JPH06323191A - 内燃機関のノッキング制御装置 - Google Patents
内燃機関のノッキング制御装置Info
- Publication number
- JPH06323191A JPH06323191A JP11613593A JP11613593A JPH06323191A JP H06323191 A JPH06323191 A JP H06323191A JP 11613593 A JP11613593 A JP 11613593A JP 11613593 A JP11613593 A JP 11613593A JP H06323191 A JPH06323191 A JP H06323191A
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- Japan
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- knocking
- raising
- determined
- amount
- speed change
- Prior art date
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- Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エンジンのばらつきや経時変化等に拘らず、
ノッキングを抑えつつ車両の動力性能を最大限に引き出
すことができる内燃機関のノッキング制御装置を提供す
ること。 【構成】 過渡時の変速中であるか否かを判定する変速
時判定手段3を設けると共に、この変速時判定手段3に
よって過渡時の変速中であると判定されたときに、この
変速中にノッキングの発生を検出したか否かによって過
渡時の変速中のノッキング判定レベルを変更するノッキ
ング判定レベル変更手段4を設ける。そして、ノッキン
グ判定手段2によってノックセンサ1よりの検出値と変
更後のノッキング判定レベルとを比較してノッキング発
生の有無を判定する。
ノッキングを抑えつつ車両の動力性能を最大限に引き出
すことができる内燃機関のノッキング制御装置を提供す
ること。 【構成】 過渡時の変速中であるか否かを判定する変速
時判定手段3を設けると共に、この変速時判定手段3に
よって過渡時の変速中であると判定されたときに、この
変速中にノッキングの発生を検出したか否かによって過
渡時の変速中のノッキング判定レベルを変更するノッキ
ング判定レベル変更手段4を設ける。そして、ノッキン
グ判定手段2によってノックセンサ1よりの検出値と変
更後のノッキング判定レベルとを比較してノッキング発
生の有無を判定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関のノッキング制
御装置に係り、特に内燃機関に生じるノッキングをノッ
クセンサにより検出し、この検出値とノッキング判定レ
ベルとを比較してノッキングの発生の有無を検出する内
燃機関のノッキング制御装置に関するものである。
御装置に係り、特に内燃機関に生じるノッキングをノッ
クセンサにより検出し、この検出値とノッキング判定レ
ベルとを比較してノッキングの発生の有無を検出する内
燃機関のノッキング制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】内燃機関のシリンダ内の混合気が異常燃
焼すると、燃焼室内の圧力上昇は正常な燃焼の時に比べ
て非常に速くなる。このため各シリンダで燃焼が起こる
度に、ハンマで叩くようなノッキング音を繰り返し生じ
る。そして、軽度のノッキングが発生する状態で燃焼を
行なうことは、燃費やトルク等の観点からは好ましい
が、ノッキングの頻度や大きさ等が許容範囲を越えると
エンジンにとって好ましくなくなる。
焼すると、燃焼室内の圧力上昇は正常な燃焼の時に比べ
て非常に速くなる。このため各シリンダで燃焼が起こる
度に、ハンマで叩くようなノッキング音を繰り返し生じ
る。そして、軽度のノッキングが発生する状態で燃焼を
行なうことは、燃費やトルク等の観点からは好ましい
が、ノッキングの頻度や大きさ等が許容範囲を越えると
エンジンにとって好ましくなくなる。
【0003】そこで、ノッキングの頻度あるいは大きさ
を検出し、この検出結果に基づいて点火時期を遅角ある
いは進角させて点火時期をフィードバック制御すること
によってノッキングを制御するエンジン用点火時期制御
装置が従来知られている(特開昭57−32065号公
報)。
を検出し、この検出結果に基づいて点火時期を遅角ある
いは進角させて点火時期をフィードバック制御すること
によってノッキングを制御するエンジン用点火時期制御
装置が従来知られている(特開昭57−32065号公
報)。
【0004】この従来の装置においては、ノッキング発
生の有無の判定基準となるバックグランド信号は、ノッ
クセンサからの検出値をなまし処理して得ているため、
エンジン回転数が急変する過渡時例えば加速時にはノッ
クセンサ信号の出力の増加に対してノッキングの有無の
判定基準となるバックグランド信号の追従遅れが生じる
ので、ノッキング判定レベルの低下によってノッキング
の有無を誤判定する場合がある。そこで、この誤判定を
防止すべくエンジン回転数が急変する過渡時例えば加速
時にはノッキング判定レベルをかさ上げして、定常時と
は別のノッキング判定レベルを設定し、バックグランド
信号の追従遅れによるノッキング判定レベルの不足分を
補っている。
生の有無の判定基準となるバックグランド信号は、ノッ
クセンサからの検出値をなまし処理して得ているため、
エンジン回転数が急変する過渡時例えば加速時にはノッ
クセンサ信号の出力の増加に対してノッキングの有無の
判定基準となるバックグランド信号の追従遅れが生じる
ので、ノッキング判定レベルの低下によってノッキング
の有無を誤判定する場合がある。そこで、この誤判定を
防止すべくエンジン回転数が急変する過渡時例えば加速
時にはノッキング判定レベルをかさ上げして、定常時と
は別のノッキング判定レベルを設定し、バックグランド
信号の追従遅れによるノッキング判定レベルの不足分を
補っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来の装置では、例えば加速時のノッキング判定レベルの
かさ上げ量が固定されているため、エンジンのばらつき
や経年変化等によって最適なノッキング判定レベルが変
化した場合、即ちノッキング判定レベルの要求かさ上げ
量が変化した場合には、設定かさ上げ量が要求かさ上げ
量より大きくなってしまい、ノッキングが発生していて
もノッキングと判定しなかったり、あるいは設定かさ上
げ量が要求かさ上げ量より小さくなってしまいノッキン
グが発生していないにも拘らずノッキングと判定してし
まうといった誤判定をしてしまう可能性があった。
来の装置では、例えば加速時のノッキング判定レベルの
かさ上げ量が固定されているため、エンジンのばらつき
や経年変化等によって最適なノッキング判定レベルが変
化した場合、即ちノッキング判定レベルの要求かさ上げ
量が変化した場合には、設定かさ上げ量が要求かさ上げ
量より大きくなってしまい、ノッキングが発生していて
もノッキングと判定しなかったり、あるいは設定かさ上
げ量が要求かさ上げ量より小さくなってしまいノッキン
グが発生していないにも拘らずノッキングと判定してし
まうといった誤判定をしてしまう可能性があった。
【0006】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、過渡時の変速中におけるノッキング発生の有無に
応じて過渡時のノッキング判定レベルを最適レベルに変
更することにより、エンジンのばらつきや経年変化等に
拘らず、ノッキングを最小限に抑えつつ車両の動力性能
を最大限に引き出すことができる内燃機関のノッキング
制御装置を提供することを目的とする。
あり、過渡時の変速中におけるノッキング発生の有無に
応じて過渡時のノッキング判定レベルを最適レベルに変
更することにより、エンジンのばらつきや経年変化等に
拘らず、ノッキングを最小限に抑えつつ車両の動力性能
を最大限に引き出すことができる内燃機関のノッキング
制御装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図である。
図である。
【0008】同図に示すように本発明は、内燃機関のノ
ッキングを検出するノックセンサ1と、このノックセン
サよりの検出値とノッキング判定レベルとを比較してノ
ッキングの発生の有無を判定するノッキング判定手段2
とを備えたノッキング制御装置において、過渡時の変速
中であるか否かを判定する変速時判定手段3と、前記変
速時判定手段3によって過渡時の変速中であると判定さ
れたときに、該変速中にノッキングの発生を検出したか
否かによって過渡時の変速中のノッキング判定レベルを
変更するノッキング判定レベル変更手段4と、を備えて
いる。
ッキングを検出するノックセンサ1と、このノックセン
サよりの検出値とノッキング判定レベルとを比較してノ
ッキングの発生の有無を判定するノッキング判定手段2
とを備えたノッキング制御装置において、過渡時の変速
中であるか否かを判定する変速時判定手段3と、前記変
速時判定手段3によって過渡時の変速中であると判定さ
れたときに、該変速中にノッキングの発生を検出したか
否かによって過渡時の変速中のノッキング判定レベルを
変更するノッキング判定レベル変更手段4と、を備えて
いる。
【0009】
【作用】変速時判定手段によって過渡時の変速中である
か否かが判定される。そして、過渡時の変速中であると
判定されると、この変速中にノッキングの発生を検出し
たときはノッキング判定レベル変更手段によってノッキ
ング判定レベルが変更される。この変更されたノッキン
グ判定レベルとノックセンサよりの検出値とが比較さ
れ、この比較結果に基づいてノッキングの有無が判定さ
れる。そしてこの判定結果に基づいて点火時期を遅角あ
るいは進角させて点火時期をフィードバック制御するこ
とによってノッキングが制御される。
か否かが判定される。そして、過渡時の変速中であると
判定されると、この変速中にノッキングの発生を検出し
たときはノッキング判定レベル変更手段によってノッキ
ング判定レベルが変更される。この変更されたノッキン
グ判定レベルとノックセンサよりの検出値とが比較さ
れ、この比較結果に基づいてノッキングの有無が判定さ
れる。そしてこの判定結果に基づいて点火時期を遅角あ
るいは進角させて点火時期をフィードバック制御するこ
とによってノッキングが制御される。
【0010】従って、エンジンのばらつきや経年変化等
に拘らず、ノッキングを最小限に抑えつつ車両の動力性
能を最大限に引き出すことができる。
に拘らず、ノッキングを最小限に抑えつつ車両の動力性
能を最大限に引き出すことができる。
【0011】
【実施例】次に本発明の実施例について図面と共に説明
する。図2は、本発明になるノッキング制御装置を搭載
してなる内燃機関(エンジン)の要部構成図である。
する。図2は、本発明になるノッキング制御装置を搭載
してなる内燃機関(エンジン)の要部構成図である。
【0012】同図に示すように、エアクリーナ(図示せ
ず)の下流側には吸気温センサ12及びスロットル弁1
3が配設されている。このスロットル弁13には、スロ
ットル弁13の開度を検出するスロットル開度センサ1
4が取り付けられている。
ず)の下流側には吸気温センサ12及びスロットル弁1
3が配設されている。このスロットル弁13には、スロ
ットル弁13の開度を検出するスロットル開度センサ1
4が取り付けられている。
【0013】また、スロットル開度センサ14内には、
スロットル弁全閉時(アイドル時)にオンするアイドル
スイッチ(図示せず)が設けられている。吸気温センサ
12は、スロットル弁13の上流側の吸気管壁に配設さ
れている。更に、スロットル弁13の下流側にはサージ
タンク16が配設されている。サージタンク16はイン
テークマニホルド18,吸気ポート19及び吸気弁20
を介して機関本体21の燃焼室22に連通されている。
このインテークマニホールド18には、各気筒に対応す
るように燃料噴射弁23が取り付けられている。
スロットル弁全閉時(アイドル時)にオンするアイドル
スイッチ(図示せず)が設けられている。吸気温センサ
12は、スロットル弁13の上流側の吸気管壁に配設さ
れている。更に、スロットル弁13の下流側にはサージ
タンク16が配設されている。サージタンク16はイン
テークマニホルド18,吸気ポート19及び吸気弁20
を介して機関本体21の燃焼室22に連通されている。
このインテークマニホールド18には、各気筒に対応す
るように燃料噴射弁23が取り付けられている。
【0014】燃焼室22は、排気弁24,排気ポート2
5及びエキゾーストマニホルド26を介して三元触媒
(図示せず)に連通されている。このエキゾーストマニ
ホールド26には、排気ガス中の残留酸素濃度を検出し
て理論空燃比に対応する値を境に反転した信号を出力す
るO2 センサ27が取り付けられている。
5及びエキゾーストマニホルド26を介して三元触媒
(図示せず)に連通されている。このエキゾーストマニ
ホールド26には、排気ガス中の残留酸素濃度を検出し
て理論空燃比に対応する値を境に反転した信号を出力す
るO2 センサ27が取り付けられている。
【0015】シリンダブロック28には、燃焼室22で
発生するノッキングを検出する前記したノックセンサ1
に相当するノックセンサ29,及びウォータジャケット
内に吐出するよう配設され冷却水温を検出する水温セン
サ30が取り付けられている。シリンダヘッド31に
は、各々の燃焼室22内に突出するように点火プラグ3
2が取り付けられている。点火プラグ32は、ディスト
リビュータ33及び点火コイルを備えたイグナイタ34
を介してマイクロコンピュータ等で構成された電子制御
装置(以下、ECUという)35に接続されている。
発生するノッキングを検出する前記したノックセンサ1
に相当するノックセンサ29,及びウォータジャケット
内に吐出するよう配設され冷却水温を検出する水温セン
サ30が取り付けられている。シリンダヘッド31に
は、各々の燃焼室22内に突出するように点火プラグ3
2が取り付けられている。点火プラグ32は、ディスト
リビュータ33及び点火コイルを備えたイグナイタ34
を介してマイクロコンピュータ等で構成された電子制御
装置(以下、ECUという)35に接続されている。
【0016】ディストリビュータ33には、ディストリ
ビュータシャフトに固定されたシグナルロータとディス
トリビュータハウジングに固定されたピックアップとで
各々構成された気筒判別センサ36及び回転角センサ3
7が取り付けられている。気筒判別センサ36は、例え
ば720℃A毎に気筒判別信号を出力し、回転角センサ
37は、例えば30℃A毎に回転角信号を出力する。そ
して、この回転角信号の周期から機関回転速度(NE)
を演算することができる。
ビュータシャフトに固定されたシグナルロータとディス
トリビュータハウジングに固定されたピックアップとで
各々構成された気筒判別センサ36及び回転角センサ3
7が取り付けられている。気筒判別センサ36は、例え
ば720℃A毎に気筒判別信号を出力し、回転角センサ
37は、例えば30℃A毎に回転角信号を出力する。そ
して、この回転角信号の周期から機関回転速度(NE)
を演算することができる。
【0017】ECU35は、図3に示すように、マイク
ロプロセッシングユニット(MPU)38,リード・オ
ンリ・メモリ(ROM)39,ランダム・アクセス・メ
モリ(RAM)40,バックアップRAM(B−RA
M)41,入出力ポート42,入力ポート43,出力ポ
ート44,45及びこれらを接続するデータバスやコン
トロールバス等のバス46を備えている。
ロプロセッシングユニット(MPU)38,リード・オ
ンリ・メモリ(ROM)39,ランダム・アクセス・メ
モリ(RAM)40,バックアップRAM(B−RA
M)41,入出力ポート42,入力ポート43,出力ポ
ート44,45及びこれらを接続するデータバスやコン
トロールバス等のバス46を備えている。
【0018】入出力ポート42には、アナログ−デジタ
ル(A/D)変換器47及びマルチプレクサ48が順に
接続されており、このマルチプレクサ48には、バッフ
ァ49を介して吸気温センサ12が接続されると共に、
バッファ50及びバッファ51を夫々介して水温センサ
30及びスロットル開度センサ14が接続されている。
また、マルチプレクサ48には、バッファ52を介して
圧力センサ17が接続されている。そして、入出力ポー
ト42は、A/D変換器47及びマルチプレクサ48に
接続されて、MPU38からの制御信号に応じて吸気温
センサ12からの出力、圧力センサ17からの出力、水
温センサ30からの出力及びスロットル開度センサ14
からの出力を順次所定周期でA/D変換するように制御
する。
ル(A/D)変換器47及びマルチプレクサ48が順に
接続されており、このマルチプレクサ48には、バッフ
ァ49を介して吸気温センサ12が接続されると共に、
バッファ50及びバッファ51を夫々介して水温センサ
30及びスロットル開度センサ14が接続されている。
また、マルチプレクサ48には、バッファ52を介して
圧力センサ17が接続されている。そして、入出力ポー
ト42は、A/D変換器47及びマルチプレクサ48に
接続されて、MPU38からの制御信号に応じて吸気温
センサ12からの出力、圧力センサ17からの出力、水
温センサ30からの出力及びスロットル開度センサ14
からの出力を順次所定周期でA/D変換するように制御
する。
【0019】入力ポート43には、コンパレータ53及
びバッファ54を介してO2 センサ27が接続されると
共に波形整形回路55を介して気筒判別センサ36及び
回転角センサ37が接続され、また図示しないバッファ
を介してアイドルスイッチ15が接続されている。そし
て、出力ポート44は駆動回路56を介してイグナイタ
34に接続され、出力ポート45は駆動回路57を介し
て燃料噴射弁23に接続されている。
びバッファ54を介してO2 センサ27が接続されると
共に波形整形回路55を介して気筒判別センサ36及び
回転角センサ37が接続され、また図示しないバッファ
を介してアイドルスイッチ15が接続されている。そし
て、出力ポート44は駆動回路56を介してイグナイタ
34に接続され、出力ポート45は駆動回路57を介し
て燃料噴射弁23に接続されている。
【0020】上記ハードウェア構成のECU35は、変
速時判定手段3及びノッキング判定レベル変更手段4を
ソフトウェア処理動作として実現するものである。以
下、ECU35の行なうノッキング制御動作について説
明する。
速時判定手段3及びノッキング判定レベル変更手段4を
ソフトウェア処理動作として実現するものである。以
下、ECU35の行なうノッキング制御動作について説
明する。
【0021】図4はノッキング判定レベルのかさ上げ許
可判定ルーチンであり、このルーチンは一定時間毎例え
ば64ms毎の割込みによって実行される処理である。
可判定ルーチンであり、このルーチンは一定時間毎例え
ば64ms毎の割込みによって実行される処理である。
【0022】先ず、ステップ100において、このルー
チンが実行される周期64msの間における機関回転数
(NE)の変化量DLNEの絶対値|DLNE|が8rp
m 未満か否か、即ち過渡時の加減速中か否かが判定され
る。そして、|DLNE|が8rpm 未満でないと判定さ
れたとき、即ち過渡時の加減速中であるときには、ステ
ップ102において水温センサ30によって検出される
冷却水温THWが60℃未満か否かが判定され、冷却水
温THWが60℃未満でないと判定されたときは、ステ
ップ104の処理に進みフェイルセーフフラグXKFA
ILが1か否かが判定される。尚、このフェイルセーフ
フラグXKFAILはノックセンサ29等に故障が有る
場合に1となるフラグである。そして、ステップ104
においてフェイルセーフフラグXKFAILが1でない
と判定されたときは、ステップ106でカウンタCKC
SNが1だけインクリメントされて処理はステップ11
0に進む。
チンが実行される周期64msの間における機関回転数
(NE)の変化量DLNEの絶対値|DLNE|が8rp
m 未満か否か、即ち過渡時の加減速中か否かが判定され
る。そして、|DLNE|が8rpm 未満でないと判定さ
れたとき、即ち過渡時の加減速中であるときには、ステ
ップ102において水温センサ30によって検出される
冷却水温THWが60℃未満か否かが判定され、冷却水
温THWが60℃未満でないと判定されたときは、ステ
ップ104の処理に進みフェイルセーフフラグXKFA
ILが1か否かが判定される。尚、このフェイルセーフ
フラグXKFAILはノックセンサ29等に故障が有る
場合に1となるフラグである。そして、ステップ104
においてフェイルセーフフラグXKFAILが1でない
と判定されたときは、ステップ106でカウンタCKC
SNが1だけインクリメントされて処理はステップ11
0に進む。
【0023】ステップ110においてカウンタCKCS
Nが48ms相当以上か否か、即ち冷却水温が60℃以上
でフェイルが無く、かつ過渡時の加減速状態が48ms以
上継続しているか否かが判定され、カウンタCKCSN
が48ms相当以上であると判定されたときは、ステップ
112でかさ上げ許可フラグXKCSNが1にセットさ
れてノッキング判定レベルのかさ上げが許可されてこの
ルーチンを終了する。
Nが48ms相当以上か否か、即ち冷却水温が60℃以上
でフェイルが無く、かつ過渡時の加減速状態が48ms以
上継続しているか否かが判定され、カウンタCKCSN
が48ms相当以上であると判定されたときは、ステップ
112でかさ上げ許可フラグXKCSNが1にセットさ
れてノッキング判定レベルのかさ上げが許可されてこの
ルーチンを終了する。
【0024】一方、ステップ100で機関回転数(N
E)の変化量の絶対値|DLNE|が8rpm 未満と判定
されたとき、即ち過渡時の加減速中ではないと判定され
たとき、ステップ102で冷却水温THWが60℃未満
であると判定されたとき、ステップ104でフェイルセ
ーフフラグXKFAILが1であると判定されたとき、
即ちノックセンサ29等に故障が有ると判定されたとき
は、ステップ108でカウンタCKCSNは0にクリア
され、更にステップ114でかさ上げ許可フラグXKC
SNが0にクリアされてノッキング判定レベルのかさ上
げが禁止されてこのルーチンを終了する。
E)の変化量の絶対値|DLNE|が8rpm 未満と判定
されたとき、即ち過渡時の加減速中ではないと判定され
たとき、ステップ102で冷却水温THWが60℃未満
であると判定されたとき、ステップ104でフェイルセ
ーフフラグXKFAILが1であると判定されたとき、
即ちノックセンサ29等に故障が有ると判定されたとき
は、ステップ108でカウンタCKCSNは0にクリア
され、更にステップ114でかさ上げ許可フラグXKC
SNが0にクリアされてノッキング判定レベルのかさ上
げが禁止されてこのルーチンを終了する。
【0025】また、ステップ110において、カウンタ
CKCSNが48ms未満であると判定されたとき、冷却
水温が60℃以上でフェイルが無く、かつ過渡時の加減
速状態が48ms以上継続していないと判定されたときに
は、ステップ114でかさ上げ許可フラグXKCSNが
0にクリアされてノッキング判定レベルのかさ上げが禁
止されてこのルーチンを終了する。
CKCSNが48ms未満であると判定されたとき、冷却
水温が60℃以上でフェイルが無く、かつ過渡時の加減
速状態が48ms以上継続していないと判定されたときに
は、ステップ114でかさ上げ許可フラグXKCSNが
0にクリアされてノッキング判定レベルのかさ上げが禁
止されてこのルーチンを終了する。
【0026】図5はノッキング判定レベルの算出及びノ
ッキング判定レベルのかさ上げ量変更ルーチンであり、
このルーチンは一定時間毎例えば64ms毎の割り込みに
よって実行される処理である。尚、以下に説明するステ
ップ200〜ステップ206及びステップ218がノッ
キング判定レベルの算出ルーチンであり、ステップ20
8〜ステップ216がノッキング判定レベルのかさ上げ
量変更ルーチンである。
ッキング判定レベルのかさ上げ量変更ルーチンであり、
このルーチンは一定時間毎例えば64ms毎の割り込みに
よって実行される処理である。尚、以下に説明するステ
ップ200〜ステップ206及びステップ218がノッ
キング判定レベルの算出ルーチンであり、ステップ20
8〜ステップ216がノッキング判定レベルのかさ上げ
量変更ルーチンである。
【0027】先ず、ステップ200でエンジン回転数
(NE)より適合定数Kの値をテーブルサーチし、バッ
クグランドレベルVMEANにこのK値を乗じてノッキ
ング判定基準値VMMを算出する。ここで適合係数K
は、エンジン回転数(NE)より一義的に定まる定数で
あり,またバックグラントレベルVMEANは、ノック
センサ29からの検出値をなまし処理して得られるもの
である。
(NE)より適合定数Kの値をテーブルサーチし、バッ
クグランドレベルVMEANにこのK値を乗じてノッキ
ング判定基準値VMMを算出する。ここで適合係数K
は、エンジン回転数(NE)より一義的に定まる定数で
あり,またバックグラントレベルVMEANは、ノック
センサ29からの検出値をなまし処理して得られるもの
である。
【0028】次に、ステップ202でかさ上げ許可フラ
グXKCSNが1か否か、即ち、図4のかさ上げ判定ル
ーチンでかさ上げが許可されているか否かが判定され、
XKCSNが1でかさ上げが許可されていると判定され
たときは、ステップ204でかさ上げ量tVOSNEを
所定量(本実施例では4)とし、ステップ208でかさ
上げ量増加フラグXKCSNLが1か否かが判定され
る。
グXKCSNが1か否か、即ち、図4のかさ上げ判定ル
ーチンでかさ上げが許可されているか否かが判定され、
XKCSNが1でかさ上げが許可されていると判定され
たときは、ステップ204でかさ上げ量tVOSNEを
所定量(本実施例では4)とし、ステップ208でかさ
上げ量増加フラグXKCSNLが1か否かが判定され
る。
【0029】ここで、かさ上げ量増加フラグXKCSN
Lについて図6を参照しながら説明する。図6はかさ上
げ量増加判定ルーチンであり、このルーチンは一定時間
毎例えば気筒TDC毎の割込みによって実行される処理
である。
Lについて図6を参照しながら説明する。図6はかさ上
げ量増加判定ルーチンであり、このルーチンは一定時間
毎例えば気筒TDC毎の割込みによって実行される処理
である。
【0030】先ず、ステップ300においてかさ上げ許
可フラグXKCSNが1か否かが判定され、XKCSN
が1であると判定されたとき、即ちノッキング判定レベ
ルのかさ上げが許可されているときは、ステップ302
において変速時の点火遅角量AECTが所定量(本実施
例では20℃A)以上か否かが判定される。そして、変
速時の点火遅角量AECTが20℃A以上であるとき、
即ち、機関回転数(NE)が急変しノッキング判定レベ
ルはかさ上げされるが、点火時期は遅角されてノッキン
グが発生しない状態であるときはステップ304でノッ
キングの検出が有るか否かが判定され、ノッキングの検
出が有ると判定されたときは、ノッキング判定レベルの
かさ上げ量が不足しているために誤判定したものと判断
し、ステップ306でかさ上げ量増加フラグXKCSN
Lを1にセットし、かさ上げ量の増加を許可してこのル
ーチンを終了する。
可フラグXKCSNが1か否かが判定され、XKCSN
が1であると判定されたとき、即ちノッキング判定レベ
ルのかさ上げが許可されているときは、ステップ302
において変速時の点火遅角量AECTが所定量(本実施
例では20℃A)以上か否かが判定される。そして、変
速時の点火遅角量AECTが20℃A以上であるとき、
即ち、機関回転数(NE)が急変しノッキング判定レベ
ルはかさ上げされるが、点火時期は遅角されてノッキン
グが発生しない状態であるときはステップ304でノッ
キングの検出が有るか否かが判定され、ノッキングの検
出が有ると判定されたときは、ノッキング判定レベルの
かさ上げ量が不足しているために誤判定したものと判断
し、ステップ306でかさ上げ量増加フラグXKCSN
Lを1にセットし、かさ上げ量の増加を許可してこのル
ーチンを終了する。
【0031】一方、ステップ300において、かさ上げ
許可フラグXKCSNが1でないと判定されたとき、即
ちかさ上げが禁止されていると判定されたときは、ステ
ップ308でかさ上げ量増加フラグXKCSNLが0に
セットされて、かさ上げ量の増加が禁止されてこのルー
チンを終了する。また、ステップ304でノッキングの
検出が無いと判定されたときは、ノッキング判定レベル
のかさ上げ量が過大であるのか、あるいは適当であるの
かが判定不能であるため、ステップ308でかさ上げ量
増加フラグXKCSNLが0にセットされて、かさ上げ
量の増加が禁止されてこのルーチンを終了する。
許可フラグXKCSNが1でないと判定されたとき、即
ちかさ上げが禁止されていると判定されたときは、ステ
ップ308でかさ上げ量増加フラグXKCSNLが0に
セットされて、かさ上げ量の増加が禁止されてこのルー
チンを終了する。また、ステップ304でノッキングの
検出が無いと判定されたときは、ノッキング判定レベル
のかさ上げ量が過大であるのか、あるいは適当であるの
かが判定不能であるため、ステップ308でかさ上げ量
増加フラグXKCSNLが0にセットされて、かさ上げ
量の増加が禁止されてこのルーチンを終了する。
【0032】尚、このルーチンのS302が前記した変
速時判定手段に相当するものである。
速時判定手段に相当するものである。
【0033】再び図5の説明に戻り、ステップ208で
図6で説明したかさ上げ量増加フラグXKCSNLが1
でないと判定されたとき、即ちノッキング判定レベルの
かさ上げ量の増加が禁止されているときは、ステップ2
12でノッキング無し判定カウンタCVOSNLが所定
値(本実施例では10カウント)以上か否かが判定さ
れ、10カウント以上であると判定されたときはかさ上
げ量が過大であるためノッキングを判定しないと判断
し、ステップ214で前回のかさ上げ量の補正量tVO
SNLi-1 を1カウントだけディクリメントして今回の
かさ上げ量の補正量tVOSNLを算出すると共に、ノ
ッキング無し判定カウンタCVOSNLを0にクリアす
る。即ち、ノッキング無し判定カウンタCVOSNL
は、かさ上げが許可されている状態でノッキングの検出
が無いときにカウントアップされ、一方ノッキングの検
出が有るときにクリアされるものである。また、かさ上
げ量の補正量tVOSNLはイニシャルルーチンによっ
ての初期値が0とされている。
図6で説明したかさ上げ量増加フラグXKCSNLが1
でないと判定されたとき、即ちノッキング判定レベルの
かさ上げ量の増加が禁止されているときは、ステップ2
12でノッキング無し判定カウンタCVOSNLが所定
値(本実施例では10カウント)以上か否かが判定さ
れ、10カウント以上であると判定されたときはかさ上
げ量が過大であるためノッキングを判定しないと判断
し、ステップ214で前回のかさ上げ量の補正量tVO
SNLi-1 を1カウントだけディクリメントして今回の
かさ上げ量の補正量tVOSNLを算出すると共に、ノ
ッキング無し判定カウンタCVOSNLを0にクリアす
る。即ち、ノッキング無し判定カウンタCVOSNL
は、かさ上げが許可されている状態でノッキングの検出
が無いときにカウントアップされ、一方ノッキングの検
出が有るときにクリアされるものである。また、かさ上
げ量の補正量tVOSNLはイニシャルルーチンによっ
ての初期値が0とされている。
【0034】次いでステップ216でステップ204で
定めたかさ上げ量tVOSNEにステップ214で算出
した今回のかさ上げ量の補正量tVOSNLとを加算し
たものをかさ上げ量tVOSNEとし、更にステップ2
18でステップ200で算出したノッキング判定基準V
MMとステップ216で算出したかさ上げ量とを加算し
て新たなノッキング判定基準値VLEV1を算出してこ
のルーチンを終了する。
定めたかさ上げ量tVOSNEにステップ214で算出
した今回のかさ上げ量の補正量tVOSNLとを加算し
たものをかさ上げ量tVOSNEとし、更にステップ2
18でステップ200で算出したノッキング判定基準V
MMとステップ216で算出したかさ上げ量とを加算し
て新たなノッキング判定基準値VLEV1を算出してこ
のルーチンを終了する。
【0035】一方、ステップ208でかさ上げ量増加フ
ラグXKCSNが1であると判定されたとき、即ちノッ
キング判定レベルのかさ上げ量の増加が許可されている
ときは、ステップ210で前回のかさ上げ量の補正量t
VOSNLi-1 を1カウントだけインクリメントして今
回のかさ上げ量の補正値tVOSNLを算出し、その後
上記と同様のステップ216及びステップ218の処理
がこの順に行なわれてこのルーチンを終了する。
ラグXKCSNが1であると判定されたとき、即ちノッ
キング判定レベルのかさ上げ量の増加が許可されている
ときは、ステップ210で前回のかさ上げ量の補正量t
VOSNLi-1 を1カウントだけインクリメントして今
回のかさ上げ量の補正値tVOSNLを算出し、その後
上記と同様のステップ216及びステップ218の処理
がこの順に行なわれてこのルーチンを終了する。
【0036】また、ステップ202でかさ上げ許可フラ
グXKCSNが1でないと判定されたとき、即ちかさ上
げが禁止されていると判定されたときは、かさ上げ量t
VOSNEを0とし、かさ上げを行なわずに、上記と同
様のステップ218の処理が行なわれてこのルーチンを
終了する。従って、この場合はステップS218で算出
される新たなノッキング判定基準値VLEV1は、ステ
ップ200で算出したノッキング判定基準値と同一の値
となる。即ち、ステップ110で過渡時の加減速中では
ないと判定されたとき等はノッキング判定レベルのかさ
上げは行なわれない。
グXKCSNが1でないと判定されたとき、即ちかさ上
げが禁止されていると判定されたときは、かさ上げ量t
VOSNEを0とし、かさ上げを行なわずに、上記と同
様のステップ218の処理が行なわれてこのルーチンを
終了する。従って、この場合はステップS218で算出
される新たなノッキング判定基準値VLEV1は、ステ
ップ200で算出したノッキング判定基準値と同一の値
となる。即ち、ステップ110で過渡時の加減速中では
ないと判定されたとき等はノッキング判定レベルのかさ
上げは行なわれない。
【0037】そして、前記したノッキング判定手段2に
よって、図5のステップ218で算出された新たなノッ
キング判定基準値VLEV1とノックセンサ29よりの
検出値とを比較し、ノックセンサ29よりの検出値が新
たなノッキング判定基準値VLEV1よりも大きいとき
はノッキングの発生有りと判定され、一方ノックセンサ
29よりの検出値が新たなノッキング判定基準値VLE
V1以下であるときはノッキングの発生無しと判定され
る。そして、この判定結果に基づいて点火時期を遅角あ
るいは進角させて点火時期をフィードバック制御するこ
とによってノッキングが制御される。
よって、図5のステップ218で算出された新たなノッ
キング判定基準値VLEV1とノックセンサ29よりの
検出値とを比較し、ノックセンサ29よりの検出値が新
たなノッキング判定基準値VLEV1よりも大きいとき
はノッキングの発生有りと判定され、一方ノックセンサ
29よりの検出値が新たなノッキング判定基準値VLE
V1以下であるときはノッキングの発生無しと判定され
る。そして、この判定結果に基づいて点火時期を遅角あ
るいは進角させて点火時期をフィードバック制御するこ
とによってノッキングが制御される。
【0038】以上のような本実施例によれば、変速時判
定手段3によって過渡時の変速中か否かを判定し、過渡
時の変速中と判定されたときには、ノッキング判定レベ
ル変更手段4によって変速中のノッキングの検出の有無
に基づいてノッキング判定レベルを最適なレベルに変更
し、この変更したノッキング判定レベルに基づいてノッ
キングを最適に制御しているので、エンジンのばらつき
や経時変化等に拘らずノッキングを最小に抑えつつ車両
の動力性能を最大限に引き出すことができる。
定手段3によって過渡時の変速中か否かを判定し、過渡
時の変速中と判定されたときには、ノッキング判定レベ
ル変更手段4によって変速中のノッキングの検出の有無
に基づいてノッキング判定レベルを最適なレベルに変更
し、この変更したノッキング判定レベルに基づいてノッ
キングを最適に制御しているので、エンジンのばらつき
や経時変化等に拘らずノッキングを最小に抑えつつ車両
の動力性能を最大限に引き出すことができる。
【0039】尚、以上の実施例において、ステップ20
4でのかさ上げ量tVOSNEは4に限定されるもので
はなく、例えばステップ216で補正されたtVOSN
Eを記憶学習し、この学習結果に基づいた値等であって
も良い。
4でのかさ上げ量tVOSNEは4に限定されるもので
はなく、例えばステップ216で補正されたtVOSN
Eを記憶学習し、この学習結果に基づいた値等であって
も良い。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、過渡時のノッキング判
定レベルを最適レベルに変更し、この最適レベルに基づ
いてノッキングを制御しているので、エンジンのばらつ
きや経年変化等に拘らずノッキングを最小限に抑えつつ
車両の動力性能を最大限に引き出すことができる。
定レベルを最適レベルに変更し、この最適レベルに基づ
いてノッキングを制御しているので、エンジンのばらつ
きや経年変化等に拘らずノッキングを最小限に抑えつつ
車両の動力性能を最大限に引き出すことができる。
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の一実施例であるノッキング制御装置を
搭載したエンジンの構成図である。
搭載したエンジンの構成図である。
【図3】ECUのハードウェア構成を示す図である。
【図4】ノッキング判定レベルのかさ上げ許可判定ルー
チンを示すフローチャートである。
チンを示すフローチャートである。
【図5】ノッキング判定レベルの算出及びノッキング判
定レベルのかさ上げ量変更ルーチンを示す図である。
定レベルのかさ上げ量変更ルーチンを示す図である。
【図6】かさ上げ量増加判定ルーチンを示す図である。
1,29 ノックセンサ 2 ノッキング判定手段 3 変速時判定手段 4 ノッキング判定レベル変更手段 12 吸気センサ 13 スロットル弁 14 スロットル開度センサ 17 圧力センサ 20 吸気弁 22 燃焼室 23 燃料噴射弁 30 水温センサ 32 点火プラグ 33 ディストリビュータ 34 イグナイタ 35 電子制御装置(ECU) 37 回転角センサ
Claims (1)
- 【請求項1】 内燃機関のノッキングを検出するノック
センサと、このノックセンサよりの検出値とノッキング
判定レベルとを比較してノッキングの発生の有無を判定
するノッキング判定手段とを備えたノッキング制御装置
において、 過渡時の変速中であるか否かを判定する変速時判定手段
と、 前記変速時判定手段によって過渡時の変速中であると判
定されたときに、該変速中にノッキングの発生を検出し
たか否かによって過渡時の変速中のノッキング判定レベ
ルを変更するノッキング判定レベル変更手段と、 を備えていることを特徴とする内燃機関のノッキング制
御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11613593A JPH06323191A (ja) | 1993-05-18 | 1993-05-18 | 内燃機関のノッキング制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11613593A JPH06323191A (ja) | 1993-05-18 | 1993-05-18 | 内燃機関のノッキング制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06323191A true JPH06323191A (ja) | 1994-11-22 |
Family
ID=14679598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11613593A Pending JPH06323191A (ja) | 1993-05-18 | 1993-05-18 | 内燃機関のノッキング制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06323191A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100540900B1 (ko) * | 2001-05-31 | 2006-01-10 | 후지쓰 텐 가부시키가이샤 | 내연기관의 노킹제어장치 |
WO2013161415A1 (ja) * | 2012-04-26 | 2013-10-31 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | エンジン制御装置 |
-
1993
- 1993-05-18 JP JP11613593A patent/JPH06323191A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100540900B1 (ko) * | 2001-05-31 | 2006-01-10 | 후지쓰 텐 가부시키가이샤 | 내연기관의 노킹제어장치 |
WO2013161415A1 (ja) * | 2012-04-26 | 2013-10-31 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | エンジン制御装置 |
JP2013227921A (ja) * | 2012-04-26 | 2013-11-07 | Hitachi Automotive Systems Ltd | エンジン制御装置 |
US9702779B2 (en) | 2012-04-26 | 2017-07-11 | Hitachi Automotive Systems, Ltd. | Engine control device |
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