JPH06320938A - 流体の流れを加熱する方法および装置 - Google Patents
流体の流れを加熱する方法および装置Info
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- JPH06320938A JPH06320938A JP6045812A JP4581294A JPH06320938A JP H06320938 A JPH06320938 A JP H06320938A JP 6045812 A JP6045812 A JP 6045812A JP 4581294 A JP4581294 A JP 4581294A JP H06320938 A JPH06320938 A JP H06320938A
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- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
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- B60H1/22—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices the heat being derived otherwise than from the propulsion plant
- B60H1/2215—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices the heat being derived otherwise than from the propulsion plant the heat being derived from electric heaters
- B60H1/2225—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices the heat being derived otherwise than from the propulsion plant the heat being derived from electric heaters arrangements of electric heaters for heating air
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24H—FLUID HEATERS, e.g. WATER OR AIR HEATERS, HAVING HEAT-GENERATING MEANS, e.g. HEAT PUMPS, IN GENERAL
- F24H3/00—Air heaters
- F24H3/02—Air heaters with forced circulation
- F24H3/04—Air heaters with forced circulation the air being in direct contact with the heating medium, e.g. electric heating element
- F24H3/0405—Air heaters with forced circulation the air being in direct contact with the heating medium, e.g. electric heating element using electric energy supply, e.g. the heating medium being a resistive element; Heating by direct contact, i.e. with resistive elements, electrodes and fins being bonded together without additional element in-between
- F24H3/0429—For vehicles
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- F24H9/1863—Arrangement or mounting of electric heating means
- F24H9/1872—PTC
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- H05B3/00—Ohmic-resistance heating
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 特に自動客室に対する空気流を加熱する改良
加熱器を提供し,在来のPTC加熱器に比し安価に製造
組立を行い得て信頼性,安全性を向上する。 【構成】 加熱器は伝熱部材と導電的且つ伝熱的関係を
有するように配置された複数の自己調整抵抗加熱素子を
有し流体中に配置した時,加熱素子により発生の熱が伝
熱部材を通る流体内に散逸され,加熱素子はグループ配
置され,一つのグループ内の少くも二つの加熱素子は電
気的に直列に,かつグループは並列に接続される。枠部
材12内に形成の凹所14内に伝熱部材の反対端を受け
入れ,かつ加熱素子と共に頂部と底部に装架のばねの圧
縮力をうける。加熱素子は電気的短絡阻止のガスケツト
により位置決めされる。板状の端子部材は部材から横に
延び,かつ枠部材内の溝孔に受け入れられ対応の枠部材
上のレール26.3,28.3と連結される。端子板に
は切欠きを形成し,折り曲げて伝熱部材の転位を防止。
加熱器を提供し,在来のPTC加熱器に比し安価に製造
組立を行い得て信頼性,安全性を向上する。 【構成】 加熱器は伝熱部材と導電的且つ伝熱的関係を
有するように配置された複数の自己調整抵抗加熱素子を
有し流体中に配置した時,加熱素子により発生の熱が伝
熱部材を通る流体内に散逸され,加熱素子はグループ配
置され,一つのグループ内の少くも二つの加熱素子は電
気的に直列に,かつグループは並列に接続される。枠部
材12内に形成の凹所14内に伝熱部材の反対端を受け
入れ,かつ加熱素子と共に頂部と底部に装架のばねの圧
縮力をうける。加熱素子は電気的短絡阻止のガスケツト
により位置決めされる。板状の端子部材は部材から横に
延び,かつ枠部材内の溝孔に受け入れられ対応の枠部材
上のレール26.3,28.3と連結される。端子板に
は切欠きを形成し,折り曲げて伝熱部材の転位を防止。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に加熱器に関し、特
に空気の如き流体を加熱するために伝熱部材を使用する
電気加熱器に関する。たとえば自動車客室用加熱器に
は、熱交換フイン部材が設けられ、該熱交換フイン部材
は空気通路内において、この熱交換フイン部材と熱伝導
関係を有するように配置された、固有抵抗の正の温度係
数(PTC)の自己調整電気抵抗加熱素子と共に装架さ
れている。自己調整加熱素子が付勢されれば、温度はい
わゆる異常温度まで急上昇し、これはさらにフイン部材
を加熱する。この時通路を通る空気が熱交換フイン部材
によって加熱される。PTC加熱は種々の理由によって
有利であるとされている。たとえば前記の如き加熱器は
その材料の初期抵抗が低く、しかも加熱器が過熱されな
いために、すなわち加熱器の温度が本質的にその異常温
度においてが制限されるために、ウオームアップが速や
かに行われると言う特徴を有している。PTC加熱によ
れば、低温で高出力が得られ、かつ比較的一定した作業
温度を維持しつつ空気の流量を大きくすることができ
る。このような加熱器は頑丈な構造を有し、振動の大き
なかつ温度の高い自動車の環境にも適合し、電気的また
は機械的騒音を発生させることもなく、しかも電圧範囲
の広い性能を有している。この型の加熱器は本発明の譲
受人に譲渡された、米国特許出願第 07/571 、379 号に
記載されている。
に空気の如き流体を加熱するために伝熱部材を使用する
電気加熱器に関する。たとえば自動車客室用加熱器に
は、熱交換フイン部材が設けられ、該熱交換フイン部材
は空気通路内において、この熱交換フイン部材と熱伝導
関係を有するように配置された、固有抵抗の正の温度係
数(PTC)の自己調整電気抵抗加熱素子と共に装架さ
れている。自己調整加熱素子が付勢されれば、温度はい
わゆる異常温度まで急上昇し、これはさらにフイン部材
を加熱する。この時通路を通る空気が熱交換フイン部材
によって加熱される。PTC加熱は種々の理由によって
有利であるとされている。たとえば前記の如き加熱器は
その材料の初期抵抗が低く、しかも加熱器が過熱されな
いために、すなわち加熱器の温度が本質的にその異常温
度においてが制限されるために、ウオームアップが速や
かに行われると言う特徴を有している。PTC加熱によ
れば、低温で高出力が得られ、かつ比較的一定した作業
温度を維持しつつ空気の流量を大きくすることができ
る。このような加熱器は頑丈な構造を有し、振動の大き
なかつ温度の高い自動車の環境にも適合し、電気的また
は機械的騒音を発生させることもなく、しかも電圧範囲
の広い性能を有している。この型の加熱器は本発明の譲
受人に譲渡された、米国特許出願第 07/571 、379 号に
記載されている。
【0002】
【従来の技術】PTC加熱器の場合は、空気の静止状態
において過熱し、かつ焼損する普通の直線抵抗加熱器の
場合のような最少流量に対する要求はないが、もし加熱
器が、高温に敏感な材料、たとえば加熱器の近くの管路
内に位置する低温プラスチックに近接している時は、通
常はある種の制御装置が使用され、空気の流量が所定の
最低値に達した時に加熱器を除勢するようになってい
る。
において過熱し、かつ焼損する普通の直線抵抗加熱器の
場合のような最少流量に対する要求はないが、もし加熱
器が、高温に敏感な材料、たとえば加熱器の近くの管路
内に位置する低温プラスチックに近接している時は、通
常はある種の制御装置が使用され、空気の流量が所定の
最低値に達した時に加熱器を除勢するようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は流体の
流れを加熱するための新規な改良加熱器で、特に自動車
客室等に対する空気の流れを加熱する加熱器を提供し、
在来のPTC加熱器に比してその製造および組立てを安
価に行い得るようにし、その信頼度、安全性および効率
を高めると共に、加熱器に近接して位置する感温材料に
対しても適当に使用し得るようにすることである。なお
他の目的は、特に高電圧を使用する自動車に対して有用
な流動流体加熱器を提供することである。
流れを加熱するための新規な改良加熱器で、特に自動車
客室等に対する空気の流れを加熱する加熱器を提供し、
在来のPTC加熱器に比してその製造および組立てを安
価に行い得るようにし、その信頼度、安全性および効率
を高めると共に、加熱器に近接して位置する感温材料に
対しても適当に使用し得るようにすることである。なお
他の目的は、特に高電圧を使用する自動車に対して有用
な流動流体加熱器を提供することである。
【0004】
【問題を解決するための手段】簡単に言えば、本発明に
よる加熱装置は流体通路内に装架し得る単数または複数
のモジュールを有し、各モジュールが複数の電気加熱素
子よりなり、かつ各加熱素子は、フイン部材の形をなし
た熱伝導装置と熱伝導関係を有するように装架された、
固有抵抗温度係数が正(PTC)の加熱素子とされる。
複数のPTC加熱素子は、電気的に直列に接続された少
なくとも二つの加熱素子であり、通路を通る流体の流量
が選択された流量を超えた時に、直列に接続された各加
熱素子を通って生じる電圧低下が、比較的低い各加熱素
子の抵抗によって全体的に平衡化され、かつ通路を通る
流体の流量が選択された流量以下に減少した時に、直列
に接続された加熱素子の一つの抵抗が増加し、電源の電
位の大部分が、抵抗の増加した加熱素子を通って低下
し、それによって残余の直列に接続された加熱素子を効
果的に遮断し、加熱装置の出力を減少させる。
よる加熱装置は流体通路内に装架し得る単数または複数
のモジュールを有し、各モジュールが複数の電気加熱素
子よりなり、かつ各加熱素子は、フイン部材の形をなし
た熱伝導装置と熱伝導関係を有するように装架された、
固有抵抗温度係数が正(PTC)の加熱素子とされる。
複数のPTC加熱素子は、電気的に直列に接続された少
なくとも二つの加熱素子であり、通路を通る流体の流量
が選択された流量を超えた時に、直列に接続された各加
熱素子を通って生じる電圧低下が、比較的低い各加熱素
子の抵抗によって全体的に平衡化され、かつ通路を通る
流体の流量が選択された流量以下に減少した時に、直列
に接続された加熱素子の一つの抵抗が増加し、電源の電
位の大部分が、抵抗の増加した加熱素子を通って低下
し、それによって残余の直列に接続された加熱素子を効
果的に遮断し、加熱装置の出力を減少させる。
【0005】本発明の好適な実施例によれば、加熱装置
は上下に重ねられたPTC加熱素子の複数のグループを
有するモジュールよりなり、各グループは第1および第
2導電伝熱部材の間に挿置されたPTC加熱素子の第1
対を有し、かつ該伝熱部材は同様に第3および第4導電
伝熱部材の間に挿置されたPTC加熱素子の第2対の頂
部に載置されている。第1端子、すなわち接地端子は第
1または頂部グループ内のPTC加熱素子の第1対の頂
面と電気的に接続され、かつ第2または正電位端子は伝
熱部材を通して、該グループのPTC部材の第2対の底
面と電気的に接続され、かつ伝熱部材を通して、次の隣
接グループのPTC加熱素子の第1対の頂面と接続され
ている。他の接地端子は伝熱部材を通して、前記グルー
プ内のPTC加熱素子の第2対の底面と電気的に接続さ
れ、残余のグループに対しても同様な電気的接続が行わ
れる。好ましくは、PTC加熱素子の各対の周りには電
気絶縁層が配置され、該PTC加熱素子の周りに短絡の
生じるのを阻止し、もし必要であれば、PTC加熱素子
の相対する面に熱グリースを載置し、ここからの熱伝導
を高めるようにされる。モジュールは電気絶縁材料の相
対する横枠部材の間に保持された五つのグループを有
し、かつ適当なばね部材の選択された圧縮力を受け、モ
ジュールの導電構成部材間に優れた電気的接続と、優れ
た熱伝導が生じるようにされる。使用するグループの特
定数は、特定用途に対する空間配分と、他の要求とに基
づき適当に選択し得ることがわかる。この時は各枠部材
上に導電レールを装架し、各レールをアースおよび正電
位に接続し、前記グループが並列に接続され、一つのグ
ループ内の第1対の各加熱素子が、対応するグループ内
の第2対の各加熱素子と直列に接続されるようにする。
は上下に重ねられたPTC加熱素子の複数のグループを
有するモジュールよりなり、各グループは第1および第
2導電伝熱部材の間に挿置されたPTC加熱素子の第1
対を有し、かつ該伝熱部材は同様に第3および第4導電
伝熱部材の間に挿置されたPTC加熱素子の第2対の頂
部に載置されている。第1端子、すなわち接地端子は第
1または頂部グループ内のPTC加熱素子の第1対の頂
面と電気的に接続され、かつ第2または正電位端子は伝
熱部材を通して、該グループのPTC部材の第2対の底
面と電気的に接続され、かつ伝熱部材を通して、次の隣
接グループのPTC加熱素子の第1対の頂面と接続され
ている。他の接地端子は伝熱部材を通して、前記グルー
プ内のPTC加熱素子の第2対の底面と電気的に接続さ
れ、残余のグループに対しても同様な電気的接続が行わ
れる。好ましくは、PTC加熱素子の各対の周りには電
気絶縁層が配置され、該PTC加熱素子の周りに短絡の
生じるのを阻止し、もし必要であれば、PTC加熱素子
の相対する面に熱グリースを載置し、ここからの熱伝導
を高めるようにされる。モジュールは電気絶縁材料の相
対する横枠部材の間に保持された五つのグループを有
し、かつ適当なばね部材の選択された圧縮力を受け、モ
ジュールの導電構成部材間に優れた電気的接続と、優れ
た熱伝導が生じるようにされる。使用するグループの特
定数は、特定用途に対する空間配分と、他の要求とに基
づき適当に選択し得ることがわかる。この時は各枠部材
上に導電レールを装架し、各レールをアースおよび正電
位に接続し、前記グループが並列に接続され、一つのグ
ループ内の第1対の各加熱素子が、対応するグループ内
の第2対の各加熱素子と直列に接続されるようにする。
【0006】本発明の特性によれば流体の流れは、複数
の自己調整PTC電気抵抗素子を、複数の流体受入通路
を形成するような形の伝熱部材と熱的に接続し、かつグ
ループをなすこれらPTC素子を、直列に接続された一
つのグループ、および並列に接続されたグループ内のP
TC素子と電気的に接続し、流体の流量が選択された流
量以下に減少した時に、PTC素子の熱出力が減少する
ようなす方法によって加熱される。
の自己調整PTC電気抵抗素子を、複数の流体受入通路
を形成するような形の伝熱部材と熱的に接続し、かつグ
ループをなすこれらPTC素子を、直列に接続された一
つのグループ、および並列に接続されたグループ内のP
TC素子と電気的に接続し、流体の流量が選択された流
量以下に減少した時に、PTC素子の熱出力が減少する
ようなす方法によって加熱される。
【0007】本発明の1実施例によれば加熱装置は、伝
熱部材と熱的に接続され、かつ電気的に直列に接続され
た第1および第2PTC加熱素子の少なくとも一つのグ
ループを有している。他の実施例によれば加熱装置は、
伝熱部材に熱的に接続されかつ電気的に直列に接続され
た第1、第2および第3PTC加熱素子の少なくとも一
つのグループを有している。
熱部材と熱的に接続され、かつ電気的に直列に接続され
た第1および第2PTC加熱素子の少なくとも一つのグ
ループを有している。他の実施例によれば加熱装置は、
伝熱部材に熱的に接続されかつ電気的に直列に接続され
た第1、第2および第3PTC加熱素子の少なくとも一
つのグループを有している。
【0008】本発明の一つの特色によれば、伝熱部材は
アルミニュウム等の如き、伝熱性および導電性の大な
る、安価な材料よりなり、加熱装置の作動効率を高める
ようになっている。伝熱部材はジグザグ状に前後に曲げ
られた材料の帯片によって形成され、隣接伝熱部材、端
子またはPTC加熱素子と、電気的および熱的に係合す
る上方および下方半連続面の間を延びる、複数の開放チ
ャネルを形成するようになっている。電気抵抗加熱素子
には、安価な多量生産を行うために、典型的には方形、
円形、三角形または矩形輪郭を有する平らな薄板が使用
される。加熱器構成部材はそのケーシング内に、相互に
伝熱的および導電的に確実に保持されるように組立てら
れる。装置の組立てには、通常の並列接続PTC加熱素
子のように多くの作業段階と時間とを必要としない。そ
の理由は横レール部材を形成する時の溶接接続仕事が少
なくて済むからである。
アルミニュウム等の如き、伝熱性および導電性の大な
る、安価な材料よりなり、加熱装置の作動効率を高める
ようになっている。伝熱部材はジグザグ状に前後に曲げ
られた材料の帯片によって形成され、隣接伝熱部材、端
子またはPTC加熱素子と、電気的および熱的に係合す
る上方および下方半連続面の間を延びる、複数の開放チ
ャネルを形成するようになっている。電気抵抗加熱素子
には、安価な多量生産を行うために、典型的には方形、
円形、三角形または矩形輪郭を有する平らな薄板が使用
される。加熱器構成部材はそのケーシング内に、相互に
伝熱的および導電的に確実に保持されるように組立てら
れる。装置の組立てには、通常の並列接続PTC加熱素
子のように多くの作業段階と時間とを必要としない。そ
の理由は横レール部材を形成する時の溶接接続仕事が少
なくて済むからである。
【0009】前記特許出願第 07/571,379 号に記載され
ている如く、多ピル(multi-pill)PTC加熱器を使用
する時は、通常PTC加熱素子は並列に配置される。こ
の配置によれば各ピルは個々に付勢され、したがって他
の加熱素子とは別個に作動し、かつ自己調整を行う。そ
の理由は各素子に電圧が供給されるからである。
ている如く、多ピル(multi-pill)PTC加熱器を使用
する時は、通常PTC加熱素子は並列に配置される。こ
の配置によれば各ピルは個々に付勢され、したがって他
の加熱素子とは別個に作動し、かつ自己調整を行う。そ
の理由は各素子に電圧が供給されるからである。
【0010】直列に接続されたPTC抵抗器は異なる作
動特性を表す。電圧を加えれば一つの抵抗器の抵抗が著
しく上昇し、これを通って電位のほとんど全てが低下
し、他の抵抗器に対して残される利用電圧は僅少とな
る。抵抗の著しく増加した抵抗器はロック(lock)された
と称され、かつこの現象はバンディング(banding) と称
される。この現象が生じるために、PTC抵抗器は直列
に配置されることはなかった。しかしながら本発明によ
るPTC加熱素子を伝熱部材と熱伝導関係を有するよう
に装架し、かつ流体の流れの中に配置した時には、もし
流体の流量が著しく増加し、かつ/または周囲温度が低
下すれば、少なくとも二つまたは三つのPTC加熱素子
よりなる直列配置内において、ロックされたPTC加熱
素子が冷却され、その抵抗は減少し、したがって該素子
を通って生じる電圧低下は減少する。ロックの解かれる
素子を通る電圧が低下すれば、他の二つの素子を通る電
圧は増加する。ある流体流量においては、他の素子(複
数)を通って生じる電圧低下は、比較的均等に配分さ
れ、抵抗器は抵抗−温度曲線の平らな部分において作動
し、これは流体の流れが最大出力を有する状態にあるこ
とを表す。
動特性を表す。電圧を加えれば一つの抵抗器の抵抗が著
しく上昇し、これを通って電位のほとんど全てが低下
し、他の抵抗器に対して残される利用電圧は僅少とな
る。抵抗の著しく増加した抵抗器はロック(lock)された
と称され、かつこの現象はバンディング(banding) と称
される。この現象が生じるために、PTC抵抗器は直列
に配置されることはなかった。しかしながら本発明によ
るPTC加熱素子を伝熱部材と熱伝導関係を有するよう
に装架し、かつ流体の流れの中に配置した時には、もし
流体の流量が著しく増加し、かつ/または周囲温度が低
下すれば、少なくとも二つまたは三つのPTC加熱素子
よりなる直列配置内において、ロックされたPTC加熱
素子が冷却され、その抵抗は減少し、したがって該素子
を通って生じる電圧低下は減少する。ロックの解かれる
素子を通る電圧が低下すれば、他の二つの素子を通る電
圧は増加する。ある流体流量においては、他の素子(複
数)を通って生じる電圧低下は、比較的均等に配分さ
れ、抵抗器は抵抗−温度曲線の平らな部分において作動
し、これは流体の流れが最大出力を有する状態にあるこ
とを表す。
【0011】通常の並列に接続されたPTC加熱素子に
対する、出力および相対温度と、異なる空気流量との関
係は図7に示されているが、図8は本発明による直列−
並列PTC加熱素子の一つのグループの同様なグラフを
示す。図7および8は相互に大きな流量に対応するもの
であるが、小さな流量においては直列−並列配置の相対
温度は著しく低い。図8は空気の低、中および高流量に
おいて、三つの直列に接続された各素子に起こる電圧低
下を示す。
対する、出力および相対温度と、異なる空気流量との関
係は図7に示されているが、図8は本発明による直列−
並列PTC加熱素子の一つのグループの同様なグラフを
示す。図7および8は相互に大きな流量に対応するもの
であるが、小さな流量においては直列−並列配置の相対
温度は著しく低い。図8は空気の低、中および高流量に
おいて、三つの直列に接続された各素子に起こる電圧低
下を示す。
【0012】本発明の新規な改良加熱装置および加熱方
法の他の目的、利点および詳細は、添付図面によって次
に説明する、本発明の好適な実施例によりさらに明らか
となる。
法の他の目的、利点および詳細は、添付図面によって次
に説明する、本発明の好適な実施例によりさらに明らか
となる。
【0013】
【実施例】図1ー4に示された、本発明による加熱装置
の好適な実施例は、相対する細長い枠部材12を有する
モジュール10よりなり、該枠部材はポリカーボネート
の如き、適当な電気絶縁材料によって形成されている。
枠部材12は凹欠された部分14を有し、該凹欠部分は
次に述べる加熱器組立体の対応する端部を受入れるよう
になっている。モジュール10は、PTC加熱素子およ
び伝熱部材の5グループを有し、これら部材は相対する
ばね部材16の間に相互に重ねられ、モジュールの導電
部材内に所定の圧縮力を加え、これらの間に優れた電気
的および熱的接続部分を形成するようになっている。説
明のために展開されたモジュールの一部分を示す図3に
おいては、ばね部材16はチャネル形部材18内に受入
れられ、該チャネル部材はばね16の力を、堆積として
配置された組立体の部材に、平等に配分するために設け
られたものである。ばね16は反対端に近接して孔1
6.1を有し、この孔は凹欠部分14内において枠12
上に形成された適当な突起12.1(図1)を受入れる
ようになっている。伝熱部材20は電気絶縁ガスケット
24を挟んでPTC加熱素子22の上と下とに配置さ
れ、該ガスケットは素子22より薄い、シリコン感圧材
料の如き適当な材料によって形成される。ガスケット2
4には窓25が形成され、選択された位置に1対のPT
C加熱素子22を位置決め維持し、かつ1対のPTC加
熱素子の反対側に配設された伝熱部材間の短絡を阻止す
るようになっている。第1端子板26は図3に示される
如く、PTC加熱素子22の上方対の上面と電気的に係
合するように配置され、かつ端子接続部分26.1は図
1および3に示される如く、左横方向に延びている。第
2端子板28は図3に示される如く、PTC加熱素子2
2の下方対の下面と電気的に係合するように配置され、
かつ端子接続部分28.1は図1および3に示される如
く、右横方向に延びている。これら2対のPTC加熱素
子およびその対応する伝熱部材はモジュール10内の5
グループの一つを形成している。図3に示された最下方
伝熱部材20はPTC加熱素子および伝熱部材の次のグ
ループの構成部材である。端子板26および28には、
それぞれその前縁および後縁に沿って、横方向に隔置さ
れた切欠き26.2、28.2が形成され(これら切欠
きは図においては前縁に示されている)、必要に応じ外
縁部分が交互に、僅かに上下に曲げられ、伝熱部材と端
子板との係合位置を安定化すると共に、組立体に剛性を
与えるようになっている。
の好適な実施例は、相対する細長い枠部材12を有する
モジュール10よりなり、該枠部材はポリカーボネート
の如き、適当な電気絶縁材料によって形成されている。
枠部材12は凹欠された部分14を有し、該凹欠部分は
次に述べる加熱器組立体の対応する端部を受入れるよう
になっている。モジュール10は、PTC加熱素子およ
び伝熱部材の5グループを有し、これら部材は相対する
ばね部材16の間に相互に重ねられ、モジュールの導電
部材内に所定の圧縮力を加え、これらの間に優れた電気
的および熱的接続部分を形成するようになっている。説
明のために展開されたモジュールの一部分を示す図3に
おいては、ばね部材16はチャネル形部材18内に受入
れられ、該チャネル部材はばね16の力を、堆積として
配置された組立体の部材に、平等に配分するために設け
られたものである。ばね16は反対端に近接して孔1
6.1を有し、この孔は凹欠部分14内において枠12
上に形成された適当な突起12.1(図1)を受入れる
ようになっている。伝熱部材20は電気絶縁ガスケット
24を挟んでPTC加熱素子22の上と下とに配置さ
れ、該ガスケットは素子22より薄い、シリコン感圧材
料の如き適当な材料によって形成される。ガスケット2
4には窓25が形成され、選択された位置に1対のPT
C加熱素子22を位置決め維持し、かつ1対のPTC加
熱素子の反対側に配設された伝熱部材間の短絡を阻止す
るようになっている。第1端子板26は図3に示される
如く、PTC加熱素子22の上方対の上面と電気的に係
合するように配置され、かつ端子接続部分26.1は図
1および3に示される如く、左横方向に延びている。第
2端子板28は図3に示される如く、PTC加熱素子2
2の下方対の下面と電気的に係合するように配置され、
かつ端子接続部分28.1は図1および3に示される如
く、右横方向に延びている。これら2対のPTC加熱素
子およびその対応する伝熱部材はモジュール10内の5
グループの一つを形成している。図3に示された最下方
伝熱部材20はPTC加熱素子および伝熱部材の次のグ
ループの構成部材である。端子板26および28には、
それぞれその前縁および後縁に沿って、横方向に隔置さ
れた切欠き26.2、28.2が形成され(これら切欠
きは図においては前縁に示されている)、必要に応じ外
縁部分が交互に、僅かに上下に曲げられ、伝熱部材と端
子板との係合位置を安定化すると共に、組立体に剛性を
与えるようになっている。
【0014】端子コネクタ26.1は整合孔を通して一
つの枠部材12内に受入れられ、かつ他の端子コネクタ
28.1は整合孔を通して他の枠部材12内に受入れら
れる。レール26.3は図1に示される如く、左方枠部
材12内に形成された溝12.2内に受入れられ、端子
コネクタ26.1は対応する孔26.4を通して受入れ
られる。同様にレール28.3(図3においては部分的
に切除されている)は図示の如く、右方枠部材12に受
入れられ、端子コネクタ28.1は対応する孔28.4
を通して受入れられる。次に端子コネクタは曲げられ、
溶接(図示せず)によって対応するレールに装着され
る。前述の如くモジュール12は、四つのPTC加熱素
子22の5グループを有し、該グループは相互に並列に
接続され、かつ1対の加熱素子22は図4に示される如
く、グループの他の対と直列に接続されている。
つの枠部材12内に受入れられ、かつ他の端子コネクタ
28.1は整合孔を通して他の枠部材12内に受入れら
れる。レール26.3は図1に示される如く、左方枠部
材12内に形成された溝12.2内に受入れられ、端子
コネクタ26.1は対応する孔26.4を通して受入れ
られる。同様にレール28.3(図3においては部分的
に切除されている)は図示の如く、右方枠部材12に受
入れられ、端子コネクタ28.1は対応する孔28.4
を通して受入れられる。次に端子コネクタは曲げられ、
溶接(図示せず)によって対応するレールに装着され
る。前述の如くモジュール12は、四つのPTC加熱素
子22の5グループを有し、該グループは相互に並列に
接続され、かつ1対の加熱素子22は図4に示される如
く、グループの他の対と直列に接続されている。
【0015】前述の如く使用されるグループの特定数は
選択可能であり、一つのグループは若干数の用途に割当
てられ、5グループ以上の幾つかのグループは他の若干
数の用途に割当てられる。グループ内において直列に接
続されるPTC加熱素子の数は常態では、必要に応じ二
つまたは三つに制限される。すなわちロックされずに、
バンデングされたPTC加熱素子に関連する問題に起因
して、多くの用途においては直列に接続されるPTC加
熱素子は三つに制限される。
選択可能であり、一つのグループは若干数の用途に割当
てられ、5グループ以上の幾つかのグループは他の若干
数の用途に割当てられる。グループ内において直列に接
続されるPTC加熱素子の数は常態では、必要に応じ二
つまたは三つに制限される。すなわちロックされずに、
バンデングされたPTC加熱素子に関連する問題に起因
して、多くの用途においては直列に接続されるPTC加
熱素子は三つに制限される。
【0016】ばね部材16はステンレス鋼の如き堅い弾
性材料によって形成され、かつ好ましくは図3に示され
る如く、波状ばね部分を有するものとされる。端子板2
6、28はアルミニウムまたは鋼の如き適当な導電およ
び伝熱材料によって形成される。各伝熱部材20はアル
ミニウムの如き、伝熱性および導電性の優れた材料の連
続帯片20.1によって形成され、かつジグザグまたは
アコーデオン状に前後に曲げられ、両端に平坦部分を有
するループが形成されるようにする。このループは相互
に密接に圧縮され、片側から他の側に開放チャネルまた
はルーバーが延びる細長い帯片が形成され、該帯片が図
2に示される如く、全体が平らな、半連続性の上面およ
び下面を有するようにされる。もし必要であればこの伝
熱部材は、優れた伝熱特性を有する限り、合成部材また
は類似の他の形のものとなすことができる。図1ー4に
示された実施例における如く、伝熱部材は導電性を有
し、PTC加熱素子と共に、回路内の導電体として働
き、電気的接続は、ばね部材16の圧縮力による物理低
係合によって得られる。しかしながらもし必要であれ
ば、加熱素子に対する電気的接続は、たとえば伝熱部材
を回路から絶縁せんとするような用途においては、加熱
素子の各上面および下面と係合する端子板を設けること
によって行うことができ、この場合は端子部材と隣接伝
熱部材との間に適当な電気絶縁層を配置することができ
る。しかしながら伝熱部材20を導電体として使用すれ
ば、構成部材の少ない、かつ組立ての容易な組立体が得
られる。
性材料によって形成され、かつ好ましくは図3に示され
る如く、波状ばね部分を有するものとされる。端子板2
6、28はアルミニウムまたは鋼の如き適当な導電およ
び伝熱材料によって形成される。各伝熱部材20はアル
ミニウムの如き、伝熱性および導電性の優れた材料の連
続帯片20.1によって形成され、かつジグザグまたは
アコーデオン状に前後に曲げられ、両端に平坦部分を有
するループが形成されるようにする。このループは相互
に密接に圧縮され、片側から他の側に開放チャネルまた
はルーバーが延びる細長い帯片が形成され、該帯片が図
2に示される如く、全体が平らな、半連続性の上面およ
び下面を有するようにされる。もし必要であればこの伝
熱部材は、優れた伝熱特性を有する限り、合成部材また
は類似の他の形のものとなすことができる。図1ー4に
示された実施例における如く、伝熱部材は導電性を有
し、PTC加熱素子と共に、回路内の導電体として働
き、電気的接続は、ばね部材16の圧縮力による物理低
係合によって得られる。しかしながらもし必要であれ
ば、加熱素子に対する電気的接続は、たとえば伝熱部材
を回路から絶縁せんとするような用途においては、加熱
素子の各上面および下面と係合する端子板を設けること
によって行うことができ、この場合は端子部材と隣接伝
熱部材との間に適当な電気絶縁層を配置することができ
る。しかしながら伝熱部材20を導電体として使用すれ
ば、構成部材の少ない、かつ組立ての容易な組立体が得
られる。
【0017】各加熱素子22は、固有抵抗の温度係数が
正(PTC)である、ランタンでドープしたチタン酸バ
リュウム等の如きセラミック材料よりなる体部で、その
両面にアルミニウム等を火炎噴射することにより、粗い
金属面を形成した電気接触装置を有する体部となすこと
が望ましい。このような自己調整電気抵抗加熱素子は公
知であるから、その詳細な説明は省略するが、接点間の
体部を通して電流を導くことにより、加熱素子を電気的
に付勢した時に、該体部材料は自己加熱して、熱を発生
し、かつ漸次温度および抵抗を増加し、最後は加熱素子
が、ある温度、すなわち抵抗の増加によって発生した熱
の減少が、伝熱部材を通して加熱素子から散逸または引
出されつつある熱と平衡するような温度において、安定
することがわかる。
正(PTC)である、ランタンでドープしたチタン酸バ
リュウム等の如きセラミック材料よりなる体部で、その
両面にアルミニウム等を火炎噴射することにより、粗い
金属面を形成した電気接触装置を有する体部となすこと
が望ましい。このような自己調整電気抵抗加熱素子は公
知であるから、その詳細な説明は省略するが、接点間の
体部を通して電流を導くことにより、加熱素子を電気的
に付勢した時に、該体部材料は自己加熱して、熱を発生
し、かつ漸次温度および抵抗を増加し、最後は加熱素子
が、ある温度、すなわち抵抗の増加によって発生した熱
の減少が、伝熱部材を通して加熱素子から散逸または引
出されつつある熱と平衡するような温度において、安定
することがわかる。
【0018】前述の如く、酸化亜鉛粉末を充填したシリ
コングリース等の如き熱グリースを、加熱素子および隣
接する端子または伝熱部材の間に配置し、加熱素子から
の熱伝導を高めるようになすことができる。
コングリース等の如き熱グリースを、加熱素子および隣
接する端子または伝熱部材の間に配置し、加熱素子から
の熱伝導を高めるようになすことができる。
【0019】本発明によって形成した加熱装置は、主加
熱器が燃料の燃焼によって作動する、内燃機またはデイ
ーゼルエンジンを動力とする自動車の客室に対する、補
助空気加熱器の如き、多くの用途に対して有用である。
本発明が特に有利な他の用途は、客室の熱全体が電気抵
抗加熱によって得られる電動自動車の場合である。この
ような加熱器は典型的には高電圧によって付勢され、た
とえばその1例においては192ボルト、他の例におい
ては336ボルトが使用される。直列に接続された加熱
素子を使用する本発明は、固有のPTC特性により、低
いファン速度で動力を減少させる。さらにPTC加熱素
子に不調が生じたような場合には、これと直列に接続さ
れた他のピルが自動リセッテングヒューズまたはカレン
トレギュレータとして作用し、したがって別の安全機能
が得られる。
熱器が燃料の燃焼によって作動する、内燃機またはデイ
ーゼルエンジンを動力とする自動車の客室に対する、補
助空気加熱器の如き、多くの用途に対して有用である。
本発明が特に有利な他の用途は、客室の熱全体が電気抵
抗加熱によって得られる電動自動車の場合である。この
ような加熱器は典型的には高電圧によって付勢され、た
とえばその1例においては192ボルト、他の例におい
ては336ボルトが使用される。直列に接続された加熱
素子を使用する本発明は、固有のPTC特性により、低
いファン速度で動力を減少させる。さらにPTC加熱素
子に不調が生じたような場合には、これと直列に接続さ
れた他のピルが自動リセッテングヒューズまたはカレン
トレギュレータとして作用し、したがって別の安全機能
が得られる。
【0020】図5は本発明の変形を示す略線図である
が、この変形においては加熱装置100は、PTC加熱
素子22および導電伝熱部材120の単一のグループよ
りなっている。図で見て第1の上方加熱素子22および
第2の下方加熱素子22は、それぞれ伝熱部材120の
間に配置されている。伝熱グリース121は加熱素子お
よび隣接伝熱部材の間に載置され、熱伝導を高めるよう
になっている。端子126は上方伝熱部材120と電気
的に接続され、かつ端子128は下方伝熱部材120と
電気的に接続され、二つの加熱素子を直列に接続してい
る。二つの加熱素子の間には一つの伝熱部材120が配
設されているが、必要に応じ二つの加熱素子の間に追加
伝熱部材120を配置し、さらに均一に配分された熱流
が得られるようになし得ることがわかる。
が、この変形においては加熱装置100は、PTC加熱
素子22および導電伝熱部材120の単一のグループよ
りなっている。図で見て第1の上方加熱素子22および
第2の下方加熱素子22は、それぞれ伝熱部材120の
間に配置されている。伝熱グリース121は加熱素子お
よび隣接伝熱部材の間に載置され、熱伝導を高めるよう
になっている。端子126は上方伝熱部材120と電気
的に接続され、かつ端子128は下方伝熱部材120と
電気的に接続され、二つの加熱素子を直列に接続してい
る。二つの加熱素子の間には一つの伝熱部材120が配
設されているが、必要に応じ二つの加熱素子の間に追加
伝熱部材120を配置し、さらに均一に配分された熱流
が得られるようになし得ることがわかる。
【0021】図6は三つのPTC加熱素子が電気的に直
列に接続された、同様な加熱装置102を示す。図5お
よび6の両実施例においては、矢印125によって示さ
れる如き、適当な圧縮力が各組立体に加えられ、図1ー
4に示された実施例のように、幾つかの構成部材間に優
れた電気的および熱的接続が行われるようにされてい
る。図5および6の実施例においては、直列に接続され
た単一の加熱素子が示されているが、各伝熱部材120
の間に、同様に二つまたはそれ以上のPTC加熱素子を
設け得ることがわかる。流体の流れを加熱するための加
熱装置は、本発明によれば、図5および6に示される如
く、直列に接続されたPTC加熱素子の一つのグループ
が使用され、または並列に接続された複数のグループ
で、各グループ内の加熱素子が直列に接続されたグルー
プが使用される。
列に接続された、同様な加熱装置102を示す。図5お
よび6の両実施例においては、矢印125によって示さ
れる如き、適当な圧縮力が各組立体に加えられ、図1ー
4に示された実施例のように、幾つかの構成部材間に優
れた電気的および熱的接続が行われるようにされてい
る。図5および6の実施例においては、直列に接続され
た単一の加熱素子が示されているが、各伝熱部材120
の間に、同様に二つまたはそれ以上のPTC加熱素子を
設け得ることがわかる。流体の流れを加熱するための加
熱装置は、本発明によれば、図5および6に示される如
く、直列に接続されたPTC加熱素子の一つのグループ
が使用され、または並列に接続された複数のグループ
で、各グループ内の加熱素子が直列に接続されたグルー
プが使用される。
【0022】以上本発明を例証するために、その加熱装
置の特定実施例を説明したが、発明の範囲内において種
々の変形が可能であり、かつ本発明は特許請求の範囲内
に含まれる全ての変形および等効物を含むものと解すべ
きである。
置の特定実施例を説明したが、発明の範囲内において種
々の変形が可能であり、かつ本発明は特許請求の範囲内
に含まれる全ての変形および等効物を含むものと解すべ
きである。
【0023】以上の説明によって明らかな如く、本発明
の装置によれば、管路の過熱を阻止するために、空気流
量の小さな加熱器区域を切換える高価な制御スイッチを
省略することができ、本発明の過熱装置を使用して、流
量の大きな、しかも“バンデング”の状態で最大出力を
発生せしめ、高価な外部スイッチに頼ることなく、単数
または複数の、流量の小さな区域を自動的に遮断するこ
とができる。本発明によればなお前述の如く、予備自動
安全装置が得られ、一つのPTC加熱素子が短絡した場
合に、全体的なシステムの故障を発生させることなく、
他の直列PTC加熱素子が、直列自動リセットヒューズ
として働くようになる。
の装置によれば、管路の過熱を阻止するために、空気流
量の小さな加熱器区域を切換える高価な制御スイッチを
省略することができ、本発明の過熱装置を使用して、流
量の大きな、しかも“バンデング”の状態で最大出力を
発生せしめ、高価な外部スイッチに頼ることなく、単数
または複数の、流量の小さな区域を自動的に遮断するこ
とができる。本発明によればなお前述の如く、予備自動
安全装置が得られ、一つのPTC加熱素子が短絡した場
合に、全体的なシステムの故障を発生させることなく、
他の直列PTC加熱素子が、直列自動リセットヒューズ
として働くようになる。
【図1】本発明によって形成された加熱器モジュールの
展開図;
展開図;
【図2】図1のモジュールに使用された伝熱部材の一部
分の、切欠正面図;
分の、切欠正面図;
【図3】図1のモジュールの一部分の展開透視図;
【図4】図1のモジュールの略正面図;
【図5】本発明の他の実施例の略線図;
【図6】本発明のなお他の実施例の略線図;
【図7】並列接続PTC加熱素子に対する出力および相
対温度と、空気流量との関係を表すグラフ;
対温度と、空気流量との関係を表すグラフ;
【図8】直列−並列接続PTC加熱素子に対する出力お
よび相対温度と、空気流量との関係を表すグラフ;
よび相対温度と、空気流量との関係を表すグラフ;
【図9】幾つかの異なる空気流量において、直列に接続
された三つの各加熱素子に生じる電圧低下を表す棒グラ
フ。
された三つの各加熱素子に生じる電圧低下を表す棒グラ
フ。
10 モジュール 12 枠部材 14 凹欠部分 16 ばね部材 18 チャネル形部材 20 伝熱部材 22 加熱素子 24 ガスケット 26 第1端子板 26.1 コネクタ 26.2 切欠き 26.3 レール 28 第2端子板 28.1 コネクタ 28.2 切欠き 28.3 レール 100,102 加熱装置 120 伝熱部材 121 グリース 126 端子 128 伝熱部材
Claims (5)
- 【請求項1】 流体の流れを加熱する方法において、複
数のPTC自己調整電気抵抗加熱素子および複数の伝熱
部材を配置する段階で、各伝熱部材が複数の流体受入通
路を形成するような形を呈する段階と、各電気加熱素子
を少なくとも一つのグループを形成するように配置する
段階で、各グループが少なくとも二つの加熱素子を含む
段階と、各グループ内の加熱素子を電気的に直列に接続
する段階とを有することを特徴とする方法。 - 【請求項2】 加熱素子の複数のグループを形成する段
階と、該グループを電気的に並列に接続する段階とを有
する、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 加熱装置において、貫通流体通路を画定
するケーシングと、ケーシングの通路内に装架された伝
熱装置と、各個が伝熱装置と熱伝導関係を有するように
配置された、複数の自己調整電気抵抗加熱素子と、加熱
素子を電源に接続する電気回路素子とを有し、少なくと
も二つの加熱素子が電気的に直列に接続され、通路を通
る流体の流量が、流体の温度と共に変化する選択された
流量を超えた時に、少なくとも二つの各加熱素子に生じ
る電圧低下が、比較的低い各加熱素子の抵抗によって全
体的に平衡化され、かつ通路を通る流体の流量が、選択
された流量以下となった時に、直列に接続された加熱素
子の一つの抵抗が増加し、電源の電位の大部分が、直列
加熱素子の前記一つを通って低下し、それによって前記
直列に接続された加熱素子の他のものを効果的に遮断
し、かつ加熱装置の熱出力を減少させるようになってい
る加熱装置。 - 【請求項4】 加熱素子がグループとして配置され、各
グループ内の加熱素子が電気的に直列に接続され、かつ
グループが電気的に並列に接続されている、請求項3記
載の加熱装置。 - 【請求項5】 各グループ内において、3個の加熱素子
が直列に接続されている、請求項4記載の加熱装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/032,940 US5471034A (en) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | Heater apparatus and process for heating a fluid stream with PTC heating elements electrically connected in series |
US032940 | 1993-03-17 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06320938A true JPH06320938A (ja) | 1994-11-22 |
Family
ID=21867695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6045812A Pending JPH06320938A (ja) | 1993-03-17 | 1994-03-16 | 流体の流れを加熱する方法および装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5471034A (ja) |
EP (1) | EP0616486A1 (ja) |
JP (1) | JPH06320938A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011247146A (ja) * | 2010-05-25 | 2011-12-08 | Nikki Co Ltd | Lpg加熱装置 |
EP4295378A4 (en) * | 2020-12-28 | 2025-07-09 | Littelfuse Inc | PPTC ACTUATOR HEATING DEVICE |
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---|---|---|---|---|
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JPH0855673A (ja) * | 1994-08-10 | 1996-02-27 | Murata Mfg Co Ltd | 正特性サーミスタ発熱装置 |
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DE4434613A1 (de) * | 1994-09-28 | 1996-04-04 | Behr Gmbh & Co | Elektrische Heizeinrichtung, insbesondere für ein Kraftfahrzeug |
DE69636245T2 (de) * | 1995-08-07 | 2007-04-12 | Bc Components Holdings B.V. | Mehrelement-ptc-widerstand |
DE59710150D1 (de) * | 1996-02-29 | 2003-07-03 | Beru Ag | Selbstregelndes Heizelement |
DE19704352B4 (de) * | 1997-02-05 | 2005-04-28 | Josef Winter | Widerstands-Heizvorrichtung |
DE19706199B4 (de) * | 1997-02-18 | 2005-11-10 | Behr Gmbh & Co. Kg | Elektrische Heizeinrichtung, insbesondere für ein Kraftfahrzeug |
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FR2762958B1 (fr) * | 1997-05-02 | 1999-08-13 | Realisations Et Diffusion Pour | Dispositif de chauffage a elements resistifs a coefficient de temperature positif |
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WO2002021992A2 (en) * | 2000-09-12 | 2002-03-21 | A.T.C.T Advanced Thermal Chips Technologies Ltd. | Surgical cauterizing instrument particularly useful as a cauterizing scalpel |
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