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JPS6278480A - 内燃機関の点火時期制御装置 - Google Patents

内燃機関の点火時期制御装置

Info

Publication number
JPS6278480A
JPS6278480A JP21618185A JP21618185A JPS6278480A JP S6278480 A JPS6278480 A JP S6278480A JP 21618185 A JP21618185 A JP 21618185A JP 21618185 A JP21618185 A JP 21618185A JP S6278480 A JPS6278480 A JP S6278480A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ignition timing
knocking
retard
advance
level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21618185A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Kawamura
川村 佳久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP21618185A priority Critical patent/JPS6278480A/ja
Publication of JPS6278480A publication Critical patent/JPS6278480A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 このU明は、内燃機関において、ノックセンサによる検
出信号に基づいてノッキング発生の有無を判別し、ノン
キングレベルを所定値以下に抑えるように点火時期を制
御する点火時」VJ制御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のこのような点火時期制御装置としては。
例えば、特公昭57−61897号公報あるいは特開昭
59−3175号公報等に見られるようなものがある。
ノックセンサによるノッキング制御は従来より種々知ら
れているが、機関が多気筒の場合を考えると、全気筒を
同時に制御するものと気筒毎に独立に制御するものとが
ある。
一般的には、気筒間の圧縮比や空燃比、燃焼室壁の温度
等の差によってノッキングが発生する。売人時期は気筒
毎に相違があって同じではないので、気筒毎にノッキン
グレベルを検出して、ノッキングが発生した気筒のみ点
火時期を遅らせる制御を行なう方が良好な出力性能が得
られる。
その場合、従来は各気筒に共通な基本(ベース)点火時
期を運転条件に応じて求め、進角側はこの基本点火時期
より点火時期を進めない範囲内で。
また遅角側は、ノックセンサの感度のバラツキやノイズ
や機械振動によりセンサ出力が増大し、見かけ上ノッキ
ングが発生していると判断して必要以上に遅角して大幅
なトルク低下をまねかねないようにするため、〔軽微な
ノッキング状態(いわゆる1〜レースノツク)を与える
点火時期〕−α°。
又はM B T (MinimuIIladvance
 for Re5t、 Torgue)点がトレースノ
ック点よりも遅角側にある場合は。
MBT−α°の点(α=5°〜6°位が妥当)に、遅角
側の限度値を予め設け、この限度値よりも遅角しない範
囲内で、ノッキングレベルに対して進角・遅角制御を行
なうようにしている。
すなわち、まず基本点火時期に基づいて点火を行ない、
ノッキングが発生した時、そのノッキングを回避すべく
ノンキングレベルに対応して点火時期を遅らせ、軽微な
ノッキング状態とする。′そして、この遅角操作によっ
て全くノッキングを生じなくなった時は、必要以上に点
火時期を遅らせすぎたものとして再び進角させ、常に軽
微なノンキング状態とするようにしている。
しかしながら、この進角操作によって点火時期が基本点
火時期よりも進んでしまう・ような場合には、点火時期
を基本点火時期に規制するのである。
この基本点火時期としては、適用機関の軽微なノッキン
グレベル以下で、最大トルクを与える点火時期が設定さ
れる。
機関の低負荷条件では1点火時期と発生1−ルクとの関
係が第7図に破線で示すようになり、点Aで示す軽微な
ノッキングレベルを与える点火時期よりも最大トルク点
を与える点火時期(MBT)が遅角側にあるが、高負荷
条件では1点火時期と発生トルクとの関係が同図に実線
で示すようになり、オクタン価の低いガソリンを使用す
ると点Bで示す軽微なノッキングレベルを与える点火時
期の方がMBTよりも遅角側になる。
オクタン価の高い燃料を入れた場合は、軽微なノッキン
グレベルを与える点火時期が第7図の点Cのようになり
、MBTの方が遅角側にくる運転条件(特に高速回転側
)もある。
そのため、基本点火時期は、低負荷ではMBT。
高負荷では軽微なノンキングレベル又はMBTの点火時
期を設定するのである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の点火時期制御装置にあ
っては、所定限度値よりも遅角しないようになっていた
ため、例えば、オクタン価が高いガソリンのみを使用す
る仕様のエンジンの場合の高負荷時には、第7図に点C
て示すように軽微なノンキングを与える点火時期がMB
T付近にあり、基本点火時期として、M B Tを採用
することになる。
そのときの遅角側限度値は、M B T−α(α=5〜
6°)で、第7図では点Bと点Cとの中間ぐらいに位置
する(点D)。
このように、ハイオクタンガソリンを使用することを前
提とした仕様のエンジンは、ノッキングしにくくなるの
で機関の圧縮比を高められ、部分負荷時の燃費を向上で
きるというメリットがある。
ところが、ハイオクタンガソリンの使用を前提として販
売されても、ユーザーはオクタン価の低い安い価格のガ
ソリンを使用する場合があり、その場合のトレースノッ
ク点は、第7図に示す点Bの位置まで遅角してしまうが
、上記のように遅角限度値を設定して点火時期制御した
結果は点りまでしか遅角しない。
例えば、オクタン価90RONぐらいのガソリンを使用
した場合の1〜レ一スノツク点Bとオクタン価98RO
Nぐらいのガソリンを使用した場合のMBT (又はト
レースノック点)Cの点火時期の差は10〜15°CA
 (クランクアングル)もあり、オクタン価90RON
ぐらいのガソリンを使用した場合の点りのノッキングレ
ベルは、ヘビーノックになり、ノック音が著しく大きく
なるという問題点があった。
一方、前述した点火時期の遅角限度値の設定は必要であ
り、このような限度値を設定しながら、燃料のオクタン
価変化に対応するノッキング制御が必要となった。
、この発明は、このような従来の点火II、? JIJ
I Ftll 御装置における問題点を解決して、使用
さJする燃料のオクタン価が変化しても、軽微なノンキ
ングレベルに安定良く制御することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明による内燃機関の点火時期制御装置は。
上記の問題点を解決するため、第1図に機能ブロック図
で示すように、内燃機関のN5焼現象により生ずる振動
又は燃焼圧力の振動を検出するノックセンサAと、その
ノックセンサAの検出信号に基づいてノッキング発生の
有無を判別するノッキングレベル判別手段Bと、ノッキ
ング発生時に点火時期を遅角補正する遅角制御手段Cと
、ノッキング非発生時に点火時期を進角補正する進角制
御手段りとを有し1点火信号発生手段Eによる点火信号
の発生時期を制御する点火時期制御装置において、点火
時期の進角量に対するノッキング発生レベルの特性変化
を検出する特性変化検出手段Fと。
この特性変化検出手段Fによって検出される特性変化に
応じて遅角制御手段Cによる点火遅角量の最大限度値を
演算する最大遅角限度値演算手段Gとを設けたものであ
る。
〔作 用〕
特性変化検出手段Fによって検出される点火時期の進角
量に対するノッキング発生レベルの特性変化により、例
えば使用するガソリンがレギュラーガソリンかハイオク
ガソリンかを判別して、最大遅角限度値演算手段Gが遅
角ルJ御手段Cによる点火遅角量の最大限度値を判別結
果に応じた最適値に演算し、ノッキングレベル判別手段
Bによってノッキング発生と判別されている間は、上記
最大限度値まで点火時期を遅角させて発生ノックレベル
を適正に保つ。
〔実 施 例〕
この発明の実施例を、添付図面の第2図以降を参照して
説明する。
第2図は、この発明の一実施例を示す内燃機関の要部構
成図であり、1は機関のシリンダブロック、2はシリン
ダブロック1に取り付けられたノックセンサである。
このノックセンサ2は、例えば圧電素子あるいは電磁素
子等から構成され、内燃機関の燃焼現象により生ずる機
械的振動を電気的な振幅変動に変換して検出する周知の
ものである。
また、各気筒毎に取り付けた点火プラグ3の座金として
筒内圧センサを装着して、それをノックセンサとして使
用してもよく、その場合は燃焼圧力の振動を検出する。
4はディストリビュータで、このディストリビュータ4
にはクランク角センサ5〜7が設けられている。
クランク角センサ5は気筒判別用であり、この機関が6
気筒であるとすると、ディストリビュータ軸が1回転す
る毎、すなわちクランク軸が2回転する毎(720’C
A毎)に1つのパルスを発生する。その発生位置は1例
えば第1気筒の上死点に設定される。
クランク角センサ6は、ディストリビュータ軸が1回転
する間に6個のパルス、したがってクランク角120°
毎に1パルスを発生する。
さらに、クランク角センサ7はクランク角度2゜毎にパ
ルスを発生し、そのパルスはクランク軸の回転角度をカ
ウントするために用られる。
これらのノックセンサ2及びクランク角センサ5〜7か
らの電気信号は、制御回路10に入力される。この制御
回路10にはさらに、機関の吸気通路11に設けられた
エアフローセンサ12からの吸入空気流旦を表わす信号
も入力される。
一方、制御回路10からは、イグナイタ13に点火信号
が出力され、そのイグナイタ13によって形成されたス
パーク電流が、ディストリビュータ4を介して各気筒の
点火プラグ3に分配される。
内燃機関には、通常、運転状態パラメータを検出するそ
の他種々のセンサが設けられ、また制御回路10は、燻
材噴射弁14笠の制御をも行なうが、これらはこの発明
とは直接関係しないため、以下の説明ではこれらを全て
省略する。
第3図は、第2図の制御回路10の一楕成例を示すブロ
ック図である。
この制御回路10において、エアフローセンサ12から
の電圧信号は、バッファ20を介してアナログマルチプ
レクサ21に入力され、マイクロコンピュータ30から
の指示に応じて選択されてA/D変換器22によってデ
ジタル信号(2進信号)に変換された後、入出力ボート
31からマイクロコンピュータ30内に取り込まれる。
クランク角センサ5からのクランク角720゜毎のパル
ス、クランク角センサ6からのクランク角120”毎の
パルス及びクランク角センサ7からのクランク角2°毎
のパルスは、整形回路23を介して入出力ボート32に
入力される。
ノックセンサ2からの検出信号は入力回路24及びA/
D変換器25を介してデジタル信号に変換されて、入出
力ボート32に入力される。
A/D変換器25のA/D変換開始は、入出力ボート3
2及び信号#26を介してマイクロコンピュータ30か
ら印加されるA/D変換起動信号によって行なわれる。
またA/D変換が終了すると、A/D変換器25は信号
a27及び入出カポ−1〜32を介し5て、マイクロコ
ンピュータ30にA/D変換完了通知を行なう。
一方、マイクロコンピュータ30から、出力ポート33
を介して駆動回路28に点火信号が出力されると、これ
が駆動信号に変換されてイグナイタ13を付勢し、その
点火信号の持続時間及び持続時期に応じた点火制御が行
なわれる。
マイクロコンピュータ30は、前述の入出カポ−1−3
1,32,33と、マイクロプロセッサ(MPU)34
、ランダムアクセスメモリ(RAM)35、リードオン
リメモリ (ROM)36、クロック発生回路37及び
これらを接続するバス38等から構成されており、RO
M36内に格納されている制御プログラムに従って種々
の処理を行なう。
ここで、この制御回路10によってこの発明による点火
時期制御を行なうための具体的な動作プログラムの説明
に先立って、この発明による点火時期制御の背景及び基
本的な作用について第4図を参照しながら説明する。
第4図は、オクタン価の低い(91RON)レギュラー
ガソリンを使用した場合(破線)とオクタン価が高い(
98RON)ハイオクガソリンを使用した場合(実線)
の高負荷時における点火時期に対する発生トルクの特性
を示したものである。
レギュラーガソリンの場合はノッキングが発生しやすい
ので、MBTよりも遅角側(点Bで示す)で軽微なノッ
キング(トレースノック)が発生する。さらに点火時期
を進めるとMBTがあられれ。
ノッキングがますます激しくなって、やがてトルクが低
下する。
トレースノックが発生する点火時期は、吸気温度と湿度
の変化によっても変動するので、ノッキング判定手段を
持たない装置では余裕をみて遅角側に基本(ベース)点
火時期を設定するのが普通であるが、ノッキング判定手
段を備えて遅角制御を行なう装置にあっては、基本点火
時期はトレースノックが発生する点火時期(B点)ぎり
ぎりのところに設定される。そうすることにより、でき
るだけ出力トルクをかせごうとする。
ハイオクガソリンの場合はノッキングが発生しにくくな
るので、トレースノックが発生する点火時期(点Cで示
す)は、MBT付近又はMBTよりも進角側にある。
ハイオクガソリンの使用を前提としたエンジンでは、ト
レースノック点がMBTよりも進角側にあるときはMB
T、遅角側にある場合はトレースノック点を基本点火時
期として与える。
そのような仕様のエンジンにオクタン価の低いレギュラ
ーガソリンを入れると、MBT付近の点火時期ではヘビ
ーノック以上のノッキングを生じるので、ただちにリタ
ードし、遅角限度値のD点まで遅角するが、D点で4.
ミディアムぐらいのノッキングを生じる。−ノン ハイ
オクガソリン使用の場合はD点ではノックなしであるの
で、D点におけるノックセンサの出力レベルが大幅に異
なる。
したがって、遅角限度値り点におけるノックセンサの出
力レベルが所定値以上であればレギュラ−ガソリンを使
用していると判定し、遅角限度イ(をB点よりも遅角側
のE点に変更する。
このE点は予め設定した値でも良いが、D点にお、ける
ノックセンサ出力レベルの関数で与えればレギュラーガ
ソリンのオクタン価91 RONの場合のみならず、種
々のオクタン価の場合に安定よく制御できる。
次に、前述した第3図の制御回路10のマイクロコンピ
ュータ′50によるこの発明に係わる点火時期制御機能
を、第5図のフローチャートによって説明する。なおこ
れは、気筒別に点火時期を制御する場合の例である。
第5図に示すルーチンは、6気筒エンジンの場合は上死
点前80’位の12o°信号毎に処理される。
先ず、ステップ1で高負荷条件が否かを判定する。二九
は、アクセル開度又は吸入空気量によって判定すればよ
い。
低負荷条件では、ノックは生じないし気筒別に点火時期
制御することによる効果も/hさいので。
全気筒−律点火時期Boをテーブルルックアップのみで
設定する(ステップ29.30)。
高負荷条件の場合には、ステップ2で気筒判別、  を
行なう。これは72o°信号と120”毎の信号から気
筒番号を識別する方法がよく知られている。
次に、ステップ3で1番気筒(# 1 cyl、)が否
かを判別し、一番気筒の点火時期の処理であると判定す
れば、ステップ4へ進む。
以下、一番気筒の点火時期制御について迎入る。
ステップ4で一番気筒の基本点火時期B、を与えるテー
ブルをエンジン回転速度Nとエンジン負荷Qによりルッ
クアップする。
B I=func (N 、 Q) また、ステップ5で一番気筒のノックセンサの出力中の
ノッキング振動周波数成分のレベル(ノッキングレベル
)を検出し、それをに、とする。
そして、ステップ6で一番気筒のトレースノックレベル
TIを計算またはテーブルルックアップする。
このトレースノックレベルは、エンジン回転速度(N)
によってノックセンサが検出する振動成分が異なってく
るため、同一1−レースノックでもセンサ出力レベルが
異なってくる。
T I =func (N) また、ノックセンサが各気筒毎↓;装着されていない場
合(例えばブロック型ノックセンサ)は。
ノックセンサと燃焼室の間の距離によって、トレースノ
ックに対応する検出レベルが異なってくる。
各気筒毎にノックセンサが装着されている場合には、T
1の計算は各気筒に共通であっても大きなG打違いは生
じない。
次に、ステップ7でに、とT1の比較を行ない5に1≧
T、であればノッキングありと判断してステップ8八進
む。K、<T、であればノッキングなしと判断してステ
ップ25へ進む。
ステップ8ではノック時の遅角補正furlを、r 4
 =func (Kl −T+ )によって計算する。
このrlの関数形又はテーブルデータは各気筒に共通な
ものを用いる。
そして、ステップ9では前回の補正量d、をrlだけ減
じて、(d+−rt)を新たなdlとして記憶する。
ステップ】0で出力点火時期A1をA、=B。
十d、として計算する。A、、B、はTDCをゼロとし
て、TDCよりも進角側、即ちB ’I’ D C(B
efor Top Dsad Center)の点火時
期を正の値にとり、 A T D C(After T
DC)の点火時期を負の値として1士の符号付きの量と
して扱っている。
dlも符号付きである。そして、AIの値が遅角しすぎ
か否かを以下のルーチンで判定する。
ステップ11で、第4図のD点に相当するttlcyl
、の遅角限度値点火時期LiMiT r (L I+と
する)をテーブルルックアップする。
LiMiTl =func (N r Q)〔N:エン
ジンスピード、Q:負荷(吸入空気量又は燃料噴射景)
〕。
ステップ12で、出力点火時期A、がステップ11で求
めた限度値L11よりも遅角側にあるかどうかを判定す
る。 Yesであれば、以下のルーチンで燃料のオクタ
ン価を判断する。Noであれば、即ちAl)L、、であ
れば、点火時期A、をそのままステップ31で出力する
A、≦Ll+であれば、レギュラーガソリンを使用して
いる可能性があるので、ステップ13で点火時期の進角
量に対するノッキング発生レベルの特性が変化したか否
かを判定するパラメータC1を計算する。
C1=fun (Adv、N)  ; Advは点火時
期このCIは、ハイオクガソリンを使用している場合の
点火時期に対するノックセンサによる検出レベルの特性
を少しかさあげ(オフセット)したものであり2例えば
第6図に一点鎖線で示すようになる。なお、実線はレギ
ュラーガソリン使用時のノッキングレベル特性の最低レ
ベルを示している。
次に、ステップ14でに、とC1を比較し、K1≧C1
であればレギュラーガソリンを使用していると判断でき
るので、ステップ16に進んで第2の遅角限度値LiM
iT2 (L 21とする)を計算する。このA21は
第4図のE点に対応する値である。
ステップI7でA1がA21よりも遅角側か否かを判定
し、遅角側であればステップ18でA1の値としてA2
1を採用する。
ステップ17でA1≧L2+と判定されれば、ステップ
31でA、をそのまま点火時期として出力する。
ステップ14でに、<C,であれば、ハイオクガソリン
を使用していると判断できるので、ステップ15でAI
=1−11として、ステップ31でLl+を点火時期と
して出力する。
ステップ7でKl <T、と判定されれば、ステップ2
5でノッキング検出系の故障か否かを判定する。
例えば、ノックセンサとして圧電型のセンサを用い、第
3図の入力回路24でチャージアンプ方式のものを用い
る場合、ノックセンサの信号ラインのオープン又はショ
ートという故障が発生すると、チャージアンプに電荷が
流れ込まないので、入力回路24の出力電圧はほぼゼロ
又はノイズレベルとなる。したがって、K r < T
 1のときは故障か否かを判定する必要がある。
ステップ25でNOと判定されれば、ノッキングしてい
ないと判定できるので、進角側への制御を行なう。
まず、ステップ19で進角補正量a1を、a 1 =f
unc (T I−K + )によって計算する。
この8皿の関数形又はテーブルデータは、各気筒に共通
なものを用いる。
次にステップ20では、前回の補正量d、にalを加え
て、(d+十a+)を新たなdlとして記憶する。
そして、ステップ21でA、=B、+d、によって出力
点火時期A1を計算するが、このA1が進角しすぎか否
かをステップ22.23で判定する。
ステップ22では#1cy1.の最大進角限度値LiM
iT3 (L 31とする)を、L 31=func 
(N t Q)によって計算又はテーブルルックアップ
する。
そして、ステップ23でA1とA31を比較し、A+>
L3+であれば、ステップ24でA H= L 3+と
する。AI≦L31であれば、ステップ31でA、をそ
のまま出力する。
一方、ステップ25でYes、すなわちノッキングレベ
ル検出系の故障と判断された場合は、ステップ27で、
補正量d1=−αとする。
a=func CN+ Q)で、第4図のB点と基本点
火時期(MBT付近)との差に対応する値である。
そして、ステップ28で、出力点火時期をA。
=B、+d、とし、そのまま31で出力する。
さらに、ステップlで部分負荷と判定されれば、ステッ
プ29で各気筒に共通な点火時期BOをテーブルルック
アップし、ステップ30で1呑気筒〜6番気筒の出力点
火時期A1〜A6を全てB。
として、それをステップ31で出力する。
ステップ3で1番シリンダでないと判断したときは、ス
テップ32で2番気筒(#2cy1.)か否かを判別す
る。2番気筒であれば、以下1番気筒の場合のステップ
4〜28と同じ処理を2番気筒について行なう。
ステップ32で2番気筒でないと判断すれば、ステップ
33で3番気筒(#3cy1.)か否かを判断する。以
下、6番気筒まで同様に行なう。
〔発明の効果〕
以上説明してきたように、この発明によれば。
その構成を、点火時期の進角、遅角量に対するノッキン
グ発生レベルの特性変化を検出して、その変化に応じて
点火時期の遅角量の最大限度値を演算するようにしたた
め、ノックセンサの検出感度のバラツキ、あるいはノイ
ズや機械振動により、センサ出力が増大して見かけ上ノ
ッキングが発生していると判断して、必要以上に遅角し
てしまい大幅なトルク低下を招くことを防止できると共
に。
使用ガソリンのオクタン価が変化しても、ノッキングを
軽微なレベルまで下げることができるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による点火時期制御装置の基本構成を
示す機能ブロック図、 第2図はこの発明の一実施例を示す内燃機関の要部構成
図、 第6図は第2図における制御回路1oの構成例を示すブ
ロック図。 第4図はこの発明の背景及び基本的な作用を説明するた
めの点火時期と発生i〜ルクとノックレベルとの関係を
示す線図、 第5図は第3図の制御回路1oが実行するこの発明に係
わる点火時期制御プログラムを示すフロー図、 第6図は第5図のステップ13で計算する点火時期の進
角量に対するノッキング発生レベルの特性が変化したか
否が判定するパラメータの例を示すm図、 第7図はこの発明が解決しようとする問題点を説明する
ための、高負荷条件と低負荷条件での点火時期と発生ト
ルクとの関係を示す線図である。 A、2・・・ノックセンサ B・・・ノッキングレベル判別手段 C・・・遅角制御手段    D・・・進角制御手段E
・・・魚大信号発生手段  F・・・特性変化検出手段
G・・・最大遅角限度値演算手段 1・・・シリンダブロック  3・・・点火プラグ4・
・・ディストリビュータ 5〜7・・・クランク角センサ 10・・・制御回路    12・・・エアフローセン
サ13・・・イグナイタ   14・・・燃料噴射弁3
0・・・マイクロコンピュータ 第1図 第2図 第4図 77′ 遅     点火時期     進 第6図 第7図 遅    点火時期   進

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内燃機関の燃焼現象により生ずる振動又は燃焼圧力
    の振動を検出するノックセンサと、該ノックセンサの検
    出信号に基づいてノッキング発生の有無を判別するノッ
    キングレベル判別手段と、ノッキング発生時に点火時期
    を遅角補正する遅角制御手段と、ノッキング非発生時に
    点火時期を進角補正する進角制御手段とを有する内燃機
    関の点火時期制御装置において、 点火時期の進角又は遅角量に対するノッキング発生レベ
    ルの特性変化を検出する特性変化検出手段と、該手段に
    よって検出される特性変化に応じて前記遅角制御手段に
    よる点火時期の遅角補正量の最大限度値を演算する最大
    遅角限度値演算手段とを設けたことを特徴とする内燃機
    関の点火時期制御装置。
JP21618185A 1985-10-01 1985-10-01 内燃機関の点火時期制御装置 Pending JPS6278480A (ja)

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JP21618185A JPS6278480A (ja) 1985-10-01 1985-10-01 内燃機関の点火時期制御装置

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JP21618185A JPS6278480A (ja) 1985-10-01 1985-10-01 内燃機関の点火時期制御装置

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JP21618185A Pending JPS6278480A (ja) 1985-10-01 1985-10-01 内燃機関の点火時期制御装置

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JP (1) JPS6278480A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01285668A (ja) * 1988-05-12 1989-11-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd ノックコントロール方法およびその装置
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