲部材(25)
を有し,この保持湾曲部材は自動変速機の制御ケーシン
グ(10)に固定されていて,電磁弁の凹所(19)内
に係合している形式のものにおいて,電磁弁(12)の
ケーシング(13)に突起(18)が形成されており,
この突起を保持湾曲部材(25)がまたいでおり,突起
(18)の,収容孔(11)とは逆の側に凹所(19)
が形成されており,この凹所内に,保持湾曲部材(2
5)の直角に折り曲げられた自由端部(36)が係合し
ていることを特徴とする電磁弁を固定する装置。 - 【請求項2】 凹所(19)の幅(B)が保持湾曲部材
(25)の折り曲げられた自由端部(36)の幅(b)
にほぼ等しい請求項1記載の電磁弁を固定する装置。 - 【請求項3】 保持湾曲部材(25)がそれぞれ折り曲
げられた自由端部(36)を有する複数のばね区分(3
3a〜33c)を有しており,各自由端部はそれぞれ1
つの電磁弁(12)の凹所(19)内に係合している請
求項1又は請求項2記載の電磁弁を固定する装置。 - 【請求項4】 保持湾曲部材(25)が段状に折り曲げ
られた中間区分(34)を有している請求項1から請求
項3までのいずれか1項に記載の電磁弁を固定する装
置。 - 【請求項5】 保持湾曲部材(25)が固定ねじ(2
8)を通すための固定区分(27)を有しており,この
固定区分からほぼ直角に支持区分(26)が折り曲げら
れていて,制御ケーシング(10)に支えられている請
求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の電磁弁
を固定する装置。 - 【請求項6】 凹所(19)と自動変速機の制御ケーシ
ング(10)との間隔が電磁弁(12)の構造の識別値
になっている請求項1から請求項5までのいずれか1項
に記載の電磁弁を固定する装置。 - 【請求項7】 凹所(19)の幅(B)が電磁弁(1
2)の構造の識別値になっている請求項1から請求項6
までのいずれか1項に記載の電磁弁を固定する装置。
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---|---|---|---|
DE9300848U DE9300848U1 (de) | 1993-01-22 | 1993-01-22 | Vorrichtung zur Befestigung von Elektromagnetventilen |
DE9300848.1 | 1993-01-22 |
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---|---|
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---|---|---|---|
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DE (1) | DE9300848U1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013142442A (ja) * | 2012-01-11 | 2013-07-22 | Aisin Aw Co Ltd | 動力伝達装置 |
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1994
- 1994-01-19 JP JP397894A patent/JPH06341547A/ja active Pending
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DE9300848U1 (de) | 1994-05-26 |
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